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81.  突然炎のごとく(1961) 《ネタバレ》 フランスっぽいわねー。 カトリーヌは徹底して自分の欲望に正直、ジュールはそんなカトリーヌを心底崇拝、一番普通の人の感覚に近いのがジムかしらね。 一見「自由奔放で魅力的なカトリーヌをめぐるオトコ2人」という構図だけど、実は「精神的同性愛と言ってもいいくらいのジュールとジムの強い絆に割って入れないカトリーヌ」という見方のほうが正しいような気がするわ。 とにかくワガママ炸裂の恋愛に「やっぱりおフランスはスゴイわねー!」とか思ったけど…よく考えたら谷崎潤一郎の『卍』とかソックリよね。 あっちは光子をめぐる園子とそのダンナっていう構図だけど。 …恋愛にルールは不要だとも思うけど、やっぱり人様に迷惑かけちゃダメよ!とか思っちゃったアタシは…やっぱりただの凡人ね。 ホホ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-26 14:39:20)(良:1票)

82.  ビッグ・ウェンズデー 《ネタバレ》 冒頭パーティーシーンあたりのハチャメチャっぷりにアタシはイキナリ引きまくったんだけど…その後の展開はオトコの友情を扱ったオーソドックスな青春映画って感じで悪くなかったわよ、波乗りシーンの美しさも相俟って。 …なかなか大人になりきれないマットのナイーブさも、我が道を行くリロイの自由奔放さもそれぞれ魅力的だけど、結局一番普通なジャックに惹かれちゃうアタシは…やっぱりただの凡人なのね。 ホホ。 でも…コレって映画だからいいけど実際アタシがこんなサーファーの彼女だったらけっこうイラッとすると思うのよね。 波乗りとかどうでもいいからちゃんと仕事してよ!みたいな。 その点マットのことをよく理解した上で優しく母性で包み込むペギーは…いいオンナよねー。 アタシも見習わなきゃ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-25 13:37:41)

83.  吉原炎上 《ネタバレ》 吉原に生きるオンナたちの情念がオドロオドロしく入り乱れて展開していくわけだけど…やっぱり圧巻は西川峰子の「ココ噛んでえ」ね。 映画史に残る名シーンだと思うわ、強烈すぎて。 …最初はオドオドしてた若汐も、紫になる頃にはドップリ女郎の世界に染まっちゃって花魁道中を夢見るようになるんだから…オンナってのはわからないものね。 古島財閥の若サマも結局は「娼婦だけど心は純真」っていう「幻の女」を追い求めたあげく財産を食い潰したダメ男、「まだ純粋なお春チャンが紫のように花魁の世界に目覚めてしまわないよう今のうちに心中してしまえ、どうせ自分ももう落ちぶれるだけだし」的な大爆発は自分勝手にもほどがあるっていうか…。 ラストの名取裕子のなんともいえない表情…吉原が燃えたことで拠り所を失った不安なのか、ようやく心身ともに吉原から解放された安心なのか…。 坪坂(稔侍)と幸せになれるといいけど…どうかしらね。[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-03-23 15:25:43)(良:1票)

84.  ゲッタウェイ(1972) 《ネタバレ》 スティーヴ・マックィーンがひたすらカッコイイこの映画だけど、アタシは何気に男女の微妙なギクシャク感がリアルに描かれてるところに感心しちゃったわ。 その辺の恋愛映画よりもずっとうまくオトコとオンナの根本的な違いを捉えてるっていうか。 オンナってのは惚れたオトコのためならなんでもできるのよ。 気持ち悪いオジサンとベッドインとか銀行強盗とか人殺しとか、愛する人のためならなんでもない(正当化してるわけじゃなくってよ)。 変なトコでルールとか秩序とかモラルとかにいつまでも拘るのはオトコのほうよ。 50万ドル持ってさっさとメキシコに逃げればいいのに、なんで律儀にあのホテルに行くのよ!? 黒幕ベニヨンも殺したし、さっさと違うルートで逃げればいいのにねえ。 その点、オンナは自分に正直よー。 ブリジット・バルドーを50回くらい殴ったみたいな顔した獣医の奥さん(アバズレ)なんて動物並に本能的だし(ハロルドがお気の毒…)。 …アクションやカーチェイスの素晴らしさを堪能しつつも、男と女は基本的にまったく違う生物なのねって改めて痛感したアタシなのでした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-22 13:21:19)(良:2票)

85.  戦場にかける橋 《ネタバレ》 最後のクリプトン軍医の言葉にもあるように「戦争=狂気(madness)」というのがこの映画のテーマなんでしょうね。 捕虜収容所という極限状態では、なにかしら目的を持ってそれに突き進んでいないと精神的におかしくなってしまう…『大脱走』では脱走そのものが目的だったけど、脱走ががほぼ不可能なこの地では橋の建設がイギリス兵たちの心の拠り所になったわけで。 橋の建設自体は敵である日本兵に加担することになるにもかかわらず、ニコルソン中佐のもと捕虜たちは立派な橋を建設して、実際そのおかげで兵たちは正気を保って軍の規律も守られたし、敵である齋藤大佐とニコルソン中佐の間には橋を介して奇妙な友情さえ生まれてたと思うわ。 ただ…どれだけ独房に入れられても信念を曲げなかったニコルソン中佐なのに、みんなで困難を乗り越えて完成させた橋が爆破されるとなると正常な判断ができず、味方であるはずのイギリス兵の邪魔をして、敵であるはずの日本兵に爆弾の存在を知らせてしまう…。 強い精神力を持っていたはずのニコルソン中佐も、気づかないうちにこの橋(=捕虜たちのプライドの象徴)に依存してたんでしょうね…。 人間の精神は、戦争のような極度のストレスを耐えうるようにはできてない…まさに「戦争=狂気」なんだと思うわ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-16 13:05:39)

86.  ハーヴェイ 《ネタバレ》 ほのぼのしてていいわねー。 中年のオッチャンが目に見えない巨大なウサギを紹介してきたら間違いなく気味が悪いし、アタシもヴィータのように精神病院に相談に行くかもしれないけど、ちょっと待って!! ハーヴェイが見えるってことはある意味「選ばれし者」ってことなんじゃ…。 だってエルウッドは終始悩みゼロで幸せそうだし、院長先生も見えるようになった途端にいい人になっちゃったし。 タクシー運転手の話じゃないけど、この世知辛い世の中イライラしながら正気でいるよりも、ハーヴェイとお友達になったほうがハッピーな人生を送れるかもね。 「ハーヴェイが見える=気が触れる / ボケる」なんて思って見るといろいろ考えさせられたりもするけど…この映画の場合、あんまり深く考えずほのぼのした気持ちで見るのが正解でしょうね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-03-15 15:36:15)

87.  失われた週末 《ネタバレ》 怖いのね、アルコール依存症って。 友達が集まったときくらいしか飲まないアタシは、アルコール依存症って大酒飲みってこと??くらいにしか思ってなかったけど…これは完全に精神疾患ね。 不安の要因をどうにかしないと完治はしないだろうから、ドンがちゃんと本を書き上げて、なおかつそれが大ヒットすることを祈るわ…。 ってことで…希望は感じさせるけど、そうハッピーエンドでもない気がするのはアタシだけ? ところでこの映画を現代版にリメイクするなら主人公はやっぱり麻薬中毒患者になるのかしらね? アルコール→大麻→覚醒剤→コカイン…なんだか依存の対象がどんどんヘビーになってる気がするわ…。 何かに縋らなくてもいい平穏な生活が送りたいわね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-13 15:28:48)

88.  恋のためらい/フランキー&ジョニー 《ネタバレ》 大人になればなるほど恋には臆病になっていくものよね…。 世間のしがらみもあるし、それなりに経験も重ねてるから現実的にもなってるし。 その上過去に壮絶なDVを経験して子供の産めない体になってしまったフランキーがなかなか恋に前向きになれないのは至極当然だと思うわ。 でも!妊娠してる女に暴力をふるうようなクズのためにいつまでもフランキーが孤独でいる必要なんてないのよ! 思いっきり幸せになって見返してやらなきゃ!! …ツライ過去を乗り越えるには時間がかかるし、一歩を踏み出す勇気も必要だけど、ジョニーのおかげで少しだけ前向きになれたフランキー…今度こそ絶対ハッピーになってほしいわ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-11 14:26:24)

89.  愛と哀しみの果て 《ネタバレ》 メリル・ストリープ主演ってことで、見る前から彼女のドヤ顔がチラついたけど…案の定さすがの演技力ね。 彼女の迫真の演技のせいで、カレンがデニスに不満をぶつけたときなんて、アタシも思いっきり感情移入しちゃったわよ。 孤独を愛するって言えば聞こえはいいけど、結局のところデニスは責任を負いたくないだけでしょ。 普段は一人の時間を楽しんで、気が向いた時だけ女の元に通って…いいわよねー、男はそんな自分勝手なマネができて。 ひたすら待つしかない女の身になって考えたことあんの!?ってなもんで。 結局デニスは独り身の自由を犠牲にする決心はつかなかった…それがカレンにとっては「お前にはそれほどの価値はない」って言われてるようで辛かったんだと思うわ。 そもそも酸いも甘いも噛み分けたカレンは、本気で結婚という形にこだわってたわけじゃないのよ。 本当に愛されてるっていう実感がほしかっただけで…。 ただ!コーヒー農園が火事になったって聞きつけてやってきたデニスは、それこそカレンと離れたくないがためにもう一息でプロポーズしそうな勢いだったのよね…。 「行かないでくれ。結婚しよう!」みたいな。 それなのに突然死んじゃうから、残されたカレンもひたすら呆然とするしかないっていうか…。 こういう悲しさって長引くのよね…。 カレンが早くデニスの死から立ち直ってくれることを祈るわ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-10 21:14:08)

90.  風と共に去りぬ 《ネタバレ》 素晴らしかったわー。 4時間近い超大作なのに全然退屈することなく一気に見れたってだけでもスゴイのに、ヴィヴィアン・リーの美貌にクラーク・ゲイブルのオトコの色気!! ホント見て良かったわ。 スカーレットはアレね、波乱万丈な人生を歩まずにはいられないオンナなのよ。 トラブルを起こさずにはいられない性分っていうか。 幸せになると退屈しちゃって問題を起こすの。 だって逆境に立たされた時のほうがイキイキしてて魅力的なくらいだもの。 アシュレーのことも最初から愛してなんかなかったわよ、手に入らないから固執してただけで。 そこにあるのはオンナとしてのプライドと、自分と正反対のオトコへの憧れ(ナイモノネダリ)だけよ。 (そんな問題児スカーレットをありのままに受け入れて深く愛したのがアシュレーの妻メラニーだったってのも、聡明で芯の強いメラニーが実はスカーレットのママによく似てるってのも…なんだか深いわー。) レットも慎ましやかな幸せでは満足できない性質のオトコだから、この二人はホントに似た者同士なんだけど…どっちもがトラブルメーカーだから上手くいくわけないのよね…。 案外数年後にはレットがひょっこりタラの地を訪れてヨリ戻してたりしそうな気もするし、二人の腐れ縁は一生続きそうだけどね…。 ところで!アタシがスカーレットだったら、あの虚言癖アリのプリシーって黒人メイドは5往復ビンタくらいしてるわね。 キーキー声もやたらイライラしたわ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-03-09 17:36:01)

91.  カクテル 《ネタバレ》 アラ、意外と評価低いのね。 実はトム・クルーズが生理的に苦手なアタシだけど、ウン年ぶりに見たら案外楽しめたわよ。 もちろん酒瓶ポンポン放り投げるド派手パフォーマンスをアッサリ習得してたり、リゾートで偶然出会ったカワイコちゃんが実は大金持ちのお嬢様だったりとツッコミどころは満載なんだけど、イキってる若者が挫折を経験しながらも恋と友情によって成長していくストーリーは、80年代特有の妙な安心感もあってアタシは悪くないと思ったわ。 劇中に流れる音楽もとっても懐かしかったしね。 …開店したばかりのバーにもうすぐ生まれてくる双子の赤ちゃん、ジョーダンは勘当されちゃったし若い二人にはまだまだ紆余曲折ありそうだけど…なんとか幸せになってほしいわー。 って完全な保護者目線がアタシも立派なオバチャンね。 ホホ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-03-08 12:17:02)

92.  グランド・ホテル 《ネタバレ》 主要キャラが5人もいると収拾つかなくなっちゃうんじゃ…って最初は思ったけど、全然そんなことなかったわ。 頑張らなくても5人それぞれのストーリーがすんなり追えたってことは、やっぱり映画自体の作り方が上手なんでしょうね。 アタシは今回が初グレタ・ガルボだったんだけど、やっぱりスゴイのね、オーラが。 情緒不安定で精神的に脆そうなグルジンスカヤの「大スター!だけどオンナ…」みたいな雰囲気…アガルわー。 これでもかってほど掛けられた紗も「往年の大女優」って感じでステキだったし。 あと現実的だけど根は優しいマテリアル・ガールのフレムヘン役がとってもよくはまってたジョーン・クロフォードも良かったし、紳士的なコソ泥男爵も、瀕死だけど豪遊中の帳簿係のオッチャンも、お猪口の裏並みに器が小さい社長さんも、それぞれちゃんとキャラが立ってて。 …すべての登場人物がほかを邪魔しない程度にちゃんと目立ってるってことが群像劇では大事なんでしょうね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-07 16:26:29)

93.  グッドモーニング,ベトナム 《ネタバレ》 これは…英語がわからないと価値半減どころか1/3くらいになっちゃうわね…。 ロサンゼルスで育ったエセ日本人のアタシは『オズの魔法使』のパロディとか懐かしくって大笑いしちゃったけど、一緒に見てた友達は「何が面白いの??」って感じだったし。 …ベトナム戦争を扱った「異色作」なわけだけど、アタシはベトコンであることをクロンナウアに隠してた少年トワンの涙ながらの訴えがこの映画のすべてな気がするわ。 結局はアメリカ人の善意の押しつけが元凶なのよね…。 現地の人々や文化をまるで無視した「俺サマの言うとおりにしろ」的なアメリカの外交・軍事介入の稚拙さ・強引さを、ロビン・ウィリアムズのキワどいDJっぷりの影でチクリと批判してみせたこの映画…アタシはけっこうスゴイと思うわ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-01 15:44:04)(良:1票)

94.  大脱走 《ネタバレ》 戦争モノは苦手なクセに、名作映画だから一応見ときましょってコトで今回見ることにしたんだけど…イキナリ流れる軽妙な音楽にアタシは(イイ意味で)拍子抜けしちゃったわよ。 イギリス・アメリカ・オーストラリア・ポーランドと多国籍なオトコどもが協力しての脱走劇はむしろ楽しげで、捕虜収容所のドイツ軍もけっこう紳士的だし、途中までは「なんかアンタ達…楽しんでない??」って感じだったけど、収容所を出てからはそう甘くはなかったわね…。 冷徹なゲシュタポによってジリジリ追いつめられる緊迫感、目の前で射殺される友人の姿、50人大量虐殺…やっぱり戦争って異常よね…って案の定アタシは凹んじゃったんだけど、でも!見終わった後そんなに落ち込まずにいられるのは、ダニー・ウィリー・セジウィックの3人は逃げきったっていう事実と、連れ戻されてもまるで屈した気配のないヒルツの鋭い眼光のおかげかしら。 独房に響く壁当てのボールの音は残された彼らの希望を象徴してるようだったわ。 …オンナっ気まるでナシの「男子映画」だけど、アタシも見て良かったわ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-24 20:11:38)

95.  キリング・フィールド 《ネタバレ》 戦争モノを見ると尋常じゃないほど気が滅入っちゃうアタシは、この手の映画はなるだけ避けてたんだけど、今回意を決して見てみて…まあ良かったと思うわ。 生々しい描写もたくさんあったんで案の定かなり凹んだけど、歴史から眼を背けず過去の悲惨な出来事から学ぶって姿勢も大事よね。 ところで…どうしてアメリカってのは他国のことにイチイチ首突っ込みたがるのかしらね?? どうせ事態が悪化するだけだし、かえって迷惑なのに。 …自国の利害と政治的思惑のためにカンボジア内戦を利用しようとしたのもアメリカ、その凄惨な状況を世界に伝えようとジャーナリストたちが奮闘したのもアメリカ、でも…どっちにしろ結局エゴしか感じないのはアタシだけ?? もちろんシドとプランの友情にケチつけるわけじゃないんだけど…なんかどうもスッキリしないのよね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-16 16:05:04)

96.  炎のランナー 《ネタバレ》 この音楽ってこの映画のテーマ曲だったのね!?ってのっけから軽くビックリよ。 実在した陸上選手たちのお話ってことだけど、メイン2人が差別を撥ね返そうと必死なユダヤ人と宣教にすべてを捧げる生真面目青年ってことで…アタシたち日本人にはなかなか感情移入しにくいのよね。 そもそも陸上競技は短・長距離ともに1ミクロンも興味がないアタシ…最後まで見れるのかしら??って途中で心配になったけど、信念を持ってなにかに没頭できるってある意味とっても幸せなことよねーとか思って見てたらけっこうアッという間だったわ。 それが反骨精神だろうと信仰心だろうと、なにか絶対的に信じられるものがある人はやっぱり強いのかしら?? ってことでお人好しのモンタギューくんは案の定メダル無しだったわけだけど…アタシ的にはモンティって呼ばれて慕われてた彼が一番好きよ、人として。[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-02-14 16:49:01)

97.  誰が為に鐘は鳴る 《ネタバレ》 メチャクチャ有名なタイトルにかなり期待して見たんだけど…やっぱりアタシは戦争がらみの映画はどうも苦手みたい。 爆破作戦に移ってからはテンポよく進むしハラハラドキドキもするんだけど、そこまでが長い長い。 おかげでアタシは、下側だけ妙に長いゲイリー・クーパーの睫毛とか余計なことばっか気になっちゃって…これも平和ボケしすぎたせいなのかしら?? マリアの恋もちょっと唐突よね。 人間は極限状態に置かれると子孫を残そうっていう本能が働いて惚れっぽくなるってのはホントらしいけど、そんなもん経験したことないアタシはお父さんほど年の離れたオッチャンにベタ惚れなマリアにもイマイチ感情移入できなくって…イヤ、息を呑むほど美しいイングリッド・バーグマンの「お鼻が邪魔しちゃう」発言も激カワだったし、ラストの悲痛な半狂乱シーンなんてアタシもしっかり貰い泣きしちゃったんだけど…なーんかねえ。 まあ一度は見ときたい名作映画がようやく見れたってことでヨシとしましょ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-02-12 15:52:30)

98.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 ひたすら暗い、暗すぎる…。 でもヒューマンドラマな出来はとってもイイと思うわ。 アタシはとにかくジョーカーが心配だったんだけど、ヒース・レジャー版も素晴らしいじゃないのー。 ジャック・ニコルソンのイメージがあまりに強すぎるジョーカー役は、ヒースみたいな若手俳優には荷が重いんじゃ…なーんて心配は無用だったわね。 イカレっぷりがゾッとするほどリアルで、ジャック・ニコルソンとはまた違ったジョーカー像を見事に作り上げてくれた感じ。 ホント惜しい人を亡くしたわ…。 あとは、本来ならジョーカー演ってもいいくらいイカレ役が大得意なゲイリー・オールドマンが珍しく真面目に演じるゴードンはじめ、バットマン・アルフレッド・フォックスあたりは前作に引き続きそれなりに良かったし、トゥーフェイスもソツなくこなしてたんだけど…レイチェルはどうしちゃったの?? しばらく見ないうちにえらくブサイクになっちゃって…。 映画一本につき一人くらいは美女が見たいアタシとしては、この前のケイティ・ホームズでも若干不満だったのに、マギー・ギレンホールはないわー(ファンの皆様ゴメンナサイ)。 タイトルから「バットマン」の表記が消えたのもアタシ的にはちょっとガッカリだし、前作同様もう少しエンタテインメント性があってもいいとも思うので…まあ7点かな。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-02 16:49:34)

99.  バットマン ビギンズ 《ネタバレ》 まあ良かったんじゃないかしら。 シューマッカー監督で一気にダサくなったバットマンシリーズが、ノーラン監督で見事に復活って感じね。 アタシ的にはバットマン誕生秘話みたいなプロローグ的なストーリーは若干説明臭く感じなくもなかったけど。 完全無欠なヒーローの過去とか秘密を辻褄合わせするのって、アメコミ映画としては禁じ手な気がするのよね。 ありえない話でもイイ!理屈抜きでオモシロイ!!って思わせてほしいっていうか。 クリスチャン・ベールは良かったと思うわよ。 歴代バットマンの中でも断トツ「役者」って感じで。 アルフレッドは…マイケル・ケインが悪いわけじゃないんだけど、前のマイケル・ガフがブルースを呼ぶときの「Master Bruce」っていう優しい声(マイケル・ケインは「Master Wayne」って呼ぶの)が大好きだったアタシとしては…なんか残念だったわ。 ケイティ・ホームズも悪くはなかったんだけど、歴代ヒロインに比べると圧倒的に華がないのがこれまた残念ね。 あと渡辺謙がメイン黒幕かと思ってたら出番はあれだけなのね。 まあ冷静に考えたらリーアム・ニーソンが渡辺謙の手下役なんてありえないか。 そのリーアム・ニーソンはいい人そうなお顔立ちが邪魔してか、凄みのある悪役って感じではなかったし。 でも…相変わらず渋くて粋なモーガン・フリーマンとか、なんか憎々しいルトガー・ハウアーとか、珍しく控え目な演技だったゲイリー・オールドマンとか、脇を固める役者が悉く名優ぞろいで、ドラマとしての新たなバットマンの魅力が見れたのは収穫だったんじゃないかしら。 アタシとしてはもうちょっとエンタテインメント性もほしいとこなんだけどね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-29 17:29:20)

100.  バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲 《ネタバレ》 キャストも豪華だし制作費もタップリかけてるのに、なんなのかしら!?このテレビ映画並みのチャチさは…。 ジョージ・クルーニーのバットマンはアタシ的にはナシだわ。 マスクかぶったときの口元がなんか汚いのよね。 今回も声が渋くてセクシーだったヴァル・キルマーで良かったのになー。 Mr.フリーズはシュワちゃんが「悪役やってもいいけど、根はいいヤツにしてね」ってゴネたのかってくらい中途半端だし、キャットウーマンを意識してるっぽいユマ・サーマンは見事な空回りっぷりでミシェル・ファイファーに完敗よ。 バットガール役のコなんて素人かってほど演技ベタだし、顔もなんか歪んでない?? 大体イギリスからはるばるやって来たって設定なのになんでアメリカ英語なのよ!? ホント今回のバットマンは…とるトコないわね。 前作もイマイチだったし、これはシューマッカー監督のセンスの問題なのかしら? 次からのノーラン監督に期待してみましょ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-01-27 16:52:23)(笑:2票)

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