みんなのシネマレビュー |
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82. 名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊 映像美に監督の思い入れは伝わってくるものの、名探偵コナンが浮かんでくる筋書きで「可もなく不可もなく」そのままの作品。[インターネット(字幕)] 5点(2025-03-06 00:03:51) 83. 日本人の勲章 知識無しでの視聴。 これは傑作。善玉、悪玉それぞれを演ずる名優達に喝采。 日系アメリカ人に対する感情は実際あったものなのでしょう。当時にそれを描いた異色作。 「ミクロの決死圏」に次ぐ邦題の傑作でもあります。[インターネット(字幕)] 9点(2025-03-03 23:59:45)《改行有》 84. 落下の解剖学 知識無しで視聴。 夫の死因への興味で、「知らんがな」ため息出る痴話喧嘩模様並びに裁判のレスバ模様をひたすら我慢した甲斐が全く無い結末に、ダラダラ時間かけて何見せられたのか腹立たしい。こんな愚作に脚本賞与えた責任者の顔が見たいものです。[インターネット(字幕)] 3点(2025-03-02 14:39:03)《改行有》 85. マクベス(1948) 原作未読 他愛ない話、見づらくオーソン・ウェルズ以外の識別つかず、粋さの無いごちゃごちゃ飾り立てた台詞。 目を開けているのがやっとでした。[インターネット(字幕)] 2点(2025-03-01 22:59:43)《改行有》 86. 旅路の果て ミシェル・シモン、ルイ・ジューヴェに圧倒されたひとときでした。 片やほら吹き、片や女たらし。 それぞれの人生の幕引きはほろ苦いものですが、演劇が人生そのものだったと思わされます。 「ワインを減らされるのは歯が抜けていくのと同じ」を始めとした数々の粋な台詞は当時のフランス映画ならではですね。[インターネット(字幕)] 8点(2025-03-01 00:00:03)《改行有》 87. 赤い子馬 子馬を巡っての少年(ボー・ブリッジスなのに仰天 +1点)の成長物語なのでしょうが、成長を実感できません。 彼を盛り立てるはずの両親、祖父、ビリー、それぞれが個性に乏しい出来の良くないホームドラマでした。 原作者スタインベックはこんな脚本しか書けなかったのか、一番ビックリしたところです。[インターネット(字幕)] 4点(2025-02-27 22:53:49)《改行有》 88. ターミネーター T-800の目の赤色が消える最期以外全て忘れています。 何十年振りかでの視聴でシュワちゃんの圧に圧倒され通し。 ストーリーはベタながらもラストショットの走り去る車に鳥肌が。 AIが人類を制圧する未来がやがて来たりして・・・思いがよぎるのは取り越し苦労でしょうかね。 映画史に名を残す名作というのは紛れも無いものでした。[インターネット(字幕)] 8点(2025-02-26 22:35:22)(良:1票) 《改行有》 89. 復讐の荒野(1950) 誰が誰に復讐するのかなかなか分からず皆が好き勝手に言ってるのにウンザリ。 そこが分かって「さぁ、これから」気を取り直したのですが、何の盛り上がりも無く終わってしまったのに呆れるのみ。 名匠と名優の共演も期待外れな作品。あぁ、残念。[インターネット(字幕)] 4点(2025-02-26 00:06:17)《改行有》 90. 猟奇島 レスリー・バンクスありきの作品。偶然にも3日前に観ていましたが別人のように思えます。 登場シーンから既にただならぬ存在感、紳士然としながら妖気を漂わせる眼力が物凄い。 迫力満点なマンハント(舞台がセットというのに+1点)の展開を経た結末は予定通り。 瑞々しいジョエル・マクリーも拝めた満足の一品です。[インターネット(字幕)] 7点(2025-02-22 18:16:26)《改行有》 91. フォードvsフェラーリ 《ネタバレ》 皆が実在人物とも知らず。 マイルズ優勝確定「やったー」→腐れ重役さんの減速指令「ハァ、何言うとるんじゃ」→当然無視して優勝やね→そんなアホな事あるかいな! 信じがたい展開の中で飄々としているマイルズに後光が差していました。 フェラーリ視点がほぼ無かったのが物足りないところです。[インターネット(字幕)] 7点(2025-02-22 17:48:33)《改行有》 92. ミステリー・ストリート 《ネタバレ》 性根の腐った女性ダンサーが殺されるのに不謹慎ながらスカッとしました。 ハーバード大学法医学教授が河原で発見された白骨死体から性別、年齢、死亡日、職業、妊婦を言い当てるのに、当時に観た方の驚きが想像出来ます。「先生は頭で、警察は足で」事件を追う二人三脚ぶりに好感。冤罪をかけられる者あり、途中で分かる真犯人と彼を強請る家主の女性(エルザ・ランチェスターのイヤらしさが絶品)ありのベタながら結末まで一気見でありました。ジョン・スタージェス監督作が意外な小品佳作。[インターネット(字幕)] 7点(2025-02-20 22:22:01)《改行有》 93. 凱旋門 大戦前夜のパリを舞台にした名匠作品でシャルル・ボワイエ、イングリッド・バーグマン共演、更に更にチャールズ・ロートンも出演とは「あらまぁ」再生前からコーフンしてたのですが。何がダメだったのだろう。舞台の不穏な様子が極薄。バーグマンの既視感ある自分可愛い身勝手二股女の鉋屑に火を点けたかのような語り口。そしてチャールズ・ロートン全くの無駄遣い。 出来の悪いメロドラマにガックリで、ボワイエ、ロートンの2ショットが観れたのは良かったと自分を慰めています。[インターネット(字幕)] 4点(2025-02-19 23:21:05)《改行有》 94. 巌窟の野獣 ヒッチコック作品とは知りませんでしたが、納得出来る面白さでした。 モーリン・オハラ、デビュー作と言うことですが、19歳には見えない堂々とした演技に拍手。 彼女を見いだしたチャールズ・ロートン、領主・治安判事にして強欲極悪おまけにヒヒ爺という十八番な役柄を淡々とこなしています。 更に心を病んでたというのは、まともな神経は持ってないものの病的さは感じられなかったのが -1点。 それとあのヘンテコなメイクはどうにかならんかったのか -1点。[インターネット(字幕)] 8点(2025-02-19 12:17:50)《改行有》 95. 恐怖の足跡 知識皆無での鑑賞。 白塗り男は出てくる予感通りに登場して怖かった。 三途の川を渡る事に考えが及んだ哲学的で(大げさかな)不思議な作品でした。 後の多数の著名な監督が影響を受けた作品だというのに 無限へぇ であります。[インターネット(字幕)] 7点(2025-02-18 01:00:29)(良:1票) 《改行有》 96. 奇妙な扉 《ネタバレ》 いやぁ、面白かった! 80分の尺にギッシリ詰まった物語がよそ見出来ないテンポの良さで綴られます。 漂うゴシックホラー感は仕掛け満載忍者屋敷のような城もさることながらチャールズ・ロートンの存在に尽きます。 フランス大貴族らしい自分だけエエもん食べてはち切れんばかりの巨体とアンパンマンの如きお顔。(役作りでなく元からの体型) 全ての台詞まわし。自分(だけ一方的に)愛した女性が自分の兄と結ばれ出産時に亡くなり、兄と姪への歪んだ異常な逆恨みと母親そっくりの姪への哀愁漂う愛憎模様は天下の名優に相応しい。 ナイフで背中を一刺しする時の何とも言えない顔+1点はリプレイタイム。 もう一人のお目当てボリス・カーロフは意外にも大活躍で、水戸黄門の弥七(だったか?)危うしの天井が下がってくるシーンを思い出した左右から迫り来る壁の危機にはベタでも手に汗握りました。 美男美女2人の臆する事無い演技にも拍手。 忘れ難い掘出物の逸品です。[インターネット(字幕)] 9点(2025-02-16 16:36:45)《改行有》 97. オリエント急行殺人事件(2017) 74年版鑑賞済み 大大大スターそろい踏みに比べれば格落ち感がありましたが、言うのは野暮なのでしょう。 私怨を私刑で晴らす事に対する作品の思いが旧作との大きな違いで、ちょっと芝居が過ぎる演出ではあったものの私はこちらを支持します。 旧作で感じた、ネットもない時代にサクサクと全員の身元を明らかにする違和感は本作でも同じでした。 ケネス・ブラナー野心作はまずまずの良作です。[インターネット(字幕)] 6点(2025-02-16 15:54:11)《改行有》 98. イコライザー THE FINAL 《ネタバレ》 70歳目前のデンゼル・ワシントンまだやるのか、半笑いで観ていました。 歳相応に不注意から痛手を受けリハビリ歩行でのお疲れ具合は笑いも消え共感持てるものでした。 街を牛耳るゴロツキ兄弟に天誅を下す内容は弟は言うに及ばず兄もスケール感がイマイチでしたが、無駄の無い脚本で見応えがありました。 舞台となったイタリアの情緒豊かな風景・街並みに+1点 住むのはムリでも1度は行ってみたい~。 ダコタ・ファニングが何者なのかが分かる粋なラストに+1点 そもそもが2でタクシーに乗せた夫婦の奪われた年金を取り戻すというのに「それで死体の山を作るのか・・・・」は言うたらあきまへんね。 迷った挙げ句観たのが正解だった良作。[インターネット(字幕)] 7点(2025-02-16 15:23:58)《改行有》 99. 関心領域 《ネタバレ》 ヘス宅が収容所の真隣にあるのが一番の驚きでした「ホントなのか、近すぎるよ」 これで子供達が湧いてくるであろう疑問「あそこから聞こえてくる声は? 何時も煙が出てるけど? 何をする建物?」にどう対応していたのか。これに対応するのは母親であってその存在が大きいかと。彼女の母親が一日で帰ってしまったのと併せてナチスが仕切るドイツ人でも価値観は一つじゃない事を思わせます。 庭の花々の煌びやかな色合いと収容所の茶色・灰色のくすんだ色。 壁一つ隔てた世界の対比が強烈な印象を残すのを見ると、やはり真隣なんでしょう。[DVD(字幕)] 6点(2025-02-16 15:01:05)《改行有》 100. セルラー 粉々にされた電話器を何とかしてたら携帯に繋がった。「ヘッ???」 野暮であり、それを言っちゃぁ話が先に進みまへんわ、ではありますが、小気味よく展開していく中でちょいちょい頭によぎったのが残念。 まさかのアクションでの身のこなしがサマになっていたウィリアム・H・メイシー > 胸糞極まる悪党ジェイソン・ステイサム > シワシワ泣き顔のアップに於いても貫禄あるキム・ベイシンガー、各々が印象深い好演でした。 洒落たエンドロールに+1点。[DVD(字幕)] 7点(2025-02-16 14:36:26)《改行有》
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