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プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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81.  天気の子 劇場公開時、評判を知ろうとレビューを軽くみると「恐ろしいほどのセカイ系」とのレビューが多数。 あぁ新海、今回は自分の趣味全開でやらせてもらえたのね…と思いつつどストレートなセカイ系はさすばにちょっと…と思い(&声優じゃない有名俳優女優のキャステイングも気にくわなかったので)劇場に脚を運ばなかったわけですが、今回地上波放送との事で視聴。 後半、覚悟していたその想像を上回るほどのど直球なセカイ系っぷりにはちょっとびっくりで、逆にここまでセカイ系だといっそ清々しい…と感心するレベル。 普通に評価すれば6点とかなんでしょうが、いまどき「セカイの命運より君一人が大事」というセカイ系特有の青臭いテーマをどストレートに描く姿勢はわりと嫌いじゃないのでプラス1点です。 とはいえ映画の出来としては「君の名は」には遠く及びません。 同じセカイ系であっても、一般の人が観る劇場映画なんだからあれくらいうまくそれを隠してほしいのですよ、えぇ。 あとは映画について細かい事をちょこちょこ書くと… まず前作よりさらに具体的に描かれる細かなリアル東京の姿には感動しました。 描かれる街があまりに具体的なので東京の地理に明るいかどうか…で受ける印象がだいぶ変わってくるのではないでしょうか? たとえば、冒頭の病院のシーン、彼女が新宿南口のあの病院から小田急の踏切を渡って代々木のビルに行くシーンわけですが、あのシーンで実際に「この踏切閉まると長いんだよな」とか「ここ右まがったひつじ屋おいしいんだよな」なんて事が頭に浮かぶかどうかでだいぶ映画の印象変わるんじゃないかな、と。 そう思うくらい具体的なややマニアックな新宿池袋田端近辺の街が描かれていて、個人的には好きでした。東京好きなんで。 あとどうしても言いたい日本の劇場アニメでよくある「興業のために声優を使わない事」に関しての問題です。 個人的には「キャスティングが嫌だからアニメ映画を観にいかない」人もいる事を制作会社には強く訴えたいのです。 平泉はネタとして割り切るとしても、本田翼はかなり残念。小栗の役は「これが平田だったら…」といちいち思わせてくれるし、じゃぁジブリのように声優嫌いなのかというと、花澤綾音というオタ向きな声優いじりして遊んでくるし、もうどうしたいのよ?と。 主要キャストについては知名度の高い俳優を使えという製作会社の意向なんでしょうが、こういうのはほんとーにやめていただきたい。 そんな中、主演の二人の演技はなかなかよかったと思います。 特に昨今売れてる森七については、今後普通に声優の仕事普通にやってけるよなぁ、と感心するほど。 まぁ主役の声がひどいと例えばプロメアみたいに「観てらんない」ような事態に陥る可能性が多分にあるわけで、そこはさすがに配慮したんでしょうけどね。[地上波(邦画)] 7点(2021-01-04 02:45:06)(良:1票) 《改行有》

82.  プロメア 何かの作品を作るとき「なぜこの作品を作るのか」という目標的なものがあると思うんだけど、残念ながらこの作品からはそれが一切感じられなかった。 話はほんとーにありがちで、キャラもステレオタイプ。 少なくともストーリーやキャラに評価すべきポイントは無し。 ジャパニメーションらしいアニメの動きはまぁ楽しいけど、TRIGGERが劇場版作ればこれくらいは当然でしょ…というレベルを一歩も超えてないし。 なぜか役者が起用されている声優陣も大問題で、松山ケンイチは声を張らないところは合格点にしても、声を張るシーンで明らかに圧が足りない。 熱いキャラだからフォルテッシモでないとだめなところがフォルテどころかメゾフォルテになっちゃってる。 これはダメでしょ。 脇の佐倉綾音がなまじ上手いだけに差が歴然だし、たとえばバーニッシュの脇役の檜山くらいの声の張り方ができないとね… 早乙女太一に関しては棒に近いレベルで論外。 一番問題なのは堺雅人で、声があまりにも堺雅人だし、そもそもあの体型の人があんな高くて細い声なのは物理的におかしいわけで上手い下手以前に「物理的に声がおかしい」というのはもはやネタレベル。彼がしゃべるたびにこっちは「ぷぷッ」となるわけで話が頭に入ってこないっていう。 総じて評価すべきポイントは全然ない残念なアニメ映画でありました。 ほんとに何のためにこれ作ったの???[インターネット(邦画)] 4点(2020-12-21 19:51:03)《改行有》

83.  エビデンス -第6地区- 映画の中で一番予算と手間がかかってるのがエンドロールっていう映画は多分史上初なのでは… 説明不足とか投げっぱなしとかいうレビューを見かけますが、バイオハザード的な映画やゲームをさんざん見慣れた現代人からすれば、この映画が説明不足って事はないと思います。まぁ普通に想像できるような事なんでしょう、これ。 でも、じゃぁ面白いか?…と聞かれると「いや、結局ありがちだし」とならざるをえないわけですが…[インターネット(字幕)] 4点(2020-12-20 13:02:11)《改行有》

84.  ハンターキラー 潜航せよ 《ネタバレ》 日本の映画サイトでまぁまぁ高得点なのですが、海外のサイトたとえばトマトあたりだと低評価。 さて、どんなもんか…と観たわけですが、なるほどこれは海外の評価の方があってるかな、と個人的には思いました。 タイトルからして潜水艦物だと思って観始めたこの映画、実際、序盤の潜水艦戦あたりまではかなり面白いんですが、しかし面白いのは序盤だけ。 ロシアでクーデター発生、潜入したシールズがそれを救出…と、なんかどこかで観たような要素満載の上に展開が散漫でありきたり。てか、たまたまシールズが行ったとこでクーデーターを目撃する…とかご都合主義にもほどがあります。 中盤以降、陸と海、並行して話が進むわけですが、いやどっちかに絞れよ…と思う流れの上にむしろ陸が主役気味にすら…一応原題的にも「これ潜水艦映画じゃなかったんかい!」と思わずつっこんでしまうわけです。 いや尺的には潜水艦の尺の方が長いですよ?でも長いだけで全然盛り上がらずでは、絶対これ潜水艦が主役じゃありません。 水陸でストーリーのフォーカスがぶれる上に既視感ありありの展開。しかもあれこれ話を欲張ったあげく、どうにもあっさりで盛り上がりにかけ…いやもう一捻り二捻りするでしょ、普通は…と説教したくなります。 序盤、急速潜航時に乗員が斜めに立っているシーンは、科学的には当然そうなるわけですが、しかし今までの潜水艦映画でおそらく描かれてないシーンで、これは面白いなと思いました。 あと米大統領が女性なんですよね。このあたりは時代でしょう。 とはいえこの大統領、どうするかを決断する会議のとき「艦隊も派遣するし救出作戦もやりましょう」って他人に言われた事を全部許可ってのは何も決めてないのと同じなのでは…[インターネット(字幕)] 5点(2020-12-19 20:58:53)《改行有》

85.  パリより愛をこめて いかにもリュックベッソン原案らしい安定の娯楽映画。 めちゃくちゃ褒める要素もないけど、娯楽と割り切ったわかりやすくよどみのない展開は、ほんとーに安心して観ていられる暇つぶしに最適の娯楽映画です。 まぁ逆に言えばわざわざ見る必要もないわけで、そこが弱いっちゃ弱いわけですが。 ハゲのトラボルタはなかなかかっこいいかも。まぁキャラのたて方が極端すぎて漫画チックですが、そこもまさにリュックベッソン印。 個人的にはちょい甘めで7点。 ところでこの映画ロッテントマトあたりでは酷評されてるのに日本ではまぁまぁ評判いいんですよね。 国民性の違いなんでしょうか?[地上波(邦画)] 7点(2020-12-04 15:51:50)《改行有》

86.  ボヘミアン・ラプソディ 日本で予想外の大ヒットをしたときに「Queenをよく知らない人もハマる」みたいな言われ方をしてましたが、少なくともそれは一部嘘です。 なぜなら私はハマらなかったから。 実際に映画を観た感想としては「わりとよくできたバンドの伝記物」であり、それ以上でもそれ以外でもありません。 映画としては起承転結もわかりやすくしっかり丁寧に作られていると思います。 しかし、あのクライマックスのライブエイドのシーン、あれ実際のライブエイドの演奏に合わせた物でしょうが、あそこでぶっちゃけ「なげーよ」と感じちゃうわけですから、明らかに私は映画にハマってません。 あそこで「ウォー!」と昂れるような人にとってはきっとすごく面白いんだろうなぁ…と思います。[インターネット(字幕)] 7点(2020-11-22 02:07:14)《改行有》

87.  ザ・フォーリナー 復讐者 私がこの映画をわざわざ吹き替え版で観た理由はシンプル。 ジャッキーチェンの声はやっぱり石丸博也じゃないと!だからです。 世代的にこのイメージはもう絶対固定なのです。 石丸博也もジャッキーも当然のように年を取ったわけですが(なにせ石丸博也は来年80歳)、しかしその健在っぷりは観ててうれしくなります。 で、映画ですが、ジャッキーらしいコミカルな動きのアクションはこの重厚な内容とちょっと折り合いが悪いかな、と思ったりもしますが、真摯な作りで合格点。 私が観たのは日本(中国)公開版なのですが、劇中に出てくるIRAがなぜかUDIという謎の組織名に置き換えられていたので頭の中で「UDI→IRA」という変換が必要なのが困り物でした。 西洋公開版ではそのままIRAらしいのですが、なぜアジア版は名前変えてるんでしょうか??不思議です。[インターネット(吹替)] 7点(2020-11-19 04:17:13)《改行有》

88.  残酷で異常 《ネタバレ》 最近特に増えた感のある「死んでループ」系映画の一つなわけですが、この映画が斬新なのは「死んですぐループ」ではなく、そこに一つ「謎のグループセラピー」みたいな要素が挟まってるとこです。 そしてこの一見グループセラピーに見える物、実は全然セラピーじゃなく、その実態は「酷い事をした人がそのシーンを永遠にループ」させられるという、一種の「追体験型ループ地獄」である事です。 死んでループではなく、地獄での追体験なので基本的に参加者はループから脱出できません。まさに地獄。 そういう意味では「一見「死んでループ系」なんだけど実はその構造は全然違う」映画なわけですが、そこは地獄の超パワー。 なんと死んだ後に過去の出来事を変更できたり、関係ない人も送り込めたりするわけです。 すげーな地獄! 目隠シストさんはこの地獄システムを「バグ」と解釈してますが、あれはバグじゃなく「反省をしっかりして他人に助けてもらえると褒美でやり直しさせてもらえる」系のシステムじゃないか、と。 つまり自殺して戻った彼も、新しくきた新人に助けてもらって真のやり直しさせてもらえる、っていう意味を含んだラストなんじゃないかと思ったり。 序盤で最終的に自殺する木の事にふれていて、明らかなご近所さん伏線なわけですが、となるとあそこにいる人、実は全員わりとご近所さんでうまくすると関われる人単位で部屋にまとめられてんのかな、とか思うのです。 地獄にくる犯罪者の数としては圧倒的に少ないので、多分細かく地域単位でまとめられてるのかなぁ、と。 だからうまくかかわると脱出のチャンスがある、的なものかな、と個人的には思います。 なかなか上手にまとめてるとは思います…が、芥川の蜘蛛の糸じゃないですが、地獄脱出物はどうしても説教臭くなるのが玉に瑕ですな。[インターネット(字幕)] 7点(2020-11-18 13:41:50)(良:2票) 《改行有》

89.  スカイライン-奪還- この映画登録されたんですね。 前作の衝撃のラストが大好きだった自分ですから、アマプラにこの映画が登録されたのを知った時にすぐに観たわけです。 そしたらもう…シンプルにがっかり 前作のラスト好きとしては、あの意表をついたラストからのヒーロー物のような展開を期待したわけですが…残念ながらこの映画は「いやそうじゃないだろう」と思うような内容がずっと続いてく上に、どんどんつまんなくなっていくっていう… あの衝撃のラストからの続きを期待して観た自分からすると「これじゃない感」がハンパない駄作となっておりました。 って、いや前作も一般的には十分に駄作なんで、ある意味これは当然の結果なんですけどね笑[インターネット(字幕)] 3点(2020-10-29 14:58:46)《改行有》

90.  キャビン・イン・ザ・ウッズ 他の方も書いてるように、比較的有名な他の映画の「原題」と同じ「邦題」をつけるとはどういう事なんだ?と。 こっちの原題にはキャビンなんて単語まったくないわけで、便乗商法もここまでくると立派かも…と思わせるひどさです。 内容については点数が物語る通りの低予算雰囲気自己満足映画。 まぁアマチュアのインディーズ映画だと思って観れば腹もたたないかもしれません。 投げっぱなしジャーマン!という言葉の意味を考えさせてくれる本映画ですが、実はこのサイトにも登録のある2017年の「アルカディア」と同じシリーズの映画で同じテーマを扱っています。 当然監督も同じだし出演陣もかぶってます。 そっちと合わせて観ればまた評価が多少変わるかもしれません。 いや大差ないと思うけどな。[インターネット(字幕)] 3点(2020-10-27 16:58:27)《改行有》

91.  ロスト・エモーション ありふれた「管理系ディストピア」映画の中で、この映画に何か特別な要素があるとすればその多くの撮影が日本で行われた事、くらいでしょうか。 残念ながら内容は陳腐で、それを情緒たっぷりに描く物だから展開も遅くなかなか観ていてつらいものがあります。 内容だけでみれば半分の時間で十分。 それが倍の時間になっているという事は、よく言えば「情緒たっぷり繊細」、悪く言えば「ダラダラ引き伸ばされてかったるい」映画なわけです。 海外では後者の評価が多いようですが、手垢つきまくった「管理系ディストピア映画」をいまさらわざわざ撮る以上、そこに何か新しい要素を期待するのは当然なわけで、残念ながらそれがない本映画の評価がそれほど高くないのはまぁ当然と言えるでしょう。[インターネット(字幕)] 5点(2020-10-07 09:42:20)《改行有》

92.  オリエント急行殺人事件(2017) なにしろ原作は有名ですから、読んだ事がある人は多いはずですし過去に映画化もされています。 つまりこの映画を観る人の2割や3割は犯人も動機も知ってるわけです。 他のミステリ映画(容疑者Xの献身?)のレビューでも書きましたが、犯人捜しが主題になるミステリ映画の場合、有名な原作のものほど苦しいわけで、最初からそもそもオチを知ってる人が多いのは映画にとって相当なハンデになってしまいます。 事実、私も今回この映画を観ていて途中のそれぞれの人の証言あたり全然興味もてませんでした。 そりゃそうです。犯人も動機も知ってるんですから「こんな事言ってるけど実際は…」と思うわけで興味もてるわけありません。 決して悪い映画ではないと思いますが、特にミステリ映画の場合「原作既読」「オチを知っている」のは鑑賞の上で相当厳しいなぁ…というのを改めて感じた次第です。[地上波(吹替)] 6点(2020-10-04 23:52:19)《改行有》

93.  ファイナル・スコア ダイハードは大量の安直模倣映画を生み出したわけですが、しかしその多くは当然のように駄作です。 そもそも「マネしよう」という志の低さの時点で傑作が生みだされるわけがありません。 しかしそんなダイハードパクリ映画の中にも「意外と悪くない映画」という映画が少数ながら存在します。 で、この映画はまさにそれです。 スタジアムを舞台にしたダイハード模倣映画といえばヴァンダムが消防士のアレを思い浮かべる方が多いと思いますが、この映画は少なくともアレよりは格段にマシな映画になっていて、いくつもの伏線の回収やらお約束のキャラ展開やら、もはや既視感の嵐のような内容ではあるのですが、しかしお約束は強し。 恥ずかしげもなくベタなキャラを配置しまくった本映画は、結果的にダイハードフォロー映画の中では一番面白い映画になってるんじゃないでしょうか? それにしても重要キャラである姪っ子の魅力の無さには驚くばかり。そんなとこでリアル追及しなくてもよくないですか?[地上波(吹替)] 7点(2020-09-24 15:55:10)《改行有》

94.  ペントハウス 例えばピラニア3Dのエリザベスシューなんかがそうなんですが、アメリカの映画を観ていると、若いときより今の方が魅力的なんじゃね?と思わせる女優さんの姿をちょくちょく見かけます。 この映画のティアレオーニもそうで、30代前半だったディープインパクトの時より40代半ばのこの映画での彼女の方が、なんていうんですかね、適度に色気が増してちょうどいい感じになってるって雰囲気でずいぶんと魅力的に感じます。 この「女優さんを見て中年以降の姿の方がより魅力的に感じる現象」、自分が年を取った事で単に守備範囲が上まで広がったせいなのか?それとも本当に魅力的なのか?その謎が解けません。 個人的にその理由について悩み続けている現象です。(自分が熟女フェチでない事は断言できます、いやロリでもないけど) まぁここ数年「石田ゆり子、昔よりいいんじゃね?」的なニュースが日本でも出たりしてますから、単に女性が年をとっても魅力を保ち続けるようになった…だけなんでしょうが。 森高千里とか年齢を考えると今のルックスは脅威的ですし…と話が完全にそれましたが、そうこれ映画のレビューでした。 ベンスティラー主演という事でもっと下品なコメディ的なものを想像していましたが、驚くほど手堅くまとまったクライムコメディでした。 逆に手堅すぎて突出した面白さには欠けるわけですが、誰でも気軽に楽しめる小品だと思います。 …見ろレビューがとってつけたようだ バルス![インターネット(字幕)] 6点(2020-09-18 14:29:34)(笑:1票) 《改行有》

95.  エベレスト 3D 1996年に起きたエベレスト大量遭難を扱った実話映画。 脚色はほとんどなく事実にかなり忠実に作られています。 監督は「2ガンズ」(能天気娯楽アクション)や「湿地」(陰湿地味ミステリー)と同じ人なんですが、映画の傾向がどれもこれも見事にバラバラ。 この人の作風って広すぎませんか…ある意味プロの監督なんだなぁ、と思います。 さて、なぜ事故が起きたのかを淡々と描くこの手のノンフィクション映画は世の中に沢山あるわけですが、他の映画と違いこの映画の登場人物は基本的に自己責任なんですよね。 「金払ってわざわざ危険な場所に行き、しかも身勝手な事をやって失敗する」というわけで基本的に同情の余地がありません。 例えば「ユナイテッド93」のような映画であれば登場人物に非は一切なく外部的な要因で悲劇に巻き込まれてしまうわけです。そこで起きる悲劇そして登場人物の必死な姿に真摯に魅入ってしまうわけですが、一方でこのエベレストのいような映画、この映画以外では「オープンウォーター」や「パーフェクトストーム」のような映画は、「お前らアホだろ」というシラけた目線でした映画を観る事ができません。 たとえば台風がきてるときにわざわざ川の中州でキャンプしてる人が事故にあったというニュースを聞いたときの印象と近い感覚ですね。 とにかくシラけるだけで気持ちが動きません。 で、気持ちが動かない映画というのはどうしたってつまらないのです。 ついでに言うとエベレストの商業登山による渋滞のひどさは最近でもちょいちょいニュースで見かけますが、そういうニュースを見る限り今はこの映画のときよりはるかにひどい状況のようです。 いやもう世の中馬鹿ばっかかよ、と。[インターネット(字幕)] 5点(2020-09-11 21:27:45)《改行有》

96.  ラザロ・エフェクト 《ネタバレ》 「科学者による怪しい実験→事故で当事者が対象に」 「死んだ人を生き返らせたら狂暴化」 「本来人間の脳は10%しか使われてないのに…的能力開花(これは都市伝説でそもそも人間の脳は広範囲に使われてます)」 「小さい頃のトラウマ」 …等々の使い古された要素をてんこ盛りにしたあげく、この映画ならではの特別なものは何もないという残念なシナリオ。 一言で言って「陳腐」 まぁわりと単純な娯楽ジャンルであるホラーである事を考えればクライマックスはギリ楽しめるのでかろうじて及第点とも言えますが、しかしあえて褒める要素がこの映画には本当にないのです。[インターネット(字幕)] 5点(2020-09-07 03:10:19)《改行有》

97.  ハロウィン(2018) 過去のハロゥインの続編やリメイクを全否定して、40年前の第1作の真の続編として作られたハロゥイン…らしいんですが、シリーズ全否定とか富野由悠季ですか…とツッコミたくなる映画。 で、その割に内容は「めちゃくちゃ普通」でして…なんかそのへんのホラー映画好きを集めて適当にありがちな話を考えたみた!みたいな超普通。 なぜわざわざこれ作ったの…[インターネット(吹替)] 5点(2020-09-06 17:11:48)《改行有》

98.  パスワード:家 《ネタバレ》 ちょっと映画としてのタイプは違いますが、シンゴジラあたりを観て「これは映画じゃない」とか言ってるタイプの人はには向いてない映画だと思います。とにかくまぁIT系の雑談が延々と続きます。 IT系に詳しい人は(あらあら知ってる事なので)前半40分はとばした方がいいような気がしますし、IT系に詳しくない人は(おそらく観るのが苦痛なので)冒頭40分はやはり飛ばしてもいいんじゃないか…とそう思ったりします。 ラストでほんとはどっちなの?と悩む人がいるそうですが、途中3時間後を観たシーンでドリンクを飲んだ後のグラスが3つ映っていて、ラストシーンでは3人が部屋に残りうち2人がお酒を飲み始めているので、要はそういう事です。 そんな偶然合致するような準備ができるわけないわけで。 あと、誰がもらしたんだ…というのはアレですよね、金が入りそう、と音声メッセージ送った人ですよね。あれをウオッチされてたんでしょう。多分。 僕がこの映画で一番びっくりしたのは監督です。 映画を観た後、この映画について感想が書かれたブログをいくつか観たのですが、日本の一個人のブログにいちいちスペインから監督がコメントしているのです。エゴサーチしてるにしてもすごすぎませんか! 昔mixi全盛の頃、ある曲について日記に書いたらアーティスト本人からコメントもらってびっくりしたことがあるんですが、それはあくまで国内の事。 遠いアジアの国のブログまでチェックしてコメントするなんて、そこまで真摯に観た人の感想をチェックしてる監督なんて観た事ないわけで、そのスタンスは素晴らしいと思いました。 という事で、僕が監督に言いたい事は一つ。前半部で伝えたい事があるのはわかりますが、観客が興味を持って聞いてくれるようにうまくまとめないと、スルーされるんで結局何も伝わらないよ、と。これです。長い取り扱い説明書を読まないのと一緒です。 ※追記※ なんて感じでレビューを書いていたら、ここにも監督からコメントがあったようです↑このサイト的に前代未聞の出来事なのでは…[インターネット(字幕)] 6点(2020-09-06 11:27:10)(良:3票) 《改行有》

99.  ラスト・ウィッチ・ハンター もっと安っぽい安直なB級映画を想像してましたが、思ってたよりははるかによくこの手の映画としてはアベレージ以上だと思います。ハンター系という事でブレイドやヴァンヘルシングなんかと同じ系ですが、それらよりは上(←個人の感想です) というか同系といいつつそれらはアクションに振った映画なんですがこっちはもうちょっと謎解き要素ファンタジー要素強めです。というかアクション弱め。なのでアクション好きな人には向いてないと思います。 〇序盤の飛行機のくだりとかなかなか期待させます…が中盤以降完全にありがちな並の映画に。 〇夢で…とかほんとありがちです。もうちょっと目新しいパターンってないんでしょうか 〇しかしクライマックス、思わぬところが伏線になってた事が判明。お、シナリオがんばってるね! 〇イライジャウッドは生粋の少年顔。一方でヴィンディーゼルの老けっぷりはもうただのおっさん 〇ヒロインの立ち位置のクロエ、もうちょっとうまく話に絡められなかったんでしょうか…存在感うすすぎ。[インターネット(字幕)] 6点(2020-09-04 16:50:21)《改行有》

100.  クライムダウン 《ネタバレ》 男3人女2人が山に行き危ない目にあうというシチエーションはこの映画の2年前にお隣フランスで作られたデッドクリフと同じなわけですが、映画の面白さで言えばこちらの方が断然上。 とはいえシナリオはこちらもかなり残念で、冷静に考えればかなりお粗末です。 まず(これは最後近くまで観ないとわからない事なんですが)そもそも主人公達が女の子を助けたのは間違いだったという事。 主人公達が女の子を助けなくても、あのお父さんですから十中八九女の子は助かっていたでしょうし、最悪の場合でも犠牲者は女の子1人で済んだはずで、そう考えると女の子を助けた事自体が間違い。 なにしろ女の子を助けた事で、主人公達一行に加え罪のない村人が大量に犠牲になっているわけですからバランスシートは大幅赤字です。 「少女を助ける」というお話の根本的な行動がそもそも間違ってるわけですから…そう考えると実にむなしい映画です。 細かく観ても問題は多く、例えば序盤ロープが足りないだの議論したあげく崖を降りるチームと二手に分かれるわけですが、山に慣れてない人が女の子つれてくのは危ないしそもそもロープ足りないならみんな一緒に山を下りろよ、と。 ここ明らかに作劇上の都合で二手に分かれたとしか思えないわけでさすがにどうかと思います。 それに何より後半です。後半でテイストが変わる事自体は必ずしも悪い事ではないと思います。 山で全部終わらせろよ、という意見もわかりますが、しかし後半でテイストが変わるのもうまくやるのであれば全然ありだと思うのです。 問題はそれがうまくいってない事で…そもそも交渉人用心棒チームが出てくるならそれが主人公達と共闘する…くらいでないとストーリー的に意味がないですよね。 あの用心棒とか最後まで主人公達と一切かかわらず、何のために出てきたのかわかりません。キャラとして出す意味がないのです。 というか「イギリスの傭兵は失敗しない」とかイキってた彼、視界の悪そうな豚の面かぶった犯人に瞬殺されてましたが…もうなんなのよ… あの豚お面も、途中で雑に村人ばんばん殺すし、あんたもはや目的忘れてますよ、と。 最後にしても犯人の処分は中途半端で描かれないし(いや殺されたんでしょうけど)、用心棒は微妙な顔でただ去っていくだけだし…で、あまりにもすっきりしない終わり方。 …とシナリオは穴だらけで特に後半は??って感じではあるのですが、でもまぁ最後までそれなりに緊張感をもって観る事ができたので前述のデッドクリフよりははるかにマシだと言えるでしょう。[インターネット(字幕)] 6点(2020-09-03 05:28:44)《改行有》

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