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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
81. フォーン・ブース 《ネタバレ》 短時間(撮影&上映時間)、低予算でも面白い映画は作れるんだよ!という心意気だけでもう好評価。最近の映画、みんな長いんだもん。なんも予備知識もなく観たんで、犯人がキーファー・サザーランドでビックリ。リアルタイム進行モノづいてるなぁって(笑)。7点(2004-04-28 21:59:57) 82. ティアーズ・オブ・ザ・サン アメリカが作る戦争モノとなると、政治的ニオイ云々を掲げたくなりますが、私はそのへんのことを取りはずして映画を楽しむことができるので…。どれだけいいかげんな特殊部隊モノが見れるかと思ったら、意外とまともに作っている。持っている銃とか、それら銃の使い分けとかはしっかりしていましたねぇ。任務を覆してモニカたちを助けたウィリスの動機も、あれこれ説明しなかったのは良かったと思いますよ。ヘンな感動を押し付けずに、ハデさとリアルさをほどなくミックスしたつくりに満足でした。7点(2004-04-28 21:37:01) 83. HERO(2002) 限りなく6に近い7。ドニーとジェットの最初の対決だけで満足してしまった。あとはマギー・チャンがキレイだったことくらい? 湖の上のワイヤーは精神戦と断ってたから、あれはあれでいいと思いますよ。あと、パートごとに色彩分けるのって好きだから、そのあたりも好印象。話は寝ない程度に興味もてたので、点数的にはこんなもんかと。 7点(2004-02-17 20:27:11)《改行有》 84. イノセンス CGでつくりこまれた背景にまず息を飲む。ルーカススタジオで録られたというサウンドが鼓膜を刺激。オープニングで観る者にショックを与えるには十分のビジュアルインパクト。 ただ、背景がリアルすぎて、アニメのキャラとマッチしないところも……。それは観るうちになれてくるからよしとしよう。前作に比べアクションも増え、ストーリーもシンプル。その辺は好感が持てたのだが、いかんせん押井が脚本までやるとセリフが理屈っぽすぎる。いちいち聖書や孔子、プラトンなどの言葉を引用。その内容を説明することもない。出演キャラたちは電脳で内容を検索できるからいいかもしれないけど、こっちはとんだおいてけぼりを食らうハメに。やっぱり脚本は伊藤和典がやるべきだったよ。そこだけが残念。 7点(2004-02-16 23:19:32)《改行有》 85. バッドボーイズ2バッド 《ネタバレ》 よっぽどアクション好きなヒトでないとツラいね、この映画。だって2時間以上アクションのみなんだもん。終盤の特殊部隊テイストの救出作戦が取ってつけた感が強くなったのが残念だけど、ハイウェイで霊柩車からバカバカ死体落すわ、解剖された死体に手ぇ突っ込むわでああいった、人によってはまゆをひそめてしまうシーンがアクセントになってて、眠くならずに済みました。マーティンのラリってる時も爆笑だったしね。やっぱラブストーリー絡まないと、ブラッカイマー作品は面白いなぁ。こういう金の無駄遣い映画、大好き! ところで、彼らがダン・マリーノから奪ったキャデラックの新車、『マトリロ』でトリとモーフィが乗ったのと同じだよね? たまたまカブっちゃったのかな?7点(2004-01-05 19:25:49) 86. M:I-2 ああ、俺ってトム・クルーズ好きなんだなって思わせてくれた作品。彼が主役じゃなかったら、こんな高得点あげてないもん(笑)。ジョン・ウーがどれだけトムをカッコよく撮ってくれるかを確認するために観に行った作品。概ね満足です。スパイ映画として観ちゃダメ。よくも悪くも、ウーちゃんはこれしか撮れないんだから。[映画館(字幕)] 7点(2003-12-08 22:09:13) 87. チャーリーズ・エンジェル(2000) 3人がポーズとるたびにダチョウ倶楽部の“ヤー!”を思い出し苦笑。監督の趣味なのか、プロデューサーのドリューの趣味なのか、モトリー・クルーやらワム!やら80年代の洋楽が流れ、そこに同時代性を感じ無性に嬉しかったなぁ。下品になるギリギリのところでとどめているお色気。アクションも悪くない。娯楽作品としては、なかなか良いのでは?7点(2003-12-08 21:58:15) 88. デッドコースター 《ネタバレ》 何かと不評なタイトルですが、ワタクシ的にはいいのでは?と思いました。その名が示す通り、前作にも増して疾走感が出ています。序盤はフェイント、後半は思いがけない人が死ぬ、という人の死に方のバリエーションが増えたところも好印象でした。前作生き残った人が意外とあっけなく死ぬ様もよかったし(あんまりキレイじゃないけど結構好きだったからショックにはショック)。予算が増えて、死に方がエグくなり残酷描写大好きな人は満足するでしょう。CG技術の進歩をしっかりモノにしている良作。オープニングも凄かったしね!7点(2003-12-06 19:36:40) 89. ザ・セル SFファンの誰もが夢想するサイコ・ダイブを見事に映像化してくれた。天然色と極彩色を併せ持った精神世界の見事な映像化に拍手。7点(2003-12-03 23:39:03) 90. タイムマシン(2002) ここもそうだけど、周りの評判も悪くてビックリした。確かに、想像をはるかに超えた展開です。悪いほうに取る方が多いのはわかります。でも、フロム・ダスク・ティル・ドーンみたいな映画を観てしまっている私には、あまり驚きではなかったんですねー。前半のロンドン(だっけ?)の世界観の美しさに見惚れ、後半のアクションにワクワクドキドキしました。単純に。同時期(ちょっと前か)に上映されたエピソードIIなんかより、全然面白かったと思ったけどなぁ。 7点(2003-12-03 22:54:51)《改行有》 91. I am Sam アイ・アム・サム 普段はこういう映画はあんまし観ないんだけど、予告を観たときサントラがビートルズ(の曲)と知って、あとミシェル・ファイファーが出ていたので観た。ミシェルも、ショーンも良かったけど、ダコタちゃんがみーんなもっていっちゃった(笑)。話が単純なので、子供に見せたい作品。オトナにはちょっと単純すぎる。だから役者が好きとか音楽が好きとかっていうとっかかりがないと、つまんないかも。7点(2003-12-01 19:09:02) 92. レクイエム・フォー・ドリーム 堕落、堕落、堕落……。ただ堕ちていくだけの映画。精神的に参っているときは、絶対にみてはいけません。細かいカットをつないだ映像を、何度も見せる手法は、この監督の得意技のようですね。πでも見られたし。クスリをやるときにその手法が見られるのですが、やったことのない私でも“ああ、あんな感じなんだろうなぁ”と思える説得力がありました。7点(2003-11-28 20:02:50) 93. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!栄光のヤキニクロード 《ネタバレ》 いいトシこいて映画館に観に行きました、カミさんと(笑)。確かに、オトナ帝国やアッパレ戦国に比べ今回は涙ちょちょぎれはなかったけど、エンディングでの食卓に家族の尊さがにじみ出ていて、なんだか心地よい気分にさせてくれましたよ。途中で出てくるモーホーあんちゃん、GOグループの大神源太兄キだよね?ね?あそこにハマっちゃって、腹よじれて身動き取れなくなった。 7点(2003-11-27 21:37:53) 94. 007/ダイ・アナザー・デイ CGに頼りすぎ、氷河サーフィンのシーンはたしかに“?”だったが、それだけで駄作と決め付けるには惜しい作品。ステルスカーや指輪といったガジェットに目をキラキラさせ、レーザー飛び交う格闘シーンで手に汗握ったわけだし、自分としては。今までの定石を踏まえつつ、スケールアップには成功しているので、素直に評価したい。 [映画館(字幕)] 7点(2003-11-26 17:20:43)《改行有》 95. the EYE 【アイ】 《ネタバレ》 似てますね、主人公の女の人が本上まなみに(笑)。トム・クルーズが脚本買い取ったんでしたっけ(真偽不明)?いい出来です、まじで。なぜ幽霊が見えるようになったか、そのバックグラウンドに違和感ないし、電車の中で主人公がある事実に気付くときは、ワシも本当に“えー!”と声をあげました。最後の大爆発は要らない気もするけど、オチが弱いといわれないようにしたんだろうなぁ。自分的には真相究明した時点で終わってほしかった。 7点(2003-11-26 00:09:56) 96. マトリックス レボリューションズ 《ネタバレ》 なぜネオが生き返ったか(無印)、なぜネオがセンティネルを止められたのか(リロ)、その謎が明かされていない時点でこの映画はギチギチのSF映画→荒唐無稽な超能力映画になり下がった。 最初から超能力映画だったんだよ、といいたい人がいるとしたら、リロでのアーキテクトとの会話はいったい何だったのかと問いたい。理屈好きのオタクをガッカリさせたという意味で大減点。 ザイオンでの戦闘シーンだけでも映画館で観る価値はあるので、アクション映画ファンは観ておくべき。7点(2003-11-25 20:35:48)《改行有》 97. デッド・サイレンス(2007) 《ネタバレ》 ここんとこトンと見ないオカルトモノかぁ。美術と音がいいから、それでもいっかぁと思って観てました。ちょっとダレたけど、随所でビックリさせてくれるからまぁいいかと、油断してた。やっぱこのコンビはミスリードの天才だな。ソウと同じくまたラストで「やられたぁ!」と絶叫。完敗です。ごめんなさい(誰に謝ってんだ)。[映画館(字幕)] 6点(2008-03-30 19:49:31) 98. バベル 《ネタバレ》 帰ったらすぐアモーレス・ぺロスが見たくなった。そう思ってしまうほどこの作品、なんもかんもが汚すぎる。アモーレスみたいな、悲壮感の中にある美しさというのが感じられず、ただただ汚さばっかりが印象に残った。寄りすぎの役者の顔、チエコのおっぴろげ(孤独感を出そうってのは分かるけどさぁ)にチエコのブサイク友人(チエコの男を横取りできるっていう説得力ナシ)、てんかんになりそうなディスコと本当に気持ち悪くなった。悲劇的結末を迎えるモロッコ親子とかは物凄く好きだったんだけど、日本の描写は違和感ありすぎ(必要ないとはいわない)。DVDの売り上げも観客動員も大きな収入源なんだから、もうちょっと日本の文化調査くらいしましょうや。なんですか、ゲーセンの筐体でPS2のコントローラ握ってるってのは。。。ガエルガルシアベルナルが銃を隠し持ってたのとか、チエコが刑事に渡した手紙といった伏線をほったらかしにするのも俺的には×。観客に下駄預けすぎでしょ。テーマが良くてそれが伝わってくる脚本だったのに、まったくもって惜しいなぁと思うです。[映画館(字幕)] 6点(2007-04-30 00:21:04) 99. アサルト13 要塞警察 《ネタバレ》 堂々と元ネタを名乗っている割には、残念ながらフランスの『スズメバチ』を越えられてないのが残念。やっぱり包囲している敵がスナイパー主体だったのがいけなかったなぁ。襲ってくるのではなく待ち構えている印象のほうが強かった。最後のほうにヘリから強襲してくる奴らはあっという間にやられちゃうし・・・。ゾンビのように押し寄せてくる不気味な存在でないと、やっぱり切迫感は出てこないっしょ。イーサンが何故そんなにがんばるかの動機付けも弱いような気もするし・・・。モーフィアスの存在感と、シチュエーションが好きだからこの点数で。[DVD(字幕)] 6点(2007-03-16 18:34:20) 100. ハチミツとクローバー 《ネタバレ》 原作ファンなのでかなりバイアスかかってます。もう森田と真山と山田のイメージがあわなすぎて(見た目だけでなく設定までもが)前半はしんどかった。それもなんとか慣れた中盤からやっと集中。うん、いいじゃない、これはこれで。原作のもっている透明感をうまく表現してる映像は評価できますね。実物としては完全にありえないキャラであるはぐを、蒼井はしっかり消化して自分なりのはぐを演じているし、櫻井も個性ないキャラなのに印象付けようとがんばった。原作では貧乏臭い美大生っていう描写だったのが、映画ではちょっとオサレすぎたのが鼻についたけど、これはこれでアリなんだろうなと。[DVD(邦画)] 6点(2007-03-16 18:16:15)
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