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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
81. 刑事コロンボ/二つの顔<TVM> 夜中に起こる殺人で登場するコロンボは、いつも眠そうで、笑えます。いくら寝ぼけてるとはいえ、葉巻の灰まき散らしては、怒られますよ。二人目の殺人はちょっとかわいそうでした。最後まで、犯人がわからない設定も違う興味を引っ張れていいですね。仲が悪い双子の兄弟のおちとしては、けっこうオーソドックスかな。やっぱり、コロンボは卵料理が得意みたいですね。7点(2004-04-30 19:20:39) 82. 刑事コロンボ/偶像のレクイエム<TVM> 人違い殺人の可能性と犯行の動機が、興味を失わせず、終盤まで引っ張ってくれました。しだいに、それとなくほのめかされていく展開がいいです。不自然な行為には、それなりの理由があり、隠そうとすれば、さらに不自然さが増してくるのか。かなり強引なラストと思ったら、殺人方法も強引でした。有名女優を前にはしゃぐコロンボはほほえましい。8点(2004-04-20 23:29:47) 83. 刑事コロンボ/ロンドンの傘<TVM> 気持ちは十分わかります。せっかく追いつめたと思ったら、犯人が先回りで傘を取り替えてたもんだから、思わずちょっと反則。犯人の女優さん目玉が飛び出しそうでハラハラしました。コロンボが、ロンドンにもとけ込んでいるのは、シャーロック・ホームズの活躍した街だからでしょう。やはり傘を決め手にしないと、決まらない。7点(2004-04-19 23:53:35)(良:1票) 84. グッバイガール 愛が生まれていく課程が、センスのいい台詞と見事なまでに計算されたストーリーで描かれていく名作です。子供と親の関係も考えさせられます。親の付属物や所有物ではなく、あくまでも対等です。主役の2人が、常に、自分の気持ちと同じくらい娘の気持ちを大切にしていることに、感動しました。生意気な娘にこびているのではなく、一人の人間として付き合っているのです。屋上でのパーテイーが良かった。第2章よりは、出来はいいけど、こっちは、一人で観たので、この点数。9点(2004-04-18 00:03:24)(良:1票) 85. 刑事コロンボ/5時30分の目撃者<TVM> 犯人は、ほんとに許せないですね。愛しているのか思えば、口封じのため、簡単に殺してしまうし。あの被害者の女性は哀れでした。精神的に不安定で、信じた犯人に必死に協力して、裏切られて。催眠療法で過去の楽しい思い出を想像しているときはいい笑顔でしたが、・・。7点(2004-04-15 00:23:00) 86. チャイナタウン お待たせしました(?)。この雰囲気がたまらなくいいです。LAの乾いた風景にチャイナタウンのルーズな響き。ミステリアスな貴婦人の秘密と巨大な陰謀の予感。人はいいが強くない私立探偵が、ドジを踏みながらも次第に事実を明るみにしていきます。良かれと思って必死になりますが、無理やり聞き出したのが救いようのない悲劇であり、衝撃の結末も救えません。後悔とむなしさだけが残りますが、所詮チャイナタウンの出来事です。ポランスキー監督が描く逃れられない性と大人の淡い恋心。人生に疲れたとき、この雰囲気にしばし浸るのもいいかな。音楽もまた、いいです。9点(2004-04-12 19:04:24)(良:2票) 87. 名探偵登場 探偵物というより、有名推理小説のパロデイ物としては、なかなかシャレがきいていて楽しい作品です。ただし、みなさん御指摘のとおり、元ネタを知っていないと楽しめないのが難点。一番の名演はピーター・セラーズ。あの東洋人は、笑えました。ピーター・フォークの肉声がコロンボに慣れ親しんでいるだけに、違和感をおぼえた。6点(2004-04-11 10:31:15) 88. 刑事コロンボ/忘れられたスター<TVM> 《ネタバレ》 前半は、往年のスターの華やかな世界が忘れられない感覚は理解できても、ちょっと、わがまま過ぎると感じていました。しかし、途中で、痴呆症であることがわかったとき、しんみりとなり、犯人に対する気持ちが変わってきました。ラストはいい終わり方です。8点(2004-04-10 13:25:46)(良:1票) 89. ディア・ハンター 戦争の狂気とそれに巻き込まれた若者たちの友情を描いた名作です。戦場のあまりに強烈な描写のため、印象が偏りがちですが、デ・ニーロを中心として友情の素晴らしさと悲しさを強く感じました。普通の若者たちが、戦争を体験し、傷つきながらも、友を思い必死に行動する様子が描かれていきます。このような悲しみは、ベトナム戦争時代のアメリカだけのものではないのでしょう。とかく、悲惨な状況下でしか、真に信頼できる友達であるか否かを証明できないことが悲しい現実なのかもしれません。最後の友の死を悲しみ涙を流すシーンが胸に迫ります。チミノ監督の最高傑作です。9点(2004-04-08 20:20:01) 90. 刑事コロンボ/殺しの序曲<TVM> 私もコロンボクラブの仲間に入れて下さい。最後の犯人との1対1の謎解きと会話が、じっくりと時間をかけており、しかも二人の人生観にも及んで、見ごたえがありました。天才と自負する犯人の同じ天才仲間への対抗心が、人間らしさを感じました。世の中には、頭のいい人がいるんですね。8点(2004-03-21 21:45:16)(良:1票) 91. 刑事コロンボ/黄金のバックル<TVM> 《ネタバレ》 花粉症のコロンボ。美容院で散髪するコロンボ。あまりしつこくないコロンボ。しみじみとした雰囲気で余韻を残すラスト。名家の私財の美術館を舞台にし、また、過去の姉妹間の確執といった話も挿入されて、人間ドラマとしても楽しめました。決め手はさすがです。すぐ気絶する姉や忠実なミラー刑事など笑いのつぼももちろん健在。最後の犯人との駆け引きは、あとで知りましたが、観ただけではわからないでしょう。でも、今のところ、NO1です。9点(2004-03-20 13:49:37) 92. 刑事コロンボ/闘牛士の栄光<TVM> 闘牛士である犯人のプライドが、無礼でしつこいコロンボへの非難に結びつき、かなりきつい言い方をしていました。外国人で、直接の捜査権限がないので、引き下がるようなそぶりを見せながら、そこは、コロンボ、離れません。殺人の動機が何かが見所。相変わらず仕掛けは抜群です。7点(2004-03-16 23:13:30) 93. 刑事コロンボ/魔術師の幻想<TVM> ラストは鮮やかです。魔術師に対しての周到な用意が決まります。色々な手品のトリックも楽しめる作品。ジャック・キャシディは、悪役としては最高の役者さんです。目つきや、身のこなしは、まさにコロンボの相手にうってつけ。これだけ迫力があれば、捕らえがいもあります。8点(2004-03-14 21:02:54)(良:1票) 94. 刑事コロンボ/死の方程式<TVM> 《ネタバレ》 最後は、ガツンではなく、じわじわと時間をかけての決め手もいいですね。ロープウェイの中というのも、閉所を利用しての犯人をいたぶるコロンボの遊び心が感じられて良かったです。犯人も自分の能力を過信している様子をうまく演じていました。最後、葉巻をポケットに入れようとするコロンボには、まいった。7点(2004-03-14 09:44:51) 95. 刑事コロンボ/もう一つの鍵<TVM> 《ネタバレ》 たしかに、この犯人には、同情すべき点がほとんどないです。途中から、コロンボ、早くガツンと一発やってくれと思ってました。最後は、引き金を引き、弾が抜かれてて、ワメキ散らして、と期待しましたが、さすがに観念しましたね。反対に、婚約者は、財産目当てではなく、意外にいい人でした。女を見る目はなかったが。7点(2004-03-13 20:20:05) 96. 刑事コロンボ/死者の身代金<TVM> 《ネタバレ》 決定的な証拠は、別のものを想像してたのにやられました。娘が犯人と取引して帰るところまでは確信してたんですよ。相手が弁護士だから、絶対司法取引がからんでるって。まだまだコロンボを研究しなくては。あの店のチリはおいしそうだなあ。8点(2004-03-13 08:57:12) 97. 映画に愛をこめて/アメリカの夜 トリュフォー監督の映画に対する想いがひしひしと伝わる名作です。長い撮影期間中、すべてが思いどおりにいくはずもなく、「撮り終えることだけを考える」ことがあったり、「何とか蘇らせたい」と思うことは、監督の正直な気持ちとして理解できます。また、作品の完成に向かって情熱を持って協力する出演者やスタッフなどの姿も感動を呼びます。私たちが、生活をし、仕事をする上でも、同じことが言えます。うまくいかず落ち込んだり、まわりの協力でうまく切り抜けたりもします。そして、何より重要なのは自分自身の前向きな熱い気持ちです。映画作りと人生はまさに同じ、猫が言うこと聞かないのも。9点(2004-03-07 20:55:26)(良:1票) 98. 刑事コロンボ/ホリスター将軍のコレクション<TVM> 犯人の退役将軍、堂々としていて、先に手をまわす難敵。証拠もなかなか見つからない。証言も、将軍により、取り消される危険。コロンボ危うし、船に酔うし。最後まで、ハラハラさせられた作品です。発端が事件を目撃した、女性の通報というのが、ちょっと変わった作品。まあ、最後は決まります、約束どおり。7点(2004-03-06 17:56:18) 99. 刑事コロンボ/二枚のドガの絵<TVM> 最後に思わず拍手したくなる作品。犯人が憎たらしいだけによけいです。アパートの管理人に写真を見せてもらうシーンは笑えます。しつこくて、強引なわりには、ああいうおばさんには弱いところが、コロンボの愛されるゆえんです。意外な決め手の中でも逸品のひとつ。美術学校の学生はあわれでした。8点(2004-03-06 15:55:09) 100. スティング 主役のご両人に10点、監督に10点、名脇役たちに10点、ロバート・ショウに10点、スティング大好きさんに10点、騙された私に10点、平均すると、...えーと...じゅ、10点(考えなくてもわかるだろう。)10点(2004-03-05 00:54:19)(笑:1票) (良:1票)
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