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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
81. 男はつらいよ 寅次郎忘れな草 ラストがいかにもとって付けたような終わり方(リリーの唐突な結婚)になってしまったのは、シリーズを続ける為の措置としてはやむを得ない事情だったと解釈します。リリー登場作には必ずといっていいほど流れるリリカルな「リリーのテーマ」(←勝手に命名)が俺は大好きです!上野駅でさくらが寅さんのお財布に幾らかの札束を無言で入れてあげるシーンがこの作品の中じゃ一番の泣かせのツボ。[DVD(字幕)] 8点(2005-09-25 11:13:29) 82. 刑事コロンボ/5時30分の目撃者<TVM> ジョージ・ハミルトンって濃い目元あたりをはずせば、波田陽区に輪郭も唇も似てんなあ・・・ って思いながら見てました。これはシリーズの中じゃフツーの出来じゃないですか?[DVD(字幕)] 6点(2005-08-29 10:48:11)《改行有》 83. 男はつらいよ 寅次郎頑張れ! 寅さんが自分よか若い世代に恋愛指南するってパターンのハシリ。後のものになるほど、このパターンは食傷気味でつまらなくなる一方だったが、これは面白い。とらやの二階が、まさかガス爆発するなんて思ってもみなかったなあ。[DVD(字幕)] 7点(2005-08-14 13:53:14) 84. 男はつらいよ 寅次郎子守唄 なんでこの作品だけレビューがないんだろう・・・?水準作。十朱幸代がまだ初々しい。さくらが柴又界隈テリトリーから抜けだし、合唱サークルに参加するって展開が珍しいかもしれません。寅さんにはやっぱ子育ては向いてないというか、女性の方が観たら腹立たしくなるに違いない物言いを寅さんが悪びれもせず言い放つのが、男にとっちゃメチャクチャ可笑しいです。いや~、でも若い頃の寅さんは、観てるだけで楽しい!歴代のマドンナたちが一斉にとらやを大挙して同時に訪れるっていう、シーンがあったら一度観てみたかったです。その時の寅さんのリアクションとか見物だろうなあ。元気な頃の寅さんの最新作、はもうニ度と観られないんですよね・・・。[DVD(字幕)] 7点(2005-08-07 17:50:20) 85. 男はつらいよ 柴又慕情 先日亡くなった二代目おいちゃんの松村達雄さん、三人のうちで一番おいちゃん期間は短かったけど(その後別の役でゲスト出演してる)寅さんに愚痴や毒舌を吐くタイミングが実に的確で、自分は好きでした。初代森川さんが下町気質溢れるおいちゃん、三代目下条さんがほのぼの系おいちゃんだとしたら、松村さんはがらっぱちで野性味あるおいちゃんでした。誰が一番という事じゃなくて、三人それぞれ持ち味をうまく出して「とらやファミリー」を創ってたんだなあって思います。んでこの作品なんですが・・・どうも吉永小百合の生真面目さが災いしてか画面があまり弾んでなかったような印象があります。後日談「寅次郎恋やつれ」での彼女のほうがより若々しく魅力的だったのは、当時の髪型のせいでしょうか。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-08-07 16:28:29) 86. 獄門島(1977) 金田一シリーズは、やっぱキリのいいここまでの三部作で終わらせて欲しかった。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-31 11:27:17) 87. 悪魔の手毬唄(1977) 惜しいなあ・・・。原作じゃラスト、リカ(岸恵子)の息子歌名雄(北公次←ブルドック)に千恵(仁科明子)が救いの言葉をかけて後味良く終わるのに映画にはその部分がないんですよ。あの終わり方じゃ彼に全く救いがないんですよねえ。そこの不満さえ除けば「犬神家」と同等のクオリティを持った作品だと思います。それにしても「~してつかあさい」っていい響きの方言ですね。[地上波(字幕)] 8点(2005-07-31 10:55:41) 88. 装いの街〈TVM〉 テレビドラマの映画化でも何でもなく、過去に放映された東芝日曜劇場のドラマをそのまま映画館で流しただけ。「幻の作品」と銘打ち当時の薬師丸人気に便乗した悪しき角川商法の見本。今なら確実に映画館で暴動が起きるな、きっと。それでも嬉々として映画館に足を運んだ俺って・・・。だって若かったんだもん・・・。ファンだったんだもん・・・。[映画館(字幕)] 1点(2005-07-10 10:31:12) 89. ザッツ・エンタテインメント これこそ20世紀の映画遺産! 個人的に好きなナンバーベスト5、 「若草の頃」の「トロリー・ソング」(「バンブーの木の下で」でも可)、 「サマー・ストック」の「ゲット・ハッピー」、 「アニーよ銃をとれ」の「ショウほど素敵な商売はない」、 「雨に唄えば」。 それにしてもジュディ・ガーランドって「マカロニほうれん荘」のきんどーさんに似てるなあ・・・。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-06-27 15:41:36)《改行有》 90. グリース この映画アメリカ本国じゃ、えらく人気あるそうですね。うんうん、わかるわかる、このノー天気なノリとあってないような中身の薄さ。「テル・ミー・モア、テル・ミー・モア」とジョントラ&オリヴィア「愛のデュエット」(笑)は長らく自分の愛聴曲でした。でもどっちかっていうとこれは自分の姉貴世代の人気映画。思い入れ自体は正直あんまりない。聞きかじっただけなんで定かではないんですが、ジョン・トラの役、舞台じゃリチャード・ギアだったって本当ですか?[ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-12 12:11:41)(良:1票) 91. 男はつらいよ 寅次郎恋やつれ 同じ吉永マドンナ「柴又慕情」よりこっちの方が良かったです。ただ寅さんにはこういう生真面目系薄幸ヒロインより、陽性ざっくばらん人生背負い系のほうが似合ってますね。画面やギャグの弾み方も違うし。前作じゃ吉永さんあまりに何も喋らないんで、寅さん困ってたもん。[DVD(吹替)] 7点(2005-05-22 12:46:23) 92. 男はつらいよ 噂の寅次郎 大原麗子のヒロインにちょっと主体性が欠けてますねえ。あの甘い声で「私、寅さん好きよ!」なんてとらやの皆の前で言われちゃったら誤解しちゃうでしょ、やっぱ。[DVD(吹替)] 6点(2005-05-22 12:24:24) 93. 戦国自衛隊 竜雷太「・・・まだ、子供じゃないか、戦国時代・・・(絶命)」ってシーンしか記憶にないなあ。要するに薬師丸ひろ子(子供のような武士)目当てで昔観ただけなんで・・・。[地上波(吹替)] 6点(2005-05-21 13:29:20) 94. 男はつらいよ フーテンの寅 シリーズ中、さくらの出番が一番少ないのがこれ。さくらあっての寅さん、寅さんあってのさくらっていうこのシリーズのならではの持ち味を改めて思い出させてくれる。ヒロインが一度も柴又を訪れないっていうのもやっぱ寂しい。初期の頃らしく寅さんはパワフルだけど森崎演出は泥臭いよなあ・・・。[DVD(吹替)] 4点(2005-04-23 12:39:25) 95. 男はつらいよ 寅次郎春の夢 有名な「寅次郎相合傘」での「メロン騒動」に比するように冒頭「ブドウ騒動」があります。そこの部分だけは面白かった。でもどうなんでしょう、いくら善意の固まりの寅やの人々とはいえ、御前様の鶴の一声で見ず知らずの外人を下宿させるなんて人が良すぎやしないでしょうか?それに20年前とはいえ、日本語もろくに話せないアメリカ人が薬の行商に単身日本にやって来るなんてありえるんでしょうか?この作品に関しては重箱の隅をほじくりたくなるようなアラが多すぎますね。[DVD(字幕)] 4点(2005-04-22 17:24:36) 96. 病院坂の首縊りの家 人物関係が複雑な原作を扱うのであれば、映像的にそれなりの状況設定で観客にわからせようとするのが筋ってモンでしょう。それを家系図なんか持ち出して安易に台詞で説明しようとしたってダメ!せっかくの佐久間良子の名演技も少しだけ肩から力が抜け初めた頃の桜田淳子の美しさも宝の持ち腐れ。「犬神家」や「手毬唄」はその点うまく原作を消化してたと思います。[DVD(吹替)] 5点(2005-04-17 11:23:52) 97. 男はつらいよ 私の寅さん 寅さん映画初心者の方はこの作品から観る事がないようおすすめします。つうのも、前半の、めったに旅行なんかに出掛けないとらや家族の留守中の、寅さんの自己中なわがままっぷりときたら!俺は通常なら寅さん擁護派だけど、ここばかりは「あんたが旅に出てる間、みんなどれだけあんたの事心配してると思ってんだよ!」と叱り飛ばしたくなってしまいました。岸恵子との出会いが喧嘩からというのが新味といえば新味だけど、「あなたカバさん?熊さん?」っていう台詞位しか笑えなかったし。[DVD(字幕)] 4点(2005-04-02 11:52:45) 98. 日本沈没(1973) いしだあゆみの意味ありげで、実は全く本筋に無関係なキャラクターに大苦笑。いまわの際に電話ボックスで「じゅていーむ、ジュテーム・・・」ってアンタ一体何者だよWジョネーブに藤岡弘と逃げるっていうからてっきり「ジュネーブ、ジュネーブ」って地名連呼してるのかと思ったぞ。しかもラストまでちゃっかり生き残ってるし。小松左京原作ならまだ「復活の日」の方が上! 5点(2005-03-29 11:59:05)(笑:1票) 《改行有》 99. 男はつらいよ 寅次郎相合い傘 皆さんの評価の通りこれはシリーズ中1、2を争う最高作ですね。リリー(浅丘ルリ子)と寅さんとの愛あるが故の意地の張り合いも見ごたえあるけど、もう一方でさくらとリリーの友情物語としての側面を持つ点でかなり異色なのでは。大体において、さくらは寅さんが恋する相手には一様に寛容な態度を取り続けていたが、リリーとはその他の女性たちとは明らかに違うスタンスで付き合っている。彼女の中でこの人ならお兄ちゃんとうまくやっていけるのでは・・・という肉親的あるいは女性的直感が働いたんでしょうね、多分。リリーのあの大きな瞳には単なる台詞以上の感情が込められていて、彼女なるが故に泣かされたシーンが幾つもありました。よかったです![DVD(邦画)] 10点(2005-03-29 11:30:39) 100. 太陽を盗んだ男 良し悪しはともかく全編息もつかせぬ展開っていうのは日本映画の中じゃ本当に貴重。今なら浅野忠信とかが好んで演じそうなキャラクターですね。7点(2005-03-21 18:11:56)
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