みんなのシネマレビュー |
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81. 吉原炎上 どうにもこの作品は好きになれない。人間のどす黒い負の部分を見せてつけている。それを楽しんでみることは私には出来ない。描写としてのエロチシズムはあるが作品自体のエロさはまったくないと言っていい。生きるために体を売ることとお金の為に体を売ることとは似ているようで紙一重の”何か”があるために捉え方がまったく違うみたいですね・・・。私に理解できることはないけどその辺りをいろいろと考えさせられます。8点(2004-11-26 13:57:28) 82. マッドマックス2 父親と幼いころテレビであってたらよく観ていた。どうやら私の父はこの映画が結構好きらしい。しかしながら親の”刷り込み”とは恐ろしいものです。いまだに私の頭の中には世紀末思想がこびりついている。10歳未満から観始めたら教育的にはどうも悪そうだ。小さなお子様をお持ちの方はぜひそのあたりを熟慮して「一緒にマッドマックス観ようか」などと軽率な言動は控えてください。ぜひお願い致します。8点(2004-11-26 13:20:30) 83. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 数年前突如としてブームになった「キックボード」。調べてみると100年ほど前に作られ当時は木製だったらしい。現在は電動付きキックボードも存在している。「ホバーボード」の原点がスケボーだとしたら・・・スケボーが作られたのを調べてみると1960年代に作られている。ということは・・・後60年ほど生きてみたくなる。でもその時私は80歳を余裕で超えている。これは今から日々筋トレだな。8点(2004-11-26 00:23:46) 84. ニキータ 誕生日プレゼントとして銃の入った箱を渡されるシーン。喜びの表情から哀しみの表情へと変わる刹那の瞬間が目を背けたくなるほど切なく感じた・・・。8点(2004-11-23 14:30:29) 85. 雲のように風のように〔TVM〕 これが登録してあるなんてちょっとびっくりよりかなり驚き。たしか中学生の頃ぐらいにたまたまテレビを適当につけてたらアニメがあってたので「まぁ観てみるか」ぐらいで観始めたら最後までものすごくはまって観てました。観終わった後にこの国の歴史が知りたくていろいろと書物を読んだけどまったく記載されていないので五胡十六国時代の小国の話なのかなと20歳過ぎるまで思ってました。まあ小説読んだらフィクションというのがすぐ分かったけどこの作品を観てから小説を読もうという気になり同作者の「墨攻」も読み中島敦の作品も読みと自分の方向性が見出せたのでなかなか良い作品を観たのだなと今でも思ってます。この作品のレビューが100を超えることはまず無いと思いますけど「良い作品」には間違いないと太鼓判を押します。でもレンタルビデオ店で未だに見たことがありません。子供向けというより大人向けだと思います。今考えたら「房中術」ってねぇ・・・風俗の講習じゃあるまいし。8点(2004-11-23 10:39:31) 86. レインマン 私はこの『レインマン』ではトム・クルーズの役が一番印象的です。最初から最後まで終始イライラさせられてチャーリーというよりもしかして私はトム・クルーズという役者自体が嫌いなんじゃないかなとも思えました。私の中で「嫌悪感」という感情を出させてくれたトム・クルーズの方がダスティン・ホフマンより印象的だったのです。でもこのチャーリーってなんか憎めないんですよね。 だってチャーリーって結構”人間人間”してますもん。お金ことや彼自身の身勝手さなんかは「ムカつくけど否定はできんなぁ・・・」と私としてはとらざるを得ませんでした。レイモンドは例えて悪いけど非人間性のロボットそのもの(そのロボットそのものの演技をしたダスティン・ホフマンは素晴らしいとしか言いようが無いですけど)。それを操ろうとして操れないチャーリーの人間模様の葛藤は観てて”いじらしく”思えました。8点(2004-10-29 22:19:11) 87. 活きる 最初は福貴が竹中直人さんに似てるなぁと観ていたけど、話がどんどん進むにつれて「いや待てよ。ほらっあの人誰だっけ?あ~思い出せない。ん~・・・そう!」 「蓮池透」さんに見えてきました。「グォ・ユウ」はたまた「蓮池さん」のどちらに失礼になるかは分からないけど結構似てます。ただ顔が似てるという単純な理由も確かにありましたけど福貴の「これから良くなるさ」という希望とも諦めともとれるセリフを私が今もし蓮池さんお会いできてもこういう言葉しかかけてあげることしかできないだろうなというやりきれない心情的なものもありました。その辺を含めてどうにもならなくても必死に生きる福貴と生きているか分からない家族を待つ蓮池さんが妙にダブって”頑張れ”的観方をしたのでありました。8点(2004-10-25 01:33:39) 88. ミンボーの女 その筋の方に遭いたくば歓楽街に行くより「拘置所」の門の前にいるほうが遭える確立は高い。これから入られる方、お見送りされる方等を遠目からこっそり見ていた(遭ってないじゃん)私は一体何の目的があって見ていたのだろうか。だけどなんとなくストーカーの気分を味わえたような気もした一日だった。8点(2004-10-16 00:19:14) 89. マルサの女 まあ私の給料では一生コップからはみ出ることは無いと思うし、ましてや”おちょこ”からもこぼれないと思う。そうあの例えはサラリーマンや公務員のような固定給職にとってはあまり意味をなさない。でも素晴らしい小話だった。8点(2004-10-15 23:39:53) 90. レオン/完全版 オリジナル版のレビューではくだらないこと書いたのでこちらに普通のレビューを書かせていただきます。私はオリジナルも完全版もどちらともいい作品だと思います。追加されたシーンも蛇足ではなく特典って感じで「なるほどねぇ~」みたいでした。でもやっぱかっこいいのはゲイリー・オールドマンが演じているスタンフィールド刑事。このベージュ系のスーツに白シャツというどうでもいい格好だけど憧れてよくこんな格好してました。そういやこの前会社でMOのイジェクトピンがあったのでレオンのモノマネして握り締めながら「頼まれた、渡せと、マチルダに・・・」と言ったら先輩ポカーンとしてました。人が知らないことを知ってると思い込み完全に受け狙いでやってみてスベると恥ずかしいことこの上無いですね。8点(2004-08-15 12:04:54)(笑:1票) 91. スターシップ・トゥルーパーズ 皮肉と言えば懲罰の鞭打ちの刑は黒人が白人を鞭打つ役で奴隷制度の逆かよとクンタ・キンテがフラッシュバックしてきた。歩兵バグは自分が小学生の頃よく見た木のうろに隠れてたカメムシの種類か?となんか妙な親近感があった。どうでもいいことだけどカルメンやディジーには目がいかずプロムのシーンでのコーラスガール(右側の人)に目がいってしまった。もうひとつどうでもいいことだけど両親とオンライン通信し終わったときに画面上左隅にAT&Tと出たのもまた趣味が悪い。日本だったらN○Tと出てるのと同じだ。でもまあ何より”ナウシカ”にはこの映画はみせれないよ。だってこんなの観たら彼女悲しむよ・・・8点(2004-08-15 00:23:21) 92. ダイ・ハード ボスはあいつだ「カリート・ブリガンテ!」8点(2004-07-20 13:53:21) 93. インサイダー はっきり言ってこの作品に”面白み”は感じ取れなかったけど見るべきものを見たというなら評価は高い。この手合いは日ごろ観ることはないけど結構はまれて考えさせられるものがあった。権力という”力”は個を屈服させることより守る為にあるべきなのに何故人は権力を持つほどそれを保身の為に乱用しようとするのでしょうか・・・。一度権力を持ってみないとその権力者の”心”は計れないでしょうね。8点(2004-07-19 21:09:31) 94. エイリアン 多分ギーガーは”本物”のエイリアンを見たことがあったのだろうと思う。でなきゃあんな素晴らしい造形をデザイン出来ないだろう。8点(2004-07-19 12:00:50)(笑:1票) 95. ランボー ラストで哀愁の涙が出てしまいました。孤独のヒーロー”ランボー”文句なしにかっこいい・・・。8点(2004-07-11 11:58:53) 96. ストレイト・ストーリー 《ネタバレ》 うっわ~やられた~って感じです。まともに観れば笑いあり(鹿のエピソード)、涙あり(酒場の戦争話)、バイオレンスあり(初号機破壊シーン)の究極ロードムービーですね。しかしながらその”まとも”に観る行為について自分自身の感受性をフル稼動しなければならないから結構ツラいものがある。どれくらいツラいかというと「体もってくれよ!かいおうけん30倍ーっ!」ぐらいツラいです。私にはそれほど感受性を集中して観なければこの作品の”良さ”が分からないところでありました。未見の方はぜひすべての気を集中して観ることをおすすめ致します。8点(2004-07-05 22:41:52) 97. グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版 トイレにテレビが付いてたらいつも映像を流してたいですね。雑音も無いし映像もキレイだしなんとなくお洒落だしとなんか自分が排泄行為をしてることを忘れそうです。8点(2004-07-04 04:00:46)(笑:1票) 98. 狼よさらば これだけ家族をめちゃくちゃにされてこれからじっと耐え忍ぶ人生なんて私としても出来るわけが無い。仇討ち的殺人を正当化してもいいのではと正直思ってしまった。古き良き時代なんてものは過ぎ去りムカついただけで人を殺すというくだらない世の中になってしまった現在において自己防衛は必要不可欠な時代となってしまった。自己防衛と言ってももちろん法律というものは守らなくてはならず日本だったら銃刀法があり銃や刃物を持つことは許されてはない。だから女性だったら防犯グッズ等を常に携帯し持ち歩いたほうが良いと思う。男女に関わらず危機的状況に対処すべく常日頃のトレーニングをしていくことも大事。例えば暴漢に遭ったときは抵抗せず逃げることや声を出すことが一番いい。逃げるには脚力、大声を出すには発声力を鍛えておくことも必要であり、もしどうしても逃げ切れないようだったら応用として護身術を身に付けておく必要もある。自分を守るため、人を守るためにすべきことをしておいて損は無いと思うし保険は費用が高くつくがトレーニング自体は大してお金もかからず何より美容と健康と心身の鍛練ということでやると一石何鳥にもなるはずです。さあぜひボケ~っと映画ばかり観ず体を鍛えましょう・・・とつい先日ぐてんぐてんに酔っ払って道端で寝てしまい気づいたら財布を盗られてた人間が言っても説得力が無い。8点(2004-07-04 00:23:38) 99. 二十日鼠と人間(1992) 《ネタバレ》 レニーが子犬をあやすシーンがありますけどこの時のマルコヴィッチの表情に”かわいらしさ”を感じてしまった。いろいろとこういう障害者ものという作品を観ましたけどこの作品以外で”かわいらしさ”を感じたことがないので私にとってジョン・マルコヴィッチという役者はある意味怖い存在です。8点(2004-07-04 00:00:54) 100. 運命の瞬間(とき)/そしてエイズは蔓延した<TVM> この作品は観るべきか観らざるべきかと問われたら観るべきであり観なければならないと思います。みんなのシネマレビューというサイトは映画を評価するところなので”映画”という枠をとっぱらってみて一つのメディアとして観るならばここの平均点ベストランキングのベスト10のどの作品より観る意義と価値があると思います。この作品は国の政策として年に何回かは定期的にゴールデンタイムで流すべき義務があると思う。エイズと言う病気は決して遠い存在では無くなった今だからこそ絶対に観るべきだろうと思う。とにかく丁寧に分かり易く作られているので必ず観て欲しい。8点(2004-07-03 17:07:32)
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