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81.  セブン 陰惨なサスペンス映画。非常に見応えのある映画だと思う。禍々しい猟奇的な殺人現場、雨ばかり降っている陰鬱な街など、不安感や緊張感ばかりを駆り立てる演出もよい。キリスト教だかなんだかで言われる「人間の七つの大罪」をテーマした連続殺人事件が、あのような形で完遂されて絶望的に映画が終了するというのは、全く思い切った、見るものを沈痛な気持ちにさせる、見事なエンディングだと思う。公開当時、私はこの映画をそのときつき合っていた彼女と見に行ったのだが、この絶望的なエンディングで二人とも泣きそうなほどブルーな気分になってしまった。当時「ベイブ(かわいい豚のやつ)」も同時期に公開していたので、この「セブン」の後にハシゴして「ベイブ」を見て、かなり心が救われたのを覚えている。これは余談として、「セブン」はサイコサスペンスの傑作といってよいかと思う。強烈なサスペンス映画を見たい方で、精神的に安定している方にはお勧めします。8点(2004-06-27 11:01:18)

82.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 《ネタバレ》 人間は過去にすがって生きていくべきではなく、未来を切り開いて生きていくべきだというテーマを、おなじみのおふざけキャラクターアニメ「クレヨンしんちゃん」を使って笑いあり涙ありという味付けで描いた映画。1960年代から70年代に日本で幼少期を過ごして、現在それなりに幸福な家庭を持っている男性女性が見れば、「小さかった頃の懐かしい温かさ」と「今現在の自分の家族の大切な温かさ」というふたつの温かさを味わうことができる好作品と言ってよいだろうか。私はその世代であるからか、感じさせられるものも大いにあった。しかし同時にその世代であるからからこそ、もう少し緻密に描いて欲しかったという気持ちも残る。例えば冗長なカーチェイスシーンやスリル感を無理矢理つけるための高いところシーンなどには少々醒める。もともとが子供向け映画だから致し方ないのかもしれないが、もしも作り手が大人にも訴える映画にしたいと思ってこの映画を作ったのだったら、「ここらへんは子供が喜ぶようにしておこう」というような演出さえなしにしてくれてもよかったと思ってしまう。部分部分ではよいなと思わされ涙も出たが、部分部分では首をかしげさせられた映画だった。なお音楽は私好み。6点(2004-06-27 10:20:26)

83.  スパイダーマン(2002) 分かりやすい。かっこよい。爽快感がある。何年か前の封切り日に劇場で見たが、痛快アクション映画として申し分なし。トビーマグワイアのナイーブさはピーターパーカーにぴったり。キルスティンダンストは私の周りでは不評だが私は嫌いではない。デフォーは、こういう漫画映画に出してはかわいそうな感じがする。ジェームズ・フランコは、もてそうですね。悪役のキャラクターのデザインはゴレンジャーやアバレンジャーに出てきそうで、正直なところ興ざめを通り越して滑稽ささえ感じられるデザインだと思いました。8点(2004-06-27 10:15:59)

84.  海猿 ウミザル 《ネタバレ》 「踊る大走査線THEMOVIEのスタッフが贈る」という謳い文句だが、「踊る~」よりもこの「海猿」の方がずっとおもしろく感じた。「ストーリーがベタすぎ」などという声があるようだが、奇を衒いすぎて訳がわからなくなるよりはずっとよい。私などはよい意味で安心感を持って見られた。 よかった理由は他に、日本の海上保安庁が舞台であったため、しかも「海上保安庁が全面協力」という触れ込みもあったため、日本にもこのような仕事でがんばっている人もいるんだという親近感が感じられ、また身近感があるがために、心地のよい緊張感も持てたということだと思う。コミカルなシーンも程よく盛り込まれている。それと、藤竜也。若い俳優がああもたくさん出てきて大騒ぎしていると、どうしても軽々しさや覇気の空回りが出てしまいそうだが、その中で藤竜也の存在は重要だった。あの渋みのある声と重厚な演技は映画をぐっと引き締めたはずである。優秀助演男優賞だ。うちの妻は「あれ岡倉大吉じゃないの」と言っていた。それと加藤あい。あのキスシーンの後のはにかみ方はどうだ。あれは非常にいい。私はもうどうしようもなく、鼻の下の伸びるのを止めることができなかった。ついでにあの「香里奈」とかいうタレントの、あの片田舎のロケ地では光り輝いて見えてしまうほどの美人ぶりには、私は男性としてそれだけで評価を上げてしまいそうだ。 しかし、なぜこのスタッフは、いつも「上層部」という立場の人と「現場」という立場の人との対立を大げさに取り扱うのか。そしてなぜいつも「現場」側のスタンスなのか。「どうせお偉方は下っ端の気持ちなんざ理解してくれないのさ」という発想は、私に言わせれば大人が言うことを聞いてくれないと言ってすねる子供の気持ちに近い。共感できない。それと、このスタッフは、ビシッとした制服に身を包んだ人たちをずらっと並ばせて敬礼させるのが、見る人を感動させるには手っ取り早い方法だと思っているのではないか。またこれか、という印象を抱いた。あと、主題歌も、既存の名曲を安直に使うよりも、書き下ろしの曲でいいものが使えていたならモアベターだったか。 まあなんだかんだと書いたが、結論としては面白かった。見ごたえは熱くさわやか。知人にも勧める。邦画は全部ダメという思い込みの方がダメ。7点(2004-06-27 09:57:37)《改行有》

85.  ブラザーフッド(2004) 《ネタバレ》 朝鮮戦争を舞台に、家族の悲劇及び戦争の悲惨さを描いた映画。非常によい映画だと思った。ストーリーにも破綻はないし(弟の心臓病の中途半端さだけには残念さを感じる)、映像にも激しいまでの迫力がある。俳優たちの演技も、テーマからか力みのようなものを感じないでもないが、ぐいぐいと引き込ませるものを持っている。いろいろ考えてみて、映画としての出来はよいと言って間違いないかと思われる。なぜ主人公兄弟に弾が当たらないのかという疑問が頭から消えない人は、ほとんどのアクション映画を見ることをやめたほうがよいだろう。今現在、日本からこの程度の映画が生み出せるとは思えない。 しかし私は、映画の出来云々よりも、この映画を「お隣の国では、ほんの少し昔に同じ国の人間が殺し合うという悲惨な歴史があった」という事実を認識させられるべきものとして捉えた。日本も朝鮮の歴史に少なからず影響を与えているという事実も踏まえてだ(もちろん悲しい歴史を持っているのは朝鮮だけではない)。 映画に何を求めるかは人それぞれだろう。「戦争をダシして作った泣き映画」と捉えてそれ以上の何も求めないのもよいだろうし、エンターテインメント性に感心してもよいだろう。私の場合は、朝鮮戦争という史実がそこにある以上は、単なる「作品としての映画」以上のメッセージ性をこの映画に感じざるを得ない。そのメッセージ性が感じられることと、作品としての完成度の高さを合わせて、この映画を非常に心に残る作品と評させていただきます。9点(2004-06-27 09:27:53)《改行有》

86.  アポロ13 《ネタバレ》 実話を再現した映画。非常におもしろかった。私は当時を知らない人間なので、当時の様子がどれくらい忠実に再現されているのかは分からないが、きっとよくできているのだろうと想像する。アポロ13にこのような事故が起こったのはほんの一部品の欠陥からであった。つまりこの事故はアポロ13組み立てのときからすでに起こる運命だったのである。そして、アポロ13がこの事故から生還できたのは、病気だと診断されてアポロ13への搭乗を諦めさせられたケンといういパイロットが、地上で何度も何度もシュミレーションを行って着陸手順を作り出すことができたからであった。つまりケンがアポロに搭乗していれば、逆にアポロは地球へ帰ってくることはできなかったのである。運命とはどこでどうなるか分からない。この運命のいたずらが、人間の想像で作られたフィクションよりもずっと面白い「事実というドラマ」を作り上げたということである。この映画は、その「事実というドラマ」の非常にできのよい再現フィルムということになる。9点(2004-06-20 07:57:34)

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