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プロフィール
コメント数 1989
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12345678
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81.  バニー・レークは行方不明 《ネタバレ》 冒頭は、クリスティの小説みたいな歯切れの良さ。一見美しいが、ちょっとどこか弱い女性のようにも見える、主役の女優はまさに適役。前半は、あぁこの女性の思い込みなのだろうな、と観客に思わせて、後半のどんでん返し。こんな面白い作品が、眠ってるなんて、文化ってやつは本当に侮れない。某レンタル屋の発掘良品という企画は、良品(?)って感じの作品もたまにあるのだが、これは傑作だった。見事な作品。[DVD(字幕)] 7点(2015-09-24 12:27:02)

82.  モード家の一夜 《ネタバレ》 異性との会話を楽しさを映画にもたらしたエリックロメール。ここでもその真骨頂は見られる。色々言うことはありません。素敵な映画体験でした。[ビデオ(字幕)] 7点(2015-08-25 11:10:31)

83.  パリは燃えているか 《ネタバレ》 文化国家フランスの首都パリ。まさに文化を守る戦い。そこにオールキャストで挑んだ戦争大作。まさにオールキャスト。今回うれしかったのは、「わが青春のマリアンヌ」のピエールヴァネックに気づいたこと。やはり「太陽がいっぱい」のルネクレマンは、見せ方をよく知ってる。それぞれのエピソードが映画的で面白い。[DVD(字幕)] 6点(2015-05-24 12:46:59)

84.  ひとりぼっちの青春 《ネタバレ》 人生の縮図のようなマラソンダンス。どこの世界もこうだろう。自分はリストラ競争に巻き込まれた自分を見てた。それにしてもシドニーポラックは「追憶」といい、男役に自分がないのが多いね、この作品も・・。ジェーンフォンダは何故、挫折したのか?そもそもがこのレースを人生ととらえるなら、パートナー選びが彼女は雑だ。ルールの壁の前で、単身いきり立つ。結局、反体制なだけなんだね。まさしくニューシネマ。そして彼女は自分があるようでいて、結局自分がないのだ。このマイケルサラザンがただの風来坊だったからか・・。ここにアメリカの男性の象徴的存在を見るのは穿った見方だろうか?ベトナムに反対できぬ国内の世論に、ジェーンフォンダを代表としたアメリカの女性たちの不満が描かれてるのかもしれない。シドニーポラックは、こういうの好きだね。女性受け狙った?[ビデオ(字幕)] 9点(2015-03-08 03:04:41)

85.  殺陣師段平(1962) 《ネタバレ》 やはり黒澤明は見せ方を知ってる。ぐんぐん画面に引き込まれ、あっという間に段平に感情移入してしまう。女好きではある段平だが、そのチャーミングさに細かいことは許せてしまう。それは何より仕事バカだからだろう。最後は、死に際の布団の上まで仕事の立ち回りの話をして逝ってしまう。実の娘の複雑な心境。やはり黒澤さんは高度経済成長社会の人だなぁと思わされる。しかしそれにしても市川雷蔵の声がカッコよすぎるぞ!ホントに(笑)[DVD(邦画)] 7点(2015-03-06 18:11:44)

86.   《ネタバレ》 ベルイマンの映画の味は、女性に対する恐れから来ている。自分の大事な女性が、傷つけられたりしないか?浮気したりしないか?彼の作品は、そこから出発して、創られた物語が多い気がする。この話も、戦時下において妻が浮気するとこから、夫の醜さを描いていく。う~ん、彼の映画の独特さは分かるのだけど、果たして気をもむ彼の心を差し置いて、当の女性たちはどう評価するか?厳しい気もする。ウディアレンは彼の映画を観て、自分の映画にコンプレックスを感じるらしい。案外、似た者同士かもね(笑)[DVD(字幕)] 7点(2015-02-14 21:21:02)

87.  大列車強盗団 《ネタバレ》 実話だから、盛り上がりに欠けるのは仕方がないが・・。職人ピーターイェーツでも、脚本がこれでは、面白くなりようがないのだろう。だって実話だもん!ってことで、ストーリーにメスを入れられない辛さ。これはクライム映画である。クライムサスペンスでもなく、クライムアクションでもない。ただ、粛々と犯罪が計画され、準備され、実行され、警察に捕まるという、それだけの話。主人公がいないというのも、盛り上がりに欠ける一因。ショーンコネリーっぽい主人公格の人がいるが、女性を大事にしないラストのお粗末さ。やはり主人公はセクシーでなければ、映画は成り立たないのであろう。うむ・・。しかし何気に観てて、思ったことが一つ。社会が高齢化していって、リストラされる中高年が増えれば、こんな寄せ集めの人間による組織犯罪が増えそ~(怖)[DVD(字幕)] 6点(2014-09-27 16:38:38)

88.  甘い生活 《ネタバレ》 華々しいスターの交遊を見ていた記者のマルチェロは、自分もデタラメになり、最後一気に爆発する。「甘い」生活を見ていても、仕事と割り切んなきゃ・・。スターの周りって生活破たんする人、多そぉ~。怖!。[ビデオ(字幕)] 7点(2014-06-23 11:49:10)

89.  赤毛 《ネタバレ》 「七人の侍」の武士にあこがれた百姓役の三船敏郎が、今度は赤報隊にあこがれる。隊長に頼み込んで、故郷に凱旋するが、かつての故郷は「人物」のいない荒れ果てた町になっていた。赤報隊がこの街にやってくるというので、送り込まれた赤毛だったが、赤報隊は内部のイザコザで、話が込み入ってくる。最後、三船は元奥さんと一緒に鉄砲の餌食になる。涙があふれる・・。町の用心棒との友情も粋なもので、時代の流れの中で大義名分で動く連中の勝手さに、行き場のない感情を最後、町民たちは「え~じゃないか」と踊り狂う。岡本喜八さんは「座頭市と用心棒」でもそうだったが、込み入った話を割とすんなり処理するのが上手い。この話も面白かったです。[DVD(邦画)] 7点(2014-06-05 21:04:09)

90.  ひとり狼 《ネタバレ》 そうか!山田洋次の「寅さん」や高倉健の出てる映画は、時代劇の股旅ものを踏襲してんだ。それか、時代の空気が時代劇にも現代劇にも、こんな人情もののスタイルを生んだのか?う~ん、そこらへんはこれから時代劇を観ていく上での問題意識だ。それにしても市川雷蔵さんて女性にもてるねぇ。そして男を敵にする。それは彼の「大菩薩峠」でも一緒だった。映画の本なんかで見ると、普段着の市川雷蔵って、韓国のペヨンジュンに似てるんだよね、どこか。きっと当時のおばちゃんたちのアイドル的役目も果たしてたんだろうね。今回は女にもてる彼に、同じ股旅の友だちが助っ人に出てくるところが新鮮だった。男に嫌われてる役ばっかりじゃないんだね。[DVD(邦画)] 7点(2014-05-25 12:15:14)(良:1票)

91.  大菩薩峠 完結篇(1961) 《ネタバレ》 小生、時代劇、初級者。やはり三隅監督が入門にはいいようで、色んな作品で三隅監督を目にします。だから大菩薩峠も最後まで、この監督で観たかった気がします。でも森一夫監督もかなりの作品数ですね。市川雷蔵さんは色んな顔を持ってるようですけど、本作品ではかなりの悪役。その彼が子どもに接したり、心の落ち着ける場所を見出したり、優しい性格を見せるのが、新鮮でした。でも悪が優しくなった時、死が近いのも確か。果たして、このラスト。最近、内田吐夢版をとあるレンタル屋で見つけました。自分の街の文化指数は中々だ、と嬉しかったです。[DVD(字幕)] 7点(2014-05-16 03:28:22)

92.  ヘルファイター 《ネタバレ》 現代劇のジョンウェイン。油田火災がこんなに頻繁にあるものか、と思って観ていた。しかもゲリラの標的になるし・・。これが原発だったら、いくらジョンウェインでも手に負えないでしょうね、などと笑い話にもならない。下のレビュワーさんが書いてあるように、確かに緊迫感はほとんどない。ニトロで火災を吹っ飛ばすという命がけの仕事なのに、ゲリラが襲ってきても、どこか大きな図体で、「ノープロブレム」という感じで、仕事を片付けてしまう。現代劇には葛藤のないヒーローは似合わないのかもしれない。それにしてもアンドリューマクラグレンの名前を意識しだしたのは、某レンタル屋の発掘良品のおかげ。「ワイルドギース」「北海ハイジャック」に次いで3作目。この企画がなければ、ずっと気にしない監督だったかも。某レンタル屋に感謝![DVD(字幕)] 6点(2014-05-06 22:12:20)

93.  銃殺(1964・英) 《ネタバレ》 この頃のジョセフロージーはいいね。イギリスで制作されたみたいだけど、キューブリックとかアメリカの作家を意識してたみたい。最後、銃殺したら、基地ごと吹っ飛んで、みんな死んだ、みたいな話だとエスプリ効いて面白いのにね。映画が落とし前の美学だとすれば、ちょっと完成度低いのが残念。[DVD(字幕)] 6点(2014-05-06 05:57:36)

94.  できごと 《ネタバレ》 なんだかなぁ・・。ジョセフロージーの亡命は、政治的哲学の裏付けがあったわけでなく、女性にもてたいがためなんじゃないか、なんて気持ちにさせられるほどの、ドロドロした、どうでもいい話を創ったもんだ。この主人公の中年は、紳士だったわけじゃなく、ただ卑怯なだけじゃん。姑息な中年二人と爽やかな青年とプリンセスの四角関係の話で、爽やかな青年が事故死し、話を素直にたどると、この主人公の親父も事故るラスト。この話で思ったのは、学校の先生って暇だから教え子に手を出しやすいんじゃないの?この女性の中年男性観はもはや最悪だろうかなぁ?って事かな。あ~ぁ、なんだかなぁ・・。[DVD(字幕)] 7点(2014-05-06 03:42:18)

95.  召使 《ネタバレ》 今の日本でも起こりそうな話。でもまぁ仕事に感情持ち込むのはやめましょうよ。確かに若いのに大きな仕事をまぁ仮にしていて、大きな家に住み、いいとこの女性と一緒になる、なんて人と同じ家に召使として住んだら、誰だってこんな奴、地獄にたたっきこみたい気持ちも湧くよね。何よりこの若造の親が出てこないのが、致命的な話の欠陥。まぁ作り話だよね。「太陽がいっぱい」の後に創られてるから、当時でもさほど新しいテーマでもなかったと思う。この映画の見所はやはり、ジョセフロージーの映画的冴えじゃないか。椅子での愛撫、鏡や影に映る情事の危険さを暗示する演出、白黒でも飽きない構図。この頃には、もう「2001年宇宙の旅」が創られてるから、色んな事考えず、白黒映画の熟成ぶりを味わおうよ、と俺なんか思っちゃうな。いつの時代も、若造よ!分相応たれ![DVD(字幕)] 7点(2014-05-06 01:16:52)

96.  大菩薩峠 竜神の巻 《ネタバレ》 1作目で怒涛の「続き」のシーンから、さぞや凄まじい殺陣を期待して観たら、もう戦いが終わったところから始まる。そして、この第2部も怒涛の「続き」で終わる。なんとも三隅研次さんの演出は楽しい。そして撮影も脚本もとても素晴らしい。市川雷蔵さんは今の役者にはいないタイプ。鬼気迫る何かを持っていそうな役者って、画面が引き締まるよね。でもこの人、とんでもない悪役やってんだよね。バッドヒーローなのに「暗さ」がない。そこがニューシネマと違う。どこか西部劇の味に似てるよ。日本では、また時代劇ブームが起きてんだけど、アメリカさんは西部劇ブームって、もうとんと見かけないもんね。(時々あるかな?「トゥルーグリッド」(未見)とか・・。さてこの映画。目が見えなくなっても、音無の剣は強い、強い。やはりこの映画の傑作ぶりは市川雷蔵のキャラによるところも大。う~ん、内田吐夢さんの「大菩薩峠」がどこで話を引っ張るのか、興味深い。比較して観てみたい。(でも中々内田吐夢版は置いてないんだよね~)[DVD(邦画)] 8点(2014-05-05 02:07:30)

97.  昼顔(1967) 《ネタバレ》 「シェルブール」のカトリーヌ嬢が何でこんな役をやることになったか・・。この前作、ポランスキーの「反撥」もかなりの役だったもんね。混乱してる監督には、このような女性は、怒りを感じるのかな?この作品はブニュエルの混乱ぶりが分かって、観る方としては複雑な気持ちだった。う~ん、映画史上有名な監督ではあるけど、俺はいいかなぁって感じ。[ビデオ(字幕)] 5点(2014-04-19 14:57:36)

98.  女は二度生まれる 《ネタバレ》 川島監督作品を立て続けに観てます。戦後の激動の時期をがむしゃらに生きる人から、下半身のだらしない政治家の家族をドタバタで描いたり、そうかといったらこの映画みたいに奔放な生活をする女性を描いたり、この監督は決して登場人物を裁かない。この映画も女性の男性遍歴を描いてるが、マジメな人が観たら、眉間に皺、だが、若尾文子が邪心のない女性を演じてるもんだから、何となく許せちゃう。内容は、苦労してるさっぱりした芸者さんが、何人もの男の遍歴の後、囲われて、でも勝手な男ゆえ、浮気も許さない。でもこの男、後で娘さんが出てくるんだけど、決して不幸な家庭でもない。じゃぁただのエゴイストか、と思ったら、病気で死んじゃうだね、この男。しかも囲われてた女性が別の男性と一緒だった時に逝っちゃう。その後、この女性は真面目そうな好青年に仕事の接待で外人をもてなしてくれと言われ、あ~私はそんな風に見られてたんだ、とショックを受け、筆おろしをしてあげた若い工員と旅に出るが、旅の車中、昔の別の男が円満そうな家庭のパパになってるとこを見て、旅先で茫然としちゃう。タイトル通り行けば、ここで彼女は生まれ変わって、真面目になるんだろうけど、さぁうまくいくやら・・。戦後の日本を駆け抜けた苦労人生描くと、中々味のある監督だけど、高度成長のナンパな人間を描くと気の抜けた映画になっちゃうね。小津さんみたいなホームドラマにすることに抵抗あったんだろうか・・。結局、高度成長は犯罪劇か、ホームドラマか、青春映画かってことだね。川島監督は自分の道を模索してたという感じです。[DVD(邦画)] 7点(2014-03-30 22:23:30)

99.  8 1/2 《ネタバレ》 フェリーニの良さは自分には分かりにくかった。何故かというと、彼の映画のイメージのセンスは、影響を受けた後のいろんなジャンルの創り手によって、進化しており、それを観てきた私には分かりにくかったのだ。これは映画だけでなく、マンガ、小説においても言える。噂に聞いた伝説の作品をいざ、観てみると、ちょっと物足りなかったりする感じ。しかしこの作品は、にもかかわらず、風格がある。有名な映画である。最初は戸惑った。いつになったら物語がはじまるのか?しかし慌てない。これは「去年マリエンバードで」か?それならと思い、肩に力を抜いて、観てみた。最後まで見て、トリュフォーの「アメリカの夜」よりも、正直な映画創りの実感だろうと思った。映画は一人ではできない芸術だ。混乱の内に映画作りが始まってしまう芸術家の正直な感情の吐露だろう。そう思うと、ちょっとユーモアのある作品だ。それにしてもフェリーニって巨大な建築物や船を映画に出すのが得意ですね。さらにニーノロータの名曲が冴える。この映画の彼の曲は特に好きだなぁ。 (再見) 画面から目をそらさせぬ演出にうなった。これは映画の教科書だったんだ!大筋の分かってた2度目の方が面白かった。[ビデオ(字幕)] 7点(2014-02-04 20:24:18)《改行有》

100.  殺し(1962) 《ネタバレ》 べルトリッチにも、キューブリックの「現金に体を張れ」のような面白く仕上げた若き日の作品があるんだね。作家性が現れる前のキッチリした仕事というか。なるほど確かに「羅生門」を思い出すような、タランティーノが一世風靡した頃の作品のような、同じ場面を違う視点から描くという演出方法。でも何か彼の映像には、詩人であるだけに、どこか品があるね。[DVD(字幕)] 7点(2014-02-03 21:29:38)

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