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プロフィール
コメント数 188
性別 男性
年齢 56歳
自己紹介 SF, アクション, ファンタジー, ホラーが好きです。
昔観た映画も必ず観直してからレビューしています。
また、TV放送のものは無用な編集が入ってしまうので、
レビュー対象にはしません。

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81.  127時間 《ネタバレ》 休日はロッククライマーとして人生を謳歌していたアーロン。彼はいつものように簡単に身支度を整え、誰にも行き先を告げず国立公園の峡谷に出かけたが、岩の狭間に滑落して右腕を岩と壁の間に挟まれる。そこで「127 HOURS」とタイトル。ここから本当の物語が始まる。徐々に精神状態も不安定になり、体力の限界を悟り、脱出のための万策も尽きた彼は、最後に体の一部を切断して生きる道を選ぶ。一番驚嘆すべきは、自然という大きな力に抵抗し、絶体絶命の状況下でも最善を尽くして生き残ろうとする彼の精神力だ。水も食料も残り少なく、普通ならあきらめて然るべき状況下で、このモチベーションはどのように維持されたのだろう。彼は「何でも一人でできると思っていた」と何度も口にしていたが、それは「他人に頼らず一人で活路を見出す」ことにもつながったのではないか。彼の生命力に敬意を評して及第点と。[DVD(吹替)] 7点(2012-02-26 20:20:07)

82.  マイティ・ソー 壮大な親子喧嘩に兄弟喧嘩。雷神トールと無敵のハンマー。地球にとっては、神々の世界「アスガルド」。新たな王として戴冠式を迎えたオーディンの息子ソー。王たる印であるハンマー「ムジョルニア」を従えて。そのとき、予てより敵対していた氷の巨人により宝物庫が襲撃される。立腹したソーが仲間とともに氷の巨人の国ヨーツンヘイムを襲撃したことで、再び巨人との間に戦端が開かれてしまう。息子の傲慢で軽率な行為に激怒したオーディンは、ソーから力を奪い地球へ追放する。放逐された地球で知り合った科学者ジェーンやセルヴィグ教授たちに助けられ、地球のことを知るソー。彼は、後を追うように地球に落下したムジョルニア、そして自分の力を取り戻すため行動を始める。だが、そこにはソーの弟ロキの陰謀があった...。北欧神話がモチーフの本作は、『アベンジャーズ』の他の物語と異なり、バリバリのファンタジーテイスト。はるか昔、「女神転生」というゲームで「雷神トール」「魔人ロキ」に出会って以来、何となく馴染みのあるキャラクターが登場する。FFシリーズの「召喚獣オーディン」は言わずもがな...必殺の斬鉄剣。ソーの武器はムジョルニア(ミョルニル・ハンマー)という鉄槌。凄まじい硬度・強度・重量を持ち、投げても手元に戻り、振り回せば空も飛べる便利な武器だが、所有するに相応しいと認められた高潔な人物にしか持ち上げられない。地球に追放されたソーも、これを取り戻せば力も取り戻せる思ったが、今までの傲慢なままでは叶わなかった。そうして、地球に落ちたソーは謙虚さや慈愛の念を学んでいく。加えて「女性(ひと)愛する」ということも。本作は単体としても十分観れる作品になっており、重たい社会的テーマを背負っていない分、終始非常に明るい印象のドラマだった。特に、現代の地球(欧米)文化とペットショップで馬を買おうとしたりするソーの持つ文化のズレが面白かった。近年の悩めるヒーローとは異なり新鮮で魅力的に感じるものだ。ソーと行動を共にするアスガルドの親友たち、シフ、ファンドラル、ヴォルスタッグ、ホーガンもいい調味料。ラスト間際、デストロイヤーとの戦いは非常に熱い。以降、『アベンジャーズ』で大きな位置を占める『マイティーソー』シリーズ開幕の一本として過不足ない内容となっている。ハナマル![DVD(吹替)] 7点(2012-02-08 22:24:30)(良:1票)

83.  アジャストメント 《ネタバレ》 運命を司る神を信奉する人が多いアメリカでもやはり、神の意思に抗いたいという風潮があるのか?「運命とは決められたものではなく自分で切り拓くもの」がメインテーマであり、主人公はまさしく「運命の人」に偶然出会い、全てのことを犠牲にしても彼女と結ばれたいと願う。ただ、主人公が一般の会社員なら、仕事をほっぽって理想の女性を追いかけるのも受け入れられるが、彼は仮にも上院議員補であり、大切な選挙を放り出してまで女を追いかけるのは常軌を逸しているように思えてしまう。最終的にはハッピーエンドであり、主人公の運命に抗う行動に「議長(神)」が心を動かされたことになっていたが、「運命の人」ですら「議長」の意思の前ではほんの数文字のメモ程度にしか過ぎず、運命に逆らって理想の人を求めても「議長」の心を動かせるとは思えない。ちょっと展開に無理が多く今ひとつ感情移入ができなかった。まあ、コンセプト的には面白く無い訳ではないので5点で。[DVD(吹替)] 5点(2012-01-22 22:15:56)

84.  リアル・スティール 《ネタバレ》 近未来で大人気となったロボットボクシングを軸に、戦いの場を追われた元ボクサーと長年離れて暮らして来た息子との父子の絆の再生を描く。どん底を極めた生活からの復活を目指すジコチュウ親父を、父の愛を知らない少しマセタ少年の想いが救い、普通の人生を取り戻す物語。親父は息子が廃品工場で見つけた旧世代のボロロボットに自分の姿を重ね合わせ、その(自分の)可能性をまた感じるようになる。物語冒頭は親父の不甲斐なさが目立ちイライラしたが、ストーリーが進むにつれ父子それぞれの成長が手に取るように分かるようになり、感動的なラストへと突っ走る。人間ドラマは観客が十分実感できる世界観の中に成り立っており、ステレオタイプな創りではあるが、しっかりと地に足をつけた内容になっていて好感が持てるし、感動を誘う演出が秀逸。装甲騎兵ボトムズのバトリングにも通じるロボット同士の格闘シーンはとにかく格好いい。今ひとつロボットボクシングのルールが明確でない(重量や使用機器の規格など)のだが、細かいことは抜きしにして、人型ロボット同士の格闘技はダイナミックかつスタイリッシュで興奮必至。ロボットバトルはほぼCGだが、登場ロボットがアシモなどの現実に存在するロボットを髣髴とさせ、ピカピカの新品ロボットだけではなく、使い込まれた質感を表現することで、見事なまでの存在感を醸し出している。更に破壊された部品は実物の小道具を使用して上手い具合に切り替えており、素晴らしいリアル感が演出される。ロボット同士が戦う「ロッキー」という感が無くも無いが、十分及第点。[映画館(字幕)] 8点(2011-12-12 23:20:50)(良:2票)

85.  エンジェル ウォーズ 《ネタバレ》 まず面白くない。冒頭の楽曲「スイートドリームス」の世界をそのまま物語にしたかのような内容。大雑把に同じコンセプトの「未来世紀ブラジル」「インセプション」ほど物語がこなれていないし、主人公の目的・目標がイマイチ不明確。何がしたいのか伝わってこなかった。くすんだ感じの映像は趣味なのだが、肝心の戦闘シーンが一本調子で引き込まれない。だが、全体的に見ると作品のトーンがまとまっており、微かな魅力は感じられる。売春宿の描写なんかどうでもよいので、バトルシーンを中心とした、精神世界から現実世界への逃避行を描いたほうが面白かったのでは?と思った。[DVD(吹替)] 5点(2011-10-10 21:40:00)

86.  猿の惑星:創世記(ジェネシス) 《ネタバレ》 地球が猿の惑星となるに至るまでの序章となる物語。面白かった。VFXが素晴らしいのは言わずもがな。自分たちでは制御しきれないほど科学技術が発達してしまい、それにより神の領域にまで踏み込んでいく人類への警鐘を程よく織り込んだ内容が深い。科学者と知能を高められた猿が、本当の家族のようになっていく序盤を丁寧に描くことで、彼(猿)が人間に絶望し、同じく虐げられていた仲間を率いて人間に反旗を翻すこととなる物語に一層説得力を与えている。人類にとっての救いとなるべくして創り出されたもの(薬も猿も)が、やがて人類自らの首を絞めるモノとなってしまうという展開が皮肉っぽくて良い。本作ラストで猿たちは局地戦に勝利したにすぎないが、人類が滅亡への一歩を踏み出したと取れる描写もあり、今後の展開が非常に気になる。続編に期待大。[映画館(字幕)] 7点(2011-10-10 21:03:51)

87.  ロビン・フッド(2010) 《ネタバレ》 中世の一人の弓の名手が「ロビンフッド」と呼ばれる英雄になるまでの話。イメージ的に軽快に弓を射るイメージ(ピーターパン的な)のロビンも、ラッセル・クロウが演じると重騎士的なイメージになる。剣を振るっている方が似合う感じ。この映画のロビンは成り行き上ロクスリー家の当主として生きることとなるが、その時代の中でも誠実(約束は守る)な人柄が効いているのか、知らず知らず庶民のリーダー的存在となってゆく。この映画の彼は、案外知略戦略に長けており、その資質がシャーウッドの森を守り、住人をまとめる礎となっていくのではないかと。ただ、映像は綺麗なのだが、中世的な「汚さ」が感じられず、時代考証をきちっとしている雰囲気なので勿体無い。リドリー・スコット監督は、都市や宇宙船では濡れや蒸気を使って「汚さ」を活き活きと表現しているのに、見るからに汚そうな泥道などは却って汚く表現できないみたいだ。表現が難しいが「濡れているのに乾いている」って言えばいいか。まあまあ及第点ってことで。[DVD(吹替)] 7点(2011-09-27 22:53:22)

88.  フローズン 《ネタバレ》 この手のソリッドシチュエーションスリラーは好きなのだが、物語上、謎解きや頭脳戦的な展開は望めず、画面も固定されがちなので、自ずと役者の心の動きを中心にストーリーを追うことになる。だが、如何せん登場人物の思考レベルが低く、感情移入もしずらい展開なのでイマイチ乗り切れなかった。まあでも、日本では熊ならまだしも、犬系の野生動物に食い殺される状況はほとんどないので、以外に怖さを感じた。群れを成して襲い来る中型動物が結構恐怖なのは改めて思い知った。まあ、取り敢えず及第点ってことで。[DVD(吹替)] 6点(2011-09-27 21:44:27)

89.  ソウ ザ・ファイナル 3D 《ネタバレ》 標題を信じるなら、やっと最後。結局最初に戻ってゴードンかい。SAWシリーズはすべて鑑賞したが、シリーズ初期に見られた「痛さ」が薄れてしまい、単なるC級スプラッターと化してしまった感じ。グロさのレベルは毎回落ちて来てはいたが、もう「痛くない」んだな。暗く崇高なジグソウの思想と作品は地に落ち、惰性で繋げているストーリーはどうでもよい内容になってしまった。シリーズのファンとしては残念な内容。[DVD(吹替)] 5点(2011-09-27 21:27:44)

90.  世界侵略:ロサンゼルス決戦 《ネタバレ》 SFという感じはせず、戦場ジャーナリストが撮った戦地の記録映画といった感じ。エイリアンが地球外生命っぽくなく、実は地球上のある勢力が衛星軌道上から全世界を制圧せんがために侵攻したかのよう。状況説明も無くいきなり戦闘場面が展開されるが、臨場感バリバリで興奮する映像ではあった。製作陣が描こうとした内容は何となく感じるが、毒にも薬にもならない内容になってしまい蛇足。戦闘シーンは7点の価値ありなので、いっその事、戦闘場面オンリーの内容でも良かったかもしれない。[映画館(字幕)] 7点(2011-09-27 21:13:37)(良:1票)

91.  特攻野郎Aチーム THE MOVIE 「特攻野郎Aチーム」は、子供の頃、日曜日の夜に4チャンで放映されていたアメリカのTVシリーズの中でも好きなシリーズだった。知将ハンニバルを始め、各キャラクターの設定がしっかりとしており、それぞれの特徴を活かして協力しながら難しいミッションを成功させる。そんな友情と信頼で繋がった彼らと、ド派手なアクションをワクワクしながら観ていた。この映画もキャラクタ設定が結構しっかりとしており、アクションも金掛けたぜ!的(特に戦車の空中戦)で楽しめた。ただちょっと詰め込みすぎで内容の整理に疲れるのが欠点か。観終わった後も、あんまり内容を覚えてないし、考えさせられることのもないが、十分及第点ってことで。[DVD(吹替)] 7点(2011-08-07 21:43:20)

92.  トロン:レガシー 《ネタバレ》 期待していたが面白くなかった。映像はきれいで感動的だが、それだけ。マトリックスのような設定でもなく、コンピュータの世界に人間が直接入り込む世界観は、異世界に飛ばされた人間の冒険を描く安物ファンタジー(の焼き直し)に過ぎない。まあ、世界観以前にストーリーや展開がまったりしていて、アクション中心の内容の割には緊張感も高揚感もカタルシスもなし。及第点とならず。[DVD(吹替)] 4点(2011-08-07 21:30:27)

93.  X-MEN:ファースト・ジェネレーション 《ネタバレ》 非常に面白かった。今までシリーズ全作品を見てきたが、中でも珠玉の名作となっていると思う。「人種差別問題への提言」というテーマは変わらず、ミュータントの起源とX-MEN設立までの秘話、そして初代X-MENの活躍を描いた内容は、キューバ危機という実際の国際問題とも適度に絡み合い、物語に現実感と深みを感じさせる。登場人物たちの背景描写も内面までかなり細かく描いており、単なる人物紹介に終わらず各キャラクターに感情移入し易い作りとなっている。また、明確に善悪を描かないX-MENシリーズには珍しく、今回はセバスチャン・ショウという能力も存在も強大な悪役を配している。これはラストでマグニートーがショウを否定した上で倒すことで、後の時代の彼が単なる悪ではないと印象付けるのに役立っている。結局プロフェッサーXとマグニートーは袂を分かつこととなったが、どちらが正解と思うかは、観客それぞれ異なるだろう。観終わった後に誰かと話し合いたくなること間違いなし。まさにX-MENシリーズの起源となり得る作品だと思う。[映画館(字幕)] 9点(2011-06-12 11:51:12)(良:6票)

94.  PUSH 光と闇の能力者 《ネタバレ》 かなり面白かったが、世間的には評価されないみたいでがっかり。でも全体的には面白いんだが。伝わらないか・・・。登場人物の人となりが薄っぺらく、彼ら彼女らに感情移入しにくいところが低い評価の理由かな。内容は闇の国家機関から狙われる能力者たちの物語。能力者たちの能力が明確に分類されていて、同じ能力を持つものたちの中でも優劣が存在するのが秀逸。記憶操作"プッシュ"が題名となっているが、あまりその能力は重要でないような気がする。もっと使い方がうまければ、もっと展開が面白くなるのにという場面が多いし。また、"プッシュ"がなぜ国家機関にいいように使われているかも疑問。裏から誰でも操れるのに。敵味方で同じ能力を持つ能力者がいるため、シミュレーションゲームや将棋のように、どの能力でどのようにチームを組むかが戦略の鍵となる。どちらかというと直接攻撃に長ける能力が少ないため、予めの立てた作戦内容が物を言うのだが、未来予知"ウォッチャー"の能力に戦局は左右されやすいようだ。自ずとアクションがこじんまりとして地味になってしまうのも、低評価につながっているか。あのラストなら続編ができそうだが、人気なさそうなので期待薄かな。残念。[DVD(吹替)] 7点(2011-06-10 23:01:18)(良:1票)

95.  ガタカ 《ネタバレ》 遺伝子によってのみ個人が評価される未来。遺伝的に弱者な不適格者は夢を見ることすら許されない。ある若者は甚大な努力によって遺伝子の烙印を消し去ろうと試み成功する。最高の適格者として生まれ、不適格の烙印を押された若者の助けを借りて。友情と反目の中、本当の友人として強く結びつく二人。遺伝的に不適格者の烙印を押されたヴィンセントが主人公ではあるが、後天的に不適格者となったジェロームの境遇に、より惹かれた。最高に優秀な遺伝子を持っていても必ずしも思い通りの人生が遅れるとは限らない。彼は生まれながらにして不適格者として烙印を押された若者の夢に自分の夢を重ねるようになる。優秀な遺伝子さえあれば個人の存在を偽れるというこの世界において、最後の最後に「燃えてなくなる」ことで「自分の存在に自分で決着をつけられた」ジェローム。いずれにしても悲しく重い物語のラストは、不透明ながらも若者の光に満ちた(同時に暗く閉ざされた)未来を予感させ、非常に心を打つ物語として心に残った。[DVD(吹替)] 7点(2011-05-30 22:48:07)(良:1票)

96.  機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編 《ネタバレ》 機動戦士ガンダム劇場版三部作の最終章。地上での激戦の後、宇宙へと出たホワイトベース隊は一年戦争終結に向けた激しい戦いを繰り広げる。そんな中、アムロはジオンのニュータイプ、ララァ・スンと出会い、本格的にニュータイプへと覚醒してゆく。ララアの死を通し、アムロとシャアの最終対決が描かれる。「めぐりあいそら」。アムロとララァ。アムロとシャア。キャスバルとアルテイシア。ホワイトベース隊の面々。「人は分かり合える」というテーマを全面に押し出したストーリーは感動の終幕を迎える。地球の重力の呪縛から解放された人間は、本当の意味で互いに理解しあえる存在へ進化してゆく、というテーマは深く重い。また、ガンダムシリーズでは、互いに理解しあえるようになったが故に互いを許容しがたくなり、また争うようになっていくという裏テーマがあるように感じる。とにかくアニメ好きには珠玉の一本となっている。[DVD(邦画)] 8点(2011-05-22 10:30:24)

97.  機動戦士ガンダムII 哀・戦士編 《ネタバレ》 久しぶりに観たくなったので続けて鑑賞。ストーリーはTVシリーズの第16話~第31話までを再編集したもの。この2作目からアムロやセイラ、ミライなどの主要人物が、ガンダム世界の裏テーマとなっている「ニュータイプ」の片鱗を見せ始める。敵味方問わず兵士たちの存在感と生き生きとした息遣いにあふれ、ホワイトベース隊の少年たちが大きな敵との戦闘を通して成長し始めていることを実感する。「青い巨星」ランバ・ラルやハモンとの出会い、アムロのマチルダへの淡い恋と別離、ガンダムと「黒い三連星」の戦い、カイとミハルの悲恋など見所は多い。また、エンディングテーマとして流れる井上大輔の「哀戦士」は名曲。名も無き兵士の切なさを表現した歌詞はストーリーと完璧にマッチして心に残るものとなっている。[DVD(邦画)] 8点(2011-05-22 10:11:14)

98.  機動戦士ガンダム 《ネタバレ》 久しぶりに観たくなったので鑑賞。ストーリーはTVシリーズの第1話~第13話までを再編集したもの。主人公の機械いじりが好きで内向的な少年アムロ・レイが戦争の波に巻き込まれ、成り行きから機動兵器(モビルスーツ)ガンダムのパイロットとなり、シャア・アズナブルという敵の英雄との戦いを通して成長する様を描く。世界背景の説明と登場人物紹介の意味が強い作品。TVシリーズの映像の使い回しが多く、ストーリーも結構ばっさりとカットされているが、元々の脚本が良くまた演出も巧いため、「ガンダム」を知らなくてもある程度は観れる作品となっていると思う。[DVD(邦画)] 7点(2011-05-22 09:47:28)

99.  鴨川ホルモー 《ネタバレ》 つまらなくはないが微妙にイマイチ。でもやっぱり「げろんちょりー」は耳に残るな。原作のすっとぼけた感じが出てはいるが、時間的な制約があるからか、各キャラクターがぼやけた感じになっている。特に芦屋と楠木の描き方が足りず、「単なる力押しの馬鹿」になってしまった。あと、オニたちの合戦が乱戦主体で戦略・戦術が表現されておらず、原作のような戦国時代の合戦を見るような高揚感が無いのが残念。まあでも続編が作成されたら観るかもというレベルではある。[DVD(邦画)] 6点(2011-05-03 08:20:02)

100.  ゾンビランド 《ネタバレ》 ゾンビが居る世界自体に恐怖は感じられず、特にゾンビ映画である必要性がないかも。住んでいた土地の名をあだ名としたキャラたちのやり取りがメインとなり、彼らの掛け合いは面白い。それぞれ欠点を抱えているが、そのウイークポイントが彼らの魅力だったりもする。結局最後まで主要キャラは誰も死なず、ほんわりやんわりとエンディングを迎える。なかなかの秀作。[DVD(吹替)] 7点(2011-04-20 22:48:54)(良:1票)

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