みんなのシネマレビュー |
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1022. クライム&ダイヤモンド この映画のラストシーン、毒舌ジム(殺し屋)が街を歩きだし、電柱の傍でふと動きをとめたときに 、僕はピン!ときました。「この映像、この動き、これは間違いなくあれだ!あれに違いない!」 そして流れてきたのは当然あの名曲。ビンゴ!ビンゴだ俺! 「あぁ僕もこの映画に参加できた気がする....」とめっちゃ嬉しかった瞬間でした。そんな映画。 ところで、この映画の中で毒舌ジムが、「名作と呼べる映画は昔のものばかりだ」と語っていますが、このサイトでのランキング上位の映画の製作年代を見てると「なるほどそうなのかなぁ..」と思っちゃいますね。 8点(2004-01-12 11:25:11)(良:2票) 《改行有》 1023. ベイブ 久しぶりに観たんですが、シンプルに素晴らしい映画だと思います。 ホゲット爺さん役のジェームズクロムウエルはこの映画の出演を機にヴィーガンに転向したそうなんですが、確かにこんな映画に出たらそうなっちゃうのかもしれません。[CS・衛星(字幕)] 8点(2004-01-11 00:05:59)(良:1票) 《改行有》 1024. お葬式 この映画、後にお葬式のガイドビデオとして実際に葬儀屋さんに使われていたというその一点だけでもすごい映画かと。 私も、こないだ父親が死んで親戚一同集まったりしたわけだが、 そのときの雰囲気とか考えると、エッチしたくなるのもわからんでもない。 (ひさびさに会う従姉妹とか「わ、この歳になっても結構可愛いじゃん」と結構ときめいたり。) 5点(2004-01-10 09:57:12)《改行有》 1025. レッド・オクトーバーを追え! 潜水艦映画にはずれなし、の一本かと。緊迫感もあり普通に楽しめる映画。この映画の時点では、ジャックライアンは間違いなくアレックスボールドウィンの方がキャラ的にあっていると思う。 (この後、ライアンはどんどん「強くて公明正大なアメリカ」を象徴するヒーロー化していくため、ハリソンフォードに変わったのはむしろふさわしいかと) .. 当時はあまり思わなかったが、トム・クランシーがその後の作品で見せる白人至上主義的本性を知った後では「ロシア人だってアメリカ人がしっかり導いてやれば優秀なんだよ、同じ白人なんだから」的な気配が随所に漂っている感じがちょっとイヤ~んな感じだが.. それでも普通に面白いよ、うん。 7点(2004-01-10 09:51:41)《改行有》 1026. スキャナーズ この映画を見たころは、手に血管が浮き出やすい体質だったので、 ちょっと手を下げて血管押さえてあげるだけで「スキャナーズ!」というネタが出来たもんです。ぼちぼちやってたネタだったなぁ。 でも、この映画みたいに派手に手の甲とかに血管を出すと意外と痛いんですよね。多分体にも悪いんじゃないかと。危険ですのでまねをするのはやめてください、って奴ですね。 で、この映画、血管ムキムキの対決シーンと頭ボーン、これにつきる映画です。や、それだけなんですが.. 6点(2004-01-10 00:06:23)《改行有》 1027. ハリウッド的殺人事件 《ネタバレ》 新作映画の一発目レビューなので、普段と違って多少レビューっぽく書きます。(ネタバレかどうかもよくわかんないので念のためネタバレ指定をしておきますが。) どういうジャンルの映画なのかよくわからないまま見始めたのですが、結局よくあるベテランと若手の刑事コンビ映画でした。この映画が目新しいのは、刑事コンビものというありふれた設定の中にそれぞれの刑事のサイドビジネスを絡めて映画を進めていくところです。本職である殺人事件の追跡を本筋に2人のサイドビジネスをコメディタッチで絡めて物語は進行していく...のですが、本筋側のはずの殺人事件の描写があまりに薄くて話がよく見えないため何をしたい映画なんだかがわからず前半フラストレーションたまりまくり。しかもなんだか映像は全体に軽く(まさに日本のテレビドラマのような雰囲気)コメディシーンは上滑り。で、全体の3/4くらいまでは、もうどうしようかと思うような映画でした。 それでも後半の犯人追跡の部分あたりは、ありがちながらもそれなりに楽しめたのでなんとか持ち直した..という感じではありましたが。 しかしロートル刑事を演じるハリソンフォード、そういう芝居なんだろうけど、 老けてよれよれ....めっちゃガニマタだよ.. この映画を見終わった後に観客に一番残るものは、おそらくハリソンフォードのもっていた携帯の音。 それにしてもアメリカの警官はほんとにあんなに副業してるんだろうか....4点(2004-01-09 22:28:17)《改行有》 1028. スパイダーマン(2002) 《ネタバレ》 この映画は言うなれば「スパイダーマン<<<誕生編>>>」ですね。 ヒーロー物というより、冴えない内気な青年の成長物語。 で、そういう映画としてなかなかいい出来かなと思います。映像も「やっぱりサムライミ」だと笑っちゃうような シーンが結構あって、この映画に関してはサムライミ監督ってのは当りでしたね。 ...ただ確かに、最後の「大きな力には大きな責任がともなう」は、彼の立場から考えると がんばりすぎの考え方で、何もあんなに自分の力に対して構えなくてもいいんだと思うんですけどねぇ。 短期間に数少ない親しい人々が不幸になったり大変な目にあうところを立て続けに見ちゃったから 大きく構えすぎちゃったんだと思うけど、 数ヶ月たつと思いなおしてヒロインのもとに戻っちゃいそうだし、っていうか戻れ。ずっと好きだった女なんだからさ。 7点(2004-01-09 22:20:56)《改行有》 1029. タンポポ 漫画『美味しんぼ』のヒット等で、これから日本にグルメブームがくるかも...という時代に作られたグルメ娯楽映画の傑作。 この映画については作られた時代背景を知らずに今の感覚で観ると評価を間違える可能性があります。 この映画が作られた頃は今のようにラーメン情報が巷に氾濫しているような時代では決してなく、 まだ荻窪ラーメンあたりが世に知れはじめたばかりで、例えば愛川欽也がテレビ「探検レストラン」でつぶれかけた荻窪のラーメン店を支援してたりしてた頃。 (その番組から誕生して今も残ってるものというと駅弁の「元気甲斐」とキリンビールの「ハートランド」くらいだなぁ、って閑話休題) その頃のグルメというのは「小金持ちが金にあかせて高いものを食う」みたいなイメージに留まっている時代で、 この映画はそういう「グルメって高けりゃいいんだろう信仰」みたいなものを正統派グルメとして批判した映画。 間違ってもグルメブーム批判映画なんかではなく、「グルメ礼賛おいしいもの万歳」映画なのでそこはお間違えないように。 映画中に出てくる食べ物がこれほどうまそうな映画は他にないのでは? 8点(2004-01-08 15:21:26)(良:1票) 《改行有》 1030. ストリートファイター(1994) 最初のスト2から、僕は春麗が大好きでした。ムチムチセクシィチャイナで戦う東洋美女。 もうサイコー!! しかし、この映画の春麗は..ブス..ブス..ブス..しかもおばはんやんか! 許さん!許さんぞ! 2点(2004-01-08 11:41:14)《改行有》 1031. スプラッシュ うわ、トムハンクスだったのか..彼。 こういう「ペケペケの魅力全開」系の映画の場合、僕は大概において「ペケペケ萌え!」な感じでまっとうな判断力を失って映画を見てしまいがちなわけだが、ダリルハンナに関しては、好みの問題か全然キュートに思えないのでこの映画については冷静に見てしまう自分がいたりする。 で、「ダリルハンナがかわいい」というこの映画において一番ウリの要素が欠落した状態で鑑賞した僕の感想としては、まぁまぁ普通のファンタジックラブコメ映画って感じ。可もなく不可もなくだけど、こういうのもいいかな、くらい。人魚のお魚部分の映像、今だったらCGでチョチョイとこなせるところだけど、そのあたりの映像はさすがに時代を感じるよねぇ。 6点(2004-01-07 17:59:36)《改行有》 1032. ハロー・ドーリー! 高校生の頃(って20年以上前だよ..)だったか、「ミュージカル映画大好き!」と思ってた時期がありました。 なんせその頃までに僕が見たミュージカル映画というと「雨に唄えば」「マイフェアレディ」「サウンドオブミュージック」... これでミュージカル映画が嫌いだとすればいったい何を見たら好きな映画に出会えるのかわからない。と言えるような名作がずらり。 そんな僕が、ミュージカル映画黄金期を代表する一本であるこの映画を見たのは当然の事だったと言えましょう。 ...で感想。つまらなかった..何しろ話が他愛なさすぎるし、主役のドリーが魅力的じゃない!これ致命的。 歌や踊りもなぁ..無駄に豪華で長いというか..イマイチだったし。話がつまんないから歌も踊りも引き立たないんだよなぁ..と、 とにかくかなりがっくりしたことを覚えています。そんな僕が次に見たのは歴史的傑作ミュージカル映画として誉れ高い ショウボートだったわけですが....まて次号!(ショウボートがこのサイトに登録されるその日まで) 4点(2004-01-07 16:28:45)《改行有》 1033. メリー・ポピンズ いかにもデイズニーなミュージカル。 原作の「メアリー・ポピンズ」(原作日本語版は名前の間に「ア」が入る)は、もっとこう一見ロッテンマイヤーさんっぽい感じの 微妙に嫌な感じのところがあるキャラなのだが (そこが逆にファンタジックな本性とのメリハリになってキャラをひき立ててい面があるのだが) ジュリー・アンドリュース演じるこちらのメリーポピンズは、そういうところが全くない、本当に家にも飛んできてほしいような 単純に魅力的なキャラになっている。 複雑な構成の映画ではないから、この映画版キャラクターはこれはこれで成功しているかなと。 相方も「チチキバンバン」のディックヴァンダイク、ミュージカル的オールスターキャスト起用で純粋素直に楽しませてくれる素敵なミュージカル映画。 7点(2004-01-07 15:52:16)《改行有》 1034. 猟奇的な彼女 《ネタバレ》 この映画はやはりオチにつきますね。「なるほど!そういうことだったのね!」。 正直、映画の前半からシナリオのセンスには疑問を感じていたので、 そこまでの伏線がはられているなんてまったく予想していなかったところへ あのラスト。いい意味で期待を裏切られまして、この映画への好感度アップ。 (そこに至るまでのおじ(い)さん、叔母さんによる2回の騙しまで含めてあわせてよくできていたと..) 終わりよければすべてよしといいますが、いやほんとにこの映画はそうです。 (僕はご都合主義でもハッピーエンドは大好きなので、というかこのラストならそもそも2人の出会いは必然だったわけで。) それから名前不詳のヒロイン、やはり彼女の魅力につきます。不機嫌顔がグー。 あと、これからこの映画を見る方、決して飲食しながら見ないようにしてください。 これは「先達からの教え」ってやつです。よろしくおねがいします。 9点(2004-01-07 11:51:22)《改行有》 1035. ボーン・アイデンティティー 小説を映画化する場合、その内容に大胆な改変が おこなわれるのは当然有りのことだと思うが、この映画は見事にそれ失敗している。 もっち~(←にょろ)さんも下で書いているが「記憶喪失の主人公の正体を主人公と観客がいっしょに解き明かしていく」構成に しないと映画として意味ないだろう。面白くないなりに原作だってちゃんとそういう構成になってるのに。 (確かに下で俺の歌を聞けさんが書いているように、原作にしても読んでいる読者は「どうせ主人公は正義の味方に 決まってるからなぁ」と見切って読んでいるのは確かなのだが) そのくせ、謎なんかないわりには、結局何がどう解決して 誰がどうハッピーなのかがよくわからないのがなんだかなー。 ...最初の漁船の医者は金までくれてえらく親切だったが、ボーンは後でちゃんとお礼したのだろうか.. 5点(2004-01-06 11:52:56)《改行有》 1036. ルパン三世 念力珍作戦 あぁ、やっとこの映画が登録されたかぁ。私、公開時に(当時、小学生でしたが)劇場で見てるんですよね。..多分..いや当然、親に連れて行かれて見たんだと思うのですが、なぜ僕の親がこんなものを見たかったのか..今でも謎です。その謎について聞くことなく父は他界してしまったため、その謎はいまや永遠の謎になってしまいました。まぁ生きていても父がこの映画のことを覚えていたとも思えませんが.. 4点(2004-01-04 22:09:41)《改行有》 1037. トロン あったあった。ありましたねぇ、こんな映画。当時のあの映像は今でもわすれません。 当時、新時代の映像と言われておりましたが、その後こんな映像の映画は登場しなかったから、新時代というよりオンリーワンの映像となったかと。 肝心の話の内容がつまんないことがなにより最大の欠点か。 4点(2004-01-04 11:19:38)《改行有》 1038. バットマン(1989) うーん、同じアメコミヒーロー映画でもスーパーマンなんかと比べて全然心ときめかない映画。 しょせんお稚児趣味の金持ちの道楽だと思っちゃうしなぁ.. ぶっちゃけたいして面白くないどうでもいい映画。 この映画がアメリカでは大ヒットと聞くと、日本人とアメリカ人の感性の違いというのを 感じずにはいられない.. 5点(2004-01-04 11:17:24)《改行有》 1039. CUBE この映画を見る前には、きっとこの映画は僕は好きなタイプの映画に違いないと思ってそれなりに期待して見始めたんだけどねぇ.. 低予算によるアイデア勝負映画..なんてことは今更書くまでもないけど、その不条理空間で描いているのは極限状況におけるありがちで後味の悪い安手の人間ドラマ(っぽいもの)。 それがどうにも気持ち悪くて、個人的には好きになれない映画。 理数系でもないので因数とかもよくわかりませぬ.. あ、遅れましたが新年あけましておめでとうございます。 5点(2004-01-03 12:55:55)《改行有》 1040. ザ・グリード B級モンスター映画には大作映画や感動作品芸術作品とはまったく別のB級モンスター映画ならではの御作法というものがあります。この映画はそれをきっちりやっていましてですね、非常に好感度高いです。 要するに面白い。以前のレビューで「トレマーズが好きな人なら必ず好き」というレビューがあったかと思いますが、そんな感じ。B級モンスターものを何本も見てきた人が「そうそう、こうでなくっちゃ」と納得するって感じの映画。個々の雑魚キャラもそれなりにきっちり描かれてまして、没個性でないのもよし。韓国美女が見せ場なくいなくなるのが残念。テロリスト(海賊)のリーダー、男気ありそうに見せてぜんぜん男気なし(だめじゃん)。よくわからんのが、いきなりしっかり化け物の正体について解説してくれる船主。あんた、何でそんなことがわかるのか.. 「お次は何だ?」 7点(2003-12-30 13:23:51)(良:1票) 《改行有》
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