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プロフィール
コメント数 1617
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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1021.  ティーンスピリット 《ネタバレ》 尺も短いが話の方も相当に薄っぺらく、その面に関してはもはや必要最低限と言ってよい程のお手軽製作映画である。人間ドラマ部分(ティーンの挑戦と苦悩とか、マネージャーとの関係性とか)に見応えを見出すのは正直難しいと思うが、ファニングが実際に歌っているという歌唱パフォーマンスの出来はまずまずで(ラストのライブシーンなんか歌も動きもかなりホンモノっぽい)、そこは観る価値があるカモ。[映画館(字幕)] 5点(2020-12-23 18:25:22)

1022.  スパイ in デンジャー 《ネタバレ》 邦題は無難に『in Danger』ですが、原題は『in Disguise(変装)』、実際のトコロは『in ハト』というのが正しいかと(ウィル・スミスがハトになっている時間が大半を占めます)。もう少し色々「化ける」パターンがあるのかと思いましたが、ソコは期待を外されました。お話の内容も、メインストーリーにしても、主人公2人の絆が次第に深まっていくというもう一つのメイン部分にしても、どちらも非常に無難という感じです(=ややもすると平凡、というコトかと)。 アクション面のCGは個人的にはかなり面白く&痛快に観れました(これもキョウビのディズニークラスではまま普通の出来、なのかも知れませんが)。キャラも総じて無難で演技も同様、あまりハッチャケられてはいない感じです(主演がウィル・スミスだと気づいて吹替ではなく字幕で観ることにしたのですが、どっちでも好かったかも知れません)。 結果的になんだか、何から何まで無難&フツー、としか書いていない気がしますが、実際にそんな感じかと。暇潰しには十分ですが。[インターネット(字幕)] 6点(2020-12-20 22:53:43)(良:1票) 《改行有》

1023.  ワンダーウーマン 1984 《ネタバレ》 この手のヒーローアクションというのは昨今、正につくられ過ぎというレベルでつくられまくっているので、敵方の設定・能力・やりたいコトという部分にはかなり「やり尽くされた感」が充満しているのは確かだろう。今作はそこの打破を重視してか、ラスボスの設定にせよ展開運びにせよ相当に複雑&風変わりというか、単純なヒーローアクションとは一線を画してむしろSFかファンタジーにかなり寄せて来たな、というか。 設定がややこしい分、序盤は非常に丁寧(というかスロー)にモタモタ展開してゆくし、中盤になっても敵のやりたいコトがイマイチ見えて来ないので話の行く先も中々見えて来ないし、ようやく敵味方ハッキリして着地点が明確になるのはラス前30分くらいという有様で、爽快・痛快・単純明快とゆーのを期待して観に行ったとするとやや強烈な肩透かしを喰らうのかも知れない。そして何より、肝心の(つーか実はあんまり肝心でもないのかも知れないが)アクションはなんか分量も物足りないし、その分ハイ・クオリティで斬新に仕上がってるかつーとそんなこともないし、この点は率直に期待外れだった(特に中盤はアクションを無理やり捻じ込んでる感もハンパ無かったりして)。 ただ個人的な意見としては、ヒーローものなんてこんな感じでつくっとりゃえーんやろ!といつも通りのコトをやらかしてくるのは、それはそれで開き直りだとも思う。今作も展開運び自体が細部まで行き届いていた、などと言うつもりも毛頭ないのだが、それでも敵の能力のアイデア&その背景設定とかは前述どおり結構斬新だと思うし、スティーブの使い方やラストの大オチの部分にも巧さや面白さ、何より意外性が多分に在ったということは積極的に評価したいのである。DCエクステンデッド・ユニバースとしては、同じ女主人公の『ハーレイ・クイン』を話の内容なんて無くて上等!でつくったのに対して今作はこんなにややこしくした、というのは、まずは監督の趣味、そしてハーレイ・クインとワンダーウーマンの(つまりはマーゴット・ロビーとガル・ガドットの)「引きの強さ」を勘案してのコトだろうか、なんと思ったりもする。個人的にラストはそこそこ共感して観終われたこと、ガル・ガドットの出来自体は随所でかなり冴えていたこと、を含め、少し甘くつけてこの評価とさせて頂きたい。[映画館(字幕)] 7点(2020-12-20 12:17:51)《改行有》

1024.  私をくいとめて 《ネタバレ》 ヒョ~のんちゃんスッゲー可愛かったぜイヤッッホォォォオオォオウ!!!今作でも不思議系女子(31歳だけど)にドハマリしていますが、なんつーかメディアで見るときより3割増で可愛く見えるのですよね(これが何らかの「腕前」というものなのでしょーか)。「おひとり様」で楽しそーに飲んだり食ったり遊んだりしてるのを観てるだけで満足、とは言え、今作では演技のバリエーションもかなり多彩で、のんちゃんファンなら死んでも観るべき作品になっていると言えるでしょう。 頭ン中に『寄生獣』のミギーみたいな奴が居る、という時点でコメディ方面に更に寄った作風なのかと思っていましたが、前半はその傾向もありつつも中盤以降は「おひとり様」の不安や焦り、孤独に馴れ切ったがための人間関係への更なる億劫さ、なども多く物語に取り込まれ、笑いの要素自体は少し減ってゆく様にも思います。それでも、メインの恋愛ばなしはごく微笑ましいゴールに辿り着きますし、コミカル・ロマンチック・ちょっぴりビター・ハートフル、と思ったよりも色々な味を楽しめる作品として捉えるべきでしょう。ただ、その「おひとり様」の生態という部分については(当然「A」という飛び道具を使っていることもあり)深く共感できる様なリアリティを醸しているというよりは、本質の部分はよりライトでシンプルな描き方になっている様にも思います(その部分の出来としては、私は『勝手にふるえてろ』の方が好みです)。 のんちゃん以外の役者さんの仕事も中々好かったですね。林遣都は若さ・瑞々しさよりは誠実さや思慮深さをより強く感じさせる魅力的な若者でしたし、臼田あさ美さんはコミカル芝居に関してはのんちゃんをも凌ぐというか、なんか絶品といってよい出来でした(NHKで鍛えて貰った甲斐がありましたね)。片桐はいりの(意外にも)キレのある存在感も好みです。[映画館(邦画)] 7点(2020-12-20 12:16:58)(良:1票) 《改行有》

1025.  わたしは光をにぎっている 《ネタバレ》 松本穂香があまりにもトロ臭くて、会話の間合いのタルさには若干(いやかなり)イラっとしながら観ていたのですけど、一方で映画自体の緩やかな「間」の取り方はとても心地好いのですよね(穂香ちゃんの間はそれに合わせているとも言えるかと)。そこに、失われつつある日本の生活空間や、あるいは自然の美しさだとかを乗せてゆく画づくりもまた、非常に味わい深かったです(特に好きなのは終盤の、湖を舞台にした幾つかのシーンとかですね)。 お話の方は本当にささやかなもんで、個人的には正直、空気感&映像の面白さに比べれば観るべき点はさほど無いかも、と思います。ラスト、穂香ちゃんは結局また銭湯で働いてるよーですが、あくまでワタシ的には「イヤイヤ、そーいうことじゃないジャン!」と思ったりもしますですね。 ただもう一つ、重ねてやはり、失われつつある日本の情景を映し出した作品、という部分にも観る価値・残す価値が大いにあるでしょう。単純に情景としても美しく、懐かしく、また興味深くもありますが、そういうモノに対する愛というものが画面から滲み出てくる様なというか、とても優しい映画だと思いますね。個人的にはかなり好きな部類の作品です。[インターネット(邦画)] 7点(2020-12-20 10:41:52)(良:1票) 《改行有》

1026.  ベイビー・ドライバー 《ネタバレ》 オープニング最強というか、ド初っ端のカーチェイスはマジで凄かったすね。アクションは掴み・中押し・オーラスとどれも高水準でしたが、個人的には最初が一番爽快感があって一気に映画に引き込まれました。ラスト付近の派手なカーバトルも全く悪くはないのですが、ソコも最初ぐらいのカーチェイスカーチェイスしたの(つーか更に向上したの)が来てくれるかな、と少し期待していたので、それだけがほんの微かに残念、というトコロでしょうか。 主人公はベイビーを自称したエラいカワイイ兄ちゃんで、作中でも結局「根は善人」扱いですが、中々どうしてキレるとマジでヤバいというか、十分すぎるホドにダーク・ヒーローの素質抜群です(躊躇いが無いのですよね)。出てくる人間も極悪人ばかりで共感するのはチョイ難しいというお話ですが、細かいことは気にせずに物語と音楽の爽快感を楽しもう、という作品だと思いますし、個人的には十分にノッていけました。重ねて、主演のアンセル・エルゴートはカワイイ兄ちゃんなのですが、キレた時の目付きなんかは迫力も素晴らしかったです。今後も注目していきたいすね。[DVD(字幕)] 7点(2020-12-19 20:58:44)《改行有》

1027.  ゲットバック 奪還 《ネタバレ》 名匠ペーターゼンがドイツに帰還して撮った、自身としても10年ぶりの新作。キャリア後半はアクション系の大作が主だったが、今作はかなりコメディに寄せた中規模クライム・サスペンス。笑いにせよサスペンス部分の展開にせよ、そこまで独創的で斬新というワケでは決してないけれど、そこそこ「中質」なシナリオとテンポの良さとで十分に楽しく最後まで観れる。正直こないだのデパルマの新作(そして恐らくは最後の作品)みたいに「晩節を汚す」様な作品になってないかと危惧したのだが、心配ご無用、流石の懐の深さを魅せつけてくれました。 役者は揃って如何にもなドイツ人的見た目の方々で、その意味でも少しハリウッド系の映画とは雰囲気が違う。男優だと、中であんまりゴツくないシュヴァイクホファーは一見有能そうに見えるのだが実はトンデモなく無能で、中盤までは相当イライラさせられた(終盤にやや取り返すケド)。アレクサンドラ・マリア・ララは若干萎びてて、かつてのキラキラ具合を知るものとしては少しだけ時の経過が偲ばれる。代わりと言ってはナンだがアンチュ・トラウェは全盛期とも言えるキレのある美貌で、ムサいオッサンが主体の映画に素晴らしい華を添えている。暇潰しには十二分。[インターネット(字幕)] 6点(2020-12-19 02:42:14)《改行有》

1028.  鬼談百景 《ネタバレ》 10品も入ってるお得なホラー・オムニバス。ただ、思ったよりお化けをハッキリ「見せてゆく」系統の作品が多く、その見せ方も良かったり悪かったりで、粒揃いと言えるレベル、というワケでもなかったかと。どちらかと言うと前半の方が面白いし、怖さも上回る気がする(ただ、一番気に入ったのはラス前の『どろぼう』ですケドね)。 ①追い越し:暢気でコミカルな大部分に比べ、肝心の「追い越し」の場面は中々気味の悪い緊迫感がスウッと盛り上がる。チープなラストの描写もそれなりには不気味だし、掴みとしてはOKだろう。 ②影男:話の内容は在って無いよーなもんだが、音が単純に結構怖いし、10分近くずーっと緊迫感ある状態が続くので、小品ながら「ホラー観た」感がある。こーいう意味不明なのも短編だとそこそこ悪くないすね。 ③尾けてくる:中々奥ゆかしいお化けだし、完全に暗くならないうち、所謂「逢魔が時」に出てくるのも、何故だろうどこか好感が持てるというか。諸々やり過ぎないというのが却って怖い、という良品。 ④一緒に見ていた:こっちは割かしアグレッシブなお化け。瞑目させた、と思ったらギロッと目を見開く、というのが中々秀逸でしたね。他はホラー描写としては比較的月並だけど、別に悪くはない。 ⑤赤い女:今作、悪霊は見た目の面は抜群だが、惜しむらく(多分)予算が無い所為で襲い方は非常に力技かつチープ、で、結局ちょっとコメディ風に仕上げるしかなかった、という感じかと。結果、見た目のワリにあんまし怖くないという。 ⑥空きチャンネル:例えば、スマホだのPCだのからお化けが出てくる、というのはちょっと風情が無いと思ったりするが、ラジオくらいレトロだと今や、まあまあこのお化けセンスが好いな、とも思える。とは言えこの話、クオリティ自体は諸々平凡。 ⑦どこの子:件の赤い少女が柱の影から覗いてる最初のシーンのその笑顔には中々悍ましい怖さがあったが、その他の描写はつくりもの感満載で色々とイマイチ。特にラストの特殊メイクとか、意味分からん。 ⑧続きをしよう:妖怪ばなしの類だろうが、確かに狐につままれてるかの様な不思議な雰囲気がある。ただ、子供が結構派手に流血してるサマは単純に痛々しい。音も「グシャァッ!」とか心地悪いし。 ⑨どろぼう:イイですね~こーいうのが結局一番気味悪いっすよね。陰口を叩く田舎な感じも嫌らしいし、あの奥さんの表情も実に不気味でした。本オムニバスでは一番好きですね。 ⑩密閉:ラストはエライ突拍子も無いモンスター系。正直驚かし系なだけで全く怖くないし、意味も分からん。ただ、ラストで「地獄に堕ちろ…」と呟く女の子がほのかにイイ風味を醸してたかと。[インターネット(字幕)] 5点(2020-12-18 17:45:45)《改行有》

1029.  ばるぼら 《ネタバレ》 正直、もうちょっと内容があるのかと思ったが、いわゆる芸術家のミューズたるひとりのファム・ファタールを描く話としては、それ以上の内容というものはつくり込まれていない(原作未読だが、あらすじを読む限りでも原作はもう少し内容がありそうだけど)。 率直に言ってどちらかというと雰囲気映画の類いかも知れない。その意味では、少し「レトロ」で(むしろちょっと古臭いと言えるのかも)この上なく頽廃的、と言う他無い全体の空気は、それでもそれなりに心地好くは在ったし、主演2人自体も雰囲気はまずまずだった(ゴローちゃんはやっぱ見映えはしますね)。暇潰しには十分使える程度の出来かと。[映画館(邦画)] 6点(2020-12-17 21:29:40)《改行有》

1030.  ポルトガル、夏の終わり 《ネタバレ》 ラストシーンが出色の出来でしたね。山の稜線、広がる海、そこに集まる人びと、いつしか海に沈んでいく太陽が、そこに一筋の光る道を照らし出す。それは正にある人生の終わりを象徴する様な、それでいてどこか温かく、かつその先の希望というものさえ感じさせる様な。一人また一人と画面からフェードアウトしてゆき、誰もいなくなったトコロで計算どおりのジ・エンド。このシーンを思い付いたがためにそこに向かって組み立てた、とでもゆー様な話だったかも知れません(静かに心に沁み入る様な好いラストでした)。 このとおり、非常に静かな物語で正直あまり抑揚というものはありませんが、本作にはそれ故のリアリティというものがつくり出せており、そしてそんな中に真摯に繰り出される俳優陣の演技には、それでも随所にジワっとズシリと効いてくる様なパワーというものが大いに感じられました。ポルトガルの情景というのも中々面白いですね(南ヨーロッパ風の乾いた雰囲気も滲ませながら、アフリカに近いというトコロなのか、何とも言えない自然の力強さも持ち合わせている、というか)。心が穏やかになってゆくという様なダウナー系人間ドラマです。私自身は結構好きなタイプ。[映画館(字幕)] 6点(2020-12-17 19:13:29)《改行有》

1031.  真・鮫島事件 《ネタバレ》 元ネタが2ちゃんのヨタ話だとかいうのはどーでもいい。というか、お話の内容・運び方に関してもハッキリ言ってどーでもいい(というレベルの出来かと)。論評すべきは一重に、コロナ惨禍が生み出した時代の徒花、リモート・ホラーという形式についてだろう。今般のリモート状況をウリにしたホラーというのは短編・ドラマではチラホラ出て来てるようだが私は初見だった。ちょっと前に『アンフレンデッド』というソレっぽいのもあったが、アレはコンセプトが少しマニアック寄りで、観た感じの雰囲気もいくぶん本作とは異なっていた様に思う。 この設定、シンプルながら幾つかのホラーとして優秀な要素を内包している。まず、人と人の繋がりが「仮想」である部分。皆で集まっている様に見えていても、その繋がりはネット回線という頼りない代物の上に乗っかっており、そしてパソコンに向かう自分の背後には無防備な空間が広がっている。ホラーとしては展開のバリエーションを確保しつつも、いつでも襲える「やり易い」状況だろう。また、画面のセルフビューというのも、所謂ホラーにおける鏡の効用を常に使用できるという意味で中々効果が高いツールだと感じる。もう一つ、今作でも後半はそっちに移行してったのだが、これもホラーでの高い効果が期待できるPOVシーンに無理なく自然に移っていけるとゆーのが、ホラー的に仕込み易い部分ではないか。 これらの利点を活かしたこともあってか、今作は(よく見ると相当にチープで製作費の無さをひしひしと感じさせるというホドに)ショック描写自体は極めて安っぽいにも関わらず、非常に効果的というか、正直言ってかなり怖かった(一ヶ所私も声が出た)。その意味ではホラーとしては(諸々安っぽいのは確かながら)十分に合格点を付けられる作品だとは思っている。 逆にこのウィークポイントをどう克服するか、という側面としては、まずはみんな家にバラバラに居るというのをどーするか、ということだろう。これ故に今作の悪霊は日本全国津々浦々に出没して個々の家々の全体を封鎖するという大仕事をやってのける必要があった。ここまで来ると悪霊つーよりは「神」の領域である(そしてそーなっちゃったらそれはもうホラーじゃないでしょ、という)。もう一つ、今作はリモート場面に入ってからの工夫を欠き、なんと全編でワンシチュエーションという物珍しい状況に陥っていたが、流石にこれはホラーとしてメリハリとゆーものが無くて色々と苦しい(まあ、これは別に全編リモートにしなければよいだけの話で、今作はむしろ製作費が無いからそーしてる様にも見える、つーか)。 全体としては相当にポンコツ(話の方の出来がどーにも酷すぎて)だが、せっかくのコトだしもう少し発展させた(文句無しの)成功例を観てみたい、というのが正直な感想。そしてコロナ禍のひとつの明るい話題として皆さん一発観てみてはどーでしょうか?とも思う。[映画館(邦画)] 5点(2020-12-17 19:10:48)(良:1票) 《改行有》

1032.  佐々木、イン、マイマイン 《ネタバレ》 彼は、僕らの青春の象徴だった。それは、彼が高校時代に既に完成されていて、おそらく今後もずっと彼で在り続ける、だろうからだ。彼はきっと、僕らにとって故郷の様なものだった。何年か前に会った彼も、変わらず彼のままだった。でも、そんな彼ももう居ない。僕も、そろそろ前に進まなくては。非常にシンプル、そして爽快な青春映画だったかと思いますですね。 好きなシーンは、木村の家での朝とか。佐々木とは対照的に、3人の中ではひとり木村だけが人生を前に進めている。その証しを手にした時にこぼれた涙は、不甲斐ない自分に対するものか、それとも自分よりもっと進むことができなかった佐々木に対する憐憫か。もうひとつ、あまり女っ気の無いムサい映画なのですが、所々出てくる女優さんは結構可愛いのです。特に可愛かったのが、萩原みのりが主人公に謝るシーン。「アレはワタシが間違った」実にイイ表情でした(久方ぶりにビビッと来ました)。熱いラストも、私は(全部ひっくるめて)好きですね。[映画館(邦画)] 7点(2020-12-17 18:47:42)《改行有》

1033.  フリーソロ 《ネタバレ》 中々に凄まじいですね。スポーツというにはあまりに危険すぎて、例えばボクシングやF1といった(かなりの危険を伴いますが)あくまでスポーツと言える範疇の極限とも、やや比較にならない様にも思われるというか(F1も最近では以前ほど死亡事故の話も聞かないでしょーかね)。あと、スポーツの「競技」とは少し異なってクライミングはひたすらに自分との闘いであり、中でやはり恐怖心に打ち勝つことが最も重要かとも思われましたが、中盤で明らかになる様にこの主人公、ある部分でホントにバグっちゃってるというのが然もありなんとは言えやはり驚愕でしたね。 とは言え、ライフスタイルという言葉を超えて「生き方」そのものを定義し直し、文字通り全身全霊を賭けて挑んでゆく姿には大いに心を打たれました。あの広大な断崖絶壁にポツンと存在する人影の小さく見えることと、それでいて大きく雄大に見えるということ!終盤の迫力・スリル・映像の美しさはある意味空前絶後です。これは必見ですね。[インターネット(字幕)] 8点(2020-12-16 22:06:39)《改行有》

1034.  ルビー・スパークス 《ネタバレ》 どだい、世の中に100%自分の思いどおりになるものなんて存在しません。人間関係なら尚更です。もし、限り無くソレに近いモノがあるとすれば、個人作業で完結する純粋な芸術の分野くらいではないでしょーか。 その意味では本作の主人公は文学者で、かつ自分の書いたとおりにひとりの人間という実在の存在を操れる、というその行為自体は、結局のトコロ「芸術家が自分の芸術を思いのままに為す」ということを表している様にも思われます。そして、それは本作では最終的に破綻して終わります。その意味するトコロは何か? あくまで個人的な解釈ですが、それは結局「芸術家も神ではない」とゆーことかとも思いました。芸術家もひとりの不完全な人間であるからこそ、そもそも100%の完全を求めてはならない、と同時に、だからこそ自分の内なる世界に在るものだけで自分の芸術を完成させようなどとしてはならない、という戒めとでも言いますか。それはもしかしたら芸術家に限らず、万人の万の事に言えるコトかも知れませんが。 個人的には、このラストはあまり好きではありません。ちょっと脈絡が繋がっていない(取って付けな)様にも思えるのですよね。後半のスリル溢れる部分の盛り上がりが秀逸だっただけに、率直にそこはやや残念に感じました。[DVD(字幕)] 6点(2020-12-16 01:32:26)《改行有》

1035.  運命じゃない人 《ネタバレ》 監督の作品は『鍵泥棒のメソッド』『アフタースクール』から先に観ていましたが、個人的には本作がダントツで一番面白かったです。ストーリー上のギミック自体の面白さ・テクニックを超えるもの(テーマ性だとか)がある映画では確かにないのですけど、その種類の面白さ、という面では最高レベルではないでしょーか。最初、宮田の話はさほど面白くはありませんが、次の神田の話でガクッと面白さが跳ね上がり、そして素晴らしいのが、最後の組長の話でも同じぐらいガクッとまた面白さが跳ね上がる「尻上り」な作品である点かと思います(このレベルで優れたアイデアが二度も楽しめる、というのは、非常にゴージャスに感じますね)。 あと意外とよく出来ていると思ったのが、それでも酷い目に会うのはどこかアクドイ奴から順番に、という少しだけ勧善懲悪な点でしょうか。神田もしれっと100万円なぞせしめようとするから少し怖い目に会う羽目になったのだし、それにイラっとして逆襲してやろうとしたが故にあゆみも組長に捕まる羽目になりました。神田の事務所に自分の調査資料があることは分かっていたのですから、そこに組長を誘導したのは(組長が宮田の家に行ったのは確かにほぼ偶然に近いとは言え)やや迂闊だったと言えるでしょう。一方で、全く悪いコトをしていない宮田には被害が皆無、というのも中々鮮やかだったと思います。色々とお見事な作品でした。[DVD(邦画)] 8点(2020-12-15 23:48:22)《改行有》

1036.  クリスマス・キャロル(1992) 《ネタバレ》 名作『クリスマス・キャロル』のマペット総出演による映像化。スクルージ―を演じるのは名優マイケル・ケイン。そもそも、ハートフルとは言っても結構しっとりした部分もある話だし、かつマペット総出演と言ってもさほどコミカル方面に傾注している訳ではなくて展開運び自体はごくマジメに進めている。ただ、それでもやはりマペットを使うことでお手軽にファンタジック感を醸し、かつ柔らかい雰囲気にも仕上がっているのでファミリーで気軽に楽しめるだろう。これも子供に観せるには手堅い出来だし、かつやっぱ子供に観せたい、という内容でもある。クリスマスには、是非。[DVD(吹替)] 6点(2020-12-14 23:23:49)

1037.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 《ネタバレ》 コレ、昔観たときは全然面白く感じなくて続編も全く観てないのですが、今回観直したらそんなに悪くはないかも?と思い直しました。終盤はそこそこは工夫の効いた展開運びでまあまあ面白く観れますし、全体的に「海賊」「大航海時代」「海戦」とかいったちょっと物珍しい要素がビジュアル的にもアクション的にもあまり見慣れていない質感を醸していて興味深く観れる、というか。主要キャストの見映えが各々抜群に美しいのも評価できる点ですし、娯楽作としては割かし手堅いですかね(映画館で観ればもっと楽しめたでしょう)。 ただ、以前観たときに気になった点は今回も引き続き気になってはいます。まず個人的にはジャック・スパロウのキャラはあまり好みではありません。最初から船長を自称し、エラく凝った見た目をしていますが、正直チンピラにしか見えない、というか。もう一つ、何故この映画はこんなに長いのでしょうか。とりあえず開幕すぐにブラックパール号が街へ襲来、くらいで好かったのではないかと(序盤が特にダルいのですよね)。最後に一点、ビル・ターナーは金貨を盗んでるのですが、どうして不死身になっていないのでしょう(どっかの海底にずっと沈んでるんですかね?)。 でも音楽もいいし、CG映像も割と出来が好くて今観てもさほど見劣りしません。暇潰しには十二分すぎるでしょう。[インターネット(字幕)] 6点(2020-12-14 23:16:08)《改行有》

1038.  マペットの宝島 《ネタバレ》 これもDisneyプラスで鑑賞。大昔『マペット放送局』とか面白く観てたのですよね。なのでカーミットの船長やゴンゾ、ベンジャミーナことミス・ピギー辺りには見覚えもあって、観ていて非常に懐かしく思いました。 お話は古典的児童文学『宝島』をワリと細かい部分まで踏襲しており、そこをマペットのドタバタで最後まで微笑ましく観てゆけるという手堅い作品です。副船長のキャラが個人的には中々イカしてると思いました。個々のつくりも結構チャンとしてて、掘り出し物という感じですね。 一点、Disneyプラス版は吹替付きですが、歌のシーンは英語のまま、かつ日本語字幕は全編で出せません。手抜きですね。。[インターネット(吹替)] 6点(2020-12-14 09:57:27)《改行有》

1039.  リンクル・イン・タイム 《ネタバレ》 う~ん、想像を絶する内容の無さですね。要は「愛は宇宙を救う」という話ですが、本当にソレだけのハナシです。例えば、何故に愛があると宇宙が救われるのかという核心部分にもまるで論理性の欠片も存在しません。その意味では確かに、大人が幼児に対して施す躾か、あるいは宗教か、という様なジャンルの作品なのだと思います(ファンタジーであることを考慮すれば、おそらく前者なのでしょーが)。 まあ、別に間違ったことを言ってるワケではないので、気にせず他に良い点がないかを探すことにしますが、良い点かどうかは別にして、前述の内容の無さを映像面の面白さでカバーしよう、という作品だとは言えると思います。問題はカバーしようとしてるだけで、カバーできていない、というコトでもあるのですケドね。概ね平凡なファンタジック映像世界の中で多少目を引くものがあるとすれば、平凡ではなく奇妙、という様なセンスの無い幾つかの描写、といった具合で。結論、かなりキビシイ映画ですね。[インターネット(字幕)] 3点(2020-12-13 01:44:37)《改行有》

1040.  ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 SWの三部作というのは、壮大な世界観やキャラクターの壮絶な人生を描いているのであって、そこでつくり込んだ設定を活用したスピンオフを持ってきて単品の映画としての出来を比べる、というのは、ややアンフェア・お門違いな気もしていますが(スピンオフが描いているのは、単なるひとつのエピソードなのですから)、それにしても単純に面白いっすよね今作。SWの設定を随所に生かしたシンプルで明快なストーリー、やや長尺ながらダレない展開運び、そこそこ魅力的な登場人物、アクションや映像面のクオリティも無難にそこそこで、娯楽作としてはかなり高水準な仕上りだと思います。 とは言え、前半はやや駆け足気味で、特に個々のキャラがどういう人物で何をしてきたのか、という部分の描写は少し軽めにも思います。あと、この手のハリウッド大作では珍しい全員玉砕エンドも(私は別に気になりませんが)好みから外れるという人も居るかも知れません。ただ、個人的に非常に好かったと思うのが後半の盛り上がりです。評議会がダメ!と言ってるのにテヤンデエ!とばかりに飛び出すヤンチャ具合に、いつ観ても共感し引き込まれるのです(それに感じ入ってすっ飛んでくるラダス提督、というのが私は特に大好きですね)。[インターネット(字幕)] 8点(2020-12-13 00:51:15)《改行有》

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