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プロフィール
コメント数 1199
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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1041.  ハルク ハルク好き、あるいはマーベル好きの人には申し訳ないのですが、「全身緑でムキムキのパンツ一丁の男が暴れまわる」というハルクのコンセプトは21世紀にはもうオワコン。コンテンツとして無理があるのではないでしょうか。 特にこの2003年版ハルクは、後のイン(略)ハルクと比較してもハルクの造形が極めて漫画チックであり、個人的には失笑の対象にしかなりません。 だって全裸で緑でパンツ一丁でしかもムキムキなんだよ…失笑以外の感情を持つのは僕には不可能です。 で、失笑レベルの主人公を起用した時点で、そこにどんな物語を紡がれても全く頭に入ってきません。 映画の途中、ときどき入ってくる画面マルチ分割などを利用したおしゃれ映像は、おそらくコミック的な演出を狙ったものだと思いますが、そういう意味では成功していると思います…が、何しろ主人公のコンセプトがあれすぎて、そういう事のすべてがどうでもいい事にしか思えないのです。 多分世間が「フランケンシュタイン対地底怪獣」のころのメンタリティならこのハルクはめちゃくちゃ面白く観る事ができたと思うのですが、残念ながらそこから50年もたっていますし僕ももう大人(つか老人)です。 (つか「フランケンシュタイン対地底怪獣」のころ僕はまだ1歳なので映画を観るもなんもないんですが) 21世紀にハルクは無理、それが僕の結論です。[地上波(吹替)] 4点(2017-08-16 15:24:32)《改行有》

1042.  ジョーズ'87/復讐篇 《ネタバレ》 この映画のわりと序盤、息子が母親に訴えるシーンがあります。 「サメが特定の人間をおっかけてくるなんてありえないから!」と。 まさかの映画内自己ツッコミ。 なんでしょうかこのセリフ、製作スタッフの誰かがどうしても伝えたかった事なんでしょうか。 しかし悲しい事に、この映画ではサメが人間をおっかけて南の島までやってくるのです。 なんという哀しみ。バイバイ哀愁デイトです。 サメ映画の金字塔である名作JAWSには、続編として2~4が存在し、それがすべて駄作ぞろいというなかなか香しい作品群なのですが、幸いな事に映画自体の影が薄すぎてJAWSに続編がある事自体があまり知られていませんし、実際に観た人も少ないと思います。 有名映画の続編としてはそれ自体めずらしい事なのですが、しかしこの内容ですからそれはむしろ幸せな事だ思えます。 ただこの映画、JAWSという金看板をはずして色眼鏡無しでみれば、パニック物のサメ映画としてわりと普通のレベル…というか世の中にこれよりひどいサメ映画は沢山あると思います。JAWSという看板がついているため必要以上に点数が低くなってるわけですが、それもしょうがありません。 JAWSという看板はそれくらい重いのです。[地上波(吹替)] 4点(2017-08-04 01:49:08)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

1043.  サイレント・ワールド2011 《ネタバレ》 低予算のオーストラリア映画で、実際映像的にも内容的にも大した事はありません。 一瞬で凍り付く女の子とかもはやギャグです。 「寒気」の恐怖を扱ってるわけですが、設定面での整合性のなさがひどく、同じような低温に襲われたときに室内で瞬間冷凍される人もいれば、一方ではセーターを着て「ちょっと寒いね」くらいでしのげてる人もいて、これじゃ危機感もなにもあったもんじゃありません。 とりあえず、いくらなんでも氷点下60度の寒気がきたくらいであんなに一瞬で人間は凍らない、とだけはお伝えしたいと思います。 とはいえ、ストーリー展開やキャラクター設定は定番のベタベタで誰もが想像する通りに最後まで話が進むので安心して観る事はできます。あと人が凍るシーンでは間抜けさに笑えたりもしますし、そういう意味では暇つぶしにはいいのではないでしょうか。[地上波(吹替)] 4点(2017-07-19 12:36:36)《改行有》

1044.  風立ちぬ(2013) 《ネタバレ》 人生50年~と信長は舞ったわけですが、私もとうに製造から50年を過ぎてしまいました。 で、そんな私が小学生の頃、リアルタイムで初めて聞き覚えた荒井由実の歌が「ひこうき雲」だったのです。荒井由実の初アルバムのタイトル曲で、この歌が話題になったのは1974年ころだったと思います。いやぁ懐かしいですね。 ちなみに一見きれいなイメージのこの歌ですが、実は投身自殺をした少年の事を歌ったものである事はあまり知られていません。 「空にあこがれて空をかけていく あの子の命はひこうきぐも」ですからね。命といっちゃってますし。空かけられませんよね人間だもの。 …と、その歌の出自を知っている自分としては、そもそもこの映画の主題歌として「ひこうき雲」が流れていた事にはかなりの違和感がありました。 「ちょおま」状態です。イメージ先行もいかがなものか、ってとこでしょうか。 さて、そもそもヤマトガンダムのリアルタイム世代でアニメ少年だった私は、昔、宮崎駿が大好きでした。 「未来少年コナン」や「ルパン三世カリオストロの城」で魅せる「職業漫画映画監督」としての力量は当時から素晴らしいものがあって本当にワクワクしたのです。 彼の作品に出てくるヒロインはどれもこれもそっくりの「うんちもおしっこもしないような可憐な美少女」で、これは当時のテレコムアニメーションフィルムの若手アニメーター座談会でも女性アニメーターが話題にあげてました。 ある日の事、「監督ってうんちもおしっこもしないような女の子しか出しませんよね」とその若手女性アニメーターが宮崎監督に言ったら「じゃぁ君は、うんちやおしっこをするような女の子が出るアニメが観たいのか」と言われた、というエピソードです。 (女性にはこのヒロイン像に抵抗がある人がそこそこ多いわけです(製作サイドの中でも)。まぁその気持ちはわかりますが) この宮崎監督の理想とするヒロイン像は終始一貫していて、何十年もの創作活動の中、ついに最後の作品となったこの「風立ちぬ」まで貫かれています。 典型的な「男にとって理想的な都合のいい処女で女神な」この映画のヒロインが嫌いだという人も(特に女性には)いると思いますが、これは監督のまさに主義主張(そもそも昔からただのオタクなのです、この人は)なのですから、むしろぶれてない事を評価すべきでしょう。 と、まぁ宮崎駿についてはいろいろ語りたい事もあるのですが、しかし、ジブリの作家となってからの宮崎駿は個人的には結構嫌いなのです。 周囲からのなんらかの制限がある職業監督の頃と違い、映画を自由に撮れるようになった事により彼の内なる作家性が全面に出てくる事になったわけですが、その結果作られる映画は残念ながら「僕が観たいのはこういうのと違う」という方向になってしまっているからです。まぁ僕のために映画を作ってるわけじゃないから、それはしょうがない事なのですが。 で、そんな宮崎監督の最後の作品となったこの映画ですが、結論から言えば、この映画、ぶっちゃけさして面白い話ではありません。 展開も地味ですし「え、そこで終わりなの?」ってとこで終わるし、肝心の二郎(庵野)のセリフは棒読みすぎて笑ってしまうレベルです。 ズブの素人を映画の主演に使うような映画なんて企画ものでもない限り普通はありえないわけですが、なぜかジブリのアニメ映画ではそれが許されてしまうのは、よくわからない風潮ですよね。 また、世代的なものもあって、私自身子供の頃から「レシプロ戦闘機が大好き」ですし、当然、零戦の開発者である堀越二郎についてもよく知ってる人間なわけです。 で、なまじいろいろ知っている航空機マニアだからこそ、映画を観ていて「何を描きたかった」かがわかるシーンもあるし「なぜこうしたか」がわかるような気がするシーンもあるし、また一方で「なぜこうしなかったのか」と必要以上に疑問に思ったりもしてしまう、なかなか罪作りなテーマだったのも確かです。 しかも主題歌は小学生のときにリアルタイムで聞き覚えた「ひこうき雲」なんですから、個人的には自分の小学生の頃の、そして宮崎駿が好きになったころの原体験を思い出させてくれる、きわめて個人的な意味で感傷的な映画だったと言えます。 しかしそういう個人的な原体験をはずして考えれば、この映画、役者の演技はまるでダメだしストーリーも地味でさして面白くありません。とても高評価できる映画ではない、としか僕には思えないのです。[地上波(邦画)] 4点(2016-12-08 02:05:51)(良:2票) 《改行有》

1045.  プリデスティネーション 《ネタバレ》 映画を観ていて(彼女の過去話を聞いていて)すぐに、赤ん坊を盗んだのも本人で捨てられてた赤ん坊も本人で、相手の男も本人で…という事はたぶんこいつも本人で(顔変わったって言ってたし!)…じゃぁ当然爆弾犯も本人の究極の自作自演物だな、というところは観客は読めるわけで、じゃぁそこのループからどう抜け出すかが映画のキモかと思いきや、あれ種明かしだけで終わりなの? いや、こっちはそこからどうなるかが知りたいわけで、「起承転結」の「起承」までで終わってしまってるとてもとても残念な映画。 そんな事は映画の途中でわかってる事なんだから、こっちはその先どうなるかが知りたいんだよ!オチを付けてくれよ!という欲求不満だけがひたすら残るという… タイムパラドックス物はストーリーの始末を(独自ルールでもいいから)どう収集して唸らせるのがキモなのに、一番肝心なところを放り出してる時点で全く評価できません。 ハインラインが原作を書いた頃なら「おお、すごいアイディア!」と評価されたのかもしれませんが、なにしろ原作が出版されたのは1959年の事。60年近く前のSFを基本的に同じ設定で2010年代に作っては陳腐になるのは目に見えてます。映画独自のオチを用意する必要があったのは自明で、そこは非常に残念としか言いようがありません。駄作。 それから、ごく些細な事ですが、劇中のイーサンホーク(特にバーテンダーのとき)、派手めな服を着せてグラサンつけたらかなりのピコ太郎感があります。[ブルーレイ(吹替)] 4点(2016-12-06 01:14:15)《改行有》

1046.  ツイスター 《ネタバレ》 傑作「スピード」で高い評価を得たヤンデヴヴォンが次でいきなり大ゴケした印象のツイスター。 何しろ導入部がいけません。 両親が女の子を連れて竜巻から逃げようとするわけですが、ここでなぜか犬を置きざりにします。 観客は当然思います。 「ちょ、犬!!」 必死に家族の後を追いかける犬。(カメラがフォローしているので意図的な演出のようです。) しかしその犬を無視する両親。 無情にも犬の前で竜巻シェルターの扉を閉めてしまいます。 扉の前で「入れて入れて」と吠える犬。 「こいつら鬼か!死ね!」 もはや観客にとって敵は竜巻ではありません。 この鬼のような所業を実行中の両親です。鬼畜米英許すまじ!! そのあとお父さんが竜巻にアホみたいにさらわれてしまうわけですが、観客は「ざまぁみろ」とむしろ溜飲を下げる思いです。 (ちなみに犬は助かる) …それ、たぶんそれ監督の狙いと違ってます。 監督としては主人公女性が竜巻研究家になった理由(トラウマ)と、竜巻の恐ろしさの一端を最初に見せたいという意図による導入部だったのでしょう。 しかし観てる側としてはかわいい犬を見捨てた鬼畜生をやっつけてくれた竜巻むしろGJ!くらいの印象を持ってしまうわけで、その後、竜巻が多少暴れようが牛が空を飛ぼうが「しょうがない奴だな」くらいにしか思いません。 そもそもこの映画「ディザスター映画」に分類される事が多いようですが、実際のところ竜巻を追いかける冒険野郎を描いたインディジョーンズに近いタイプの映画。 この映画をディザスター映画だと思って「さあ大災害映像を観るぞ」とこの映画を観た人は、あまりの規模のしょぼさに逆の意味でド肝を抜かれる事でしょう。 なにしろしょせん竜巻ですからね。大破壊するにしても限界があります。 相手が弱すぎてそもそもディザスタームービーとして成立しない。 これは映画としてつらいです。 しかも日本人にとって竜巻はほとんど縁がないというのがさらにつらいところ。 観ていてもそこにリアリティや感情移入を感じる事もなく「ふーん、竜巻ってこんな感じなんだ」と他人事のように思うだけ。 アメリカの興行成績は知りませんが、日本でこの映画がヒットするのは最初から無理ゲーだったと言えるでしょう。[DVD(字幕)] 4点(2016-11-25 22:35:47)《改行有》

1047.  コロニー5 なるほどこれは「TSUTAYAだけ」シリーズだったんですね。 一般的に全く知名度ないですからね。 しかし私が観たのはテレ東の午後のロードショー。 ザ・チャンバラさんが書かれているのと同じ放送だと思います。 で、この映画の感想ですが、これもほぼザ・チャンバラさんが書いてくれているので、ニアリーイコールという事で。 この映画を270円なりでレンタルして観ていたら「あー無駄金使った」と思うとこですが、テレビで放送されてるのを流し見する分には特に何の問題もない、それくらいの映画ですかね。 褒める要素は全くないんですが、凡庸だ、という以外に目くじらたてて怒る要素もあまりありません。 それにしてもこういう映画に出てくる乱暴者集団、ときに不自然なくらい丈夫なんですが、(いい意味で?)悪いものでも食べたんでしょうかね…[地上波(吹替)] 4点(2016-11-11 22:40:06)《改行有》

1048.  バンビ、ゴジラに会う うわ、こんなの登録されてたんだ! 1990年代に「イカ天」の後番組として「えびぞり巨匠天国」というアマチュア映画をテレビで流す番組があって、中には結構面白いものもあったんですが、そのえび天に出しても予選で弾かれたかもしれない映画。仮にテレビ放送まで進んだとしても酷評されたであろうアマチュア映画として評価してもレベルの低い映画です。 っていうか映画なの、これ? 自分がいつ見たのかもう忘れちゃいましたが、どこかの大学の学祭だったような記憶が… 映画のタイプとしてはばかばかしい一発ネタで、先のえび天で放送された映画でいえば「爆発五郎」(「やぁ、俺は爆発五郎!みんな俺の活躍見てくれよな!」とかっこよくあいさつした少年が走り出してそのまま爆発してしまう)のような一発ネタであり、個人的には嫌いじゃありません。 ちなみにYoutubeにフルサイズで上がってるので全編を観る事ができます。 このサイトでは上映時間2分となってますが、実際は1分30秒程度。 始まったとたんに誰でもそうなるだろう展開で終わりますから、安心して観て下さいw[ビデオ(字幕)] 4点(2016-11-09 01:08:39)《改行有》

1049.  バケモノの子 《ネタバレ》 細田守は、オリジナルをやればやるほどダメになるというか、原作付きのものだけやるべきなんだろうな、と痛感させてくれた映画。 この作品で、ついに自分で脚本まで書いたわけですが、この脚本が絶望的にダメです。破綻してます。 自分でシナリオまで書いてしまう事で客観視点が失われてしまい、おそらく他人が見たときに疑問に思うだろうポイント等に全く気付いてないのでしょう。そして周りにそれを諫める人もいなかった、と。 たとえば、すでにさんざん言われてますが、クライマックス某女子のセリフ、おそらくこの映画の中の重要な見せ場らしいのですが、観客は「いや、何かかっこいい事いってるけど、その前に突っ込み入れたい事がたくさんあるんですけど」という想いが強すぎて、まったくセリフが入ってきません。いや、あんたそもそも何を知ってるのよ?と。 見せ場で、それはつらいです。 新海誠がそれで成功したように、周りからいろいろ言われる製作スタイルでやり直した方がいいような気がします。[CS・衛星(邦画)] 4点(2016-10-27 23:22:42)《改行有》

1050.  ベスト・キッド3/最後の挑戦 《ネタバレ》 ほとんどドラえもんに見えてくる映画 「助けて~ミヤギえも~ん!」 「どうしたんだい?ダニエルさん」 ほんとそれ ダニエルさんがあまりにもダメ人間すぎて、ミヤギさんが彼を見捨てないのは先祖が送り込んだ人型ロボットだとでも解釈しないと、もはや納得できない…それくらいダニエルさんがダメすぎてミヤギさんが天使。 そして、そんなダメダメダニエルさんには毎回違う彼女が! なぜだ!なぜなんだ!?[地上波(吹替)] 4点(2016-08-22 07:56:11)《改行有》

1051.  ポセイドン・アドベンチャー2 《ネタバレ》 オリンピック真っ只中のある日、BS-TBSでこの映画が放送されてるのを偶然見つけました。 「なつかしい!めっちゃ糞映画だった気がするけど全然覚えてないんだよね」って事で、あらためてこの映画をちゃんと観たわけなんですが… なるほど、分析的に観るとなぜこの映画がダメなのかが簡単にわかるもんですね。 この映画の問題点は大きく2つあります。 1つは(これが最大の問題なんですが)そもそもこの映画の主要メンバーはみんな「わざわざ外から沈みつつあるポセイドン号に乗り込んでくる」ってところ。 しかもその動機が火事場泥棒なんだから、もはや何をかいわんや。最近はやりの「自己責任」以外の何物でもないわけです。 そんな連中がポセイドン号の中でどうなろうが観客的にはぶっちゃけどうでもいいわけですから、映画を観てても何の緊張感もありません。 運悪く船に乗り合わせた善人達が必死に脱出しようとする姿に手に汗握ってガンバレと応援した前作とは、根本的に観てる側に温度差がありすぎるわけです。 そしてもう一点の問題は「お宝(あるいはプロトニウム)目当てに外から船に乗り込んできた連中が銃撃戦」って…あれ?それってそもそも舞台がポセイドン号である必然性が全くないですよね、って事。 「ポセイドン号には実はプロトニウムが積まれていて」なんて無茶な設定を後から追加するくらいなら別の映画にすればいいだけの話。 それを「ポセイドンアドベンチャー2」なんて事にしちゃうから、あの映画の続編だと思って映画を観に来た客が肩透かしをくらって激怒してしまうのはそりゃ当たり前ですよね… なまじ前作が映画史上に残る大傑作だけにその反動もすごいわけで、なんでこの映画を「ポセイドンアドベンチャー2」にしちゃったのかな…と思うわけですが、ちょっと調べたところ、どうやらプロデューサーのアーウィンアレンが金に困って「ポセイドンアドベンチャー」の名前を使って安直に金稼ぎをしようと思ったのがそもそもの原因らしく。 これって、『「原子怪獣あらわる」をリメイクしようと思ったけどそれじゃ製作資金が集まらないから「ゴジラ」にしました』というアメリカのトカゲゴジラを彷彿とさせる理由で、当然ながらそんな事をすると「ゴジラじゃない」「ポセイドンアドベンチャーじゃない」と大バッシングを受けるのは当然の帰結。 つまるところ、金看板の重みをまったく理解してない、その程度の人が造った映画だからつまらない。って事。 製作サイドより客の方がよっぽど元の映画を愛してたって事ですね。[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-08-17 00:11:48)《改行有》

1052.  AVP2 エイリアンズVS. プレデター 《ネタバレ》 映画の「ニキータ」に掃除人出てくるじゃないですか。ジャンレノがやってる奴。 映画を観ていて「こいつむちゃくちゃすぎてむしろダメなんじゃないか?」と疑問を感じる奴なんですが、この映画に出てくるご同業のクリーナーもそんな感じです。 「お前、実はけっこうダメなんじゃね?仕事できなくね?」って感じで。 お前、むしろ問題拡大させてんじゃんね?みたいな。 さて、この映画の問題点は、みなさんのレビューにあるように「暗すぎる」事につきます。 たとえば新設定のプレデリアン。設定の是非はさておき、そもそも画面が暗くてプレデリアンなのかどうかわかりません。 意味ないよ!! どんなデザインなのかすらよくわかんないのはダメでしょ。 ぶっちゃけあんな小さな街であんな事件があれば絶望しかないわけで、無理筋な戦いであるにも関わらず必死に生き延びようと戦う人達(善人多し)が無常に核で一層されるのも(後味は悪いですが)この手の映画としてはアリな展開です。 ストーリーはありがちですがB級娯楽映画としては決して悪くないと思います。 しかししかし、とにかく画面が暗くて何が起こってるかよくわからない。 ほんとそれ。 どういう環境で試写してこれで良しとなったのかほんと不思議です。 個人的には病院で流れ弾(弾じゃないけど)で結局死んじゃうビッチ美人くらいは生き残らせてほしかったかなぁとは思います。[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-08-15 20:20:13)《改行有》

1053.  グランド・ブダペスト・ホテル 監督?の作家性がよく出た映画であり、この監督の世界観とか映像とかが好きな人にはおそらくたまらない映画なんだろうな、と想像します。 僕自身は、映画は第一にストーリーを重視するタイプなので、雰囲気重視のこの映画は全く肌にあわず終始退屈なだけでした。せめて話が面白ければまだよかったんですが…。好きな方にはもうしわけありません。[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-08-15 17:56:49)(良:1票) 《改行有》

1054.  シュガー・ラッシュ 《ネタバレ》 このサイトで2010年代のランキングを見るとかなり上位に入っている映画ですが、僕はこの映画がそれほど面白いと思えないんですよね。何しろいままでレビューも書いてなかったくらいなわけで。 映画を思い出しながら書いてみます。 トイストーリーに代表される「人間が知らないところで実はこんな世界が!」というタイプの作品群の中で、こいつはゲームセンターのゲーム内キャラ)を扱った作品。 しかし残念ながら、個人的にはこの映画は面白くも楽しくもなかったのです。 いやCGアニメはむしろ好きなジャンルです。「モンスターズインク」や「ラプンツェル」など大好きな傑作も多数ありますし。 しかし、この映画は本当に全然面白くなかったんですよね。 その最大の理由は主人公であるラルフの性格。 普通、映画を観るときって主人公の行動原理を理解共感し感情移入する事でその映画に入り込みストーリーの中で喜怒哀楽を感じていくわけですが、僕はこの映画の主人公ラルフには全然共感できず感情移入ができないんです。 もともとゲーム内で不遇でその結果性格的に多少捻くれてるのはしょうがないのですが、メダルとっちゃる!という自分勝手な行動はただのわがまま放題の悪人にしか見えません。 ぶっちゃけ嫌いな奴です。リアルでいたら絶対仲良くなれそうにないタイプです。 そして、主人公が嫌いであれば当然映画に感情移入できるわけもなく、そうなると映画を観ていても楽しさや高揚感を感じる事はできません。 それでも脇役陣のキャラが魅力的であればいいのですが、たとえばフェリックスはただのアホだし、どうやらヒロインらしいレース少女もリリカルすぎて魅力にかけ… この手のCGアニメにおいては、何より「キャラクターの魅力」こそが重要ですから、そこに(個人的にですが)全く魅力を感じないとなると、興味を持てないキャラどうなろうとぶっちゃけどうでもいいわけですから映画を面白いと思う事ができず、もっとおもしろいCGアニメが多数ある中で、どうしてこの映画の評価が高いのか個人的には全然理解できない映画です。[CS・衛星(吹替)] 4点(2016-08-15 16:00:09)(良:2票) 《改行有》

1055.  インビジブル2 《ネタバレ》 「透明人間になったらエッチな事をしたい!」 標準的な男子ならそう思う人も多いと思います。っていうかちょっとそういう事考えてしまうのが男子ってものです。 前作ではまさにそんな男子が想像するようなシーンがあり、「うんうんそうだよね、わかってるね」って感じのシーンがあったんですが 今作ではあろうことか、透明人間が「服を脱げ」と女性に自分で服を脱ぐように命じます。 女性が自分で服脱ぐってそれじゃお風呂とかといっしょです!! お前!!何もわかってないじゃん!! それ透明人間である意味ないじゃん!! どうしてこういう「わかってない」映画が作られてしまうのか本当に理解に苦しみます[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-06-24 15:54:48)(笑:1票) 《改行有》

1056.  パーフェクト・ワールド 《ネタバレ》 テレビで放送してるのを見て、そういえばこの映画について何も書いてなかった事を思い出しました。 この映画の事を書いてなかった理由は簡単で、個人的に特におもしろいとは思わず映画自体の存在を忘れていたからです。 当時はおもしろいと思わなかったんですが、今見たら違うかも…と思って再見してみたのですが、印象変らずで、個人的には残念な映画だとしか言えません。 この映画、ストーリー自体は極めて単純なヒューマンドラマなわけですが、「ヒューマンドラマ」というからにはその登場人物なりシチュエーションなりに対して観ている人が感情移入してはじめて面白いと思うものなわけです。 そして、ハロウィンなんか縁がないしとりたてて宗教に縁もないし父親も健在で家族構成もごく普通だった…つまりごく普通の日本人の僕としては、この映画は何の面白みもないただかったるいだけの映画以上のものにはどうしてもならないんですよね。 二人の関係性で最後は感動させる方向の映画なわけですが、しかし道中いい感じにみせていてもブッチは悪人。 不良が仔猫助けてるのを偶然見かけて「こいつ意外とやつかも!」と思っちゃうのと基本は同じですからねぇ… 丁寧に作られているしっかりした映画だとは思うのですが、個人的には全くおもしろくなかったし記憶にも残らなかった映画という事でこの点数です。[DVD(字幕)] 4点(2016-03-17 14:31:46)《改行有》

1057.  G.I.ジェーン とにかくこの映画を見たときは、悪い意味でびっくりしました。 まさか、軍隊の男社会に放り込まれた女性がただただ根性でがんばって周りに認められていく…ただそれだけで何の捻りもない話すぎたから。 もう、ほんとにそれだけの話。芸がなさすぎです。   そもそも、オリンピック競技が全て男女別になっている事からも明らかなように、基本的に運動能力では男性が女性を上回ります。 これは差別とかそういう話じゃなく、単なる事実。 で当然、体力勝負の特殊部隊には男性しかいないのも当然の話。 そこに女性が加わる場合、そこには女性が入る事のメリット、女性である必然性がなくてはならないわけです。 たとえば「女性を救助するような任務のときに女性隊員が必要だ」とか、そういう必然性。 で、この映画の中で、最初に潜水艦勤務を女子トイレがないからって拒否されて怒ったって話がありますが、それは当然の話なのです。 狭い潜水艦内にわざわざ女性用の設備を用意してまで女性を乗せるメリットがないですから。ただそれだけの話。 なのに、「そんなの許せん」と特殊部隊の訓練を受ける主人公ですが、結局彼女が選んだ道は、男性以上にムキムキマッチョな男になる事でした。 だってもう劇中完全に男なんだもん。 んーー、でもさ、それってなんか違うんじゃない? この映画、女性の社会進出あたりをテーマとして扱った映画かと思いきや、その結論が「(ほぼ)男になればいい」だとすると、結局何を描きたかった映画なのかが僕には本当にわかんないのです。[DVD(字幕)] 4点(2016-01-19 23:16:14)《改行有》

1058.  ファインド・アウト 《ネタバレ》 たとえば「僕だけは貴女の事を信じてますよ」とか言ってる顔の濃い新人刑事。あれ、なんのためにいるんでしょうね。結局他の警察といっしょに活動してるだけで何の存在意義もなありません。なんて感じであちこち何かありそうな雰囲気ありつつ「逆に何も無い」という斬新な映画。まぁちゃんと評価すれば脚本と演出がなってないだけなんですけど。 他の例でいえば、森林公園で携帯がとぎれる点。これって普通の映画だったら何かの伏線ですよ?単に田舎だから電波切れただけとか!ないわー。とにかく全編そんな感じ。 こういうのって犯人が「こいつか!」って感じの相手なのが定番なんですが、犯人も「誰?」って相手なわけですし(まぁある意味それがリアルなわけですが、映画にそこまでのリアルは不要なわけで)、どこをどう楽しんでいいのかわかんない映画です。ほんとに誘拐されてたのがわかっても警察に反省してる気配もないし…、まぁいろんな意味である意味中途半端にリアルなわけですが、中途半端なリアルって映画として観ててもつまんないです。 アマンダのワンマン映画なんですが、マンマミーアの頃からはだいぶ大人になったとはいえやっぱり顔が好みではなく、ごめんなさい。[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-09-04 12:42:04)(良:2票) 《改行有》

1059.  野蛮なやつら/SAVAGES 《ネタバレ》 この映画の最大の問題点は、ヒロインであり語り手であるオフェーリア自身に全く魅力が無い事でしょう。 脳みそお花畑で恵まれて現実が見えずに道をはずれたわがまま娘を相手に、どうしてそこまで命がけでがんばろうとするのか?そこに全然説得力を感じないので、どうにもこうにも困ってしまいます。 物語の核として重要なヒロインがただ人生なめてるだけの我侭放蕩娘じゃ、面白い映画はできないと思うんですよね。[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-07-10 18:11:57)《改行有》

1060.  クロニクル 《ネタバレ》 わざわざPOVで撮る必要性が全くわからない映画。 高校生の等身大の日常を描きたいとかそういう意図なのかもしれませんが、観てる側がPOVの必然性を感じないわけですから意味はありません。 大昔からありがちな卑屈な主人公の青春暴走話で、映画の内容自体に新味は全くなく、とにかく主人公の卑屈かつ厨二体質に全く共感できないので「ほんとダメダメ主人公だな」で終わっちゃうそんな映画。 当時一部で絶賛されてましたが、その理由が全然わかりません。[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-07-02 23:23:22)《改行有》

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