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プロフィール
コメント数 2638
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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1081.  ブーリン家の姉妹 史実とは多少違うようですが、世界史は全く知らないので勉強になりました。同時期の日本の戦国時代とやってる事は変わらないですね。現代の価値観で過去の出来事にモノ申す事の是非はあるでしょうけど、気に入らなければ処刑するのはそういう時代と言ってしまえばそれまでですし、また形を変えても結婚による階層移動及び政略結婚は今でもあるので、普遍的なテーマではあるんでしょうけが。ヘンリー8世は暴君とされているようですが、英国での人気や扱いはどうなんでしょう?信長・秀吉・家康なんてのは現代の価値観から見ればどうしようもない暴君ですけど、日本では各々人気はありますし、今でも歴史と言えばこの3人の呪縛から離れられずに、番組制作されてますが。ナタリー・ポートマンの表情変化を見ているだけでも楽しめますが、歴史モノは海外より日本の方が好みかな。[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-05-21 12:27:32)

1082.  ファミリー・ツリー 《ネタバレ》 クライマックスは不倫相手の奥さんが病室を訪ねてくるシーンでしょう。ここは最大の修羅場でもある。「どんなに憎くても許すしかないから!」いや~全然許してないでしょう。こんだけ怒りをぶちまけといて。死ぬ前に憎い相手に何か文句言っておきたかった。でも善人面はしておきたい。死ぬ人間を憎む事はできない。だから許すしかない。許す事で自分を守ろうとした・・・。これから苦難がまっている彼女の混乱と葛藤が伝わってきました。彼女を送り出してからのジョージ・クルーニーの大きなため息に「勘弁してよ~」というのが伝わってきます。ここでジョージ・クルーニーは妻との別れに踏ん切りがついたのか「さよなら」をする。そして、死間際の妻に「my pain」と語りかける。ここは結構シビアです。ラストのソファーのシーンはこの先もうまくいかないだろうという不安感が漂っていて中々印象的。 登場人物が皆勝手で、家族なんて簡単に崩壊していく様はノーテンキなハワイアンとのギャップ効果はあるのですが、逆にテーマが緩和されてしまったような気も。海に散骨するシーンは高倉健の『あなた』を思い出しましたが、妻との死別で夫婦関係を問い直すというテーマとして考えた場合、全体としては『あなた』の方が上かな。(こっちの方がムダが少ないけど)[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-05-21 10:09:23)《改行有》

1083.  ブローン・アウェイ/復讐の序曲 オスカー直後にこの役を選択したトミー・リー・ジョーンズは新境地を開拓したかったのでしょうけど、吹き替えで見たせいかタダのイカレタ軽いオッサンにしか見えなくて、サスペンスとしての緊張感があまりなかった。U2の歌もマッチしていたし、ラストは爆発とオーケストラ演奏で盛り上げるというちょっと『知りすぎた男』を彷彿とさせる演出で、音楽的効果による盛り上がりはあったのですが、船の爆破も玩具的でふざけているし、演奏会場で派手に爆発させる(それを処理する)という展開なのかと思ったら、何故か爆弾処理はブレーキ踏んだら爆発するという『スピード』というか『新幹線大爆破』のパクリになってしまって話としては小さくなってしまったような。それにしても素性不明の人間が偽名で警察勤務できてしまうというのもちょっとどうなのかと。[地上波(吹替)] 5点(2015-05-20 12:43:07)

1084.  嵐の勇者たち 《ネタバレ》 裕次郎は20代の若手俳優(総じて演技がヘタ)のアニキ分というかまとめ役的存在で、他俳優に比べて大人の演技をしているし、他方茶目っ気もありこれでも当時35歳なんだから驚く。ボートハウスでの密室劇が中心で登場人物も多いので、舞台芝居のような体裁。その後、ヨット・ボート・ヘリのチェイスへの場面転換は静から動という感じで中々よかった。正直イチバンオイシイ役は内田良平でもう主役と言ってもいいくらい。オルースターを完全に食ってます。浜美枝の存在感も光ってました。話はこの2人を中心に展開していくので、結局日活のスター達はその他大勢になっていまい、日活の意図とは違う作品になってしまったような。[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-20 11:01:33)

1085.  弁天小僧 《ネタバレ》 市川雷蔵には全くと言っていいほど興味はなかったし、名前ぐらいしか知らなかったので、食わず嫌いもどうかと思い鑑賞。身のこなしも軽やかで、チンピラ風情は出ていて、まあ悪くはないなと感じていたのですが、単なる詐欺師・泥棒であって、悪は成敗しても、最後の一線を守る矜持みたいのがあるのかと思いきや、ラストで捕方まで残虐に刺しまくって逃げようとするシーンに唖然。これじゃあ猶予をくれた勝新への義理が立たないし、粋とは言えないでしょうよ。ここは素手か峰打ちに出来なかったんですかねえ。もうチンピラ以下のどうしようもない奴で、家族との対面に何ら心動かされるものはないし、ちょっと自分の美意識とは違うものを感じました。[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-05-19 18:05:44)

1086.  ラスベガスをぶっつぶせ 《ネタバレ》 これはギャンブル映画ではなく青春映画でしょう。ギャンブルで一番大切なのは頭脳ではなく理性であり、そして人はカネを手にするとどうなるのか?頭は良くても、精神的に未熟な学生たちがその事にどう向きあったのか?という事がテーマであり、頭脳戦の中身やらテクニックを伝えたいわけではないので、カウントやらブラックジャックのルールなどは重要ではなく、理解できなくとも問題はないでしょう。ラストは綺麗にまとめてしまい、事実とはかなり違うのでしょうけど、娯楽作品としてよくできています。但し、もうちょっと現実の厳しさがあってもよかったように思いますし(モデルとなったアジア人はディーラーとして出演しており、現在はギャンブル予想をする会社経営らしいです。やはりギャンブルで生活することはいろいろと難しいのでしょう。)、逆にカウントで暴行受けるのは極端かなという気はします。が、内容的には夢・希望・友情・師弟・恋愛・欲望・傲慢・嫉妬・裏切り・挫折・破滅・復讐等々青春の要素がテンコ盛で、主人公も成長過程をうまく演じ分けていたと思います。ラストのストーンズ『無情の世界』の「You Can't Always Get what You Want」もとても作品にマッチしてました。(同じ学費を稼ぐために学生がギャンブルする『ラウンダー』と比較して見ると面白いです)[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-05-19 11:50:38)

1087.  ディファイアンス 《ネタバレ》 さしずめインテリが肉体労働しながら「戦う力は必要だ。だが、他にも考える事が・・・”共同体”」と主人公を諭すあたりから話が面白くなってくる。インテリと武闘派の板ばさみ。その他強者と弱者の扱い等々、共同体を維持していくためにリーダーとして只管苦悩し続ける。で、戦争映画の体裁を取った、政治というか共同体の話に転換していく。様々な苦渋の決断を下しながらも追い詰められていく主人公。次男の方もソ連軍に加担するものの、人はイデオロギーではなく感情で動く事を思い知らされる。そして終盤ギブアップ寸前になった主人公はもはや混乱状態で決断ができなくなる程の機能不全に陥る。この辺は映画にありがちな強力なリーダーや英雄ではない人間らしさがあってよいです。が、エンディングに向けて成長した3男の励ましやら、仲違いした次男の助けによって困難を切り抜けて終了。「奇跡は起きない、起こすんだ!」とやっておきながら、結局奇跡的に助かってしまうのかよ!とツッコミを入れたくなります。制作上仕方ないのかもしれませんが、この辺はかなりご都合主義で、「やっぱ兄弟愛!」みたいになってしまって、これまでの緊張感を台無しにするくらいラストで脱力してしまうのですが、よく解釈すれば不完全ながらも弟たちから信頼され、愛され続けた兄だからこそ、救世主たりえたわけであり、これはこれでよいのではないのかとも思えてきます。[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-05-18 12:25:01)

1088.  ソウル・サーファー 《ネタバレ》 ラストで主人公の台詞にもあるが、どっかの障害者のインタビュー記事で「障害のない体に戻りたいとは思わない」「生まれ変わっても障害者として生まれたい」というような言葉を目にし、ちょっと驚いた覚えがある。冒頭で、エレミヤ書 29章11節「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。」が紹介されるので、キリスト教の教えがテーマであり、それに主人公が救われていく話だろうなというのが想像できて展開に期待した。が、私はキリスト教への理解が十分なわけではないので、主人公の強さの根底にあるものは十分には理解できなかった。というより、そのような描写・説明は殆どなく、サーフィンシーンばかりで、そこに片腕を見せ付けて映像の力で強引に「障害克服してがんばりました」という作品になってしまい、肝心のキリスト教のメッセージが殆ど伝わっていないのではないか?神と主人公の関係も全くよくわからなかったし。結果的にはメサイヤコンプレックスを原動力として再生したようにも思えるし、それを召命とするのであれば、特に否定するものではないが、当時中学生ぐらいであった少女の心に何が起きたのか?をもっと深く知りたいと思った。「家族の支えがあったから」という単純な話でもないだろう。[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-05-18 09:46:21)

1089.  幸せのちから 《ネタバレ》 数字に強いという事でトレーダーとして成功するのかと思ったら、営業なんですね。医療機器が売れない人に金融商品が売れるとは思えないのですが、ホンキ出したら医療機器も売れたようだし、要するにそれまでいかにいい加減に生きてきたかという事でしょう。結果、子供が迷惑していた。チマチマと値段が決まっている形あるもの売るよりも、金融商品売るほうが儲かるわけで、ただそれだけの話。それすら説明はなく、ひたすら苦労話が続くし、それって自業自得だろ?と。貧困には個人の怠惰と社会の責任の両面があるのですが、本作品は前者の要素が強いので、どうも共感できませんね。でも親の怠惰で子供が苦労する社会というのはなんとかしないとイケナイのだろうとは思います。そもそも結婚する・子供を持つ資格もない人が勢いや偶然でそうなってしまう事をなんとかしないといけないのでしょうけど。[地上波(字幕)] 4点(2015-05-17 10:59:29)

1090.  幸せへのキセキ 《ネタバレ》 奥さんに先立たれたら(実際には闘病中だったらしいが)、スカーレット・ヨハンソンが現れる。ってのが「幸せへのキセキ」であり、そりゃあ冒険しちゃうよなあ。と観客(自分だけ?)に思わせてしまうキャスティングはどうなんだろうか?実話通りに闘病中では美人飼育員との恋愛が描けなくなるし、映画化では殺すしかなかったんだろうけど。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-05-16 10:28:53)

1091.  娘・妻・母 《ネタバレ》 基本的にはカネによって家族が崩壊していく話なのだが、そんなにシビアでもなくちょっと笑ってしまう微笑ましい程度で逆にリアルさがある。現代のようにカネの闘争で互いがむき出しで感情をぶつけ合うわけでもなく、抑制も効いておりそれなりに気を使ってもいるが、逆にそこにアカの他人ではない家族の厄介さも垣間見える。余韻の残る終わり方には救いがあるような、ないような雰囲気だが、老いの孤独と開き直りのようなモノが感じられる。全編通じて非常に微妙なところをついてくる作品であり、脚本がウマイなあと感じる。ちょうどシビアな山田太一とベタな山田洋次の中間というか、足して2で割ったというか。難点としては全体的に男がだらしなく存在感が薄いのと、原節子の感情表現がイマイチだったような。[CS・衛星(邦画)] 8点(2015-05-15 11:46:38)

1092.  嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 『嫌われる勇気』という本が流行っている。松子は勇気をもって嫌われたわけではなく、結果的に嫌われた。それは何故か?幸不幸には主観と客観があって、客観的には不幸な話を当事者の松子はあまり不幸だと思っていない。逆に前向きに明るく生きていく(単に他人に依存しないと生きていけないだけなのかもしれないが)。その様をミュージカル風に楽しく描き、主観と客観のGAPを観客に問いたいのだろう。そもそも、本人が満足しているのに他人が不幸だ・哀れだなどというのは大きなお世話でしかない。 ただし、前向きな人生には学習能力が欠如しがちであり、結果失敗を繰り返す。本人が失敗と思っていなければそれでもよいのだが、松子は50前半で人生を終える事になる(普通は金属バット持って暴れてる中学生に注意などしない。まず警察を呼ぶ)。松子は自分の人生に満足したのか?悔いなく生きたのか?人を信じれば裏切られる。裏切らないのは神だけだ(教え子ヤクザは神を信じて生きながらえている)。それでも人を信じるのか?人を信じる事・信じない事の幸不幸。どちらを取るのか?羹に懲りて膾を吹いたり、石橋を叩いて壊すのもどうかとは思うが、ポジティブシンキングによる失敗・不幸にも注意したい。と示唆に富む作品ではあるのだが、テイスト的には好きになれないかな。[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-05-14 11:27:04)《改行有》

1093.  赤線地帯 《ネタバレ》 「職業に貴賤はないが生き方に貴賤がある」と誰かが言ってたのを思い出した。苦手な群像劇で物語に深みはないんだが、5人各々の生き方の違いは際立っていたし、メッセージ性は強かった。法律施行前の不安・混乱状況は伝わってきたが、結局現代でも職業としては存在している事を考えると、この混乱はなんだったんだろうという貴重な記録映画的な側面もある。 風俗産業がセーフティーネットとして機能しているのは現代も変わらないし、簡単に稼げる事から抜けきれない人もいるだろう(主婦でコキ使われるのが嫌で戻ってきた女性が印象的)。人間が逞しく生きていこうとする限り、そして肉体労働で効率よく稼ぎたいという人がいなくならない限り永久になくならない職業なのだろう。[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-13 12:45:31)《改行有》

1094.  幕末 《ネタバレ》 福山が40過ぎてナヨナヨしたチャライ竜馬をやった事を考えれば、当時38歳の錦之介が演じるのは無理はないのかと。ちょっと貫禄ありますが、思ったよりよかった。短時間で駆け足だし、時代劇風なのは確かですけど、やはり近江屋で未来を語り合うシーンには心動かされ、30前後の2人が無残に殺されたという事を考えると残念な気持ちになります。が、これもひとつの歴史として認識しておかなければならないのかなと。ただし、会話の内容は誰にもわからないので、天皇批判までしたのか否かはナゾですね。[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-13 10:46:54)

1095.  愛を乞うひと 《ネタバレ》 なんかスゴイ作品を見てしまった。3世代の母娘物語であり、母娘関係に関しては男なので実感としてよくわからない所は多々あった。昨今言われる毒母や確執なんて生易しいものではなく(虐待シーンは見ているこっちの体が何度も震えた)、壮絶な幼少期でしかないのだが、虐待が連鎖せずに断ち切れたのはよかったとしても、現在の照恵があまりにも生い立ちとかけ離れた上品で清楚な大人として描かれている事にちょっと違和感はあった。1人2役のギャップを狙ったのかもしれないが、もうちょっと過去を引きずった影のようなモノや気丈さ、現在の娘との確執、反動としての毒母的要素がみたいなものがあってもよいのではないのかと。普通は結婚も恐れるだろうし、子供を持つ事など、考えたくもないだろうし、死んだ夫との関係等々の説明が欲しかった。愛情に飢えていたと言えばそれまでなんだが、単純に寂しかったというレベルではないし。 子供が高校生にまで育って自分探しをしてしまう展開も理解しがたく、また母子家庭における友達母娘関係も反面教師としてそのようになるよう心がけたとも言えるが、男の自分には理解し難かった。 だが、感動の再会で母娘許しあうというパターンではなく、傷を見るまで娘とも気づかずに、2000円を徴収し、相変わらず男を引っ張り込んで生きている母の姿を見て、あっさりと訣別し区切りをつけ、そして娘に対し母のように甘えてしまう展開は、救いがあるのかないのかよくわからない。が、女でいる事、母でいる事の難しさというか宿命のようなモノが感じられ、従来の邦画にない新鮮なインパクトはあり、心に残る作品ではある。[CS・衛星(邦画)] 8点(2015-05-12 12:47:00)《改行有》

1096.  メゾン・ド・ヒミコ 《ネタバレ》 老い・介護、親子の確執に性的マイノリティーという要素を加えた設定は面白いと思うが、最終的にはうまく料理しきれなかったような。が、現実問題簡単な話ではないし、関係性に変化はあるものの各々が壁を乗り越えて和解してるようなしてないような中途半端さがリアルであるとも言えるのだろうけど。最後はちょっと強引にキレイにまとめ過ぎたような気もするが、まずは世代や性別や趣味嗜好にとらわれず、人間と人間としてのコミュニケーションが大事という事なのかと。が、それが難しいから様々なコンフリクトが起こり、諸々の映画の題材になるわけで。それにしてもオダギリに引きずり込まれたあの中学生のその後が気になるが・・・。[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-11 10:22:33)

1097.  なくもんか 阿部サダヲは面白いんだけど、コントでしかないかな。[ビデオ(邦画)] 5点(2015-05-10 14:17:33)

1098.  風花(1959) 善光寺平は去年行きましたけど、50年以上前はこんなだったんですねえ。その後オリンピックも開かれ、今は新幹線も通る大都会で、東京へは100分で行けるし。家や身分に縛られて生きる事の窮屈さ。随所に出てくる東京という地名。当時の人は有馬稲子に希望を感じたのでしょうか?時代は変わり、女性も生きやすくなって今はよい時代になったような気もしますが、結婚相手選びや上京幻想等々変わらぬ価値観もあるのかなと。[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-05-10 10:09:16)

1099.  天国からのエール 《ネタバレ》 TVドラマ界では有名な尾崎将也&阿部寛の黄金コンビだが、映画化という点においては汎用で失敗作だとは思う(3日で7kg減量したという阿部ちゃんの熱演はよかったし彼の代表作にしてもいいくらいだが)。これでもかなり脚色されてるだろうし、実話では抑揚がないので無理やり感動作にしようとベタな脚色をしてしまったように思う。でも、この程度の事もできない大人は自分も含めてゴマンといるわけで、「大人の責任とは何か?」という問題提起をするには十分な素材ではあり、見る価値はあると思う(ドキュメンタリーもあるようだしそちらで十分なのかもしれないが)。夢を安易に語り、煽るのは好きではないし、それも含めて大人の責任の難しさはあると思う。モデルとなったメジャーデビューしたHearts Growというバンドもデビュー後活動期間3年で解散したようだし、その後の現実の厳しさについてもエンドロールでクレジットしてもよかったのかもしれない。[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-05-10 08:37:42)

1100.  わが母の記 《ネタバレ》 井上靖については殆ど何も知らないのと、認知症介護の体験もないので、多少バックボーンが弱いのですが、母息子に留まらず家族の物語としてテンコ盛で消化不良になりそうなぐらい(さすがに作中に『東京物語』を引用するのはやりすぎかと)。作家というのはもっと頑固で偏屈なハズだし、家族も善人ばかりなので、この辺は映画化でかなり美化されてるのかな?という気もしましたが、名家でかつ経済的余裕のある上流階級ってホンキの善人が多かったりもするので、原作未読だし、どこまでホントなのかはわかりません。母息子の物語は総じてマザコン系になりやすいのでその点を懸念していましたが、幼少期からの確執や姥捨て山もベースにもあり、安易なマザコン話にならなかったのは自分の家族を題材に小説を書く作家の冷徹な視線が寄与したのかなと。長いスパンでの家族の成長と共に相互理解していく脚本はキレイに収斂していくし、各役者はそれを上手く演じていたと思います(特に宮崎あおいはスバラシイ)。古きよき昭和の大家族でしかも金持ちの話で現代ではリアリティーがなく感情移入し難い所はありますが、実話がベースになっているのでそういうモノとして見るしかないのかと。[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-05-09 13:41:35)

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