みんなのシネマレビュー |
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1082. 親切なクムジャさん 《ネタバレ》 同監督の復讐三部作ということを考えなければ、そこそこ面白い作品(ユニークな作品?)ですね。ただし、ヒロインに感情移入できるかと言えば結構キツイ。テーマは復讐?それにしてはヒロインの復讐と遺族の復讐は温度差がありすぎる。しかも低い方の温度が全体を支配している。敢えてこの設定を選んだのだろうか? ヒロインの愛娘の設定、勤め先の店主の息子の位置付け、利用された(親切にされた)者たちの位置付け等々、詳細を考えれば考えるほどにメッセージ性が薄れていくように感じてしまいます。纏まりに欠けると言ってもいいかも? という訳で6点献上止まりです。 追記。 ①関係ないけど、同じく韓国映画「セブンデイズ」と連続してDVD鑑賞したので頭の中で混ざってしまった。 ②遺族によるリンチシーン。同じくコミカル・スプラッター(?)作品、少し前にあったような気がしないでもない… [DVD(字幕)] 6点(2010-11-08 02:27:45)《改行有》 1083. シティ・オブ・ブラッド 《ネタバレ》 カトリーナの後のニューオリンズを舞台にする必要があるのかなぁ… なんか、そこんとこが引っかかって、イマイチ純粋に楽しめなかった。 それと、何なの?シャロン・ストーン??カウンセラーだか何だか判らんけれど、人を小馬鹿にしたような姿勢・表情は、とてもじゃないけれど受け入れられないし、まして頼れない。信じられないよ。 本当は重いテーマなのだと思うけれど、制作者のノリは意外と軽いのかもしれません。 (追記)映画とは関係ないかも知れないけれど、ラストに流れる荒廃した街の風景を見ていると、アメリカは広いんだなぁと思わずにはいられません。日本だったら土地が少ないから、荒廃したまま放置なんてあり得ない。更地にして再生しなかったら復興しようがないですよね。[DVD(字幕)] 5点(2010-10-31 21:34:38)《改行有》 1084. スケート・オア・ダイ 《ネタバレ》 このノンストップ・アクション、いいなぁ~♪ ストーリー自体は結構ありがちかも知れないけれど、スピード感、生身感(?)が素晴らしい! スケボー少年ならずとも、アクション作品好きならば必見の作品ですよ。[DVD(字幕)] 8点(2010-10-31 21:27:49)《改行有》 1085. 最強絶叫ダンス計画 《ネタバレ》 楽しいです。適当なパロディ作品かと思いきや、結構本気モードで作られてますね。メインテーマはそれこそいい加減ですけれど、パートパートは本気で作りこんでるんじゃないでしょうか?必要以上に下ネタに依存していないところも好感。オマケの7点献上です。[DVD(字幕)] 7点(2010-10-31 21:17:43) 1086. 12ラウンド 《ネタバレ》 楽しい!非常に楽しめました。なんか、いろんな作品をコラボったみたいな気がしないでもないけれど、んでもって主役がイマイチ知的じゃないような気がしないでもないけれど、それでも楽しめました。 いいですねストレートなアクション作品。ちょっと「12ラウンド」してない気がしないでもないけれど、ま、思いっきりリラックスして観ることが出来たので、オマケの8点献上です。[DVD(字幕)] 8点(2010-10-31 21:02:31)(良:1票) 《改行有》 1087. ブラッド・ダイヤモンド 《ネタバレ》 重いテーマを上手く調理している良作だと思います。主演の2人(3人か?)もそれぞれに最高の味を出していると思います。エンターテインメントだから多少の無理は仕方ないです。アーチャーが改心(?)していく様や、ソロモン一家のハッピーエンド(?)やら… でも、あくまでもフィクション。エンターテインメントですから。 ただ、観終わったあと何だか複雑な気持ちになってしまう。テーマが重ければ重いほど。何十万、何百万と死んでいった人たちの魂は、この作品を観た人たちの感動によって安寧が得られるのだろうか?悲惨な死は永遠に悲惨な死なんじゃないのかなぁ?彼らの死は本当に必要な犠牲だったのかなぁ? などなど。[DVD(字幕)] 8点(2010-10-31 20:52:17)(良:1票) 《改行有》 1088. アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ 《ネタバレ》 アクションは前作同様、「スゴイ!」の一言。余計な批評を全く寄せ付けない、生身のアクションはまさに本物、只管脱帽ものです。 ただ、ストーリー的には、正義のヒーロー的にどんなピンチもモノともせずに突っ走る2人、ってのはいい感じだけれど、前作と混同してしまうシーンもちょくちょく出て来て落ち着かない。何が何やら分からん指摘というか話になってしまうようで、ここでは比較は止めておきますけれど。 とは言え、やっぱスゴイ。満足出来る1本でした。[DVD(字幕)] 7点(2010-10-24 23:13:13)《改行有》 1089. アルティメット 《ネタバレ》 いいですね~♪ 殆ど頭を使わないで楽しめるこの手の作品って、必要です。いろんなジャンルの作品を観ている中で、時としてこういう作品を観るのも必要。実に爽快です。 ただ、ストーリーが爽快ではない。妹ネタは、も少し軽くいって欲しかった。悲惨な状況、復讐ネタ、それが入るとコミカルなカットや台詞が出てきても、洒落では済まされなくなってしまう。そこんところが減点ポイント。 それでも、この超人的アクションは必見です。脱帽もののシーンが続出。いっそのこと、中途半端にストーリーを盛り込まず、徹底的にアクションで詰めてったらいかがかしらん。[DVD(字幕)] 7点(2010-10-24 22:20:25)(良:1票) 《改行有》 1090. ストレンジャーズ/戦慄の訪問者 《ネタバレ》 正身70分程度の短い尺ながら、必要なエッセンスは全て詰め込まれ、かなり怖い作品に仕上がっている作品。類似作品は多かれど、実話・未解決事件と言われてしまえば尚更に恐ろしい。よく纏まっていると思います。 ただ、主人公たちの行動があまりに軽々しく、自分から進んで餌食になっているような状況の連続。これで実話と言われても感情移入は出来ないなぁ… そのあたりがマイナスポイント。どうせなら実話ベースのフィクションに徹すれば良かったんじゃないだろうか?[DVD(字幕)] 6点(2010-10-19 07:02:29)(良:1票) 《改行有》 1091. 特捜刑事 スパルタン 《ネタバレ》 キルマーさん、渾身のアクション作品です。緊張感、緊迫感のあるストーリー展開は、大いに見応えがあります。ストーリー的には、最近観た作品に少し似ている気がしますけど、こっちの方が古いし、そもそも古典的お約束満載作品だし、そんなこたどうでもいいです。 TVドラマ感覚で、ハラハラドキドキ鑑賞するにはもってこいの作品です。[DVD(字幕)] 7点(2010-10-18 00:27:07)《改行有》 1092. ファイナル・ミッション(2008) 《ネタバレ》 ん~、微妙だなぁ… 体型的にもアクション的にも無理が出てきたキルマーさんですけど、根っからのワルのはずが、生意気な少年になつかれた末に「いい人」になっちゃったりして。おまけにラストは思いっきりハッピーエンドだし。 まぁちょっと言わせていただば、メインテーマであるところの「ファイナル・ミッション」があまり感じられなかったです。自分勝手に決めた最後の仕事とは言え、もう少し主人公は今までの人生を振り返って欲しかった。[DVD(字幕)] 6点(2010-10-18 00:14:59)《改行有》 1093. G.I.ジョー(2009) 《ネタバレ》 原作未見。ただ、かつて大人気だった男の子版リカちゃん「G.I.ジョー」をベースにしたアニメっていうので、この内容は当然かな?つまりは、夢と空想の世界の具現化。視覚的にはハチャメチャで当然です。 大勢の皆さんのご指摘のとおり、ノンストップでアクション全開、ただし、中身無し。ん?中身無し?いやいやそんなことはありません。御都合主義のオンパレードですけど、なんたって元はアニメなんだから。ここで問題なのは、夢と妄想の具現化がキチンとなされているのか?ってこと。その点ではかなりポイント高いです。 兎にも角にも、かなり緩めのテンションでも完全消化可能ですから、是非是非皆さん楽しんでくださいね。[DVD(字幕)] 7点(2010-10-17 23:57:07)《改行有》 1094. 消されたヘッドライン 《ネタバレ》 ラストのドンデン返しをどう見るかで判断の分かれるところですね。 私はあの展開があるからこそ、この作品は成立していると思います。巨悪が矮小な行為に収斂するってのは結構新鮮。てか、現実世界ではこっちの方がよっぽど幅を利かせてる訳で、大々的に政治スキャンダルを扱った作品は数多ある中、こういう作品もありなのではと。元ネタがイギリスってのが頷けるところです。 ただ、いくらフィクションといえども新聞記者がここまで派手に活躍出来るんですかね?ま、フィクションだからいいのか。さもなきゃつまらないしね。[DVD(字幕)] 7点(2010-10-17 11:31:37)《改行有》 1095. マインド・ゲート 監禁少女のSOS 《ネタバレ》 なんともストレートな原題に象徴されるように、ストーリーも直球勝負。主人公の精神科医は実は透視能力があって、難事件であろうと解決可能ってお話です。透視してる最中の映像は結構新鮮だったりしますけれど、全体を通じたら意外に地味。なんとなく過ごす時間向けの作品ですね。TVMの初回パイロット版って感じ。シリーズ物にするには、アイディアが少々使い古されてる感じはしますけどね。 それにしても、邦題もストレートだなぁ…。[DVD(字幕)] 5点(2010-10-17 03:22:56)《改行有》 1096. ブラッド・セル(TVM) ケータイ配信用ムービーってことで、やたら狭い範囲で超少人数で地味に繰り広げられる約1時間。 短いからあっという間に終わってしまいますけれど、超オヤクソク的展開はこの手のサスペンスの王道とも言え、結構楽しめたりもします。 ただ、いかんせん低予算。素人作りに近いって感じです。俳優さんたちの演技も何だか素人っぽいし…。 きちんとリメイクすれば、もっともっと面白い作品になる可能性を秘めているかも。[DVD(字幕)] 5点(2010-10-17 03:12:16)《改行有》 1097. ファスト・フライデー(OV) ケビン・ベーコンの「クイック・シルバー」でもメインアイテムとなっているピストバイク。そもそもは競輪で使用される競技用自転車で、基本的にブレーキはなく、「スキッド」というテクニックで減速する。もともとは1990年代にアメリカのメッセンジャー達が好んで使い始めたもので、シンプルなカッコ良さが受けて日本でも熱烈な支持者を生んだ。もっとも、ブレーキがないので日本では切符を切られてしまいますけれど…。 この作品は、そんなわけで些かマニアックではありますが、愛好家以外の方が鑑賞しても楽しめるのではないかと。ドキュメントとしての作りは少々粗い気はしますが、マニアにとってはディテールを楽しめますし、初見の方には新鮮な感動があるかも。 という訳で、いい歳して最近ピストバイクに乗り始めた私からのお勧め作品です。[DVD(字幕)] 7点(2010-10-17 03:01:35)《改行有》 1098. バタフライ・エフェクト3/最後の選択 《ネタバレ》 1作目のテイストが完全に損なわれた感じ。 冒頭からの残虐シーン。殺人シーンが妙にリアルというか無駄にバイオレンス。こりゃお子様には見せられない。更には意味不明なセックスシーン。お笑いかと思わせるガラステーブル押し付けカット。これまたお子様観賞禁止! で、肝心要のストーリーはというと、タイムパラドックスものの王道を行くかに見せかけ、ラストはオカルトホラー? もしかしたら第4作あり?かと思わせるエンディングですけれど、これじゃ結局、タイムパラドックスものではなく、悪魔に魅入られた妹の物語でしたというオチ? 展開に結構粗さも目立ち、殆ど破綻してるところを力技で押し進めてる感じがしますね。 途中まで期待感がなかったわけじゃありませんけど、お話が進んでいくうちに何が何だか解らなくなってしまったという続編としての失敗例なのでは?ま、「最後の選択」にしてください。[DVD(字幕)] 3点(2010-10-04 02:39:11)《改行有》 1099. ホースメン 《ネタバレ》 どうしてもキリスト教系のサスペンスは似通った感じがしてしまう。これはキリスト教圏外の人間である私にとっては仕方のないこと。それでも、その手の作品世界にすんなりと入り込めないのがいつも残念。 ただし、この作品は他の作品と違って純粋に黙示録がベースになってるわけではない。あくまでも父子愛がメインテーマ。だから、まるっきりのキリスト教系作品とは違って楽しめました。哀しすぎますけどね。 不満としてはチャン・ツィイーの使い方。この役にしては存在感あり過ぎ。まさに役不足。あまり相応しいキャスティングとは思えないです。養子を誇張してアジア系を持ってこなくても良かったと思うしね。[DVD(字幕)] 7点(2010-09-26 14:50:32)《改行有》 1100. めがね 食べる、眠る、息をする。生きていくにはそれだけが必要。それさえ出来ていれば、後は「たそがれ」ていれば良い。 でも、悲しいかな大抵の人間は「たそがれ」るのが下手。何かをしていないと不安になる。そのくせ、何かをしてしまうと不安を呼び込む。毎日はその繰り返し。 だから、この作品に流れる空気は心地良い。イライラしている時でも癒され、マッタリしている時でも癒される。いわば万能癒し剤。したくても出来ない時の過ごし方がここには満ち溢れている。 「かもめ食堂」はホームドラマの域を少し踏み出した世界だったけれど、「めがね」の世界はもっと大きく踏み出しましたね。 ただ、「めがね」が何を象徴しているのか、未だ解らない…。そうだ、ゆで小豆の缶詰を買ってこよう。それから明治屋のシロップも。解るかもしれない。[DVD(邦画)] 8点(2010-09-26 13:47:50)《改行有》
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