みんなのシネマレビュー |
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1101. 里見八犬伝(1983) 角川映画って外国人アーティストを起用して、映画の主題歌を歌わせるってセンスだけは優れてたと思いません?(「復活の日」「汚れた英雄」然り)この映画のジョン・オバニオン「里見八犬伝のテーマ」もすごくいい曲で、給食の時間放送部にリクエスト流したっけなあ・・・。映画の内容より先に主題歌が浮かんでしまうっていうのも、イメージ戦略がうまかったんでしょうね。 [映画館(字幕)] 6点(2005-07-16 17:27:37)《改行有》 1102. クォ・ヴァディス(1951) 実は群集の中にエリザベス・テイラーや端役時代のソフィア・ローレンが交じってるらしいんですが、残念ながら自分には見付けられませんでした。それだけスペクタクル部分(特にライオン)の迫力が凄かったって事ですね。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-16 14:53:43) 1103. OPEN HOUSE 今をときめく行定監督のデビュー作。南果歩がアレルギー症の全身かきまくり女性を好演。現実に足がついてないようなフワフワした若い男女と、南果歩のリアリティ溢れる現実的部分が平行的に描かれていてそれなりに楽しめました。[映画館(字幕)] 6点(2005-07-16 13:58:51) 1104. 郵便配達は二度ベルを鳴らす(1946) 英語が苦手なんで、通常だと外人の演技の巧拙はいまいちわからないんですが、この映画のラナ・ターナーについては、はっきり下手っぴいだって断言できますね。やたら大仰で暑っくるしい動作ばかりだもん彼女って。でも身にまとった白い衣装の数々、カメラも観客の視線が彼女だけに釘付けになるよう計算しつくされてるんで、そういう意味じゃ究極のスター至上主義映画とも言えます。(リタ・ヘイワースの「ギルダ」と同傾向)せめて彼女のキャラクターを徹底的に悪女に仕立て上げる事が出来たら、これもっと面白くなったんじゃないのかなあ。こじつけのようにタイトルの意味がラストで唐突に語られるのが可笑しかった。[DVD(字幕)] 6点(2005-07-16 11:46:27) 1105. 宇宙戦争(2005) 何も知らず他の監督作品と思って観たら多分6点は付けたと思います。でもこれが「E・T」や「未知との遭遇」を撮った監督と同一人物なのかって思ってしまったが最後、何か釈然としないものを感じてしまい、画面で繰り広げられる阿鼻叫喚シーンを冷めた想いで観続ける事しか出来ませんでした。 [映画館(字幕)] 4点(2005-07-15 12:58:32)(良:1票) 《改行有》 1106. アンジェラの灰 日本映画のビンボー描写より、外国映画のビンボー描写の方が確実に上を行ってると思う。[映画館(字幕)] 6点(2005-07-10 11:20:11)(良:2票) 1107. 死海殺人事件 原作読んだ時もクリスティーにしちゃ犯人の動機があいまいだなあって思ったけど、映画版はそれに輪をかけ何のヒネリもなくてガックリ。豪華キャストがウリだったこのシリーズも、どんどん役者の格が落ちてく一方で寂しかったです。個人的にはオールスターキャストもの復活してもらいたいですね。(「オーシャンズ12」みたいじゃなく、新旧入り混じったキャスト希望!)[地上波(吹替)] 4点(2005-07-10 11:11:11) 1108. 装いの街〈TVM〉 テレビドラマの映画化でも何でもなく、過去に放映された東芝日曜劇場のドラマをそのまま映画館で流しただけ。「幻の作品」と銘打ち当時の薬師丸人気に便乗した悪しき角川商法の見本。今なら確実に映画館で暴動が起きるな、きっと。それでも嬉々として映画館に足を運んだ俺って・・・。だって若かったんだもん・・・。ファンだったんだもん・・・。[映画館(字幕)] 1点(2005-07-10 10:31:12) 1109. 東京暮色 有馬稲子の次女役はもともと岸恵子の為に書かれたものらしいけど、結果的にこの作品は彼女のままで良かったんじゃないのかあ。それにしても「暮色」っていい言葉っすね。なかなか東京に住んでいても、本当に気持ちの良い暮色どきにはなかなか出会えません。かなりグルーミーでダークな異色作だけど、小津監督の別の一面を観る事が出来て自分は満足。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-09 14:02:03) 1110. 若草の頃 おそらくジュディ・ガーランドが生涯で最も溌剌と光り輝いていた時期に撮られた作品だと思います。「ザッツ・エンターテイメント」のレビュー後、無性にこの映画の本編が観たくなり、レンタルショップへ直行しました。なんかね~、いいんですよ!映画全体に流れてる優雅な雰囲気が。「緑園の天使」や「若草物語」が好きな方なら絶対イケルはずだし(多分これが当時のMGM色ってヤツ?)もちろん「オズの魔法使い」でドロシーに恋した人にもおすすめ。恋する高揚感の中で唄われる「トロリー・ソング」が幾つかの佳曲の中でもやっぱ一番の傑作。可愛らしさだけでなく子供特有の残酷さも垣間見せてくれたマーガレット・オブライエンも良し。惜しむらくは鮮やかなテクニカラーだとばかり思っていたのに、モノクロバージョンのDVDだった事。(追記)カラーバージョンにて再見したので一点追加します!「♪恋したら くちずさもうよ トロリー・ソング♪」おそらく、トロリー(チンチン電車)が鳴らす汽笛と、恋した時の胸の鼓動を重ね合わせこの軽快な名曲は生まれたはず。[DVD(字幕)] 8点(2005-07-09 11:28:52)(良:3票) 1111. 深呼吸の必要 雲が陽光を遮った瞬間、一塵の風が吹き抜けさとうきびの枝をざわざわと揺らすワンシーンでこの映画の虜に。確かに皆さんのレビュー通り安手に感じられる部分、途中参入の看護婦さんが出てきた時点で「あ、こりゃ誰か大怪我するな」って読めちゃったり、「甲子園でのノーヒットノーラン」とか「自分と同じ名前の小児患者」があったりするけど許せる範囲。回想シーンを挟まなかった事や、こういう群像もので恋愛を絡ませなかった事だけでも大英断。自分の周りの女子に谷原章介のファンが多いのもこれを観て 納得。ふうっ、俺にも深呼吸が必要なのかなあ・・・。[DVD(字幕)] 8点(2005-07-04 15:19:24)(良:1票) 《改行有》 1112. ザッツ・エンタテインメント これこそ20世紀の映画遺産! 個人的に好きなナンバーベスト5、 「若草の頃」の「トロリー・ソング」(「バンブーの木の下で」でも可)、 「サマー・ストック」の「ゲット・ハッピー」、 「アニーよ銃をとれ」の「ショウほど素敵な商売はない」、 「雨に唄えば」。 それにしてもジュディ・ガーランドって「マカロニほうれん荘」のきんどーさんに似てるなあ・・・。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-06-27 15:41:36)《改行有》 1113. ロスト・イン・トランスレーション お金と時間を持て余した外人さん(ソフィア・コッポラ含む)の暇つぶしやお道楽に付き合ってる暇なんか俺にはないの!(怒)[DVD(字幕)] 3点(2005-06-27 11:15:26)(良:2票) 1114. 悪霊島 原作にも乗れなかったけど、映画にも乗れず。結果的に「鵺の鳴く夜は恐ろしい・・・」っていうあの声が一番怖くて、夜眠れない日々が続いた。何の為にビートルズを結びつけたかったのか意図も不明。ずうとるびでも良かったのに。[映画館(吹替)] 5点(2005-06-25 16:23:21) 1115. 悪霊喰 深夜流れてたおどろおどろしいコマーシャルとタイトルに乗せられ、うっかり観に行ってしまったんですが、予想に反して宗教系超真面目映画でした。遊んでそうな女の子が、話してみたら堅実だったって驚きに似てる。もっと遊んでくれても、いや演出にもっと遊びがあっても良かったかなあ。 [映画館(字幕)] 4点(2005-06-25 16:00:58)《改行有》 1116. 青い目の蝶々さん かなり前、テレビの深夜放送で吹替版を観ただけなんで細部の記憶あやふやなんですが、史上稀に観るヘンテコ映画でした、これ。シャーリーが夫イブ・モンタンをだまくらかす為に日本に来て「ゲイシャ」に化けるっていうバカバカしいストーリー。そもそもシャーリーがゲイシャのメイクしたって日本人に見えるわきゃないじゃないですか!彼女が日本通っていうのは有名な話だけど、もしこの映画出演がきっかけだったとしたら、何かヤですね。吹き替えの小原乃梨子さん(のび太、辞めちゃったんだよなあ・・・)のおかげで何とか観れたって程度。[地上波(吹替)] 5点(2005-06-25 15:15:04) 1117. 凡ては夜に始まる ムッチムチのバスタオル姿で右往左往するシャーリーだけでも観る価値あり。同年の「アパ鍵」はどちらかといえば受け身、こっちは攻めの演技。彼女の卓越した百面相的コメディセンスを存分に楽しめます。ディーン・マーチンもいい味。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-25 14:20:30) 1118. ボーイズ・オン・ザ・サイド ドリューの復活はこの映画の成功が決定的でしたね。三人のキャラクターが細かく描かれていて良かったです。なーんの問題も抱えてなさそうな優等生的メアリーが、過酷な運命に陥っていく後半の展開には驚いたけど。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-25 11:39:56)(良:1票) 1119. ビューティフル・マインド 職人監督による、あらゆる観客層を取り込む為計算しつくされた商売上手な映画。でも嫌いじゃないです、これ。[映画館(字幕)] 8点(2005-06-25 10:29:31) 1120. デブラ・ウィンガーを探して 並みいる女優陣の中、ヴァネッサ・レッドグレーヴとシャーロット・ランプリングが流石の貫禄で素敵でした。ジェーン・フォンダは今年女優活動再開したそうですね、よかったよかった。ヴァー○ルのコマーシャル(←私は洗顔だけ)以来、シャロン・ストーンの自信ありげな発言は絶対信用ならんって思ってるのは俺だけ?まあ全編、一般の女性にとっては人生の道案内にもならないような内容だけど、「いい役は全部ニコール・キッドマンがさらっていく」という某・キム女優の発言を裏付けるような、ハリウッドの弱肉強食を垣間見れて楽しかったです。[DVD(字幕)] 6点(2005-06-20 14:56:34)
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