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プロフィール
コメント数 1199
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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1161.  明日に向って撃て! 2人の無軌道馬鹿の自業自得物語。いくら名曲「雨だれ小僧ちゃん」にあわせて自転車に乗って見せようが 主人公達にまったく共感できないため好きになりようがない映画。おまえら鉛弾で説教されて当然だ。 悪役っぽく描かれてる側の皆さんには家族も生活もあるのに、おまえらみたいな奴のために仕事させられて苦労してるんだよ。 映画の出来自体はこの点数ほどひどい映画ではないと思うが、小悪党をかっこよく描く志が嫌なのでこの点数。3点(2003-12-25 13:33:55)《改行有》

1162.  ブリキの太鼓 すごく嫌いだが、とりあえずなんか映画自体に力があるので嫌々ながらなんか知らんが見てしまう。この頃友人の間で、何か気に入らない事があるととりあえず台所の隅でイワシ缶から魚をもしゃもしゃ食うというネタがちょっと流行った。 3点(2003-12-13 00:06:49)《改行有》

1163.  さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅 ↓俺も999をおりる。自分と一緒に暮らしてくれるという美女以上に大事なものがこの宇宙にあるだろうか?いや、ない!(キッパリ!)   で、この作品の感想、あにやんさんのコメントで言い尽くしてもらってますね。物語の進行に関与できない単なる狂言回しの主人公にどんな魅力があるものか。   一作目が熱烈大好きだけに、俺の青春を返せと思いましたよ、高校生のとき。 3点(2003-12-08 13:32:52)《改行有》

1164.  アルタード・ステーツ/未知への挑戦 え、うそ?皆さん割と面白かったんですか..そうなのか..僕はもうどこが面白いのかわかんなかったです、はい。確か83、84年ごろ五反田あたりの名画座でスキャナーズとの2本立てで見た.ような記憶とあるけど..わけのわからんSF風映画。3点(2003-12-08 12:59:45)

1165.  ドカベン ドカベンの映画化を柔道部編で行ってしまう企画に乾杯。 少年アシベを映画化したら、ゴマちゃんが出てくる前に映画終わってました、みたいなすごさです。 3点(2003-12-08 00:30:38)《改行有》

1166.  グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版 昔、会社で、自部署のセクレタリ(美人)が映画好きで、この映画が大好きだと語っていました。 ある日、飲み会の席でこの映画の話題となりました。私の先輩が「あんなのは海の男じゃねー。真の海の男ってのは海水浴で海の中でおしっこが出来る奴だ。」とよくわからない自説をそのセクレタリー相手に展開。   雰囲気ばかりきれいなだけでハナモチナラナイこの映画が嫌いだった僕は、その先輩の意見に「もっともだ。もっと言え」と思いつつも、美人には逆らえないという板ばさみの中、結局その対立には加わらず黙って見守っておりました。 僕は意気地なしです。 3点(2003-12-06 09:22:10)《改行有》

1167.  トゥームレイダー つまらないのもここまでいけば立派。まさに見ること自体が時間の無駄でした。アンジョが服部マコに似てるなぁ..くらいしか感想がない。 3点(2003-11-17 22:48:36)《改行有》

1168.  ディレイルド 脱線 巷にあふれるC級ホラー映画の中には「何かあると思わせて何も起きない」退屈なだけの映画も多いだけに、逆に無意味にイベント過多なこの映画はそれらに対するアンチテーゼなのかも…と思えなくもないですが…いやバランスよ。 何もなくてもつまらないけど、消化しきれないくらい設定やイベントを詰め込みすぎてもそれはそれでつまらないという事を教えてくれる教訓のような映画です。 明らかに設定もイベントも過剰で、前半で出てくるいろんな設定ってストーリー上全部不要で全く存在意義がないんですよね… 映画製作開始時に出てきたいろんなアイデアを実際の脚本に落とし込むとき普通だったら当然カットするような要素を全くカットせずに全部脚本にねじ込んだかのようなめちゃくちゃさ。 ちゃんとした映画を作るための反面教師用サンプルとしては非常に優秀な映画かもしれません。 「おもしろそうに見えるアイデアもちゃんと取捨選択しないとこうなっちゃうんだよ」的な。[インターネット(吹替)] 2点(2022-03-31 21:48:35)《改行有》

1169.  ニセコイ アニメ版はちゃんとしてたと思うんですがこの映画は… 馬鹿にしてんのか! 日本映画の悪癖だと思うのですが、コミック原作物の場合、コミックやアニメだからこそ成立する極端なキャラクター造形をそのまま実写で再現しようとして極めて出来の悪いコスプレが動き回りとても観ていられない映画になってる例がぼちぼちあると思います。 この映画がまさにそうであまりにバカバカしい恰好と間抜けな演出のおかげでまともに観る事ができません。 出てくる女の子達のセーラー服のやすっぽさ嘘っぽさ… いやもっと服に金かけてちゃんとした服にしろや!コスプレ喫茶じゃねーんだぞ、と。 こんな間抜けな映像とってる暇があったら、実写ならではの説得力のあるキャラクター造形を行うべきだと思うのです。 あと目隠シストさんの疑問に答えると原作は少年ジャンプ連載の少年漫画です。 ついでに言えば本編よりスピンアウトのマジカルパティシエ小咲ちゃんの方が相当面白かったりします。(amazonのレビューあたりでもそういうレビューはあるので私個人の感想でもないと思うんですが)[地上波(邦画)] 2点(2021-02-11 17:19:07)《改行有》

1170.  7500(2014) 《ネタバレ》 話が散漫な上に画面も暗く何が起きてるか非常にわかりづらい、そしてわかってしまうと「それかよ!」と思ってしまう残念な映画。 SFホラー的な映画を観たいなぁと思い、また観てない映画がないか…とアマゾンプライムを検索して見つけた映画なわけですが、日本人監督で日米合作映画だったんですね。 オチが分かった時点で、あれ?どの時点で全員死んでたの?と思ったわけですが、しかしわざわざ見返す気にもならず…しょせんその程度の映画です。 この映画の数年前に作られた「Angel!Beats!」という作品の死んだ世界戦線の活動を飛行機上のホラーに置き換えた「だけ」の映画で、そういう意味でパクリ感もすごいです。 つか未練がなくなった人から退場してくってこの映画の設定はまんま「Angel!Beats!」のパクリで…この映画製作のほんの数年前に作られた「Angel!Beats!」、スタッフに日本人いたら何人かは絶対知ってたはず。 他の方も書いてる実在の類似航空事故「ヘリオス航空522便墜落事故」をそのまま映画化したほうが絶対に面白いはずで(主人公は最後まで奮闘していた客室乗務員)、実在の事故を映画化したほうが絶対おもしろい!と思わせる時点で作り物として終わってます。 もちろんAngel!Beats!には足元にも及びません…というか比較するのもおこがましいレベルです。[インターネット(字幕)] 2点(2020-08-07 17:26:55)《改行有》

1171.  劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女 いかにも設定厨の人が書いたと思われる悪い意味でラノベらしさあふれる原作をもとにしたオリジナルアニメ映画。 ステレオタイプの凡庸なキャラクター(当然主人公はチートでモテモテ)に独創性のかけらもないストーリー、もうどこを褒めたらいいのかわからない駄作です。[インターネット(邦画)] 2点(2019-01-01 22:47:10)《改行有》

1172.  恐竜・怪鳥の伝説 なんと私、この映画(同時上映だったドカベンも)を子供の頃劇場で観たんですよね。 今は中国あたりを「パクリ」だ「民度が低い」と叩いてる日本人ですが、この頃の日本はまさに昨今の中国同様に民度も低く(海外ツアーの民度の低さが話題になってました)、映画等でもパクリが堂々と行われてました。 映画会社は、流行り物があればすぐ乗っかって安直な映画を連発。たとえば「ノストラダムスの大予言」のような一周回って面白いのかも、と思えるような怪作が沢山作られていたのです。 この映画もそんな安直乗っかり映画の一本で、ジョーズのヒットやネッシーブームに乗っかったもので、当時の基準で見てもひどい代物です。 なにしろ登場する恐竜を糸でひっぱてるのが観えちゃってるんですからねぇ… アマゾンプライムで配信されてたので懐かしさもあって再見したんですが、オープニングのサムい歌でもう泣きそう。 渡瀬恒彦(若い)のなぞのメッシュシャツ等とにかくツッコミどころが満載(というかツッコミどころしかない)映画で、セットなども非常に安っぽく、本当に観るに耐えません。 昨今安直な漫画の映画化ばかりと言われる日本映画ですが、少なくともこんなアホ映画を作らなくなっただけ大きく成長したと言えるのではないでしょうか。[映画館(邦画)] 2点(2018-02-01 14:05:54)(良:2票) 《改行有》

1173.  バーティカル・リミット 山に登らない人から見ると、山に登る人の行動原理は全く理解不能です。 なぜあんな危険なところにわざわざ無理をして登るのか不思議でしょうがないわけで、私は調べた事があるんですがその理由を知って驚愕しました。 なんと、まさに「危険なところに無理をしに行く」事自体が目的らしいのです。 無力な人間が恐ろしい大自然に挑んで苦難を乗り越え登山という小さな目的を達成する事で他で得られないほどの多幸感を得られるらしいのですが、もはや登山しない人には理解不能で、一種の宗教のようなものだといっていいでしょう。 自分からあえて危険なところに無茶しに行くわけですから、そりゃ事故にあうのも当然だし事故にあっても自己責任以外の何物でもありません。 実際は、それで何かあれば他の方に相当な迷惑をかけ税金などを浪費されるわけですから、周りの人から見れば本当に迷惑で自己責任で済む問題でもないところが大問題なのですが。 (あげくに命がけで救助にいった隊員が失敗したといって、その救助隊員を訴えるという頭がおかしい人まで最近は現れていて、本当に日本は大丈夫なのか心配になる今日この頃です) さて、この映画の登場人物もまさにそうで、無茶な行動をした結果遭難したアホ達をさらに無茶な行動をするアホたちが救いに行くというどうしようもない映画です。 もっとシンプルに言えば「アホがアホを助けに行く」映画です。そりゃ当然死にます。 3人を助けにいくために6人が救助に行くってのも割があわないのですが、実はそのあたりの構図だけ見ると「プライベートライアン」あたりと同じ構図です。 しかしプライベートライアンの登場人物は、兵士ですから皆が命令されて仕方なくアホな事をやっています。 この映画の登場人物は(多少の差こそあれ)基本的には自分からアホな行動をとっているのです。 救いようがありません。 観客は、劇中の自業自得な登場人物達に共感することはほとんど不可能です。 そして、さっさと死ねや!くらいにすら思えてくる主人公達を観ながらその映画を楽しむなどほとんど不可能に近いのです。 個人的には、登山家冒険家の人がこの映画を観てどう思うかに興味があります…が身近にそんな人いないのでその興味が満たされる事もありません。 ほんとどうしようもない映画です。[CS・衛星(字幕)] 2点(2017-07-11 14:49:22)《改行有》

1174.  メアリと魔女の花 7月1日、イイノホールにて試写会で鑑賞。 公開前なのでネタバレなしでレビューを書きます。 手垢つきまくりで食傷感バリバリの「魔女とホウキwith魔法学校」モノをイマドキわざわざ製作する以上、この映画なりの素敵なサムシングが当然あってしかるべき、なわけですが…実際観てみると残念ながらそんな事は全然ありませんでした。 まぁそれは監督をはじめとする製作スタッフを見れば事前に想像できるわけで「丁寧には作られてるけど、ただ丁寧なだけの凡庸な魔女アニメ」なんだろうな…と観る前に僕は予想して試写会に出かけたのです。 しかし実際に試写会で映画を観てみると、残念ながらその予想ははずれていました。悪い方にです。 凡庸なのは予想通りなのですが、丁寧に、という点すら疑問だらけだったのです。 この手の映画で最重要であるキャラ設定自体がかなり雑なため個々のキャラの行動原理に説得力がない上にストーリーはいきあたりばったりで説明不足。 これでは観客はのれません。映画に共感できません。子供だましという言葉がありますが子供でもいろいろ疑問に思うレベル。 実際試写会での観客の反応もかなり悪く、例えば映画中に客を笑わせようとする小さなギャグシーンがいくつかあり、大概の映画試写会であればそこで観客から笑い声がおこるのですが、この映画では観客から一切笑い声がおきません。 「水を打ったように静か」という表現がぴったりで、最初から最後まで観客から声があがる事はない非常に静かな試写会でした。 映画が終わった後にも、面白い映画を観たとき特有の興奮したザワザワ感は全くありませんでした。 この観客の反応こそがこの映画の出来を端的に表していると思います。 まぁそれでも、難しい事を言わなければ最低限は観られる(テレビで十分程度とはいえ)アニメにはなっているのですが、しかし話はそれで済みません。 この映画は「劇場アニメ映画」です。 観客に交通費含めれば2000円以上の支出を要求して観てもらう映画なのです。 さて、偶然にも、この映画が公開される2017年に「リトルウイッチアカデミア」というテレビアニメ(全25話)が放送されていました。 タイトルからわかる通り「魔女とホウキwith魔法学校」モノです。 手垢のつきまくったテーマのアニメがまさか同じ年に2つもあるなんて!です。 しかしこの「メアリと魔女の花」と似たようなテーマを扱う「リトルウィッチアカデミア」は、その内容的に「メアリと魔女の花」よりはるかに質のいいアニメだったのです。 キャラクターは立っているし、ストーリー展開にも工夫が見られ、いくつもの伏線とその回収で驚きを与えてくれ、何よりクライマックスに向けての盛り上げ方は丁寧に作られたジャパニメーションらしい素晴らしいものでした。 もちろん、テレビアニメである以上、予算やスケジュールの関係で細かいクオリティにおいては「メアリと魔女の花」より落ちます。 いろいろ制約のあるテレビアニメである以上、それは仕方がない事です。 しかし、そこで表現されたお話としての面白さは、明らかに、そう明らかにはっきりくっきり「メアリと魔女の花」を上回るものでした。 「メアリと魔女の花」は観客にわざわざ劇場まで足を運んでもらい2000円以上のお金を払ってもらう劇場アニメ映画です。 それが「無料で家で視聴可能な」テレビアニメに対しはるかに見劣るものになっているというのは、そしてそれを平気でスクリーンにかけてしまう製作サイドの姿勢に、私は大きな疑問を感じずにはいられません。 (そもそも「リトルウィッチアカデミア」自体、2017年前期のテレビアニメの中でみてもせいぜい4番手5番手評価のアニメにすぎず、特別な傑作ではないわけで、それと比べてすら大きく落ちる劇場アニメってなんなのよ…という話です) 少なくとも私は、このような劇場アニメが観客にもてはやされるようでは、日本のアニメは終わってると本気で思います。 (幸い、試写会の観客の反応を見る限りこの先大きな話題にはならないと思いますが) という事で、純粋な映画の出来に関してはこのサイトで5点程度の映画だと思いますが、以上のような事情により減点して0点…はさすがに可哀そうなので僕としては(気分で)2点にしておきたいと思います。[試写会(邦画)] 2点(2017-07-03 22:56:15)(良:1票) 《改行有》

1175.  カラフル(2010) 《ネタバレ》 原作既読です。もし私が原作未読なら6点か7点を付けたと思います。 しかし原作既読である以上、このアニメ版を許容する事はできません。。 それはこのアニメで、原作から大幅かつ致命的な改変が行われているからです。 それは両親の設定です。 原作では、父も母ももっと軽薄でファンキーな面のあるキャラです。 父親に関しては軽薄な面が削られているだけでまだいいのですが、問題は物語のキーになる母親です。 この映画での母親は「祖母の介護と軋轢に疲れて望まぬ不倫に流されてしまう弱い母親」という超ありがち設定です。 そして主人公は、母親の葛藤の正確な理由について知る事がありません。母と会話してないから当たり前なのですが。おかげで終始「不倫する汚物」扱い。 一方、原作の母親は「平凡な暮らしに飽きて自分探しで習い事を点々とするうちにフラメンコの講師と(自分から望んで)ヒャッハーな不倫関係になる女性」です。 そもそも原作に祖母はいません。原作では母親は平凡な暮らしに飽き飽きして不倫するわけです。 今の日本を考えるとこちらの方がよほどリアルです。 そして何より、原作の母親は不倫に至る一部始終を主人公に手紙で伝えます。 「女として不倫を楽しんだことは否定しないし申し訳ない。しかし母親としての自分はお前を本当に愛してる」という事をきっちり主人公に伝えるのです。 このスタンスの違いはあまりにも大きくて映画の色が変わってしまっています。 このお話は、人間にはカラフルないろんな色があって決して一色ではないという事を、例えば母親には女としての一面もあり母親としての一面がある事、あこがれてる女子は援交の一面もあるし自分に悩む一面もある、と、いろいろな人間を観る事で、初心な主人公が人間というものの多様性を理解し、一皮むけて大人になる話です。 しかし話のキーになる母親は、この映画では、ただ不幸な母。ストレスからでた不倫を理解もされず絶対許すまじと叩かれ続けるひどい役です。しかも実際どうなのかを主人公は知らないまま。 これでは主人公が「人間がカラフルだ」と理解できないはずなのです。 にも拘わらず最後に「僕は僕で人間はカラフルなんだ」と言われても違和感しかありません。 原作では母や父、好きな女の裏の顔を知る事でそれを理解するっていうのに、この映画では父や母の裏の顔の真実は主人公に説明されないからです。 それでは話が成立しないはずで、これは構成的に致命的な変更です。 芸能人の不倫騒動が大きくたたかれる事からもわかる通り、日本には不倫に必要以上に否定的な見解を持っている人は一定数います。 おそらく原監督もそうであり、だからこそ母の設定を変えたのでしょう。 「ヒャッハー!」と不倫する母親を肯定するような映画を撮りたくなかったんだと思います。 しかしそれは逃げです。 原作は映画「アメリカンビューティ」のように、みんないろんな裏の汚い顔があるという事を描いた小説。 にも拘わらず不倫表現から逃げて平凡な家庭物にしてしまっては、原作を映画化する意味はないですし、そもそも統計的にも日本の既婚女性の不倫経験率は約3割。そこらのごく普通の奥さんの3人に1人は不倫経験があり、秘密にされてるだけで日本において不倫とは実はどこにでもある平凡な事象にすぎないのです。 その事実を表現する事から逃げて、母の事情を義母との葛藤というくだらない理由に変更してストーリーを破綻させた原監督には本当に幻滅しました。 がっかりです。[DVD(邦画)] 2点(2016-12-18 23:12:25)(良:1票) 《改行有》

1176.  1.0【ワン・ポイント・オー】 電波系キ印映画。 やりたい事はわからんでもないけど、所詮電波系。 僕にはついていけませぬ..。 マイクロソフト等のパッチを気軽にダウンロードするせずに、少しは用心しよう..wがテーマなんじゃないだろうか、多分。 昔イレイザーヘッドを見たときの事を思い出すよ.. [DVD(字幕)] 2点(2006-01-13 11:19:43)《改行有》

1177.  初恋のきた道 そもそも自由恋愛なんぞ存在しない全くの閉鎖的世界で、突然あの娘が嵌ってしまった恋愛。周りにはアドバイスしてくれる人もいないし恋愛マニュアルなんて物などもちろん存在しない。 あの世界で、あの少女が突然のフォールインラヴから驚異的偏執狂的な40年の恋愛に生きてしまうというのはしょうがない事だと思う。   彼女にはそれしかないんだから。自分の思いのままに行動する、それしか愛情表現の方法を知らないわけだから。   ...それはわかる。..それはわかるが、でもそれを、もっとずっと素敵な沢山の恋愛を重ねながら生きてきた現代日本人の僕に見せられても「それで?」以外の感想を抱くことはできず、結局、僕にはただひたすら退屈なアイドル映画の一つにすぎませんでした。 2点(2004-05-30 00:15:32)(良:1票) 《改行有》

1178.  ドクター・ドリトル2 ドリトル先生といっても、昔の映画「不思議な旅」(かたつむりが出る奴ね)なんかと違って、この映画は動物としゃべれるという設定だけがいっしょの同姓同名の別人。   素敵な原作とはなんの関係もなし。井伏鱒二の名訳を子供の頃、わくわくしながら読んだ世代としては噴飯ものの映画である。  同じように動物がしゃべる映画なのに、ベイブと比べてどうしてこんなにだめなのか。 こっちは..動物がしゃべるってだけで話自体は、環境破壊にせよ親子断絶にせよ、とことん陳腐な内容の(しかも底の浅い)駄話にすぎないからだろう。   ベイブもオリジナルのドリトル先生シリーズも立派なファンタジー。比べるのもおこがましい。  ファンタジーにはファンタジーなシナリオがないとな。2点(2004-02-10 23:29:33)《改行有》

1179.  わが青春のアルカディア 松本零士ブーム末期、粗悪乱造気味に作られてたアニメ映画の一本。 さすがブームの力、冒頭シーンではわざわざ裕次郎が声優をやってるんだけど、こもった声でボソボソしゃべるから音響の悪い田舎(北海道某市)の映画館では何をしゃべってんのか全然わかんねぇべさ。話つまんねぇし。 2点(2004-01-13 14:01:45)《改行有》

1180.  ストリートファイター(1994) 最初のスト2から、僕は春麗が大好きでした。ムチムチセクシィチャイナで戦う東洋美女。 もうサイコー!! しかし、この映画の春麗は..ブス..ブス..ブス..しかもおばはんやんか! 許さん!許さんぞ! 2点(2004-01-08 11:41:14)《改行有》

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