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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
101. バッド・ガールズ(1994) みなさま~、ダーモット君にも注目してあげてくださいませ~っっ。 たとえ主役級(←この級ってのがポイント)の働きをしてもみんなに忘れられ、いつの間にか製作側からもウトんじられて、よくわからないうちに殺されてしまうような役をやっている彼が不憫だ。好青年なのに……。またまたストーリーと関係ないことを書いてしまいましたね。失礼。西部の“娼婦4人娘、奮起す”という感じの話で、そこそこ楽しめるんですが、なんとなく哀しい過去がつきまとっているのが痛いところです。コートニーの傷口を治療(もしかしたら消毒かも)するのに、火薬と薬草を混ぜたものを傷口につけて点火するっていう荒療治にビックリしました。『新・明日に向って撃て!』でもサンダンスの銃傷に火薬をなすりつけて点火していたから、西部じゃあ一般的だったのかもしれません。 6点(2003-10-27 03:15:20) 102. 誘う女(1995・米) 《ネタバレ》 ホアキン見たさに借りました。若いからか顔がとってもシャープ。意外にかっこいいじゃんか~、若いってスゴい……なんて考えながら見てしまいました。刑務所でちょっとほうける表情の彼を見れただけでも満足かな。なんて、それくらいしか良かったところが挙げられない。ニコール・キッドマンのブリブリには呆れるだけだったし、そんな彼女に操られる高校生3人組にも、アホやなぁ~と思う程度。この物語の誰に感情移入しろというのか? 強いて挙げるなら夫役のマット・ディロンとその家族かな。ニコールにいいように使われて、果ては殺されちゃって……。あの女がいけしゃあしゃあとインタビューを受けているテレビを叩き割りたくなるお父さんの気持ち、わかりますよ、わかります。だから、彼女が湖氷の下に落とされるのに、なんとなく「良くやってくれた!」とか思ってしまった。そんな自分がちょっと怖かったりして……。 3点(2003-10-26 23:37:21) 103. パリのレストラン パリで長年、家庭的なレストランを営んできた夫婦が、いよいよお店を閉めるということになって常連さんが集まりレストランを偲ぶ話。やってきた常連さんにもいろんな人間関係があり、もちろんオーナー夫婦にもそれなりのドラマがあるが、基本的に淡々と進んでいく。印象に残っているシーンは、オーナーが牛の生肉の塊を肩に担いでいるシーンでしょうか。肉が腐っているといちゃもんをつける客に、使っている生肉を見せるところなんですが、妙に迫力があり忘れることのできない場面です。6点(2003-10-24 01:27:46) 104. アベンジャーズ(1998) 《ネタバレ》 微妙な空気の流れる作品ですねぇ~。この作風が受け付けられるかどうか、好みの問題でしかないかも。そもそも気象管理システムがのっとられるという、システム自体に何の意味があるのかわからないものの支配権をめぐった戦いが繰り広げられるわけですね。しかもユマのクローンまで作って。ひょひょひょ。ショーン・コネリー率いる秘密結社の会議は、ネクタイ着用ならぬ、くまさん着ぐるみ着用だし。しかも裏切り者?を吹き矢で成敗しているし。もうもう、笑いどころ満載ですよ。ところで、火曜のフジテレビ「すぽると」の特別版でいつもコメンテータ(っていうのかな?)が動物たちの着ぐるみをまとっているんですよ。これを見る度、思い出してしまうんです。この『アベンジャーズ』を。これじゃあ忘れられない。フジテレビさん、なんとかしてくださいな。でもその都度、なんとなく笑みがこぼれてくるので楽しませていただいてますが。閑話休題。本筋に戻りましょう。この映画のつっこみどころを挙げるとキリがないのですが、レイフの紳士がまた笑える。帽子に傘というオーソドックスなスタイル。そしていつも紅茶を飲んでいる。車には蛇口が付いていてそこから熱々の紅茶が出てくるわけですね。しかもちゃんとしたティーカップまで常備されているよう。車の運転をしながらアフタヌーンティーに興じるなんて人生を楽しんでますね。ある意味縛られてるというか。でもいいんです。イギリス人だから。ユマが気象学者のくせに自慢の足をさらけ出し、学者らしいことを何もせず、アクションをするというのもいいんです。だってユマなんだもん。う~ん、でも人には薦められない。6点(2003-10-17 13:49:54)
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