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101.  バットマン・フォーエヴァー 《ネタバレ》 これは…ジム・キャリーのワンマンショーね。 彼が好きな人にとってはいいんでしょうけど、アタシは…あまりにジム・キャリー色が強すぎて若干食傷気味よ。 新生バットマンのヴァル・キルマーは、アタシは良かったと思うわ。 耳元であの渋い声で囁かれたらイチコロよ。 アタシ的にはお顔もマイケル・キートンより好きだし。 ニコール・キッドマンはちょっと残念だったかしら。 ビックリするほどキレイなんだけど、なんか影が薄いのよね…。 ブロンド美女ってのが一作目のキム・ベイシンガーとかぶってるし。 クリス・オドネル演じるロビンもそれなりにかわいかったんだけど、ラストなんてどう見ても足手纏いにしかなってないわよね?? ちゃんとトレーニングしてから相棒デビューしなさいよっ!!ってちょっとイライラしちゃったわ。 ホホ。 …なにげにドリュー・バリモアが出てたりもするし、とっても豪華な映画なんだけど…ジム・キャリーのせいでアタシ的にはどうもイマイチな仕上がりだわ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-01-24 14:55:34)(笑:2票)

102.  花嫁の父 《ネタバレ》 ひとり振り回されるパパの姿がなんともカワイイ映画だったわ。 大昔の映画だけど娘を嫁がせる父親はきっと今も昔も変わらないんでしょうね。 披露宴に誰を招待するとか、どの程度の料理を出すとか、嫁入り道具はどうするとか、差し迫った現実に忙しく立ち回ってる間は気も紛れるし、それなりに意見の食い違いもあったりして淋しさを実感する暇もないけど、いざ教会で娘の手を婿に譲ると「もうウチの娘じゃなくなるんだな…」ってしみじみ感じちゃうんでしょうね。 パーティー中もバタバタしちゃって結局娘と言葉を交わせずってのも妙にリアルだし、宴の後のパパの脱力っぷりったら…ホント気の毒になっちゃったわ。 でもケイは偉いわよねー、ちゃんとパパのこと気遣って電話してくるんだから。 あれでだいぶパパは救われたわよー。 …まあエリザベス・テイラーみたいなキレイなお嬢さんだったら、どのみち嫁がせるのはツライでしょうけど。 ホホ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-01-20 14:41:23)

103.  バットマン リターンズ 《ネタバレ》 この映画はなんといっても妖艶ミシェル・ファイファー演ずるキャットウーマンでしょー。 あのセクシーな声でつぶやく気怠い「ミャオ」は反則よ、反則。 レザースーツに包まれたしなやかなボディにアンニュイな甘い声、もはや色気のバケモノよね。 バットマンとの禁断の恋もとってもスリリングだけどこの上なく切なくって…この映画はキャットウーマンが主役と言っても過言じゃないわ。 もちろん滑稽だけど悲哀に満ちたペンギン男もすごい存在感だったのよ。 悪役なのになんかちょっと気の毒になっちゃったし。 …脇役二人が素晴らしかっただけに、本来主役であるはずのバットマンの影の薄さがとっても残念よね。 やっぱりマイケル・キートンが地味すぎるのよ…。 役者が変わった次作以降は少しは良くなってるのかしら??[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-19 14:54:40)(良:1票)

104.  バットマン(1989) 《ネタバレ》 いくらマスクで顔隠しててもあの法令線じゃすぐにバレるでしょーとか、バットモービルはどんだけ撃たれてもビクともしないのにバットウィングはヘンテコな鉄砲で一発撃たれただけで墜落しちゃうのねーとかいろいろとツッコミつつも、これぞまさにアメコミワールドって感じでアタシは十分楽しんだわよ。 ジャック・ニコルソンの怪演は言わずもがなだけど、アタシ的にはキム・ベイシンガーの圧倒的な美しさも今作の見どころかしら。 輝くブロンド! 透き通るような白い肌! セクシーなポッテリ唇! カワイイ声! ホント見事な金髪美女よねー。 惜しむらくは地味すぎるマイケル・キートン…もっとバットマンに相応しい人いなかったのかしら?? まあシャイで堅物な感じはよく出てたからいいっちゃいいんだけどさ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-09 19:44:43)(笑:1票)

105.  熱いトタン屋根の猫 《ネタバレ》 なんの前情報もなく美男美女を期待して見たアタシは、あまりにシリアスなお話に途中まではちょっと後悔すらしてたんだけど、ラストはそれまでの展開が嘘のように晴れやかで悪くなかったわ。 ブリックとスキッパーの不自然なまでの友情にコイツラ絶対ゲイよっ!と思って見てたら、やっぱり原作はそういう設定だったのね。 性に揺れ動く青年時代に突然の親友スキッパー(ゲイ)の自殺、ブリック(バイ)は全部マギー(女)のせいだ!と思うことで現実逃避する、みたいな。 その一方で遺産がらみの醜い争いから、嘘で塗り固められた家庭の真実も明らかになるっていう展開なわけだけど…アタシに言わせりゃこんなの全然普通よ! 豪快なパパも冷徹強欲ジジイだなんて全然思わないし、健気なママはダンナの愛に飢えてるマギーとどこかしら重なるし、長男グーパーはただのお人よしだし。 強いて言えばブリックがあまりにナイーブすぎるのと、長男の嫁メイがビックリするほど頭も性格も悪いってだけで。 それにしてもお人形のようなエリザベス・テイラーとギリシャ彫刻のようなポール・ニューマンの美しさったら! 早く赤ちゃん作って嘘をホントにできるといいわねー。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-12-27 16:37:44)

106.  その男ゾルバ 《ネタバレ》 これは…なんとも後味の悪い映画だったわ。 ゾルバの破天荒な魅力はアタシにもわかるし、それに翻弄されながらもどこかで楽しんでるバジルの初々しさも悪くはないんだけど、それよりも村人みんなで寄ってたかって殺した未亡人とか、死んだ途端に財産すべて持ち逃げされるオルタンス夫人のエピソードのほうが印象に残っちゃって…。 未亡人リンチなんか完全に逆恨みだし、オルタンス夫人の死を確認しに来てたババアどもは死神さながらの薄気味悪さだし…。 この映画の野蛮かつ陰険な村人たちを見て、なんか今のギリシャ財政危機の理由がなんとなくわかったような気が…イヤイヤ、偏見は良くないわね。 アタシが昔訪れたときのアテネやミコノス島の人々はとっても大らかで親切だったもの。 ウン。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-12-14 16:11:14)

107.  ライムライト 《ネタバレ》 無知なアタシは「チャップリン=無声映画」だと思ってたんで、冒頭で女の子が喋ったとこでビックリ仰天! えっ、台詞あるの!?みたいな。 しかもコメディじゃないし!! 予期してなかっただけに、切ない展開になかなか対応できなかったわよ…。 かつてはイギリス随一と言われた道化師が年とともに落ちぶれて…ってのが、チャップリン自身とどうしても重なってやるせないわよね。 再起をかけた舞台のために踊り子テリーがサクラを手配するあたりも、良かれと思ってやってるんだろうけどとっても残酷だし…。 最後の拍手喝采は本物よね? サクラじゃないわよね?? …大歓声に包まれて、大切なテリーの素晴らしい踊りを見ながら舞台袖で逝けたのは、一応ハッピーエンドと捉えていいのかしら? ってかそう思わないとちょっと切なすぎるわ…。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-12-10 21:22:42)

108.  ルパン三世 血の刻印~永遠のmermaid~<TVM> 《ネタバレ》 ここ最近のルパンシリーズでは一番良かったんじゃないかしら?? なんだかんだ最後まで楽しめたし。 とっても心配した新声優陣も、無難にこなしてて良かったと思うわ。 銭形警部と峰不二子は若干オリジナルに似せてくれてるので全然許容範囲だったし、五ェ門にいたってはまったく違和感ナシ(もともと五ェ門はあんまりしゃべらないからねえ)。 一番アタシの耳に障るのは、実はやたらキーキー声の栗田貫一だったりするんだけど…。 無理にモノマネしようとすればするほど違和感が出てくる気がするわ。 内容もまあ面白かったけど、どうしても高橋留美子の『人魚の森』がチラついて…どちらも八百比丘尼の伝説をもとにしてるんだから似てて当然なんだろうけど、『人魚の森』がとっても印象深かったからどうしても二番煎じなイメージが拭えないっていうか。 他にもいろいろとどっかで見たことあるようなキャラクターとか展開があったのは残念だけど…まあアタシ的には全然合格点よ。[地上波(邦画)] 7点(2011-12-09 07:42:40)

109.  ひまわり(1970) 《ネタバレ》 これはひたすら切ないわね…。 アントニオと再会したジョバンナが電車に飛び乗って泣き崩れたところでアタシも大号泣しちゃったわよ。 一途に彼を思い続けてロシアくんだりまではるばる出かけていったのに…気の毒すぎて見てるのがつらかったわ。 現地のオンナとさっさと結婚したアントニオは、一見とってもいい加減なイタリア男って感じで憎らしくもあるんだけど…あれだけ壮絶な体験をした彼が手近な安らぎを選んだとしても、やっぱりとても責める気にはなれないわね。 最後の「一緒に逃げよう」って台詞もどこまで本気だったんだか…。 ジョバンナに言われなくたって、美人のロシア人妻とカワイイ娘さんを捨てて駆け落ちなんてできっこないってアントニオ自身もよくわかってるはず。 でも…どうしてもそう言わずにはいられなかった…そんな遣り切れなさがアタシには感じられて余計に切なかったわ。 時代に翻弄された、戦争に狂わされた、そう言って諦めるしかないのかしらね…。[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-12-06 18:45:30)(良:2票)

110.  三銃士(1993) 《ネタバレ》 ミラ・ジョヴォヴィッチの『三銃士』を見て、ミレディのスーパーウーマンっぷりと不可思議な飛行船にビックリ仰天したアタシは、原作は一体どんなお話だったかしら??と思ってコレ見ることにしたんだけど…どうやらこっちも原作とはかなり違うみたいね。 それにしても豪華なキャストねー。 ダルタニアンと三銃士の面々はもちろんだけど、アタシ的にはレベッカ・デモーネイの色気ババアっぷりとジュリー・デルピーのフランス女優!って感じがけっこううれしかったわ。 予定調和のもとに淡々と進んでいくストーリーは、確かにきれいにまとまりすぎてて若干インパクトには欠けるけど、まあ楽しめたわよ。 そしてラストで流れるテーマソング! ブライアン・アダムスとロッド・スチュワートとスティングなんてメチャクチャ豪華!! そういえば当時よくラジオで流れてたわよねー。 …キャストも主題歌もかなりお金かけてそうな割にあんまりヒットした記憶がないから、ちゃんと元は取れたのかしら??とか下世話な心配しちゃったわよ、アタシったら。 オホホ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-29 14:27:54)

111.  パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 《ネタバレ》 先に言っとくわね、ファンの皆さんゴメンナサイ。 でも…これはビックリするほど面白くなかったわ。 前作でエリザベスに底知れぬ嫌悪感を抱いてしまったアタシは、今作でターナーの立ち位置もよくわからなくなり…唯一オチャメで掴みどころの無いジャック・スパロウだけが救いだったはずなのに今回の彼はなんだか影が薄いから…一体誰を頼りにこんな映画楽しめってのよ!?ってなもんで。 ってか自分の目的のためなら仲間を裏切りまくるエリザベスとかターナーを美化しちゃっていいわけ?? エリザベスが船上で演説ブチかますとこなんか、アタシがあそこにいたらコッソリ撃ってたわね。 お前が偉そうに言うなー!って。 ホホ。 …こんなに見るのが苦痛だった映画も久しぶりだわ。[DVD(字幕)] 4点(2011-11-23 15:26:27)

112.  三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 《ネタバレ》 アラ、案外みなさん手厳しいのね。 アタシは素直に楽しんだわよ。 アクションシーンもよくできてるし、ノートルダム寺院に飛行船が突き刺さるとことか迫力たっぷりでワクワクしたわ。 それからなんといってもミラ・ジョヴォヴィッチの美しさ! 巻き髪が似合ってるかどうかは別として(シャープなお顔立ちだからねえ)衣裳も豪華でステキだし、分量は少ないもののアクションもしっかりこなしててカッコイイし、お姫様ドレスだけかと思ったらちゃんと脚線美も見せてくれるし。 猫のような悪女ミレディはまんま峰不二子よねー。 でもほかのキャストは…三銃士&ダルタニアンは影が薄いし、リシュリュー枢機卿もあんまり毒が発揮できてないっていうか(ロシュフォールは憎ったらしかったけど!)。 バッキンガム公のオーランド・ブルームにいたっては存在感が無さすぎて…こんなんでいいの?ってこっちが心配になっちゃったわよ。 ってことで…悪役サイドがもうちょっと頑張ってたらさらに面白くなってたかもね。 でもまあアタシ的には十分合格点よ。[映画館(字幕)] 7点(2011-11-03 20:19:23)

113.  シザーハンズ 《ネタバレ》 一見すると絵本のような映画だけど実際はかなりリアルっていうか、人間のズルさをしっかり描いてるっていうか。 パステルカラーの家とか衣裳とか車とかはとってもカワイイけど、その町に住む人たちのドス黒さったら! 強引でワガママなジムとか、色仕掛けが失敗したら悪口言いまくるジョイスはもちろんだけど、いい娘に見えるキムも実は保身に必死だし、ペグの善意も穿った見方をすれば自分のボランティア精神に酔ってるだけって言えなくもないような…。 この映画を要約すると「結局みんな自分が一番カワイイ」(=現実社会)ってことになるような気がするわ。 …物語風にかなりデフォルメ&単純化しつつもちゃんとリアリズムを追求できるってとこがティム・バートンの非凡な才能なのかもしれないわね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-01 17:26:10)(良:1票)

114.  獲物の分け前 《ネタバレ》 後味ワルっ! 単純にジェーン・フォンダの美しさを堪能しようと思って見たのに、彼女が演じるルネは馬鹿なだけのオンナだし、サッカール父子は性格極悪だし…ホント救いようがないわね。 肝心のジェーン・フォンダも、英語訛りのフランス語は可愛いかったしピエール・カルダンの衣裳もよく似合ってたんだけど、ロジェ・ヴァディムの最初の妻ブリジット・バルドーと比べたらなーんか見劣りするっていうか…。 うーん、消化不良!って感じの映画だったわ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-31 16:29:58)

115.  オールウェイズ 《ネタバレ》 アタシは泣いたわよー。 確かにベタっちゃベタなんだけど、序盤のピートとドリンダの関係がとっても自然で微笑ましかったもんで、のっけから完全に感情移入しまくりだったわ。 ちゃんとピートは「I LOVE YOU!」って言ったのにエンジン音でドリンダに聞こえないあたりでアタシはすでにウルウルだったけど、ピートの飛行機が爆発した後の管制塔の中で茫然自失のドリンダとか、アルがドリンダを強引に連れ戻すとことか、テッドとドリンダのダンスを見せつけられるピートとか、飛行機の中でのピートのお別れの言葉とか…アラ、結局ずっと泣いてたのね、アタシ。 あ、それから評判の悪い最後のドリンダの暴走についてだけど、アタシあの場面のドリンダはこれで死んでもいいくらいに思ってたんじゃないかって思うの。 「命を懸けてまで誇り高く山火事消火に当たってたピートと同じことを実際にやってみて彼を深く理解したい」+「テッドがピートの二の舞になるかもしれないくらいなら自分が」+「亡くなったピートを愛してたはずなのに他の男に惹かれてく自分が許せない」…いろんな感情がゴチャマゼになってわけがわからなくなってたのよ。 で、ようやくピートのお別れの言葉である意味ふっきれるっていうか。 それこそハップが言ってたとおり、ドリンダだけじゃなくピートもあれでようやく解放されるわけよね。 いやー、皺クチャになっても可憐なオードリーはもちろんだけど、リチャード・ドレイファスもホリー・ハンターもジョン・グッドマンも素晴らしかったわー。[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-10-30 21:14:44)(良:1票)

116.  紳士協定 《ネタバレ》 ユダヤ人に対する差別って欧米では根深いんでしょうけど、アタシは節操なくお盆もクリスマスもやるノーテンキな日本人なんでイマイチよくわかんないのよね。 でもこの映画を見て思ったの、反ユダヤ主義ってのは日本の部落問題とか在日問題に近いのかなと。 それで自分だったらどうするかって考えてみると…アタシ完全に偽善者キャシーだわ。 部落の人や在日の人を差別する気は全然ないし、差別なんて最低だとも思ってるけど、じゃあなにか行動を起こすかと言われたら…たぶん黙ってるわね、キャシーと同じで。 「差別や偏見を見て黙ってるのは、それを助長することと同じ」っていうテーマはよくわかるし、アタシみたいな人間は反省もしなきゃいけないんだろうけど…どうもこのテーマ自体が上滑りしてるような、理想論ふりかざしてるだけのような気がしないでもないっていうか。 みんながみんなフィルのように力強く立ち向かっていけるわけじゃないからねえ…。 まあだから差別ってのはなかなかなくならないんだろうけど。 難しい問題よね…。 ところで!当時31歳のグレゴリー・ペックの端整な美青年っぷりったら!! アメリカの正義を体現する俳優って言われるわけよねー。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-29 20:11:22)

117.  アラバマ物語 《ネタバレ》 グレゴリー・ペックがアカデミー賞をとった作品ってこと以外になんの予備知識もなく見たんで、途中からの展開にアタシはけっこうビックリしちゃったわ。 序盤は子供目線の日常を描いたノスタルジックな感じだったし、日本語のタイトルもなんだか「古き良きアメリカ」みたいな感じじゃない? ところがどっこい法廷のシーンあたりから、まるで別の映画になったかのようにアメリカの暗い過去を真正面から扱ってて…。 もちろん当時の黒人差別はこんなもんじゃなかっただろうし、大いに美化されてもいるんだろうけど、どう考えてもあの父娘(ムカつくわー!!)が大嘘ついてるのに結局トムが有罪になっちゃうあたりはけっこうリアルっていうか…。 まあ「素晴らしきアメリカ」の象徴のようなグレゴリー・ペック主演でこんな映画を作ったってこと自体、アタシはけっこう頑張ってると思うの。 …子役たちの素晴らしさと若き日のロバート・デュヴァル(デビュー作ですって!)もあって、なかなかいい作品だと思うわ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-25 16:18:23)

118.  めぐりあう時間たち 《ネタバレ》 とっても考えさせられたけど…共感はできなかったわ。 ヴァージニア・ウルフは入水自殺することで、ローラは家庭を捨てることで、そしてリチャードは窓から飛び降りることで自らを解放するわけだけど…ちょっと待ってよ。 残された人間はどうなるの? 自分が解放されればそれでいいの? 周りに悲しみや苦しみを強いることになっても?? …鬱病の怖いトコは、自分以外の人のことを考える余裕がなくなって思いつめちゃうことだとアタシは思うの。 ホント恐ろしい病気よね…。 メリル・ストリープもジュリアン・ムーアもさすが!の素晴らしい演技だったけど、不恰好な鼻のおかげもあってニコール・キッドマンがアカデミー賞受賞なのね。 アタシ的にはやっぱり美しいニコールがもっと見たいんだけどなー。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-24 15:42:49)

119.  伊豆の踊子(1974) 《ネタバレ》 アタシもアイドル映画だと思って見たクチなんで、内容はそんなに期待してなかったんだけど、案外しっかりしてるのねー。 旅芸人と書生であんなに身分の差があるなんて今じゃピンとこないけど…活動写真に行きたがってたかおるの邪魔をするおっかさんの「書生さんなんか好きになってもツライ思いをするだけ」ってのがひたすらせつないわよね。 百恵ちゃんの大根っぷりも初々しくてカワイイんだけど、この映画はなんといっても三浦友和!! 今の彼も渋くてステキだけど、この頃の純朴青年っぷりはホント驚異的ね! …ラストでかおるに絡む刺青のオッチャンも、おっかさんがうまくあしらってくれたとアタシは思いたいわ。[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-10-23 13:40:21)(良:1票)

120.  パリで一緒に 《ネタバレ》 なんか…ノミネート作品を片っ端からパロディして作った2011年のアカデミー賞オープニングみたいな映画ね。 トニー・カーティスの三枚目っぷりもカワイイし、マレーネ・ディートリッヒやメル・ファーラーがちょこっと登場したり、フランク・シナトラの歌声が聞けたりでお得感満載! いろんな映画からの小ネタもクスって感じで楽しいし、全然ダメってわけでもないんだけど、一本の映画として成立するかって話になると…正直微妙よね。 ジバンシィを華やかに着こなすオードリーの可憐さと、ウィリアム・ホールデンのお茶目親父っぷりをもってしても…この映画はちょっとキツかったかなー。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-22 17:04:00)

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