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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12345678910
投稿日付順12345678910
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101.  目撃(1997) 警官をやっても無双、泥棒をやっても無双、さすが、画面内のイーストウッドは常に超絶完璧人間です。原題の「Absolute Power」とは米大統領のことではなく、イーストウッドのことなんじゃないかと。脚本家が監督の希望を「忖度」した結果でしょうか。 それはともかく、ジーン・ハックマンがいい感じ。警官役でも憎まれ役でもピタリとハマり、イーストウッドとは対照的にたいてい死ぬほど苦労させられる役者は、やはり魅力的です。本作では、首席補佐官とのダンスのシーンがハイライトでしょうか。衆人環視の中で笑顔を崩せないまま、不気味に迫る犯人に戦く姿は、なんとも緊張感に溢れています。こんな境遇にはなりたくないと、つくづく思います。 余談ながら、「ライトスタッフ」の名優2人と、「24」の大統領夫妻も共演しているんですね。微妙な敵味方に分かれながら。 というわけで、けっこう楽しめました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-03-25 10:50:52)《改行有》

102.  虚栄のかがり火 興行的にはボロボロだったそうですが、私はけっこう好き。複数の人間の欲とか嫉妬とか見栄とか蔑みとかがグロテスクに混じり合って、なんとも毒気の強い世界を描いています。登場人物の中では一番マトモで正直なトム・ハンクスが、一番の悪役に仕立てられそうになるあたり、案外リアルだったりします。モーガン・フリーマンの最後の演説はやや空振り気味だったけど。 皮肉なストーリーもさることながら、ストーリーとは関係のない会話も秀逸。奥さんによる「ケーキのカケラ」の話とか、愛人の夫による「アラブ人の乗った飛行機」の話とか、床を引きずられる飼い犬とか。不謹慎であることを重々承知しつつ、つい大笑いしてしまいました。[インターネット(字幕)] 8点(2017-02-07 01:27:14)《改行有》

103.  ボビー・フィッシャーを探して 基本的に〝ガキもの〟の映画は見ないのですが、本作は「ボビー・フィッシャー」の名につられて何も知らずに鑑賞。しかし予想外に良かった。親や周囲の大人が主人公に思いっきり期待する気持ちもわかるし、単なるゲームのはずが使命になり苦痛になっていく主人公の様子の痛々しく描かれています。なまじ才能を持って生まれるのも大変だなぁと、何ら才能を持たずに生まれた私は思います。 しかし、主人公の真の才能は「チェス」ではなく、「優しさ」でした。けっこう地味な作品ですが、爽快感だけが残っています。[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-12-10 22:05:18)《改行有》

104.  ザ・ロック 良かれ悪しかれ「ザ・エンターテイメント」という感じ。他の方も指摘されていますが、何より音楽がカッコいいですね。この映画にもったいないぐらい。 しかしエド・ハリスの見せ場が意外に少なくてがっかり。目的が名誉回復なのかカネなのかもよくわからず。だいたい、いくら政府に恨みがあっても、現役の軍人たちが自国の一般市民を危険に晒すようなマネはしないでしょう。 とはいえ「The West Wing」以来のジョン・スペンサーのファンである私としては、けっこう楽しめました。残念ながらもう故人ですが、この方は冷静(冷徹)な政府要人役がよく似合います。 余談ながら、最近試供品でもらった洗剤が〝化学兵器〟にそっくり。これも軍事技術の民間転用でしょうか。[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-11-27 02:20:34)《改行有》

105.  スペシャリスト(1994) 齢40前のシャロン・ストーン、顔のアップでは少々シワが目立ちますが、体型は10~20歳代のまま(暗い照明で演出したのかもしれないが)。鍛錬と精進を重ねた結果でしょう。「さすが」の一語に尽きます。加えて中年女性ならではの妖艶さもある。もう無敵じゃないでしょうか。ひとたび睨まれたカエルは、餌食になるしかありません。などと思いつつ、おおいに堪能させてもらいました。 そういえばチョイ役でスタローンとJ・ウッズも出てました。そんな映画です。[CS・衛星(吹替)] 3点(2016-09-29 23:43:20)(笑:1票) 《改行有》

106.  乱気流/タービュランス 序盤はレイ・リオッタの豹変ぶりに驚き。物語は彼の狂気をメインに進行するのかと思いきや、ヒロインのほうがもっと驚くべきボスキャラでした。最初はふつうに見える客室乗務員だったのに、いつの間にか口を半開きにしたバカ面に変化。グズグズに崩れたメイクと相まって、正視するのも辛かった。 そして何より、バカ面よろしく行動もいちいち変。「今、そこでそんなことをしている場合か?」と万人がツッコミを入れたくなるはずです。「パニック映画」と「ホラー映画」の要素を混ぜ合わせた結果、「イライラ映画」になっちゃったという感じ。 パニック映画花盛りだった1970年代ならいざ知らず、90年台後半になお、こういう低レベルな映画が作られていたことにも驚き。まぁB級はこんなものですかね。[CS・衛星(字幕)] 1点(2016-09-25 23:03:02)《改行有》

107.  ゲーム(1997) 《ネタバレ》 まさに映画でしかあり得ない話。素直な私は何が真実なのか最後までわからず、おおいに楽しめました。要するにM・ダグラスは上島竜兵だったということで。 しかしもし私が主人公なら、最後にけっしてショーン・ペンと抱擁はしないし、微妙な容姿のヒロインを追いかけもしないでしょう。その前に、アメリカらしく銃を乱射したいところです。「DO YOU WANT TO KILL ME?(殺す気か~?)」と叫びながら。[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-08-11 01:58:16)《改行有》

108.  浪人街(1990) 杉田かおるが「掃き溜めの鶴」として登場するあたり、隔世の感があります。それを差し引いても、十分おもしろい。汗臭くて、貧乏たらしくて、悪役が極端なほど悪役で、いかにもひと昔前の時代劇の王道という感じ。 圧巻はやっぱりラストでしょう。奉行所どころか藩士総出かと思えるほどの大集団vs.浪士3人というわけのわからない構図。なかなか痛快でした。 ただし勝新の扱いは微妙。「必殺シリーズ」における中村主水の役回りで、最後に見せ場が待っているかと思いきや、ずいぶんあっさり(しかもびっくり)な描き方でした。そういえば長門裕之とのシーンも、存在理由がよくわかりません。[CS・衛星(邦画)] 7点(2016-08-07 23:56:54)《改行有》

109.  エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事 およそ2時間半の作品ですが、1日におよそ30分弱ずつ見て、5日目にようやくエンドロールまでたどり着きました。理由は単純、退屈に堪えられなかったから。途中で放棄しようかとも思いましたが、一応巨匠の作品なので。ただし私の感性が鈍いだけで、作品の質は悪くないのかもしれません。 何より気に食わないのは、やたらと饒舌なナレーション。状況説明やら人物紹介やら心境の吐露まで、ベラベラ喋りまくり。それを映像や演技で表現してくれよと。ラジオドラマかよと。字幕を読むだけで疲れました。 それにこの手の話、古今東西にも、うちの近所にも、いくらでも転がっている気がします。一発やればドロドロの世界へようこそですが、やらないとなるとますます路傍の石レベルではないでしょうか。わざわざ映画で見せられなくても…。 それにしても、2大女優さんの腰の細さに驚き。それぞれ心を締め付けられる役柄でしたが、腰の締め付けのほうがよほど苦しかったのではないかと拝察いたします。[CS・衛星(字幕)] 3点(2016-07-02 00:00:30)《改行有》

110.  ソナチネ(1993) 前半は不穏な空気が漂っていていい感じ。しかし後半、舞台が沖縄に移ってから空気が緩みはじめ、そのまま元に戻りませんでした。 だいたい、人があまりにも簡単に死にすぎます。それも何ら感情のブレもなく、まるで昆虫が駆除されるように。それが北野作品の特徴だと言われればそれまでなんですが、どうも違和感を拭えません。 おそらくこれは、北野監督の「夢(将来の、という意味ではなく、睡眠中に見るやつ)」の世界の話なんだろうなと。こういう夢の話って、本人はおもしろがっていろいろ話すのですが、聞かされる側には荒唐無稽でつまらないんですよね、一般的には。[CS・衛星(邦画)] 4点(2016-06-19 17:18:03)《改行有》

111.  アウトブレイク 《ネタバレ》 よくあるパンデミックものかと思いきや、後半はバラエティ豊かで楽しめました。全米3億人の命運がたった1人の軍医とその元奥さんと2人の協力者に委ねられるって、どこまで人材不足なのかと心配になります。そこまで責任を背負わされたら、ヘリから輸送船へダイブもするし、たった1頭のサルも特定するし、爆撃機の進路妨害もするでしょう。 それにしても、なかなかスケールの大きなマイケル・サンデル的命題が提示されました。しかし共産主義国やアサドのシリアでもない限り、さすがに自国民を大量爆殺するという選択はしないでしょう。あるいはトランプ大統領ならやりかねないか。 ラストの奥さんのセリフは、さながら落語のオチのよう。しかし、そこで終わっちゃダメでしょう。この作品は、その後の重要な部分が描かれていません。果たしてホフマンは、今回と1967年(?)の一件で軍を告発するのかということです。ホフマン的正義に則れば、容赦なく告発するでしょう。しかしそれは、M・フリーマンのみならず、米軍ひいては米合衆国政府の権威も失墜させることになります。大げさに言えば世界の秩序を脅かし、世界平和を乱すことにもなります。かといって黙っていれば、共犯者として負の十字架を背負うことになる。これもサンデル的命題で、興味が尽きません。もっとも、トランプ大統領なら悩む前に消されるか。[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-05-19 02:24:30)(笑:1票) 《改行有》

112.  ミラーズ・クロッシング ビシッとダンディにキメている主人公。しかし何度となくボコボコにされ、無様な姿を晒すというギャップがたまりません。弱さもまた魅力ということで。 単純な構図の抗争劇で、本来はもっと殺伐としてもいいはずなのに、何かゲームを観戦しているような安心感があります。これぞ映画の醍醐味という感じ。 まったく余談ながら、レオと「オリエント急行」のポアロが同一人物であるということが、どうにも信じられません。芸域の広い役者っていいですね。[DVD(字幕)] 8点(2016-04-29 02:46:03)《改行有》

113.  シベリア超特急 噂の本作をようやく拝見。噂に違わぬ怪作でした。見ている私は何も悪くないはずなのに、だんだん息苦しさを覚え、ひどく赤面し、終盤の「どんでん返し」に至ってはもう勘弁してくださいと哀願したくなりました。鑑賞に耐える作品をつくるというのはすごいことなんだなと、これまでボロクソに言ってきた映画を思い出しつつ反省することしきりです。とはいえ「シベ超2」も機会があれば見てみたいけど。[インターネット(字幕)] 1点(2016-04-24 20:23:07)

114.  コップランド ストーリー以前に、「コップランド」という存在自体が薄気味悪いですね。右も左も仲間内の警官だらけ。日本でいえば大企業の社宅みたいなものでしょうか。生活の場も職場も一緒って、想像しただけで息が詰まりそう。 それにしても、スタローンの寡黙な保安官というのが、どうにも似合わない。あれだけ突出した体躯を持っていれば、絶対に「君、ボクシングに興味はないか?」「君の活躍の場は海兵隊だ」等々のスカウトが殺到するはず…。などと思っているうちに、急にドンパチが始まって終了しました。そういえばデ・ニーロも出ていましたが、宝の持ち腐れという感じです。[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-03-15 03:08:06)《改行有》

115.  トキワ荘の青春 正直、驚きました。すばらしい素材と、有名な役者(当時はまだ無名だったかもしれませんが)が揃っているのに、どうしてこんなくだらない作品になってしまうのかと。暗くて貧乏くさいのは、それなりにリアルな表現なのでしょう。しかし、懐メロ風の曲をガンガン流したり、ときどきセピア色の写真を挿入したりするのは、いかにもわざとらしい。団塊世代あたりが泣いて喜ぶとでも思ったのでしょうか。 それに何より、登場人物たちの心情もキャラクターもまったく伝わってきません。中途半端な〝引き〟の映像ばかりで、しかも頻繁に〝暗転〟するので、メリハリというものがない。結局、見る側が実在する漫画家のイメージを重ねて補うしかないという感じです。これが「プロ」の仕事なんですかねぇ。[CS・衛星(邦画)] 2点(2016-02-06 21:27:46)(良:2票) 《改行有》

116.  リービング・ラスベガス 男の〝理想像〟を描いた作品でしょう。ふつう失業して酒に溺れ、家族も住まいも捨てたとなれば、行き着く先は野垂れ死にか、しかるべき施設への収容しかありません。アル中も辛いでしょうが、代わりに世の多くの成人男性が背負っているであろう労働や納税の義務も、家族を養うという責任も負っていません。日々、酩酊する自分の頭と体調と向き合っていればいいだけなので、ある意味で気楽なものです。ところが、そんな主人公は美人で聡明で優しくてなぜか自己評価の低い理想的な女性にたまたま出会い、愛してもらえる上に〝最期〟まで面倒を見てもらえる。これは宝くじに当たる以上のラッキーでしょう。日々、世のため人のためにがんばっている真っ当な成人男性でも、こんな女性にはなかなか出会えません。 結局のところ、この作品は表面上は「辛い、哀しい、悲惨だ」と言い募りつつ、その裏では「どうだ、うらやましいだろ」とほくそ笑んでいるような印象です。「絶望」を描いていますが、それは主人公の人生ではなく、誰もそう簡単に主人公のようにはなれないという意味での「絶望」です。というわけで、ひどく落ち込ませてもらいました。[インターネット(字幕)] 7点(2015-06-09 00:34:19)(良:1票) 《改行有》

117.  イングリッシュ・ペイシェント 個人的なツボは、「艦長」とデフォーがやりとりする凄惨なシーン。艦長以外を演じる「艦長」を初めて見ました。陸に上がってもやっぱりドイツ軍人で、やっぱりクールですね。チョイ役でしたが。[インターネット(字幕)] 8点(2015-04-23 21:23:24)

118.  ア・フュー・グッドメン なんだか90年代のトレンディドラマを見ている感じ(トレンディドラマがこの映画を真似たのか?)。けっこう重いテーマのはずなのに、どこまでも軽くトム・クルーズ推し。最初はチャラく登場し、適度な試練を与えて絶叫させ、最後に晴れ舞台を用意するあたりは、まさにトレンディの“王道”です。肝心の法廷劇も、理詰めの検証をすっ飛ばして敵失(舌禍)待ちの様相。どこまでもチャラいです。若き日のJ.バウワーとカーター先生を見れたので、よしとしますか。[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-10-04 13:27:22)

119.  スワロウテイル 音楽はすばらしい。挿入歌もBGMもいい感じです。それに英語・中国語・日本語のチャンポンも、いい雰囲気を作っていました。 しかしストーリーは、部屋いっぱいにオモチャを散らかした印象。妙に多い出演者の1人当たり出演時間は短めなので、あまり感情移入もできず。特に友情出演的な有名女優さんたちは、いずれも“取って付けた感”があって浮きまくっていました。こんなことをされると、映像が一気に安っぽく見えるだけなんですけど。 そしてもう1つ。90年代のごく普通の東京の街と、「円都」と称するエキゾチックな貧民街と、「あおぞら」のある荒野が比較的至近距離に立地しているとは、当方な貧困な頭ではとてもイメージできませんでした。三上博史の熱演は良かったけどね。[インターネット(字幕)] 6点(2014-09-09 23:40:06)《改行有》

120.  ザ・エージェント まるで清流をずっと眺めているように、何も引っかかるところがないまま終わってしまいました。その意味で、ある種の環境映像としては秀逸でした。しかしふと思ったのですが、トムにとってキューバは仕事上不可欠な“命綱”ですが、キューバにとってトムはそんなに必要な存在でしょうか。スポーツ選手としての能力は高いのにメンタルに問題があるとすれば、その時点でプロ失格でしょう。誰かに指摘されるまでもなく、日々プロとして戦っていれば、それぐらいは気づくはずです。あるいはエージェントに大金を払ってメンタルの面倒を見てもらっているとすれば、それはそれで寂しい話です。無理やり“友情物語”に仕立てていますが、結局はトムの1人勝ち。ちょっとバランスが悪いかなと。などと、無理やり清流に“コブ”をつくってみました。[インターネット(字幕)] 6点(2014-04-26 19:37:18)

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