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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
101. 北の国から '89帰郷<TVM> シリーズ中屈指の類い稀なる傑作「初恋」の存在に阻まれ、かなりこれは印象薄の作品に。今となっては次の「巣立ち」とも内容が混濁状態です。「♪またあのれいちゃんに逢える、れいちゃんに逢えるぞぉ♪」と、我らが永遠のヒロイン「れいちゃん」の登場を、今か今かとブラウン管の前で小踊りしながら待ってたのにもかかわらず、確か最初は電話の声のみで、その後もほんのちょびっとしか出番が無く、なんだか思いっきり熱く盛り上ってた分シラけてしてしまった記憶が。おかげで初々しい蛍の初キスシーンにもあまり感激しないまま、不完全燃焼で終わってしまう羽目に・・・。あうぅぅ・・・。[地上波(邦画)] 6点(2007-01-21 17:21:52) 102. 陽暉楼 「女は競ってこそ華、負けて堕ちれば泥・・・」恐えぇぇっ・・・なんて背筋がゾクゾクする素晴らしいキャッチコピーなんだろう・・・。あいにく映画本編の方は、この宣伝コピーを凌駕するほどの出来でなかったのは残念。宮尾登美子原作ものって一時期五社監督の専売特許でしたよねえ。女優は娼婦を演じさえすれば演技賞への最短ルートっていう、昔ながらの邦画の悪しき慣習をそのまま受け継いだ旧いタイプの映画には違いない。でも佐藤勝の軽快な音楽に合わせ、豪華女優陣がズラッと画面一杯にこっちに向かってくる画つくりは壮観の一語。最近の「大奥」のCMを想起せられよ。[地上波(邦画)] 6点(2007-01-07 13:43:10) 103. 白と黒のナイフ 《ネタバレ》 「追いつめられて」と同じく、こちらも「衝撃のラスト」宣伝系サスペンス+法廷劇。この作品については、ラストばかりがクローズアップされ、というか「どんでん返し」を喧伝するなら、ああいう結末になるしかない訳で・・・。巧く出来てるとは思うけど、さすがに後続のパンチの効いたサイコサスペンスがほとんど出尽くした今となっては、印象がかなり稀薄なものになってしまったのは否めません。[映画館(字幕)] 6点(2007-01-06 11:07:31) 104. ランボー 《ネタバレ》 記憶違いだったらすみません!確かこの映画、公開時の宣伝ポスターには銃を手に宙を見上げるスタローンの背後で、ニューヨークかどっかの摩天楼の風景がデカデカとそびえ立っていたはずなんです。しょっぱな、田舎の留置場から話がはじまって、スタローンの怒りが爆発した後、ああこれで最後は大都会でランボー大暴れ、ドンパチ派手な銃撃戦がクライマックスに用意されてるだなあって、善良な田舎の中学生はずっと暗闇でわくわくしてたんですよ。ところがひとしきりスタ氏の泣き節があった後ですぐおしまい。観た直後は「・・・あれえ?????」状態。騙されたと思う前に、何だかもの悲しくなってしまいました。んでもって、いまだに一昨日も「モナリザの微笑みに何を隠したのか?」とかいう意味深コピーに惹かれ、いそいそ映画館に出かけてしまった自分・・・。要するに、何が言いたいのかというと、人間っていくつになっても本質的に変わらない生き物なんだなあって事なんです。以上。[映画館(字幕)] 6点(2006-05-22 14:49:23)(笑:1票) 105. 男はつらいよ 寅次郎かもめ歌 この作品じゃ寅さんはもう完璧にマドンナ伊藤蘭の保護者的立場ですね。寅さん直筆の履歴書がこの作品の中で見られるのがファンにとっては見ものかなという程度。伊藤蘭のうまいんだか下手なんだかよくわからない、ダラ~っとした北海道訛りが聞いてて自分には心地良かったです。[DVD(邦画)] 6点(2006-04-09 12:34:48) 106. 男はつらいよ 旅と女と寅次郎 この作品については当時一時引退宣言した都はるみへのはなむけ興行、「男はつらいよ」シリーズ唯一の番外編として観たほうが良いと思います。役者としては素人同然の彼女を、渥美さんが何とかフォローしようとしている男らしい気概が伝わってくるのであまり悪い点数は付けたくありません。庭先で都はるみの即興リサイタルを聞こうとみんな集まってくるシーン、いつも近所で煙たがられてる寅さんが彼らを喜ばせる事が出来てさくらも嬉しかったろうなあ・・・。[DVD(吹替)] 6点(2006-02-05 11:06:54) 107. 男はつらいよ 寅次郎真実一路 旦那が行方不明中の大原麗子扮する人妻に、寅さんが思いを寄せるという設定なので、「無法松の一生」の名台詞をパロった場面が有ります。もちろんオチはあるんだけど、ちょっと安易なテのような気がしました。この部分で減点。悪くはないんだけど、自分は同じ大原マドンナなら「噂の寅次郎」の方が自分は好きかなあ。東京郊外(今回は印旛沼あたりのニュータウン)の風景は寅さんにとっては何となく居心地悪そうな感じ。[DVD(字幕)] 6点(2005-12-10 14:23:34) 108. トットチャンネル 「恋する女たち」に続く斉藤由貴+大森一樹コンビ三部作の第二作目。(もう一作はレビュー未登録の「さよならの女たち」)テレビ創世記の製作側裏のドタバタはそれなりに面白かったです。斉藤由貴のたどたどしい口調は、黒柳徹子の立て板に水式口調とはまるで正反対なので、イメージ的にピンと来なかったです。街頭テレビらしきものが広場にポツンと一台あるシーンがやけに強く印象に残ってます。ここでの評価メチャクチャ低いんですが俺は前作「恋する~」の方が好きですね。[ビデオ(吹替)] 6点(2005-12-04 14:53:55) 109. 大日本帝国 ラストの関根恵子とあおい輝彦の海辺再会シーンに、五木ひろしの大熱唱主題歌がかぶるんですよ、これ確か。当時中坊のガキには、戦争礼賛とか天皇戦争責任の追及とか小難しい事はさっぱり解んなかったんだけど、主題歌のタイトル「契り」という言葉に敏感に反応してしまった自分は、帰ってすぐ意味を国語辞典で調べたお利口さんでした。 [映画館(字幕)] 6点(2005-11-13 15:50:45)《改行有》 110. 男はつらいよ 寅次郎物語 秋吉久美子と寅さんの相性は正直どうかって心配だったけど、意外や意外、結構お似合いでした、このお二人。「お父ちゃん」「お母ちゃん」って呼び合うトコなんか特に。でも寅やの人々も含め、総体的なパワーが落ちてしまっているのは致し方ない事なのかな、ここまで来ると。前作「知床慕情」で盛り返した好調は維持してる水準。[DVD(字幕)] 6点(2005-10-30 16:25:43) 111. 映画女優(1987) これは新藤兼人原作の方が断然面白かったです。嘘か真実かはともかく、田中絹代という女優のおんなの部分をかなり生生しく描いていたのに、映画のほうはどうも微温的。吉永小百合主演という制約があって、そこまで描ききれなかったのか。映像は市川作品らしく美しかったんですけどね。結局、市川&吉永コンビで傑作だったのは「細雪」だけだったなあ。[ビデオ(吹替)] 6点(2005-10-30 13:17:56) 112. スペースバンパイア 「あなたの精気吸い取ります!!」ってキャッチコピーに烈しく反応してしまった記憶が・・・。(おもはゆい)[映画館(字幕)] 6点(2005-08-01 17:03:09) 113. 日曜日が待ち遠しい! 僕が唯一リアルタイムで劇場で観たトリュフォーの作品。確かベルモント主演「パリ警視J」との二本立てでした。フランス映画初体験だったせいか、なんかのんびりとした小春日和気分のサスペンス(←そんなジャンルあっていいのか?)だったなあって印象。しかしファニー・アルダンのタラコ唇には何とも抗しがたい魅力がありますね。「永遠のマリア・カラス」がここから二十年経ってるとはとても思えません。[映画館(字幕)] 6点(2005-07-23 16:18:16) 114. サイコ2 ライラ役のベラ・マイルズ・・・。前作であんな怖い思いまでして助かったのに、なにもこんな酷い殺され方されなくたって・・・。ねぇ?[地上波(吹替)] 6点(2005-07-17 11:20:37)(良:1票) 115. 里見八犬伝(1983) 角川映画って外国人アーティストを起用して、映画の主題歌を歌わせるってセンスだけは優れてたと思いません?(「復活の日」「汚れた英雄」然り)この映画のジョン・オバニオン「里見八犬伝のテーマ」もすごくいい曲で、給食の時間放送部にリクエスト流したっけなあ・・・。映画の内容より先に主題歌が浮かんでしまうっていうのも、イメージ戦略がうまかったんでしょうね。 [映画館(字幕)] 6点(2005-07-16 17:27:37)《改行有》 116. 鬼龍院花子の生涯 夏目雅子が胸をはだけ,恍惚の表情を浮かべている大看板を映画館の前でぼーっと見上げていたら母親にどつかれました。ええやん別にぃ![地上波(字幕)] 6点(2005-04-09 17:28:43) 117. 探偵物語(1983) これは自分にとって映画館がイベント会場だった時代の幸福な記憶と共に、永久に忘れる事の出来ない一本です。薬師丸ひろ子がこの映画で復帰すると聞くや否や、まず赤川次郎原作を熟読、「フラッシュバックひろ子」(写真集)を購入、当然前売り券を買い「ひろ子探偵局オリジナルバッチ」をゲット、万全の態勢で公開初日に臨みました。当日映画館のシートは同年代の中高生で埋め尽くされ、それはもう物凄い熱気で、ようやく映画が始まると・・・、あっさり同時上映の「時をかける少女」に寝返ってしまったオイラ・・・。映画館を出るとそこはキャラクター商品売場になってて、友人連中共々角川商法にまんまと乗せられてしまいました。今年の正月実家に帰ったらその映画館は更地になってて、なんか複雑な思いでそこを通り過ぎました。映画自体の感想は、この映画に限ってはどうでもいい事なのです。[映画館(字幕)] 6点(2005-04-09 17:06:21) 118. グレムリン 記憶にあるのは後半のグレムリンの度を越した悪ふざけぶりと、当時の自分としては高価だったパンフレットが飛び出るつくりになってて、そっちの方がびっくりした事くらいかなあ・・・。6点(2005-02-16 15:30:50) 119. 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 寅さんと沖縄の風景っていうのは正直ミスマッチ。相手役が三度目の顔合わせとなる相性抜群の浅丘ルリ子だから何とか観られた作品でしたね。飛行機に乗るの乗らないのと、例によって例のごとくの大騒ぎが面白かった程度。6点(2005-02-09 18:57:59) 120. 家族ゲーム 俺ね、これ初めてテレビ放映されたバージョン(クライマックスのシーンを丸々カット した事で物議をかもした)しか観てないんですよ。それでもかなり面白かった記憶があります、この映画。友達の部屋に遊びに行ったら、エレベーターからエレベーターへ乗り継ぎとかあったり、近所の奥さん(戸川純)がもし葬式になったらマンションのドアは棺桶が出せないからどうしたらいいんだって由紀さおりに訴えるシーンとか、何か奇妙な感じがして。森田監督の都会的感覚の良い部分がうまく出てましたね。6点(2004-12-11 16:06:32)《改行有》
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