みんなのシネマレビュー |
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101. サマータイムマシン・ブルース うるさいのよ、ツーペア!! いやいや、面白いね。 2回見る映画だね。 こういうよく出来た作品は大好きですよ。 1回見ただけでは理解できなかった出来事も実は未来から過去へ逆伏線が張られていて、きちっと辻褄が合うように構成されている。 これだけ複雑に時間移動を繰り返しているのに破綻せず繋ぎ切った脚本に拍手を送りたい。[DVD(邦画)] 9点(2007-03-12 17:31:46)《改行有》 102. 月光の囁き これはエロい。 その辺のAVより興奮する。 少年は根っからの変態なのでそれはそれでいいと思うけど、少女の方も次第に変態ワールドに目覚めていくのが素晴らしい。 もうジンジャーエールまで行くと本物としか思えない。 挙句の果てにはマルケンまで巻き込まれてしまうのかと思うと想像だけで気が変になってしまいそうです。 それくらい大変な名作ですね。 でも、この作品に満点を付けたら僕の人間性が疑われるかも知れないので、少し割り引いておきたいと思います。 間違っても家族で見たりしちゃいけない作品なので、お気を付けください。[地上波(邦画)] 9点(2007-02-11 00:03:29)(笑:1票) 《改行有》 103. ジョゼと虎と魚たち(2003) 『妻夫木の映画は糞映画』 これは僕が信じて疑わないありがたい格言だったんですけど、 まんまと格言が覆されることとなりました。 この作品は久し振りにガツンと来る良質な恋愛映画でした。 冒頭、朝食のシーンでの玉子焼きがほんとに美味しそうで、 庶民派の僕としては、これだけで充分に満足な感じだったのだけど、 ここに池脇千鶴が被せてきた台詞が圧巻だった。 『サルモネラや』 この時点で僕の格言が音を立てて崩れていくのを感じた。 後はもう名台詞のオンパレードで、 このセンスはどこからやってくるんだろうと脱帽するしかなかった。 しかも、これに対抗する上野樹里がまたいい女で、 顔と体で池脇千鶴を圧倒しているのは一目瞭然だが、 若いのに福祉に興味があるなんて性格美人の側面を併せ持つ完璧超人と来たもんだ。 これはもう勝ち目が無いはずなんだけど、そこは映画の魔法である。 見事に勝者と敗者の入れ替わるファンタジー。 現実には絶対にあり得ないけど、 もしかしたらあるかも知れないと思わせるペテンの巧さ。 ここまでやったら最後まで妄想物語を貫いて欲しかったけど、 最後には現実に突き落とす残酷さがまた良かった。 それでも、涙脆いこの僕が泣かなかったのは、 何か希望のようなものを感じるラストだったからかも知れない。[DVD(邦画)] 9点(2007-02-02 12:46:06)(良:1票) 《改行有》 104. ゲーム(1997) これは間違いなく面白い。 最後はどうなってしまうのか、ほんとにハラハラドキドキさせられた。 自分でもう1回楽しむことはできないかも知れないので、 未見の友人に見せて、その反応を楽しみたいと思う。[DVD(吹替)] 9点(2007-01-31 17:45:29)《改行有》 105. 深呼吸の必要 蹴った?いま、蹴ったよね? 長澤まさみのキックが炸裂するバイオレンス!!! そして、サトウキビだ。刈って刈って刈りまくれ! これは本当にいい映画だ。 ひたすら刈り続けるだけの退屈な話かと思ったら、ほんとに最後まで刈り続ける衝撃の展開。 でも、時間を掛けて丁寧に労働を描くことによって、退屈が感動へと昇華していく。 これはもう沖縄に行くしかありませんよ。 ちょっと深呼吸してくる![DVD(邦画)] 9点(2007-01-08 03:22:19)(笑:1票) 《改行有》 106. ムーラン・ルージュ(2001) この世の最高の幸せは、誰かを愛して、その人からも愛されること。 同感だ。 ミュージカルは舞台に限ると思ってたところもあったけど、 この作品を見て少し考えが変わった。 迫力の映像に最高の音楽、もちろん役者も素晴らしい。 この物語は悲劇だったのかも知れないけど、これほどまでの幸せは他にないだろう。 でも、1つ残念なことがあった。 僕は気付いてしまったのだ。 僕が愛した人は、僕を愛さないということを・・・[DVD(吹替)] 9点(2007-01-03 09:21:46)《改行有》 107. こま撮りえいが こまねこ なんだろう???この可愛さは・・・尋常じゃないな。 子供の付き添いのつもりで行ったけど、最後の話は涙が止まらなかった。 僕の場合はどうしても親目線で見てしまうので、こういった親子愛を描いた心温まる物語には弱い。 欲を言えば、もう少しこの世界に浸っていたかったような気もするけどね。 まあ、作業の大変さを思うとこれでも長編なのかも知れないけど。[映画館(邦画)] 9点(2006-12-28 10:39:40)《改行有》 108. カリートの道 アル・パチーノが本当にかっこいいです。 迫真の演技に引き込まれ夢中になって見入ってしまいました。 結末に至るまでにいくつかの岐路が存在したけど、 どれか1つでも違う道を選んでいたらと思うと心が痛くなります。 CMなどでよく耳にするこの挿入歌も作品の雰囲気に合っていて哀愁を感じさせられます。[DVD(字幕)] 9点(2006-06-16 22:47:43)《改行有》 109. アマデウス ディレクターズカット 天賦の才を真に見抜く力を与えられていたサリエリ。 彼にとってそれは苦悩ではあったけど、同時にこれほどの幸せは無かっただろう。 神に愛されていたのはモーツァルトだけでは無かったように凡庸な僕は思う。[DVD(字幕)] 9点(2006-06-06 14:16:29)《改行有》 110. いま、会いにゆきます 《ネタバレ》 泣いた、泣いた、これは泣いた。 こういうの駄目なんだよね。 ほんと泣けて仕方ない。 でも、なんで雨の季節だけなんだろう??? 梅雨が明けても居続けるというわけにはいかないのかなぁ。 もしくは、また翌年の梅雨には戻ってくるとか、 そういう設定なら良かったのになぁ。 もう会えなくなっちゃうなんて悲しすぎる。 神様が決めた設定だとしたら、神様っていじわるだね。[DVD(邦画)] 9点(2006-02-20 22:07:16)《改行有》 111. シムソンズ 日本女子カーリングチームが激闘を演じているこの時期に見たからというのもあるのだろうけど、思わず感涙してしまうシーンがいくつもあった。 多少のお笑いを織り交ぜつつ、終盤はストレートにお涙頂戴路線を突き進む。 有り勝ちな設定、有り勝ちな展開、やや臭さを感じる演技、それでも何かこみ上げてくるものがある。 不思議な魅力のある作品でした。 追記・トリノの感動から随分と経ちましたが、改めてDVDで見直してみました。 劇場公開時はトリノ効果や劇場の雰囲気も手伝って感動したのかと割り引いてレビューしましたが、冷静になって改めて見てみるとやっぱり泣いてしまいました。 決して上手いとは言えない4人の女優さんたちではあるけど、心に直接訴えかけてくる情熱のようなものがありますね。 ありがとうのシーンやこのチームで行きたいのシーンはもう号泣で画面がよく見えなくなるくらいでした。 1年ちょっとの間に僕の涙腺がどうにかなってしまったのかも知れないけど、単なるトリノ効果で泣いたわけじゃないことは確かのようです。 今更ではありますが、追加で+1点とさせてもらいたいと思います。[映画館(邦画)] 9点(2006-02-20 21:26:36)(良:1票) 《改行有》 112. スタンド・バイ・ミー 特筆するほどのドラマがあるわけじゃないのに感動を覚える。環境も時代背景もまったく違うのに何故か懐かしい。そういえば、僕も子供の頃に友達と自転車で山奥のダムまで行ったなぁ~なんて思い出しながら、事件や事故での同い年の死亡者の名前にふと目が行ってしまう。知らない名前だとほっと安心するんだけど、今は疎遠になってしまった昔の友人のことを思い出して、無性にこの作品をまた見たくなる。僕が出演してるわけじゃないのにね。主題歌も最高。9点(2004-06-04 14:09:32) 113. ドラえもん のび太の宇宙開拓史 小学生の頃に見て、素直に感動した作品。思い入れの強さが影響してるのかも知れないけど、数多く見てきたドラえもん映画の中で最高峰に位置する作品と思っている。テレビシリーズと違って、のび太がかっこ良く活躍するのがいい。あと、基本的にはドラえもんの道具の万能性によってなんでもありの設定ではあるけど、この作品のラストに待ち受けているどうにもならない寂しさに感涙した。9点(2004-05-31 12:01:01) 114. 猿の惑星 この作品は猿が言葉を話すというオカルトをパラドックスによって肯定してしまう。その説得力は凄まじいとしか言いようがない。衝撃的である。9点(2004-04-05 06:06:46) 115. お引越し 親子や夫婦のあり方を考えさせられる異質なヒューマンドラマ。 中井貴一と桜田淳子の水準以上の演技は当然として、これがデビュー作となる田畑智子の天才振りが作品の質を底上げしている。 天才とはよく言ったもので、まさに天賦の才能。 それ以上にも、それ以下にもならない。 その後の田畑智子の微動だにしない演技力の平行線には驚かされる。 とは言うものの、この作品の素晴らしさが失われるわけではないだろう。 おめでとうございます。[ビデオ(邦画)] 9点(2004-04-03 10:55:47)(良:1票) 《改行有》 116. バンパイアハンターD 既存のアニメ作品に慣れ親しんだ者にとっては、このキャラデザインはかなり高いハードルだとは思う。僕も当初は躊躇った。しかしながら、乗り越えてしまえば寧ろ味のある良い作風に思えてくる。それはやはり作品の内容が素晴らしいということの証明なのかも知れない。原作ファンも納得の内容でありながら、原作を知らない人が見ても感動できる話に仕上がっていると思う。物語の終盤、レイラがちょっとした心変わりを見せるわけだが、自分も一緒になって応援していたことに驚かされる。見事に心を動かされてしまいました。9点(2004-04-01 03:13:22) 117. 劇場版 フランダースの犬 年代的にTVシリーズで感動した口なので、リメイク版と聞いてちょっと粗探しでもしてやろうかと思ってたところもあるが、まんまと感動させられた。丁寧な作りの作品で、劇場版独自の構想もあり、全体的に纏まりが良い。名作と呼ぶに相応しい作品に仕上がっている。悲しい物語ではあるが、ルーベンスの絵の美しさに癒されて、単なる悲劇ではないような気がした。絵画がそうであるように、この作品もまた時代を超えて人々の心の中で生き続けるのだろう。9点(2004-04-01 02:52:00) 118. バック・トゥ・ザ・フューチャー リー・トンプソンが大好きなのであんまり冷静じゃないですけど、それを抜きにしても素直によく出来た作品だと思う。スピーディーでスリリングな展開、魅力的な登場人物たちのドタバタ劇、きちんと練り込まれたシナリオ、とにかく面白い。あの音楽を聴くとワクワクしてきます。9点(2004-03-29 07:31:05) 119. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐 壮大なる叙事詩の完結です。見事に大団円を迎えました。何故、ルーカスはEpisode1に走ってしまったのか・・・本当に悔やまれます。僕の中のスター・ウォーズはジェダイの復讐によって燃え尽きました。フォースと共にあらん事を!!!9点(2004-03-29 06:50:36) 120. スター・ウォーズ 英雄伝の王道ですな。主人公に秘められた力、偉大なる師、囚われの姫、個性的な仲間たち、そして、謎の敵である。これはもう面白いとしか言いようがない。話自体は単純ではあるが、その先にある壮大な物語の序章として上手く纏められている。単なるSF作品の域に留まらない叙事詩の始まりである。9点(2004-03-29 06:27:44)
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