みんなのシネマレビュー |
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101. 素晴らしき哉、人生!(1946) 負け犬の遠吠え+悪しきご都合主義の折衷。こんなんがキャプラ監督のいう「人民映画」(だったっけ)か? やっぱりキャプラは戦前の人。30年代のキャプラ映画の持つパワーはここにはない。「一時は死のうかとも思ったけど、たとえ小市民でも生きててよかった」なんて反吐が出る。戦争は一人の映画監督をだめにした。2点(2004-09-24 00:30:20)(笑:1票) (良:1票) 102. IZO 突き詰めて考えれば、映画にとって最大の見せ場は殺戮なのであるから、老若男女斬って斬って斬りまくる、全編これ殺戮の嵐であるこの映画は、究極の映画である、ともいえる。まさにアナーキズム。でも、全然面白くない。まったくカタルシスがない。映画を作る者誰もが、登場人物をすべて殺す映画を夢想したことがあると思う。でもやった人はいない。面白くないからだ。映画に込められたメッセージの重要さに基づいて映画の価値を判断するつもりは毛頭ないから、ぼくはこの映画をクソ映画とみなす。2点(2004-09-13 00:33:35)(良:2票) 103. ウインドトーカーズ 爆発に何の必然性もない。戦争を単なるスペクタクルに変えるのはもうよしましょう。2点(2003-01-11 23:30:37) 104. オペラ座の怪人(2004) 映画館でこんなに退屈な映画を見たのも久方ぶりだ。ものの10分で眠気が襲ってきた。一言で言うと、歌いすぎ。しかもそんなにいい曲なんだろうか。全編、台詞を歌で通す先例に、「シェルブールの雨傘」があるが、やっぱりあれはメロディが素敵だったから見れたんだと思う。舞台と映画は違うってことがわかってない、例の作曲家は。テンポもゆっくりの曲で会話のように歌い上げられたって、面白みは一切ないね。ミュージカル映画ってのは、結局アクションだからね。しかもファントムはさして醜くないし。これではドラマ性に欠けるってもんだよ。1点(2005-02-13 22:51:11) 105. プラトーン とりあえずおもしろいおもしろくないで言ったら、めちゃくちゃおもしろくないですね。そんな意義のある戦争映画なんだろうか。戦争映画自体が好きではないのだが、それでも「地獄の黙示録」とか「プライヴェート・ライアン」とか「シン・レッド・ライン」とか「フルメタル・ジャケット」とか「ディア・ハンター」とかに比べて圧倒的におもしろくないし、インパクトも皆無。叫ぶチャーリー・シーンの姿だけしか思い出せない。1点(2004-12-25 01:15:24) 106. フル・フロンタル こんなちっともおもしろくない、自堕落でお粗末な実験映画を見に行ってしまった自分が悲しい。少しばかりソダーバーグとか何とか言うけったいな監督に期待をしてしまった己の鑑識眼を疑ったりもしてしまう。これほどひどい映画なのにスターが出てるからという理由だけで一般料金1800円という恐ろしく高額なレートで商品として世に流通している、ああもうそのことだけでも腹立たしい。1円の価値もない。ソダーバーグを吊るし上げろ。0点(2004-07-13 00:34:55)
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