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プロフィール
コメント数 1989
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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101.  女は二度生まれる 《ネタバレ》 川島監督作品を立て続けに観てます。戦後の激動の時期をがむしゃらに生きる人から、下半身のだらしない政治家の家族をドタバタで描いたり、そうかといったらこの映画みたいに奔放な生活をする女性を描いたり、この監督は決して登場人物を裁かない。この映画も女性の男性遍歴を描いてるが、マジメな人が観たら、眉間に皺、だが、若尾文子が邪心のない女性を演じてるもんだから、何となく許せちゃう。内容は、苦労してるさっぱりした芸者さんが、何人もの男の遍歴の後、囲われて、でも勝手な男ゆえ、浮気も許さない。でもこの男、後で娘さんが出てくるんだけど、決して不幸な家庭でもない。じゃぁただのエゴイストか、と思ったら、病気で死んじゃうだね、この男。しかも囲われてた女性が別の男性と一緒だった時に逝っちゃう。その後、この女性は真面目そうな好青年に仕事の接待で外人をもてなしてくれと言われ、あ~私はそんな風に見られてたんだ、とショックを受け、筆おろしをしてあげた若い工員と旅に出るが、旅の車中、昔の別の男が円満そうな家庭のパパになってるとこを見て、旅先で茫然としちゃう。タイトル通り行けば、ここで彼女は生まれ変わって、真面目になるんだろうけど、さぁうまくいくやら・・。戦後の日本を駆け抜けた苦労人生描くと、中々味のある監督だけど、高度成長のナンパな人間を描くと気の抜けた映画になっちゃうね。小津さんみたいなホームドラマにすることに抵抗あったんだろうか・・。結局、高度成長は犯罪劇か、ホームドラマか、青春映画かってことだね。川島監督は自分の道を模索してたという感じです。[DVD(邦画)] 7点(2014-04-02 21:46:46)

102.  殺し(1962) 《ネタバレ》 べルトリッチにも、キューブリックの「現金に体を張れ」のような面白く仕上げた若き日の作品があるんだね。作家性が現れる前のキッチリした仕事というか。なるほど確かに「羅生門」を思い出すような、タランティーノが一世風靡した頃の作品のような、同じ場面を違う視点から描くという演出方法。でも何か彼の映像には、詩人であるだけに、どこか品があるね。[DVD(字幕)] 7点(2014-02-03 21:29:38)

103.  革命前夜 《ネタバレ》 ベルトリッチと言えば、自分的には「空っぽ」人間を扱った監督ということで納得している。この映画はまさに空っぽ人間誕生のようなテーマだ。叔母と甥の、年上女性と大人になりきれない青年のラブストーリーである。さすがイタリア!首相がスキャンダルを起こすくらいの恋の国なんでしょう。実に成熟した恋愛映画を、もうこの時点で誕生させてる。カラーの白黒映画で、映像もきれいし、ベルトリッチお得意の音楽も実に小気味いい。生意気なことを言う青年に好意をもった叔母さんは、愛してしまうが、その生意気さは師匠の言ってることそのままだった。叔母さんはそれが分かった後、取り乱してしまう。そして青年の前から消えるのだったが、青年は結局、大人になりきれず、別の女性と結婚式をあげる。師匠は結婚式に出ないのだが、この青年は結局、結婚しちゃう。そしてベルトリッチと言えば、空っぽ人間で、その誕生までが描かれるのだ。叔母さんと書いたが、実に美しい女優が演じていて、見とれてしまう。ベルトリッチの映画はDVDを買わずにはおれないのだ![DVD(字幕)] 9点(2014-01-25 06:21:04)

104.  反撥 《ネタバレ》 ポランスキーは、男性表現者として、一番やってはいけないことをやっている。しかも「シェルブール」のカトリーヌドヌーブさんでこういう映画創っちゃうんだもん。映画好きなら分かるんだよね。あ、これはヒッチコックだねって。でも頭のいいヒッチコックが、何故こういう作品を撮らなかったかってことをもう少し考えるべきでした。結局、映画愛が勝っちゃたんだね、この人。でも後に「ローズマリーの赤ちゃん」の件での惨劇を迎えるわけだから、表現者はよく考えないと、誰を敵に回すか、分かったもんじゃない。年取って、ようやく「ゴーストライター」のような良質の娯楽もんを撮るようになって、観る側もほっとします。あ~、監督、ようやく「幸せ」になったのかなぁって・・。[DVD(字幕)] 5点(2014-01-21 05:29:18)(良:1票)

105.  斬る(1962) 《ネタバレ》 もうこの時代にここまで完成された映像の時代劇があったのか、というのが正直な感想。姉弟の二人のエピソードが凄い。姉の弟を救うためにとった行動が特に・・。後に弟と出逢ったときに、もうちょっと弟との感情の交流があればなぁとも思ったが。でも市川雷蔵の時代劇は、丁寧な感情の流れというより、非情な時代の秘剣モノというとこが見所みたいね。面白い![DVD(邦画)] 7点(2014-01-02 02:30:03)

106.  私が棄てた女 《ネタバレ》 化粧してない浅丘ルリ子がこんなにきれいなんて!び~っくり!内容の方は「女性」というものが分かりやすく描かれてある、と思いました。[ビデオ(邦画)] 8点(2013-05-12 04:38:49)

107.  処女の泉 《ネタバレ》 自分にとってのベルイマン体験は「ファニーとアレクサンドル」からでした。そこから「第7の封印」ほか何作か観たのですが、何かしっくりこない。何だろう、この感覚。でも本作を観て、この監督の根本の問題意識が分かりました。人間は、「悪魔」にどこまでつけ入られてしまうのだろう?この作品は、女性を暴行する貧しい男たちの存在に、監督の怯えが素直に描かれた作品です。この事件にはもう一人キーパーソンがいます。父なし子を身ごもった薄幸の女性、インゲリです。彼女と交渉した男性が描かれてないのがこの作品の不完全なところです。言ってみれば、映画とは2時間くらいの世界の中でいかに落とし前をつけるのか?そういう芸術なのだと思います。見事な落とし前のついたとき、自分は良い映画だったと感動します。その意味でインゲリをここまで傷つけた男性に、どのような落とし前がつくのかまで、明確に描くべきでした。彼の人間不信はどこから来るのか?このような問題設定は暢気なのでしょうか?貧困を知らないから言うのでしょうか?インゲリのような絶望感にさいなまれてないからこう感じるのでしょうか?それとも監督がこのような事実を目の当たりにしたからでしょうか?それとも彼自身、自分を信じられないから、こんな作品ができたのでしょうか?答えは彼のその後の作品にあると思います。「ファニーとアレクサンドル」・・俗人が人生の問題にぶつかった時、それとなく解決に乗り出します。彼は俗人に希望を見出そうとしているような感じがします。彼の俗人への愛こそ、俗人である自分への愛ではないか?と思うのです。そこに至るまでに自分の俗人ぶりに驚愕している事実があったのかもしれない。それがこの本作の彼の怯えの答えではないか?しかし彼がここまでの事をしたと言っているのではありません。最後にこの作品を観て、落とし前をつけるための武装は必要なのではないか?などという問題意識も自分の中に芽生えました。本作で復讐を行ったお父さんは、教会を建てることで神に赦しをこうのですが、人間は、愛する者が殺められた時、落とし前をつけられなくて、それが人間か?とまで思いました。[ビデオ(字幕)] 8点(2013-04-15 07:45:39)

108.  日本侠客伝 《ネタバレ》 昔は堅気の商売でも、こんなのありだったの?ただただ茫然。有名なマキノ監督ってこれか~!とただただ感動。[DVD(邦画)] 7点(2013-04-11 09:12:42)

109.  イグアナの夜 《ネタバレ》 良いです。観終わった後、感動来ました。エヴァガードナーが良いんだ!あの詩の出来栄えが分かれば、もっと良かったんじゃないかな?詩を味わう気持ちを持っていればなぁ・・・ただ作家としては大胆だと思った。一人の老人が人生を終える時に歌う詩というものを、実際披露してみせるその作家としての自信。普通じゃ無理だよね。「美しき諍い女」のように完成された絵を我々に見せないのも一つの手じゃなかったかなぁ。あの詩が本当にいいものか、どうか、気になって仕方がない。まだ観てないが韓国の「ポエトリー アグネスの詩」もそう。最後にどんな詩を歌うかが気になって是非観たくてしょうがない。韓国は割とそういう冒険をやるよね。「ファンジニ」も最後、完成された芸を披露してみせた。でも人生終わるときの詩なんてものを、才人とはいえ、まだ50歳の作家が披露してみせる、その自信に恐れ入っちゃう。でも、この詩を控えとこうっと。またこのDVDに一緒に入ってたメイキングを見て、ジョンヒューストンにこだわりたいと思ったもんだ。[DVD(字幕)] 8点(2013-04-01 16:33:19)

110.  五番町夕霧楼(1963) 《ネタバレ》 花街ってこんなにも人情あふれるところなんでしょうか・・夕子のことを心配する彼女たちの姿に、やはりどの職業も血が通ってんだなぁと思った。でもこういうとこに通ってる連中には血が通ってないのもわかるね。[DVD(邦画)] 7点(2013-04-01 13:33:28)

111.  ああ結婚 《ネタバレ》 「ひまわり」コンビだから、期待して観たけど、ちょっとがっかりだったかな?全然ロマンチックではなかったんだね。マストロヤンニが心のない人間をうまく演じてた。特に最後の子どもと接するときの間抜けぶり。こりゃコメディなんですね。タイトルから察するべきだった。コメディだから、最後ソフィアローレンが受け入れるんだろうね。コメディだもんね。ナイス邦題![DVD(字幕)] 5点(2012-11-13 07:39:12)

112.  ある戦慄 《ネタバレ》 「時計じかけのオレンジ」のような狂気さがこわかった。皆にからむワルなんて、一瞬「バットマン」のジョーカーに見えてきた。こんなにニューヨークは怖いんかい!?ニューヨーク(都会)の孤独さがよく伝わった。このワルたちが一線超えてたのがもったいなかったね(超えてないじゃないよぉ)。面白い題材なので、いかようにも物語はできたと思うが・・・。三谷幸喜もこういう映画を自分風にアレンジしたらなぁ。[DVD(字幕)] 7点(2012-10-01 00:16:43)

113.  マドモアゼル 《ネタバレ》 鑑賞中は、このような映画はよくある映画といえば、よくある映画のような気もしていたが、はて、では具体的になんだっけ?と記憶がさぐるとあまり思いつかない。下手に感想を書くと、すべての女性を敵にまわしそうなので、慎重に書かねばならないが、皆さん!お年頃の女性(もちろん年配の独身女性も)がいたら、お人形のように思わないで、結婚をさせるよう周囲からお手伝いしましょう!まったく次から次へとこういう女性に手を出すあのおっさんも、最後は放火や洪水などの罪も背負って、リンチにあって当然だ、まったく! こういう女性がいたら、手を出してあげましょう、なんて映画が少ないのは幸いです。「さよならミスワイコフ」なんて映画もあるそうだが・・・。映画青年をミスリードさせる映画が少なくなるよう、一映画中年は願ってやまない。[DVD(字幕)] 7点(2012-09-18 00:48:31)

114.  霧の旗(1965) 消費税が上がり、経済が右肩下がりのこれからの日本。時代は松本清張という気がして、観ました。山田洋次って本当は女性がこわい?倍賞さんの敵の弱みをにぎってからの優しい表情に「こわ~」という感じでした。[ビデオ(邦画)] 7点(2012-08-13 06:18:00)

115.  テキサスの五人の仲間 《ネタバレ》 どんでん返しのためのどんでん返しってこの辺から始まったわけですね。「悪」を倒すためには、このあたりまでは許されるのさ、というのが上映当時の痛快さだったのでしょう。でも現代のウォール街での99%デモの時代に観ると、ラストのこの映画の銀行家には不快感を感じます。ジェイソンロバーツが「本当の伴侶をみつけろよ」と娘婿に言うところで映画が終われば、きっと心に残る映画だったのでしょうが、あのようなラストを付け足すと、「騙された方が悪いのさ」「いい奥さんなんかいないのさ」っていうメッセージがあるように感じられて、面白くなかったですね。自分は、勝ち組のポーカー勝負に熱狂し、ギャンブル好きのダメおやじの奥さんが戻ってきた時、帽子を脱いで同情し、心臓発作で倒れると、医者に協力する庶民の側に立ったような映画が好きです。あの銀行家にも奥さんにも失望しました。まぁ娯楽作品なのだから、という意見もあるでしょうが、面白さだけのメッセージなき文化は二束三文ですね。途中まではとても面白かったので、この点数で。[DVD(字幕)] 7点(2012-01-07 23:39:18)(良:1票)

116.  水の中のナイフ 《ネタバレ》 センス抜群!映画を観た~って感じです。男は女を愛するというより、女をめぐって、どっちの男が上かを競う生き物だって文章読んだことがありますが、まさしくこれがそう。でもこの映画の女性もそれを分かってて、どっちの男に操をたてるなどということはせず、淡々と生きてます。最後、金持ちの男が生きて港に先に帰っていても動じることなく、むしろ彼が警察に行くかどうかをクールに見てます。大人の女ですね。[ビデオ(字幕)] 8点(2011-08-16 01:01:57)(良:1票)

117.  ベトナムから遠く離れて 「ナパ~ム!」と街中で叫ぶ父親の姿が痛かった。もし自分に子どもがいて、愛する妻から「あんたはどっち!?」と言われて、仕事もリストラに怯えなきゃいけなくて、さらに子どもに勇気ある姿を見せなきゃいけなくなったら、ああするしかないかも・・・[ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-08 23:34:59)

118.  戦争は終った 何だ~!このまったりした展開は!と思ったら、あの「二十四時間の情事」のアランレネだったか!まさに忍耐!合言葉だらけの偽の身分で、どう感情移入しろというのか!?しかも、ようやく状況が落ち着いてきたと思ったら、女のことばかり考えて、その危機感のなさは何だ!?最後は主人公も一体、自分が何者だったかも分からなくなってきたようで、スペインに帰るという・・・仕事もせず、もてまくって、一体何が不満で地下運動をしているのか!?[ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-08 19:24:15)

119.   《ネタバレ》 これはハッピーエンド?特にこの黒幕を暴いていく過程で誰が助かるわけでもないのに、カッコいい(ホントカッコいい)BGMのせいか、観終わって痛快な気分になる。もう一回前半を観直すと、なるほどこれはこういうことだったか、と思う面白い映画。 ラストが恐ろしい。まだまだ黒幕がいるってことか。生まれた国が日本で良かったぁと思った。タモリのような予審判事が中々いい味出してて、カッコいい。[ビデオ(字幕)] 8点(2011-08-08 16:25:30)《改行有》

120.  鏡の中にある如く 《ネタバレ》 いつだって、どこの国だって、乙女は狂気のすぐそばに生きている。そこに邪悪なものがあれば、乙女は簡単に狂気の世界にとりつかれてしまう。ここでは父親の作家への野心からカリンを作品の素材としてみている。弟もやんちゃな男の子から性への目覚めを感じ始める頃にある。とってもデンジャラス。でもここで面白いのが、カリンの旦那が精神科医ということ。とても無能で、こんな危険な状況に暢気に何も心配せず、一緒にいる。精神科医なら見抜けよ!と言いたい。・・・と自分は解釈しました。ちょっとずれていても、それが僕の個性。ベルイマンさん、ごめんなさい。多分、僕は大丈夫です。[ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-05 03:47:46)

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