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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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101.  複製された男 《ネタバレ》 邦題に騙されてクローンとかのSF的な話なのかと思いながら見てみれば、なにやら初っ端から怪しげな秘密パーティ。 そして、全体的にセピア色の画面。始終目を押さえ具合悪そうな大学教授。 ふむ、では二重人格とか時系列ごちゃまぜのパターンなのかな、とか思ってみてたら、まさかの幻覚オチ? 思わず「なーんだ」と言ってしまいました。 では、度々出てきて、最後妻まで変身しちゃった蜘蛛ってなんだろうと思って検索しました。 蜘蛛は、ユング心理学的解釈で「嫉妬深くて、こどもを束縛する母」らしいし、キリスト教では蜘蛛=邪悪な存在」「罪深い衝動」の現れと解釈されてるようです。 なるほど、どっちのジェイクのシーンにも母親からの電話がありました。 大学教授の方のジェイクと母親の会話で「あなたは大切な一人息子で大学教授。三流役者とは違う」と言ってるので、役者の方が実際の自分なんですね。 不倫相手がメアリー。身重の妻ヘレンは、どう見ても6ヶ月じゃなくて臨月ですよね。 夫の不倫に悩んでた現実のヘレンはどうなったんでしょうか。 ジェイクは懲りずにまたあの部屋に行くんでしょうね。 私の解釈はこうで、見る人がいろいろ解釈する作品でしょうが、だから面白かったかというと、ちっとも面白くありませんでした。 お話がつまらない。90分なのに長く感じました。[DVD(字幕)] 4点(2014-12-27 18:45:00)《改行有》

102.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 何度もループするうちに戦闘能力が上がっていくという設定は面白かったです。 トム・クルーズは年齢を考えると驚異的な身体能力ですね。 ハッピーエンドで良いのですが、ラストがちょっと納得できない。 将軍に前線で宣伝するよう言われる場面より前に目覚めるんじゃないとおかしい気がします。 まあ、細かい突っ込みどころは無視して、微妙に変化していくループ後の状況とアクションを楽しめばいいとも思いますが。 [DVD(吹替)] 6点(2014-11-29 16:01:54)《改行有》

103.  るろうに剣心 伝説の最期編 《ネタバレ》 前2作が面白かっただけに残念です。 長くて無駄なシーンが多いのに、映像で見せるべきシーンはセリフで説明。 特に、奥義を得るまでの師匠とのやりとりが長すぎて飽きました。 大体「命に代えても奥義を得る」って変ですよね。 死んじゃったら奥義も活かせないでしょう。 そして、そんなに長々と時間使って会得したのに、最後の志々雄との対決は何故か4対1. そこは1対1で締めてこそ、見てる方にカタルシスが得られるのではないかと思います。 アクションは役者が皆頑張ってて見ごたえありましたが、多すぎてお腹いっぱい。 そして残念に思った決定打がラストの剣心のセリフ。 原作未読なので、ああいう風に気持ちをストレートに言葉にするキャラとは思ってなくて違和感覚えました。 また、それを受けての薫の「え!?」が酷い。 心底ビックリという反応なんだけど、そこは違うでしょう。 まさかそんな風に言うなんて、でも(嬉しい)・・・という感じの言葉や表情ではないですか。 いや、やっぱりもっと語り過ぎない表情や余韻で見てる側に委ねてくれないと。 いちいち説明しすぎなんです、全体的に。 今まで全然いいと思わなかった福山正治がかっこいいと思ったのと、やっぱり藤原達也は凄いなと思ったのは収穫でした。 [映画館(邦画)] 5点(2014-10-12 17:57:02)《改行有》

104.  SAFE/セイフ 《ネタバレ》 ジェソン・ステイサムが好きなのでつい見ちゃうんですが、どの作品も中身は似たり寄ったり。 守る対象が変わるだけで、一人で大勢を相手に戦って勝つ。 超人的な強さ。 私の中で、絶対負けないし死なないから安心して見れる娯楽作品として確立してるので、今後万が一ステイサムが死ぬような作品があったらどうしようと心配なくらい。 この作品も定番ですが、中国人の天才少女は良かったです。 数学の天才というより瞬間記憶能力者なんでしょうか。 それと、私には「子供だから可愛い」という以上の感想を抱けないビジュアルですが、欧米の方々にはもしかして「レオン」のナタリーくらい可愛く見えるのでしょうか。 この辺は疑問ですが、賢くて勇気もある点は気に入りました。[DVD(字幕)] 6点(2014-10-12 17:46:42)《改行有》

105.  探偵はBARにいる 《ネタバレ》 松田龍平好きの友達に薦められて見ました。 思ったより面白かったけど長いです。 後20分位削ってテンポ上げたらもっと良かったのに。 大泉洋の、二枚目を気取ってるけど限りなく三枚目、ちゃらんぽらんのようで筋を通すキャラはハマってました。 松田龍平も「まほろば~」よりこっちの方が私は好みです。 残念なのは小雪が大泉洋が見とれるほどの美人に見えないのと、 霧島への深い愛を感じられる描写が無かったこと。 へえ~そこまで愛してたの?何で?どこが?という感じでした。 でも、松田龍平目当てに次作も見ます。[DVD(邦画)] 6点(2014-10-12 17:39:20)(良:1票) 《改行有》

106.  サプライズ(2011) 《ネタバレ》 スプラッターホラーかと思ったら女ランボーのサバイバルものでした。 サバイバルキャンプってどんなのでしょう? 熊などに襲われたらこうするんだよ、とか父親の教えの回想シーンとかあれば面白かったのに。 相手がド素人で弱すぎるのか、たった一人の女性に大の男たちがやられていきます。 そういうのは嫌いじゃないけど、もう少しスリル・サスペンス要素がほしかったです。 犯人も途中でわかるし、殺し方も戦い方も、結構普通で目新しさがなかった。 最後の扉のトラップも、予想どおり。 エリンの恋人だけは意外でした。 意外というのは、もっと凄いどんでん返し用意して戻ってくるのでは、と思ったのに、 やっぱりそのまま一味だったのかぁという意味で。 全然合ってないタイトルだと思ったけど、皆さんのレビュー読んで、こんなに強い女性がいたことが犯人一味にとってのサプライズなのか、と思いました。 あと、動物のお面、なんの意味も無くてがっかり。 エリンが、相手を倒しても止めを刺すまで攻撃を止めないのが徹底してて良かったです。[DVD(字幕)] 5点(2014-08-10 15:43:04)(良:1票) 《改行有》

107.  カラスの親指 《ネタバレ》 皆さん書いてるとおり、長くてダラダラしてるのがもったいないです。 冒頭の競馬場のシーンや質屋のところは、詐欺の手口を説明するにしても長すぎて飽きました。 全体的にテンポよくすれば、あと30分は削れるでしょう。 最大の盛り上がり部分であろう闇金事務所のシーンも、金庫開けさせるまでがまどろっこしい。 絶対そんなにうまくいかないから~と思ってしまったので、ハラハラドキドキが味わえませんでした。 ただ、村上ショージの演技が思ったより良かったのでこの点数です。 あの外見と喋り方がラストの大ガラスへ繋がったと思うので。 親指のくだりは、へえーそうなの?と感心してやってみたら、人差し指も全部の指にくっつきました。 ちょっと残念。[DVD(邦画)] 6点(2014-07-07 23:49:02)《改行有》

108.  MAMA(2013) 《ネタバレ》 ホラーとしては余り怖くないです。 ママの正体がわかるまでは、姿もおぼろげでそれなりの怖さがあったけど、後半は実体はっきり見せて、幽霊というよりゾンビみたいだし、凶暴なので「恐い」になりました。 でも、死んでからも我が子を探し求める母親の哀しさは十分伝わってきました。 母性故、自分から子供を取り上げようとしている・またはそう見える人間を襲うのも わからなくはないです。 それなのにラスト、せっかく本当の我が子を胸に抱きながら、リリーが「ママ」と言った途端、我が子をポーイってぶん投げたのにはビックリしました。遺骨が空中分解。 100年以上も探してたのに、もうこっちじゃない、あっちだ、って、ママ、あまりにそこは薄情・・・ それがなきゃ、★はもう一つつけても良かったです。 子役がとても上手なのと、アナベルがどんどん母性に目覚めていくところが良かったです。 ジェシカ・チャステインは「ゼロ・ダーク・サーティ」の時と別人みたいで、こっちの役は黒髪のショートカットが似合っててキュートでした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-06-15 23:33:14)《改行有》

109.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 去年映画館で3Dで見ました。今更ですし、ここでの評価が高いので気が引けますが書きます。 映画館で3Dで見るべき映画だと思うし、映像は本当に凄いです。サンドラと一緒に宇宙にいる気分になれます。 でも、映画として面白いかというと面白くなかったです。 宇宙体験アトラクションをしてるみたいで、次々と襲ってくる敵(トラブル)をやっつけて地球に戻るというゲームみたい。 ほぼサンドラの一人芝居だから、どんなことがあっても絶対助かるに決まってると思ったし、トラブル克服も都合が良すぎてハラハラドキドキもそれほどでも無いし。 脱出ポッドは子宮、生還は地球での新たな再生(誕生)、重力を感じて生きている喜びに感謝する。というあたりは説明し過ぎと感じました。 娘と過ごしてる幸せな日々や亡くした直後の生活などの映像も織り交ぜると、もっとサンドラの悲しみや無気力から生への執着心の芽生えなどに共感できたかもしれません。[映画館(字幕)] 5点(2014-06-08 17:10:51)(良:1票) 《改行有》

110.  冷たい熱帯魚 《ネタバレ》 「愛のむきだし」が結構面白かったので、評判のいいこれも見てみる気になりました。 まず、埼玉愛犬家連続殺人事件を元にしてるということだけど、犬じゃなくて熱帯魚にした理由がわかりません。 犬より扱いやすいし予算もかからなかったから?タイトル活きてない気がするし。 でも、評判通り役者は良かったです。 特にでんでんは、ハマリ役。実際こんなに一見人が好さそうで押しも強ければ、ついつい言うなりになっちゃいそうな気もします。 妻愛子役の黒沢あすかも、体張った演技が演技と思えないくらいの凄さ。 エロいし、冷静な時とイっちゃった時のギャップもうまいし。 最後のほうで、キレた社本の命令に嬉しそうに「うん!」て言って従う姿なんて、無邪気で可愛いくらい。 血だらけで死体を解体してるっていうのに。 社本役の吹越満については、上手いんだけど、どうしても村田に引き込まれて言いなりになっていく気の弱さが感じられなくて、そこが残念でした。 全然弱そうに見えないので、最初に殺人を目撃してから助手にされていくのに説得力がなくて、いや、あなたなら、そこ言いなりにならないんじゃない?て思えてしまう。 あくまでも私のイメージですが。 娘との関係も、もう少し描いてもらわないとラストシーンのセリフがわかりにくかったです。 娘が母親の死後すぐに後妻を迎えた父親をどの程度憎んでるのか、愛情はあるのかがわかりにくいので、「やっと死んだかクソ親父」というバカ笑が、本心なのか、笑いながら本当は泣いてるのかわからないまま。 社本の「生きるってのは痛いんだよ」も唐突な言葉でした。 まぁ、人には全然勧めないけど、見て損はしなかった作品です。 死体解体シーンも思ったほどグロく思えなかった。というか、細かく切り刻んだ肉片だと、血だらけでも魚をバラしたような感覚で見れました。 以前、目の前で見たマグロの解体ショーの衝撃で、ちょっとその辺の感覚が麻痺したからかもしれません。 さすがに生首が出てくると気持ち悪いし、最後上半身だけまだ解体されてない村田によりそう愛子のショットは、こういう映画に慣れてない人にはトラウマレベルかもしれませんね。 この映画から得た教訓。 良く知らない人についていくな。ずかずか踏み込まれるな。 最初が肝心。悪人は善人の顔をして弱みに付け込む。[DVD(邦画)] 6点(2014-06-08 00:11:02)《改行有》

111.  キック・アス 《ネタバレ》 高評価のレビューが多いので観てみました。 深く考えないで見ればいいんでしょうけど、どうしても小学生の女の子が殺人マシーンというのに抵抗があって楽しめませんでした。 戦闘シーンは殺るか殺られるかだからいいとしても、笑いながら人の乗ってる車をスクラップにするところはゾッとしました。 ニコラス・ケイジって、作品を選ばないタイプの俳優ですね。 しばらくしたら忘れちゃうようなお話、というか忘れます。[DVD(吹替)] 4点(2013-09-29 12:37:22)《改行有》

112.  ウルヴァリン:SAMURAI 《ネタバレ》 日本が舞台なので、監督が日本的と思うものがてんこ盛り。 つっこみどころ多いけど、これまでの日本を描いた映画の中ではマシな方だと思います。 漁村や日本家屋は綺麗でした。 作品の一番のキモは、ウルヴァリンが不死身の再生能力を失って死の危機に陥るってところだと思いますが、能力を失うか否かの選択は本人が悩んですべき。 寝てる間に一方的にじゃ、ジーンの幻影と共に生の苦しみや死への憧れに葛藤して生きている設定が台無しです。 それと、冒頭で爆発の前に捕虜を逃がしウルヴァリンも助けようとするアッパレな矢志田青年は、最後まで良い人にして欲しかった。 大体、いくらバケモノになってしまっても、可愛がってくれた祖父を躊躇なく手にかけるマリコにドン引き。 ウルヴァリンの危機だけど、ワンシーン迷いをいれてくれないと。 真田さんも、ただの悪役。もったいない使いわれ方だし、実の娘を殺そうとする理由が浅い。 この監督に日本人の持つ肉親の情を描くのを期待してはいけないのかもしれないけど。 マリコ役はもっと美しい人はいなかったのでしょうか。 忍者のハラダも日本人の役者さんにしてほしかった。 日本語に違和感のある忍者はちょっと。 と、もういろいろ不満があるわけですが、面白くなかったわけではないです。 新幹線の屋根の上での戦いは興奮したし、ユキオは強くて可愛いので気に入ったし、ヒュー・ジャックマンの体造りを含めた頑張りはさすがと感心しました。 あの二人がエンドロール後に出てくるってことは、次回作はまた元のXメンなんでしょうか。 若い時の続きが見たいです。[映画館(字幕)] 6点(2013-09-23 22:50:38)(良:1票) 《改行有》

113.  ハウスメイド 《ネタバレ》 見終わって、え?これで終わり?と拍子抜け。 登場人物全員好きになれない変な人たちで、舞台が大金持ちのだだっ広い家の中で、ちょっと非現実的だから、もっと何かあるのかと期待して見てたけど、その見方自体が間違ってたようです。 ウニの復讐って、復讐になってるのでしょうか。 あの一家にはまるきり堪えてないみたいで、何だかな~という感じでした。 終始表情を変えないナミがどういうふうに成長していくのか、だけが多少興味が湧いた程度でした。[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-06-15 11:12:23)《改行有》

114.  リンカーン 《ネタバレ》 今まで考えたことなかったけど、確かに権利を保証し実現するためには法律から変えないとダメなわけで、リンカーンが成し遂げたことがどれだけ偉大だったのかに改めて思い至りました。 そして、リンカーンの人物像の描き方が秀逸。 ダニエル・D・ルイスの熱演もあり、実際はどうかはわからないけど、本当にこういう人だったんだろうなと思えました。 普段は寛大で穏やで、逸話や小話で人々を笑わせたりするけど、いざという時の決断力と意志の固さ、時には側近さえも欺くしたたかさ。 家庭内では問題を抱えてる一人の夫であり父親。 魅力的な人物像でした。 妻役のサリー・フィールドも素晴らしかった。何を演じても上手いです。 頭が良くて毅然とした態度で夫を支えてる賢妻と、息子を亡くした痛みから立ち直れない弱い母親の両面を上手く見せていました。 トミー・L・ジョーンズも、偏屈で敵だらけの頑固老人を演じてて良かったです。 修正案可決のためには欠かせない人物であり、彼が何故人間の平等を唱えているのかが終盤明らかになりしみじみしました。 ショックだったのは、ロビイスト役のジェームズ・スペイダー。 最初見たとき、どうかスペイダーではありませんように、と願ったのですが本人でした。 美しかった面影はどこへ・・・。 それにしても、今のアメリカ大統領を、リンカーンの時代の奴隷制度支持者たちが見たらどう思うでしょうか。[映画館(字幕)] 7点(2013-05-05 14:00:50)《改行有》

115.  ボクたちの交換日記 《ネタバレ》 そもそも、男同士で交換日記とかします? そこがまず違和感。それ言っちゃうとラストまでの話が成立しないから、取り敢えず交換日記をして、それによって本音をぶつけ合ったり自分の本心に気づいたりする、としましょう。 でも、なんというか話が平凡。 売れない苦労や、夢を思い出してからの努力や二人の絆や、片や売れっ子、片やまた自分の才能の限界を感じ相方と家族のために芸人をやめる、とか、全部が、あ~、よくある話じゃない?という感じ。 そして、17年後の再会の仕方もありきたり。 ビックリしたのが、17年も経ってるのに、娘だけが高校生に成長してて、他の人は全然老けてないということ。 ヘアスタイルや服装が変わったくらいで、老けメイクする気(させる気)なかったんですかね。なぜ、そこだけありきたり放棄したのか理解できず。 悪くは無いけど、見終わって余韻が残らないというか、何だか惜しい感じで終わりました。 主演二人の演技は申し分ないです。小出君はドアップでもイケメンだし、どの役柄でも上手にこなすなぁと感心。ラスト近く、伊藤君の、交換日記を探す時の演技にはグっときて泣けました。 でも、涙腺ゆるい私が泣いたのがそこだけっていうのも残念でした。[映画館(邦画)] 5点(2013-02-17 17:27:59)《改行有》

116.  ゼロ・ダーク・サーティ 《ネタバレ》 9.11からビン・ラディンを探し出して殺すまでの物語。 CIAの新人分析官が10年かけて、どうやって探し出したのか、それまでにどんなことがあったのかを2時間38分かけて描いていきます。 分析官が女性だったというのが話題の一つ。 多分、女性だったからこそビン・ラディンの居場所を突き止められたんだと思いました。こういう地味で根気のいる作業は男性より女性向きだし、根拠とか裏付けとかより、時にはこういう女性の勘だけに見える自信が必要なのではないかと。 実際には公表されてないステルス・ヘリも、きっとこういう形なんだろうなと思いながら見ました。 主演のマヤ役のジェシカ・チャスティンは適役でした。 見た目は華奢だけど、時として上司にもくってかかるほどの信念、拷問の場でも目をそらさない、意志が強く粘り強い分析官を好演していました。 ラスト、「どこへ行く?」と聞かれたマヤが何も答えられず、その後涙を流すシーンが、それまで生活の全てをビン・ラディン捜査に捧げてきたのだと改めて思い知った虚脱感・重圧からの解放・安堵感、全てを物語っていて上手いなと思いました。[映画館(字幕)] 7点(2013-02-17 17:08:17)《改行有》

117.  脳男 《ネタバレ》 原作を読んだのはかなり前ですが、とても面白かったので映画化と聞いて少し不安でした。 あの「脳男」をどう見せるのか、誰がどう演じるのかに全てがかかっていると思ったので。 結論から言うと、生田斗真で正解でした。 彼の出演作を見たことがなかったけど、清潔感のある容姿が鈴木一郎のイメージに合っていると思ったし、映画を見てますますピッタリだと思いました。 物静かだけど、一旦行動を起こした時の素早い身のこなしや、何かをじっと見るときの、感情を込めずただ見る、という無表情な演技も良かったです。強靭な肉体という設定に説得力を持たせるように鍛えてあり、病院で上着を脱いだ時の身体がとても美しかったです。 また精神科医鷲谷真梨子役の松雪泰子も良かったです。 彼女の弟やその命を奪った犯人との関係は、最初から何かの伏せん臭かったので、最後に脳男が「先生の一番大事な患者を殺します」というあたりでやっぱりね、と思いました。 それまで感情を抑えながら精神科医らしく振舞っていた真梨子が、拉致されていた子どもを抱きしめて慟哭しての感情の爆発は素晴らしかったです。 それにしても緑川を女性にする必要があったのでしょうか。彼女の描写がただのサイコパス過ぎて、宣伝にある「心の闇」が伝わらなかったです。真梨子の治療法を鼻で笑って「そんなんじゃ救えない魂もあるんだよ」というセリフがラストにも繋がるので、もう少しキャラクターを掘り下げて欲しかったです。 緑川たちが脳男が乗った護送車を襲撃するときの警官たちの弱さや、仕掛けられた爆弾を探すときの雑なやり方は有り得なさすぎて見ていられなかったけど、全体的に良く出来た作品でした。[映画館(邦画)] 7点(2013-02-17 16:35:32)(良:1票) 《改行有》

118.  BECK 《ネタバレ》 今はそれぞれが主役を張れる役者を揃え、バンド結成に至るまでや練習シーンなどコユキ寄りでワクワクして見てたのに、最後まで歌わないということで全て台無しでした。原作はどうあれ、映画ではダメでしょう。佐藤健本人でもいいし、下手なら吹き替えでもいいから歌わないと。観客はちゃんと脳内変換して「誰もが心惹かれる歌声」として聴く準備してるのに、監督は役者も観客も信用してないんでしょうか。[DVD(邦画)] 3点(2013-01-28 22:31:29)(良:2票)

119.  LOOPER/ルーパー 《ネタバレ》 なかなか楽しめました。 ルーパーの設定が良く練られていると思います。 時間通りに未来から転送されてくる人間を撃ち殺すだけの単純作業は簡単だけど、失敗は即自分の死を意味する。例え転送されてきたのが未来の自分だとしても殺さなきゃならない、という点も含め余計な感情を排除するための覆面ですね。 ただ、セスが失敗したとき、組織はただヤングセスを殺すだけでオールドセスも消せるのに、あそこまでする必要はないのではないかと思いました。セスが哀れ。 予想では、ブルース・ウィルスだし、てっきり未来の世界を救うためにレインメーカーを殺したいのかと思ったのに、妻の為という極めて個人的な理由で、しかも幼い子供を手にかけるという悪人なのが意外で面白かったです。 ラストは、せっかくキッド・ブルーがガットン銃を持ってきてくれたんだから、オールドジョーを撃って、3人で農場で暮らすというハッピーエンドもありかなと思いましたが、ヤングジョーも散々人殺ししてきたんだからあれで仕方ないかなとも思いました。 特殊メイクとジョセフ・ゴードン=レヴィットの演技力で、本当にブルース・ウィルスの若い頃に見えたし、子役も含めて役者陣はとても良かったです。[映画館(字幕)] 7点(2013-01-28 21:49:23)《改行有》

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