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プロフィール
コメント数 299
性別 男性
自己紹介 基本 SFとアクションとコメディが守備範囲。
映画通ではなく、中レベルの映画ファンです・・。
苦手なジャンルや興味のない映画は元から見ないし、観て良かった作品ばかりレビューしてるので、8~10点ばかり付けてしまいます。
期待した作品と、期待してなかった作品で、評価が上下してしまう癖が
あります。あと話題の大作とかには、評価は辛目です。

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101.  パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 9点にしてみたり、7点にしてみたり悩んだ挙句の8点。 前情報入れ過ぎで見てしまい、驚く事は出来なかったが、素直に面白かった。 1歩引いて考えると、これだけの金持ちが、自宅に他人を何人も招き入れるのに 素性の確認もせず、室内に監視カメラも付けないって、どんだけ能天気なのかとも思う。 ストーリーを都合よく進めたいが為の、甘々な設定が多い。 本当に貧乏なら、金持ちに直ぐ見破られてしまうのだが、鈍感なセレブという設定かな? 更に欺いた相手の家で、あんなにハメ外して宴会するとか、緊張感のない犯罪一家。 万引き家族にも似た、浅はかでアンダーグラウンドなアジア家族の描写に、当のアジア人である自分は ついイライラしてしまう。 それでも、後半のバイオレンス展開からラストまでは、引き込まれてしまった。 情報が無ければ主人公は誰なのかすら間違えそうな脚本がイイ。予想の斜め上の結末に唸ってしまった。 なーんだ、アッサリここで爽やかにエンディングかと思わせておいての、ラストショットで、また唸る。 かつての映画、未来世紀ブラジルを思い出しましたよ。 このラスト良いです。 映像も音楽も、韓国感覚丸出しではなく、落ち着いたもので、欧米の映画ような品格があります。 変な韓国歌謡曲で終わる映画多かったので、その分、今回は新鮮でした。 アカデミー賞を取るに相応しい映画かというと、肯定も否定もない。あの賞自体が以前から 迷走しきりなので、比較された作品の方に要因があるのかも。 今回は、ヘイトは慎みまして、素直に称賛を送りたい。ホント、なかなか面白かったですよ。 あと、お色気シーンが独特です、肌は見せないけど、超エロい。この濡れ場はありそうで無かったかも。[映画館(字幕)] 8点(2020-02-13 19:15:40)《改行有》

102.  ライオン・キング(2019) 《ネタバレ》 はいはいはい、超リアルな動物CGの出来栄えを見せたい映画に拍手。 あまりにリアルで、ついに到達しました→「アニメの実写化によるガッカリ領域」へ・・ 歌っても違和感、戦っても違和感、話していても違和感・・・ 自分には無理でした。 でもって、お話はいつも通りのお花畑・・ どこが売りの作品なのか・・?? 子供向けなお話ですが、子供に見せるなら前作のアニメバージョンが正解だと正直思いました。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2020-02-05 22:49:25)(良:2票) 《改行有》

103.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 《ネタバレ》 ちっともタランティーノしてないが、終盤10分だけはあの監督らしいかな? 60年代ハリウッドの裏側を描いた映画で、誰かの自伝の様相だけど、主体が何なのかつかみどころが判らない。 ベトナム戦争、西部劇の衰退、ヒッピーと薬物LSDの全盛。この時代のノスタルジーは堪能できる。 とにかくどこでタバコ吸って当たり前の時代。かのコロンボも訪問先の家でも本屋の店内でも葉巻吸ってましたね。 ブルースリーも活躍する、そんな時代に浸るには、もってこいの作品。 でも、それだけかなあ。  なんだか中身が無い感触。 まあ主演の二人は良かったですよ。だらしなくて、情けなくて、カッコ良くて、ヤバイ。 悪くないけど良くも無いかな。[DVD(字幕)] 5点(2020-02-05 22:34:09)《改行有》

104.  ジョーカー 《ネタバレ》 アカデミー予想の話が先行する話題作でしたが、肌にあいません。 ゴッサムシティの格差社会が、セレブのバットマンと、ハーレムのジョーカーを生み出す構図を 映画にしたのでしょうが、不幸な境遇を世間のせいにして殺人の言い訳にしてるとも言える。 どいつもこいつも、登場人物が屈折していて、誰にも同感できない違和感の続く映画。 確かに、ゴッサムシティは欠陥だらけの都市だ。こんな街なら犯罪者も増えるだろう。 だがジョーカーはヒーローにはなりえない。だからこの映画の存在意義には多少だが疑問がある。 ウケたのは、バットマンとジョーカーが異母兄弟の話が出て来るあたり、しかしこれは母親の 妄想だと判明。更に自身の脳障害が、母親からの虐待の結果だと判る終盤。ショックを受けると 笑いが止まらなくなる病気の自分に絶望し、母親を殺し、憎しみの象徴のTVタレントも殺し、 ピエロのサイコパス完成と・・・ その後の、バットマンとの戦いはすっ飛ばして、逮捕され収監されているラストシーン。そしてかつての、 セラピストだか相談員だかとの再会で幕になる。 うーむ、アカデミーにふさわしいのかなあ?[DVD(字幕)] 6点(2020-02-05 22:00:37)(良:1票) 《改行有》

105.  ジョジョ・ラビット 《ネタバレ》 まあまあ良い映画という感想です。 予告編見て、コメディなのかと勘違いして見に来たら、少し違いました。予想より重い内容のお話でした。 使われている楽曲が、実際の40年代ではなく 60年代以降のポップスなのが変ですが、戦争を知らない世代の 拒絶反応を和らげる効果はありそうです。 10歳の少年の目線で描かれる戦時下の生活。レジスタンス狩りの恐怖を、他人事から身近な現実へと変化する中、 母親がユダヤ人の娘を匿っていた事で、主人公に降りかかる辛い出来事。 しかし、どうなんでしょうか? ちっとも暗い映像にはならない・・。天気のいい日ばかりだし、ゲシュタポも 殺気が感じられないし、どこか呑気な感じがする。多分、戦争は終盤で、敗戦間近の為、市内のユダ狩りどころで は無くなってなっていたのだろう。 母親の出演シーンが少なくなって、少年が突然その死体と対面するシーンは、母親の靴しか映ってないので、勘が 悪い自分は、誰の靴にしがみついて泣いてるのか理解が遅れました・・。ユダヤ人やレジスタンスの縛り首の死体は 見せるが、母親の死体は見せない姿勢は、どうなんでしょう。もう少しヒントくれてもと思ってしまうが・・  少年は多感な思春期で、異性を初めて意識する年頃。そして、存在してはイケない秘密の家族との接し方は、迷走を 極めてしまい、相手を突き放したり、必死に関係の修復を図ったり。 少年あるあるのエピソード。 尊敬して崇めていたヒトラーへの思いは、身近な現実で段々と否定されていき、母親の死によってついに対極に至る。 最低の奴かと思っていた少年兵団の訓練教官は、実はイイ奴だったというのが救いでした。実際救われている。 戦争が終わり、ついに外へ出る少女。何を叫ぶでもなく、開放感をかみしめるように踊る姿で終わる物語。 これからの生活がそんなに容易なものではないのだが、つかのまの幸福感で観てる側も満たされました。 背中に爆弾付けられて突撃させられる子供も居たり、笑ってはイケないシーンが少なくないのですが、終戦後に 生き残った親友との再会シーンがイイ。「早く帰ってママにハグされたいんだ」に頬が緩みました。 いろいろと不思議な映画です。 最高かどうかはワカラナイけど、過去に例がないし魅力も多い映画でした。[映画館(字幕)] 8点(2020-02-05 21:35:39)《改行有》

106.  この世界の(さらにいくつもの)片隅に 《ネタバレ》 元の作品は3つ県の映画館で8回鑑賞。 DVDも買いましたが、今回の長尺版は待ちくたびれて、やっと今日見れました。 予定では満点のはずだったのですが、どーも長くなってヨカッタ部分だけとも言えず微妙な感想。 元々戦争がメインテーマではなく、あくまで当時の世相の中での、女性すずの人生がメインの映画。 今回の追加シーンは、すずと水原の幼なじみからの恋、周作と遊女リンとの恋、という四角関係を、 より強化補足するのが目的だったと聞きます。実際その通りの仕上がりでした。 ただ、セリフが原作マンガ本の通りなのに、なんだかしっくり来ないんですよね。 文字で見た印象と、声で聴いた印象がこんなに違うとは逆に驚きましたが・・。 もし、自宅でDVDで字幕出して見ていたら気にならないのかもしれません。 マンガ本だと、前のコマのセリフを読み返せるので、意味が分からずに進む事は無いのですが、 映画館では不可能。その辺は映画的に修正してみても良かったのではと思ったりして・・。 いずれ、若い男子にあるあるの、「好きな子には意地悪してしまう」のシーンは新鮮でした。 気になっていた周作とすずの夜の営みのシーンも、追加されました。ほぼ原作通りですが、 すずが、周作に握られた手をそっと払うシーンは、原作には無いもので、ここは映画的修正でしょう。 音楽も若干の変更があります。特に違うのは、エンディング曲。「タンポポ」は新しいアレンジ。 その後のエンドロールの曲は初耳。 前は「すずさん」という曲名でしたが、白木リンのエピソードの部分。 曲名が違うのを、監督は気にしていたのかなあ・・。サントラの「りんさん」名義の曲は30秒でしたが あの曲を長くしたのか、全くの新曲なのかは、まだわかりません。前の方がしっくり来るような気が・・ いずれ、当時の女性の暮らしや恋愛事情を更にクローズアップする目的は成功しています。 より原作に近いものに仕上がっています。 どちらが正解だとか、どちらが上出来なのかとか、比較すべきものではなく、どちらも良い映画に変わりは ないと思います。 年寄りには、トイレが心配な上映時間でしたが、客席の20人程の同輩の面々、皆持ち堪えたようです。 ただその中で1人、イビキかいて寝てたジーサンが残念でしたが・・(笑[映画館(邦画)] 9点(2020-01-03 18:40:17)《改行有》

107.  コンフィデンスマンJP 《ネタバレ》 あくまで脳天気コメディとして見れば、楽しめます。 ドラマ同様、気になる点は少なくない。 謎が多いとはいえ、実在の有名人を長期間騙るのは、あり得ない。すぐばれるよね。 日本の大手のヤクザのボスが、はした金と言いながらも、20億も30億も盗まれたら 笑って終われるわけがない。次こそ東京湾の底だ。同じ部屋に住んでいたらすぐに消される。 モナコがスパイで送り込まれた時点で、住処は特定されていたのだから。 ここは、悪党が投獄されてお礼参りに来られなくなるとかのストーリーの方が良かったかも。 その辺の無理な設定を、見て見ぬふりでコメディとしてなら、笑い飛ばせます。 とにもかくにも、長澤まさみの、ぶっ飛びキャラ変化に、いろいろな意味で感服したので 点数は追加せざるを得ない。よくもこんな役引き受けたもんだと思いつつ爆笑でした。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2019-12-31 00:18:31)《改行有》

108.  ターミネーター:ニュー・フェイト 《ネタバレ》 サラ・コナーがカッコイイ。ストーリーはイマイチ。アクションとスペクタクルは上出来。 サイボーグお姉ちゃんが、MADMAXのシャーリーズ・セロンに似た雰囲気。 問題のシュワちゃんの役どころがねえ・・ 人間愛に目覚めたには、目が点になった・・。 かなり引きましたが、それを差し引いても、たたみかけるダイハードな戦闘の連続は楽しかった。 よーく考えると、イマイチな設定とストーリーですが、大スクリーンと大音響でみるアトラクションとしては 満足度がありました。ストレス解消になったので良しとします。[映画館(字幕)] 8点(2019-11-14 00:20:46)《改行有》

109.  スノー・ロワイヤル 《ネタバレ》 結論、イマイチ消化不良。 スカッとはしません。  途中までは、イケイケでテンション上がって来たのに、クライマックスでの 主役の活躍が乏しい。  しかも、最後に空から降りて来て死んだのが誰だったのか、良くわかりませんでした。 まさか、マフィアの一味の一人が、抗争銃撃戦が終るまでお空で遊んでいた? 全てが、ブラックジョークなのかもしれないけど、滑ってばかりじゃあねえ。 誘拐した子供が、変に懐いて来て、「ストックホルム症候群って知ってる?」には苦笑。 とにもかくにも、コピーにあるような除雪車の活躍も少ないし、イマイチ盛り上がらない。 帰宅してから調べたら、同じ監督の5年前の「ファイティングダディ」を、セルフリメイクだとか。 速攻見比べてみたら・・・唖然? 似てるなんてもんじゃないよコレ。 ストーリーどころか、カット割も、セリフも全て同じに近い。違うのは役名とキャスティングだけ。 新しい俳優さんに同じ台本配って、撮影監督も前作を手本にしてるとしか思えない仕上がり。 何から何まで同じなので、今作への不満な点は、前作でもそのまま弱点になってる。 だから駄作かと言うと、微妙に面白くもある困った映画。ウザイ演出や撮影で滑りまくりの タランティーノ作品にくらべ、こちらは渋い演出ではありますが、いかんせん主役の存在感がない。 娯楽作品を撮りたかったのか疑問がある。 ラストで、息子を殺された親父同士の癒しの空気とか、親父を失った反面、解放されて自立した少年とか 峠を越えた感情に包まれていたのに、突然の下っ端の死亡シーンで幕って・・・どうしたらえーの? ここでゲラゲラ笑って欲しかった? チョット何言ってるかワカラナイ。 できれば、違う監督と違う台本で再トライしてみて貰いたいかなあ。 田舎なので、公開が遅れて、「天気の子」と同日公開。あちらは日に10回上映なのに、こちらは 昼の1回だけで、翌週の木曜までで終了。 迫害か?と思ったけど、確かに売れないかもね。[映画館(字幕)] 5点(2019-07-21 22:40:41)《改行有》

110.  空母いぶき 《ネタバレ》 そりゃ満点ではないですが。 娯楽映画を期待して観に行った自分としてはある程度満足です。原作は知りません。 公開前に総理役の佐藤氏がお騒がせしてましたが、映画の中では普通にお仕事されてました。 昔から日本映画はヒューマンドラマに時間使い過ぎて、低予算の為見せ場が少ないのは覚悟してましたが 少々改善してます。アメリカ軍の「ファイヤー!」よりは日本軍の「撃てー!」がハマりますね。 レーダーのシーン、アニメ「パトレイバー2」の幻のスクランブルを思い出しました。雰囲気もあって 盛り上げ方としては良いです。 端々に、気になる演出があります。運悪く居合わせた女記者が、生気の無い病人然として変なのとか、 戦争の危機感で世間が買い溜めに押し寄せてるのに、何も知らずに朝を迎えるコンビニ店主も変。 松坂君が撃たれて死ぬシーンも、引っ張り過ぎ。致命傷で即死なのに、撃たれてから倒れるまでが長過ぎ。 倒れないでいられるくらいの症状なら、直ぐに救護措置するはずなのに、皆見てるだけの違和感。 捕虜になっても諦めず1人で抗った敵兵士も、少し話しただけで泣き出すとかもねえ 戦闘兵器の知識が無いのでアレですが、迎撃ミサイルって、あんなに上手く正面衝突可能なのかなあ? デコイとかフレアとかの囮アイテムの効果も、敵と味方で、こんなに差が出るものなのか・・? いろいろ都合の良い描き方ですが、娯楽映画としての戦闘シーンならこんなもんでしょうか。 それぞれのセリフって、やたらキザっぽいんですが、原作漫画の通りなのかなあ?真っ直ぐな視線で あのセリフ・・ かわぐち氏の他の漫画「沈黙の艦隊」を思い出します。 チョット着いて行けない。 気が付けば、気に入らないポイントばかり挙げてしまいました。 しかし、総じてはなかなかの映画だったような気もします。てか、今までの日本のこの手の映画が あまりに陳腐で、お涙チョーダイばかりでヘンテコなクライマックスの後に、人気歌手の歌で終るとか みんな同じで、飽きてウンザリしてたからなのかも・・ 今回は歌ではありませんでした。良しとします。 政治的なドラマ部分は、シン・ゴジラの影響なのか丁寧に纏められてると思います。これが無いと 娯楽映画の中でもおバカアクションカテゴリに陥ってしまう。 専守防衛の定義が足枷になって動きの鈍い自衛隊が、時間の無い中で攻撃方法を模索するとか、他の国には ありえないシーンですが、これも日本という国独特のモノであり、ちょっと上手く行き過ぎですが良しとします。 この外せない基本設定の上で、ギリギリ上手く行くというところが娯楽映画でしょう。 現実には無理っぽいところを、なんとか切り抜けるってとこ、娯楽映画なら当たり前ですからねえ[映画館(邦画)] 7点(2019-06-27 23:46:08)《改行有》

111.  トランス・ワールド 《ネタバレ》 これは素直に面白かった。 アイデア一発の、見せ場なしの低予算SF。序盤のサスペンスホラーの予感は見事にハズレ・・(笑 山小屋サバイバルが、微妙にアンリアルで気になったけど、問題ではない。 空爆シーンの日本ドラマ並みの安いCGも残念だけど、問題ではない。 話が進んで、場所が違うとか、時間が変だとか、段々面白くなってくる。 もう少し予算得て、リメイクされて欲しいかも。 見た人は結末知ってるから意味無いけど、未見の人の為にですね。[インターネット(字幕)] 8点(2019-06-23 12:36:54)《改行有》

112.  海獣の子供 《ネタバレ》 映像はキレイでした。  顔のキャラはイマイチですが、デジタル技術と手描きのハイブリットアニメの絶妙なバランスでした。  でもなあ、肝心の物語がイマイチ面白くない。元は同じモノだとする海と宇宙の壮大なイベントに対し  陸上のヒトや動物は置いてけぼりの世界観が片手落ち感でモヤモヤしてしまいます。  後半の抽象的描写が長過ぎて、飽きた頃に、「よくあるDNAモデルの絵」に「やっちまった感」が。  ヒトが泳ぐシーンも、物理的にオカシイ動きで、超能力での推進力なのか違和感ばかり。  で、「祭り」と呼ばれるイベントが何だったのかも意味不明で、不思議な生い立ちの兄弟が居なくなっただけで、  世の中は特に変らないその後・・。大真面目に研究捜査してきたどこぞの国の政府も、その結果は描かれない。  大きく歳の離れた弟だか妹の誕生が、何かの象徴なのだろうか?   原作の通りならば、原作の問題なのでしょうが、自分には相性が良くない。悶々とした感情のままエンディング。  米津玄師のテーマ曲が、一気に現実に引き戻してくれる。体に染み渡る幸福感に包まれたのは収穫でした。  と、そのまま不思議な幸福感で帰ろうと思ったら、続きがあったのにはビックリ。なんですかねえ・・?  確かにヒトを選ぶ映画でした。[映画館(邦画)] 5点(2019-06-21 07:41:03)《改行有》

113.  ミックス。 《ネタバレ》 先週放送のエイプリルフールズが、なかなかオモロかったので期待したが、コレはイマイチ。 ガッキーのファンなら、コレでもいいんだろうけどねえ・・。 スポーツモノの振りして、ラブコメ感が強過ぎたかな。期待したものとは違った感が残る。 広末涼子がヤンキーの本性を解放したラストシーンが笑えた。[地上波(邦画)] 6点(2019-05-12 15:13:14)《改行有》

114.  エイプリルフールズ 《ネタバレ》 昨年かな、最初の15分くらいで、見るのやめました。 先日テレビで放送してたので丁度その続きを見てしまい・・ラストまで笑い転げました。 メチャクチャな誘拐の件、リュックが交換されたのに気が付かない点、納得困難な箇所は 少なくないのですが、それを挽回するギャグが良い。 見所は、松坂君のクズ男っぷり。戸田恵梨香ちゃんのキレ女。子役時代の浜辺美波ちゃん。 それぞれの俳優の普段と違うキャラも楽しめました。 ドラマ・リーガルハイのサブキャラの小池栄子さんが、「井出君」を呼んだシーンも爆笑。 その井出君は、久保田正孝君とゲイのカップルで出演・・。 全てのエピソードが爆笑というわけでも無いんですが、なにしろ皆関係者なので我慢です。 冗長なのは、皇室のフリしてた年配夫婦の歌と、宇宙人勘違い少年のラストシーン。 その辺は、テンポがガタ落ちで間延びなので、もっとアッサリ編集して欲しい。 笑えて、感動もありで、全部繋がって行く面白さがあるバランスのいい映画。 豪華な多数の俳優陣の無駄使いに見えますが、それぞれの持ち味が充分に出てます。 怪しい占い師の予言に絡む、高嶋政伸と岡田将生も面白いキャラになってます。 どうして前回見るのやめたのか・・今頃後悔してます。 ちなみに録画してもう一度見たら、1回目より2回目の方が笑えました。自分にはツボかも。[地上波(邦画)] 8点(2019-05-07 15:58:57)《改行有》

115.  砂の器 《ネタバレ》 あれ? おかしいなあ・・・ もっと名作だった記憶がありましたが、今回数十年振りにアマゾンで見たら違和感だらけ。 犯人の衣類の処分方法があまりに幼稚です。わざわざ電車で遠出して車窓から捨てるのって変です。 切断したら血の色が解らないように墨汁でもかけて、ゴミに混ぜて回収に出すか、トイレに流すだけでOKなのに・・ 三木や、千代吉が、10歳未満の幼少期の顔しか知らないのに、グラサンかけた30男のモノクロ写真で一発特定って どんだけ都合がいいのか? せめて高校時代の顔とかならまだしも・・  3歳から乞食生活して、自転車屋の和賀家の孤児に成りすました後、日本を代表する有名な音楽家になる過程が 全く描かれてなくて超気になるのだが、捜査会議の面々は誰も気にしてない。 発見した切れ端の血痕、血液型がO型だと判明して「遂にやったな!」て・・DNAじゃないんだから・・ 三木も、名前まで変えて有名人になってる和賀に対して、ドンだけ迷惑な訪問になってるのかを察する理性が無い。 「誰からも尊敬される、良くできた人物」とは真逆の、空気読めないノータリンに成り下がってて苦笑してしまった。 なんか色々とヘンテコな物語で、気になり始めたらもうダメです。 30年前なら10点満点にしたかもしれないけど 今の自分には無理でした。 千代吉さんの迫真の演技に敬意表して2点足しましたが、ホントは4点ですねコレ。[インターネット(邦画)] 6点(2019-04-09 21:59:54)《改行有》

116.  孤狼の血 《ネタバレ》 日本で一番・・ていう映画観たのなら、こちらも観るべきとの事で・・消極的に試聴。 で、暴力団と警察のバランスは、どうあるべきですかね。締め過ぎると地下に潜って見えなくなる。 だから、適当に泳がせて置いた方が・・。という大上の持論。 大上が握っている警察上層部の弱みも、大上のワナだった可能性も否定できない灰色。 どこを見ても、真っ白は居ない世界。それでも大上はカタギから被害者が出たら許さないという ボーダーラインを確立していた。 どうなのかな? カタギに被害が出ないようにヤクザが生きていける世の中が正解なのだろうか? で、対照的な存在として日岡が相棒になる。ただの新米かと思ったら、実はグレーの警察幹部によって 送り込まれた内偵という展開。 話は面白いです。グロイ描写が多すぎて疲れますが、仕方ないのかも。昔のヤクザ映画は温かったけど 今時のそれらは、エログロばかりだし。 ただ、途中から極悪大上の印象が、急にいい人に変り過ぎて、置いてけぼりになってしまった。 一之瀬を裏切る日岡の動き方も、どーも不自然だし、いろいろと適当な流れが気になる。 いずれ背後から襲われる危険があるトコへ一人で捜査に行くとか、感情だけで話が進んでて違和感が残る。 まあ、大上亡き後を、日岡が完全に引き継ぐのか、改革を始めるのか気になるとこでエンディングへ。 ヤクザの仁義とか勝ち負けとかどうでもいい側からしたら、もっと豪快に暴れて欲しかったかなあ。 ヤッパリこの手の映画は苦手です。アクション映画と違って、苦痛ばかりの印象。 嫌いなので低評価にしようと思ってましたが、見る角度によっては光るモノがあると感じたのでこの点数で 逃避します。エロは並みですが、グロは耐性必要です。[DVD(邦画)] 7点(2019-03-03 12:44:36)《改行有》

117.  わたしは、ダニエル・ブレイク 《ネタバレ》 20年前は、自分はパソコンなんか使うわけが無いと思っていた。 5年前は、自分がスマホなんか使うわけが無いと思っていた。 時代はどんどん変って行く・・ 必死で世の中に付いて来たつもりだが いつかは年老いて置いてけぼりになるのかも・・ その時自分の生活はどうなるのか・・? いろいろ考えてしまった映画ではある。 もう一方、シングルマザー側のストーリーも辛い。 母親は学生だったのか・・ 子供二人抱えて片親で、学校に戻りたい? 厳しいよねえ。 解決策を見出せない弱い人達に充分な福祉があれば、それに越した事はないのだが 不正受給が増えても問題だ。 ゲゲ! 映画の批評じゃなくなってしまった。 問題提起のドキュメントとしては成功だけど、映画としては・・満点とは言えないかも。 ちょっとアッサリし過ぎでした。まあ逆にそこがいいという人も居るでしょう。 残された母子のその後が描かれないのがね・・チョット残念。[DVD(字幕)] 7点(2019-03-02 00:13:07)《改行有》

118.  日本で一番悪い奴ら 《ネタバレ》 タイトルと、ポスターと、キャスティングで、少々失敗した模様。 一番悪い奴は誰なのか? ← この疑問符があれば意味は通じるが それでもダサい 柔道のチャンピオンに見えないし、ポスターもコメディなのかドキュメンタリなのか意味不明。 ただ、この最低野郎を演じられる俳優って、人気俳優では少ないので綾野君は偉いとも思う。 で、中身はというと、スポーツ優遇で警察に入ったものの、仕事も出来ずオロオロしてたら 悪徳刑事の舎弟になり、悪の道へ。師匠が逮捕されて、代わって悪徳刑事のアタマになり、 更に道を外れて行く。廻りの刑事も上司も、そんな諸星を利用して点数稼ぎするから、もはや 歯止めは効かず、ついに協力者に裏切られ、大金持ち逃げされて一大事へ・・もうグチャグチャの展開へ 「銃器の取り締まりで成果を出せ」と責められた道警の面々、「普通に捜査したって、1丁も出ないよ」は 本音なんだろうな。別件でガサ入れで偶然発見とかならまだしも、後は命がけの潜入か、スパイを使うしか・・。 それでも結果出さないと、立場がヤバいとの理由で、「警察官が銃を買って来て押収した事にする」という 「ヤラセ・捏造」が横行していくという、本末転倒な警察組織への変貌。 銃を買う金が足りないからと、麻薬の販売で資金調達に至っては、もはや魑魅魍魎の組織へ・・ 最後は、自分も麻薬常習者になり、逮捕されてしまうが、回りや上司の多くは逃げ切ってしまう。 恐ろしいのは、破綻のキッカケになった自首したスパイが、留置所で自殺した事になってる件。 警察内部のヤミの力で、口封じされたとしか思えないトコ。ここは背筋が寒くなった。 まあ、元が実話なのでストーリーはさておき、端々のコメディ調の音楽がどーなのか? 女性との 性行為のシーンがしつこい。Vシネマかと思った。 それでも諸星がダークサイドへ転落する動機や 「軽率な判断力の持ち主」を象徴した音楽だったのかも。 良く「事件が起きてからしか役に立たない」と警察は言われるけど 「事件が起きる前の捜査」は非常に難しいという事を、考えさせられる映画だった。[インターネット(邦画)] 6点(2019-03-01 13:22:19)《改行有》

119.  ライトスタッフ 《ネタバレ》 基本長過ぎ・・ アメリカの宇宙ロケット開発の歴史映画だけど ドキュメンタリー調でもあり、どこを切っても娯楽映画ではない。3時間13分は疲れる。 運転免許の違反者講習並みの忍耐必要・・。 申し訳ないが、コチラが見たいのはロケット技術の話と、その映像であって、パイロットの プライベートやら、家庭の事情とかではない。できれば政治家の葛藤とかも要らないくらいだ。 その人間ドラマ部分を全て削ったら、多分1時間程度の尺になるだろう。ダラダラ感がキツイ。 最初の搭乗員をサルにしてしまい、気落ちした飛行士に誰かが「どーせサルでもできる仕事」との問いに 「サルは任務がどんなに危険なのかを知らない」「我々は知った上で機に乗り込む」との会話。 この言葉は重い。無人実験の大爆発を繰り返し目撃した後で、搭乗する精神状態は半端ではない。 ここら辺はカットできない部分でしょう。 アポロ計画の前段階、マーキュリー計画の映画なので、そこで終わりになるのですがどーもピンと来ない。 新しいテクノロジーでトラブル連続の中、有人ロケットのリスクは伝わりました。 それを伝えるドキュメンタリーとしては良いと思います。ただ「二兎を追うものは一兎をも得ず」ですよ。 女房事情、下半身事情、政治の事情も全て入れたら、食い過ぎで腹を壊しますってこと。 ホント長かった[DVD(字幕)] 5点(2019-02-27 17:03:33)《改行有》

120.  翔んで埼玉 《ネタバレ》 原作は知りません。 ネットで漂流してる原画は何枚か見たので、少女マンガ調の絵なのは把握。 予告編の動画があまりに良い出来なので、どれ程面白いのかと期待値上げ過ぎました。本編はそれ程でもない。 面白いトコは予告編に8割使ってしまってました。その編集も素晴らしい、予告編作成担当の神センスに唖然。 もうその予告編担当者に映画製作して貰ったらどうなのか? と言いたくなるほどに、本編はダラダラしてます。 仮想の世界といいながら、地名はそのままで、ディスリまくり。ちなみにこの仮想世界の有名人もそのまま・・ Xジャパンにアルフィーに、竹野内豊に桐谷美鈴に、小倉優子に小島よしお。まんまやねん。 埼玉だけコキオロシてるわけじゃなく、千葉も群馬も茨城も被害甚大。てか、本編は実際の世の中のラジオから 聞こえる都市伝説物語であって、劇中劇になってました。ソレはソレで面白いのですが・・詰めが甘い。 花嫁の両親のあの夫婦喧嘩は、埼玉vs千葉の取っ組み合いにして貰いたかった。 お高く留まった東京都民同士でも、白金や麻布クラス、渋谷中野・世田谷、そして立川・八王子ではクラスが違い 制服も発言力も差別されている始末。出身と居住地で完全に階級制度の世界。それらをネタとして最大限に利用。 コメディとして材料は揃ってるのに、どこで調理方法を間違えたのか・・映画としては半端な感じ。 笑いは少なくないけど、笑えないシーンがダラダラし過ぎ。もっとキレまくって欲しかった。いやGACKTは 悪くないです。まさにハマり役でした。評判悪いけど、ふみチャンのキャラも馴染んでます。 あとはコントのセンスにキレがあればねえ・・ 惜しいなあ。 数年後に、新しい監督と脚本家で、リメイクして欲しい。 このままでは勿体無い。原作を超えておバカに宜しく。[映画館(邦画)] 7点(2019-02-26 22:33:41)《改行有》

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3206.69%
4237.69%
53612.04%
63311.04%
76421.40%
86923.08%
93210.70%
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