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101.  カメラを止めるな! 《ネタバレ》 観る前から、前半がゾンビ映画で後半がそのメイキングということを知っていました (ただし、実際はテレビ番組でしかも生放送でした。微妙に違う情報が入っていました) 普通に面白い映画ですし、単純に撮影は努力賞モノですが 極度にネタバレを厳禁とされるのにはまた別の理由がありそうです もし仮に自分がこの構造に気付かずにアッと言わされたとしましょう そうなったら絶対それについて人と話したくなるし、共感を得るためには薦める相手にも自分と同じくアッと言わせるしかない そういう心理的メカニズムがあってのことです 個人的にはネタバレされても十分面白い映画なので(ただし、マナーとしてどんな映画もネタバレしてはなりません) 構造だけに頼ったただのびっくり箱ではなくてよかったです。ちゃんと面白い映画でした けれど、ネタバレを気にされ過ぎて構えてしまった分、メイキングのその先にもう一段階、 今までにないような仕掛けがあるのではと思っていたのでいささか肩透かしでもありました アッと驚く映画ではありません。特殊構造が生み出す笑いを味わう映画です。 当然のことながら、そこで生まれるハプニングは結局作為的なものであるので そのわちゃわちゃの連続にうんざりされる方もいると思います 映画撮影あるあるを楽しめれば吉でしょう[ブルーレイ(邦画)] 6点(2019-08-19 02:02:51)(良:1票) 《改行有》

102.  ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 《ネタバレ》 アクションものとして平均点、といったところでしょうか 不当に捕まった仲間(女)を救うべく実績の巨大な退役軍人が その洞察力と体技にものをいわせて敵を斃し、問題を解決に導くという、よくある内容でした 人物が突然なにか"事"をしていたり、ファインダーがなにを捉えてるかによって それが必ず後の展開に繋がる解り易さは反面どうしても予測せざるを得ず、いざ回収される段になると白けてしまいましたね 「尾行されるのは嫌いなんでね」というジャックのセリフですが、まさか言わせないよねやめてよね?という願いもむなしく サマンサから同様なセリフで返されますが(ここあからさまに、尾行バレてんじゃねーよジャック!相手はジャック・リーチャーじゃねーんだぞ!) 同じような言い回しを使うのは普段から一緒にいる人同士の伝染ってことならわかるけど、この子は母親とも一緒に暮らしていないので かつてのジャックから母親を介して伝染したセリフというミスリードにもならず、意味のよくわからない同調だと思います もし母親がマトモな女性で、本当にジャックの落とし胤であったのなら、この反復は伏線足り得たかもしれませんが もとよりこのサマンサって子がジャックの本当の娘じゃないっていうのはジャックにも観客にもわかっているのですから(最初の説明) イメージ親子関係がイマイチのれない、ただの足かせになっていてストレスにしか感じませんでした もう少し現実味のある関係性を設定してくれていたらと。 ぶっちゃけ24か96時間みたいで最後はカリオストロの城がよぎりました。どうでもいいですが[インターネット(吹替)] 5点(2019-08-18 02:31:19)《改行有》

103.  わたしを離さないで 《ネタバレ》 ショート・ショートを青春ドラマで仕立てた感じか 生への執着は希薄というわけではないが、人権を知らずに育ち、ただ終了を待つばかりな従順かつ無力な登場人物ばかりなのが哀しい 逃亡するもかなわず帰ってくるとかいうことすらない。人生を勝ち取る戦いを始めたりはしないのだ 最後のあまりにも当たり前で今更それ言う?って感じの「普通の人たちと私たちとの違いがわからない・・・」というモノローグ。 本当に受け身で生きてきて、最後にやっとそういう考え方にたどり着いたんだとしたら、もしかしたらこれから闘争が始まるのかもしれないね 現在ここまで人類は非道ではないと思うので、そのあたり少し昔の年代のIFストーリーという設定を受け容れられるかどうか あり得そうもないこの世界設定だが、余計なことを考えずに単純に悲しい気分に浸れるかどうか そういう疑問をやわらげるような緻密さというか、世界観の描写は乏しいといわざるを得ない 出入口に認証装置があって管理されてる風ではあったが、それだけではあまりにチープすぎる 臓器提供による医療の進歩があるならそれで世界はどう変わるのかを作り込む発想もお金もないんだろうか 著名人がいつまでも生きているとか、権力者は死なないために力を奮うその影響とか歪が生まれてしかるべき 残念ながら話の流れで不自然に感じたところもあった おそらく、誰の目にも「画廊の件、どうしてそういう発想になるの?」と首をかしげること請け合いかと[ブルーレイ(吹替)] 5点(2019-08-13 01:36:58)《改行有》

104.  炎628 《ネタバレ》 ラスト付近にあるアーカイブ映像は痛ましく正視に耐えないものも含まれるがその時間は短い 制作された年代ならば日本のテレビにもかけられただろうがショックを受ける可能性がある 単に戦争の恐ろしさを伝えることが目的ならこういった実際の映像を延々と見せれば済む だがこの映画はただのメッセージ性にとどまらない 映像・音声共に演出技術点が高い佳作だろう 脚本家の実際の体験を基にしたときく 実際に家を家族を隣人を焼かれたものにしか表現できない臨場感がある 牛の死に様などやりすぎな感もある。バランスは難しい[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-08-11 15:28:15)《改行有》

105.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 都合がいい展開を楽しめないと厳しい 犯人は、いったいどうしてこんなにもリーアム・ニーソンを手玉にとれるんだろうという興味が大半だったと思うんです どう仕込めば一見偶然に思える事象をコントロールできるのかという部分の種明かしが残念ながら不明瞭です 被害者の殺害方法、大胆にも時刻まで限定して予告し、監視が厳しくなる中誰にも知られずにどうやってという部分がです 答えがあるとすれば、それは運が良かったから たまたま誰も見てなかったとかいい感じに他人が行動してくれたとかコクピットの壁にトイレからこっそり穴が開いてるとか いただけない手法の連続で、うまいこと理由をつけてごまかそうともしない (トイレってあんな所にあるもんなの?) 脱出時の「予定より2分も遅れてる」というセリフはその辺制作サイドが自認してギャグにしたんだろうと思います テロの警鐘のためテロ起こすという矛盾ありまくりな理由の一方の犯人と単なる金目当てのもう一方の犯人 医者がいってた疑問、いずれにせよ殺すつもりならなぜすぐに爆破させないのかの回答が、 制限時間内にきっと飛行機は降下するからパラシュートで外へ逃げられるという他力本願でこれもなんだかなですが いざとなった際の犯人二人のコンセンサスもとれてない。結局仲間割れの同士討ちて・・・犯人ショボすぎ あと降下すれば撃墜するっていってた要素はしれっとなかったことにされちゃいましたね テロリストが空港でフリーパス状態になぞらえた、この辺も作り手のジョークでしょうか ジャンル映画とはこんなものだよ、とちょっと諭されてるような気分がしました 犯人とのやりとりなどチャットがHUDのように空中に浮いてくるのは見易くてよかった 上昇するときだけはダメというリーアムのキャラ設定は墜落するときには強いんだぞというジョークですかね[インターネット(吹替)] 4点(2019-08-09 02:50:52)《改行有》

106.  フューリー(2014) 本物のティーガーをやっとこさ映画で観られる、月並みながらそこから興味を抱いての鑑賞 戦闘シーンは最後の戦いをのぞけばあとはどれもよかった ティーガー以外にもパンツァーファウストや白リン弾など、武器の名称を台詞に出して紹介してくれるので 戦争映画初めての人にはいいかも 逆にそれまでに何本か観てるとアレやアレなどオマージュのモザイクということもあってストーリーは既視感まみれ 登場人物の設定もあまりにも既視感強すぎて印象に残らない 将来的にどの映画の登場人物かわからなくなる恐れ大 話の流れとしてオイオイとつっこみたくなる場面もいくつかあった[インターネット(吹替)] 5点(2019-08-08 12:00:46)《改行有》

107.  シャッター アイランド 《ネタバレ》 名前は幾度か目にしたことはあったのに話題に上らないタイトルだったので あまり面白くないからなのかな?という、うまいことハードルを下げてネタバレ一切なしで鑑賞できた まずアイランドという語感からホラーか陰謀モノ映画かな?と見当をつけて観始めた 精神病院という赴任先が・・・ん?となった。連邦保安官ってそんなとこ行く仕事なの?一人の患者が脱走したからって? なんか変だなと思った。こりゃ、陰謀モノだと。銃を取り上げられちゃってるし 次に気になったのがやたら夢のシーンが長くてしかも陰鬱なこと 実は意味があるシーンなんだが鑑賞時はただの演出家のスタイリッシュビジュアルごり押しの道具に感じて 「あ~夢なら時間の無駄。いい加減にしてほしい」と憤った で、みなさんご存じのあのラストまで 幻覚的なシーンはなにひとつ共感できない。もともと幻想のような映画という表現方法で見せられる幻覚は虚しい 現実的なシーンは悪くないが、名前のパズルのようなオチの為のアリバイギミックが連なるのは 辻褄がめちゃくちゃそうな精神病患者を取り扱うのに適してると思えなかった 目にしたことあるオチだが、そこに至るアプローチを楽しむジャンル映画と考えればそれ自体は減点対象にならない ラストもうひと転がりするかと思っていたのでその分少し物足りなく感じてしまったが・・。[インターネット(吹替)] 5点(2019-08-07 12:14:00)《改行有》

108.  ゲット・アウト シナリオがとてもよくできている作品。こういうの、いかにも受けそうと思ったらやっぱりアカデミー脚本賞とってるんですね 監督は人種偏見を扱ってネタにするのが得意ということらしいですね。概ねブラックジョークでしょうが ただこの映画の脚本の面白さはそのブラックジョークの部分ではありませんね。筋立てとして、面白い仕掛けができている、そう思います 普通の思考回路で考えれば当然・・・というところに仕掛けがあって、先入観をうまく隠れ蓑にして意外な真実を予見させません 観客としてはしてやられた感がありますね 仕掛けが露わになったあとは普通のバイオレンス展開でラストに向かってよくあるつまらないドタバタがありますが (だからコメディという扱いなのかな?) 娯楽映画として解り易く着地してくれたのには助かったような気もいたしますね メイドさんの顔がとても印象的。怖くもあるし、哀愁もある。綺麗だとさえも思う。[インターネット(吹替)] 7点(2019-08-06 02:54:22)《改行有》

109.  ウィンターズ・ボーン 《ネタバレ》 ナレーションのついてないザ・ノンフィクションて感じ 是非もなく掟に従って父を処刑したことに対して 組織に属する娘がそれを知ってか知らずか父親は、あるいは死体はどこに隠してあるのかを探ろうとしてくる。それも警察官の要請を受けて それゆえ親戚たちはあんなにも冷たいし、いざとなったら口を封じようと暴力に訴える 色々と状況を把握したうえで、娘は父がとっくに始末されたことをわかっていたのかどうか、など慮りながら振り返れば面白味が増してくる だがそれは、初見鑑賞中には無理だろう。さらにネットでの補足もある程度要ることだろう 一番ストーリーの起伏の波をもろに受けるべき、ネタバレ一切なしの初見鑑賞時に状況把握ができないのは厳しい 自分がそう ちなみにヒルビリーをちょっと教えてもらって知っている、程度の知識ではこの映画の初見の状況判断の役には立たない[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-08-05 12:51:43)《改行有》

110.  昭和枯れすすき 自分は野村芳太郎監督作品大好きな人間ですが、タイトルの「昭和枯れすすき」という同有名歌謡に対する音楽的抵抗感プラス こういうヒット曲の映画化作品というものは「刺さらない」ジンクスがあると認識しておりますので観るのは後回しにしてきました。 その部分では、「歌謡映画は刺さらない」とする、予断イメージは今回もやはり払拭はできなかったのですが 野村監督作品の映像はやっぱり好きだなあと思う、 観る前と後、自分の中でなにも評価の針が動かないという残念な結果になってしまいました (というかもう私の頭が凝り固まってしまっているだけなのかもしれません)。 お話は・・兄と妹のインモラルまでまだ少し距離アリという関係がバックグラウンドで効果を醸しながら刑事(業種)モノが展開されていきます。 刑事であるにもかかわらず作品を通して一つの大きな事件を追うことが無い、この構成は乏しいと言わざるを得ません。 兄から妹への愛情と過保護の境界線で揺れる感じはこれまではどちらかというとヤクザ映画で目にした設定ですが (勝新の[やくざ絶唱]やTVドラマ[とんぼ]など)私個人の感想ではいささかそれも描写が薄味で(長ったらしいけど)、今一つです。 刑事か兄妹愛か(できたら両方)もっと力強いドラマが欲しかったかなと思うのですが、ラストに複合技がありますのでそこの為の設定かしら。 別な見どころとしては、なつかしい動く青ガエル(電車)やネオンサインなどの映像で昭和を耽溺できる部分はあります。多分・・ お約束のお祭りシーンも回想で出ます(影の車とおんなじような映像でしたが・・・)。 全体を通して歌の雰囲気とはかなり印象が異なります。貧しいったっていっそ死のうかというレベルでは全然ないです。 途中で言い訳がましく入る「家賃値上げに反対の署名」とか、貧しさの描写が少なすぎて可笑しい。笑いました。 歌のヒットにあやかって放つ映画の、不本意(だと思う)な大人の事情の処理の仕方として嫌いではないです。 尺は余っちゃったのかなー。犯人さんの告白あんなに事細かいなら台詞ではなく再現Vでいいんじゃねーのと思いましたです。[ブルーレイ(邦画)] 4点(2018-12-23 23:15:41)《改行有》

111.  戦争のはらわた ファミリー向けに作られていないこういう映画は、万人に到底楽しめるものでないのは明らかだが 趣味に合う合わないといった部分も含めて楽しむポイントを自分で見つけられるかどうかが肝になる ストーリーを前面に押し立てて楽しんでいただこうという作り方ではないので 映像に断片として描写される事柄や雰囲気から察するバックグラウンド程度のシナリオだと思ったほうが良いかもしれない 難解ではないが、ストーリーを追ってるだけでは楽しむ間もなく2時間以上、気が付けば終わってしまうという場合もある サム・ペキンパー作品はいつも暴力とエロスのショットが秀逸なのでそれだけで「なんかすごいの観た!」 って気にさせられてしまうし、この作品もそれはよかったし、そういうの嫌いな人は最初から手に取るべきではない 自分の場合、全体としてはまだペキンパー作品を絶賛できるほどにはのめりこめていないのが正直なところ 映画の見方がわかっていないといわれても仕方がないかな・・・ ジェームズ・コバーンの顔が好きなので眠ってしまうことだけはかろうじて防げました つまらないわけではないが、おもしろくもなかった[ブルーレイ(字幕)] 4点(2017-11-26 05:16:09)《改行有》

112.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 現代日本に本当に未知の大怪獣が現れたら政府はどうするのか まるでシミュレーションのような序盤の構成が無理なく映画に集中させてくれる 大怪獣であるゴジラの魅力を引き出すのにはソレが一番だ なにももう一体あり得ないような生物を登場させて戦わせる必要はそもそもない 政府対ゴジラ…ニッポン対ゴジラのコピーが指し示すその構図はありがちかとは思ったが 今までは意外と市井の人か、マスコミ、研究者などが主人公だったことを考えると 自然なカタチにようやく成ったともいえる (軍人が主役にならないのは自衛隊という組織の微妙な立場を慮ってだろう) ゴジラの設定をかなりアレンジしたことで ゴジラとはこういうものだと知っている我々の予想を逆手にとって 退屈させないつくりになっていた そういうアプローチもあるのかなるほど 意外にも設定アレンジにガッカリしない 庵野さんが監督だから、そういう目になった これはシン・ゴジラだからいいんだよとなった 一部コメディーリリーフのようなポイントに立つ人物がいて (構成上の、であってその人は設定上ギャグのつもりはないはずが) 失笑を買うタイプが本当にネタでいってるように見えたのが残念 その都度、まさに劇を見させられている感覚に陥り、ムードが台無しになることがあった 引っかかることを自然の内に見せる演技力が不足してますね 主要人物にもっと事態に対する緊迫感が欲しい 会議室/作戦室の中にいる面々にそれを望むのはフィクションに過ぎるかもしれないし、 努めて冷静にふるまってるのだろうということはわかる だが、語気を荒げて緊迫感を煽るベタなノリこそ、この映画には足りない やっているかもしれないが、あまり伝わってこなかった 発狂するかのように怒鳴って凍りつかせる”監督のいつもの”演出をして欲しいわけではない 普段は温度低めで、ハイテンションポイントを絞って効果を挙げるやりかたは怪獣映画とは合わないので。 怪獣映画はしょっちゅうドキドキしているほうが良い 画面で起こっている凄い出来事に比例する熱さをキャスト(とりわけ主要人物)に求めたい なぜ全員セリフ棒読みなのか?演技の向上を強く望む しかし今日日、劇映画で一部であろうがドキドキできただけでもたいしたものだと思ってる自分もある キャストは淡々として見えてても、こちらが緊張していることでできた結果の温度差ならいいじゃないかと 惰性のように続いたゴジラのシリーズとは一線を画しているし 特撮愛好者が作った超豪華なファンムービーという匂いが 鉄板の商用映画とは良くも悪くも異なる印象を放ってもの珍しかったといえる[ブルーレイ(邦画)] 5点(2017-04-22 05:41:43)(良:1票) 《改行有》

113.  ゴジラ(1984) 《ネタバレ》 シン・ゴジラを観たのでこちらも久しぶりに観てみた 1984年公開時には劇場へ足を運んだ ゴジラは長らくの沈黙のあと、再びブームが興っていたのだ 昭和29年の初代ゴジラはテレビ放映も無く、この時点の子供は見る術がなかったが ムック本の映像写真でその迫力に圧倒されていた 1984年ゴジラは正直、白黒のゴジラほどの迫力は無かった スーパーXの登場のほうが、ゴジラ登場よりワクワクしてしまったのだが、 盛り上げないわけにもいかないのであの待ってましたといわんばかりの劇伴に問題はない むしろゴジラ出現のほうをうまく盛り上げられていないのが問題か 石坂浩二を第一発見者に起用とかは、おそらく贅肉なのだろう だが自分はスーパーXが大好きになってしまったので ゴジラとしては初代を超えられていませんが(どんなもの作っても無理) シン・ゴジラよりはこちらが好みです 間違いなく自分は異端でしょうが 政治家の面々、キャストがとても良い!ここは100%シン・ゴジラに勝ってますよ! ローゼンバーグとチェフスキーが黒塗りの車で駆けつけるカットとか、めちゃくちゃダサいですけど ソレも含めて好きです。一服する総理の絵とか、やっぱり昭和ですね~ あと、スーパーXさんよ、ゴジラ寝かせたらさっさと帰投なさいな カドミウム弾補充して、故障箇所チェックするなり、やること山ほどあるでしょうが ゴジラ起きるまでいたずらに待ってて、通常兵器のみで玉砕とか、日本守る気あります??[映画館(邦画)] 6点(2017-04-21 04:43:24)(良:1票) 《改行有》

114.  ランボー/怒りの脱出 《ネタバレ》 名作「First blood(ランボー)」の続編ですが、それは形だけ キャラクター名のタイトルが示すように、前作の哀れなベトナム帰還兵を コミックヒーローにアレンジ、スピンオフさせたシリーズがここから始まります 前作の設定をよく知るトラウトマン大佐も付いて来たので (コンピュータが選んだのはランボーのみで大佐は今回の任務に要らないと思いますが) 辛うじて続編の体は守られています(?) 大筋はロバート・アルドリッチ作品へのオマージュという感じです アルドリッチの「アパッチ」がアルドリッチの「攻撃」に出演したらこういう映画になったよ というような・・でも、それが功を奏していると思います、面白いですから 途中に現地の女スパイといいムードになったときは「アパッチ」のシナリオ改変問題のような 嫌な記憶が蘇りそうになりましたが(ランボーが戦いを止めて畑を耕し始めるみたいな)、 そんなことにはさせねーよ!と言わんばかりの瞬殺でかつての遺恨を絶ってくださいました、違う監督ですが。 ランボーを見殺しにすることで交渉に値するような捕虜は未だ見つからない状態を維持しようとする マードック司令官の目論見がイマイチ(全く飲みこめない訳ではないが)なにがしたいのかわかりづらくて <周りの部下たちもみんな捕虜がいたことを知ってしまったわけだし、もはや隠し通せるものじゃない 事ここに及んだら救けたほうがコイツにも得なんじゃないの?>という疑念が拭い切れませんでした もっとわかりやすく、カラクリに補強が欲しかったかな・・・ でもまあ、おおむね満足です。続編の宿命である前作との比較さえしなければ ヒットを飛ばすだけのことはありました もし本当の意味での続編を目指していたのなら、きっとランボーは国内でどう裁かれ、 その結果どうなったかをリアルに描き、とても地味で大多数の 米国民に有難がられない映画になってしまったかもしれないですね これでよかったのでしょう[ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-02-26 06:51:38)(良:2票) 《改行有》

115.  コマンドー 抱腹絶倒、笑いすぎてお腹が痛くなりました これほど激しく笑った映画鑑賞は過去にありません。公開当時から今まで この作品の概要には心惹かれるものもなく観る機会に恵まれませんでしたが 2017年の現在まで寝かせておいて正解だった気がします 日本公開の86年~ネットが普及する2000年代までに鑑賞していたら ランボー(特殊部隊のスペシャリストが無双する映画としての引き合い)に遠く及ばない 取り付く島もない評価を(自分に限っては)していただろうと思うからです その評価は今でも別に不当なものでもないとは思いますが。。。。。 観始めてしばらくすると、ああなるほどネットでよく聞く台詞が出てきます そういうファクターは逆に引いてしまうのが常ですがこの映画は本当に狂ってるから ネットが大いに盛り上がるのも、さもありなん、と納得させられました ターミネーターみたいな芝居しかできない感じのシュワちゃんを 支えているのは周りを固めるキャストの誇るべき魅力 敵が撃たれて死ぬ演技の活き活きとしたこと! シュワちゃんが平板な機銃掃射してるだけでみんな弾に当たりに来ちゃうの。。 だけど考えたら負けなどころか、むしろ楽しい。。。 こんなファミリー向けテイストの娘救出ストーリーで人殺しまくるって! (しかも娘はお子様&親子和気藹々チュッチュチュッチュほのぼのオープニングまで見せ付けておいて) いやあ~狂っていますねえ[ブルーレイ(吹替)] 6点(2017-02-04 23:27:35)《改行有》

116.  クリード チャンプを継ぐ男 ボクシングシーンには映像技術の進歩を見ました。かっこいいです シナリオですが、ロッキーのシリーズとしてこのクリードは 過去の続編と合わせても、一番 「一作目のロッキーを見た感覚になれた!」 作品でした。ファンの喜ぶ過去作との関連事案は 過剰投与せず抑制を効かせながらも楽しめますし、 ファンならずとも涙を誘うシーンがいくつかありました ファン向け映画ならばまず文句の出にくい、悪くない映画でした 筋立てに、新鮮味は全くありません どこかで見たことのあるような人間模様が集まってドラマを形成していますが 監督の手腕か、メロい展開にも滑稽には至らず、真剣に観る事ができます ロッキーの後続シリーズはテンション高い馬鹿映画の(一部)側面もあったと思いますが クリードは落ち着いた良識あるアレンジなので、残念ながらその点では物足りなさを感じました 全部ひっくるめると、マジメすぎてあまり、好みの新作ではありませんでした[ブルーレイ(字幕)] 4点(2017-01-29 04:20:45)《改行有》

117.  ロボコップ(1987) こんなにアイデア満載な映画だったのか・・・・・ 悪趣味、と一言で片付けてしまうわけにはいかない 天才的なシーンの数々に只々感心させられました 少なからず気持ちの悪さを感じながらも 何度も腹抱えて笑ってしまいましたが 悪趣味だけで終わらず、痛快な娯楽作品に仕上がっております 「気分悪」が減点対象にならないものだとすると(・・・というか加点すべき?) この映画を娯楽ポイントだけで上回るのは相当難しかろうと思います[ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-01-06 05:20:49)《改行有》

118.  宇宙戦艦ヤマト 強引、無理ありすぎ、ご都合主義。 そんなマイナスを数多背負い込んでも構わないから 引換えにあり得ないほどのスペクタクルを盛り込もうとした、という印象の作品 もちろん当時の価値基準ですら、「細かいところは目を瞑る」鑑賞姿勢を お客に求めるためには、理解を得られるある程度の水準が必要であったはず (描かれている事象は嘘ではあるが知恵を絞って”らしく”作った、など) その意味においてヤマトのテレビシリーズは、大人が大勢で知恵を出し合って 苦心の上に作り上げた、それまで日本で類を見ないスペクタクルの大傑作だと思う ところがこの映画となると、結論としては、---これは映画とは評価しづらいです 本作がテレビのダイジェスト編集であることが、当然ながら映画としての最大の欠点 見るからにシーンがはしょられてて初見の方はモヤモヤするだけ これから単体でこのダイジェスト品を見る価値は、ハッキリいってありません 当時劇場かテレビで見て熱くなった人が その昔を懐かしむためなら、多少の価値はあるかと思います 自分は、ビデオもない当時から再編集は嫌いだったので冷めていましたが・・[ブルーレイ(邦画)] 4点(2017-01-04 01:42:04)(良:1票) 《改行有》

119.  スタンド・バイ・ミー 外国人小説家の12歳の頃の思い出話ともなると我々日本人にとっては懐かしさや親しみがあるはずも無く 普通に考えたらなかなか乗れる映画ではありません。起こる事件も街の不良にカツアゲくらうレベルの (外野が俯瞰で見る分には)全く刺激が足りないものばかり。 だからこそ、なんでもない多くの凡人には妙にリアリティを感じられなくも無いというソコが作り手の狙い。。。 おおざっぱにいうと、とてもつまらなくて当然な映画なんですが、そんなことないんですよね~。 俳優の演技は、外国人の演技力というものはよくわからないのですがとてもいいと思いますし、 いかにも懐かしんでちょーだい的なオールディーズも臭いけど、題曲はずるいくらいいい曲ですしね。 マイナスポイントも多いけれど、なぜかおおむねいい映画でした。つまらないはずなんですけれど・・・ 明らかな減点ポイントは、(好みもあるかと思いますが)視点がぐらつくこと。 ピザっ食いの映像と<悪漢>エース(キーファー・サザーランド)側の視点はマジ要らないでしょう・・・。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-01-03 19:44:17)(良:1票) 《改行有》

120.  刑事コロンボ/美食の報酬<TVM> 《ネタバレ》 趣向を凝らした凶器ですがもちろん犯人は日本人じゃありません。フグ毒を凶器にしたドラマは日本にもあって、それですら変化球と思えるのですが、アメリカ人にそれをやられると変化が大きすぎて受け止めづらいですね。もし自分が日本人でなかったら、そんな違和感は感じず楽しめたのでしょう。”フグ毒=コロンボの知らない凶器”という面を強調しようとしていましたが、毒は毒ですから対応も自ずから限定されてしまい、あまり効力を発揮できなかったのが惜しいです。犯人対コロンボという従来の対決図式内の部分では極めて良いところもあり(最後のコロンボの指摘は流石)、おそらくシナリオでフグ毒を採用したのは「毒殺が必要だったから」というだけの副次的なものだったのではないか、と勘ぐってしまいたくなります。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2016-07-21 16:16:15)

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