みんなのシネマレビュー
とらやさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング


◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

スポンサーリンク
プロフィール
コメント数 2146
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108

スポンサーリンク
1201.  ナイロビの蜂 小さな個の力で強大な何かに立ち向かう人間の姿を描いた実に見応えのある映画でした。その、小さな個にとって本作の強大な何かはあまりにも大きすぎた。 先進国、それらの国々が中心にある国際社会、あるいはそれらに保護されている巨大企業。その全体像がはっきり見えないことも、持ちつ持たれつの関係でつながる強大な何かの得体の知れない大きさが逆に伝わってきます。 また、多用される不安定な手持ちカメラの映像は、そのまま小さな個である主人公夫妻、あるいはアフリカの置かれた不安定な状況を表しているかのようでした。 前半、目の前にいる親子を救おうと言う妻を制し、援助を求めているのは彼らだけではないという夫。しかし終盤、その夫は目の前にいる少年を救おうとする。しかし例外は認められないと制される。妻の遺志を受け継ぐかのような夫の姿が印象に残った。そんな勇気ある人間のドラマとしても、夫婦愛のドラマとしても見応えのある作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-06-17 13:28:17)(良:1票) 《改行有》

1202.  カリブの白い薔薇 《ネタバレ》 キューバにはこんなビジネスで富をなしている人が実際にいるのでしょうか・・・。 アメリカへの密入国を斡旋、しかしその実際は人々をどこかもよく分からない孤島に置き去りにするだけで後は運任せ。そして若く美しい女性を集め、金持ちに売り飛ばす。 いつも通り主人公シモンと仲間達がアメリカを夢みる人々を孤島に置き去りにし、その帰りにアメリカの巡視船に見つかり、命からがらキューバに戻るというサスペンスフルな冒頭。 しかしそれは冒頭のみで、キューバに戻って以降は結末も含めどこかで見たことがあるような話で。エロくなりそうでそうでもなく。小ぢんまりとしたメロドラマでした。 淡々とした雰囲気は嫌いではないし、ヒロインの女優さんがとても綺麗な映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-06-16 16:35:36)《改行有》

1203.  スリーメン&ベビー いいですねえ。こういう人の善良さがよく出ているハートウォーミングなコメディ。こういう映画は決して悪いようにはならないんだし、安心して楽しめるのがいい。 現実には難しいけど映画なんだし、こういうハッピーエンドもアリだと思います。アクシデントの挿入も、男たちが少しずつ赤ちゃんに愛情を抱くようになる過程の見せ方も良かった。 何と言っても赤ちゃんの可愛らしさ!とトム・セレックがいい味出していました。 あと、この頃はポリスアカデミーをはじめコメディを中心によくお姿を見かけたスティーブ・グッテンバーグが懐かしい・・・。最近お見かけしないけど、どうしているのかな? [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-06-15 21:47:16)《改行有》

1204.  刑事コロンボ/ホリスター将軍のコレクション<TVM> 《ネタバレ》 犯行を全く関係者でも何でもない第三者に目撃される。殺された被害者の関係者や親族も誰も登場しない。警部の唯一の頼りは目撃者の女性。しかしその女性は犯人である将軍の計略により取り込まれてしまう。 手掛かりも頼れる人物も無い。さあ、警部どうする?というところですが、今回は将軍の犯行はともかく証拠隠滅のお粗末さに助けられましたかね。警部vs犯人の心理戦としては物足りないですが、目撃者の女性が間に入るという、いつものシリーズ作品とは一風変わった展開は面白かったです。 それにしても将軍役がエディ・アルバートだったとは・・・。エディ・アルバートと言えば思い浮かぶのは「ローマの休日」ですね。時に思わぬ人が犯人役で登場するところも本シリーズのお楽しみの一つなのかもしれません。[DVD(吹替)] 6点(2012-06-13 21:21:58)《改行有》

1205.  ワン・フロム・ザ・ハート 興行的に大失敗に終わり、コッポラが窮地に立たされたことで有名な作品ですが、雰囲気がとてもいい異色ミュージカル。 まずは冒頭から洒落ている。トム・ウェイツとクリスタル・ゲイルの歌がいいし、ラスベガスの街のネオンサインに映し出されるスタッフのクレジットも洒落ています。 ラスベガスの街を再現した大掛かりなセットも、作品を彩る人工的な光も、幻想的というか作り物の雰囲気が作品全体に漂いますが、ラスベガスという街自体がそういう存在なのかもしれませんね。[DVD(字幕)] 6点(2012-06-12 21:48:31)《改行有》

1206.  八月の鯨 海辺と湖畔、老姉妹と老夫婦といった違いはありますが、ヘンリー・フォンダとキャサリン・ヘプバーンの「黄昏」を思い出す作品です。 しかし本作は目が不自由で偏屈な姉と働き者の妹の姉妹を中心に、家を訪ねてくる来客も、登場人物は全て老人。その登場人物に一定の距離感、緊張感を含ませつつも、挿入されるささやかなユーモア。人生について教訓めいたことを声高に訴える事も無い。 人生の残り時間の少なさを感じさせる台詞もありますが、作品も演じる2人も実に悠々としている。そんな2人の姉妹に、3人の来客者の演技も脚本も、優しさのある控え目な音楽も素晴しい作品でした。 家の売却を断り、見晴らし窓の工事を依頼し、2人で海辺へ。これからも夏になるとここに鯨がやってくるのを2人で見続けていく・・・。 年老いた姉妹のこれからに希望すら感じさせるラストもまた素晴らしかった。[DVD(字幕)] 9点(2012-06-09 22:17:13)《改行有》

1207.  ボールズ・ボールズ チェビー・チェイス、ビル・マーレイにロドニー・デンジャーフィールド師匠までもが顔を揃えた、ゴルフ場を舞台にしたベタベタのアメリカン・ギャグ満載のスポーツ・バカコメディ。こうしたベタなアメリカン・コメディは好きだし、こういう映画に中身も求めませんが、所々で笑わせてはもらったものの、この顔触れの割には作品全体としては残念ながら期待通りには笑えず・・・。かなりスベッているギャグも多かったのですが、アメリカの映画館では爆笑の渦だったのかな・・・?一番笑ったのは、グリーンキーパーのビル・マーレイがコースに巣穴を開けまくるネズミになめられた挙句に大マジメに全面戦争をおっ始め、コースを破壊してしまうくだりでした。 [DVD(字幕)] 3点(2012-06-09 16:16:03)《改行有》

1208.  スローターハウス5 原作未読、原作の知識も無い状態で見ました。 主人公ビルが未来から過去へと時空を漂うタイムスリップSFですが、SF映画を見ているという感覚はありませんでした。それは、時空を漂っているのは彼の意識の中、記憶の中での出来事のように感じられたからなのかもしれません。 人にはそれぞれに思い出したくもない過去の出来事もあるし、自分にとっての理想の場所や未来の自分を思い描く事もある。そんなビルの意識の中が映像化されているような感覚で見ていました。 ビルにとっての思い出したくも無い過去の体験が連合軍によるドレスデン無差別爆撃であり、ビルにとっての理想の場所があの星だったのでしょうか。この辺は原作を知れば全く違った感想になりそうです。いつか原作にも触れて、もう1度見てみたい作品です。 主人公の男の人生の淡々とした描写はジョージ・ロイ・ヒルの作品としては、本作と同じく小説の映画化である「ガープの世界」を思わせる雰囲気を持った映画でした。[DVD(字幕)] 7点(2012-06-08 23:01:20)《改行有》

1209.  ウディ・アレンの夢と犯罪 《ネタバレ》 まず、この作品は公開時劇場で鑑賞していまして、とっくにレビューしていたつもりでいました・・・。この度スカパーにてそれ以来の鑑賞となりました。 多作の人ウディ・アレンですが、数多くの自身の作品の中でも「重罪と軽罪」が余程お気に入りと思われる。同じくロンドンで撮った「マッチポイント」に続き、「重罪と軽罪」が思い出される作品です。 コメディが多かった近年のアレンの作品の中では、久々にコメディ色を排した”シリアスなアレンらしさ”が感じられる作品。 罪を犯す兄弟を演じる2人の実力派の演技も見応えがあるし、なかなか罪を実行させず、そこに至る2人の苦悩、自問自答ぶりがじっくり描かれ、次第に見る者に彼らが犯そうとしている罪の重さ感じさせていく。犯行自体はほんの一瞬で終わらせ、その後の兄弟の心理描写にもじっくりと時間を費やす。 時にはハートウォーミングに時にはファンタジックに楽しい映画を見せてくれるアレンと、笑いを排しシリアスな人間ドラマを見せてくれるアレン。久々に後者の顔を見せてくれたアレンの健在ぶりが嬉しい作品でした。 でも、シリアスな人間ドラマの中に俳優アレンがいい味を見せてくれる過去の作品比べると、アレン自身のご出演が無いのはやはり淋しさを感じますね。[映画館(字幕)] 7点(2012-06-04 20:23:21)《改行有》

1210.  夜の大捜査線 60年代のアメリカ、そして当時の南部の風土を今に感じさせてくれる作品です。 北部からやって来た黒人の敏腕エリート刑事と、南部の白人の田舎警察の署長。様々な対立軸が存在する2人が時に静かに時に激しく対立の火花を散らす。 スタイガーとポワチエの演技合戦も非常に見応えがありました。 特にスタイガー。黒人への差別意識を持つ典型的南部人であり、その意識は払拭できないものの少しずつ北部の黒人エリート刑事を認めざるを得ないという複雑な心境を見事に演じた。 最後は駅で抱き合い別れを惜しむこともなく、軽く握手するのみですが、小さく微笑みあう2人の表情、特にスタイガーの微笑みが良かったですね。 この頃には考えられなかったことだと思いますが、今のアメリカはついに黒人大統領の時代となった。この小さな微笑に少しずつですが変化が感じられるいいラストでした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-06-02 21:21:37)《改行有》

1211.  ミッドナイト・イン・パリ 《ネタバレ》 前作「人生万歳!」に続き、70代も後半に突入したアレンがまたしてもこんなに上質で楽しい映画を撮ってくれました! 1920年代のパリを黄金期(ゴールデンエイジ)と考える現代の男、タイムスリップした1920年代のパリで出会った19世紀後半のベルエポックのパリを黄金期と考える女、そしてまたまたタイムスリップしたベルエポックのパリで出会った芸術家達はルネサンス期こそ黄金期と語る。そんな後ろ向き思考の人間模様を通して描くアレン流前向きメッセージ。 このところヨーロッパを舞台に映画を撮ることが多くなったアレンですが、アレンらしいインテリ登場人物、彼らが繰り広げるこれまたアレンらしい楽しく理屈っぽい会話を挟みつつニューヨークからパリに舞台を移し、ついにヨーロッパで楽しくて小粋でファンタスティックでロマンティックなアレンワールドを見せてくれました。 そこに次々登場する各時代を代表する作家、画家、映画監督などなど実在する登場人物をコミカルに描くアレンの語り口も冴え渡るファンタジー・ロマンティックコメディです。[映画館(字幕)] 8点(2012-05-31 21:56:25)(良:2票) 《改行有》

1212.  あるスキャンダルの覚え書き もっと醜い愛憎劇になってもおかしくない話だし、サイコサスペンス的要素も含みますが、上品さのある作品にまとめあげた。 ジュディ・デンチの存在が本作を上品さの中に恐ろしさがある、見応えのあるサスペンスに作品を押し上げた。これは人間の表面と内面を見事に演じ分ける彼女の卓越した演技力があってこそ。 彼女の確かな演技力は、もう70代も後半になった今でも出演作が途切れず、彼女の演技力が常に頼りにされていることをみても明らかだと思うのです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-27 19:52:03)《改行有》

1213.  ラ・ブーム2 前作同様、まだまだ可愛いソフィーの色んな表情を見ることが出来ます。やってることは前作とあまり変わりませんが・・・。また、主題歌も前作同様、印象に残る作品です。作中に度々挿入されますが、登場人物の思春期の切ない気持ちが伝わってくるかのようなシーンでの使い方もいいですね。そしてこれまた前作同様、お母さん役のブリジット・フォッセーもとても素敵な作品でした。[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-05-27 19:48:17)

1214.  おかしなレディ・キラー それぞれの事情で人生に切羽詰っている2人の男と、そんな2人に振り回される1人の女の可笑しな人間模様。 結果オーライだったものの、2人の男がやろうとしていることは結構タチが悪いのですが、ドジで頭が悪く失敗するのがミエミエなので何か憎めない。それに合わせるかのように作品のムードも至ってお気楽なユルユルのコメディ。 ビシッとキメたウォーレン・ベイティと、これ以上無いダサさのジャック・ニコルソンの掛け合いも、2人に振り回されるストッカード・チャニングの弾けぶりもなかなか楽しい。 ストッカードが気持ち良く2人を懲らしめてくれるようなオチが欲しかったですが、ラストが決まらなかったのがちょっと惜しいところです。[DVD(字幕)] 6点(2012-05-24 21:27:57)《改行有》

1215.  2999年異性への旅 宇宙人が地球に乗り込んできた目的が子作り・・・。 映画の設定も邦題もかなりふざけたバカセックスコメディかと思いきや、興奮すると股間からヘンな音を発するとかアホな設定もありましたが、微妙にマイク・ニコルズの真面目さが出てしまっているというか、中盤は普通のマイク・ニコルズの映画でしたね。 ニューシネマの旗手、都会派と称されたりもしたマイク・ニコルズの頭の中に2000年の時点で一体何が起こっていたのですか・・・? 映画の内容云々よりもこっちの方が気になってしまったのでした。 [DVD(字幕)] 5点(2012-05-20 18:17:04)《改行有》

1216.  刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM> 犯人役のパトリック・マッグーハン。 本シリーズの「仮面の男」では得体の知れないヤリ手のCIAの男。本作では軍人を養成する学校の校長である厳格な大佐。「アルカトラズからの脱出」の所長役も印象に残る。 極悪人という風貌ではないですが、威厳とどこか冷たさを感じさせる悪役を演じると実にいい味を出す人です。本作でもそんな彼の持ち味がとてもよく出ています。 本作は警部が大佐を疑うに至る過程、大佐が罪を被せようとした問題児をシロだと思う理由もいちいち筋が通っており、ラムフォード大佐という人物をよく理解した上での解決も見事。 広い学校で度々警部が迷う笑いドコロもしっかりと挿入されているところも嬉しいご配慮。明け方の3時にたたき起こされたランニングシャツ姿の警部の寝起きの表情も笑わせてもらいました。[DVD(吹替)] 7点(2012-05-19 17:50:44)(良:1票) 《改行有》

1217.  フィオリーレ/花月の伝説 ナポレオンの時代のイタリア・トスカーナ地方から話は始まり、その100年後、さらに年月が流れ第2次大戦の時代・・・。脈々と受け継がれてきた一族の血と伝説と記憶。タヴィアーニ兄弟のこれまでの作品と同じく土の匂いがするかのような、イタリアの地方の昔話をゆっくりと語るかの如き作品です。タヴィアーニ兄弟の作品に流れるこんな空気は好きなのですが本作に関してはジャンと金貨の呪いの伝説、それから100年後の毒キノコ、そして今の一族の姿。受け継がれてきた血と伝説と今の家族の物語とのつながりが弱い気がしました。(おじいさんの出してくれたキノコ料理を子どもたちが怖がるくだりは笑ってしまいましたが・・・) [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-05-15 22:16:02)《改行有》

1218.  スクール・オブ・ロック バンドをクビになり仕事も無い。冴えないROCK野郎だった男を演じたジャック・ブラックが最高!!この映画はスマートでカッコいいロックンローラーじゃ駄目だ。微妙な風貌がいい。そして喜怒哀楽が実に分かりやすい顔芸もお見事!ジャックを見ているだけでも十分すぎるくらい楽しい。見事に愛すべきキャラクターを作り上げた。 実際にステージに立つバンドのメンバーだけじゃなく、彼らをサポートする役割の者、裏方に回る者、クラスの全ての子どもたちが参加できて、子ども達にそれぞれのポジションに対し楽しく責任感を持たせる。素晴らしい課題研究じゃないか。 ジャック・ブラックだけじゃなく、堅物校長先生をコミカルに演じたジョーン・キューザックも良かった。最後のステージはまさか感動させてもらえるとは思わなかった。半ズボンの制服姿にハイテンションでステージを動き回り、僕が大好きなAC/DCのアンガス兄貴ばりにキメてくれたジャックが最後まで最高でした。 こうした型破り教師が学校にやって来て、最後は子どもたちに惜しまれつつ学校を去っていく・・・という学園モノによくあるパターンじゃなく、最初から最後までROCK愛で押し通してくれたのも実に気分がいい映画でした。[DVD(字幕)] 9点(2012-05-12 22:17:03)《改行有》

1219.  ハロルドとモード 少年は虹を渡る 80歳のおばあちゃん、モード。やることは無茶苦茶だが台詞の一つ一つがとても良かった。どことなく寂しさや、少し重さも感じさせながらもユーモラスでもある人物描写。こうした作品の雰囲気作りはハル・アシュビーのこの頃の作品では「さらば冬のかもめ」と共通するものを感じます。結末は好みではないですが、こういう雰囲気は好きです。音楽もいい映画です。 [DVD(字幕)] 7点(2012-05-12 22:06:29)《改行有》

1220.  パリで一緒に 《ネタバレ》 Wホールデンとオードリー、「麗しのサブリナ」に続く顔合わせ。 Wホールデン演じる脚本家と彼に雇われたオードリー演じるタイピスト。新作映画「エッフェル塔を盗んだ娘」の構想を練る2人の掛け合いと、「エッフェル塔を盗んだ娘」の劇中劇が同時進行する。 作中に仕込まれた遊び心が楽しい。トニー・カーティス、マレーネ・ディートリッヒ、メル・ファーラーがノンクレジットで登場したり(メル・ファーラーがオードリー主演作にノンクレジットでご出演というのも面白いですね)、劇中劇の主人公の2人の役名がリックとギャビー・・・。これ、「カサブランカ」と「望郷」ですよね? そして主題歌を歌うのはシナトラだったりとニヤリとしてしまう所も多いのですが、劇中劇の内容自体はかなりいい加減でつまらない。 いつものオードリーのロマンティックコメディと比較するとドタバタ度数が高めですが、それでもやはりオードリーの映画らしく、最後はロマンティックにキスシーンで締めくくってくれました。[DVD(字幕)] 5点(2012-05-06 21:17:29)《改行有》

000.00%
120.09%
2130.61%
3502.33%
41215.64%
528613.33%
647622.18%
757726.89%
842019.57%
91667.74%
10351.63%

全部
スポンサーリンク
スポンサーリンク

© 1997 JTNEWS