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プロフィール
コメント数 2001
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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1201.  デビルマン 何ということでしょう。憤死した原作ファンの屍の山を、制作は越えられるのか。 このキャスティング。芝居のできないモデルに二世俳優に格闘家に演歌歌手。業界の都合で映画を作るな。オリジナルをつぎはぎしただけの脚本。原作に敬意を払え。映画というものにもっと愛を注いでくれよ。 [インターネット(字幕)] 1点(2014-09-16 23:35:19)《改行有》

1202.  LOOPER/ルーパー 《ネタバレ》 ちゃんと、面白かったですよ。始まって3秒で“!?”と度肝を抜かれ、その後の怒涛のメビウスの輪な展開も、脚本が頑張ってます。絶対に生じるタイムパラドックスの矛盾点をぎりぎり巧くかわして描写しています。もっとも、ワタシは頭が良くないので「ここで死なないとすると・・?」などと考えて迷宮にはまったりしましたが。 なるほど本人だと言われればそう見えなくもないB・ウィリスとJ・G・レヴィットがかもし出す奇妙な納得感もさることながら、E・ブラントが女手ひとつで子供を育てる母親役を好演してて印象的。タバコは自制していたけれど、ジョーに心許したあとについ一服してしまう。頼れる人ができた安心感、表情までそれまでとは違って女らしい。子供がTKを発動したその瞬間、階段から落ちる我が子ではなくジョーを助けに行ったのには驚きましたよね。こんな風にちょこちょこと驚かす仕掛けがあるのですが、なんといってもラストのオチは最大級の驚き。ちょっと、ぐっと胸に迫るものがありました。[DVD(字幕)] 7点(2014-09-11 00:30:37)(良:1票) 《改行有》

1203.  ボディ・スナッチャー/恐怖の街 近年の派手にサスペンスを煽る手法に慣れちゃってるせいか、(N・キッドマン版も観ちゃったし)、50年代の映画ってどことなくのんびりしてるなあ、という印象。でも、その「のどかさ」が、逆に「何かが変」というもどかしさを際立たせる効果もあったりする。もうひとつ「これは別人だ」という手ごたえのような具体例を描き込んでくれれば、怖さがもっと伝わるのになあとも思う。“眼に温かみがない”と台詞で言うだけではこちらにはピンとこないなあ。 私事ですが、十数年前なんとかセミナーにはまってしまった知人がいて、確かに本人なのだけど言動がまるっきり別人のようで随分当惑したことを思い出した。まさかサヤエンドウに乗っ取られていたわけではあるまいなあ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-09-08 23:52:23)《改行有》

1204.  ヒッチコック 《ネタバレ》 大監督であっても苦労つきない映画制作裏話。配給会社とのいざこざ、夫婦の危機、遅々として進まぬ撮影、煩い映倫。ひとつひとつは“よくある”エピソードではあるけれど、「あの」ヒッチコックすら、凡人と変わらぬ類のストレスにさらされていたのだなあと感慨深い。 監督の内面に切り込もうとする姿勢、なかなか頑張っている。エド・ゲインを登場させてヒッチ本人の心を投影させてみたり、人の心理を読み解くことには誰より得意だとのサスペンス制作第一人者としての自信が、若い女優の思わぬ造反で揺らいだり。犯罪すれすれの楽屋のぞきとか、浴室で集めた砂をビンに溜めるとか、やや偏執な面も臆せずに描いていて、でもそれがヒッチコックぽい、とこちらもつい思ってしまったりする。 ヒッチコック劇場に敬意を表したような冒頭とエンディングも洒落てて好き。[DVD(字幕)] 7点(2014-09-08 00:10:19)《改行有》

1205.  ゴールデンスランバー(2009) 伊坂幸太郎の魅力は、硬質な文体で緻密に物語世界を織ってゆく巧さだと思っています。織り糸には伏線あり、洒脱な小物あり。で、出来上がったタペストリーの見事なこと。そしてこの映画は、原作を贔屓にしがちな観客の鑑賞眼に耐えうる出来栄えです。というか、むしろ伊坂作品を知る者の方がすとん、と納得できるのかな。主人公が超人的な活躍と運に助けられて、クライマックスで遂に黒幕と対決!という展開は伊坂作品ではありませんから。 なにしろキャスティングが完璧ですな。メインの人物から定年間近警官に至るまで、全てのキャラが原作イメージどおり。こんなに違和感を感じない映画化も珍しい。 テレビ中継が遮られた時の、絶体絶命の迫り来るような緊張感は、香川の冷え冷えとした顔のアップも効果抜群で、まさに映画の力によるものでありましょう。 脚本は時間の制約がある中での立派な仕事だと思うけど、色々と疑問を抱く原作未読の方にはぜひ一読をお勧めします。映像が頭の中で立ち上がり、青柳が、カズが、晴子が、キルオが、より活き活きと物語の画を補完してくれるでしょうから。[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-09-06 00:11:51)《改行有》

1206.  ●REC/レック(2007) 《ネタバレ》 どうやら私も“ホラーがちっとも怖くなくなる年齢”に達したらしい。もっと恐ろしいことは実生活でリアルにあるのだ。 で、このスペイン映画である。事前知識が無かったから、「なんだこれはつまりゾンビじゃないか」と気付いた瞬間から興味は急降下。尺は短く、不必要にだらけずに済んでいるのは良しとするも、でも怖くない。ゾンビものは名作がたくさんあるし、数多の趣向を凝らした先達に比べると、新しいアイデアや演出は何も見当たらない。ヒロインは報道の権利をやたら主張する小うるさいマスコミ気取りで、こいつが咬まれようがどうでもいいや、と客に嫌われるキャラクターになっているんだがいいのか。 ぶれぶれの手持ちカメラ映像とわあわあとアパートの上下を走り回るだけの展開。ゾンビの首を落とすべく、刃物的な武器を誰も取りに行かないのが不満。まあ尺が無いか。でもとって付けたような解説部屋もいらないな。 B級ならば、アイデアで勝負というB級ならではの意地があるべきだ。他人のふんどしで相撲を取りっぱなしの本作にはがっかりした。[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-09-05 00:24:08)《改行有》

1207.  推理作家ポー 最期の5日間 ポーの死が謎に包まれているのはこれはもう史実なわけで、だからこの邦題ではその死の真実について迫るプロファイリング的なものを連想しませんか。少なくとも私はそう思った。で、がっかりした。ポーの作品をネタにして猟奇モノをやりたいだけじゃないか。それもポー作品に香る密やかなグロテスクといった風格はなくて、なんだか丸出しの露悪的なえげつない描写がずらずら。原作者に代わって憤慨しておりますよ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-09-03 00:13:49)

1208.  脱出(1972) 《ネタバレ》 なんでわざわざこんな話を作るかね、と思わなくもない理不尽と不運と激流にもみくちゃにされる男たち。きれいにオチに着地させることもないし、怪しい山の住民たちの説明も無い、ぶっきらぼうな作品だけど、大自然の圧倒的な大きさと川下りの迫力には引きこまれる。人物それぞれの人柄、関係の描写も上手い。特にJ・ヴォイトとB・レイノルズ。野生児ぶっていたレイノルズが実はけっこうな小心ぶりを見せ、ビビりのあまり狙撃手を見たなどと周囲をパニクらせる。そのあたりからJ・ヴォイトと役割が転換してゆく人間関係はなかなかにリアル。平凡な勤め人のヴォイト、腹をくくって難所をしのぎました。ダムが無事にできて事無く過ぎると良いですね。(良いのか?)[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-02 00:27:12)(良:1票)

1209.  リフ・ラフ 《ネタバレ》 もうほんと、自分で言うのもナンだけど、生活が社会の底辺でさあ雇用主はバカヤローで、社会の体制そのものがくそったれで毎日生きるのに精一杯よ、と夜の飲み屋でクダ巻きながら話を聞いてもらい、似たような話を聞いてあんたも大変だねえと相槌打ちつつ、ちょっとづつ元気を取り戻す、そんな映画。 イギリスの労働者階級は色んな映画で観て来たけど、数ペニーのことで大の男がケンカするほど困窮してる。でもそんな状況をシニカルに自己観察しているようなとこがあって、完全な絶望に堕ちないタフさとユーモアがある。そこにとても魅かれる。モデルルームのトイレを無断借用し、新入りの宿無しのために不法入居ビルを探してやり、ガスも通してやる。彼女との引越しもタダで手伝ってやる。ビンボーでもちゃんと人の心は持ち合わせてるんである。ラスト、経営側への腹立ちが高じて現場へ放火する場面も良いですよ。警備員の犬に見つかるも、こいつが飼い主に噛み付く駄犬ぶりを発揮。二人をまんまと逃がすケン・ローチ、あなたは素晴らしい。[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-09-01 00:00:02)《改行有》

1210.  容疑者(1987) 《ネタバレ》 この手の法廷ドラマは、弁護人と被疑者との関係を丁寧に描くのがセオリーかと思うんだけども。なぜかシェールとドラマを展開するのが陪審員のD・クエイド、リーアム・ニーソン放ったらかし。聾唖者にした設定もほとんど活きてない。デニス側の人間関係をやけに描き込むのも蛇足気味。票集めに女議員と関係を持つくだり、要ります?シェールを手伝う探偵も一瞬で消えちゃうし、同僚の弁護士ももっと何かしてくれるのかと思わせておいて特に何もなし。雰囲気ばかり出そうとして、人物の置き方、絡み方の配置が雑だという印象を受ける。判事が自ら弁護士を殺害に行くって、そもそも無理がありすぎじゃないでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-08-29 00:30:47)

1211.  アダムス・ファミリー(1991) 今観ると、話は大して面白いわけでもないです。普通。ただもう、キャラ力がハンパなくて家族三世代リアルにおどろおどろしいオバケ姿ながら、ユーモアもあって若干キュート、てとこが新しかったんでしょうね。執事は手首、てのも。 ハリウッドの子役って、この頃さらに一皮むけた達者ぶり。C・リッチの傲岸不遜・無表情な美少女オバケぶりに、アダチユミなんか勝負にならんなと思ったもんでした。 そういえばウェンズデーって公立の小学校に通ってませんでしたっけ。そんな。[ビデオ(字幕)] 6点(2014-08-29 00:11:42)《改行有》

1212.  ボディ・ハント うわうわうわ 先達の築いた、いろんなサスペンス要素を臆面も無くぶっこんできましたなあ。サイコやらめまいやら羊やら既視感だらけの演出。一回驚いた経験済みなので、なんにも怖くない。怖くないけど、E・シューの容姿がこんなに落ちるなんて。そのことにひどく動揺はしました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-08-27 23:54:46)

1213.  ザ・フライ 《ネタバレ》 グロくて気色悪くて、そして哀しい。あまりといえばあまりに酷い、愛が引き裂かれるお話。 余計な枝葉を落として、時間の経過とともに科学者の異変が加速する描写に絞り、ダイナミズム溢れるストーリー展開とG・デイビスの泣き顔。色白の肌に目も鼻も唇も赤くして衝撃と混乱に耐える表情。とても美しいと思った。いくら好きでも見た目が生理的に耐え難く変容したら、自分の心にすら手の施しようが無いだろう。なにしろハエに移行するその姿のおぞましさといったら当時の映像技術に賛辞すら送りたくなるほどだ。耳がぼろん、と取れる場面は失神もの。 しまいにはポッドと融合した化け物を撃ち、崩れ落ちるジーナ。肉片と血しぶきを悲恋にまぶすとは、もうさすがクローネンバーグ。[ビデオ(字幕)] 8点(2014-08-26 00:25:50)(良:1票) 《改行有》

1214.  8mm 《ネタバレ》 スナッフ・フィルムという題材のショッキングなどぎつさで観る者の耳目を惹いてるけれど、意外とグロばかりを執拗に描写するタイプの作品ではなかった。フィルムの凄惨な場面ではカメラをずらして、ニコラスとホアキンの表情を映して間接的に描写したり。ビビるホアキンが可愛げあり。 幼い娘のいるニコラスの、その怒り苦しみは娘を持つ全父親のそれである。ただならぬ形相のN・ケイジの渾身の演技がこの作品の屋台骨。残酷さを好む人間の業を結局どうすべきか処理しきれてない脚本は物足りないし、マシーンの正体の明かされ方はわかりづらいことこの上ないしで、一級品ではないけど前述のN・ケイジのふんばりに免じての点数です。[DVD(字幕)] 6点(2014-08-23 00:26:22)(良:1票) 《改行有》

1215.  鍵泥棒のメソッド 《ネタバレ》 こちらが勝手に期待していたほどの、内田流どんでん返しは前作ほどではないにしろ、いやあ面白いですね。今作は本来の自己とは違うペルソナを強制的に与えられちゃった男たちの一騒動を、卓抜なキャラ描写と台詞で笑わせてくれました。香川と堺の性格の違いを描写する芸の細かいこと。ノートに書く字も香川が見事な楷書できちんと書きとめるのに対して、堺の「愛人脱走計画表」はまるで子供の落書き。だんだん片付いてゆくアパート、一方高級なローブひとつ着こなせない堺。せっかく香川の記憶が戻った後も、堺が首突っ込んだせいで、架空の殺し屋「コンドウ」のパーソナリティが行ったり来たり。 やはり前半の、香川が記憶を無くしている間の話が可笑しい。劇的に似合わないチェックシャツとズボン姿の香川、それだけでこみ上げる笑いを抑えられない。「35にもなって仕事も無くて、こんな部屋に住んでいたら死にたくもなりますよねえ!」と自分の人生を全否定されちゃう堺くん。あはは。 やや大げさではあるけれど、役者全員が「こういうコメディだ」とふまえた上での演技をしていて脚本の狙い通りの仕上がり。上手いです。面白いです。[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-08-22 00:05:54)(良:1票) 《改行有》

1216.  ソードフィッシュ 《ネタバレ》 結局、トラボルタも監督も何がしたかったんだろ。予告では二転三転したはずのプロットが、元々の意味が分からないままなので何転したのかもわからない。ハル・ベリーは生きていました、トラボルタの元顔の人は死んでいました、と言われてもなんのことだか。もっと驚きたかったぞ。D・チードルの役回りも実に無駄。無駄に乱暴な捜査官。やたら脱ぐオネーサンたちはお色気というより下品。あげくトラボルタが乗ってるバスが宙ぶらりんではないか。これ事故でしょ。駄目スタッフでしょトラボルタの部下。何をやってんのよー。[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-08-21 00:10:48)(笑:2票) (良:1票)

1217.  バーディ 《ネタバレ》 田舎のぱっとしない若者二人を演じたN・ケイジとM・モディーンがまぶしいくらい若々しい。青春の終わりにベトナム戦争を経験してしまった為に心に傷を負った場面からスタートするのだけど、べトナムで何があったのかは詳細には語られず、もっぱら過去の輝いていた日々が綴られる。どんなにバーディが鳥好きだったか、それを生暖かく見守るアルの奮闘ぶりは涙ぐましいやら笑えたりやらで、ちょっと変わってるけど紛れも無く二人とも精一杯青春しているのだった。そんな日々を戦争がこっぱみじんにしてしまったのだなあ・・、と切なくやり切れない感慨にふけろうとした寸前にひょい、と転換してみせたラストのあの瞬間。やられたー、と呆気にとられ次の瞬間には思わずふふっとなりますね。鮮やかでした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-20 00:29:58)

1218.  レ・ミゼラブル(2012) ミュージカルは苦手なのでおそるおそる鑑賞したけど、ストーリーの有名なことに助けられたのと、カメラワークや演出がわりと映画的なので、台詞までが歌であってもさほど抵抗を感じずにすんだ。革命前夜、各人の想いが歌に乗って交差する場面はついこちらも気持ちが高揚しちゃったりして。 だけど、R・クロウだけ歌キビシイなあとかヘレナ・B・カーターは近年こんな風貌の仕事多くないすか ああ眺めのいい部屋は遠くなりにけりとか、もっぱらこんな瑣末なことを感想としながら観賞していたワタシをレ・ミゼラブルファンの皆様どうぞお許しください。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-19 01:11:08)《改行有》

1219.  人間の証明 《ネタバレ》 “母さん、僕のあの帽子、どこへ行ったのでしょうね”と西條八十の詩を多用して文学的な奥行き(?)を醸し出し、渓谷にひらりひらりと麦わら帽子が舞うようなシーンはいかにも映画らしく広々と幻想的であり、さらにアメリカにまで行って派手なカーチェイスも盛り込みましたよ、とうわあ角川映画ぽい。「すごい映画をつくりたい!」という意気込みは大変感じる。でも残念ながらずっこけ映画の分類に入りますねこりゃ。若き松田優作と岩城滉一の一本調子な下手くそさはもー無茶苦茶じゃないですか。デザイナーの母はなにゆえはるばる訪ねてきた息子を拒否するんだろう。この、話の肝のとこが全然理解できない。原作読めばわかるのかな、ってそれじゃ映画としてだめでしょ。[CS・衛星(邦画)] 4点(2014-08-18 00:30:38)

1220.  愛がこわれるとき 《ネタバレ》 偏狭夫の描写がうまい、それにつきます。巷にあふれるDVに苦しむ実話をリアルに再現しているみたい。怖い。タオルと缶詰、たかだか服を汚されたことへ滲む嫌悪の表情、嫁のドレスにまで指図。極めつけは暴力、ときてワタシの忍耐もぶっち切れ。こんな奴ひとりで生きてろよ。もう憎くて憎くて。またジュリアがごきげんとりのプレゼントを渡された時の「もううんざり」の表情が上手いんだ。そりゃ完璧にジュリア寄りで観ますから、彼女がしっかり策を練って現状打破へと挑んだ強さには快哉を叫びましたし、隣人の新恋人が今ひとつぱっとしなくても、前夫よりはずっといいわね、とローラの友達気分で見守る100分でありました。[DVD(字幕)] 6点(2014-08-17 23:59:24)

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