みんなのシネマレビュー |
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1242. 空(カラ)の味 《ネタバレ》 インディーズ映画との事だが、素晴らしい出来。 内容は決して楽しめる類のものではない。 だけど、ものすごく見入ってしまった。 主人公に性的な興味を持ってしまったのは秘密。 それはさておき、身近な家族が理解者でなかった場合の苦悩。 これはおそらく経験した人にしか解らないであろう孤独。 どうにもならない。 だけど、救いは家族や学校とは別の場所にあった。 それも意外なところに。 人生、分からないものですね。 明日晴れるといいな、か。[インターネット(邦画)] 7点(2020-07-25 00:40:11)《改行有》 1243. 草原に黄色い花を見つける 《ネタバレ》 トラン・アン・ユン監督でベトナム映画に好印象を持っていたが、本作はそこまでの作品ではなかった。 映像美に関してはかなりの高水準。 ただし話の内容が私には真面目過ぎたかな。 少年が恋をする。 それで恋煩い。 どこの国でも同じだ。 ただのこの少年があまりにも情けなすぎる。 弟に嫉妬して暴力を振り、それで反省して泣く。 まあ子供だから仕方ないのかもしれないが、あまりにも情けなすぎて感情移入が難しい。 自分勝手だしね。 後半は尻上がりに良くなったので、この点数で。[インターネット(字幕)] 5点(2020-07-24 12:01:21)《改行有》 1244. 警視庁物語 全国縦断捜査 《ネタバレ》 戸籍剥奪を目的に人を焼き殺すという凄惨な事件が奥多摩で起きた。 それを全国縦断捜査でもって解き明かしていく内容。 個人的にはストーリー展開よりも、秋田農村の貧しい暮らしぶりや、返還前の沖縄などの、ロケ地での模様に興味をひかれた。[インターネット(邦画)] 6点(2020-07-24 00:31:20)《改行有》 1245. 七月のランデヴー 若者たちの躍動感あふれる動きに見とれてしまった。 水陸両用の車には驚かされた。 ジャック・ベッケルお得意の平手打ちが本作でも炸裂! なかなか小技の効いた良作。[インターネット(邦画)] 7点(2020-07-22 19:58:09)《改行有》 1246. グランド・マスター トニー・レオンもチャン・ツィイーも歳を取ったなぁ、という印象。 いや、それ以上にウォン・カーウァイ衰えたり!が感想の全て。 おそらくウォン・カーウァイ史上、一番の凡作。[インターネット(字幕)] 3点(2020-07-21 22:30:12)《改行有》 1247. 不倫純愛 《ネタバレ》 矢崎監督らしく映像が穏やかで美しい。 それだけで画になっている。 内容は意外にもサスペンス調。 濡れ場は少々しつこい。 内容は結局、純愛じゃないじゃん!とツッコミたくなる。 嘉門洋子の演技と体型は、如何なものかな。[インターネット(邦画)] 6点(2020-07-19 22:49:51)《改行有》 1248. プール(2009) 《ネタバレ》 なんていうか、方向性は好きなんだけど、内容が真面目過ぎるんだよな。 この女流監督と感性が合わないのかな。 女の子も何故ここまで中性的なのを持ってきたのか? これも女性監督だからかな、たぶん。 もう少しカワイイ、マシなのを持ってこいよ!と。 そして、もっとチェンマイの自然を見せてくれよ! それはさておき… もたいまさこの生き様。 退屈とかそういう問題ではなくて、好きな生活をしながら人生を終える。 それが良いのだ。そういうメッセージを強く感じた。 人はいずれ死ぬ。だから好きなようにすれば良い、と。 あれこれガチャガチャと遊び散らしたところで、そんなものは儚い一時的なものに過ぎない。 最期は穏やかに終わってこそだ。 その穏やかな最期が、チェンマイの自然に囲まれた穏やかな日常なら良いのか? 考えさせられる、意外と深い作品だった。 眠気がさすほどに退屈で罰ゲームの様だったけどね。[インターネット(邦画)] 3点(2020-07-18 23:03:31)《改行有》 1249. 惑星のかけら 完全にリアリティゼロ、有り得ないエピソードの数々なんだけど、和める内容が魅力。 河井さんは熟しきる一歩手前という感じで、この作品の時点ではまだ魅力が残っていた![インターネット(邦画)] 6点(2020-07-18 02:06:07)《改行有》 1250. 南瓜とマヨネーズ 《ネタバレ》 いたなぁ、売れないバンドマンに惚れる女。 バカだよなぁ。 だけど好きなんだから仕方ねーか。 でも嫌いなんだよなぁ、こういう類いの女。[インターネット(邦画)] 4点(2020-07-18 00:33:58)《改行有》 1251. 無伴奏 《ネタバレ》 始まり。カノンが喫茶店にながれる。 煙草が似合う時代。 私はこの世代の人間ではないが、この時代にタイムスリップしたかのような気持ちになった。 LGBTが一般に認知され、安保闘争が歴史の遺産になり、嫌煙が叫ばれる時代となった今、このような時代を体験できた事は有意義ではあった。 退屈感は否めないが、矢崎監督の描く美しく官能的な世界、そして反則ともいえるカノンでのエンドロール。 まあ、たまには良いんじゃないでしょうか。[インターネット(邦画)] 6点(2020-07-15 16:20:40)《改行有》 1252. あゝ、荒野 後篇 《ネタバレ》 前篇は良かったし、オープニングの題字から音楽まで最高。 しかし、この後篇は面白くなかった。 そもそもメインのヤン・イクチュンと菅田将暉の試合が面白くない。 前篇から引っ張ってきた謎のデモ活動もどうでも良い感じ。 モロ師岡も単なる浮浪者になり、前篇のような悪役然とした存在感は発揮されずに終了。 ただし、でんでんは私の知らない熱い演技を見せていたし、元ジャニーズの高橋和也も個性を発揮。 この映画は脇役がなかなか素晴らしい。 ※河井さん、ついに完全なオバさんになってもうた…[インターネット(邦画)] 6点(2020-07-14 19:45:32)《改行有》 1253. あゝ、荒野 前篇 《ネタバレ》 ボクシングが好きで歌舞伎町と慣れ親しんだ私からすると、とても楽しめた作品。それ以外の人には微妙なのかも。 『息もできない』で圧倒的な演技を見せたヤン・イクチュンが、単なる脇役で精彩を欠いていたのはショック。 一部、配役にショボさを感じるが、菅田将暉の鬼気迫る演技に免じて、そこには目をつぶりたい。 傑作とは言い難いものの、十分に楽しめた。[インターネット(邦画)] 8点(2020-07-12 23:47:27)《改行有》 1254. 彼女の人生は間違いじゃない 福島原発に端を発する問題を、真面目なスタンスで描いているが、デリヘルのシーンや彼氏との濡れ場をリアルに描くのは不要かと。 日本映画は必ず濡れ場のシーンを入れないと気が済まないのか? 原発問題に苦しむ人々について、その内容がリアルに理解できたのは良かった。[インターネット(邦画)] 5点(2020-07-11 09:30:53)《改行有》 1255. 東京難民 《ネタバレ》 ヤクザを除き、みんな最後には良い人になり過ぎ感アリ。 そこに違和感。 あと、別に大学を除籍になってもホストにはならんだろ。 格差社会で一度人生の階段を踏み外したらヤバイという事を描きたいんだろうけど、主人公が堕ちてゆく過程がかなり強引。 格差社会の今をリアルに描くどころか、むしろ不自然になっている。 この手のテーマはリアリティありきだと思うが、そのリアリティが足りない。 フィクションだと思って見ていれば、普通に楽しめるが… 私の考えは、この作品が訴えたかった事と正反対かなぁ。 人生、そんなに簡単にはおかしくはなりません(ただし身体が健康な場合に限る)。[インターネット(邦画)] 4点(2020-07-07 22:23:26)《改行有》 1256. 夜明けまで離さない エロティックでありながら純愛もののような趣き。 しかしながら、80年代を思わせる安っぽい作り。 この安っぽさは何が原因か? 演出?キャスティング?監督のセンス? ストーリーはそこそこ楽しめるが、どこか物足りない。どこかありきたり。 普通には楽しめるが、満足はできなかった。[インターネット(邦画)] 5点(2020-07-06 23:55:08)《改行有》 1257. 愛しのアイリーン 趣味には合わない映画だったけど、子を想う親の気持ち、これは痛いほど良く分かる。 それを徹底的に描ききったのは評価に値する。 にしても河井さん、素敵![インターネット(邦画)] 6点(2020-07-05 01:39:38)《改行有》 1258. 怒り 人を見下す事で自己を保っていた人間に、かわいそうだと手を差し伸べると殺意を持たれて殺されてしまう…なんという怖い話だ。 それはそれとして、よく出来たストーリーかと言えばそうでもない。最後まで飽きずに見せられたという点では良かったが。 妻夫木のパート要るかなぁ、、確かに殺人事件の間接的被害者と言えばそうだけど。 宮崎あおいのパート、これはなかなか良い! 宮崎あおいの演じる女の子のキャラが素晴らしく立っている。単にメンヘラかもしれないが、人間らしくてリアリティがあって可愛らしい。 広瀬すずの襲われるシーンは気分が悪くなるが、沖縄基地問題として考えれば仕方ない?いや、八王子の殺人事件と沖縄基地問題のどこに関連性があるんだよ! というわけで、最後まで見る者を飽きさせない展開は見事だが、飽きさせない為に不要だったと思わせられる挿話が多く、悪い意味での騙された感が残った。[インターネット(邦画)] 7点(2020-07-04 18:37:20)(良:1票) 《改行有》 1259. 私の男(2013) 《ネタバレ》 敢えてぶつ切りに感想を書きます。 ◾️原作が良いのかもしれないけど、この退廃的な映像は熊切監督ならではのもの ◾️狂気の男を演じさせたら、浅野忠信に並ぶ俳優などいない ◾️田舎町で二人の関係に障壁があったからこそ燃えた。だが邪魔者が居なくなったら、女はその自由に飽きた。女の移ろいやすい心、一種の冷たさが印象的。 ◾️しかしラストシーン、女の方から脚を絡める。これもまた女の理解不能な冷たさ、いや、残酷さ。支配欲?いや、私には分からない ◾️ショートホープ。この映画において、タバコの銘柄としてはショートホープ以外は考えられない。 ◾️二階堂ふみは好みではないが、女優としては素晴らしい ◾️河井さん、魅力的! ◾️面白い類いの映画ではないが、印象に残る映画 以上[インターネット(邦画)] 8点(2020-07-04 10:20:24)《改行有》 1260. スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 《ネタバレ》 終わってしまった…まずはその一言に尽きる。 エンドロール冒頭で、with イアン・マクダミド and ビリー・ディー・ウィリアムズ と表示され感激。 内容としては、スターウォーズって、こんなガチャガチャしてて疲れる映画だっけ?という違和感満載。 アクションや戦闘シーンのオンパレードで、ヒューマンな部分が少ない。 これは、私の大好きなスターウォーズじゃないよ! 不満を感じながらも、最後は上手くまとめたのは評価できる。 結局、スターウォーズって、パルパティーンの物語だったのか… と自分なりの解釈をしてしまうくらいレジスタンスの存在感が弱く、パルパティーンの存在感が圧倒的。 とにもかくにも、私の40年に渡るスターウォーズ人生は幕を下ろした。そう思うと、感慨深い。 だがしかし、このゴチャゴチャし過ぎる内容、リアルタイムでスターウォーズを見てきたオールドファンにとっては、いささか疲れるのではないかな?[映画館(字幕)] 6点(2019-12-30 20:20:00)(良:1票) 《改行有》
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