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プロフィール
コメント数 2001
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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1241.  ソラリス 《ネタバレ》 宇宙の果ての絶望、と聞くと”イベント・ホライゾン”を思い出してしまうんだけど、断然本作の方が真の悪夢だと思った。 何度でもリアルに再生される自分の記憶の残滓。正気を保ってなんとか一人目の異質を排除しても、また生み出される同じモノ。強烈にぞっとしましたな。思い出の中の、最もナイーブな辛く痛い部分が繰り返される。これは恐ろしい。正気を失うほどに。 G・クルーニーは帰還できなかった。あの宇宙空間で、永遠に惑星の見せる自らの記憶の中を漂うのだろう。新しい経験は二度とできない。死が訪れればなんぼかマシなのでは、とすら思う怖いラストだった。[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-03-27 19:08:10)《改行有》

1242.  荒野の七人 さすがにスター俳優をずらっと揃えているだけあって、一人ひとりの存在感たるや見事なものです。あまりにあっけらかん、とした脚本はオリジナルと比ぶべくも無いですが、大スターのユル・ブリンナー相手に物怖じ一切せず輝きを見せた若きマックイーンらを観る楽しみがありますね。 オリジナルにあった切実さとか、真剣さといった情緒が明るい陽光のもとではきれいさっぱり無くなりまして、まあ比べることに意味なんかないんだけど でもせっかく掘った堀は活躍しないのかい、とか盗賊が律儀に銃を返すってのもシナリオの手抜きぽいな、とかどうしても心で突っ込んでしまいますね はい。[ビデオ(字幕)] 6点(2016-03-21 00:22:16)(良:2票) 《改行有》

1243.  閉ざされた森 《ネタバレ》 邦題ですけど、森というより密林としてほしかったです。タイトルからイメージしたのは東ヨーロッパの幽玄な森を舞台にしたゴシックホラー。全然違った。 それはともかく、私はほんと二転三転やられるのが苦手でして、一回きりのどんでん返しで鮮やかに決めて欲しいと思うたちなので かなり不満は残ってしまった。何度もひねって、粗が出ない脚本ってなかなか無いですよね。本作だってわざわざ8って書き記す理由が無いもん。暗い画面に目を凝らして一生懸命兵士たちの顔と名前を判別しようとした(私の)努力もパアだ。 こんな虫の良い納まり方があってたまるかあ、とS.L.ジャクソンの のどかな顔を見ながら叫んだラストでありました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-03-18 23:18:00)《改行有》

1244.  28日後... 《ネタバレ》 これを一口に”ゾンビ映画”と言ってしまうと誤解を招くような。描かれているのは”対ゾンビ”のあれやこれやでなくて、終末と化した世界で人間のコミュニティはどうなるのか、といった社会学論でした。 見ごたえのあるのは断然前半で、無人という状況をこうまでの迫力でもって描いた画はあまり見た事ないです。広々と見事に寒々しいロンドン。人がいないということの空疎な恐ろしさ。そこへぼうっと灯るイルミネーション、吸い寄せられるような灯。絶望したり望みを持ったり、尋常じゃない状況下での人の心をうまいこと描写している導入部であります。 後半になると人間のエゴがゾンビをおしのけて脅威になっております。統制のおぼつかない軍隊が悪役をつとめます。「女を与える」のが部下を統率するための手段というのも即物的だなあ ずいぶん。[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-03-17 23:51:22)《改行有》

1245.  きっと、うまくいく 《ネタバレ》 インド映画もずいぶん垢抜けたなあ、とびっくり。主演の男優・女優とも欧米人みたいな顔立ちで小ざっぱり、小奇麗。ちょっと前までのこってりインドな暑苦しさがちと懐かしい。 女子は洋装でスクーターを乗りこなす女医の卵、男子エリート学生は激しい競争の真っ只中と、舞台設定も欧米化だけども、山ほどのエピソードをてんこもりに詰め込んだストーリーは、やっぱりちょっと盛りすぎな感があってスタイリッシュとは言い難い。田舎の娯楽芝居のような張り切りぶり。 各キャラは立っているし(その家族までが印象深い)主人公の本当の出自が明かされるくだりはプチサスペンス感もあって、確かに見ごたえはある。だけどやっぱり鼻につく演出。”ええ場面”ではお互いによく泣くので観てるこっちがちょっと引く。泣くのは恩を受けた側だけでよくないでしょうか。学長の仕打ちも二度三度としつこく、強権的でえげつない。少なくとも三名は自殺へと追い込んでますよね、この人? 総じて、笑いどころとか、かの国との感性のズレを所々感じる作品でありました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-03-11 23:27:58)《改行有》

1246.  冬の嵐 《ネタバレ》 舞台は立派なお屋敷、外は猛吹雪、二人の怪しい初老の男、とサスペンスの舞台装置としてはなかなか良い線いってると思います。電話線が切られていたり、身分証が勝手に処分されてたりと彼女を追い詰める仕掛けも王道。秘書役のおっさんが、温厚・粘着質・主人愛型というまれに見るタイプの得体の知れなさを醸していて怪演、この人が一番良かった。 ところがですね、ゴシック・ホラーにもう少しでなれそうでなれてないんですな これが。 画そのものに暗い質感が少ないせいか、肝心の車椅子のじいさんがそんなに怖くない。サイコパスというより意地悪じいさんに見える。 SOSを受けた夫が、もっと慌てるべきです。いや急いだんだろうけど、あのタイミングでギプスをはずすシーンを挟むと、この緊急時に呑気なことやってるんじゃないよ、と誰もが思うだろうよ。 義弟の存在もギプスも、そもそもいらなくないすか?健康体の夫が一人で動く脚本の方がなめらかになりませんか?[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-02-07 14:32:11)《改行有》

1247.  暁の7人 《ネタバレ》 ドラマ的なけれんみを極力排除して、生真面目に対ナチス抗戦を描いています。堅いドキュメンタリー風でもあり、そういった点ではちょっと退屈かもしれないのですが、現場に身を置いたつもりで観ると、裏切り者あり、予定外の報復あり、恋情の発生ありでかなりの波乱万丈ではあるのです。ここぞという時の銃の故障には叫びたくなりました。 ナチの暴力性は克明に描かれ、教会に籠城したメンバーが殲滅させられるラストは非情が過ぎて恐ろしいとしか言えない。ダメ押しでエンドロールに実在した人物の写真とその後の顛末が流れる場面は戦慄必至。つらいです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-01-22 23:22:28)《改行有》

1248.  マジック・マイク これでいいのか俺の人生、と苦悩する男性ストリッパーの物語をソダーバーグらしく真正面から投げ込んできました。びっくりするくらいひねり無しのストレート。 堅実派の彼女に惹かれつつ、それなりに成功を収めた夜のプライドもあったりで、揺れる男心がひしひしと伝わります。ウルサい演出が無い分、すっきりした構成ではありますが、すっきりしすぎで少し物足りないかも。個人的には主人公より彼女の弟アダムの方がタイプでしたので、彼の行く末の方が心配だ。その辺も話に盛っておいてほしかったなあ。 ステージパフォーマンスは吹き替えのダンサーさんたちも沢山いるのでしょう、見ごたえがあるしケバい内容に反して美麗に撮られています。[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-01-09 00:25:59)《改行有》

1249.  アジャストメント 《ネタバレ》 M・デイモンとE・ブラントは好きな俳優さんだし、演技達者の二人は本当に仲良く幸せそうでしたので最後まで付き合うことはできましたが。(どこでもドアは観てて楽しいし) どうもストーリーが締まらんですなあ。自分の生活が何者かに操られているなんてオソロシイことですよ?でもマットに悲愴感は無いしあちら側の連中も人間ごときに裏をかかれるユルい仕上がり。帽子と水がキーポイントっていうのも妙にお手軽だ。 ルネサンスだの産業革命だの、人類の歴史に多大な影響を及ぼす力のある存在が一個人の恋愛沙汰に口を挟むのも変だよ。大統領候補の恋人がダンサーならなぜあかんの?口うるさい親父か。 それに一回目の出会いは彼らがセッティングしたらしいけど、あのシチュエーションは奇抜すぎて最後までいらん混乱を観てる者(=ワタシ)にもたらすな。他人の結婚式に無断で忍び込んで男性用トイレに潜んでいる女ってすごく変じゃないですか。エリースには絶対何かある、と思っちゃったもん。帽子天使らの人間感覚とのズレの成せるワザなのか?[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-01-05 23:09:11)《改行有》

1250.  戦慄の絆 元ネタは実話だそうで、またクローネンバーグが飛びつきそうな猟奇事件が起きたものですなあ。 哀しみもやりきれなさも、うつうつと毒々しい色彩を伴って観る者に迫ってくるけれど、いやあ・・わし双子じゃないしとても身につまされる、といった感慨は無い。(双子であってもわかるわかる、という人は少ないのではと思うが) J・アイアンズは熱演。グロい映画、と一蹴されかねないキワモノ映画にてこうも丁寧にキモチ悪さを演じるとはあっぱれな役者魂ですな。[ビデオ(字幕)] 6点(2015-11-28 00:24:59)《改行有》

1251.  ゾンビランド 《ネタバレ》 ”異常”が日常になって、それでも人生は続くとなった場合の正しい対処法が提示されます。「今週のゾンビ殺し」に輝いたおばさんはピアノで連中を圧死させ、普通に暮らす。頑ななまでに日常を生きててツボでした。 みんな基本タフでして、うまいこと各キャラを配したもんだなあと思います。主人公なんぞ筋肉系じゃないけどメンタル的にタフ。美人姉妹は頭が切れて、お菓子好きの中年男はゾンビ退治のスキルが最上級。ビル・マーレイなんかふざけて撃たれちゃって実に彼らしい。 正しいB級作が持つべき”明るさ”、”力技を可能にする屈託の無さ”がきちんと機能している楽しい作品です。[DVD(字幕)] 6点(2015-11-17 00:38:54)(良:3票) 《改行有》

1252.  モンスター(2003) 《ネタバレ》 C・セロンを知っていればそりゃあ驚くわ。人間眉毛が無いってだけで、あんなに風貌が変わるのかあ。いや、肌の質感といい、画像処理もしてるのかな。けどあのダルダルの身体は本物のぜい肉にも見えるなあ。 と、美人女優の根性仕事にたまげること必至のこの一本、話は限りなく重い。重いんだけど、なんか「聞かされたって困るよ」的な気持ちにもなる。 アイリーンは”モンスター”というより、ただただ可哀想な”愛を乞う人”で元ネタはあるにしても、この造型は監督の意向が反映してるのだろう。アイリーンが必死に愛を求めたセルビーにしても、C・リッチでは反抗心を抱えたティーンエイジャーなので実在したという24才の女とは別物だ。十代の年頃特有の自分大好き人間だから、とてもじゃないがアイリーンの飢えた愛を満たしてやれるほどの器は備えていない。 救いを求める手を拒絶されっぱなしの哀れな娼婦、として米国で十人目の女死刑囚を描いた監督。気持ちは分からなくもないけど、きちんとかわいそすぎに偏って描いているような印象を受けたんだけどな。[DVD(字幕)] 6点(2015-11-11 00:40:49)(良:1票) 《改行有》

1253.  ナインスゲート 《ネタバレ》 私は西洋人ではないのでピンと来ないが、悪魔つうのはどうやら日常にいつのまにか潜んでいるものらしい。頭にローソクをいくつも付けて呪文で呼び起こすたぐいのモノではないのね。ポランスキーの筆致においても、災いはごく普通の行いのさなかに訪れる。道を歩いてたら工事の足場がふいに崩れてきたり、昼間の明るいマンションの一室からごうごうと火の手が上がったり。J・デップもあまり深刻な顔をせずにのらりくらりと追撃をかわす。まあでも最終的には彼らの手に絡め取られるんだけども。 おどろおどろしたオカルトを期待していると、いろいろとスカされてそこが逆に印象的だったりする。蜘蛛女レナ・オリンがデップに迫る!どんなえげつない攻撃をするかと思えばボトルでヒステリックに殴るだけだったり、男爵秘書のイカついおばさんがオレンジの硬い皮を手でむいてたり。(でこの人、次にジョニデが来たとき、昼休みにオレンジ買って帰ってきましたね。ここ笑って良いんだよね?) わざとやってんのか何なのか、ちょっと抜いたこういう演出のせいで、私にはオカルトというよりシュールなイメージを濃く残す映画でありました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-10-26 21:48:58)《改行有》

1254.  消されたヘッドライン ラストのどんでん返しな展開は、けっこう誰も予想できないのではないかしら。あ?、そうくるのか、と驚いた。驚いたとは言っても驚天動地というのじゃなくて、目が点になるくらいなんですわ。なぜだろう。そこそこ秀逸なオチだと思うのに。 映像は悪くない。演者はベテラン揃いで抜群の安定感。なのになぜ”あんまり面白くない”のか。R・クロウに変わりはないのに、陰謀サスペンスつながりの「L・A コンフィデンシャル」になれなかったのは何故だろう。 展開のテンポとか人物の訴求力とかヘレン・ミレンが勿体ないとか色々問題あるんだろうなあ。映画作るのって難しいのね。誰かこの作品 焼直して見事に作りなおしてくれませんかね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-10-25 00:14:00)《改行有》

1255.  42~世界を変えた男~ 《ネタバレ》 題材が題材なだけに、“あった出来事”を描写していけば、それは力強く感動的な物語になるに決まってるわけで。全チームに永久欠番の“42”、初の黒人M・リーガー ジャッキー・ロビンソンの受けた心無い仕打ち。耐えに耐えて偉業を成し遂げたロビンソンの「ええ話」はそれだけで心揺さぶられるものであります。 しかし映画作品としては、その既定路線をキレイになぞっているだけの優等生作品で少年少女向け伝記の枠を超えたものではありません。奥さんのサポートひとつにしても、ベタベタくっついてる描写ばかりではなく、彼女が闘ったであろう“対嫌がらせ”の具体的な話が聞きたかったし、野球ドラマとして観るなら 後任の高齢監督の名采配も見たかった。うーん物足りない。 とはいえ、やる気まんまんのH・フォードは渋い役どころを器用にこなしているし、気の利いた台詞も楽しい。「棺桶をバラで飾ればいい」「肌がたとえシマウマ模様でも俺はかまわん」等がお気に入りの台詞です。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-09-20 00:36:02)(良:1票) 《改行有》

1256.  アタック・ザ・ブロック これを観て思ったこと。なんとまあ英国の低所得層の若者はあえいでいることか。かの国の不況のなかの青春映画はいくつも観てきたけれど、そういう一連の作品と同じような感慨を抱く。なんかエイリアンみたいのがいくつも出てきたところで、そいつらの印象は濃くなかった。 戦う舞台が“ブロック”という実に局地的な生活圏。その小ささが、彼らの人生全ての象徴のよう。ラストもその小さいエリアでヒーローとなってめでたし、となっている。別に世界を救ったわけではない。 一人の少年が言う。「なんでアフリカの子供を救うわけ?イギリスの子供は救わないのかい?」この台詞が妙に心に残った。作品の骨格のような気がする。 エイリアン退治は、脚本が用意した、少年らが閉塞した生活から抜け出すための力技。一人は英雄となって人生に意味が生まれた。B級映画に対して、少し考えすぎかな。たぶんそうだな。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-09-03 00:32:06)(良:1票) 《改行有》

1257.  アンダーワールド(2003) 《ネタバレ》 ヴァンパイアvs 狼男って、もう下手するとB級どころかZ級レベルのお粗末なもの見せられたらどうしよう、とちょっと身構えた。大丈夫でした。制作の熱意伝わるBプラス2くらいの健闘作であります。 両者 銃撃戦での幕開け、って代々続く怪物としてのアイデンティティーはどうした、とまず突っ込みたくはなりますが 現代の風景にゴシックテイストを上手いこと融合した画の力強さや、真実を徐々に明かす脚本にすっかり釣りこまれました。いやあ、ワタクシ初めこそケイト側=ヴァンパイアサイドだったのに中盤以降は狼軍団にすっかり肩入れしてしまいましたね。我ながら単純だ。 お人形さんのような美貌のK・ベッキンセール。その表情の乏しさが逆に役にはまるという幸運です。青白いかんばせがリアル・ヴァンパイア。黒レザーの衣装も正解。[DVD(字幕)] 6点(2015-07-20 23:28:09)(良:1票) 《改行有》

1258.  プレミアム・ラッシュ 《ネタバレ》 この映画を、ドライバーの立場で観るか自転車乗りの立場で観るかでは、感じ方が随分違うだろうなあ。私は両方の立場になり得るので、初めこそはドライバーの気持ちで「わー迷惑だなあ」と思ったりもしたのですが。 いやあ、このカメラワークの見事さ。スピード感を伝える演出がなかなか秀逸で、思うにカー・アクションだとスピードが速すぎる、けれど自転車の速度くらいだと、人間が自然と体感できる速さとして脳がシンクロしやすいのじゃなかろうか。映画中盤ではびゅんびゅんと車列を縦横無尽に駆け抜けるメッセンジャーと、もう一体だ。実に爽快だ。 あ 話は無理矢理なこじつけ感があるのですが これはメッセンジャーを動かさなきゃならないシナリオ上致し方ないんでしょうな。あの元締めの中国系の親爺が金受け取った時点でGOサイン出せば、すんなりとコトは運ぶのでは。何故わざわざ紙のチケットにして受け渡し?・・というツッコミは野暮ですね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-07-13 00:30:36)《改行有》

1259.  バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 《ネタバレ》 うーん、オスカー受賞の呼び声につられたお客さんの7割ほどは「ビミョー・・」と思って映画館を後にするんじゃなかろうか。けっこうな難物でしたこれは。 かなり強烈な”内面掘り下げ型”映画で、この「うーん・・」という感覚、昔「バートン・フィンク」を観たときのに似ている。 M・キートンの脳内映像と、外からの客観描写が混じって描かれるので、人によって見解が分かれそうだ。 舞台で実弾を放った後は昏倒しているキートンの脳内での出来事なのだろうな。ラストの娘の視線でそうかな、と思ったのだが親切とは言い難い脚本だ。彼だけは自己完結的に救われた体で終わるけど どうなのかなこれは。個人的にはあの観てもいない作品をこきおろす犯罪的に無責任な大物の批評家のばあさんをとっちめたかったけど。 ブロードウエイに散らばる群像劇としても見ごたえはあり。みんな相当なクセ者で。ただドコドコいいっ放しの音楽はちょっと苦手。[映画館(字幕)] 6点(2015-06-30 00:30:38)《改行有》

1260.  ワールド・ウォー Z はて、一体なんでもはや大物ブラピがこんなありきたりな(失礼)ゾンビものに出んのかな。集客したい映画会社のえらい人に頼まれたのかなーとか想像してたら、ブラピ本人が制作したがったんだとか。マジか。ブラピ、ゾンビパニックが好きだったんか。 なんせお金がかかっている画だなあとは思う。でもゾンビが物量で迫ってくるパターンは”ドーン・オブ・ザ・デッド”で経験済みなので二度もびびらないのだ。 やっぱりこんな映画には(いやすいません何度も)新顔の役者さんが良かったんじゃないかなあ。 ブラピだとなんか堂々としちゃって、「勝つに決まってんじゃん」オーラが嫌でも出ちゃうんだよなあ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-28 01:15:30)《改行有》

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