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プロフィール
コメント数 1617
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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1281.  ヘルタースケルター(2012) 《ネタバレ》 画的・美術的な部分のクオリティは今作も見事と言える出来で、沢尻エリカも(ルックス・キャラ的に)これ以上無い適役でかつ演技も最高に気合入ってるし、他の面々もみな芸達者で固めている(特に桃井かおり・寺島しのぶは素晴らしかった)。そして原作も漫画としては非常に良く出来た(中身の有る)話なはず、なのに… 特に後半、展開運びが宜しくなく冗長なのと、全体的に台詞がイマイチダサいのとか(特に大森南朋)、これも所々は良く出来ているが映画の全体としては高評価を付けるのは難しい代物。観て損したとまでは言わないが、微妙。[インターネット(邦画)] 5点(2019-11-23 11:44:15)(良:1票) 《改行有》

1282.  13日の金曜日PART3 《ネタバレ》 ジェイソンがデカくなって耐久力も上がり(ホッケーマスクも被ったし、髪も剃った)、ようやく中々のホラーモンスターに変貌した。中盤までは前作同様退屈だが、ラストの展開は前作までよりかなり良い。ようやく本調子になってきた感じの3作目で、実を言えばシリーズで一番オススメ。まずはこの作品から観るとよいと思う。[DVD(字幕)] 5点(2019-11-21 22:39:18)

1283.  リング(1998) 《ネタバレ》 原作同様、実はホラー&ミステリーというミックス作品と言える。どちらの筋でもまずまずの映像化だとは言えるが、原作と比べるとミステリーの謎解き面はやや簡略化されている。ならば、もう少しだけホラー面のショック描写を頑張らないと映画にした意味が薄くも感じられてしまう。Jホラーの時代の先駆けではあったのだが。 やはりミステリーが絡む作品は、オチを知ってる状態で観るかどうかも大いに評価に関係してくるのだろう。とりわけ、原作の完成度が高ければ高いほど、猶更そうかと。その意味では、原作未読で観たら全く別の評価になっていた作品だと言えるのかも知れない(これと、他には『レベッカ』なんかもそうだと思う)。[インターネット(邦画)] 5点(2019-11-20 21:43:19)《改行有》

1284.  ゾンビランド 《ネタバレ》 典型的なゾンビ映画だが、コメディ寄りというコンセプト設定はそこそこ成功しており(それ自体、結構月並ではあるが)、コメディ的には色々な工夫がまずまず笑えるので決してその点は悪くない。しかし、その方面に突き抜けて素晴らしい出来とまでは言えない中で、スプラッタ描写やスリル展開はこれもごくごく平凡の域を出ないため、全体的にはやや中途半端でパンチが足りないとも感じられる。アポカリプス状況下でもメイクバリバリなエマ・ストーンちゃんは、後の作品の落ち着いた雰囲気とかなり違った感じ(ケバイ)で良い。[インターネット(字幕)] 5点(2019-11-20 21:23:41)

1285.  地獄少女 《ネタバレ》 やっぱりというか、少女と言うより「地獄姉ちゃん」ではあるが、(原作未視聴でアニメに特に思い入れ等無いので)別に雰囲気はまあアリかなと思う(ティナちゃんは相変わらずド級に美しいので、常人には出せない「只者じゃない感」も大いに感じられる)。 ただ、まずホラー描写に関してはCGがかなり安っぽく、正直出来は良くない(地獄の描写などもイイ感じとは言い難い)。そもそもホラー的な描写はかなり少なく、ジャンルとしてはキャラクター映画としか言い様が無い感じ。シナリオの内容面で言うと、地獄姉ちゃんは問答無用で地獄送りするだけの役なので、その単調さをカバーすべく2つのシナリオをかなり無理繰りに繋げた構成となっているが、とにかく全編非常にネガティブな内容で(恨み・憎悪から狂い堕ちてゆく人間しか出て来ないという)、ホラー的なのを観に行った私は別に何とも思わんが、人によっては正直ナニコレってなったりしそーな感じ(原作がこーいう話ばっかなのかも知れんが)。 一点、花の女子高生なのにこれまた憎しみから狂って人を呪い殺さんとするちょっと珍しい役柄を、まだ若くかつティナちゃんに負けず劣らず激マブな森七菜が好演しており、非常に好印象。とは言え、その他は演技・演出全般ごく普通の出来。観終わってあまり印象に残らない程度の作品。[映画館(邦画)] 5点(2019-11-20 21:18:40)《改行有》

1286.  マカブル 永遠の血族 《ネタバレ》 インドネシア産だが、内容はまた『悪魔のいけにえ』風、というか(チェーンソー抱えたデブも出て来たり)。ただ、最終的に少しオカルトチック(悪魔崇拝系?)な味付けになっていたり、犠牲者に妊婦が混ざってたり、殺人一家の息子と娘が何故かかなり眉目秀麗だったりと、多少はアレンジが加えられていると言える。 しかし、全編通してテンポも良くないし、殺人一家も長年やってる割には手際も良くないし、途中で出てくる警官連中が(人数居るのに)全く役に立たなかったりとか、展開運びはかなり陳腐、かつ中々にダルい。良い点としては、アジア系としてはスプラッタ描写がかなり派手に血飛沫スプラッシュ、かつ痛そうなのはそこそこグッドかも。あと、女主人はノー(特殊)メイクなのに中々独特な化物感(爬虫類系とでも言うか)が出ていて、個人的には結構好き。[DVD(字幕)] 5点(2019-11-19 21:02:10)《改行有》

1287.  ゆりかごを揺らす手 《ネタバレ》 狙われるのが幸せな家族ということでかなり居心地の悪い映画。女サイコの攻撃はかなり陰湿で悪辣だが、ラストの力技の部分が(女だてらに)少々迫力不足な印象。[DVD(字幕)] 5点(2019-11-19 20:52:13)

1288.  39 刑法第三十九条 《ネタバレ》 まず、堤真一の二重人格の演技は率直に凄い(最初の二重人格シーンまでの40分間が正直一番面白い)。その他助演陣も揃って出色の出来(特に岸部一徳と樹木希林)。 ところが、主演の鈴木京香に関して(本人というよりは)キャラの設定にかなり疑問符が付き、どうも感情移入できない(極めて情緒不安定かつ頼りなさげで、鑑定人など全く務まる感じでは無い)。シナリオも相当に良く出来ていると思うが、それでもやはり公開鑑定の流れと事件の真相にはかなりの無理があると感じる。面白いサスペンスだとは思うが、完成度としてはあと一歩な印象。 あと、刑法三十九条についての批判が根底にある作品なのだが、無責任能力者を罰しないのは至極合理的な法制度であり、一面的に捉えての批判には違和感がある。詐病により正義が実行されない可能性があるとしても、それは制度運用上の問題であって、そういうものを十把一絡げに批判している様に見える点で、テーマ面がはっきり言って幼稚だと思う。[インターネット(邦画)] 5点(2019-11-15 23:35:18)《改行有》

1289.  ラ・ヨローナ ~泣く女~ 《ネタバレ》 A級ホラー映画(カネ掛かってる)で色々と出来は標準以上だが、悪霊襲来ものとしては極めて単純なつくりでシナリオ上の工夫も殆ど無いのと、それなりに怖いとは言ってもホラー描写もほぼほぼが相当な力技かつ単なる驚かし系なので「そこまですりゃそりゃ怖い(否、ビックリする)だろ」という感想しか出て来ない。 ただ、ホラー描写にはそれなりに面白く斬新なものも無くはないのと、悪霊の禍々しい造形はまずまず秀逸で前述どおり(映画館で観れば)それなりに怖いので、単純に「怖いもの見たさ」を満たすために観るホラー映画としては目的は果たせなくもないかと思う。[映画館(字幕)] 5点(2019-11-15 23:33:18)《改行有》

1290.  ナーズの復讐II ナーズ・イン・パラダイス 《ネタバレ》 1が面白かったなと思って2・3を観たのですが、その続編2作品って基本「同じコト」をやってるダケなのですよね。で、重ねて1はドラマ的・ヒューマンなテーマ的なトコロがチャンと描かれていたので(個人的にかなり)面白く観れたのですが、2・3は別にそーいう感じでもない(単なる)おバカコメディなのですわ。だから、どーしたってそんなに面白くは観れなかった…としか言い様が無いのですよね(少なくとも最低限、暇潰し以上には為り様が無い…てな感覚でして)。 取分けこの2作目は、その「同じコトやってる」のレベルもまたひとしお…とゆーか、学内のアルファ・ベータをブッ倒したのが前作だとすると、今後はその全国版が相手だ!みたいなコトでしかねーのですし、別に相手のレベルがどこかしらアップしてる…なんてコトもねーので(また少なくとも)続けて観るのは配給側で禁止してくれてないと困る!としか言い様がねーのですね。多少、おバカコメディ的にハッチャケる・やりすぎる部分で派手さが向上してる箇所も無くはなかった気もしますが、それダケっすね。先に、3は(それでも)多少その他に言及するべき点もあったかとは思ったのですが、今作は正直観るのを飛ばしてしまっても好いかも…とすら思います。[ビデオ(字幕)] 4点(2024-03-10 17:26:27)《改行有》

1291.  ハウリングIV 《ネタバレ》 まずですね、このつくりをやるなら、フツーたぶん「一作目」なんですよね。聞くと、この80年代の『ハウリング』シリーズには原作小説ってのが在ったみたいで、ソレが1977年の小説『ハウリング』(=多分、狼男伝説を当時のアメリカを舞台にモダナイズした様なヤツ)で実はダンテ監督の一作目がそもそもソレの映像化という建前だったって事情らしーのですよ。でも正直、英語版Wikiでプロット読む限りでも全然違う話になっちゃってるよーでして、んで結論的にはこの四作目がナンとその原作小説の「忠実な」映像化…てコトのよーなのですよね…(⇒ある種の「原点回帰」なのですかね…) …なのですケド、どーしたってシリーズものとして観てるコッチとしては、も~当然「原因・犯人」は割れてもーてますのですから、ソレがいつ出てくるのか・どんな感じのが(今回は)出てくるのか、てコトにしか興味関心が湧かないのに、結局ソレが終盤残り30分までほぼ姿を見せないし・イザ出てきたって別にいつもと同じ感じで出てくるし…(まァ前述の事情があるからある意味当然ではあるのですケド…)そーすると、私個人の結論的な評価としても、ソレこそ本レビューのド初っ端に書いた一文のみで既に事足りちゃったって始末になってまうのですね。。コ~レは流石に…B級ホラーのごくエコノミカルな続編としては最早「ルール違反」って気もしちゃいますですかね…(そーいうの求めてんじゃないっちゅーか…) ただし一つダケ、遂に狼男出現!的なクライマックス付近では、今までとは異なるアプローチによる禍々しいその「変身」シーンがつくり込まれていたりとか、ごく悪魔的な存在として描かれる今作の彼らの「ビジュアル」的な部分のキレ味なんかは比較的良好だと思えたコトとか、加えてオーラスはまた結構シンプルにド派手だったコトとか、コンセプト通り原作に忠実に丁寧に運んで⇒でもオーラスは思い切りハッチャケた!てなコトにも見えました。ソレに関しては却って、続編B級ホラー的にごく正解に近いコトだとも思えましたので、評価としては一旦この位にしておきます。[ビデオ(字幕)] 4点(2024-02-11 09:08:51)《改行有》

1292.  ハウリングIII 《ネタバレ》 ほほォ……そもそも何故かオーストラリア製作(作中舞台も撮影地もソコ)になってたり、なんちゅーか「ガラッ」と変わってますね(何もかもが)。お話としても、確かに後半は全くホラーじゃあなくなっちゃってますよね。もし仮に、コレって『ハウリング』?それとも『ダンス・ウィズ・ウルブズ』の方?て訊かれたら、個人的には後者の方に近い…と言ってしまいそうな気すらします。ただ、そのワリには、全体のストーリーとしても展開運びとしても、まあまあ好く出来ていた・組立てられていたという感じもするのですよね(私も、その後半は率直に、何故かそこそこ面白く観れてましたよ)。オーラスのおふざけは一旦置いたとしても、ごく個人的にはⅡよりは全然マシだったかと思いますよね。 とは言え、脚本がそれなり…な気もする一方で、逆に技術的な面がかなりイマイチ…というやや珍しい感じであるコトも否めませぬ。端的にまず、冒頭からも編集・繋げ方がクッソ微妙(雑)に思えたとゆーのが、ちょっと許容できないレベルで非常に唐突に場面転換しまくる(から繋がらない⇒カット数も多分足りてない)のとか、殊ショックシーンなんぞは総じて「肝心なトコロだけ抜けてる(多分撮ってない)」てモロ手抜きだったりとか、後半は更に一瞬で何年も時がスッ飛ばされたりとかでチョ~駆足にも見えたりとか、ザックリゆーなら(B級レベルに達しない程度にまで)手抜き・予算カットが甚だしい…って印象ですかね。当然、たまにチャンと撮ってる特撮シーンも、コレはⅠは疎かⅡよりも頭一つ低レベル…てな具合でして⇒ただし、狼人間赤ちゃんのシーンだけは(出産シーンも+その後の成長していくシーンも)ドレも妙にレベル高かったのですケドね。つまり、最初からそもそもホラーにする気が無かった…てな気もしてます(⇒その一貫性や、却って善し)。 非常にどーでも好いコトかも知れませんが追加で一点、この件の調査をする科学者バディのサブの方の俳優さんが、ナンかどーにも見覚えある…と思ったら、オーストラリアのラルフ・コッテリルって『ウルトラマングレート』のグラント隊長じゃねーですか!!懐かしい…(涙が出るホド…)[ビデオ(字幕)] 4点(2024-02-11 08:42:50)《改行有》

1293.  ホーリー・トイレット 《ネタバレ》 閉じ込められる場所がかなり手狭ではあるかとも思いますケド、状況自体は今まで全く観たコト聞いたコトが無かった…てワケでも更々無い方のシチュエーション・スリラーではあります。が、とにかく問題(劇薬)なのが、その「場所」ってのが何と工事現場の仮設トイレなんすよね……正直そもそも、世の中で最も近付きたくない場所の一つでもあります……んで今作、そこから想起される「心配事」の最たるモノとゆーのがコレ以上無いホドに=コレ以上やったらソレこそモ~「タブー系のアート作品」にしかならないってレベルで実現されてしまうので、第一の注意事項としてそーいう汚いのが許容できないって方は(ほぼ物理的に)観れないって作品だと思われます。努々、ご注意下さいませ。。 シチュエーション・スリラーとは言ってみたモノの、前述どおり場所が狭すぎる&ある理由で拘束された主人公の動きの制約も強すぎる、ので、正直「間が持ってる」とも言い難い様な(間延びしちゃってる)時間帯も多々存在してます。かつ、多少動きが有って観てゆけそうな箇所とて、別に総じて斬新で面白いアイデアで構成されてるって感じでもねーので、結論的には2つダケ⇒汚物と血ミドロってコンビのみが、今作で特筆しておくべき要素になっちゃってる気がしますよね。また正直、この2つの高度な掛け合いって、やっぱヤバいですって!(私でさえがそう言うんだから間違い無いですって!)B級スリラー・スプラッタのカテゴリとしても映画自体のクオリティはソコまで最低レベルってワケではない感じでもあるのですが、個人的にはほぼ「生理的に無理」に近いレベルでの好みではない映画…というコトでしたですね。迷いに迷いつつのこの評点で。。 ※汚物と血ミドロって、今作の製作国を見て見ぬフリをしつつも、思い出されるのは私の場合やっぱあのシュリンゲンズィーフなのですよね。。。お国柄…と言っちゃった瞬間に殴られそーなハナシかとも思いますが、だったらこんなのつくるなよ。。。[DVD(字幕)] 4点(2024-02-01 23:52:48)《改行有》

1294.  ミス・マルクス 《ネタバレ》 カール・マルクスの末娘エリノアが、父の死後その志を継いで政治活動に邁進し業績を残すも、後に43歳の若さで非業の死を遂げた…なんてコトを知ってるハズもなくって、だから伝記映画としては(その時点で)そこそこ興味深く観るコトが出来たとも思いますし+シンプルに政治運動的にはごく非常に立派な女性だったのだな…とゆーのも全然しっかり伝わってくるトコロかとも思いました。しかし、またシンプルに映画としてはあまり面白く観れなかったとゆーか、ちょっと???となってしまう様な箇所も大いに散見されたとゆーか………何よりもまず、他でも散々に言い尽くされているコトだとは思いますが、オーラスのこの描き方(解釈)てのは、流石にちょっと無理があり過ぎる…という気が第一にはしてしまいますかね。彼女は社会主義的な政治活動家であると同時に、主に周りの男どもが(親父も含めて)ドクズだらけであったというコトが原因ともなって、本作ってたぶん政治ものとゆーよりはフェミニズム映画の方により近くなってると思うのですよね(⇒製作の根本的なモチベーションも、たぶんソッチの方に在ったのではねーかな~とさえ)。だから尚更、この非業の結末をこ~んな感じでポジティブなモノに唯々見せかけようとする…てのは、個人的にはやっぱ無理筋としか言えないかな~と。。 他、シンプルにあと説明が足りてるか足りてないか(=観てるダケで何が起こってるか全部分かるか)と問われたらソレも無理!と言うしか無い様な予習前提みたいな感じでもあり、んでその原因の一つだとも思えてるのが所ドコロにドエラくスローモーな無音無言の芝居のシーンがちょこちょこ入ってくる…コトに依る(部分的に)ちょっとマロ過ぎるテンポ、ですかね(⇒とゆーか、中々こんなん観たコト無かったカモ?とでも言いたくなる様な、ある種「異様な」リズム感を擁する映画だったかな…とすら思えてますね)。お決まりのインターナショナル高歌放吟!がやっぱチラホラ挿入されんのと、最初と最後はフツーに思い切りロックンロール絶唱!だったりだとかも含め、何やら演出の一つのキモとして「歌」を活用したったろう!て映画だったぽいのでソコの効果を狙ってのコト……だったのかどーかは、私にはやや確信持てないトコロではあります。[DVD(字幕)] 4点(2024-01-20 16:18:08)《改行有》

1295.  血と砂(1922) 《ネタバレ》 ルドルフ・ヴァレンティノのご尊顔を拝したく、満を持しての鑑賞。1941年のタイロン・パワー版は既に観ていたのですケドも、正直ソレが好かったのか悪かったのか…(話が入って来易いのは当然好かったとも思うモノの…)今作の方で個人的に目立ってたと思ったのはやはり、肝心の妖婦ドニア・ソルなのです、が…なんつーか、太々しいとゆーか太ましいとゆーか、寧ろもう図々しいとゆーか(ハッキリ)アクドい・悪辣だとゆーか、外面的にも内面的にも全く以て魅力的な=観て好かったと思わせる様なキャラには感じられませんでしたよね⇒1941年版ではコレが(お初のカラー作品登場ってゆう)リタ・ヘイワースだったのですから、もう…… んでそもそも、もっと肝心なるルドルフ・ヴァレンティノの方とても、正直コッチすら私にはその魅力がほぼ伝わらず終いって有様でして…結論、コレなら、シンプルな比較として1941年版の方を観ておけば全く事足りる、としか言い様がありませんですね(個人的にはね)。こーなるとまた、ヴァレンティノ&ナジモヴァ共演の『椿姫(1921)』の方も観たいのですケド、コッチは媒体が見つからない…… ※今作って、IMDbだと108分の作品ってなってて、本サイトでもソレに倣って登録されていると思われるのですが、私の観たのはどー見ても60分版のDVDなのですよ(ナニコレ?)。大幅にカットされてるってコトなのか、ちょっと調べても見当が付かず…(ソレも心残り…)[DVD(字幕)] 4点(2024-01-11 12:52:37)《改行有》

1296.  グンダラ ライズ・オブ・ヒーロー 《ネタバレ》 先に『スリ・アシィ』から観てしまいましたが、要は「ブンミラゲット・シネマティック・ユニバース(BCU)」というインドネシアのヒーロー映画シリーズが遂に爆誕した!てコトなのでして、その記念すべき第一作の方がコチラなのですね(前述の二作目も含めて、やっぱコミック原作ってコトらしーです)。全体的なつくりとしてはかなり隅々までMCUを踏襲してるって感じでもあるのですケド、この一作目の作品単体としての雰囲気・空気感はむしろたぶん『ダークナイト』の系列…は疎かドンピシャで同年同時期公開の例の『ジョーカー』をも彷彿とさせる様な陰鬱で暗~いヒーローものになってますかね。シンプルに、社会の不条理・不公平から生まれる闇(を象徴する様な敵役)に対抗するヒーローを描いてゆくのですが、気付きとしてはまずヒーローが覚醒するまでに尺が思ったより掛かる(小一時間)のと+あとは(コレも『ダークナイト』ぽいと言えばそーなのですが)特に前半はスーパーヒーローアクションとゆーよりは若干地味めなクライム・アクション的な質感になっていて⇒スーパーパワーの応酬!とゆーよりは筋肉質な肉弾格闘アクションの方が延々続いてゆくのですね(この辺は、実は『スリ・アシィ』も同じ様な感じでした⇒たぶん何らか例のイコ・ウワイスさんが関わってるのが要因なのかも知れませんかね)。 とは言えコレって要は、やっぱMCUのレベルでスペクタクルなシーンを入れ捲るのが簡単に可能って訳でもない大人の事情を汲んでの工夫・調整…だとは感じられてしまいますね。でオーラスは流石にスーパーパワー!な(CGエフェクトの効いた)シーンも入って来るのですが、全体的にもその辺のクオリティ・物量からしてまんまMCUと比べちゃったらチョイ可哀そ過ぎる…という感じなのも確かにそーです。個人的には、この一作目は(ソコを考慮に入れた上でも)如何せんチョイ暗すぎる+地味すぎる…ので『スリ・アシィ』と比べるとハッキリイマイチだったかなと思います。今後大いに注目してゆきたいシリーズではありますケド。[インターネット(字幕)] 4点(2023-12-24 17:47:23)《改行有》

1297.  逆転のトライアングル 《ネタバレ》 極めて非常に、人間性のほぼ総てに対してごくシニカルな映画でありますね。邦題は原題からちょっと変えて「逆転」となっているのですが(原題は直訳すると多分『悲しみのトライアングル』かな?)観ると確かに、人間社会における有形無形の様々な「相対するナニか」を描いておいて⇒それらが「逆転」してゆくサマをブラックなコメディに仕上げた(煮詰めた)作品の様に思えます。相対する…とゆーのはそれこそ、女と男とか・金持ちと貧乏人とか・支配者と被支配者(=強者と弱者)とか、なのですが、これも突き詰めると「善と悪」って最も根本的な二項対立に帰着してゆく様にも(やっぱり)見えてくるのです(=要は「神と悪魔」という、この世界の最も原始的な解釈だ…な~んて)。んで、前述どおり今作は結局、それを何処かしらで一切合財「引っ繰り返す」作品なのですよね⇒だから必然的に、最初は少しは善人であっても最終的には(何らかは or 幾分は)全員悪人…みたいなコトになっちゃってるのでありまして、ですね。。 個人的には、そーいうのマジでホントに大っ嫌いなのですよね(⇒殊に、それダケ言って終わっちゃってるトコロがもう…)。「人間なんて皆こんなモン」てコトなのでしょーケド⇒そんなんオマエに言われんでも(誰でも)薄々気付いてるわ!とゆーのと、ままズバリ「で?(怒)」とゆーのと、あと一つ、やっぱキョウビ「二項対立」なんてモ~流行るワケねージャンか!てェのも結構強力に思ってるトコロなのでありましてですね。。(世の中スパッと正義と悪に割り切れるなら誰も苦労なんかしねーよ!と。。)再度、こーいう「人間(人間の世界)」に絶望してる”ダケ”の映画とゆーのは、私はハッキリ嫌いだと言いたいのです。以上。[DVD(字幕)] 4点(2023-11-20 22:11:34)《改行有》

1298.  エスケープ・ルーム2:決勝戦 《ネタバレ》 うーん、やってるコトは似た様なモンなのに、コッチの方は(何故か)だいぶん面白くないのですよね~とは言え、前作の方がギミックも率直に面白い・ユニークなモノが多かった気がしますし、プレイヤー=犠牲者側にも裏事情や対立構図があったり、あとは黒幕も謎だったり(⇒コレは別に謎ではあったケド結局のトコロは在り来りなオチではありましたが)と、スリラーとしてはほぼ全ての点で前作の方が上でしたかね。ラスト付近のドンデン返してやったぜ!(というワリには正直スッキリしないヌルっとした結末)の辺りのドヤ顔で勘違いしてる感じもかなり痛々しかったですし、結論、前作からはかなり下げてこの評価としておきます。無念。[インターネット(字幕)] 4点(2023-10-24 14:57:34)

1299.  呪餐 悪魔の奴隷 《ネタバレ》 まずとにかくは、思った以上に思いっ切りな続編!=全て前作を前提!として進む作品なのですね。しかもそのワリにも、当然前作は観てるんだよね?てな上から目線でナンの説明もおさらいも無く始まっては突っ走ってゆくので、このつくりでソレは流石にちょっと不親切すぎね?と思ったりもします。前作を(直前に)観るか、或いはあらすじ位は何らか読み直しておくか、は必須かと思いますね(結構細かいトコロまでテストに出ますよ皆さん!)。 その上で内容的には、舞台が曰く在りげな集合住宅で、んで前作の生き残り家族+そこの住人も多数を新規メンバ追加して群像劇的に進んでゆくので、まずはその意味でも場面が飛び飛びで分かり難い(⇒仮に前作の内容が完璧に頭に入っていてもなお相当に分かり難い)という作品でもありますね⇒シンプルに画面も暗いコトが多くてその意味でも更に更に分かり難いし。プラス、ストーリーの方もまた一貫性があまり無い・ホラー描写を数珠繋ぎにしてゆく系統、なのでなお一層ナンのハナシなんだかごく終盤まで高度に分かり難い…のでありますね⇒新興国産のリーズナブルなホラーとしては比較的尺も長めですし、私も正直、最後まで観たら結構かったるくなってしまった…てのが本音ですよね。 結論、ナニを措いてもまずは前作を観てから観るコト、あとは、話の内容はあまり気にせずにナンなら観飛ばして⇒ホラー描写の部分だけをパワー使って観るようにすると好いヤツなのかも知れません。特に、中盤のエレベーターのシーンとかは(古典的だとも思いますが)個人的には比較的盛上ってハラハラと観るコトが出来ました。オーラス付近もワリと派手っちゃあ派手…かな~とも思います。[DVD(字幕)] 4点(2023-10-03 22:25:08)《改行有》

1300.  アウトレイジ 最終章 《ネタバレ》 うーん…最終作なのですが、今作に関してはちょっと脚本の出来が前作・前々作には明確に大幅に劣るとしか言い様が無いですね。。前作までのキャラを基本みんな使ってやりたい…というモチベーションがあるのでしょーが(その所為で)非常にゴチャゴチャしたやや詰め込み過ぎな話になってしまっているのも痛いですし、んで登場人物⇒特に殺されてしまった面々とゆーのが、総じて余りにも「不用心」過ぎます(「全員悪人」じゃなくて「全員迂闊」)。とにかくは、大して信用するに値しない上に完全に掌握していない・手綱を握り切れていない人間に、もし失敗したら=殺り損ねたら自分の身が危うくなる様な暗殺の仕事を何故いとも簡単に任せるのか、というコトですよね(殺るか殺られるか、という緊迫感がまるで無い)。あともう一点、コレも言い尽くされたコトだとは思いますが、今作の西田敏行・塩見三省ご両名はちょっとコンディションが悪すぎです=成立してません。特に、あの状態の塩見三省に西田敏行を殺させようなどと考える人間は居ないと思います⇒重ね重ね、前作のお二人は素晴らしかったので、今作がその二人のお話になっているコト自体には、大いに納得・共感も出来るのですが…その辺も含めて、この出来ならつくらなくても好かったかな…とは思ってしまいますよね(実に残念)。。 ただ一点だけ、展開運びは終始かなり?だらけだったと思うモノの、オーラスのたけしさんのケジメの付け方には大いに納得出来たのですよね。最初っから、取るべきは第一に木村の仇だと思ってましたし、かつ映画冒頭で殺された若い者は結局張の手下なのだから本来は大友が手を出すべき話でもない筈⇒でソレに託けてコンだけ大暴れしたのだから、寧ろ最後に張に対してケジメを付ける必要がある⇒またコンだけやり過ぎたらモ~流石にハラ切るしかない、と。3作も観てきたトコロで(+今作では途中かなり唸らされたモノの)オーラスに関してはワリと爽やかに観終わるコトが出来たので、結論的には1点足しておこうと思います。[DVD(邦画)] 4点(2023-09-25 23:05:06)《改行有》

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