みんなのシネマレビュー |
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121. シックスヘッド・ジョーズ<TVM> 《ネタバレ》 スピード感が前作に増してなくなったのと、登場人物がみんなバカな行動取りすぎ、というのはもはや野暮なのかもしれませんが、「嵐なんて全然来てねーじゃねぇか!」とか「なんで海に飛び込んだん?」とか「波が来て海にあんな変なのいるのになんで海上の施設(ただ浮いてるだけ)に行こうと思ったん>とか「なんでみんな船の縁にいたがるん?」とか、そういうこと突っ込みながら観る映画なので、まあそういう意味では楽しいかもしれません。 あと、けなげに陸をうにょうにょ歩いてくるサメ君がだんだん可愛くなってくるのはポイント高いかもしれません(笑)[CS・衛星(吹替)] 5点(2022-05-29 16:41:19)《改行有》 122. ファイブヘッド・ジョーズ<TVM> 《ネタバレ》 サメが襲ってくるかもしれないのに船の縁に無防備に立ってたり、あれだけ仲間が死んでるっていってながら結局海に出るんかーい!とか、そういうことを機にするとキリがないのはわかってるんです。そもそも頭が五つってありえねーだろ(笑)とか。 とまあ、そういう野暮なこと言わなければ、結構ちゃんと作ってあるなぁという印象でした。[CS・衛星(吹替)] 5点(2022-05-27 02:30:40)《改行有》 123. 宇宙戦争(1953) 《ネタバレ》 前半から中盤までは確かにすこしかったるいというか、緊張感があまり感じられないかなぁという感じなのですが、初めて火星人が主人公らの前に姿を現す演出がさりげなくホラーだったり、淡々と世界の崩壊を語られる演出が逆に無情さを強調していてリアリティがあったり、実際に街々が容赦ないくらい破壊され、暴徒と化す人々の様子など結構迫力あるなぁと思いました。特撮は確かにチープですが、最終的に勝利の鍵は人間の知恵ではなくて自然、というのも、現在(2022年)世界を覆っている状況を考えても説得力あるなぁと思いました。[インターネット(字幕)] 7点(2022-05-27 02:27:30) 124. 地球の静止する日 《ネタバレ》 先にリメイク版の方を鑑賞しており遠い記憶ながらあちらは結構特撮などでスペクタクル感があったような感じでしたが、オリジナルは、といえばSF的、と言える円盤やロボットは非常に短時間しか登場せず、異星人クラトゥと母子との親交、政府の操作網を出し抜く過程、など何方かと言えばミステリーやサスペンス、といった感じを受けました。 ただ、SF的なガジェットや世界観ではないけれど、クラトゥの真意や日常パートの地球と異星人とのギャップなど、そういった点がなかなか細かく描写されているので、派手さはありませんが面白かったです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-05-27 02:22:07)《改行有》 125. ジュニア 《ネタバレ》 ※2022年5月20日更新 久しぶりの鑑賞。 普通に考えたら「んなわけねーだろ!」とは思うんですが、なぜかシュワちゃんとダニ・デヴィートならできるんじゃね?とか思ってしまうから不思議。 この時代ならコメディですんだと思いますが、ジェンダー云々の思想が広まった21世紀においては、「男性も女性と同じ産みの苦しみを味わって、互いのあり方を見つめ直す」とかっていう見方も、できるじゃないかと思いました。 まあ、そんな難しい思想のもと作られている作品ではないと思いますが(笑)[地上波(吹替)] 6点(2022-05-20 01:35:57)《改行有》 126. 雨あがる 《ネタバレ》 剣戟を主体とした単純明快な時代劇、というものではなく、どこかゆったりとした時間が流れている印象を受ける本作。 そのため、途中の御前試合や、道場主たちから逆恨みを買い、やむなく刀を抜くシーンが際立っていたと思います。 ラストも、いい余韻があり、たまにはこういうゆったりした作品もいいな、と思える作品でした。[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-05-20 01:31:38)《改行有》 127. 死刑にいたる病 《ネタバレ》 これはなかなか凄まじい作品でした。 ゴアを前面に押し出した作品ではないけれど、冒頭と終盤に出てくる描写は「これって本当にPG12?」と思えるほど。 そして作品全体にただよう陰鬱さ。次第に闇に魅入られていく主人公、謎が解明されていく過程など、ゆっくりとですが着実にい追い詰められている感じがして怖かったです。 そして、カリスマ性があり、より異常性が際立つ殺人者も、実際に「あちら側の人ってこんな感じなのでは?」という印象。 前評判通り面白い作品でした。[映画館(邦画)] 7点(2022-05-20 01:28:53)《改行有》 128. ガメラ2 レギオン襲来 《ネタバレ》 1作目を劇場で見て以来、実に20年ぶりの続編鑑賞なのですが、今見ても特撮は褐色なく、むしろホラー要素もあって、ちびっ子が見たらトラウマになるんじゃね?というレベルの描写にちょっとびっくり(笑) リアリティのある演出や、ガメラの勇姿など、今見ても十分面白い怪獣映画でした。[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-05-16 03:26:50)《改行有》 129. 親密さ 《ネタバレ》 個人的に「ハッピーアワー」と同じ魅力を感じた作品でした。 前半は「親密さ」という劇中劇の舞台稽古から、登場人物の心情を描き出し、後半は実際の舞台をフルで流す、という、ある意味実験映画みたいな構成で、単純な「面白さ」とは無縁の映画なのですが。知らず知らずのうちに見入ってしまう不思議な魅力がありました。まあ実際、後半は舞台をそのまま流してるようなものなのでそれが面白ければ見てしまうのは当たり前なのですが。 ただ、前半でも、所々映る夜景のショットや、空が白み始める中延々歩いて互いの心情を吐露する長回しの場面など、自分が「好きだ」と思えるところがたくさんあったので、そういう意味でも「自分好み」の作品でした。[CS・衛星(邦画)] 8点(2022-05-16 03:23:25)《改行有》 130. ベイビーわるきゅーれ 《ネタバレ》 冒頭のアクションで掴みはオッケー。だけどそこから繰り広げられるJK暗殺者2人のローテンションというか、ちょっと外した日常パートにあまり乗り切れず、「これ、俺ダメなやつかもしれない」とか思いながら中盤に差し掛かり、いつしか2人の魅力に取り憑かれていたという感じでした(笑) そして終盤の大立ち回り、特にラストの伊澤彩織さんのアクションは超がつく一級品。久しぶりに邦画でこんなすごいアクションが見られるなんて!と思わずテンションが上がってしまいました。 所々、セリフが聞き取りづらい部分はあれど、十分満足な作品でした。[CS・衛星(邦画)] 8点(2022-05-16 03:18:31)(良:1票) 《改行有》 131. シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 ウルトラマンに関しては全くの門外漢なので語るべきものはないのですが、特撮映画として自分はどうだったかといえば、まあ、怪獣プロレス的には楽しいと思えた半面、妙に説教臭くなる中盤以降からは「ほかでやってくれ」という印象のまま見終わってしまったので、いまいち作品世界に乗れませんでした。 まあそもそもそういう考えならば観るなって話なのですが。[映画館(邦画)] 6点(2022-05-16 03:12:56)《改行有》 132. 恐怖の洞窟 《ネタバレ》 低予算映画に対しては個人的に結構寛容というか甘いという自負があって、ある程度は楽しめる、と一応自負はしているつもりなのですが、これは久しぶりに底抜けにつまらないものを見てしまった、、、と思った作品です。 恐怖の洞窟、という割には嫣然怖くはない、というのは、まあ、いいとして、話が全然進まない、怪物の造形がチープ(これはまだいい)、主人公側三人(一応四人、うち2人は男)なのに対して相手側はただのデブ親父一人なのに逃げる努力をまるでしない、ランタイム80分なのにおばちゃんの無駄な回想が20分以上延々続く、しかも終わる頃にはほぼ終盤、と、演出やら展開やらが全然どっかに忘れてきてしまっているような出来。 まあ、ラストの投げやり感といい、結構こういう類のものを作ってる監督らしいのでなんとも言えないのですが、久しぶりにランタイムが3倍くらいあるんじゃないか?とか思ってしまいました。[インターネット(字幕)] 1点(2022-05-09 00:11:59)《改行有》 133. トリプルヘッド・ジョーズ<OV> 《ネタバレ》 前作が突然変異だ!というふわっとしたものだったのが今回は環境汚染が原因だ!ということでちょっとは説得力があるのか?という感じです。 冒頭からいきなりデデーンとサメが出てくるので情緒もへったくれもありませんが、まあそこはいいってこと。 登場人物が軒並み中なっかりなのも、まあ、ね。 しかし首切り落として新たにそこから新しい頭が生えてくるって、もはやそれはサメでなくてもいいのでは?と思ってしまいました。 あとダニー・トレホに似てるおっさん出てきたなと思ったらまさかの本人でちょっとびっくり。[CS・衛星(吹替)] 5点(2022-05-09 00:10:51)《改行有》 134. ダブルヘッド・ジョーズ<OV> 《ネタバレ》 今度のサメは頭が二つだ!と完全にネタ枠な気がしますが、特撮の安っぽさとかそこら辺を気にしなければ、案外と観られる作品でした。 襲われる連中がみんな二人いっぺんなのはちょっと笑いましたが。[CS・衛星(吹替)] 5点(2022-05-09 00:07:08)《改行有》 135. 狂恋(1935) 《ネタバレ》 確かにこれは狂恋というタイトルがぴったりです。 はじめのうちはなんてことない感じで観ていましたが、中盤以降のゴーゴリ医師が次第に本性を表すあたりからがぜんエンジンがかかってきており面白くなります。 ラストはちょっとあっけないかな、とは思いましたが、それでも十分怖く、狂える作品でした。[DVD(字幕)] 7点(2022-05-09 00:04:43)《改行有》 136. 裁かるゝジャンヌ 《ネタバレ》 映画史的に重要かどうか、というの抜きにして、ハマるかハマらないかったで言えばめちゃくちゃ好きな作品でした。 物語的にはほぼ、ジャンヌと異端審問官とのやり取りが占めており、l「火刑」という結末はわかりきっているのですが、クローズアップの連続と役者の表情だけで物語を展開させる力強さに圧倒されましたし、時間がたつのを忘れてしまいました。 特に、中盤の拷問室でのモンタージュと最後の火刑でのモンタージュの迫力はすさまじく、前者に至っては別に拷問が行われているわけではないのに久しぶりに恐怖を感じました。 そして、主演女優のもはや演技とは言えない表情、、、神に祷りをささげるときの恍惚とした表情など、とても印象深く、映画が終わった後、久しぶりに「震える」体験をしました。[映画館(字幕)] 9点(2022-05-09 00:01:48)《改行有》 137. ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 《ネタバレ》 ドラマ版を見ていないと話が全て理解できない、というのは昨今ディズニーのえ悪いところ。 まあそれ差し引くと、中盤まではいつものMCUじゃん?とか思うと終盤一気にサム・ライミ印のホラー映画になっていくのでそこで「死霊のはらわた」からの古のファンからすれば嬉しい限り。 もちろん。死霊のはらわた(1作目)の純然たるホラー要素ではなく、Ⅱ以降のどこかコメディ要素を含んだホラー要素、一番近いのはキャプテン・スーパーマーケットでしょうか。そのほかでも、シーンの切り替えや、アングル、マルチバースを突き抜けてくあの演出共々やはり「只者ではない」と思わせてくれる要素満載。 最後のゾンビ・ストレンジなどレーティングギリギリのところ攻めてますし、やっぱこういうのがやりたかったんだなーと思うと同時に、「これって完全にイヴィルアッシュじゃんw」とファンなら思わずニヤリとすること請け合い。 サプライズに関しては、へーそうですか、くらいにしか思っていないので特に、なのですが、終盤からのエンジンのかかりようが半端ないのでなんだかんだ言いながら楽しく見ることができました。 そしてポスト・クレジットの延々殴り続けるキャンベルには、ファンじゃなければ「なんでこの人殴ってんの?」という感じ、嫌いじゃないです。さすがライミ。 しかしストレンジ先生、200万以上するルクルトのコンプリケーションウォッチを風防とは言え自分で取り替えちゃうなんて、随分なことしますね、、、[映画館(字幕)] 7点(2022-05-05 14:43:51)《改行有》 138. 名探偵コナン ハロウィンの花嫁 《ネタバレ》 もう一介の高校生が「探偵です(ドヤァ)」ってやるにはあまりにも規模がデカすぎていて、風呂敷どうやって畳むの?とか思っていますけど、今回おも例に漏れず、こぢんまりした殺人事件ではなく世界を巻き込んだテロが目的、なんて、なんでもありやな、と思ったり、「いやそれ絶対無理だろwww」とか思ったり、頭脳明晰とはいえ平然とロシア語で会話できねーだろwとか思ったり、 という野暮なツッコミをすればいくらでも出てくるのですが、そんなの全部ぶっ飛ばしおて面白かったというのが正直な感想です。 とにかく殴る!撃つ!走る!爆発爆発!そして推理(笑)と、劇場のスクリーンで見るには十分な疾走感と迫力。それだけで十分よくできた作品だと思いました。[映画館(邦画)] 7点(2022-05-05 14:34:15)《改行有》 139. ニューヨーク 親切なロシア料理店 《ネタバレ》 タイトルほどロシア料理店がフォーカスされるわけでもなく、DV亭主から逃げている母子を筆頭に何かしら問題を抱えた登場人物が、些細な親切で徐々に光が見えてくる、と言った感じです。 タイトルのようにほのぼのとした感じではなく、結構シリアスなテーマなので、ちょっと意表は突かれますが、どぎつくなるギリギリのラインの演出で寿司、なかなか良かったと思います。[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-04-25 11:59:12)《改行有》 140. いちご白書 《ネタバレ》 タイトルのように甘酸っぱい青春映画かと思いきやが学生闘争に身を投じる男女の話で結構暗いです。まあニューシネマなので仕方ないですが。 しかし全体通してみても、タイトルが持つ意味のようにどことなく要領を得ないような、散漫な感じを受け、それほど面白いとは思いませんでした。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-04-25 11:55:22)《改行有》
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