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121.  ガキ帝国 大阪の人間でないと、わからんやろうな、この映画は。不良の群像には異様なリアリティがある。凶暴で、哀しくて、どこか滑稽で純粋な青春。紳介、竜介の好演も光ってるが、特に松本竜介が役者タイプで、紳介が典型的な漫才人間であることが、この映画ではっきりわかる。上岡龍太郎のインテリヤクザも、それらしく見えていい感じだ。大学生の時、アルバイト先の映画館のオールナイト上映の時、タダで見せてもらったのを覚えている。8点(2003-12-24 00:54:27)

122.  大河の一滴 せっかくの五木寛之さんの原作も、これじゃ台無しだ。主人公がとにかく不愉快。物事を相対化できない女が最近とみに多いが、そのいい典型がこれ。三國さんのさすがの名演に免じて5点啓上。本当は0点にしたいところだ。5点(2003-12-24 00:47:40)

123.  秋刀魚の味(1962) 小津の映画は、短い台詞に、何とも言えないリアリティがあるなあ。この映画でいうと、「ちっちゃいんだ。太ってんだ。可愛いんだ」というのがそれ。言葉のリズムが、とっても心地良い。微苦笑を誘うユーモアも、たまらない。そして、そこはかとない哀歓と諦観、無常観も決して重苦しくない。軽いタッチで撮られた枯淡の境地の作品。8点(2003-12-21 00:54:46)

124.  東京物語 心底、親身に世話をしてくれ、暖かく接してくれたのは、血を分けた子供たちではなく、赤の他人だったというやり切れなく、どこか諦観を感じさせる。それでいて、どこまでも暖かく、美しい傑作。ホームドラマだけど、ここまで達したら「芸術」と言っても、なんら差し支えないだろう。人は、しょせん生まれて、育って、年老いて、死ぬ、ただそれだけという「無常観」を言おうとしているのだろうが、人間はそれを営々と続けていくのだということに同時に希望もあると暗に語ってるようにも思える。あまりに、慎ましく、ささやかな希望だが。満点にしなかったのは関西人の僕には小津の映画は、いかにも「東京」の映画で、そこに憧れもするが、ちょっと気障かなという印象も受けるので。関西人は、小津より溝口なんだよな・・・。9点(2003-12-21 00:49:14)(良:1票)

125.  人情紙風船 髷を結った現代劇の傑作。人一人が自殺したというのに、「今夜あは通夜で酒が飲める」と内心ほくそえんでいる長屋の住人、そこに徹底した監督のニヒリズムを感じる。とにかく凄い。こんな映画、ちょっとない。10点(2003-12-21 00:41:10)

126.  サンセット大通り ワイルダーのドイツタッチが、満開の傑作。「ザ・プレイヤー」などのハリウッド内幕物の先駆だと思うのだが、プールに浮いてる死んだホールデンのモノローグで始まる冒頭は、チャップリンの「殺人狂時代」とも重なる凄みがある。物語も、素晴らしいが、サイレント映画の女王グロリアスワンソンには表情と身振り手振りを駆使したサイレントの演技、ウィリアムホールデンには、日常そのままみたいな自然なトーキーの演技をさせて、その二種類の演技のぶつかりあい、演技合戦を見るのも一興だ。ワイルダー、粋な遊びをするではないか。執事に扮するエリッヒフォンシュトロハイムの存在感も圧巻。10点(2003-12-21 00:36:50)

127.  ミザリー ファン心理が悪意と尊敬の入り混じった狂気を孕んでいることを、ホラーという世界で、リアルに見事に描いている。キャシーベイツの扮する女に全部それが出てる。怖いよ~!!それにジェイムスカーン、痛そうだ、可愛そうだ。「何で俺がこんな目に遭うんだ?」というところだが、ファンにしてみれば「自分は好きなのだから」という思い込みだけで動いてるから、どうにもならない。好きなのに信じていない。尊敬してるのに、憎んでいる。その矛盾の怖さ。 9点(2003-12-19 23:57:48)《改行有》

128.  アバウト・シュミット くどい演技で辟易させられることの多かったジャックニコルソンが、この映画では実に抑制されたいい演技をしてくれます。こんな普通のおとっつぁんもできる人だったんだと感心。「あんた、やったら出来るがな」と、そのことを突っこみたくなった。ロードムービー好きの僕には嬉しい映画。何もかも上手く行かないんだけど、それでも生きてるのも捨てたもんじゃないよって言われてるようでいいなあ。ラストのジャックの涙には、やはり胸がグッとなった。あの涙が、この映画の言いたいことの全てなんだな・・・・。あんな、ちょっとしたことで、人間なんとか生きていけるんだよ。そうだよな・・・・。9点(2003-12-19 23:42:26)(良:1票)

129.  バットマン(1989) 暗いゴシック風の雰囲気とポップでキャッチーな雰囲気の対比の妙もいいし、丁寧に作ってあって、それにティムバートン好きだし、決して悪くないんだけど、ジャックニコルソンが・・・・好き放題してはります。困ったおっさんです、7点(2003-12-19 23:37:14)

130.  ザ・ペーパー 好きなんです。こういう映画作れるのはロンハワードくらいだろうな。批評家には受け悪いみたいだけど好きです。昔のよき時代のハリウッド映画の匂いをすごく大事にしてる人なんだなと思う。きっとキャプラが好きなんだろうな。2流の新聞記者達の意地と良心を爽やかに、エネルギッシュに描いていて、気持ちよく映画館を後に出来る。玄人向けの地味な映画だけど、映画らしい映画。こういう映画、大事にしたいね。8点(2003-12-19 23:34:04)

131.  セブン 後味の悪さでは断トツだが傑作だ。肩がパンパンになるような緊迫感と恐怖でグイグイ引っ張っていくが、ブラピの魅力を見せるファンサービスも忘れないのを見てると、ああ、これってスターの映画なんだ。娯楽映画なんだ!と実感した。悪が、それも全く同情の余地のない、歪みきった正義を内に秘めた悪が勝利を収めるという救いのないラストではあるが、「この世は戦う価値がある」という言葉に圧倒される。これほど病んだ絶望を叩きつけられても希望を捨てないアメリカって・・・・こちらの理解を超えるな。これから日本でも、こういう犯罪が増えるような気がするよ。また、こういう犯人をヒーロー扱いする人も増えるだろうな・・。そうなりつつあるしね。9点(2003-12-19 23:22:17)

132.  夜の大捜査線 南部の差別の徹底と執拗さがリアルに伝わってくる。そこにドップリ浸かってきた警官スタイガー。ポワチエもいいけど、スタイガーが圧巻。黒人への偏見に凝り固まった男が、その偏見を少しずつ克服していく感情の流れが素晴らしい。そして肌の色と差別を克服した二人の、まさしく「男」の信頼と友情のさり気なく無骨な暖かさ。「絶望するな。人間は変われる」というハードボイルドな人間信頼のメッセージ。日本では、なんでこういうふうに描けないかな。差別一つにしても。9点(2003-12-19 03:12:23)

133.  招かれざる客(1967) アメリカという国の健全さがここにある。自国の暗部を、こんな爽やかなホームドラマにしてハミングでもしてるように見せてしまう。しかも差別への怒り、人間は平等なんだというメッセージはちゃんと伝わってくる。出てる俳優がみんないい。こういうところが日本は敵わないね。見習うべきだと思うね。この精神。8点(2003-12-19 03:06:11)

134.  いつも心に太陽を ちょっと見てて照れるけど、どこまでも真っ直ぐで穏やかな眼差しで見つめられてるようで、いいなあと素直に思える、とっても後味のいい映画。クサイと言えば言えるけど、感動できるのは、作者がこの映画で言おうとしてることを信じてるからだろう。8点(2003-12-19 03:02:45)(良:1票)

135.  エイリアン 怖さという点ではSFホラーでも断トツではないか。50年代のB級SFのお約束が全部出てる。特に欠かせないのが「肌も露な美女」だが、シガニーウィーバーがバッチリそれを見せてくれる。それにしても怖かった。そして面白い。9点(2003-12-19 02:58:28)

136.  スピード(1994) これはアイデア、脚本、カメラがいい。でも、よく見れば骨格は西部劇、乗り合いバスという限定された場所、その中と外で起こるドラマと凄まじいアクション、これはよく見りゃ、何のことはない。西部劇だ。それもジョンフォードの「駅馬車」を上手く現代風に焼き直した。時限爆弾のアイデアは日本映画「新幹線大爆破」の無断借用か?アイデアとカメラ、そして脚本の勝利ですね。犯人の動機がちょいとセコイのがご愛嬌か。8点(2003-12-19 02:53:29)

137.  ホーンティング つまらんかった。お化け屋敷気分で見りゃ、それなりに見られるがな。ヤンデポンってカメラマン出身だからカメラや映像には凝るけど、ストーリーはドンドン平凡になっていくな。キューブリックもそうだったが。やっぱり「スピード」でしょ、この人は。4点(2003-12-19 02:47:07)

138.  恋愛小説家 30,40年代のハリウッドで無数に作られた「スクリューボールコメディ(変人喜劇)」を現代にといったところか。エキセントリックな男と女が反発しながらも惹かれあい最後はめでたく結ばれる喜劇だが、すべてそのお決まりをやっている。ゲイの画家が出てくるのも、「今風でしょ?」と言う意図が見え見え。またコメディとして致命的なのは長すぎること。2時間15分は長い。この手の映画の名手、ハワードホークスなら1時間40分くらいで、きれいに納めるだろう。無駄な話があるからではないか?それでも、まずまず見られるのはジャックニコルソンに尽きる。やり過ぎ演技の彼がこの映画では実にチャーミング。まずまずといったところですな。7点(2003-12-19 00:19:58)

139.  モンスターズ・インク 大人が見ても、素直に笑え素直に泣ける。作りはデジタルだが、描かれてるのは、とことんアナログ。堕落してたディズニープロが息を吹き返した作品だと思う。音楽をランディニューマンが手がけてると知って、なるほどと納得。いい映画です。9点(2003-12-09 21:47:54)

140.  プリティ・ウーマン な~んだ、これ「マイフェアレディ」じゃないの。まずまずの佳作コメディでしょう。7点(2003-12-07 22:35:52)

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