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プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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121.  劇場版 幼女戦記 幼女だの魔導だの…というギミックを外してみれば、驚くほど王道の第二次大戦近辺の欧州を扱った架空戦争映画。 ただ出てくる兵器から考えて時代設定は数年前倒しされてるように感じます。 劇中、コミーコミーと差別用語が連呼されるあたり(100回以上言ってのでは…)いっそすがすがしいほどで、ぱっと見の印象やタイトルからは想像つかないほど硬派な映画。意外といろいろ歴史的な知識が要求されます(が、なくても多分大丈夫)。 ただ戦争映画自体に興味ない人は本当につまらないと思います。戦争映画ですから。 それにしても悠木碧は、こういうちょっと狂ったような役をやらせたら本当にオンリーワンですね。芸達者すぎます。 多分テレビアニメから繋がってる話なんだと思いますが、テレビアニメ版をちゃんと観てない自分が観ても問題なかったので一見さんが観ても大丈夫ではないかと思います。 まぁ一見さんがこれを観るとは思えませんが。[インターネット(邦画)] 7点(2020-07-20 17:47:25)(良:1票) 《改行有》

122.  シンプル・フェイバー 《ネタバレ》 私がこのサイトでレビューを書いてて、どこがいいのかわからない…と書く女優が2人います。 一人がブレイクライブリー(地味で華がない)でもう一人がアナケンドリック(馬鹿にしか見えない)なわけですが、なんとその2人が主演をつとめるのがこの映画です。 もうこれは観るしかありません(なぜ?) いや割と評判いいみたいだし…と観始めたわけですが…とにかく前半がひたすら退屈です。 どうでもいいような話をだらだらと…ここ半分にカットできますよね?と思わず問い詰めたくなるくらい退屈です。 で、エミリーが行方不明になって話が動くわけですが、あれ?そこからもなかなか話が動かず…で、そのあとありがち展開で…え、それで終わり?みたいな。 これ1時間ですみますよね? ぶっちゃけシナリオは(どなたかも書いてますが)テレビの量産2時間サスペンスレベルで褒める要素はどこにもありません。 その上、主人公2人が個人的に好きじゃない女優2トップとくれば、これはもう低い評価にならざるを得ないわけです。 確かにアナケンドリックは自分にぴったりの役をやってると思います。 頭の足りないシングルマザー。ほんとに彼女にぴったりだと思います。 が、私、頭の足りない人ってのが基本的に苦手なので、もうこれはどうしようもない事なのです。 3点かな…と思ったんですが、最後のライブからの車ではねるの流れが結構好よかったので、プラス1点。[インターネット(字幕)] 4点(2020-07-19 18:08:02)《改行有》

123.  コンフィデンスマンJP 《ネタバレ》 基本的にテレビドラマは全く観ないので、この映画のようなテレビドラマ原作物を観る事はないんですが、今回は三浦春馬死去のニュース当日にたまたま出演作が放送されていたので観てみた次第です。 「詐欺物である」以外の事は知らずに観たんですが、搭乗人物等を知らなくても全く問題なく鑑賞できたのでとりあえず単独の映画として成立していると感じました。 内容的にはありふれたクライム物で、当然途中で(誰と誰がグルで…)と何パターンか予想して観るわけですが、最終的に一番ありそうなパターンでオチていたのでそういう意味では驚きもなにもない、逆に言えば安心して観られる娯楽映画に仕上がっていると思います。 「特に面白いわけじゃないけど退屈はしないから暇つぶしにちょうどいい」と一言で書ける、そんな映画です。 ところで先に書いた三浦春馬氏だけではなく、主演級の俳優2人もここ最近女性関係で問題を起こしていて、そういう意味では出演者にトラブルの多い(俗にいう呪われた)映画なんじゃないかな…とちょっと気になったわけですが、もうこれ以上そういうマイナスな話題がないといいですね。いやほんとに。 ※9/27追記※ …と書いていたわけですが、今度は竹内さん。本当にびっくりしました。あらためて書きますが、これ以上そういう事がないといいですね、いやほんとのほんとに。[地上波(邦画)] 6点(2020-07-19 05:22:53)(良:1票) 《改行有》

124.  十二人の死にたい子どもたち 冲方丁の小説はどうも肌にあわず、これも原作読んだときに「うーん、なんだかなー」と思った一本。 とはいえ、どう映画化されてるのか気になったのでちょっと見てみました。 映画化のために枝葉のエピソードや推理を切り落としてよく整理されているとは思うんですが、本質的な「面白くない感」はあんまり変わらないかな、という印象。 とにかく展開が地味なんですよね。 また原作は章単位で主人公が変わってそれぞれの人物視点でエピソードを語るために個々のキャラが理解できる構成なんですが、この映画はずっと客観視点で心の中が描かれないためのため人物造形がほんとに浅くなっています。 杉崎花の役は、わりと原作通りのキャラではあるんですが、映像化する事であそこまで厨二風アニメ風のキャラになるとは…小説呼んでるときは思いもしませんでした。 まぁわりと原作ママだと思いますが、この映画が面白くないとすればそれは原作があまり面白くないからではないかと…[インターネット(邦画)] 6点(2020-07-16 00:13:41)《改行有》

125.  ラン・スルー・ザ・ナイト 《ネタバレ》 映画の本当に最後の最後、見えそうで見えなかったヒロインの尻がついに出ます。 ヒロインの尻を出すのをここまで引っ張った映画はかつてなかったと言えるでしょう。[地上波(吹替)] 5点(2020-07-08 15:40:12)《改行有》

126.  華氏119 マイケルムーアは、わかりやすすぎるくらい左寄りな人で(映画の中でもそう言ってますし)、しかしちゃんとそのスタンスで作品を撮るので逆に安心して観ていられるし面白いんですよね。 ニュースであれば「公平で客観的に!」という努力をすべきですが、これはニュースじゃなく映画なんだからスタンスが明確でないと面白くありません。 で、この映画、例の華氏911のタイトルをいじったファッキンなトランプ批判映画かと思いきやそうじゃなくて、なぜファッキントランプが大統領になれてしまうのかというアメリカの政治選挙制度や現在のアメリカの政治的状況を問題にしている作品です。 日本人にはなじみがない話題も多いんですが、人のふり見てわがふりなおせ…じゃないですが、自分の国に置き換えていろいろ考えさせられる映画なんじゃないでしょうか。 あ、ブッシュは相変わらずちょいちょいいじられます笑[インターネット(字幕)] 7点(2020-07-07 22:41:07)《改行有》

127.  カルト 《ネタバレ》 三浦涼介と言えばもちろんアンクで知られているわけですが、もう一つネットで名前があがる有名な役があり、それがNEO様。 そしてそのNEO様が活躍する映画がこのカルトなわけです。 さてこの映画の、テレビのカメラマンとタレントが現場に行き…というフェイクドキュメンタリーな構成は、たとえばあの「REC」などと全く同じなわけで、本来立派な映画のはずです。 しかしそのタレントがあびる優や岩佐真悠子(もちろん本人役)というリアルすぎる配役なため、海外のそれと比べるとめちゃくちゃ安っぽく感じる「ザテレビ番組」という仕上がりになっています。 もちろん特殊効果がちゃちだから安っぽく見える…という点はあるのですが、多分これ日本人が日本のテレビを見慣れている(海外のは見慣れてない)からそう感じるだけで、しかも「テレビっぽい」と感じさせる事はフェイクドキュメンタリーとして成功なんですから、安っぽいテレビ番組っぽく見えるのはアリなんでしょうね。 脚本も意外とがんばってましたし割り切ってみればなかなか面白い映画でした。 例えば自分で飼い犬を食い殺しておいて直後に「楽しく暮らしてまーす」とかビデオで言ってるのがおかしいと思っていたわけですが、あれも洗脳(憑依?)されてたから…だったり、実はいろいろ疑問点とかを回収してくれています。 あまりにもはっきりしたオレタタエンドなのは笑いましたが、3部作だからしょうがないんでしょうし。 (そもそも他の2本を観た事ありませんが)[インターネット(邦画)] 7点(2020-07-06 18:51:47)《改行有》

128.  キック・オーバー 《ネタバレ》 こじゃれ系クライムアクション映画。なんとなくテイストは西部劇風。 気軽に観られる映画のふりして構成や伏線は結構複雑で、たとえば妻の浮気相手の名前を偽名として主人公がずっと使ってたから、最後に造船会社の社長が誤ってそいつを射殺するシーン(現実か妄想か不明だけど)とか流して映画観てたら、意味がわからないんじゃないだろうか? あと、私が見落としてるのかもしれないんですが、結局のところ主人公は何者なの?ただの犯罪者? 一番驚いたのはあの映画用に創作された風刑務所、あれ2002年まで実際にメキシコにあったんですね。 ビバメヒカ![インターネット(吹替)] 7点(2020-07-02 13:35:13)《改行有》

129.  クロール -凶暴領域- 《ネタバレ》 昨秋に劇場公開されていたバリバリの新作映画ですが、もうアマゾンプライムで無料配信されててびっくり。 そうですよね、アメリカでは普通に散歩中の人がワニに襲われて死んだりしてますもんね…という事を改めて思い出させてくれる映画です。 というかそういう事をニュースで知ってる日本人からすれば、なぜ途中で出てくる人があんなに無警戒で食われるのか不思議です。 (実際、映画中にも「ワニ危険」の看板が出てるっていうのに) さてこの映画、系で言えばロストバケーションと同ジャンル。孤立した女子がモンスター戦う系映画です。 サメ→ワニ、孤島→売れ残りの家、ブレイクライブリー→カヤスコデラリオ、カモメ→お父さんでだいたい同じになります。 (いやカモメは犬じゃないか?) わりと序盤に戦って足を怪我するとかそういうとこも同じ。 腕を怪我しちゃうと後の展開が困るし無傷なのも不自然だし…とりあえず脚でもやっとく?…という作劇上の都合感バリバリです。 救助の期待をもたせてくれる人が餌食になっちゃう流れとか、もはやテンプレか?と。 あちらと違うのは父子の絆的な奴で、中にはそこを評価する向きもあるようですが、僕としては父の存在はロストバケーションのカモメと同程度にしか思えません。 ちょっと気持ちを通じ合わせて怪我を治してあげる…という意味ではバリエーションの域を出ないと思うんですが… タイトルからしてどっかでクロールでワニと競争するんだろうな…というのは誰でもわかるわけですがしかしそこがクライマックスでもなくカタルシスもないってのはちょっとダメかな、と。 わりとあっさりボートにたどりついて…そしてすぐ、それ無駄骨だったん?となるっていうのは予想外。 とはいえ、そこからの展開はなかなか緊張感あふれていて観ていて飽きさせませんでした。 そのあたりは結構真面目にちゃんとした映画を撮る監督の手腕でしょう。 ピラニア3Dなんかあんな映画なのにわりとちゃんとしてたし。 ま、あの映画みたいなエロっぽいシーンを期待して観ると全然そんな事はなくてそこは残念なんですが… 総合すると「基本をきっちり押さえて丁寧に撮られたモンスター映画。ただしそれ以上ではない」といったところでしょうか。[インターネット(吹替)] 7点(2020-07-01 02:11:00)《改行有》

130.  ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ 《ネタバレ》 あのマクドナルドの映画でこんなにワクワクできるなんて!と序盤は思ってたんですが、しかしうさんくさい上昇志向満載の主人公が本格的に動きだしてからはガラリと映画の性格がかわります。 いまでこそ「えー、マクドナルド…」なんて思っちゃうマクドナルドなわけですが、しかしこの映画を見れば(本来の)創業店は画期的で意識の高いとてもいい店。 それが上昇志向満載のろくでもない男に乗っ取られて今のような「マクドナルドかぁ」な店になった、その過程が描かれる反マクドナルドな映画になっていて、そりゃタイトルに「マクドナルド」名乗れませんよね。これ完全批判映画だもの。マクドナルドがこの映画を認めてないのもよくわかります。 少なくともこの映画を観て今のマクドナルドを食べたくはなりません。というか2度といかないぞ…くらいの気持ちになりかねません。 そもそも私は上昇志向の強い男性が大の苦手ですから、この映画の主人公には嫌悪感しかもてないですし。 まぁこの映画に限らず職人対ビジネスマンはどこでも見かける構図で結局バランスが大事なわけですが、しかし多くの場合ビジネスマンが勝利し大事な何かが失われていってしまう…それをあらためて実感させてくれる映画です。[インターネット(字幕)] 7点(2020-06-28 19:03:18)(良:1票) 《改行有》

131.  アス 《ネタバレ》 前作が黒人差別、今作は貧困層問題…というテーマはいいと思いますが、それを描く上で、毎回設定が荒唐無稽すぎます。 ゲットアウトでも「田舎の一般人がそんな高等科学もってるわけないだろ」という根本的に無茶な設定でシラケさせてくれたわけですが、しかしまだギリギリ我慢できました。 しかし本作はもうダメです。 なんだよ地下でクローンって…しかもアメリカ人みんなだよ(いやみんなではないけど) 設定が雑すぎていろんな事が気になってしょうがありません。 例えば、うさぎしか食べさせてもらえなかったーとか言ってるけどうさぎは食用にするにはコストかかるんだから(だからフレンチとかでしか食べない)普通はうさぎ以外のもの食わせるだろ、とか。 タイトルのUS(アス)ってUSAとのダブルミーニングなのね…とわかっても何も楽しくないっていう。 これならまだ何も考えずに済む悪霊とかの方がマシです。 ヒューマンドラマより単純な娯楽作が大好きな僕ですが、ここまでシラケる荒唐無稽な映画をヨシとするほどお人よしでもないので評価は厳しくならざるを得ません。 多分、この監督とは映画で重視するポイントが違うんだと思います。[インターネット(字幕)] 4点(2020-06-27 16:31:48)《改行有》

132.  ハドソン川の奇跡 こういう実話ベースの映画って長尺になりがちなんですが、この映画は実質90分以下にスパっと抑えていてきっちりカタルシスがある、それがいいんですよね。 この事故はもちろん知っていましたが、この映画を観てあらためて、墜落じゃなくて不時着水までわずか3分という時間の中であれだけの決断をして実行したこの機長はすごかったんだな、とあらためて思いましたし、非常時のパイロットは本当に重大な責任を背負わされるんだな、という事を実感しました。 個人的にいろんな飛行機事故の記事を読む事があるんですが、ちょっとしたパイロットの思い違いや判断ミスで墜落してしまっているケースが実は結構あります。 しかしそれは外部で後から検証してそうわかるんであって、事故の当事者からすれば多分どうしようもない事だったんだろうな、と改めて思います。[インターネット(字幕)] 8点(2020-06-26 19:13:07)《改行有》

133.  クーデター この手のファミリーアドベンチャーでは、子供はピンチの元になったりトラブルの元になったりと作劇上便利に使われるわけなんですが、この映画は特にそれが顕著でさすがにちょっとイライラします。空気読まないのが子供…とはいえ、さすがにちょっとこれはってレベル。 ファミリー物にしてはかなり緊迫感があり殺伐としてるんですが、おそらくそれは監督がホラー畑の人だからでしょう。 ホラーの作風でファミリーアドベンチャーを撮るとこうなる、という事でしょうか。 いやそもそもファミリーアドベンチャーじゃないという可能性もありますが…でも家から離れた山や川でいろんなトラブルに見舞われてそれを家族で乗り越えていくってのが多い中、この映画ではそれが海外の街中になってるだけですからきっとファミリーアドベンチャーです、うん。 あとピアースブロスナンのキャスティングはネタですよね。[地上波(吹替)] 6点(2020-06-18 14:36:09)《改行有》

134.  アデライン、100年目の恋 《ネタバレ》 ラスト20分前まで、この映画はどこに着地させるんだろう…とワクワクしてたわけですが、…しかしアデラインが夜の道を疾走して「もう逃げない」と事故フラグをたてたところで、あそっちに落とすんだ、とほぼラストまで読めました。 ハッピーエンド…とはいえ考えうる一番安直なラストに持ち込んでくれて、正直ちょっとがっかり。 そりゃ恋愛映画はハッピーエンドがいいに決まってますが…しかしこの映画の場合もっと別のラストを選ぶ手もあったんじゃない?…とどうしても思ってしまいます。 さて個人的がっかり女優ブレイクライブリーですが、なんとこの映画の彼女はよかったんです。 はじめてブレイクライブリーをいいと思いました。 いままで観た彼女、たとえばビキニでサメと戦ったり、悪党一味のヒロインやってたりするような役が地味な彼女に全く合ってなかっただけで、ちゃんと彼女に合う役あるんじゃん、とこの映画で思いました。 それからハリソンフォードも味があってよかったな、と。 若い時を演じてる役者さんの口元がハリソンフォードに似てて「お、これは若い時役で納得できるな」と。 全然似てなかったリヴァーフェニックスの悪夢はもう繰り返しませんよ、ええ![インターネット(字幕)] 7点(2020-06-17 21:12:09)《改行有》

135.  スーサイド・スクワッド 《ネタバレ》 これ企画の段階でハーレイクインが突出して目立つ&人気が出るのは想定内ですよね。 ハミ尻ですよハミ尻。 ローラとか叶恭子とかがコスプレ画像上げてますが、ローラのは短パン長すぎてお話になりません。 そういう意味で叶恭子はえらい。あの尻がちゃんと再現されてます。 …いやそれ映画のレビューじゃなくコスプレのレビューだよ…と自分で突っ込んでおいて、しかしそれら有名人のコスプレが本家に全く及ばないのが本家の魅力のすごさを端的に表してるって事でしょう。 で、映画本編ですが、皆さま書かれている通り「俺たち仲間だよ、一緒に戦うよ」という空気になぜなるのか…そこが全然描かれてないのがまず問題。 さらに、敵とのパワーバランスの悪さがひどい。 相手はほとんど神レベルの能力です。 何しろ一瞬で中東までテレポートして機密書類を奪って戻ってくるような化け物です。 対するこっちは一部を除けばほとんどただの人間です。 相手になるはずがない…のに、なぜかなんとかなります。 何しろそんな化け物能力の敵を相手に普通に格闘できちゃうんですから。 そもそもなんかすごい能力で即死させられるだろ…と思うんですが、なぜか律儀に格闘してくれます。 もう意味がわかりません。 そういう意味で脚本はほんとにボロボロなんですが、何も考えずに観ている分にはわりと普通のこの手の娯楽映画ですし、何よりハーレイクインがいます。 魅力的なキャラの創造も映画の立派な成果ですから、あまり低い点をつけるのもかわいそうかな…なんて思います。[インターネット(字幕)] 6点(2020-06-16 11:19:28)《改行有》

136.  グレートウォール(2016) 本当に予備知識なく普通の中華歴史映画だと思って観始めたので「あ、こういう映画だったのか」と新鮮ではありました。 PC等の進歩によりここ10年くらいで日本でもプレイヤーが増えた中韓産MMORPGをまんま映画にしたような代物です。 甲冑等のデザインがゲームまんますぎ。 映画自体が映画というよりゲーム中のムービーを見ているよう。 そしてストーリーのレベルもゲームレベル 鶴なんとか隊のバカバカしさ等を含めてひっじょーに底の浅い映画です。 が、しかし、冷静に考えれば古今作られてきた西洋風のファンタジーだってその内容はこの映画と五十歩百歩。 そう考えれば、このジャンルの映画としては普通なんじゃないかと思います。 だからちょい甘めに6点ってとこです、はい。[インターネット(字幕)] 6点(2020-06-11 15:42:58)《改行有》

137.  MAMA(2013) 《ネタバレ》 ここ数日、amazonプライムでタイトルだけ確認し自分が観た事がない映画だと思って再生してみると「観た事ある奴だ!」となる案件が3作ほど起きています。 この映画もその一本。 ある意味童話の「おかしの家」あたりのバリエーションとでもいいますか、森で行方不明になり異形の「ママ」に育てられた二人の少女と、その少女たちのママになるべく戦う二人の「ママ」のお話で、なかなか哀愁漂う美しいスリラー映画。 なんとも童話めいたお話で、ホラーやスリラーというより現代のグリム童話とかそんな雰囲気です。 てか昔この映画を観た頃はまだ「ジェシカチャスティン」を認識してない頃でまったく知らなかったんですが、今あらためて観ると「これに出てたのジェスカチャスティンだったんだ…」と感心する事しきり。あんまり彼女のキャラじゃない役なんでなおさらです。 てかゼロダークサーティやツリーオブライフより後の映画なんですよね、これ…じゃぁそもそも認識しとけよ!って話なわけですが…[インターネット(字幕)] 6点(2020-06-10 16:37:44)《改行有》

138.  カリフォルニア・ダウン 《ネタバレ》 全編ドゥエインジョンソン感満載の安定のドゥエインジョンソン印の映画。 どの映画でも毎回ほぼ同じキャラでほんとブレないですよね、この人。 いかにもエメリッヒあたりが大好きそうな大地震物。 でもやっぱ監督が違うとずいぶんと撮り方違うよな、と実感するわけですが。 冒頭で東日本震災にふれていますが、実際あの地震の影響は大きいようで、津波が劇中で重要なシーケンスを占めています。 いままでの大地震物の映画でそのあとの津波にふれたものはあまりありませんでしたから。 とはいえ、真面目に突っ込めばサンアンドレアス断層起点の地震であればここまでの大津波はあまり考えられないのですが(実際に1906年のサンフランシスコ地震でも津波被害はなかった) まぁそれは映画的な演出&地震の規模がでかすぎたから…という事にしておきましょう。 主人公一家はあちらの映画でよくある「離婚寸前で、嫁には新しい恋人が」系で、旦那が嫉妬心を抱えながらも新旦那に挨拶したりするよくある人間関係。 これ毎回思うんですが、日本じゃありえないようなシチュエーションですよね。 でもアメリカ映画ではしょっちゅうある…という事は向こうじゃ珍しくないシチュエーションなんでしょう。 そしてもちろん最後はよりを戻します。ベタすぎる。 さらに、その新恋人がダメダメなのも毎度定番。この人、映画途中にちょいちょい挟まる群衆シーンでの視点要員として演出上便利に使われていくわけですが…なんてひどい役なんでしょうか、むしろかわいそうになってきます。 定番と言えば例えば序盤のダムの地震シーン。 助手が女の子を助けた時点で、「あ、これ女の子だけ助かってこの助手死ぬんだろうな」と誰しも予想がつきそしてそうなるわけで、そこから最後までそういう感じの「ありがち&既視感」エピソードがずーっと続いていくのはある意味潔いとすら言えるでしょう。 そしていろいろあって夫婦だけで娘を助けに行く…いやそれデイアフタートゥモロー!と突っ込んじゃうし。 つか飛行機降りて歩き出しちゃうとそれ無力すぎて何にもできませんよね、と思いつつ、でもそれをなんとかしていくのがドゥエインジョンソン。 この映画、とにかくシナリオは予定調和…よく言えば定番、悪く言えばありふれた展開あるいはご都合主義の連続です。 一家族にフォーカスしすぎているせいで、地震の被害の規模を感じさせてくれません。 街かは盛大に壊れるわけですが、そこで生きてる人達の息吹が映画中で全く感じられないのです。 モブがちょっと逃げまどってるだけでは観ていて何も感じません。 これって主人公一家以外の数人を事前にちょっと紹介しておいて(たとえば夫婦の離婚を見届ける友人夫婦とか)、その人達がこの地震でどうなるかをちょっと挟むだけで、悲壮な感じがすごくでるはずなんですが…そういうとこ端折るからこんな事に。 最近の映画だけあって地震のシーン自体はなかなか迫力あるんですが、いかんせん構成やシナリオの貧弱さが目に付く映画でした。 あと劇中、美人美人言われる娘がそんなに美人には見えません。 (でも母親似で、そういう意味ではうまいキャスティングだな、とは思いますが) 美人なだけなら地震教授の助手の女の子の方がよっぽど可愛いんですが、それは…[インターネット(吹替)] 6点(2020-06-10 15:08:24)《改行有》

139.  ゲットバッカーズ 《ネタバレ》 まず邦題が意味不明。 原題は映画の中に出てきて話のキーになる自己啓発本の名前なんですが、その邦題が「ゲットバッカーズ」とはこれいかに? 「自己啓発本」みたいな邦題なら意味わかるんですが… しかも、その意味不明の邦題をつけた映画のパッケージはクライム系のそれ。 「スタローン」だの「ダニートレホ」だの出てる上にタイトルがゲットバッカーズ。 なんかギャングっぽいのが出るクライム系アクション映画と誤認させようとしてるとしか思えません。 いかしその内容は、多数の人物によるオムニバス物。最後にそれぞれのエピソードが絡んでいくタイプの例のアレ。しかも基本はハートフル系。 もうパッケージの印象と全然違うじゃん…てかダニートレホとか数カットしか出てないじゃん。 この手のオムニバス物は脚本の構成力が物を言うわけで、上手に作れば本当に面白いわけですが、この映画はそこが全然ダメ。 それぞれの関わりが薄い上にかなり強引で必然性も薄く…なぜこの形式の映画にしようとした?と問い詰めたくなる出来の悪さ。 てかそもそも個々のエピソード自体が弱い! というわけで、わりと何から何までダメな映画。 唯一褒められる点は、基本的に善人の物語なのでイヤな気分にならない事くらいです。[インターネット(字幕)] 4点(2020-06-10 13:08:32)《改行有》

140.  シャドー・チェイサー 《ネタバレ》 アマゾンプライムで適当にウオッチリストに入れてた映画なんですが、いざ観始めたら「めちゃ見た事あるよ!」となった映画。 大物2人はほとんど名前だけの存在で主役は無名な彼。 よくある、陰謀巻き込まれ型のストーリーで、ご都合主義にしてもひどい…と思うくらい偶然にしても出来すぎな展開もありますが、期待せずに観ればまぁまぁ面白いかな…くらいの出来。[地上波(吹替)] 5点(2020-06-10 12:25:12)《改行有》

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