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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 137
性別 女性
ホームページ http://escargot1.exblog.jp/
年齢 49歳
自己紹介 ジャンルにはこだわらないかも。
泣けるのも笑えるのも考えちゃうのも好き。
テーマに関わらず丁寧にきちんと作られた映画には感動する。
安直なもの、偏ったもの、意味なく大げさなものには白ける。

映画と日常生活についてのブログ始めました。→http://escargot1.exblog.jp/

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121.  パリ、テキサス ここで言うパリは、テキサス州内の小さな町のこと。でも、その名がゆえのエピソードが結構重要な意味をなしてもいる。 ある事件のショックで放心状態のまま2年も放浪を続けた主人公が数年ぶりに弟夫婦の元に帰ってくる。 弟夫婦に我が子同然に育てられ、父のこともほとんど忘れてしまった主人公の幼い息子。 この父と息子の不器用な交流。別れた妻、その幻想を探す旅。 多面体であり、奥行きがあり、時とともに移ろう人の心。一時たりとも同じ姿のままとどまっていてはくれない。そんな現実の中で、私たちが愛しているのは、その人そのものなのか、それともその人に対する自分の中のイメージなのか。 「あなたは変わった」という、ありがちな別れる理由について、ちょっと考えながら遠くを眺めてしまう。7点(2003-11-22 15:21:23)(良:1票) 《改行有》

122.  スティグマータ/聖痕 もっとエクソシストとかポルターガイストとか、そういう感じのホラーかと思っていたけれど、実際はスタイリッシュな味付けの映画だった。 私の好きな「薔薇の名前」のショーン・コネリーみたいな、教会お抱え探偵(科学者)が、ある女性の両手首に突然現れた謎の傷が聖痕(スティグマータ)ではないかと調査に来る。 聖痕というのは、キリストが十字架に貼り付けになったときにできたのと同じ部分に(自然発生的に)できる聖なる傷のこと。現実にも報告例があるそうだ。 そして、「薔薇の名前」と同じく、この探偵が暴いていくのもカトリック教会の影の部分。キリスト教世界のゆがみに対する西洋人の恐怖感というのは、なかなか根深いもののようだ。 一方で、東洋の映画の中で描かれるキリスト教世界は、博愛や清廉のイメージで美しく描かれることが多く、また西洋の映画の中では仏教世界は決まって美化されていることが多い。このあたり、世の常、人の常を感じる。6点(2003-11-22 15:19:43)《改行有》

123.  メメント 観たことないようなすごい映画を想像していたが、ちょっと不服。 確かに他にこういう映画は観たことがなかった。でも、「ユージュアル・サスペクツ」ほどすっきりしない。だまされたことで逆にウキウキしちゃう、あの感覚にはほんの少し及ばず。「ファイナルファンタジー7」(ゲーム)の真実が分かったときの、言いようのない切なさ、物悲しさもない。あの感情の揺さ振りには少し及ばず。「メメント」には、なるほどね~っという伏線がちょっと少ないからかもしれない。 でも、何より、観客がこの新しい手法に慣れることに大半のエネルギーを使ってしまうために、登場人物に感情移入したり、思いを馳せたりする、そんな余裕がなくなってしまうからじゃないだろうか。 主人公は妻を殺した犯人を探している。でも、妻を殺された悲しみ、悔しさ、寂しさ、歯がゆさ、そういったものが十分には伝わってこない。振り返れば、そういうモチーフは映画のところどころに出てきてはいるんだけれど、リアルタイムには心を揺さ振らない。 それが少し残念。でも、相当におもしろい映画ではある。 7点(2003-11-22 15:16:32)《改行有》

124.  ペイ・フォワード/可能の王国 《ネタバレ》 ハッピーな気分になりたくてビデオを借りたのに、がっかりする映画だった。 「世界を変えるにはどうしたらいいか?」という社会科の課題に、「1人が3人に善意を施し、施された人はまた別の3人に善意を施す・・・」という幸せのチェインを作ると答えた中学1年生の少年。その少年の提案が徐々に広がっていき、やがて全米中で大流行するようになる・・・なーんてフレコミで派手に宣伝していた作品。 この設定だけ聞くとなんだかおもしろそうで、期待してたのに。 ハーレイ・ジョエル・オスメント、ケビン・スペイシー、ヘレン・ハントとうまい役者を揃えてるくせに、あんな脚本じゃ台無し! どこかで観たようなシーンの連続。登場人物がそれぞれトラウマを抱えてるくせに描き込みが浅くて散漫。全て一気にセリフで説明させようとして稚拙。白々しくって感情移入できない。 時間軸も不明。 あのエンディングはさらに不明。 第一、全米中で流行!なんて広がりはちっともない。たかだか数人の連鎖しか描かれていない。それって看板に偽りアリじゃないの?2点(2003-11-22 15:10:31)《改行有》

125.  イージー・ライダー 心に何らかのものを残す。「アメリカ人は自由を説くのが好きだ。 しかし本当に自由な奴のことは怖れる」 という台詞は、 60年代後半アメリカの持つ差別や偏見、社会のひずみを象徴しているのだろうが、時代に関わらない真理という気もして、あまりに強いインパクトがあった。 リアルタイムに時代を描いた映画というのは痛々しい。けれど、そういう証人的な役割もまた、映画の使命だと、そんなふうに思う。6点(2003-11-22 15:06:52)《改行有》

126.  リプリー けだるい南仏のイメージが、美しくもあり、悲しくもあり。全編を貫くのは、絶望感。一方、ストーリーは二転、三転し、サスペンスとして十分楽しめるので、視聴後の満腹感がある。 ジュード・ロウとグウィネス・パルトロウのカップルがビジュアル的にとっても奇麗。8点(2003-11-22 15:04:14)《改行有》

127.  星降る夜のリストランテ 賑わう店内、いくつものテーブル。それぞれは無関係な間柄、その人間模様をユーモラスに、そしてハートフルに描き出す。 お色気整形バストの母親といかにも真面目そうな娘。不倫中の大学教授とその生徒。薬物療養所帰りの男を囲む、その父と姉。ペテン師と悩めるサラリーマン。・・・などなど、極端なキャラクター設定がイタリア映画的。 気になったのは、お客の中に妙にデフォルメされた日本人らしい家族がいること。食事中にゲームをする男の子と過保護な両親(全員メガネ)というのが、日本人の私としては、笑うに笑えない。8点(2003-11-22 15:01:31)《改行有》

128.  ダンサー・イン・ザ・ダーク 映画館で本気で泣いた映画。悲しい映画だから泣いたのではない。 ストーリーに泣いたのでもない。もう、なかば反射的に涙が溢れてくる映画だった。 ミュージカルシーンになると涙があふれる。 ハンドカメラの色褪せたブレる画像が、発色のいいカラーになって、クレーンやヘリを駆使した、壮大な映像になった瞬間、涙があふれる。 ビョークの伸びやかな歌声と、リズミカルなステップと、幸福の絶頂にあるような笑顔。 つらい現実の世界を、自由な想像力で、美しく変えてしまうチカラ。それでも容赦なくどこまでも救いのない現実。空想。現実。空想。現実。空想。 空想のまま死ねたから、それでいい。ショーの幕は下りるけれど、そのまま終わるなら、それでその人生は完結。他人から見たら憐れでも、心の中はきっと幸せ。 現実を、どこまでも現実として捉えなければならないシビアさ。それでも現実を笑い飛ばし、捉え方次第で幸せを作り出すのは、他ならない自分自身の心。 この両方が生きるチカラだと、そう震えないではいられない大・大・感動作。10点(2003-11-22 14:56:28)(良:3票) 《改行有》

129.  ニュー・シネマ・パラダイス 映画が好きな人は、みんな好きなんじゃないだろうか?映画が与えてくれる歓び。それ以上に素晴らしい、人生の歓び。 一人の映画好きの少年が成長し、恋をし、恋を失い、夢を抱き、夢を実現する。映画に彩られた青春が、やがてその彩りを生み出す存在となり、彼の人生そのものが彩りに優る輝きを放つ。 うまく言い表せないけれど、私はこの映画がとにもかくにも好きだ。10点(2003-11-22 14:53:33)(良:1票) 《改行有》

130.  パルプ・フィクション よくあるアメリカのダイナーで、ぶつぶつと何やら相談する若い男女。明らかにびびった眼、心なしか震えて落ち着かない。意を決して二人はキスをし、そして大声でわめき散らしながらテーブルに乗り上げ、銃を構える。それだけで、私はクラクラだった。かっこよすぎてもう白旗モノ。 いくつかのオムニバスストーリーがザッピングしつつ進んでいくのも、とにかくうまくてクール。 前の方で殺された人が、後の方では普通に生きてたりするせいか(時系列に沿った展開ではないのでそういうことが起こる)、めちゃくちゃ人が死んでも、残酷なイメージは全然ない。 今ではそこまで新鮮ではないかもしれないが、当時のタランティーノショックは、相当なものだった。にしても、ジョン・トラボルタ、どないやねん?あのおなかは???サタデーナイトは遠し。9点(2003-11-22 14:51:42)《改行有》

131.  ドライビング Miss デイジー 笑い話だが、ジェシカ・タンディをジェシカ・ラングと勘違いし、なんでこんな短い間におばあちゃんに???と思っていた(結構長い間)。 にしても、品が良くてちょっとプライドの高いおばあちゃんの役をやらせたら、ジェシカ・タンディを置いて他にないだろう。さすがオスカー女優の貫禄。 頑固なユダヤ系未亡人のミス・デイジーと長年勤める黒人運転手。南部アメリカの人種差別や老人問題を、二人の友情を描きながら、問題提起していく。 ドラマティックな展開はないが、観るうちに、この二人の老人のことが、大好きになる。そして、そんな二人が最後に・・・。 8点(2003-11-22 14:49:24)(笑:2票) 《改行有》

132.  薔薇の名前 「ハンニバル」を観て、この映画のことを思い出した。共通するのは暗黒めいた中世ヨーロッパのイメージ。 修道院で起こる殺人。死を招く知識。奇形の修道士。ミステリアスで不気味なものだらけ。 人間が作り出したキリスト教的「真実」。「真実」にそぐわないものは、事実さえも歪曲される世界。魔女狩り、禁書、異端裁判・・・。 そういった中世の世界観を、探偵として修道院を訪れる主人公の眼から体験していく。妖しい世界にどっぷり浸かることができ、その上、謎解きもまたおもしろい。 原作は記号学者によるものだが、そんな背景とタイトルの意味するところが最後に分かる。はまればはまるほど深い映画だ。9点(2003-11-22 14:46:37)《改行有》

133.  恋人たちの予感 《ネタバレ》 腐れ縁めいたふたり。会うたびぶつかってしまうふたり。でも、年とともにお互いの価値を認め合えるようになるふたり。そしてやがて、ともにお互いしかないと気づくふたり。コトが起こった次の朝、逃げ腰になっちゃうのは男の方、それで女が怒り出すと、「君は大事な友達だから・・・」なんて焦っちゃうのもまた男。 「もうすぐ40才になっちゃう」と言ってぐちゃぐちゃになって泣く32才(設定)のメグ・ライアン。微妙な年頃の、結構リアルな感情が描かれていて、大人が憧れる理想のラブストーリーに仕上がっている。 9点(2003-11-22 14:44:47)《改行有》

134.  シェルタリング・スカイ 砂漠を舞台にした映画は好きだ。 ちょっとした過ちで永遠に失った愛する人。失った後の、埋めようのない欠落感。これを表現する舞台として、砂漠の「渇き」感がぴったりしっくりくる。 ベルトリッチが映し出す豊かな色彩、坂本龍一音楽のドラマ性かつ包容力。印象に深く焼きつく映画だ。 美術映画には好き嫌いがあると思うが、寡黙に耐えられる方は試してみる価値あり。寡黙だがドラマティカルで情熱的。ベルトリッチは人間の「衝動」を鮮明に描き出す監督だと思う。 詳しくはこちらのブログで→http://escargot1.exblog.jp/1244669/9点(2003-11-22 14:42:59)《改行有》

135.  パリのレストラン パリの片隅にある小さなレストラン。30年間、賑わい続けたその店、最後の晩。 親せきや友達が集まった閉店パーティで、30年間のレストランの思い出が紐解かれていく。幼い日のいたずら、大声で叱られたこと、浮気発覚、小さな恋、初めての客、親父のこだわり・・・。 パーティが始まった頃は、様々な事情でボタンをかけ違えたようだった雰囲気が、だんだんほぐされていくのは、おいしい料理と思い出話のおかげ。そして、そんなみんなのレストランが、閉店しなければならない理由とは・・・。 ほのぼのとして、泣けて、笑えて。オシャレでヒューマンなフランス映画。 個人的には、昔、大家族だった頃の我が家を思い出す。8点(2003-11-22 14:38:22)《改行有》

136.  三十四丁目の奇蹟(1947) 「サンタクロースは本当にいるのか?」 この夢のあるテーマに、デパート業界の商魂や裁判沙汰、キャリアウーマンの母子家庭・・・と現実的なモチーフをからめ、「不思議だけどもしかしたらあるかもしれない話」に仕立ててあるのが、さらに夢を抱かせる。 王道を踏んだ名作。素直にハッピーになれる映画。 それにしても、当時のアメリカって、こんなに豊かで進んだ国だったのかー!と敗戦国民を自覚する。8点(2003-11-22 14:36:47)《改行有》

137.  アニー・ホール 芝居を中断して観客に向かって語りかけるとか、会話を本心に翻訳した字幕が出るとか、空想や妄想、過去なんかがザッピングするとか、そういった試みも小気味がいい。 台詞そのもののセンスの良さや、作品全体のこじゃれた空気も楽しい。 人が人を好きになるときって、ただちょっとした空気感、リズム、テンポみたいなものに依存している気がする。 かたちのないもの、説明のつかないものをきっかけに、出逢って深く関わり合い、離れがたくなるのはなぜだろう。 そしてまた、気まぐれにすれ違い、心離れていくのはなぜだろう。 いっぱいの人とデートしたけど、100人いたら100人違った。私と相手の間で起こるささやかな風の向きが違った。よく分からないけど、彼だといい感じ。なんだかぴったりなの。なぜって、うまく説明できなくっても。 この映画はありふれた恋に似ている。 小さなラブストーリーを描くこの映画の空気感そのものが、いわば恋のかわいらしさ、愛おしさ、可笑しさ、哀しさに似ている。7点(2003-11-22 13:55:40)(良:2票) 《改行有》

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