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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
121. エイリアン2 タイタニックが公開されるときに嫌な予感がしたことを思い出す。2じゃないのかぁ・・・大丈夫かなぁってね。エイリアンと言えば、やっぱりこれ。2が最高。この作品を見る前の僕は、エイリアンとは怪物という意味だと思っていた。でも、この作品でのエイリアンは生物だった。当然、リプリーたちは生き残る為に戦うわけだが、エイリアンもまた生きようとしていたように感じる。エイリアンから見たら、僕らはグロテスクな怪物なんだろうなぁって、そんなことを思わせてくれた。もちろん、そんな哲学的なことを難しく語ろうとしている作品ではなく、エンターテインメント作品として成立してるわけで、映画としての完成度の高さを感じずにはいられない。ビ~バ!ジェームズ・キャメロン!!9点(2004-03-31 03:17:32) 122. ダイ・ハード 単なるアクション映画に留まらず、綿密な伏線を張ったシナリオに感服でした。以降のシリーズでややパワーダウンしちゃったけど、クリスマスという作品越しの伏線とか、やっぱり名作シリーズだと感じずにはいられない。9点(2004-03-29 05:58:00) 123. マルサの女 普通に面白い娯楽映画。好きなので点数は甘いが、見た後に何か残るかというとそうでもない。一般に余り知られていない組織の内部暴露的な手法というのは、この作品が始まりだろうか???伊丹十三が生きてたら、最近の官僚腐敗に鉄槌を下すような作品を撮ってくれそうだけど、江角マキコを主演に社会保険庁を描いた作品なんてどうでしょう。8点(2004-03-29 00:15:36)(笑:1票) 124. みゆき あちゃー、こりゃ酷い。みゆきと思って見たら、どうにもならないです。なんか変な電波を発してる宇沙美ゆかりに萌えるくらいしか、この作品に存在価値は見出せない。困りましたね。3点(2004-03-26 02:26:18) 125. 二代目はクリスチャン まあ、既に設定で勝ってしまってるんだけど、よく作ってると思う。クライマックスに向けての盛り上げ方も上手いし、立ち回りも爽快。そして、泣ける。高水準の娯楽映画。8点(2004-03-26 02:20:01)(良:1票) 126. 家族ゲーム こういうシニカルな作品は貴重。大笑いすることはなく、ニタニタしながら共感してる自分にちょっと怖さを感じる。8点(2004-03-26 01:20:11) 127. 細雪(1983) それなりに話も面白いし、映像美という観点からも評価できるとは思うけど、なんと言ってもこの作品は言葉がいい。これに尽きる。吉永小百合っていいなぁ、やっぱり古手川祐子もいいなぁ、なんてコロコロ意見を変えてるとふと気付く。見た目ちょっと綺麗な人がこんな言葉使いしてたら、誰だって好きになるよなぁってね。それにしても、この頃の吉永小百合って時間が止まってるとしか思えないくらいに若い。8点(2004-03-26 00:43:25) 128. 機動警察パトレイバー ほぼ完璧。警察組織という特殊な環境下でドタバタ劇を演じる個性的な登場人物たち。近未来を描きつつも、現在と過去の同居する世界観。当初はあっさりと犯人が浮かび上がってきたことから、コロンボ的手法で犯人との対決、知恵比べを描くのかと思わせておきながら、調査報告書を読み進めるにつれて、あっと驚く新展開。コメディあり、ミステリーあり、ヒューマンドラマあり、アクションありのエンターテインメント作品の傑作。素直に面白い。10点(2004-03-13 14:57:16) 129. うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー シリーズ作品ではあるが、これだけは別格。本質的にうる星やつらではないのだけど、どっちが本当のうる星やつらなのか、わからなくなるくらいによく出来ている。今見るとそれほど衝撃的ではないが、寧ろそれがその後の作品に与えてきた影響の大きさとも言える。当時の衝撃度を考えると金字塔的作品と言わざるを得ない。虚構に満ちた現実と限りなく現実に近い虚構の対比。現実とは何なのか?寧ろこの虚構の方こそ現実ではないのだろうか?監督の後の作品で、戦争と平和の対比、人間と人形の対比がテーマとして取り上げられているが、この当時から一貫して同じスタンスを守り続けているのだということに気付かされる。9点(2004-03-13 06:08:43) 130. BU・SU 良い雰囲気の名作風味の作品なんだけど、終盤は正直しんどい。盛り上がりに欠けるというか、だれてくる。とは言うものの、富田靖子はいい。作品の中できちんと変化していく様は共感を誘う。5点(2004-03-10 16:17:05) 131. 利休 地味な作品ではあるが、見所はあると思う。とりあえず役者は粒揃い。この面子で大河ドラマにしてもらいたいくらいで、三國連太郎と山崎努のやり取りは迫力がある。映像も美しい。まあ、残念ながら物語としては盛り上がりに欠けるので、歴史物が好きなら損は無いという程度でお薦めします。6点(2004-03-10 13:24:40) 132. 火垂るの墓(1988) この作品は駄目です。初めて見たときは、ちゃんと泣き所で泣いたはずだけど、もう2回目以降は全編泣き通し。金曜の夜、仕事から帰って来て、知らずにチャンネル合わせてしまって数秒で泣いてた自分に驚いた。しかも、泣くようなところじゃなかったのに・・・。もう見られません。妹の子供を連れて公園に行き、泥団子を作りながら兄ちゃんって呼ばれると泣きそうになります。もう堪忍してください。10点(2004-03-09 18:37:22)(笑:1票) (良:1票) 133. 王立宇宙軍 オネアミスの翼 良く出来た作品ではあるが、まあ、森本レオの語りがすべて。そこが好きか、嫌いかの問題。好きなら、感動できる。8点(2004-03-09 16:55:11) 134. 天城越え(1983) 田中裕子の妖艶さがすべてだろう。それだけでこの物語が昇華している。その後の話の展開の中で事実が明らかになるに連れて、その妖艶さが際立っていく。彼女の存在感に対して、事件そのものの存在感が薄れてしまっているのがやや残念だが、そういう結末だから仕方ないと言えば仕方ない。8点(2004-03-09 14:42:23)
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