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121.  アクアマン 1回目観た時はあまりスクリーンの大きくないとこで観てしまい、これは絶対大画面で観ないと損だと思い今度は“4DX3D吹替“で鑑賞。 これはかなり4DX向けの作品であったと思う。 水中の場面が多いので、常に水が出続けているんじゃないかってくらい水がめっちゃかかって楽しい。 アクションシーンの流れるようなカメラワークと相まって座席も動くので没入感抜群! さて、内容についてだが、なんかこれ「バーフバリ」っぽいなぁと思ったのは私だけ?王座を巡って兄弟で争う点や、外界で誕生した運命的な宿命を背負ったヒーロー、そして国同士の壮大なバトル、エンディングのミニチュア的なCG、等々似てる所が多くてかなり面白かった。 とにかく全編に渡りアクション満載なのがいい。海中でのアクションは確かに今まで観たことないもので、サメに乗って戦ったり巨大なカニが出てきたりと全く予想のつかないバトルがとにかく楽しい。気になった点としてはほぼ全てのアクションへの起点となるのが爆発から始まるという点。まあ、観客を驚かせるという意味ではこれ以上ないが、あまりにも執拗に繰り返されるとちょっとワンパターンに感じてしまう。[3D(吹替)] 8点(2019-02-12 17:15:56)《改行有》

122.  雪の華 これはロマンチック。ロマンチックさ100%の映画だった。 余命1年と宣告された女性が一人の男性と出会い、百万円で1ヶ月だけ恋人になってくださいと頼む。 男は最初は訳もわからず引いていたが、契約を続ける内に段々と惹かれていく。彼女が病気だとは知らずに…。 やがて、彼女は死ぬまでに恋人としたい事を次々と叶えて行く中で、フィンランドへ旅行するという願いは特別なものであった。その理由とは…。 と、このような設定からして泣かせる気満々な内容なのだが、決して大袈裟な泣かせようという演出は無く、日々の些細な出来事を淡々と積み重ねている点がとても好印象だった。 まさに『雪の華』という曲からイメージするようなぴったりの内容だった。 中条あやみは終始とても綺麗に撮られていたし、フィンランドの情景も美しくて、とても惹かれた。[映画館(邦画)] 8点(2019-02-01 18:30:07)《改行有》

123.  こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 体重を10キロ落として挑んだという大泉洋の体当たりな演技がとにかくはまってて引き込まれる。片時も嘘臭く感じなかった。こう書くと回し者かと思われそうだけど素直にそう感じた。 夢をあきらめない事の大切さ、本音で生きることの難しさ、そういうものを鹿野という障害者を通じて教えてもらえたし、わがままだけど常に前向きなその生き方に惹かれたからこそ、あんなにたくさんのボランティアが集まったんだろうなぁと感じた。[映画館(邦画)] 8点(2019-01-28 21:28:39)《改行有》

124.  イット・カムズ・アット・ナイト ホラー映画には演出として色んな怖がらせ方のパターンがあるが、これは見せない演出のパターン。 観客を独自のルールの世界観に放り込み、詳しい状況説明などもないまま、僅かなヒントを頼りに観客をみちびいて行く手法。 とにかくこの手のパターンで大事なのは観客をいかに信じこませ、想像力を刺激するかという点。その点においてはこの映画は多分に成功していると言えるだろう。 登場人物の描写もしっかり描かれていたのでかなり引き込まれた。[映画館(字幕)] 8点(2019-01-23 18:44:38)《改行有》

125.  クリード 炎の宿敵 前作の記憶も曖昧だし、『ロッキー4』を観ていないので楽しめるかな?と心配したが、ちゃんと劇中で過去の因縁や人間関係を説明してくれるので全く問題無かった。 もうとにかくボクシングものの王道の展開で熱くなれたし、何故闘うのかという精神的な問い、はたまた人生観というものまでスタローン演じる老いたボクサーから学ぶ事が出来たように思う。 今回クリードが敵対する相手の存在感も凄くて、こんな強い奴にどうやって勝つんだよ?というワクワク感も感じられて最後まで緊張感が途切れなかった。これはかなりオススメ![映画館(字幕)] 8点(2019-01-15 16:16:46)《改行有》

126.  ニセコイ 現実離れしたあり得ない展開の連続に漫画かよっ!て叫んでしまった(漫画が原作です) 序盤はかなりごちゃごちゃしたエフェクトやテロップや細かなカット割などなど銀魂ばりの過剰演出で観るものを圧倒してきて、このままのノリでラストまで行ったらキツいなと思っていたのだが、登場人物の出揃った中盤以降はしごく真っ当なジャンプ漫画らしい少年漫画のノリのラブコメ全開でかなり引き込まれて行った。 コメディとラブストーリーの絡み具合が絶妙で、最後まで飽きずに楽しめた。 映画なんてものは所詮ニセモノ。この映画で描かれる恋もニセコイ。でも、ちょっとでも登場人物に感情移入できたり、物語に共感できたのなら、それはホンモノに変わるだろう。[映画館(邦画)] 8点(2019-01-08 14:48:45)《改行有》

127.  キャロル(2015) 《ネタバレ》 クリスマスだからクリスマスの出てくる映画をと漁っていたのだが、これも一応クリスマス映画と言えるのだろうか? 冒頭、クリスマス商戦真っ只中のデパートの忙しそうな光景や、家の中にツリーが飾ってあったりと、これはかなりクリスマスっぽい!と思ったけど、内容は全然クリスマス関係ないね。まさかこんなにシリアスで濃厚なラブストーリー(しかも同性もの)とは予測不能だった。それ故、かなり予想外な展開で引き込まれた。 あと、ラストのキャロルの表情はかなり印象的でしたね。私には余裕の表情を浮かべつつも内心では喜びを爆発させているんじゃないかとみた。あの後二人がどうなったのか想像するだけでも無限にストーリーが広がります。[インターネット(字幕)] 8点(2018-12-24 21:30:30)《改行有》

128.  ヘレディタリー 継承 トニ・コレットはアカデミー賞ものの演技だったと思う。とにかく正気じゃないし、物凄い迫力で圧倒される。怖い。 ストーリー的には日本人には馴染み深い(?)霊的な物の恐怖を描いているので、日本のホラーに近いと思う。 劇中に登場するジオラマも不気味さを煽るという点では非常に良いアイテムだった。果たしてあれは誰からの依頼で何の為に作っているのか?あれが仕事ってことは無いよね?その理由を推理していくとなかなかヤバい…。 ホラーにしては上映時間が長めだが、最初っから最後までずーっと怖かった。これだけ緊張感を途切れさせないのは凄い。 宣伝しだいではもっとヒットしたんじゃないかと思うんだけど…ちょっと内容をイメージしづらい邦題が足を引っ張ったか。[映画館(字幕)] 8点(2018-12-12 16:56:23)《改行有》

129.  ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ ユナイテッドシネマにて「ボーダーライン」「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」1夜限りのダブルフィーチャー上映(2本立て)へ行ってきた。 1作目では主人公のFBI捜査官の目を通して描かれるメキシコ麻薬カルテルの戦争を、誰が善なのか悪なのか見極めながら観客もその世界に呑み込まれて行くというのがスリリングで面白かったが、この2作目においては善と悪の対比はより分かりやすく新たなミッションを描いている。とにかく、綺麗事が一切抜きの世界観だからこそ緊迫感に溢れていたし、登場人物についてもマットとアレハンドロ、それぞれの立場が鮮明になっていて引き込まれた。特にアレハンドロの背負う運命が壮絶を極めていて、もうどうなるんだろうとワクワクしながら見居っていた。あと、イザベルとミゲルという今回のキーを握る二人の若いキャラクターが凄い存在感で演技もとても良かった。[映画館(字幕)] 8点(2018-11-17 23:12:13)《改行有》

130.  search サーチ 最初はなんでわざわざ劇場の大スクリーンでPC画面を観なきゃならないのかと、あまり期待はしていなかった。ところが、PC上でどんどん展開されていくサスペンスにグイグイ引き込まれた。なまじPC画面で主人公(大変な目に遭う)の顔面が大写しになることで、他の映画とは画一された恐怖をその表情の変化でもたらし、緊迫感を出すことに成功している。 観客もまたその物語の一員であるかのような共有性、没入度合い非常に高く、常にハラハラドキドキさせられて面白かった。とにかく主人公が行動力の化身であり、searchingの天才だ。殆ど家に居ながらにして真実を明らかにしていく様は痛快で、まさに現代的安楽椅子探偵であると思う。[映画館(字幕)] 8点(2018-11-07 20:29:49)《改行有》

131.  止められるか、俺たちを “止められるか“と言っている位だから、過激な映画の撮影を止めようとする団体との闘いになっていくのかな?と思いきや、止められない。いや、全然止められない。この時代の空気もあるんだろうけど、とにかくやりたい放題欲望の赴くままに映画を作ってるなという感じで、そのパワーはとにかく凄まじいものがあった。 私の生まれる前の時代の話だし、若松監督の事も全然知らないけど、なんかとてつもないパワーに満ちた映画だと思った。元ヤクザという経歴がまず凄いし、何故映画を作ろうと思ったのかと言ったら、映画の中では誰を殺しても何をしても自由だから。映画の中で警官を殺して復讐するんだ!と豪語するその思想はぶっ飛んでて面白いなと思った。 助監督役の門脇麦もとても良くて、彼女を主人公にしている所がミソなのだろう。ほんとに凄い大変な現場なんだなという事を客観的に捉えており、若松監督という存在の持つエネルギーと怖さを十分に感じられた。 映画の撮影に情熱を注いだ若者達の群像劇としてもとても面白かった。[映画館(邦画)] 8点(2018-11-02 04:14:25)《改行有》

132.  スモールフット 異なる種族同士の共存というよくあるテーマながら、イエティ達を主役にする事でこれまでにない世界を見せてくれた。彼らの文明はちょっと変わってて、銅鑼を鳴らす職人が居て、彼が頭突きで銅鑼を鳴らさなければ朝が来ないと信じられている。他にも色んな言い伝えを守って暮らしてるんだけど、ある時にイエティの青年が外の世界を発見してしまうんですね。そこから始まる冒険アドベンチャーはとても刺激に満ちて、楽しいものだった。 とにかくミュージカルシーンが力強くて楽しい。元気を貰えた。 吹替で観たのだけど、人間役の宮野真守のラップを歌うシーンがやたら弾けてて面白かった。 なんであまりヒットしていないのか不思議。あ、ハコ自体少ないのね…。これは映画館で観た方が絶対楽しい![映画館(吹替)] 8点(2018-10-30 23:30:09)《改行有》

133.  寝ても覚めても 寝ても覚めても東出昌大。 居なくなったと思ってもまた違う東出昌大が現れる。 東出昌大に囚われた女が遭遇する恐怖と、どこまでも真っ直ぐな愛の物語。 ちょっと何言ってるかわかんねぇと思うけど、ほんとにそんな映画なんだってば。 ヒロインがとにかく頭おかしくて、途中でつき合ってられっかぁ!て叫びたくなったけど、最終的には二人のその後が気になってしまったので、なかなか没入度の高い物語だった。奇妙だけどどこか惹き付けられるラブストーリー。東出昌大好きには特にオススメ![映画館(邦画)] 8点(2018-10-22 23:59:47)(笑:1票) 《改行有》

134.  ホース・ソルジャー こんなにも熱き男達のドラマなのに、しかもブラッカイマー製作なのに、誰もレビュー書いてないとわ…。かくいう私も劇場公開時は未見でした。いやぁ、これもっと宣伝に力入れてればヒットしたんじゃない?かなり面白いよ。どこが面白いって、911後にアルカイダに最初に反撃した12人の部隊を描いた実話なんだけど、この近代において、作戦室に居ながらドローンとかで爆撃する時代に、馬に乗って戦いに挑むという点ですね。しかも、爆撃要請するにしても、実際に近くまで行き、目視できる位置まで行って、地図を確認しつつ、座標を戦闘機に伝えるというアナログ感満載なもので、逆にそれが新鮮だった。 あと、たった12人で5万の敵に挑むという荒唐無稽さがいい!(やや誇張が入ってるけど)[ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-10-16 22:13:58)《改行有》

135.  ぼくの名前はズッキーニ 暗い内容だからこそ、クレイアニメ独特の温かい質感がマッチしていて良かった。 最初は、皆一様にやたら顔がでかくて耳と鼻が真っ赤で、目玉がグリグリしてて、手が長くて、おまけに表情に乏しくて、なんだか辛気くさいなとさえ思ってしまっていた。 しかし、慣れてくると段々可愛く見えてくるから不思議。 でも、皆がそんな表情なのにも理由があって、子供ながらあまりに辛い過去を乗り越えて来たからなんだなというのが分かって、凄く胸が締め付けられた。 あまり説明的でなく、子供達の表情で語らせる淡々とした演出が、じんわりと深い味わいをもたらしていた。[DVD(字幕)] 8点(2018-10-15 19:11:43)《改行有》

136.  日日是好日 お茶の世界って奥深い。そして、とても複雑。でも、やっぱり変! 観ていて感じたのは、まあなんとも覚えるのが大変そうな細かいルールだらけで、とにかく面倒くさそうって事! その動作必要かよ?って思ってしまうような回りくどい作法とか結構あったりして、先生にこの動作の意味はなんですか?と聞いたとしても、自分もわからないけどそう決まっているのだから、何も考えずにやりなさい!の一言で一蹴されてしまう。これぞ素晴らしき日本の伝統文化の世界。 そんな世界に訳もわからず飛び込んだ1人の女性が、お茶を通して人生を見つめ直し、成長していく力強いドラマだった。 樹木希林さん演じるお茶の先生が厳しいんだけど、とても温かで、良い先生だなぁと感じた。[映画館(邦画)] 8点(2018-10-08 17:06:10)(良:1票) 《改行有》

137.  散り椿 もの凄く芸術性の高い時代劇だった。 雪がちらちら舞う農村。 茶室の外に広がる木々の紅葉。 雄大な大地を馬で駆け巡る爽快感。 雨を合図に始まる斬り合い。 散っていく椿を背景に行われる果し合い。 などなど、観ていてワクワクするような綺麗な画が満載でそれだけでも楽しい。 物語的には流浪の凄腕浪人が巨大な陰謀渦巻く事件を解決するというよくあるものだが、単純な勧善懲悪ものではなく、何の為に生きるのか?とか生きる意味を問うような深いテーマ性が根底に流れる物語で、深く考えさせられた。 また、主演の岡田准一始め、脇役に至るまで皆良い演技でとても引き込まれた。[映画館(邦画)] 8点(2018-10-01 17:57:54)《改行有》

138.  クワイエット・プレイス ヤバいですこの映画。 音を立てると何かがやって来るんです。 音を立てたら即死です。 ただちょっとルールが曖昧でして…どこまでの音がオッケーでどこからがダメなのか? あえて説明を省いているんでしょう! 観客も探り探り体験していく事になるので没入感が高まります。巧い演出! とにかく私の苦手なパターンとして、来るぞ来るぞと思わせておいて、ためてためて…(シーン)……ドッカーン!っていう例の奴あるじゃないですか?(何のことやら)あれが本当に苦手で、ビクッ!ってなるんですよ!そんな私を全力で殺しに来る映画だった。 細かい事言い出すと結構ツッコミ所はあったものの、とにかく最初っから最後まで緊張感が途切れず楽しめたので期待通りの作品でした。 映画の設定上観客も固唾を飲んで鑑賞していたように思いますが、私の近くに座っていた人は定期的にビニールをバサバサ(必ず1人や2人はいるビニール野郎)やっていて、即死すれば良いのにと思っちゃいました。[映画館(字幕)] 8点(2018-09-28 20:34:31)(笑:1票) 《改行有》

139.  若おかみは小学生! ベストセラーの児童文学を映画化した作品なんだけど、子供向けだと思って侮っていたわ。これは面白いし、泣ける。 主人公のおっこが小学生ながら「春の屋」という旅館を継ぐために若おかみとして奮闘するという物語なのだが、まずその境遇に涙する事請け合い。 また、泣けるだけじゃなくて、ライバルの旅館の娘であるクラスメイトとのバトルや、幽霊や妖怪といった類いが登場する奇想天外な展開にグイグイ引き込まれた。かと言ってファンタジーよりな物語でもなくて、恐ろしいほど厳しい現実もちゃんと描きつつ、旅館における礼儀作法や接客を学んで成長していくおっこを応援しながら、その頑張る姿には素直に感動させられる。 脚本が吉田玲子ということで、やっぱり構成が巧いし安定感があった。原作もテレビアニメも未見の私でも問題なく楽しめた。作画もとても丁寧で綺麗な画作りだった。子供にも大人にもオススメの作品。[映画館(邦画)] 8点(2018-09-24 13:35:35)(良:1票) 《改行有》

140.  ワンダーストラック トッド・ヘインズ監督と言えばたまに実験的な映画を撮るという印象。 本作はもろにその実験精神が発揮された作品だった。 どこかファンタジーな物語。無声映画を思わせる白黒の映像。アメリカ自然史博物館とクイーンズ美術館で繰り広げられる少年の冒険。ノスタルジー溢れる書店。デヴィッド・ボウイの名曲「スペース・オディティ」のハマり具合。 全体的に退屈な所も多く、そんなに感動したわけでもないものの、その独特の映像センスには妙に引き付けられるものがあった。 特に巨大ジオラマとストップモーションアニメにて語られる少年と祖母の物語がとても素晴らしかった。[DVD(字幕)] 8点(2018-09-12 11:39:36)《改行有》

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