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121.  2012(2009) 《ネタバレ》 含蓄ある映画だった。太陽フレアにまつわるパニック映画としての体裁をとっているが、リーマンショック後の世界同時不況とその後の壊滅的な世界経済をもじったものだろう。2012年にドル暴落により米国経済が壊滅的打撃をうけるのでは?との予測がある。アラブの王族にチケット購入を勧める場面での「ドルではなくユーロだ」との台詞はまさに基軸通貨としてのドル終焉の意味が込められているし、方舟建造場面での「さすが中国人」という台詞は今後の世界経済の命運が中国の成長にかかっている現実を表している。太陽フレアによるパニックはそれはそれとして、「現実にすでに世界に起きた未曾有の大災害」米国の一部資本家による強欲がそれを引き起こしたとされているが、「大災害はすでに起きてるんだよ」というメッセージにとれた。ロシアの金持ちももちろん今回の経済危機に深く関与しているため、準主役級で登場させたと思われるが、その金満ぶりを否定的に描いている。美容形成外科医も制作者からすると「金をふんだくる悪人」なのかな。金、金、金の世の中を否定する主題が強く込められていた。オバマが経済立て直しを民衆に訴える演説イメージが重なる。映画自体の造りも映像のダイナミックさは映画としての楽しみを十分満たしてくれるものであったし、「信じられないような奇跡の連続」にしても、だいたいが80億人の人間が死に、わずかな人間が生き延びるわけで、「それくらいの奇跡の連続を体現」できた人でなければ生きのびられないわけで、当然の描写である。世界同時不況で現実にどれくらいの人間が不幸に陥れられ、命を絶たれたか、そう考えずにはいられない映画だった。[映画館(字幕)] 10点(2009-12-14 20:30:22)(良:2票)

122.  ソウ6 《ネタバレ》 「生きる意志」というお題目を前面に押し出し、米国の弱肉強食な医療制度問題を批判したつくりには賛同。が、なんとなく、それって、「きれいごと」だなと思えてしまう。ホントに見せたいのは残虐シーンでしょ?って・・・・。高尚な理念を散りばめてはいるけれど、殺されていった保険会社の社員にそれほどの罪があるか?体制の問題を個人の問題として押しつけているわけで、そのあたりは「ジョン」らしくない。無理がある。生かすか殺すかを決めるのに健康状態だけではなく、生きる意志を考慮すべきと、保険会社のあの社員にあの話の流れのなかで説けるほどの人間なら、それくらいわかってるはずだが。映画の作り手にとってはそういった倫理的お題目は結局「お化粧」に過ぎないか。[映画館(字幕)] 8点(2009-12-05 23:24:53)(良:1票)

123.  パッセンジャーズ 主役女優さんのお顔。どうしても「ホットドッグにかぶりついて口の周りケチャップだらけです」という風に見えて仕方がなかった。そればかりが気になり、そこを避けて顔を見ようとすると、異様に大きいマナコがこれまた目に焼きつく。途中、ケチャップ唇ではなくなるときがあるのだが、彼女のような「すごい」唇の持ち主の化粧はそうあるべしと思う。[DVD(字幕)] 6点(2009-11-20 23:59:54)

124.  グラン・トリノ やはり根底にはアジアに対する偏見が見え隠れするような気がしてならない。主役だから仕方ないが、やはりクリントイーストウッドは「カッコよく」描かれなくてはならず、アジア人は下等に描かれなければならない。感動もしない。[DVD(字幕)] 3点(2009-10-26 21:43:45)

125.  シェルブールの雨傘 《ネタバレ》 きれい。おしゃれ。音楽も有名なテーマ曲はもちろんのこと、ジャズっぽいものも自然に使われ、どこをどうやったらこんなに奇麗でおしゃれな映画ってできるのだろう?と感心するしかなかった。ストーリーも単純なようではあるが、じゃあ、これほど悲劇的な物語が他にあるだろうか。二人の心情を思い測ると切なく、気の毒で、思い出すだけで泣けてきてしまう。[DVD(字幕)] 10点(2009-10-26 21:33:27)

126.  ザ・フィースト 《ネタバレ》 どこからきたのか、それがなんなのか、どういうものなのか、そういった説明を一切省き、洒落た登場人物紹介の後、いきなりテンションMAXの襲撃&殺戮シーン。そう、エログロ映画のエキスだけを濃厚に、刺激だけをお腹いっぱいに、そういうコンセプトが合理主義のアメリカ的で、映画にマッチしている。あの「死霊のはらわた」登場時と同じように、通常の手続きをあえて踏襲しない下品さ。それこそが、スプラッターの醍醐味。ナイスな作品です。[DVD(字幕)] 9点(2009-10-23 20:23:50)

127.  ラヴソング 《ネタバレ》 運命の赤い糸の神秘さと感動は感じられた。しかし、あっちにいったりこっちにいったりする男女の主人公の心情には共感できない、無理がある。共感以前に理解しがたいものがあり、なんとなく釈然としない。とりわけやくざの親分を船に追って、情に負けてそのまま行ってしまうシーンなど、あれは、情に負けたのか、その瞬間また愛が燃えたのか、一貫性に乏しい。男の主人公が半ば「腑抜け」だからこそ、成り立つ展開であり、その前提に立っているという不快さが、一般性の乏しさが作品の価値を下げている。[DVD(字幕)] 5点(2009-10-23 20:13:26)

128.  慕情(1955) 《ネタバレ》 あらすじはわかっていても、観るとやはり涙がとまらず・・・。映画はやっぱり映像の力なのだと痛感させられる。女優の表情、仕草、音楽、風景、そういったものが感情に訴えてくる力の偉大さ。映画の醍醐味です。[DVD(字幕)] 10点(2009-10-11 22:15:58)

129.  スター・トレック(2009) 《ネタバレ》 SFモノは一昔前の映画評論などでは「時間があれば観てもいいんでは?そこそこの娯楽作だよ」な~んて感じにいい加減に評されたものでした。一人前の映画作品扱いされていなかった、そういう時代もあったな。このスタートレック、そういうSF=子供向け扱いの時代からの題材。時は流れ、カーク船長は代替わり、マッコイも。スポックだけどうにか登場してくれたのですが、実に月日の流れは早いものと実感させられました。そういう現実の月日の流れと、映画の過去、未来とが、なんとなく重なり合うイメージで作られているところがいいいですね。映像は綺麗で迫力がありました。宇宙ものの映像は、私が思うに、「構造物や現象の巨大さ、スケールを大きくみせる点」がポイントなのですが、そういう意味で、よく出来ていました。[試写会(字幕)] 8点(2009-06-11 23:53:45)

130.  ハンサム★スーツ 《ネタバレ》 男からみた「願望」「空想」夢物語。女性にとっては共感できる部分が少ないのではないでしょうか。男である私は、観ていてなかなか楽しかったのですが、それは見方を変えれば「俺ももてない男の一人なのだ」と気付かされてしまうという悲しい一面があるような気もして、もうひとつ幸せな気持ちにはなれなかったなあ。[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-06-11 23:42:41)

131.  おくりびと 《ネタバレ》 良い映画だとは思うが、「抜きんでた映画か?」と言われれば、率直に言ってそんな印象はない。広末という女優のことを良く知らないが、ワイドショーをにぎわすだけのアイドルもどきのタレントというイメージしかなく、そういう目でどうしても映画をみてしまっているためか、どうも学芸会的な雰囲気を感じてしまう。アカデミーだということに納得がいかない。脚本的にも元チェロ奏者ということにどういう必然性があるのか。漫画チックな最初っからありえないような、ある程度のドラマが予想されてしまうような舞台設定というのは実話物以外では私は許せない。映画でそういう設定にしたというなら単にBGMを映画に絡めたたかったというずるい意図が見えてしまうだけである。「死」をテーマにした映画は必然的に見る者に感銘を与えうるものであり、問題はそれをどう描くかであって、単に「感動した」「泣いちゃった」だけでその映画が優れているかの尺度にはならない。[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-03-22 22:07:21)

132.  ソウ5 《ネタバレ》 この映画は面白い。正直面白いんですが、面白いと評するにはいくらか勇気が必要で、自分が残虐ホラー好みの危険人物の一人で、変態嗜好があるとでもみなされてしまうのではないかという心配が多少あるため、大っぴらに手放しで褒めづらい。が、「ソウ」って、ストーリーも確かに凝っているけど、楽しみ方はそこじゃない。だってサスペンスじゃないもの、ホラーだもの。各シチュエーションごとに「詰んだ」「終わっちゃってる」状況から子羊たちが、それはつまり感情移入した自分自身が、どうやって生き延びるか?そのスリルにある。助からなかったときの死に方が「痛そうで」「残酷で」「意表を突く」ものであればあるほどスリルは増大する。この「ソウ5」はそこをよく計算されて作られており、そういった処刑シーンの連続、そのスピード感はシリーズトップだ(不謹慎だが)。[DVD(字幕)] 7点(2009-03-21 20:05:42)(良:1票)

133.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 実話であると断られなければ、あまりにも常識外れの展開に現実味が失われそうなほど。母が気の毒でならなかった。実子の行方が気にかかるが、おそらくシリアルキラーの手にかかって殺されたのだろう。死刑囚が呼び出したのはおそらくそれを白状するためだったのだろうが、気の毒で話せなかったということなのだろう。[映画館(字幕)] 8点(2009-03-16 21:33:23)

134.  死霊の盆踊り 《ネタバレ》 懐かしい。学生時代、まだビデオデッキがようやく手頃な価格になって一般家庭に普及し、レンタルビデオ屋ができ始めた1980年代半ば、「死霊のはらわた」の後にビデオが出たものだと記憶している。死霊のはらわたのインパクトに魅入られて、つい借りてしまったが途中で飽きたなあ・・・。その後、折にふれ、いろんな意味で出色の映画として各所で取り上げられてきたが、あまりのつまらなさは、苦痛を伴う。「まさか全編こんな感じ?」と強く疑いながらも途中で視聴をやめる潔さもなく、結局後悔してしまう映画。 「ゾンビアイランド・マサカー」という映画も同時期に出ていた映画で、これも、「まさか!」って映画ですよ・・・と罠をはってみたりして・・・。[ビデオ(字幕)] 2点(2009-01-24 19:00:51)《改行有》

135.  007/慰めの報酬 《ネタバレ》 007の魅力は、まず第一に連続的に繰り広げられる激しいアクションシーンにある。空間的なスケールとスピードと絶対絶命度が劇的なわけだが、SFヒーロー物と異なり現実感、臨場感が伴っていることが必須条件だ。そういう観点で今回は出来が良い。何度死んでいても不思議ではない状況をさらりと切り抜ける格好よさはまさに期待通り。魅力の2番目に挙げられるのは世界紀行映画だということ。国際色豊かに物語が進み、インディジョーンズ的(本当はインディがまねしたほうかもしれませんが)に楽しめる。 ボンドガールが絡む好色的な描写は私はもともと好きではないので、今の役者になってから以前のロジャームーアのような「ねっとり」した感じが消えて、ハードボイルド色が少しはっきり出てきたところも好感触だ。[映画館(字幕)] 8点(2009-01-18 01:29:40)《改行有》

136.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 ジョーカーを上手く使い、さまざまなワナを展開して楽しませてくれた。 が、検事が悪側に廻ってしまった理由が全くわからない。いや、「わかってくれますよね」という感じは伝わってくるが、私はいやだ、わかってあげたくない。信念はそんなに簡単に曲がるものではないよ。SAWでも同じだが、洗脳することによって、その人に内在していた悪が目覚める的な発想は米国では一般的なものなのだろうか。なにか流行りのような思想なのかもしれないが、私から言わせてもらえれば、偏りすぎた思想だ。米国の腐敗臭が漂ってくるような映画だ。[DVD(字幕)] 9点(2009-01-01 02:34:14)《改行有》

137.  地球が静止する日 《ネタバレ》 う~~ん、この訳のわからなさ!この違和感は・・・そう、なにかの原作があって、それを無理やり映像化しようとして失敗したときのパターンだ。きっとそうに違いない。話としては「おとぎ話」のレベルで、キアヌじゃなくて「かぐや姫」にでもしたほうがもっとセンスよかっただろうにと思う。エンディングも「ええっ?まさかそんななにも無しで終りですかぁっ!!」という感じ。ハリウッドの似非科学信仰がエスカレートしてきた感あり。[映画館(字幕)] 3点(2008-12-23 21:27:20)

138.  アイアンマン 《ネタバレ》 ババババキューンと空をゆく~・・・光速エスパーを思い出しました。もう夢を追う世代じゃないと自分では思っているので、実はちょっとついていけなかった、その荒唐無稽さには。ヒーローものだから当たり前なんだけど。主役が中年実業家で、お相手もそこそこ年増ってところは自分的には好感度アップだ。ストーリー展開のテンポが非常に軽快で、娯楽作としては楽しめた。 あれ?だれも光速エスパーに言及してないのか・・・・どっちかがパクリだと思うけど。[映画館(字幕)] 7点(2008-10-13 21:57:38)(笑:2票)

139.  デッド・サイレンス(2007) 《ネタバレ》 ばけものの顔が非常に怖い。あれが迫ってくる様は、ホラーを見慣れた私でも正視に堪えない。顔を伏せてしまった。お父さんが人形化されているとは・・わからなかった。[DVD(字幕)] 8点(2008-08-04 21:22:13)

140.  影の軍隊(1969) 《ネタバレ》 連合赤軍のイメージが重なる。 この映画に触発されていたわけではないだろうが・・・。 組織を守るために、ゲシュタポの拷問で口を割った仲間を抹殺するルールが厳しく描かれている。組織トップの著作5冊があって、それの題名は難しく意図が今一歩私には難解であるが、組織トップはかなりイデオロギーに凝り固まった人物であったと考えられる。実存する生命よりイデオロギーを優先する姿勢。それを冷えた映像で描いている。結局、戦争は、レジスタンスもドイツ軍もそういった「体制」維持が優先するのだと、あらためてうったえていたように感じた。[DVD(字幕)] 8点(2008-06-22 09:41:19)《改行有》

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