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プロフィール
コメント数 2127
性別 男性
自己紹介 2022/3/26に以下のような自己紹介文をアップしました。
ロシアのウクライナ侵攻が始まってひと月経過。
映画は観ていますが、侵略戦争のせいでレビューする気になれません。
私の映画レビューと戦争は直接関係しませんが、
楽しく文章を考える気分じゃない、ってことですね。
ロシアが撤退するか、プーチンがいなくなったら再開します。


そして、
侵略戦争が膠着状態に入り、
いつ終わるか識者にも判断できない状況になりました。
まぁ正直、痺れを切らしたので、レビューを再開します。
ウクライナ、頑張れ!

2024年3月17日更新

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1481.  ランボー/怒りの脱出 《ネタバレ》 お役所的軍人のしつこいほどにステレオタイプな悪役ぶり、都合が良すぎるランボーの強さ、容姿に必然が感じられない美人の現地ガイド、などなど。第一作は硬派なドラマだったけど、いきなりIQが50くらい落っこちた。この続編、いらないです。[映画館(字幕)] 2点(2009-10-23 03:25:23)

1482.  めがね 高校生のころ、大きな風景を目にすると、必ず長い間ぼーっと眺めていた。「たそがれる」という言葉はその頃は無かったけれど、まさにそれだ。当時は悩み多き高校生で、大きなものを目の当たりにすると、自分の存在が矮小に思えて、同時に抱えている悩み事がさらにちっぽけに思えた。自分を励ます手段でした。歳を重ねると共にそんな感じ方はしなくなったけど、相変わらず「たそがれる」のは嫌いじゃない。視界にしばらく風景を収めると、無意識に自分を取り巻く世界と、そこに個として存在する自己を感じます。あえて言うなら、個を相対化する効果ですね。少し視野が広くなる感じがします。この映画が「たそがれる」をフィーチャーしてくれたのは嬉しいんだけど、その中味には言及しようとしないところに不満が残る。まぁ凄く難しいことではありますが…。荻上監督はインタビューで「うちで飼ってる猫のおでこの匂いを嗅ぐとたそがれますね」と言ったらしいが、私に言わせるとそれは「たそがれる」では無い(笑)。こりゃまた映画のレビューになって無い。[CS・衛星(邦画)] 6点(2009-10-23 00:59:46)(笑:1票)

1483.  遠雷(1981) 《ネタバレ》 生まれた家に住み続け、成人しても結婚しても親と同居し、家業で暮らして行く。そんな人は多いはずだけど、そのこと自体はおよそ映画的ではありません。そこをストレートに取り上げて、文学的な趣きの見応えを提示していることに感心します。この見応えの根本は主人公・満夫の生き方にあると思います。彼はこの土地を捨てて他所へ移る意思を全く持っていない。地方で農業を営む日々に悩みや不満は持っていても、疑問は持っていない。彼が都会志向の人だったなら、この映画もあまたの青春映画と似た色彩の中に霞んでいたと思える。この生き様が、地方から都市部へ出て働く人たちに接点の無い姿として焼き付けられます。彼が都会を向かない理由も特に述べられていません。「どうして東京へ出て行かないの?」と聞いてみたい。でも、その質問自体が都市部で働く人の価値観の押し付けなのでしょう。[CS・衛星(邦画)] 8点(2009-10-22 03:44:53)

1484.  ひとひらの雪 《ネタバレ》 観賞途中でそうじゃないかと思ったらやっぱり渡辺淳一だ。製作順はこちらが先だけど、その後の作品を観ていると途中で飽きてきます。「失楽園」でも思ったけど、リアルに不倫をやっていないと共感できるところなんてこれっぽっちもない。特にこの男はどう考えても自分勝手。点数は全部、秋吉久美子です。[CS・衛星(邦画)] 2点(2009-10-21 12:31:49)

1485.  噂のアゲメンに恋をした! あれは、アゲメンじゃなく、アゲ●●でしょう。くだらない。ジェシカ・アルバも出る映画を選べよ。[CS・衛星(字幕)] 3点(2009-10-21 12:22:20)

1486.  ランボー 《ネタバレ》 その昔に劇場で観たときは、頻出していたベトナム乱心もののひとつという印象だった。不遇な帰還兵が意地悪されて切れる映画である。ラストでスタローンが心情を吐露するシーンは、熱演ではあるんだけど、作品のテーマを台詞でストレートに言ってしまう手法ってどうなの?と少し疑問符を付けていた。先日、約30年ぶりに観て印象が変わった。かつてはただの傲慢に映ったあの保安官の態度が、あの国の傲慢さそのものではないかと思ったからだ。必要以上(?)に介入し、痛いしっぺ返しを食らう。物量を投入しても事態は好転しない。出来すぎなほどに、現代の状況に符合する。そう考えると、スタローンが銃を向けた先は田舎の保安官や州軍ではなく、アメリカそのものだ。あの国の傲慢で派兵され、帰還しても同じ傲慢にいたぶられる。昔からそのテーマで作られていたのかも知れないんだけど、やっと自分が追いついたということか…。若いスタローンの鍛えられた肉体には改めて感心。CGの無い映画の素晴らしさも実感させてくれた。以下余談。「ロッキー」の一作目などでも感じたことだけど、スタローンは情けない表情の方が似合いますね。普通の表情が既に悲しそうに見える。笑った顔も自然な哀しみを湛えている。今作はその天性の不遇顔が最も活かされている映画かもしれない。[映画館(字幕)] 6点(2009-10-21 11:38:36)

1487.  ハプニング 《ネタバレ》 「シックスセンス」でやられた~、と思った人たちは、シャマランのその後の作品にも同様の「やられた感」を期待して、裏切られ続けたのじゃないかと思う。かく言う私もその一人。だけど今作は良かったですね。「やられた感」を狙っていないところが良い。どんてん返し的な謎解きをしない構成が、この監督の進歩なのか後退なのかは議論がありそうだけど、オチに幻滅しなくて済むならその方が良い。この映画は環境を破壊している人類の悔悟部分に付け込んで、ある種の恐怖感を残して行きました。でも、環境保護を奨励する道徳映画とは思わない。あえて言うなら、特定できない原因でばたばた人が死んで行く「恐怖の質感」を表現した映画でしょう。人によっては食い足りなさが残るでしょうが、自分はゾンビが世界を席巻するような映画よりも今作の方に肌感覚が共鳴します。花粉症は体の中のアレルギー許容量が一杯になった時点でいきなり発症するらしい。自分は幸運にも免れて来ているけど、来年あたりは発症するんじゃないか…。それと同種の恐怖ですね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-10-21 11:18:15)(良:1票)

1488.  絆 -きずな- 根岸吉太郎・荒井晴彦コンビは「遠雷」や「キャバレー日記」にとても見応えがありましたが、こういうクライム・サスペンス系の映画はダメですね。スピード感や緊迫感が無い。青春映画限定なのかな…。今や国際俳優になった二人の競演で、ありがちな話をある程度は持たせています。[CS・衛星(邦画)] 4点(2009-10-20 23:29:18)

1489.  エグザイル/絆 《ネタバレ》 大人になった幼なじみがじゃれ合っている様と、裏社会のハードボイルドが同居している。冒頭、銃で殺しあいを演じた直後に、同じテーブルで仲良く食事をするあたりはまるで「うる星やつら」の世界観。恥ずかしげもなく堂々とそんな世界を見せるところが○。そして、描き方によっては陳腐で見れたもので無くなるところを、上手くまとめているところが◎。こいつら全員、愛しくなってしまった。自分が初めて香港映画に接したのはブルース・リーの時代だけど、随分と進歩したものだと思います。↓香港ノワールですか。確かに![CS・衛星(字幕)] 6点(2009-10-20 23:10:41)

1490.  12人の怒れる男(2007) 《ネタバレ》 オリジナルの「十二人…」が1時間半の枠に多くの情報をまとめたあげたこと対して、こちらは陪審員たちの事件に関係のない告白話が長く、とても間延びした印象を受ける。あのオリジナルと比べると大概の映画は間延びした映画になるんだけど、直接比べられてしまうのが可哀想ですね。今作は事件の真相に迫っていくというより、その告白の断片からロシア社会を見せることに重きを置いている映画であり、議題となる殺人事件のプロットは同じだけど、中味は全く違う映画と言っても良い。共産主義なんてクソ食らえ、というのが一般的なロシア国民の意見というところに、今さらながらちょっと驚いた。評決を無罪へ転じさせた後に、容疑者の少年のその後の生き方にまで思惑を巡らせるあたりはオリジナルを越えようとした試みで、その心意気は評価したい。でも、ロシアが抱える悩みを見せるためのベースに、この話を選んだことには疑問符が付く。少なくとも、オリジナルを観ている人の大半は何らかの不満を覚えた後に、正確な意味でのリメイクではないと気付くはず。その遠回りが勿体ない。[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-10-20 21:42:27)

1491.  十二人の怒れる男(1957) 《ネタバレ》 初めて観たのは30年近く前のテレビ放送。まだ高校生だったと思う。その当時は陪審員の役割を知らず、観終わってから調べました。そして、有罪・無罪を決するのが裁判官ではなく陪審員であることに驚いたのでした。判決と評決の違いもその時に知り、日本で通用している手続きとの違いに強い違和感を覚えました。容疑者の罪と罰を司る裁判官は絶対的な存在と思っていたからだろう。国が変われば制度も変わるような相対的な尺度で人を裁いて良いものなのか? この疑問は今も持ち続けている。それは人が人を裁くことの難しさと同義であり、正解は存在しない。さて、今作は会話劇として珠玉のエンタテイメントであり、疑わしきは罰せずの精神のお手本であり、日常に潜む多様な偏見を浮き彫りにもする。色々な見方が出来ると思うが、普遍性を持ったテーマはタイトルに現れています。みんな怒っていました。怒りの感情は瞬間的にでも真剣になった証拠。人を裁く任を負い、その局面だけでも役割に真摯に向き合った姿勢の表れです。評決はたまたま無罪に転じたけれど、その過程とそこに居合わせた陪審員たちのスタンスに重きを置いた作品だろう。評決が決した後、彼らは裁判所の外で初めて氏名を名乗り合いました。それまでは固有名詞を持たない社会構成員として、各々の義務を果たしていたということでしょう。裁判所前を日常へ戻って行く12人を収めたショットの清々しさが格別だ。納得の行く回答へ辿り着いた達成感と重たい任を終えた開放感を、通り雨に洗われた街並みが象徴していました。97分の尺に3時間くらいの重さが詰まっている傑作です。これ以上の密度を持った作品は滅多にない。日本でも先日、裁判員制度がスタートしました。[地上波(吹替)] 9点(2009-10-20 02:01:16)(良:1票)

1492.  プレデター 「ターミネーター」でブレークしたシュワだったけど、直後の作品は微妙なものが多かった。フィジカルを売りにしている限りは、不死身の殺人アンドロイド以上の役はなかなか見つからない。そんな頃の作品の中では、今作は良くまとまっている方で、対決する相手とのパワーバランスが良いことがその理由だと思います。自分は、プレデターの造形がイマイチ好きになれないのだけど、スペック的にはシュワが勝てる要素がない強敵で、やられ役としてはしっかり映画を引っ張ってくれました。この時はギーガーのエイリアンを狩るほど出世するとは思っていなかったので、世間的には人気があったということですな。[ビデオ(字幕)] 5点(2009-10-19 03:27:44)

1493.  シャレード(1963) 《ネタバレ》 あれだけ殺人が起こったら、フランスの警察も黙っているはずがなく、捜査が始まった途端にケイリー・グラントやウォルター・マッソーの素性はバレたはずです。でも、そんなことはさして気にならずに観ていられるのはヘプバーンが可愛いからだ。基本的にはへプバーンを楽しむためのアイドル映画ということですね。でも、そう割り切るのなら、もう少し感情移入しやすいキャラにして欲しかったかな…。当時としては進歩的な女性という見せ方だったと思うが、人がたくさん死んでいる時にケイリー・グラントを誘惑するような素振りを見せるヘプバーンに少し違和感を覚えます。それにしても、コバーン、マッソー、ケネディはそれぞれ主役を張れる役者さんだけあって、みなさん怪しさ全開。彼らの存在感くらべ、という楽しみ方もあると思います。[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-10-17 13:32:09)

1494.  カンフー・パンダ ハリウッドのアニメが今作のように、CG表現に頼りきった発展をして行くのなら、ジャパン・アニメの手描きの味はまだまだ存在感を放ち続けるだろう、と思いました。[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-10-16 01:18:13)

1495.  日本以外全部沈没 設定自体は極めていい加減で日本列島だけの資源で経済が回るはずもないのだけど、日本人のガイジン・コンプレックスを正面から捉えているパロディという解釈もなくはない。まぁ、私はあまり入って行けなかった。[CS・衛星(邦画)] 3点(2009-10-16 01:09:27)

1496.  ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発 《ネタバレ》 こりゃー楽しかった。ギララは松竹唯一の怪獣だけど、東宝・大映・円谷プロのネタが伊福部モドキの旋律も含めてふんだんに使われていて、最後まで突っ走ってくれました。分かりやすいネタから、カルト級まで。いくつ分かったか、誰かと自慢し合いたくなりました。自分が一番笑ったのは、ギララの命名にG8の議場にいきなり現れた少年。あれは「ギャオーと鳴くからギャオスだよ」ですね。神社の軒下に彫られたギララとタケ魔人はゴメスとリトラ。自分にとっては、ひょうきん族や各国首脳ネタはモノクロ世代の特撮怪獣ネタまで遡れない若い世代向けのサービスのような印象でした。そういえば、一瞬だけオリジナルの「ギララ」の映像がそのまま使われていました。あれも、監督さんの遊びのひとつなのでしょう。中年が飲み屋で昔に観た怪獣モノや特撮モノをネタに盛り上がっている気分をそのまま映画にしている。こんな思い切った企画は過去に無かったと思います。怪獣好きの中年必見。[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-10-16 00:36:00)(良:1票)

1497.  イントゥ・ザ・ワイルド 《ネタバレ》 実話らしいので言いにくいんだけど、映画としては消化不良じゃなかろうか。何に幸せを見い出すかはあくまで個人の自由なので、文句を言うのもおかしいのだけど、伴侶がいて、子供がいて…、が結論だとあまりにありきたり。それをアラスカまで行って気付いたのだとしたら、寂しさから里心が付いただけと解釈します。肉親や友人たちの心配を振り切っている自分勝手さが活かされない終わり方です。世間から離れて、自然の中で孤独を追求することにどんな意味を見い出すのかを期待していたので、かなり残念です。[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-10-15 23:51:12)

1498.  イキガミ 《ネタバレ》 原作はヒューマニズムの押し売りと暑苦しい絵柄に辟易して、1巻途中でギブアップ。映画は原作よりは観易かったです。後半、盲目の妹をいたわるデキの悪いお兄ちゃんを熱演する山田孝之に感心。話はベタベタだけど、見入ってましたね。でも、それも局地的なショートストーリーとしての見応えであって、総体的に考えると納得できない映画でした。話は前後するけど、18歳から24歳までの間に1000人に1人が死ぬというイキガミのルールが根本的に変だろう。まず、1000人に1人が無作為に死ぬことは、不慮の交通事故などと同義に受容されると思う。それによって、命の意義を尊重する精神が芽生えるとは思えない。さらに、社会的なシステムで殺される不条理は、病気や交通事故の比では無いはずで、それによって起こる混乱の方が絶対に重篤。もし自分にイキガミが届いたら八つ当たりで核兵器のスイッチを押しちゃうね。この制度の弱点を人道的視点から匂わせていたけれど、それ以前にこんな制度で社会の生産性が上がる訳が無い。本来はストーリーが成立しない破綻した設定と考える。原作者は何か勘違いをしていないだろうか。少数の犠牲を許すのであれば、命のリミットを24時間ではなく3年後に設定するとか、24歳から30歳の間に何らかの成果をあげないと殺されるとか、効果がありそうなシステムは作ることは可能だけど、今作はお話を劇的にするためだけの24時間で、世界観と切り離された場所で孤立した感動を押しつけられているような印象です。自分はこの映画からは限りある命の意義を感じません。[CS・衛星(邦画)] 4点(2009-10-15 22:42:22)(良:1票)

1499.  空気人形 《ネタバレ》 心を持った空気人形は、その空洞を満たしたかった。愛で満たされることが最もシンプルで最も満足を得られる方法だろう。でも、本来男性の自慰のために製作される空気人形はあくまで道具であり、行為を通して愛情が注がれることはない。また、自慰行為が纏う後ろめたさは、人形の自我を否定する。持ち主の板尾が「元の人形に戻って欲しい」と言ったのは、残酷だけどよく分かる。もっと残酷だったのは、レンタル店のお兄さん。彼は空気を抜いては吹き込む、を繰り返した。男性観賞者は同意すると思うが、しおれて蘇るぺ・ドゥナの肉体に性的興奮を覚えるのである。恋心を抱いた相手からも道具として扱われる…。そんな扱いを受けても、彼女はその本能からか、献身的な姿勢を失わなかった。自慰行為の後ろめたさを全身に引き受け、アイデンティティを無視され、それでも健気に献身する彼女は性の女神だ。人の業を引き受けて十字架に磔にされた有名人にイメージが被るが、こちらは数名の下半身欲求に救いを与えただけ。人は心を満たすことを希求する。でも、満たされている人は滅多にいない。空気人形の視線を通して、心の飢餓感と、満たされることの難しさを見せられる映画でした。ペ・ドゥナの物怖じしない演技が、重たいテーマを優しく湿り気なく見せてくれます。[映画館(邦画)] 5点(2009-10-09 02:31:23)(良:1票)

1500.  シャイニング(1980) 《ネタバレ》 All work and no play makes Jack a dull boy. All work and no play makes Jack a dull boy. All work and no play makes Jack a dull boy. All work and no play makes Jack a dull boy. All work and no play makes Jack a dull boy. All work and no play makes Jack a dull boy. All work and no play makes Jack a dull boy. All work and no play makes Jack a dull boy. All work and no play makes Jack a dull boy. All work and no play makes Jack a dull boy. All work and no play makes Jack a dull boy. All work and no play makes Jack a dull boy. All work and no play makes Jack a dull boy. All work and no play makes Jack a dull boy. All work and no play makes Jack a dull boy. All work and no play makes Jack a dull boy. All work and no play makes Jack a dull boy. All work and no play makes Jack a dull boy. All work and no play makes Jack a dull boy. All work and no play makes Jack a dull boy. All work and no play makes Jack a dull boy. コピー・ペーストだと楽だw。このしつこいタイプは誰かへのメッセージ。だとしたら相手は奥さんしかいない。そう考えると、こんな解釈も成立する。「仕事以外にやることが無い(all work)こんな山の中で、お前は子供にばかり気をかけて俺を蔑ろにする。夜の方もこの3年ほどご無沙汰だ(no play)。とても退屈なので(dull boy)、ちょっとお前たちと遊んでやるよ」。つまり、退屈と性的欲求不満で混濁した精神にホテルの怨霊どもが取り憑いた。[映画館(字幕)] 7点(2009-10-05 01:16:08)《改行有》

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