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プロフィール
コメント数 1959
性別 男性
年齢 49歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

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1501.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 007シリーズって個人的に興味なくて、今まで一切観てこなかったのだけど、それは何故かというと「どうしてジェームズ・ボンドというスパイが時代も俳優も超えて今でも第一線で活躍してるの?彼は何年かに一回整形してるわけ?てか若返りの秘薬でも飲んでいるの?それとも輪廻転生を繰り返してるん?」と観る前から突っ込んでしまうからで、だからおれの好きな監督が製作していてもひたすら観てこなかったのだけど、今作は、今まで後味の悪い映画ばっか作ってきたサム・メンデスが監督ということで、「えぇー、あのエンタメ映画とか全く無縁のあいつが007ってどんな感じなんの?」と興味を惹かれ思わず鑑賞。なるほど、エンタメ映画の枠を借りながら、よく観れば相変わらずアメリカのホワイトカラーな中間管理職の悲哀と閉塞感(嫌味な上司にはイジメられ、新入社員からは旧世代の遺物扱い、必要がなくなればすぐにでも首を切られる、いったい自分は何のために働いているんだー!みたいな)が巧妙に埋め込まれた、やっぱりヤな感じな映画でありました。でも、相変わらず極彩色の映像美とバルデムの嫌らしい悪役っぷりが良かったので6点。[DVD(字幕)] 6点(2013-09-28 22:34:05)

1502.  人生の特等席 《ネタバレ》 メジャーリーグのスカウトマンとして長年活躍していたのだけど、緑内障を患ってしまい引退の瀬戸際にいる老スカウトマン・ガス。ガスの娘でいまは敏腕弁護士として活躍するミッキー。過去の出来事が原因で今も確執を引き摺るそんな親子が、とある事情により田舎へと選手をスカウトするため旅にでることに。最初は反発していた二人だったが、のどかな田園風景が拡がる田舎で一緒に仕事をするうちにお互いの心のわだかまりが解きほぐされていく。正直、こんなベッタベタなお話は苦手だし、野球にも全く興味がないのだけど、グラントリノでも見せたイーストウッドの頑固ジジイっぷりが良い感じにさまになっていて、最後までけっこう楽しんで観れました。やっぱり格好良いよ、イーストウッド!シブいぜ!!だからこそ、彼の出ていないシーンのところどころに正直「うぅ~ん」てトコはありましたけど(特に都合よく出てくるダイヤの原石ピッチャー笑)、イーストウッドのシブさに免じて+1点。[DVD(字幕)] 7点(2013-09-28 18:57:13)

1503.  マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ 《ネタバレ》 やるせない悲しい現実の世界に生きる無垢な少年イングマル。結核を患うお母さんのために、彼は大好きな犬とも別れ、田舎の親戚の家にしばらく引き取られることに。美しい自然の世界で、自由奔放に生きる個性的な人々に出会い、イングマルは少しずつ大人になってゆく。常に屋根の修理をしている人、下着カタログを読んでもらうことで心の平穏を得る老人、ちょっとエッチなお姉さん、そしていつも男の格好をしている美少女・サガ。そんな何処かおかしなところがあるのだけど、とても魅力的な登場人物たちとの交流を通して、思春期入りたての子供たちの一瞬のきらめきを見事に捉えた本当に美しい映画でした。特に、心優しい人々ばかりの瑞々しい田舎の風景と対照的に、都会の大人たちがみんな冷酷なところが印象的。若き日のラッセ・ハルストレムの、その類稀なる才能の萌芽を充分堪能させてもらいました。 いつも男の子みたいに振舞っていたサガの切ない恋心が、めちゃくちゃ可愛かったー。[DVD(字幕)] 8点(2013-09-27 10:20:45)

1504.  ユニコーン・キラーを追え(前・後編)<TVM> 《ネタバレ》 私生活は碌でもないのだけど、人を惹きつけるカリスマ性だけは異常に高い男とその恋人。十数年にわたる彼らの同棲生活と、その後に起こった彼女の失踪事件、そして男にかけられたある疑惑をテンポよく追った作品。だが、事実を基にしているとはいえ、あまりにもカタルシスに欠けるのではないか。恐らく残忍な方法で女を殺しておきながら、ありとあらゆる方法で逃亡を続け、しかもいつも傍らには女の姿がある酷い男の逃走劇を延々見せられても不快感しか湧いてこない。この男に何らかの形で鉄槌が下されるか、もしくは遺族の魂の叫びのようなものがなければ、やっぱりもやもやとした後味の悪さしか残らないと思う。「だって実話だもん」って言われれば、それまでかも知れないけれど。ヒッピー崩れで女にだらしなくて徹底的に自己中心的な髭もじゃ男のいやらしさだけは充分に伝わってきたので5点。[DVD(字幕)] 5点(2013-09-26 09:08:39)

1505.  推理作家ポー 最期の5日間 《ネタバレ》 19世紀半ば、酒に溺れて書けなくなってしまった、落ちぶれたかつての天才作家エドガー・アラン・ポー。そんな彼の謎に満ちた最後の五日間を妖艶に描き出すダーク・ミステリー。というなかなか魅力的な題材なんだけど、どうも僕が期待していたポー像とは掛け離れた、愛する女性を助け出すために刑事と力を合わせて奮闘する姿が違和感ありまくりでいまいち乗り切れず。やっぱりポーって酒浸りで破滅的で、小説を書く以外は碌でもない人格破綻者であって欲しかったんですけど。あと、細部の演出も冴えてなかったかな(特にエミリーがさらわれるシーンが描かれてなかったトコ)。それでも石畳の道路に夜霧が濃艶に漂い、暗い夜空には漆黒の鴉が不気味に啼き、繰り返される身も凍るような残虐な殺人といった、ダークでおどろおどろしい雰囲気は(既視感満載とはいえ)そこそこ楽しめました。あと、どうでもいいんですけど、このセンスの欠片もない邦題はどうにかならなかったんでしょうか。[DVD(字幕)] 5点(2013-09-23 09:40:00)

1506.  フランケンウィニー(2012) 《ネタバレ》 「フランケン・ウィニー」この同じ名前を冠した映画を、20年以上の月日を隔てて再び鑑賞出来たことに思わず感傷的になってしまった。まだ無名だったころのティム・バートンが撮った、白黒実写映画である前作を知ったのは、映画館での「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」鑑賞時に同時上映されていたのをなんとなく観たから。その、社会の多数派と上手く馴染むことが出来ないマイノリティの視点から描かれる、暗くグロテスクでありながらどこかにピュアな切なさを感じさせる独特の世界観は、まだ十代だったころの僕の感性を見事に揺さぶってくれました(僕も社会と上手く馴染めず登校拒否児だったもので)。そして、今ではすっかりメジャーになった彼が、最大限の愛着を持ってクレイアニメとして自らリメイクした今作もやっぱり楽しい。普段は猫派な僕でも、スパーキーの可愛さにはキュンときました。でも、期待が高かったせいか、ほんのちょっと不満もあります。それは、スパーキーがいまいち活躍してなかったこと。もっとあの亀のモンスターとかシーモンキーとかを、コミカルに颯爽と倒していくスパーキーの雄姿を見たかったなー。それでも、相変わらずの唯一無比のグロメルヘンな世界観は充分楽しめました。スパーキー、ほんと可愛かったしね。それに、部屋に引きこもって独りぼっちで映画ばかり観ていたあのころの自分のことを思い出して、ちょっぴり泣きそうになっちゃいました。久し振りに、オリジナルの実写版のほうも観てみようかなー。[DVD(字幕)] 7点(2013-09-21 23:24:54)

1507.  ミミック 《ネタバレ》 子供にだけ感染する致死性の高い伝染病がニューヨークに蔓延。未来を担う子供たちが次々と犠牲になるなか、菌を媒介するのは実はゴキブリであることを突き止めた政府は、女性昆虫学者スーザンに事態の打開を要請する。遺伝子操作を駆使し、ゴキブリの天敵となる新たな昆虫〝ユダの血統〟を作り出したスーザン。それを使って地下に蔓延るゴキブリどもを一掃し、街は再び平和を取り戻したのだった――。3年後、恋人と共に平穏な日々を過ごしていたスーザンだったが、ある日、繁殖能力がなく既に滅んでいるはずの〝ユダ〟の幼虫を発見してしまう。事実を確認するため、恋人と共に地下へと潜り込んだスーザンは、そこで“ミミック(擬態)”という特殊な能力を極限まで進化させたユダたちのグロテスクな真実を目の当たりにするのだった…。いまやハリウッドで大活躍する大物監督であるギレルモ・デル・トロが、まだほとんど無名だったころに製作したパニック・ホラー作品。低予算で作られたB級ホラーということで、さすがに画面のチープさは否めないですけど、その徹底的にグログロな巨大ゴキブリ(?)のみをテーマに映画を作りあげたその姿勢(アホかって声があがりそうだけどッッ笑)はなかなか良いっすね~。終始響き渡るカサカサという虫の羽音、粘液ぐちょぐちょの大量の卵、脂身たっぷりのテカテカ光る黒い翅…。そんな超気持ち悪いやつ等が群れをなして襲ってくるとこなんて、「ひ、ひええ~」って感じでした。もう、これまで僕がお金と愛情を惜しみなく貢いだお高くとまっている高慢ちきな性悪キャバクラ女たちに無理やり見せてあげたいわ(時計じかけのオレンジ風に!笑)。確かに、「一度迷い込むと二度と出られない広大な地下道というわりには主人公たち偶然に出会いすぎだろ!」とか「最後、火花で大爆発を起こしたのに水に飛び込んで逃げる暇なんてあるかー!」っていう、突っ込みどころはあるかも知れないけど、ギレルモ・デル・トロの記念すべきハリウッド・デビュー作ということで、甘めに8点![DVD(字幕)] 8点(2013-09-18 17:49:34)

1508.  アニマル・キングダム 《ネタバレ》 ヘロインの過剰摂取により母親が急死し、それがためにずっと疎遠にしていたおばあちゃん一家の元に引き取られることになった主人公ジョシュア。そこは、世の中の常識がいっさい通用しない野獣たちの王国だった。と、僕の好きそうな設定だったのでちょっと期待して鑑賞したのだけど、想像していたのとかなり違った内容だったせいか、僕にはかなり残念な作品だった。とにかく見せ方が下手。家族のキャラクターの描き分けが上手く機能してないから誰が誰だか分かりにくいし、そんな彼らがどのような目的で行動しそしてどんな結果がもたらされたのか、そんな個々のエピソードの描き方もいちいち稚拙。それに、主人公にほとんど魅力が感じられないせいで、最後まで全く感情移入出来なかった。[DVD(字幕)] 2点(2013-09-16 10:21:35)

1509.  永遠のこどもたち 《ネタバレ》 子供時代を過ごした孤児院に家族と共に移り住み、自分も素敵な孤児院を開設しようとするラウラ。しかし引っ越してから、自分の息子・シモンが目に見えない子供たちと遊ぶようになり、次第に不可思議な出来事がこの洋館で起こるようになる。戸惑うラウラにさらに追い討ちをかけるようにシモンが謎の失踪を遂げ、そして彼女の現実が徐々に狂い始めてゆく。もう、いかにもギレルモ・デル・トロといった、現実と妄想と幻想が絶妙のバランスで絡み合った重厚なダーク・ファンタジー作品。「パンズ・ラビリンス」をこよなく愛する自分としては、あの傑作映画の母親版といった趣きのこの作品も、見事に僕の心を射抜いてくれました。いかにも暗闇に何かが潜んでいそうな巨大な洋館で繰り広げられる、過去に起こった悲劇的な出来事と現代の親子の確執が複雑に交錯する暗鬱なストーリー。ラウラが人智を越えた存在と宝探しゲームやだるまさんが転んだをするところなんか、心の底からゾクゾクさせられてしまいました。そして、最後に明かされる自分の息子の悲劇的な真実……。相変わらず、徹底的に救いがないラストなのに、想像力という人間の持つもっとも強い力のおかげで、微かだけど、今にも消え入りそうなのだけど、非情な現実に決して負けない、美しい希望を感じることが出来ました。ギレルモ・デル・トロが映画を作り続ける理由って、恐らくそんな人間の想像力の美しさを信じたいからなのだろう。[DVD(字幕)] 9点(2013-09-14 22:43:12)(良:1票)

1510.  The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛 《ネタバレ》 ビルマ独立の英雄を父にもちながらも、平凡な生活を英国で営んでいたアウンサンスーチー女史。母の病を機に祖国へと戻った彼女は、祖国が直面する理不尽な現実を目の当たりにし、次第にその身を賭して民主化運動へとのめり込んでゆく。ミャンマーの民主化に多大な貢献をした実在の女性の半生を描いた伝記作品。確かに、ノーベル平和賞授賞式での息子のスピーチを古ぼけたラジオで必死に聴く姿や、ずっと支え続けてくれた夫との死別のシーンなど、現実の重みがあるからこそ印象に残るのだけど、なんだろう、このそこまで胸に響かない感じは。自分なりにそれを考えてみたのだけど、やっぱりそれは登場人物の誰にも人間らしさを感じなかったからだろうと思う。そんな理不尽な現実に家族が引き離されたのだから、子供たちはもっと嘆き苦しんだであろうに、そして所詮は赤の他人のために自分たちを放り出した母をもっと憎みもしたであろうに。夫ともそれこそ離婚すら考えるくらいに口喧嘩もしたであろうに。そんな剥き出しの人間の感情のぶつかり合いの果てに、そんなシーンがあるからこそもっと多くの人の心に響くのだろうと思うのに。どうして、そんな理不尽な現実の前に泣き叫ぶような人間の感情をちゃんと描かなかったのだろう。いや、描けなかったのだ。そんな最近の彼の作品に通ずる軽さが、良かれ悪しかれリュック・ベッソンという監督の今現在の才能の限界を示していると僕は思う。[DVD(字幕)] 5点(2013-09-08 23:21:02)

1511.  マーガレット 《ネタバレ》 世の中に蔓延する理不尽な現実に我慢がならない大学生のリサ。ある日、そんな彼女が街中で何気ない理由で運行中のバスの運転手に話しかけたら、その運転手が誤って一人の女性を轢き殺してしまう。罪悪感から、最初は運転手に有利な証言をしてしまったのだが、遺族や友人から話を聞くうちにそんな理不尽な現実に我慢がならなくなり、運転手に制裁をくわえるためにリサは一人立ち上がる。はっきりいってこの題材に二時間半は明らかに長すぎ。母親のオナニーシーンや主人公のグダグダな初体験のシーンなど、映画製作には全くの素人の僕でも「ここはばっさり切ったほうが良かったんじゃ」と思えるシーンが多すぎる。もっとすっきりと二時間弱くらいに小さく纏めていたらもっと良い映画になっていたんじゃ……否!!やっぱりこの映画の最大の欠点は、主人公に全く魅力がないということ。見れば見るほど、このリサという女が大嫌いになってしまうのだから致命的だ。「そもそもテメーが運転手に話しかけなければ、事故なんて起こらなかったし、人が死ぬこともなかったんだから、お前が一番悪いんだろ!そうやって自分勝手で独善的な正義を振りかざすんだったら、最初にテメーが責任とって死ね!」と終始、キレそうだったし。最後も、とってつけたようにオペラが出てきて、「どう?高尚で芸術的でしょ」と言わんばかりの最悪のラスト。久し振りに、映画を観ながら「どうでもいいけど、時間が勿体ないから早く終わってくんねーかな」とムカムカしちゃいました。[DVD(字幕)] 2点(2013-09-05 00:31:37)

1512.  ミッシング ID 《ネタバレ》 ただなんとなくな日々をぼんやりと遣り過ごし、頭の中は女のことばっかり、でも世の中は不公平で、イケてない自分は女の子に見向きもされないのに周りを見渡せばどいつもこいつもリア充しやがってー、くそぉぉ!あーあ、そんな僕が実は両親とは血が繋がってなくて、本当の両親は凄腕スパイで、そのせいで超一流の殺し屋とCIAとに急に追われる羽目に陥って、そんな僕を心の底から助けてくれるちょー可愛い彼女と一緒に全米をまたにかけてカッコ良く逃走してみたいなぁー。っていう、多くのティーンエイジャーが一度は夢見るであろう願望(童貞男子限定)をものの見事に叶えてくれる映画でした。主人公の童貞臭い顔つきもなかなか良い感じ。でも、全体的にちょっとアクションにキレがなかったのが残念だったかなー。クライマックスもいまいち盛り上がらなかったし。[DVD(字幕)] 5点(2013-09-02 01:30:59)(笑:1票)

1513.  バンデットQ 《ネタバレ》 何気なく立ち寄ったツタヤの、良品発掘というコーナーでふと手に取ってみたら、なんとテリー・ギリアム監督の初期の作品だと知って思わずレンタルして鑑賞。うん、さすがに画質とか特撮とかは時代を感じさせるものの、主人公の少年の部屋に現れた髭もじゃの小人たちとの時空と凡人の発想を遥かに超えた奇想天外な物語に、やっぱりこの頃からギリアムって天才だったんだとあらためて再確認だわ、これ。沈没したタイタニックから逃げ出したら、人喰い鬼の乗る船に引き上げられ、なんとか鬼に食べられそうになる危機を脱したと思ったら、今度は巨大な海の巨人の頭の上に乗っかっていた……。そんな、一歩間違えたら単なる悪ふざけになりかねない、ブラックユーモアと奇想とファンタジーとが絶妙に入り混じったイマジネーションの奔流に最後まで圧倒されっぱなしだったし。埋もれていた良品との奇跡の邂逅に、主人公の少年のように今夜は良い夢見れそうです。[DVD(字幕)] 8点(2013-08-31 02:32:12)

1514.  Virginia/ヴァージニア(2011) 《ネタバレ》 愛する娘をボート事故で亡くしてから、酒に溺れ書けなくなってしまった落ち目のオカルト作家・ボルティモア。偶然通りかかった田舎町で、彼は夢とも幻想ともつかない蠱惑的な世界へと迷い込む。そこで出会ったのは、怪しい美しさに満ちた美少女Vだった…。正直、雰囲気はむちゃくちゃおれ好みで良いのだけど、いかんせん、ストーリーがあまりにも雑。個々のエピソードを放り投げっぱなしのまま一切回収せず、かなり強引なオチで幕引されてしまいました。コッポラも年取ったのかなぁ(あと、ヴァル・キルマー太ったなぁ)。おどろおどろしいながらも、全編に漂うゴシックで美しい(ゴスロリっぽい?)雰囲気はかなり良かっただけに残念![DVD(字幕)] 5点(2013-08-30 00:38:52)

1515.  トータル・リコール(2012) 《ネタバレ》 戦争によってほとんどの地平が居住不可能になってしまった未来の地球。鬱屈した毎日をただぼんやりと遣り過ごしていた主人公は、ストレス発散のためにとあるバーチャルリアリティを提供する会社へと足を向ける。そこで彼は、隠されていた本当の自分を知り、そして世界を揺るがす巨大な陰謀へと巻き込まれていく。バーホーベンが作り出した濃ゆ~い前作とは打って変わって、今作はワイズマンらしい薄味へといい感じにリメイクされていて、前半(エレベーターチェイスまで)は結構楽しめました。確かに、後半になるにしたがって、これってもろ『インセプション』じゃん!ここはもろ『スターウォーズ』やし!えぇー、これってもう『マイノリティリポート』やんけ!ってところが出てきて、さらに明らかにストーリーとして破綻しているけれど、個人的に好きな設定と俳優陣だったのでぎりぎり及第点かなー。ワイズマン、次はもっとオリジナリティのある作品を作ってね。[DVD(字幕)] 6点(2013-08-29 14:31:25)

1516.  THE DAY ザ・デイ 《ネタバレ》 何らかの理由により、社会秩序が崩壊してしまった世界で、あくまで人肉食を拒む主人公たちと、そんな彼らを狩り食料にしようと目論むグループとの息詰まるような攻防を描いたSFアクション。なのだけど、終始、どこかで見たことがあるようなシーンが延々と続き、新しさというものが一切感じられなかった。低予算で作られたからだろうけど、画面のいちいちに華がなくて、それならそれで誰も見たことがないような斬新なアイデアで勝負して欲しかったんだけどなー。残念ながら、僕には退屈な映画でした。[DVD(字幕)] 3点(2013-08-27 04:04:31)

1517.  それでも、愛してる 《ネタバレ》 父親から受け継いだ玩具メーカーでCEOを務めていたウォルター。何不自由なく暮らしていた彼の生活に、鬱という突然の病魔が襲い掛かる。何もかも失い、失意のどん底で自ら死を選ぼうとしていた彼は、ふとしたことからビーバー人形という別人格を手にいれ、それをきっかけに再起を図ろうとする。そんな難しい主人公の役にメル・ギブソンを抜擢したのは明らかな失敗だと僕は思う。やっぱり、ジム・キャリーとかロビン・ウィリアムスとかが過剰なユーモアを伴ってそんな壊れた男をエネルギッシュに演じていれば、もっと彼の狂気と悲愴感が上手く表現できていただろうと思うのに。それに全体的な雰囲気が無難で上品に過ぎるところもちょっと不満かなぁ。興味深い題材と設定だけに、僕にはちょっぴり残念な作品でした。ジョディ・フォスター、昔から好きなんだけどねー。[DVD(字幕)] 5点(2013-08-22 00:42:18)

1518.  エクスペンダブルズ2 《ネタバレ》 超高級食材である松坂牛ばかり集めて作られた、こってこての脂身たっぷりの〝肉しか入ってないすき焼き〟のような映画。「見た目もゴージャスだし、最初のうちは旨いし、確かにお腹もいっぱいになるのだけど、やっぱり春菊も食べたいし白菜も食べたいし豆腐だってうどんだって椎茸だって欲しいっつーの」という前作を観た人たちの多くが感じたであろう不満に応えるかのごとく、今作では春菊的存在であるマギーが満を持して投入!でも……、やっぱり周りの濃い~~肉汁にあっという間に染められて、ほとんど彼女の存在感ゼロ。ほんじゃまか石塚とか三瓶とか内山くんみたいな特殊な食癖な人にはうけるんだろうけど、僕みたいなもともと食の細い人間にとっては「やっぱ肉ばっかのすき焼きは美味しくねーって!」。[DVD(字幕)] 4点(2013-08-17 21:06:54)

1519.  遊星からの物体X ファーストコンタクト 《ネタバレ》 SFホラースプラッタ映画界という決して広くはないが強固な地盤を持つ地平に、いまだ燦然と異形の光を放ち続けるあの伝説のカルトムービーをまさかのリメイク!カーペンターの作りあげた、テイストはB級ホラーでありながら哲学的で深淵なテーマをも感じさせる唯一無比な前作と比べると、確かに見劣りする部分も否めないけど、でも単純にB級ホラーとして観れば普通に面白いよ、これ。あの最新技術を駆使して造り上げたぐちょぐちょドロドロのクリーチャーの造形は個人的にツボでした。ここまで同じような展開にするなら、もうリメイクだと開き直って、首チョンバされた人間の生首から蜘蛛みたいな脚が生えてきて床を縦横無尽に這いずり回るという、子供が見たら必ずその後の人格形成に尋常ならざる悪影響を与えるであろうあの有名なシーンも見せて欲しかったなぁ。取り敢えず、真夏の熱帯夜にビール飲みながら頭空っぽにして観るには最適な映画だと僕は思いまーす。[DVD(字幕)] 6点(2013-08-14 12:32:49)(良:1票)

1520.  最高の人生のはじめ方 《ネタバレ》 長年連れ添った妻を亡くした孤独感から酒に溺れ、周囲から孤立してしまった老作家。ふとしたきっかけで片田舎の友人の家で一匹の老犬と共にひと夏を過ごすことになった彼が出会ったのは、シングルマザーに育てられる育ち盛りの三姉妹だった。隣人同士という関係から、少しずつ交流を重ねていくうちに、互いの凝り固まった心がだんだんと解きほぐされていく。冒頭部分こそ、イーストウッドの「グラントリノ」を彷彿とさせるのだけど、こちらはどこまでも薄味。根深い人種差別も理不尽な暴力も一切出てこず、徹頭徹尾、善人ばかりが登場し、そして心温まるハートフルなお話がひたすら綴られていく。そんな映画を作ろうというスタッフの潔さは好感が持てるのだけど、僕にはちょっと物足りなかったかな。これは好みの問題なんだろうけど。[DVD(字幕)] 5点(2013-08-13 12:16:05)

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