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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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141.  記者たち 衝撃と畏怖の真実 教科書的というか、記録映画としてはよくできています。そう言えば当時、イラクに大量破壊兵器があるとかないとか、けっこう話題になったなあと思い出しました。しかし多くの教科書がそうであるように、読んでも面白みはないし、読む先からスルスルと忘れていきそう。 言いたいことはわかるんだけど、どうにもインパクトが弱い。主人公の記者2人が紋切り型で、魅力がありません。最後に言い訳がましく「大統領の陰謀」の話をしていましたが、あの緊張感のカケラもない感じ。いっそミラ・ジョヴォヴィッチが銃を片手にホワイトハウスにでも乱入してくれれば、もう少し「おおっ!」となったかも。あり得ませんが。 でもリチャード・シフは相変わらず渋いです。[インターネット(字幕)] 5点(2020-12-16 21:04:03)《改行有》

142.  スターリンの葬送狂騒曲 最初はけっこう期待させてくれたのですが、結局最後までチマチマした小ネタに終始。会話の端々にときどき笑えるセリフもありましたが、それ以上でも以下でもありません。オルガ・キュリレンコもゲスト出演風で滅多に出てこないし。しかしスティーブ・ブシェミって、こういうある意味でマトモな役もやるんですね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-12-05 23:17:37)

143.  ボヘミアン・ラプソディ ライブの再現シーンは文字どおり迫真の演技で見応えがありました。なら本物のライブ映像を見ていればいいじゃん、と言われれば苦しいですが。 しかしライブに至るドラマの部分は、どうなんでしょうね。フレディ・マーキュリー自身が有名人すぎたせいもありますが、だいたい想定の範囲内の話ばかり。馴染みの童話をあらためて紙芝居で見るような感覚でした。もう少しサプライズを見たかった気もしますが、実話ベースだと難しいですかね。[インターネット(字幕)] 6点(2020-12-01 02:47:43)《改行有》

144.  ロスト・バケーション 痛そうなシーンを除き、なーんにも考えずに楽しめました。損得とか名誉とか恥とか怒りとか色恋とかという社会性から切り離され、1体の動物として生還するか食われるかという話なので、おそらく万人が感情移入しやすいのではないでしょうか。 しかしサメの生態はよく知りませんが、本当にあんなにしつこいんですかね。もう人体ばかり3体も食っているんだから、そろそろ飽きそうなものですが。まるで悪意を持っているかのように周回するサメと、終盤の〝決着〟のシーンはいささか作為的な感じ。 とはいえ主人公が女性で良かった。たまたま少し前に「キャスト・アウェイ」を見たのですが、もし本作の主役が海パン一丁のトム・ハンクスだったとしたら、興味は大幅に削がれていたことでしょう。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-04 01:18:28)《改行有》

145.  ロープ 戦場の生命線 これは傑作。いわゆる戦争もの風のヒヤヒヤするシーンはなく、むしろ全編にわたってユーモアと皮肉が散りばめられています。しかし締めるところはピシッと締めて、特に少年にまつわる数々のエピソードはグッと来ます。 「ボーダーライン」におけるニコリともしないベニチオ・デル・トロもカッコいいですが、本作のように硬軟いろいろあって表情豊かな様子も魅力的。またその他全員のキャラもしっかり立っているところがすばらしい。それぞれに見せ場があって、1人欠けてもダメという感じがします。 そして圧巻はラスト。ここまでのストーリーをすべて回収する「雨」と、「花はどこへ行った」がきわめて印象的。見ている人は多くないようですが、ぜひ誰かに勧めたい。[インターネット(字幕)] 9点(2020-10-26 01:26:50)(良:1票) 《改行有》

146.  ラ・ラ・ランド 《ネタバレ》 ド定番なストーリーで、主な登場人物は2人だけ。しかもその2人も、どこにでもいそうな平々凡々な人物。ところが、最後まですっかり惹き込まれてしまいました。ミュージカル的なシーンにありがちな違和感もまったく感じないほど。 おそらくそれは、スタバ風に言えば「手の届く贅沢」を描いているからかなと。もともと才能のある人物ががむしゃらに頑張って成功を掴み取るというのではなく、凡人が「こうなったらいいなぁ」と夢想しつつちょっとだけ頑張ったら、幸運に恵まれましたという感じ。そこに悲壮感はないし、貧困とか格差とかややこしい問題も描かれません。凡人代表の私としては、登場人物を応援するというより、「こういうこともあるよね」と共感するばかり。 そして話は突然5年後に飛び、2人とも「手の届く贅沢」を手に入れますが、「手に届いていたはずの贅沢」は手放してしまいます。その描き方がまたせつなくて、心を揺さぶられます。やはり、「こういうこともあるよね」と共感するばかりです。[インターネット(字幕)] 8点(2020-10-22 02:32:52)(良:1票) 《改行有》

147.  アルゲリッチ 私こそ、音楽! アルゲリッチに関する予備知識はほぼゼロ。かなり昔、「美人天才ピアニスト」として雑誌やポスター等で何度か見た程度。だから「老けたなぁ」というのが第一印象で、最後までそれ以上でも以下でもありません。3度の結婚と3度の離婚というのは、世間一般的には珍しいでしょうが、芸術家の世界ならありがちな気がします。だから映像にするほどのドラマがどこにあったのか、結局わかりませんでした。 それにしてもこの邦題、「私こそ音楽」とは、ずいぶん大きく出ましたね。[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-09-09 00:44:02)《改行有》

148.  マネーボール 原作は遠い昔に既読。この作品は、その分厚い中身をすっきりさっぱりまとめていたように思います。しかしさっぱりし過ぎて、唐突に強くなった感じ。どういう選手がどんなデータに基づいて起用され、どんな活躍をしたのか、もしくはトレードに出されたのか、もう少し〝ドラマ〟を見たかった気がします。いかにも実際にいそうな風貌の「ホフマン監督」の見せ場も少なかったし。[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-09-05 12:45:59)

149.  死霊館 エンフィールド事件 《ネタバレ》 本格的なホラー映画を見るのは超久しぶり。なのでけっこう楽しめました。同じく久しく行っていないお化け屋敷をおっかなびっくり探訪するような感覚です。 で、早々に思い出しました。あちらの幽霊やら悪魔やらは、やたら騒々しいんですよね。日本の怪談のように、静寂の中で聞こえるはずのない音がかすかに聞こえる、などという世界とはわけが違う。ゾクゾク怖がらせるというより、脊髄反射に訴えてワッと脅かすという感じです。同じ人間の幽霊のはずですが、出方には現世の文化の違いが反映されているようで。 もう1つ面白かったのが「悪魔」の描き方。あんなにわかりやすいコスプレしたり、タイミングよく配管のバルブを弄って主人公の目を攻撃したり。悪にかけては全能な存在だと思っていたのですが、やっていることはかなり姑息です。それに名前を呼ばれただけで退散するなんて、お前はSNSの匿名アカウントかよと。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-08-29 04:51:51)(笑:1票) 《改行有》

150.  孤狼の血 グロさや身体的に痛そうなシーンをふんだんに盛り込んで、インパクトを与えようという意図は十分に伝わってきます。しかし、良かれ悪しかれ印象はそれだけ。まずヤクザが怖そうに見えない。型どおりに怒鳴ったり暴れたりしていますが、いかにも「演技してます」という感じで迫力がありません。だいたい今さら江口洋介とか竹野内豊とか石橋蓮司とかがヤクザ役をやること自体、無理がある気がします。すっかりいい人キャラが定着しているので。その点、さすがに役所広司だけは芸名どおりでした。 ストーリーもずいぶん極端でしたが、まあ皆さん汚れ役をご苦労さまという感じです。[インターネット(邦画)] 5点(2020-08-27 07:07:39)《改行有》

151.  LUCY ルーシー 《ネタバレ》 バカバカしさを派手なノリでごまかし、冷静に考える暇を与えずに最後まで突っ走った感じ。そんなアホなという話ですが、これぞフィクションの醍醐味でしょう。どんどん人間性を失っていくスカーレット・ヨハンソンが魅力的でした。あまりにあっさり「100%」まで行って完結してしまったので、むしろ「40~50%」あたりを行き来してドラマシリーズにでもしてほしかったぐらい。 それにしても、「CPH4」というのは麻薬と呼べるんでしょうか。用法・用量さえ守れば、人類にとって究極の良薬になる気がしないでもありません。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-08-17 02:48:38)《改行有》

152.  プロミスト・ランド(2012) 《ネタバレ》 社会的使命感に燃えて作りました、という感じ。そのせいか悪く言えば地味ですが、全体として落ち着いたトーンでじっくり堪能できます。 しかし残念なのは、シェールガス採掘による環境破壊について切り込むのかと思いきや、土壇場で架空のエネルギー会社の問題に矮小化させてしまったこと。たしかにシェースガスがアメリカにもたらした地政学的・経済的メリットは計り知れません。まさに「エネルギー革命」です。そこにケンカを売るつもりはない、ということかもしれませんが、ちょっと腰砕け感、もしくは日和った感が否めません。[インターネット(字幕)] 6点(2020-08-10 02:19:28)《改行有》

153.  ロケットマン これは傑作。だいたいミュージカル的な映画というと、それまでふつうに喋っていた役者が突然歌い出したりして、どうしても違和感がつきまといます。しかしこの作品は、歌とストーリーと情感が見事に融和していました。だから違和感はないし、テンポもいいし、何よりネガティブな話でも暗くならないところがいい。聞き覚えのある数々のヒット曲も、この作品のために書いたんじゃないかと思えるほどです。 で、あらためてエルトン・ジョンが稀代の才能の持ち主であると気づかされます。そういう子供に愛情を注げない両親というのが、なんとも皮肉というか運命のいたずらというか。天は二物を与えず、ということでしょうか。[インターネット(字幕)] 8点(2020-08-05 01:24:40)《改行有》

154.  運び屋 やっていることはけっこうエグいはずですが、ハラハラする場面はあまりなく、終始ほのぼの系でした。別にそれが悪いわけではないですが、ちょっと肩透かしを食らった感じ。「家族が大事」という結論も、朝ドラレベルでありきたりだし。それでも最後まで飽きずに見ることはできましたが、そろそろ「家族なんていらねぇ」と孤高を貫く老人の物語なんかも見てみたい気がします。 余談ながら、警察側の役どころばかりに有名な役者がズラリ。そんなに必要なんでしょうか。見せ場も多くないのに。[インターネット(字幕)] 6点(2020-08-02 01:47:26)《改行有》

155.  ブレードランナー 2049 《ネタバレ》 ものすごく思わせぶりというか、もったいぶった演出で、かなり疲れます。なかなかボールを投げない投手を相手にしている感じ。 しかし、「人間と機械を分けるものとは?」という、かなり深淵なテーマでした。人間らしい記憶を植え付けるというのも斬新。前作をほとんど覚えていませんでしたが、それなりに楽しめました。 だいたいSFというのは、あらゆる現実的な前提を無視して自由自在に描けるのが面白いところですが、悪く言えばリアリティが不足します。しかしあのモバイルな「バーチャル彼女」だけは、ぜひ実現させてもらいたいものです。あと30年後か。でもお高いんでしょうねぇ。[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-07-29 03:26:27)《改行有》

156.  タクシー運転手 約束は海を越えて 《ネタバレ》 「乳首ドリル」でおなじみの吉田裕のそっくりさんが、けっこうがんばっていました。しかし終盤はがんばり過ぎて嘘臭い話に。まあ何事も大げさなのが韓流映画の特徴なので、重要な脇役として出た以上、タダでは終わらないですよね。 それはともかく、恥ずかしながら「光州事件」の顛末を初めて知りました。1980年にもなって、自国民を容赦なく銃撃する政府が存在することに驚き(90年代初頭にも似た光景がありましたが、こちらは共産主義国なので)。しかしそれほど激烈な姿勢で臨んでいながら、たった1人のドイツ人記者にまんまと撮影され、あっさり国外に逃げられてしまうことに違和感。とても同じ組織のやっていることとは思えません。やはり、どちらかが大げさに描かれているのかな。 そしてもう1点、大げさのてんこ盛りの中にあって、ドイツ人記者だけは終始無表情で浮きまくっていました。どういう経緯でこんな役者を選んだのかは知りませんが、相当なダイコンを掴まされたんじゃないでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-25 02:18:19)《改行有》

157.  ブラック・スキャンダル 《ネタバレ》 久しぶりにコメディ感のないジョニー・デップを見ました。こういう役のほうが似合っているし、カッコいい気がします。 しかし映画としては、残念ながら期待はずれでした。とにかく気になったのは、変化のなさ。かなり長期間を描いているはずですが、誰も老けないし、メンバーはずっと数人だけだし、クルマも服装もさして変わらないし、裏の〝仕事〟ぶりや暮らしぶりはほとんど描かれない。敵も味方も気に入らなければ殺すだけで、いつまで経っても「街のコワ~いチンピラ」から脱していない感じ。 だから、FBIとの関係がバレるスリルや、奢る強者が崩壊するカタルシスもなし。いったい何を見せられたんだろうという印象しかありません。 もう1人の主役であるはずのカンバーバッチも、ストーリーに絡んでいるようないないような。「兄貴が凶悪犯の上院議員」という立場は、想像するだけでゾクゾクしますが、そう思わせてくれるシーンもほとんどなかったように思います。結局、単なるゲスト出演という感じでした。 ついでに言うと、邦題にも違和感が。ネガティブな単語を2つ並べてオドロオドロしい感を狙ったのかもしれませんが、懐かしの「ブラック・デビル」を思わせる滑稽さがあります。まあ原題の「黒ミサ」でも、日本人には伝わりにくいですが。[インターネット(字幕)] 3点(2020-07-15 02:56:33)(良:1票) 《改行有》

158.  ツーリスト 個人的な好みの問題ですが、アンジェリーナ・ジョリーが美人女優カテゴリーに入るとはどうしても思えないので、いい女ぶった言動やメイクや衣装を見ると、それだけで笑えます。 で、ジョニー・デップが単なる巻き込まれキャラのはずはなく、「こういうオチならイヤだな」と思っていたとおりのオチが待っていました。気の抜けた炭酸水のような締まりのないコメディですが、とりあえず渇きを潤す程度ならちょうといいかもしれません。[インターネット(吹替)] 4点(2020-07-04 02:40:09)《改行有》

159.  フリーソロ 世の中にこういう〝スポーツ〟があることに驚かされます。挑戦できるのは、世界でごくごく少数の「ギフテッド」だけでしょう。一瞬たりとも気を抜けば確実に死が待っているわけで、そこに挑戦せずにはいられないという精神は理解不能。さすがに最終盤はハラハラしっぱなしでした。 しかし興味深かったのは、主人公が前半で「成功している歯科医くらいは稼いでいる」と語ったこと。彼の挑戦は超個人的なものであり、仮に人知れず登ったとしたら1円の利益も生みません。しかしスポンサーがいるかどうかはわかりませんが、専門の撮影クルーがいて、その姿が克明に記録されることにより、映像や本などのコンテンツが作られて世界中で売られ、一級のショービジネスに昇華している。その結果、彼は金銭的な俗事に煩わされることなく、挑戦を続けられる。イヤミでもなんでもなく、やはりグローバル資本主義はすばらしいと思うし、ますます発展して多くのギフテッドが心おきなく能力を発揮できる世の中になればいいなと願うばかりです。[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-07-01 02:09:16)《改行有》

160.  ハングマン(2017) アル・パチーノ以外、見たことのある役者は1人もいません(少なくとも私の場合)。21世紀以降のアル・パチーノ主演作品にはこういう傾向が顕著ですが、おそらくそれは、後進のチャンスを広げるために自ら広告塔になってやろうという気概なんじゃないかと勝手に解釈しています。 で、この作品ですが、やたらグロテスクでオドロオドロしいのはおおいに結構。しかし、結局最後までそれ〝だけ〟でした。オチの弱さが致命的。力投するアル・パチーノに報いることができず、「完投負け」を付けてしまった感じです。 ちょっと異質なのは密着取材する記者の存在で、「警官がどれだけの犠牲を払っているか世間は知らないから」という理由はなかなか立派。ちょうど今、「反黒人差別デモ」で悪者にされがちな警察ですが、そこに一石を投じる感じです。ただしその密着ぶりは、雀卓があれば余裕で囲みそうなほど。それはそれで問題ではないかと。[インターネット(字幕)] 4点(2020-06-21 03:25:30)《改行有》

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