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141.  グリーンランド -地球最後の2日間- 《ネタバレ》 ジェラルド・バトラーの無駄遣い。 子供の喘息ネタ、もういい加減やめませんか? 実際に喘息の子が本作の様な描写を観たらどう思うか考えましょう。 本作を観ると、鑑賞直後は怒りに燃えてしまった「Don't Look Up」が如何によく考えて作られた映画なのかが良く判る。[CS・衛星(字幕)] 2点(2022-03-14 10:07:54)《改行有》

142.  THE BATMAN-ザ・バットマン- 《ネタバレ》 アプローチの仕方を変え、数十年に渡り色々なスタイルで新作が発表されるバットマンもの。 それはスパイダーマンと同様、彼が如何に世界中から愛されているかの表れ。 それでも、余りにも出来が良すぎたC・ノーラン版3部作の後で本作製作に携わった方々の受けたプレッシャー足るや相当なものだったろう。 そんな本作、私個人的には大満足な内容だった。 コスチューム・ガジェット類の荒唐無稽さが薄くなり、より現実味を増したバットマン。 そして何より、新キャットウーマンを演じた「レニクラの娘」ゾーイ・クラヴィッツのまぁ恰好いい事! アンディ・サーキスの新しい一面を発見したのも驚きだったし、新三部作に向けての門出は大成功と言った所だろうか。 次回作、首を長くしてお待ちしております。[映画館(字幕)] 8点(2022-03-14 10:02:32)《改行有》

143.  ポンペイ 《ネタバレ》 作品の出来に於いて良し悪しの振幅が大きいポール・WS・アンダーソン作品、 前評判もどちらかと言うと悪い話ばかり聞いていたので大きな期待はしていなかったが、 随所に「300」「グラディエーター」の影響が見え隠れはするものの、 復讐に燃える若きグラディエーターと悲劇のヒロインの物語は中々の見応えがある作品だった。 (題材が題材だけに、「面白かった」とは安易に書けない) これで主役の二人があの未曽有の火山噴火被害から逃げ延びる様な幕引きだったら一気に評価が下がるが、 徹底して悲劇的な幕引きに徹したのは、ポール・WS・アンダーソン監督なりの悲劇的な大惨事への 気持ちの表れなのかと思った。 惜しむらくは、終盤、ヒロインの髪の毛が熱でチリチリになりドリフのコントの様だった事。 不謹慎ながらクスッと笑ってしまいましたよ、私は。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-04 17:19:14)《改行有》

144.  モータルコンバット(2021) 《ネタバレ》 予備知識ほぼゼロ、ゲームの事は動画配信サイトでとどめを指す趣味の悪いグロシーンを知っている位。 ゲームへの思い入れが全く無いので可も無く不可も無くと言う印象。 終始明るい色調の画面に織り込まれるグロシーン、何となく違和感有り。 「家に入れ!」言う事を聞かない妻娘にイラつき、CG丸出しの6本手の巨人はチープ。 続編有りきの終わり方、なんとも中途半端な映画だ。 加点要素は真田広之の存在。 以上。[インターネット(字幕)] 3点(2022-03-03 13:55:07)《改行有》

145.  フェアウェル 《ネタバレ》 これ、ギャグですよね? 引っ張って引っ張って引っ張って... オチがこれかい怒![CS・衛星(字幕)] 3点(2022-03-01 15:50:17)《改行有》

146.  リトル・シングス 《ネタバレ》 【以下、強烈にネタバレしています】 不条理だ。 事件は全く解決しておらず、(因果応報とは言え)死なずに済んだ一人の男が死に、 墓場まで持って行かなくてはならない心の闇を抱える男がまた一人増えただけ。 この様な事件、それこそ世界では履いて捨てる程発生しているのだろう。 何とも言えないやるせなさを感じる骨太の作品だった。 それにしてもデンゼル・ワシントン、貴方の演技は本当に最高だ。 赤い髪留めをあのシーンであの様に使うとは...絶句。 そしてジャレッド・レト、観る人に強烈な印象(とミスリードを)を否が応でも植え付けるその印象ときたら! この二人に比べると、新進気鋭のラミ・マレックがひよっこのお子ちゃまに見える。 奇しくも本作はアカデミー受賞歴の有る俳優陣が豪華競演。 日本でのDVDスルーは勿体ない。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-02-14 16:47:19)(良:1票) 《改行有》

147.  パワー・オブ・ザ・ドッグ 《ネタバレ》 2022年度アカデミー賞最多ノミネート作品との事で、かなり期待値を上げて鑑賞。 これが逆効果だったのか、特に作品賞・監督賞のノミネートには大きな「?」が付く結果となった。 途中からB/L的な展開も見せ始める事を筆頭に、観客に大きなミスリードを与えつつ示した結果が「計画〇〇」ものだったと言うオチ。 この理解・解釈で本当に正しいのだろうか? まさかそんな筈が・・・ 最終的に本作を通じて監督が我々観客に何を訴えたかったのかが全く掴めず、消化不良感大。 ベネディクト・カンバーバッチの熱演は間違い無い(それはフル〇ンも辞さない程...ボカシ無しで大丈夫か?Netflix)。 自分なりに本作の真意を掴む為に必要と思えるヒントは以下。 娯楽作では無いので私は再見はしないと思うが、これから本作を観る人達へのヒントとして、 (新たなミスリードを生む為のきっかけとも言う笑)以下書いておきたいと思う。 ※ベネディクト・カンバーバッチ演じるフィルは本当に嫌な奴だったのか?  確かに癖の有りすぎる強烈なキャラだが、カウボーイ仕事は確かで仲間の信頼は厚い。    ※コディ・スコット・マクフィー演じるピーターは西部劇の舞台には全く似合わない佇まい。  でもその中身は捕まえて来た可愛いウサギを平然と解剖し、骨折して動けないウサギに自らとどめを刺せる骨太な奴。  本作の中で最も胡散臭いキャラ。彼は大学に通う為の金が欲しかった筈。 う~ん、映画の解釈って難しいです。 そこが面白さでもあるのですが。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-02-14 16:44:35)《改行有》

148.  また、あなたとブッククラブで 《ネタバレ》 何と言うか、レジェンド女優達の迫力・貫録を良くも悪くもゲップが出る位に堪能できる作品。 この様な作品が一本の劇映画として成立してしまう、アメリカエンタメ業界の底力を改めて思い知った。 一体誰をターゲットにして作成されたのだろうか・・・ お相手の男優陣が皆さん女優陣よりもかなり年下なのはウケましたが、 出演陣の特別なファンでもない限り、お勧めはしません。 (ちなみに私はBTTF Part3以来のメアリー・スティーンバージェンファンです)[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-02-07 13:05:10)《改行有》

149.  バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ 《ネタバレ》 ゲーム版のファンの一人として、お気に入りのキャラ達が実写映画となり大スクリーンで活躍するのはとても楽しい経験だ。 これは間違いないし、既に5作(CG版も入れると10作超)も劇場版が公開された上での新作製作~公開は有難い事この上ない話なのだと思う。 以下、敢えて苦言を呈させて頂きたい。 本作の製作が決まり誰が何のキャラを演じるかが徐々に明らかになる中で、申し訳無いが私は違和感を感じざるを得なかった。 「差別の無い社会」を目指すのは尊い事だ。 特に数多の不特定多数の人の目に触れる劇映画を作る人達の、差別撤廃に向けたここ数年の努力・配慮には心から敬意を表したいと思う。これは嘘偽りの無い思いだ。 でも、製作する側はもっと自分たちの持つオリジナル作品の世界観に自信を持って良いのではないか?とも強く思っている。 例えば本作の場合、中心的キャラで世界中にファンのいるレオンやジルはオリジナルの白人設定に対しラテン系の俳優達が演じている。これはこれで、オリジナル作品に新しい価値観を与えると言う意味では取り組むべき事かと思う。 演じる俳優さん達に決して罪は無いし、特にジルを演じたハナ・ジョン・カーメンはいい女優さんで本作でも頑張っていた。 だが、過剰とも言える忖度や配慮は、オリジナル作品に新しい価値観を持たせる以上に、特に旧くからの本作ファンに取っては息苦しさや辟易とした思いを抱かせてしまうのではないだろうか? 仮に本作で主要キャラ全員を白人の俳優さんが演じていたとして「何故皆白人なんだ?」とクレームをつける様な人は本作の本当のファンでは無いと私は思う。 今後もこの傾向は国を問わず増加していくのだろう。 特にアメリカの場合は、雇用する俳優・スタッフの人種比率を平等な値にしなければいけない内部法規が有るとも聞く。 私はラストのロケットランチャー登場に拍手喝采しながら、何とも言えない後味の悪さも感じていた。 様々な思いを抱えつつ新映画版の扉は開かれた。次作期待してます。 5点は本作に関わられた全ての人達に対する感謝として献上します。[映画館(字幕)] 5点(2022-02-04 15:59:12)《改行有》

150.  シークレット・ランナー 《ネタバレ》 「どう決着を付けるのか?」それを見届けたいが為だけに最後まで観てしまった不思議な映画。 謎解きはエラくあっさりしているし、前半のミステリー仕立ての展開は何だったの?と正直思う。 でも、本作を通じてカーリー・チェイキンと言う女優さんを発見したので良しとする。 (彼女見たさに某配信サイトにて「Mr. ROBOT」鑑賞スタートしました)[CS・衛星(字幕)] 2点(2022-02-01 10:46:48)《改行有》

151.  パリのどこかで、あなたと 《ネタバレ》 これは望外の拾い物でした。 普通の人達の普通の日々をさりげなく取り上げる類の作品、私大好きです。 フランス映画はこの手の作品で本当に粒ぞろい。 そう、人は皆色々と悩みを抱えながらもささやかな楽しみを生きがいに皆頑張って日々を生きている。 前向きにならないとね。 主人公二人が徐々にポジティブになっていく様子、「おお、そう来たか!」と思える感じの良いラストシーン。 全く派手では無いけれど、心にじんわりと染み入る良い映画です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2022-02-01 10:04:24)(良:1票) 《改行有》

152.  ウォッチメン 《ネタバレ》 私に取ってはスルメの様な映画。噛めば噛むほど味が出る。 言い方を変えると1回観ただけでは本作の良さは判らない。 以下、本筋から反れるが本作に関するエピソードを一つ。 本作公開から半年程前、出張中の新幹線で私は陽気なアメリカ人のカップルと相席になった。 彼ら曰く「今僕達は"Watchmen"と言う映画を作っているんだ!」との事。 拙い英会話で映画の内容に付いて質問してみたら、公開前だと言うのに内容に付いてとにかく喋りまくり、 おまけにiphoneで撮影したスタジオの写真まで見せてくれた。 「公開前なのにそんな事まで話して大丈夫なの?」と聞くと、「ホントは駄目だけど、とにかく監督が凄い人で 一緒に仕事をしていて楽しくて楽しくて。  誰かにそれを話したくて仕方がないんだ!!」と目を輝かせて嬉しそうに話をしてくれた。 そんな彼らの様子を思い出し期待度極大で鑑賞した本作。 明るい彼らの様子と120%対照的な、暗く・内省的なヒーロー達が登場する内容とのギャップが大きすぎ、 一回目は唖然としてしまった。 でも、彼らのへの思いも有り、2回目・3回目と鑑賞回数が増えるにつれて面白みが増して行く。 監督・スタッフの作品に向ける情熱・思い入れ度と興行収入は残念ながら反する傾向にあるけれど、 いわゆる「カルトムービー」に昇華していく作品達は、どれも彼らの様な製作者達の熱い思い入れがこめられているのかも・・・ と思った次第。 あのカップル、今も元気だろうか?[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-01-19 17:42:48)(良:1票) 《改行有》

153.  ドント・ルック・アップ 《ネタバレ》 鑑賞直後は最後まで諦めずに観た自分を褒めたい気持ちになり、次にもの凄く複雑な怒りに近い感情がこみあげて来た。 私にはこの作品は合わない。これだけはハッキリしている。 「大人気無いね~、こんなの笑って観る映画だよ」・・・ よく判っている。 そんな事はよ~く判っている。 私はこの映画が大嫌いだが、それでも5点なのは本作が強烈なまでに分断された社会への怒りを抱えながら作成された事が判るから。 本作の痛烈極まりないジョークに乗り切れない私、冗談が通じない私。 笑ってやって下さい。[インターネット(字幕)] 5点(2022-01-10 15:47:05)(良:1票) 《改行有》

154.  レッド・ノーティス 《ネタバレ》 旬の俳優3人がノリノリで楽し気に演じている。 真面目に観過ぎたのか災いしたのか、残念ながら最後まで私はノリ切れず。[インターネット(字幕)] 5点(2022-01-10 13:32:18)《改行有》

155.  スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 《ネタバレ》 劇場公開最初の週末を経た今の段階で本サイトにレビューを挙げている方は、 やはり筋金入りのファンの方が多いのだなと思いました。 表現の仕方に違いは有れど、心の琴線に触れる名シーンは皆さん同じな様です。 私が言いたい事は先達の皆さんが殆ど書かれています。 繰り返しになってしまうのが大変心苦しいのですが、幾つか箇条書きにて・・・ ・「倒す」では無く「赦す」と言う事。素晴らしい。 ・本作は旧々三部作、旧二部作の忘れ物を取りに行く作品。  私は途中からずっとウルウルしてましたが、二代目が三代目MJを救うシーン、  そして一代目が三代目を自らの行動を以って諭すシーンで完全に涙腺崩壊しました。 ・"The Great Power has Great Responsibility" その代償として三代目は叔母の庇護の下では無く、  一代目・二代目と同様に一人で悪と戦う道を選ぶ。 完全なHappy Endでは無くほろ苦い幕の引き方がとにかく良い。  高校卒業資格検定の参考書の描写でまたしても涙腺崩壊。 私は、絶対にもう一度、より逞しくなった三代目の姿を観る事が出来ると信じています。 蛇足 そして、近い将来一体誰が実写版マイルス・モラレスを演じるのか・・・ あ~楽しみだ![映画館(字幕)] 10点(2022-01-10 10:41:17)《改行有》

156.  マトリックス レザレクションズ 《ネタバレ》 評判悪いですねぇ~(笑)。 「駄作」「失敗作」との巷の評価を気にしつつ鑑賞した本作、私は楽しく観る事が出来ました。 本題と逸れますが、キアヌ・リーヴスは無類のMotorcycleマニアとして有名です。 本作前半でキャリー・アン・モスが颯爽と乗り回しガレージでメンテナンスしているバイクは 「ARCH MOTORCYCLE」と言うキアヌ・リーヴスが手掛けたブランドのモデル。 数年前の鈴鹿8耐にてキアヌ本人と併せて実機を見る機会が有りました。 猛暑のサーキットで革ツナギを着込んで汗だくになりながらバイクに付いて熱く・楽しそうに語り、 自ら手掛けたバイクを操りながら楽しそうに来場者に手を振る彼の様子を見て、心の底からバイクが好きなんだなぁ... と言う彼の人となりが良く判り、以前にも増して彼のファンになった事、 そして私自身もバイク乗りで有る事を誇りに思った事を思い出しました。 本作で自らのブランドを宣伝しちゃう所も、彼のあの時の様子を見るとそれは「商売有りき」では無く、 「どうだ、俺の作ったバイクってカッコいいだろ!?」と言っている様に思えて何とも微笑ましい感じがします。 本題に戻ります。 気が付けば前3部作から18年もの歳月が流れ、主役の二人もいい塩梅に年齢を重ねている模様。 本作での前3部作の位置付けが究極のセルフパロディとも言える設定でいわゆる「無かった事」にされているのが何とも痛快。 主要キャラが一部違う俳優になってしまったのは少々残念では有るものの、私的には違和感なく上手い具合に置き換えられていて思わず二ヤリ。 ご都合主義の設定はSFなんだし目くじら立てて批判するほどのものでは無いかと。 ・これで次が有るのは興ざめ。本作でスッキリ終わる事に期待。 ・新キャラの一人、アジア系のお姉ちゃんがどうしてもREBECCAのNOKKOに見えて仕方が無かった。 ・日本に於ける本作の宣伝で「前3部作の1作目の正当な続編」と言うフレーズを見た気がするが、  それを考えた宣伝担当者は恐らく本作を観ていない。「ふざけんな」と言いたい。[映画館(字幕)] 8点(2022-01-06 17:37:18)《改行有》

157.  ブラック アンド ブルー 《ネタバレ》 見えてくるのはあくまでも表面的な北米分断の一コマ。 行間に北米の現状に対し見て見ぬフリをしている政治家たちへの製作者の怒りが垣間見える。 一応は勧善懲悪的な幕切れを迎えはするが、実は何も解決出来ていない事に気が付き暗澹たる気持ちになる。 骨太なクライムアクション、観て損はしない。 不愉快極まりないチンピラ警官の最期があっさりしすぎているのが減点要因。 あそこはもっと執拗に描かないと。[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-12-16 13:21:06)《改行有》

158.  トロン:レガシー 《ネタバレ》 CG映像の先駆けたる前作は、現在の映像と比較するまでも無いが当時の私には「映像革命」以外の何物でも無かった。 私は主人公がライトサイクルにトランスフォームするシーン(だけ)観たさに映画館に一日中居たりした、時間だけは有ったのだ。 翻って本作。私は「トロン」という作品に難しい親子関係の描写など全く期待してしない。 望んでいたのは「次の新しい革命も我々が起こす」と言わんばかりの、最初から最後まで頭痛がする程に怒涛の如く展開される最新CG+3D映像のオンパレード。 だが、残念ながら実際は想像していたよりも遥かに地味な内容、CG+3Dも期待以下で有った。 恐らく製作陣は前作と同様に主人公がゲームの世界で能天気に一喜一憂する展開では余りにも薄っぺらい内容になってしまうと判断したのだろう。 それが正解か否か? 世間が本作に求めているものからすると「否」だと私は思う。 私はCG映像はLOTRシリーズとアバターで一つの頂点を迎えたと思っている。 では今後求められているものは何か? やはり、最先端の映像を使い切り、且つ観客を唸らせるだけの優れた「脚本」なのでは無いだろうか? 映像だけで観客を喜ばせる事は既に限界が見え始めている・・・ と私は思う。[映画館(字幕)] 5点(2021-12-14 15:20:11)(良:3票) 《改行有》

159.  エターナルズ 《ネタバレ》 まず初めに、本作の評価に際して他レビュアー諸氏と同じ言葉・表現を多用させて頂く無礼をお許しいただきたい。 鑑賞し終えた直後の感想としては、「途轍もなく大きな風呂敷を広げてしまったな、これからどうするのだろう・・・」と言う思いが強い。 だが、それ以上に本作がマーベルスタジオ作品で有るが故の「何とかしてくれる筈だ、むしろその力業をこれから見届けたい」と思ってしまう自分が居る。 それにしても、本作の様なスケールの大きな、いや、大きすぎる作品でもこれまでの過去作品との関連性をさりげなく・あざとさを感じさせない様に 表現するその上手さには感嘆する。 どれだけ頭の切れる脚本家が名を連ねているのか、凄い事だとつくづく思う。 本作鑑賞のきっかけは大きく2点有り、一つは次世代のマーベル作品をこの目で見届けたいと言う思いと、監督がクロエ・ジャオで有ると言う事。 鑑賞時に購入したプログラム(990円!)によると、「ノマドランド」での戴冠以前に同氏の本作監督への起用は決まっていたとの事。 二作を比較すると、全くジャンルの異なる作品ながら両作共に抑揚を利かせた乾いたタッチは共通しており、 同氏が映像作家として肝の据わった逸材で有る事を再確認出来て嬉しい思いだった。 ヒーロー物に付きものの戦闘シーンも、アベンジャーズ系の様な派手なドンパチとは明らかに趣が異なり興味深いものだった。 本作はこれから宇宙規模での時間軸・距離軸で物語が進行していくのかと推測する。 基本的には地球を中心に100年前後の時間軸で進行していたアベンジャーズ系の物語とは明らかにレベルが異なる。 マイティ・ソーでさえ小物に感じてしまう本作、これからどうなるのか本当に楽しみだ。 後、エンドクレジットは長いですが最後までご鑑賞を。 蛇足 ・アジア系の女性が主人公なのは純粋に嬉しい。 ・アンジェリーナ・ジョリーがとにかくカッコいい。ラストシーンの立ち姿は絶対に数年前のオスカー授賞式のセルフパロディだと思う笑。 ・最後の追加映像の男性、「複雑な家系」との事だがまだ伏線を張るのか?!と言う思いだが真相を早く知りたい![映画館(字幕)] 8点(2021-12-07 15:24:55)《改行有》

160.  私は決して泣かない 《ネタバレ》 何故、数多くラインナップされたTIFF上映作の中から本作を選んだのか? その理由は「たまたま都合の良い時間に上映開始となる作品だったから」。 鑑賞し終えた今では本作関係者の方に無礼を詫びたい位の気持ちでいる。 とにもかくにも、主人公を演じたお嬢さんが良い。 何と本作がスクリーンデビューらしいが、ジョディ・フォスターの若い頃を髣髴とさせる雰囲気や、 やり場の無い怒りと漠然とした不安を抱えた眼の光が、その演技も含めて良い。 (劇中で見せるワインを瓶でラッパ飲みのカッコいい事!) 物語の冒頭と終幕が「自動車の運転」と言う行為で繋がっている所も、車好きとしてはうれしい演出。 ハンドルを握りながら主人公が見せる涙は、それまでずっと怒りの感情を露わにしてきた事も有り情感に訴える素晴らしいシーンだった。 何の予備知識も持たずに映画を観て、それが本作の様な素晴らしい作品だと正に「発見の喜び」を感じる。 これも映画の醍醐味の一つ。 (2020/11/7 TIFFにて鑑賞)[映画館(字幕)] 10点(2021-11-22 17:11:46)《改行有》

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