みんなのシネマレビュー |
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1602. キラー・インサイド・ミー 温厚で評判のよい保安官助手に潜んでいたサイコキラーの凶暴性が目覚める。 サイコキラーが題材となれば、おどろおどろしいホラーになりがちだが、ポップであっけらかんとした描写。 それがまた違った不気味さを感じさせる。 でも、共感できるところがなく、後にはどんよりとした不快感が残るだけ。[DVD(字幕)] 3点(2012-12-28 01:01:27)《改行有》 1603. ゴッドファーザー PART Ⅲ ⅠとⅡが素晴らしかっただけに、どうしても見劣りする。 Ⅲはないほうがよかったかも。[DVD(字幕)] 6点(2012-12-28 00:55:50)《改行有》 1604. ゴッドファーザー PART Ⅱ 《ネタバレ》 若き日のヴィトー・コルレオーネの物語がとてもいい。 それとの対比で、兄をも暗殺したマイケルの孤独が浮かび上がる。 現在の時間軸のほうに、役者がギャラで揉めたとかで、クレメンザが出ていなかったのが惜しまれる。 新キャラのフランクよりクレメンザのほうが、ヴィトーの話ともリンクしてストーリーに深みが出ただろうに。[DVD(吹替)] 9点(2012-12-28 00:54:51)《改行有》 1605. アイリス -THE LAST- 《ネタバレ》 テレビドラマの劇場版だが、テレビではラストに主人公が誰に射殺されたのかが不明のまま終わった。 その続きをたっぷり見せてくれるものと期待したが、ほとんどがテレビの総集編。 新たに撮られたものはほんの少ししかない。 こんなもの、詐欺で訴えられてもおかしいとは思わない。 こんないい加減な商売してたら、ファンにも愛想を尽かされるだろう。 真犯人も、ただ意表をついただけで説得力はゼロ。[インターネット(字幕)] 1点(2012-12-28 00:53:29)《改行有》 1606. 新・明日に向って撃て! 『明日に向って撃て!』があまりにも良すぎたので、どうしたって見劣りする。 ただ、若い頃のサンダスとブッチは、R.レッドフォードとP.ニューマンに似ていて違和感がない。 コミカルな小ネタが多かったが、これはちょっと空回り気味であまり笑えない。 ライトな仕上がりでインパクトと感動は全然ないが、それなりにまとまってはいる。[DVD(吹替)] 6点(2012-12-28 00:52:32)《改行有》 1607. ファーゴ 《ネタバレ》 白銀の世界の中で流れる鮮血が印象的。 人が間単に殺されいき、仲間割れでミンチにするような猟奇的事件。 なのに、妊婦の刑事という設定や犯人のドタバタぶりなど、とぼけたような演出が緩衝材になっている。 それより、冒頭で実話ですと大ウソをつくのはアリなのか? 映画自体がウソで作られるものだから構わないということかもしれないが、これはやっちゃダメでしょ。 そういうことも含めて何だかとぼけたサスペンスだが、それが洒落っ気として受け入れられるかどうか。[ビデオ(吹替)] 5点(2012-12-27 00:37:39)《改行有》 1608. 硝子の塔 『氷の微笑』で一躍セックスシンボルになったシャロン・ストーンが、ここでもセクシー。 ただ、ストーリーは前作よりはっきり落ちる。[ビデオ(吹替)] 4点(2012-12-27 00:35:54)《改行有》 1609. 氷の微笑 シャロン・ストーンが、クールでめちゃくちゃエロい。 ノーパンで足を組みかえる場面では、あの刑事でなくとも目を凝らしてしまう。 こんな魔性の女になら、男は人生を滅茶苦茶にされてもいい? シャロン・ストーンありきの映画で、どんぴしゃのハマリ役。[ビデオ(吹替)] 7点(2012-12-27 00:34:17)《改行有》 1610. KAMACHOP カマチョップ 《ネタバレ》 野球中の落雷で死んだ二人が、天国か地獄かの選別試験で、死神の課題をクリアしようと奮闘する。 ストーリーが古いマンガのようでつまらない。 幽霊もののよくある設定で、言いたいことはわかるのだが…。 低予算のインディーズ映画にしては脇役にいい役者も出ていたのに、それが生かしきれなくてもったいない。[映画館(邦画)] 3点(2012-12-27 00:31:01)《改行有》 1611. パルプ・フィクション ストーリー自体はなんてことないお話。 ところが、生き生きとしたセリフと構成の巧みさで魅せてくれる。 時系列が前後し、バラバラのエピソードが、次第にリンクして全体像が見えてくる。 それは霧が晴れるような感覚にも似ている。 タランティーノはキャラを立てるのが実にうまく、ちゃんと魂の入ったセリフを吐く。 デビュー作『レザボアドッグス』に見られたカッコよさも健在。 ただ、『レザボアドックス』のように一つのまとまった物語としてのインパクトはない。 エピソードがリンクしているとはいっても、オムニバス的な要素が強い。 もし、時系列を順に並べたとしたら、おそらく凡庸なものになっていただろう。 巧みな構成が余韻を残し、もう一度観直して確認したくなる。 それはもう、タランティーノの術中にはまっている証拠か。[ビデオ(字幕)] 7点(2012-12-27 00:29:55)《改行有》 1612. シコふんじゃった。 《ネタバレ》 大学の弱小相撲部が舞台のスポ根コメディ。 『がんばれ!ベアーズ』路線で、安心して楽しめる。 相撲部のメンバーも愛すべきユニークな面々が揃った。 主人公が単位のために始めた相撲部に本気になっていく過程は、よくあるパターンを踏襲しているが、爽やかで後味がいい。[ビデオ(吹替)] 6点(2012-12-26 00:29:56)《改行有》 1613. 800 TWO LAP RUNNERS 高校生の青春物。 陸上部、恋愛、友情、ライバル、セックス、同性愛、兄妹の微妙な関係、夜のプール。 思春期らしい刺激的なアイテムを盛り込んでいるが、散漫で共感できず、追体験もできないので退屈。 原作の小説は未読だが、読んでいればもっと理解できたのかも。 新人俳優の何人かの演技が拙くて、ストーリーにも全然乗れない。[地上波(邦画)] 3点(2012-12-26 00:22:55)《改行有》 1614. インファナル・アフェア 終極無間 《ネタバレ》 時系列が頻繁に前後し、ラウの妄想シーンも入るので、非常にわかりにくい。 Ⅰも説明が少なかったが、Ⅲはさらに少なくて、解釈に手こずるところが結構ある。 ラウが精神に異常をきたして、ヤンとシンクロするのも共感しにくい。 善人になりたかったラウが自己矛盾を処理しきれなくなって、ヤンに同化していくという筋立てはわかるけど。 異常をきたすのが少し唐突に感じるのは、ラウの心理的葛藤の深さが伝わりきらないせいだろうか。 Ⅰは潜入捜査官の心理戦と警察とマフィアの攻防がスリリングに描かれていた。 Ⅱではわかりやすい一般的なギャング映画の方向に振り子が振れた。 そして、Ⅲでは振り子が逆に振れて、病的な深層心理にまで焦点を当てたシュールなサスペンスに。 ヤンと精神科医のエピソードは切なくてよかったが、他が凝りすぎたせいで作品のまとまりとしては今ひとつ。 時系列やミスディレクション等で策を弄しすぎて、ストーリーに入り込めないのだ。 サスペンスは謎が解明されるスッキリ感が醍醐味のひとつなのに、あまりにも説明不足で解明されないシーンが多くてモヤモヤが残る。 もっとシンプルに整理していれば、ラウがヤンになり切ってしまうクライマックス場面で、背筋の凍るようなインパクトがあったかもしれないのに。 実にもったいない。 三部作の中では、Ⅰが最もバランスがとれていて良かった。 Ⅰ、Ⅱ、Ⅲとまるで違った作風で違和感があったので、三部作であるならばテイストは統一してほしかった。[DVD(吹替)] 5点(2012-12-26 00:20:27)《改行有》 1615. インファナル・アフェア 無間序曲 《ネタバレ》 時系列がⅠより前になるが、Ⅰとの関連で考えれば、キャラ設定にブレを感じる。後付けでⅡの設定を考えたのだろうか、違和感を感じてしまうところが幾つもある。 ウォン警部がマフィアの大ボスであるクアンの暗殺教唆する設定には無理がある。暗殺したところで黒社会を潰せるわけでもなく、警部が殺人に踏み込むとは思えない。 サムの妻に迫るラウも韓流メロドラマのようでがっかり。 てっきりⅠで主役だった二人が今回も主役かと思ったが、ウォン警部が中心でその兄弟分である Ⅰは潜入捜査官同士の息詰まるような心理戦があったが、Ⅱは普通のギャング映画になっている。Ⅰのほうがスリリングで面白いが、Ⅱもそれなりには楽しめる。4人のボスを同時襲撃する場面などはゴッドファーザーを彷彿させて面白い。 メロドラマ要素がなかったらと惜しまれる。[DVD(吹替)] 6点(2012-12-26 00:19:18)(良:1票) 《改行有》 1616. クレイマー、クレイマー ストーリーはシンプルだがよくできている。 フレンチトーストのエピソードもうまく効いている。 この父と子の絆に胸を打たれない人はいないだろう。 ダスティン・ホフマンはいい役者だ。[ビデオ(吹替)] 8点(2012-12-26 00:17:40)《改行有》 1617. ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル シリーズ恒例となったハイテク新アイテムが次から次へと出てくる。 エンターテイメントとして面白いけど、余韻がそれほどない。 仕掛けに凝るのもいいが、ストーリーでもっていかれたい。[DVD(吹替)] 6点(2012-12-25 00:25:50)《改行有》 1618. 椿三十郎(1962) 《ネタバレ》 椿三十郎のキャラがよく、かっこいい。 椿の合図で敵を騙すのもシャレている。 敵方の捕虜のとぼけた味は、コミカルで楽しい。 リアルタイムで観ていたら、もっと衝撃的だったかもしれない。 でも、今だと娯楽性のある映画は他にもいっぱいあるので、ありがたみは減っているか。 ラストは、西部劇の早撃ちガンマンの決闘のようでシビれる。 血の噴き出し方が変だったのは、ご愛嬌か。 誰でも楽しめる作品だと思うが、深みは感じなかった。 期待があまりにも大きすぎたようだ。 [DVD(邦画)] 7点(2012-12-25 00:15:43)《改行有》 1619. アレックス 時間軸を逆にしただけの映画。 そのため、サスペンス的な謎解き要素が加わっているが、それがなければどうしようもないお話。 暴力とレイプの描写が生々しく、バッドトリップのような幻覚的な映像に酔いそうになる。 モニカ・ベルッチだけがキレイで、もったいない。[DVD(吹替)] 4点(2012-12-25 00:13:26)《改行有》 1620. 地獄の黙示録 公開当時に観たが、2時間半がとても長く感じた。 戦闘シーンは迫力あるが、ストーリーが難解だし、重くて気が滅入る。 今、完全版を観直せば印象も違ってくるかもしれないが、その気になれず。[映画館(邦画)] 3点(2012-12-25 00:11:45)《改行有》
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