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プロフィール
コメント数 2638
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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1701.  男はつらいよ フーテンの寅 《ネタバレ》 まだパターンが確立されていない事もあって、みていてやや違和感あり。かなり渡世人・侠客を意識したキャラクターになっています。さくらもオマケのような存在になってるし。但し、若人2人に恋愛指南するところは寅さんらしい。それにしてもこのマドンナは艶っぽいねえ。特に声がさ。一番驚いたのは博が寅さんを「お前」呼ばわりして、殴りかかるところです。この頃の博はまだ威勢がよかったんですねえ。 <追記>15年ぶりに再見。監督違いという事もあり、全体的にかなり荒っぽい。言い方を変えればパワフルというか。が、これはこれで寅さんらしいと思えるから不思議。でも、ちょっと残酷とも思えるふられ方には疑問もある。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-03-23 02:25:52)《改行有》

1702.  ジュラシック・パークIII ティア・レオーニがいつもと違う役どころなんだけど、こういうのもいけるんだねえ。[地上波(吹替)] 6点(2006-03-18 03:11:47)

1703.  男はつらいよ 寅次郎子守唄 飴振って痔固まる・・・。金の苦労と恋の苦労、どっちが辛いんでしょうかねえ。 <追記>14年ぶりに再見。今回のマドンナは年齢・経験もあってサバサバしていて寅さんとの相性もよさそうなので、もっと自然に振舞えばどうにかなりそうなものなんだが、なぜああ不自然なまでにギコチナイのだろう。職業的な違いが壁を作ってしまうのだろうか。ある意味同業の春川ますみとは自然な付き合いをしているのが対照的でもある。とは言え、今回はさくらの介入が多くて、寅さんとマドンナの交流は余りなく、マドンナ自身が自立していて弱さもないし、寅さんは殆ど相手にもされていなかったような。よって、恋愛要素は少なめで多少盛り上がりには欠け、寅さんの存在感がイマイチな印象。逆に言えば、おいちゃん初登場という事もあり、とらやの面々+タコ社長がバランスよく活躍しているとも解釈できるが。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-03-12 00:17:30)《改行有》

1704.  男はつらいよ 寅次郎相合い傘 はっきり言うけど、寅さんとリリーは友達としてはいいのかもしれないけど、夫婦として一緒になっても上手くいかないと思う。似たもの同士ってのは概して上手くいかないもの。それは本人達が一番わかっていて「冗談だろ?」になるんだと思います。これをみてつくづく思ったんだが、寅さんが結婚できない(しない?)のは「さくら」が原因なのでは?と。あんな自分思いの妹がいれば、誰かと一緒になって幸せになるという事が想像できないのでは?現状に甘んじているわけではないだろうが、夢や希望に邁進するガメツさがあるわけでもなく、誰かと一緒になって幸せになるという事に対しての遠慮や恐怖が、寅さんのシャイな所や潔さとなり、その結果としてマドンナに対する詰めの甘さ・態度に表れているんだと思う。まあその辺のじれったさと清清しさが前人未踏のシリーズとなるわけだが。<追記>10年ぶりに再見。無駄が無く完成度は高いが、関係性だけを描いているので物語性がない。名シーンのオンパレードなのだが、各場面の繋がりが悪いし、全体的には盛り上がりに欠ける。マドンナ再登場は前作鑑賞済みが前提で関係構築過程が不要になるので、こうなってしまうのは仕方ないのだが。[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-03-05 01:45:43)

1705.  男はつらいよ 寅次郎忘れな草 《ネタバレ》 なんか腑に落ちない。消化不良。酔っ払ってとらやを訪ねてくるリリーをそのまま返してしまったのは何故なのか?助けを求めているのはわかっているのに。近所迷惑なら、どこか場所を移せばいいだけだと思うが。流石に翌日気になるのか、探しに出かけるが、一晩ホッタラカシにしたのはなんか優しさに欠ける気がする。さくらとの別れのシーンの「札のしわ伸ばし」も過剰演出な気がする。本来、金ってもんは汚いものだから、これ見よがしにするもんじゃないでしょう?とらさんのポケットにさっと入れるか、財布にさっとしまうのが粋ってもんでしょう?皆が見てる食堂であんな事長々とやられちゃ寅さん肩身が狭いよ。当初、浅岡ルリコは酪農の奥さんで、そこへ寅さんがやってくるという設定だったようですね。その設定は酪農を営むさくら・みつお親子の所に高倉健がやってくるという「遥かなる山の呼び声」へと受け継がれたように思います。 <追記>ロケ地を訪ねて網走に行ってきました。で再見。上記のように色々不満は残るものの、2人の出会いのシーンは名シーンだと気づかされました。<追記>14年ぶりに再見。「おいリリー静かにしろよ。昼間みんな働いてな、疲れて寝てるんだから。ここは堅気の家なんだぜ。」と非常識なマドンナに説教する常識人寅さん。このシーンはかなりの緊張感がある。本作は、上流・中流といった階級的な用語が頻出するが、一億層中流時代を意識しての事だろう。他方、所有と幸福の関係についても言及されており、そういった事への懐疑は現代でもテーマとなっているという点において普遍性があるのだろう。また五反田や錦糸町の雑然とした町並みが映像に残されているのは非常に貴重でもある。ラストで新興住宅地である松戸五香で開業するというのも世相を現していると感じる。まあ、何の前触れもなくあっさり結婚しちゃうのもちょっと唐突な所はあるんだが。これじゃあ寅さんが振られた事にはならないようにも思えるが、寅さんに追い返された事によってリリーの方が振られたと感じたんだろうか?[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-03-04 16:34:16)

1706.  男はつらいよ 寅次郎夢枕 職業はセールスです。趣味は旅行です。まあ確かにそうだよなあ。 さて今回寅さんはマドンナに惚れていたのか?という疑問が残る点で結構異色の作品に思える。惚れてもいないし、逆に振ってしまうという展開は予定調和を期待する多くの客には肩透かしになるのでは?また、恋愛至上主義の寅さんが東大助教授の恋沙汰をからかうのもなんか違うなあという印象。まあ、最終的には自分の姿を見ているようで応援に回るので寅さんらしくてよかったのだが。 ホリエモンですっかりお馴染みになった「人の心は金で云々」ですが、映画の台詞として出てくると妙に新鮮。私は額と内容によって買える心と買えない心があると思うので、どちらの考えも肯定も否定もしませんが。 <追記>14年ぶりに再見。寅さんのマドンナへの想いは恋なのか?それとも幼馴染としての友情?なのかがやはりイマイチわからない。恋なら仲立ちするのにもうちょっと戸惑いや苦悩があってもよい気がするが、結構平然としている印象がある。逆プロポーズも青天の霹靂という感じなのでマドンナとの結婚を考えていたとは思えない。本作は「寅さんが結婚から逃げた」という批判が多いようだが、逃げたというより始めから相手として想定していなかったと考えるのが妥当な気がするが。亀戸天神での2人は色々と議論を呼ぶ名シーンであり、「すれ違い」というものを考えさせられる。それにしても昭和40年代後半の甲州・信州はまだまだ未舗装の道が多くて、50年前はまだこんなだったのか?という驚も感じさせる作品でもある。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-26 14:43:40)《改行有》

1707.  グッバイ、レーニン! まず東独人の変わり身の早さに唖然。人間の欲は深いなあ。かと思えば社会主義の恩恵を受けていた人間の恨みつらみもあり体制変更もいろいろだなあと。さてかつては西側の社会主義国なのでは?とまで言われた日本の平等主義。昨今は格差社会などと言われ、かと言ってその鬱憤がデモ活動になるわけでもなく、小泉フィーバー程度に収まるところはかわいいところ。着実に衰退して、税収も増えない、社会保険も賄えない、で、相変わらずの公務員天国の日本は果たしてどうなるのか?などと映画の本線とは違う感慨にふけってしまいました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-18 02:05:33)

1708.  単騎、千里を走る。 《ネタバレ》 高倉健は演技派の役者ではない。で、登場する中国人は皆素人。よって作品全体に不自然さがないというか高倉健が中国を旅するドキュメンタリー番組をみているようである。(おまけに高田剛一という本名そっくりの役名。息子は健一だし・・・)下記の方も書かれているが、「君よ憤怒の河を渉れ」で高倉健のファンになり、「幸せの黄色いハンカチ」「遥かなる山の呼び声」が好きだと言うチャン監督は高倉健の魅力・使い方を知り尽くしている。実際に「まず高倉健ありき」で5年かけて脚本を完成させたというように、まさに高倉健のファンが高倉健を主役にして完成させた作品という印象。背中で語る男のショット。と思えば不器用ながらも懸命に真っ直ぐ事に当たる男の真摯な生き様。他人に対する礼儀正しさと優しさ。通訳・ガイドとのロードムービー的な要素は「黄色いハンカチ」の武田鉄矢とのコンビを彷彿とさせるし、子役との絡みを中心とするユーモア部分は番外地シリーズや「遥かなる・・」の吉岡秀隆との絡みを彷彿とさせる。正直ここ20年ぐらいあまりいい作品がなかったが、今回は久々に「高倉健」を観たなあという思いにさせられる。残念なのは息子の中井貴一との確執の中身がよく判らなかった事。その事を後悔したり苦悩するシーンもなく、あっさりしているので、中国人親子と自分達親子がオーバラップし突き動かされる部分の描写が弱かったように感じる。 <追記>17年ぶりに再見。感想は全く変わらない。それだけ年齢や時代を問わないある種の「普遍性」があるということなんだろうか。[映画館(字幕)] 8点(2006-02-12 05:14:20)(良:1票) 《改行有》

1709.  THE 有頂天ホテル ドタバタコメディーに徹するわけでもなく、何らかの風刺があるわけでもなく、夢だの自分に正直にだの、どことなく説教臭いところがなんかウザイ。個々のエピソードもありきたりでサプライズもなく退屈でつまらない。原田美枝子が事実を言いそびれるのは非常に不自然でイライラする。その他新撰組関係を中心にいろんな役者が出ていたが、何の迫力も個性も存在感もない。面白かったのは唐沢と伊東四朗ぐらい。[映画館(字幕)] 3点(2006-02-07 19:26:09)(良:1票)

1710.  ラヂオの時間 《ネタバレ》 渡辺謙の役どころは、伊丹十三(タンポポ)とそっくり。コレってパロディー?使う役者がいつも同じなのもそっくり。かなり意識しているのか、それともある種のワールドを展開しようと思えばそうならざるを得ないのか?奥さんを主演にする日は来るのか・・・[地上波(吹替)] 5点(2006-02-05 12:14:13)

1711.  男はつらいよ 純情篇 《ネタバレ》 とらやの沿革やタコ社長の家庭事情等々、へェーというような情報が満載。ヒロシは北海道出身になってるのは何故?その後の作品で岡山の実家に葬式に行ったような・・・ <追記>14年ぶりに再見。前作と比べると妖艶な人妻という事もあってマドンナのレベルがぐっと上がって、寅さんが手の平の上で転がされている印象がある。これぐらいの方が大人の恋愛的要素があって、見ていてイライラはしない(イライラしなければいいというものでもないが・・・)。特に印象的なシーンは江戸川の土手の2人のシーンで、仁義の挨拶を披露する寅さんに対し「素敵ね~」と返すのは粋が理解できる稀有なマドンナではないだろうか?ただし、このシーンは「江戸川には行った事がない」というマドンナを寅さんが案内するという設定なのだが、その直前に朝日印刷の慰労会で舟遊び?をしているので「江戸川には行った事がない」というのはストーリー上完全にオカシイので脚本はかなりいい加減な印象も受ける。本作は拗ねたさくらを寅さんがなだめるといったいつもとは違うパターンもあり、兄妹愛が随所に描かれているのだが、メインはなんと言っても最後の柴又駅での寅さんとさくらの別れのシーンであり、全作を通じての屈指の名シーンでもある。それにしても、「故郷ってのはなあ・・・」の後、寅さんは車内でなんと言ったんだろうか?誰かわかる人居たら教えてください。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-02-04 22:23:28)《改行有》

1712.  男はつらいよ 望郷篇 《ネタバレ》 山田監督の復活と共に、TV版のファミリーが登場し万全の布陣。以前は威勢のよかった北海道の親分だが、その死に際の惨めさに渡世人の末路の哀れさを感じる寅さん。一転して「地道な生活(額に汗して油にまみれる)」を志す。だが、失恋と共に職場放棄。これじゃあ一宿一飯の義に反するよなあ。まあ高倉健のようなストイックな渡世人にもなりきれない所が寅さんの魅力ではあるけれど。 <追記>14年ぶりに再見。一見すると「労働の美徳」がテーマにも思えるが、本作は所帯を持つ事の効果(家族のためにマジメに働く)がメインテーマだろう。という意味では非常に保守的な作品ではある。その後50年が経過し、今や所帯を持つ事は当たり前ではなくなり、生涯未婚率は大幅に上昇しつつある。漁村風情が残る浦安の町並みと共に時代の変化を感じる作品でもある。それにしても、マドンナの鈍感さはどうにかならないのか。あと、ちょっと気になったのは威勢のいいヤクザな寅さんに対して、おいちゃん・おばちゃんも寅さんを茶化したりからかったりするという、シリーズ後半では見られないある種の威勢のよさも感じるところ。ちなみに本作より、共同印刷から朝日印刷への社名変更が行われているようだが、理由は不明である。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-04 22:13:17)《改行有》

1713.  ジョゼと虎と魚たち(2003) ラストの男の泣き崩れで「道」を思い出したのは私だけだろうか?「道」は不可解であったが、これは理解できる。私は仕事柄障害者との付き合いがが過去に幾つかあったが、彼らは健常者よりも非常に傲慢で・ワガママだった。別に卑屈になる事も無いと思うが、逆にその反動が出ているような気がした。西脇はそれを上手く表現していたと思う。ラストの気丈さは女のの強さではなく、障害者の強さに思える。ツマブキはは単純に食欲・性欲で彼女に惹かれたんでしょう。(自分でスパゲティー作る事や、ヤラセナイでもったいぶる相手に嫌気が差してたと思われる)ただし、それらの欲が満たされると、相手が障害者という事が段々面倒になってくる。これは普通といえば普通なのかもしれないが、障害者から逃げたというワダカマリというかシコリというか複雑な心境も残っているんでしょう。(ただし、女の前で泣き崩れる事もないと思うが。)[ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-14 23:23:27)(良:2票)

1714.  えびボクサー 金を稼ぐってのは大変だよなあ。その懸命さは笑うに笑えない。[ビデオ(字幕)] 6点(2006-01-14 22:55:50)

1715.  ゴッドファーザー PART Ⅱ 他人を信用できずに協力関係を築けない人は大物にはなれないんだよね。そういうマイケルの小物ぶりはそこそこ表現できていると思います。まあ2世が小物になるってのは世の常だけど性格が拍車をかけていますね。 <追記>16年ぶりに再見。なんかずいぶんヒドイ事書いてたんだな。って事は、当時よりは大らかな心で見られたのかも。デニーロが近所の奥さんの悩み相談からスタートしているのがちょっとウケた。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-09 18:56:55)《改行有》

1716.  シベリア超特急 最後の登場人物のその後みたいな説明が流れて、「これって実話なの?」と一瞬でも思ってしまった私は人間失格でしょうか???で、楽しみな2回のどんでん返し。「お疲れさまぁ~」という水野氏の笑顔で1回でしょ?かたせ梨乃が死んで2回でしょ?と思ったら、かたせ梨乃が生き返って3回でしょ?最後に水野氏が観客・関係者に死んでお詫びするのかと思ったら、笑顔でENDして4回でしょ?アレレ・・・。[地上波(字幕)] 0点(2006-01-09 17:50:00)

1717.  ディナーラッシュ 申し訳ないが、これをスタイリッシュ?オシャレ?と感じるセンスは私にはないなあ。オチも唐突且つ強引で、正直「なにこれ?」って感じです。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-01-08 03:01:50)

1718.  キング・コング(2005) 「キング・コング」これには特別な響きを感じます。76年版のそれは小学校低学年の時、初めて映画館で観た洋画の作品だからです。(それまでは「東映マンガ祭り」ばかりだったから)小学生の低学年を映画館へと駆り立てたものは巨大な猿がNYの街を暴れまわるという、ウルトラマンの延長線上にある興奮と期待です。30年経過した今でも、当時の映画ポスター(コングが飛行機を鷲掴みするやつ)は脳裏に焼きついています。そうこれは子供向けの娯楽映画だったはず。だが、どうしても気になる。中年だけどみてみたい。私のように少年時代を懐かしんで見いく中年も多いのではと思います。さて05年版ですが、コングがちっちゃい。これじゃキングじゃないよ。島では、恐竜や虫が暴れまわり、映像に圧倒されるものの「んーこれはキングコングじゃなくてジュラシックパークだよ」。76年版でイチバン印象に残っている、ヒロインが船のタンクに落っこちるシーンも無いじゃん。ヒロインのコングへの愛情も何か薄いなあ。と色々と突っ込みが入る。でもコレで洋画デビューする子供達もいるのかなあ、で30年後にまたリメイクされるのかなあと思うと、感慨深くなります。是非、息子・娘の映画館デビュー作品にして下さい。で、次回のリメイクでその子供達がここにレビューを・・・。 ※<中年の感想>映画はソフト開発の領域に入り込んできたなあというのをコレをみて痛感しました。これだけCGが多用されるともう特撮(私のイメージは模型での撮影です)ではなく画像の設計・開発作業と貼り合わせだし、映画人というよりも、SE・プログラマの工数仕事になりつつあると思います。(莫大な予算の多くは彼らの人月費用なのでは???)[映画館(字幕)] 7点(2006-01-07 03:29:03)(良:1票)

1719.  男はつらいよ 寅次郎恋歌 3人の女性が登場。ヒロシの母、さくら、マドンナ。皆が非日常に憧れながらも現実生活を送っている。りんどう話で、フーテンから脱して、所帯をもって日常生活を送ろうとする寅さんとのギャップの描写が素晴らしい。あくまでも憧れの(生活の)対象として寅さんを見て、所帯を持つ相手とは見ないマドンナ。借金や家賃の支払いに追われるマドンナの日常生活を目の当たりにして違和感を感じて静に立ち去る寅さん。そして肉親さくらは、単なる憧れの(生活の)対象として寅さんを見るのではなく、愛する兄として常に心配し続ける。終わり方が綺麗すぎます。 <追記>14年ぶりに再見。自由を求めつつも家庭生活に縛られる女性達。見方によっては地に足の着いてる地味な暮らしで安定しているとも言えなくはない。では、それが幸せなのか否か。果たして女性も自由であるべきなのか?という山田洋次ならではのジェンダー的な問いをテーマにしているとも受け取れる。この時代は「自由か安定か」という問いに性別が関係していたのだろうが、もはやそういう時代でもなくなって、性別に関係のない普遍的な問いになっている。本シリーズはこの「自由か安定か」というテーマを一貫して問い続けてきたとも言えるわけで、それが色濃く反映された作品であると思う。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-05 00:30:06)《改行有》

1720.  男はつらいよ 寅次郎と殿様 《ネタバレ》 ラストの寅さんとさくらの別れのシーンが、別れのシーンの映像ではなく、さくらの語りの形式で締めくくっているのが印象的。寅さんにしては珍しく未練がましいセリフなので、さくらに語らせる形式て嫌味をなくしたのだろうか? <追記>15年ぶりに再見。人間が死ぬ間際に最も後悔するのは、諍いのあった親族と和解できずに死ぬ事らしい。という意味においては人生の重要問題がテーマとなっており、見方によっては中々重い作品でもある。他方、殿様を揶揄する事により封建主義と民主主義をコント的に対比する上手さも感じられる。難点はアラカンに存在感がありすぎて、マドンナの存在感がやや薄く恋愛要素が少なくなってしまった事か。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-13 19:51:23)《改行有》

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