みんなのシネマレビュー |
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162. トランス・ワールド 《ネタバレ》 お金がなかったとしても、アイデアがあれば、面白いは作れる!てな勇気をいただける作品。 予備知識ゼロで観ましたが、不思議なことが次々と起こり予測不能なんですよね。 最初は互いに疑心暗鬼で、醜い人間ドラマが一つの小屋で繰り広げられるのかなと思いきや一方向へ向かっても元に戻ってくる、 つまり閉じた世界になってしまってるという超常現象が起こる。ここでみんなおかしくなってああだこうだやって終わりみたいなのはよくありますよね。 でも本作は違う。次に地下室を発見する。ここの展開がドラマのLOSTを思い出します。そんでそれぞれ違う年代からやってきたってことがわかってくる。 謎のドイツ人が現れて、身につけていたペンダントから各人のつながりがついに判明する。そしてなぜこのような境遇に置かれているのかの意味づけも行われる。 こうなったら見る側からしたらもうひたすら応援です。みんなハッピーエンドになりますようにって。 まぁ本作はいわばバタフライ効果で、あの時こうなってたらってのがその人の人生に大きな影響を与え、その人の子や孫にまで影響を与えていく、 その事象を思い起こされる内容になっています。あの時こうしてたら、また違った人生を歩んでたんだろうなとか、やっぱり人間なら考えちゃいますよね。 予測不可能さと観終わった後の程良い感動、本作はまさに低予算映画の秀作と言っていいでしょう。[インターネット(字幕)] 7点(2024-12-02 17:28:21)《改行有》 163. レッド・ブレイド(2018) 《ネタバレ》 ストーリー自体は子供が考えるレベルの代物で、脈絡なく時代を行き来出来るので設定に都合が良すぎるという印象です。 グラビアアイドル主演なのでもっとお色気があってもよかったですね。 本作の唯一の見どころはやはり殺陣。クルクルと回転しながら戦う敵の男とパンチラしながら対峙する主人公。 そのシーンが一番よかったかな。ラストはあっけなかった。[インターネット(邦画)] 5点(2024-12-01 16:09:59)《改行有》 164. みぽりん 《ネタバレ》 何とも印象深いポスターに惹かれ観てみたのですが、私には全く合いませんでした。 演出も撮り方も自主映画レベルですが衝撃のラスト10分とやらを期待して見続けていたものの、 いやぁそういう方向かいなと。ホラーコメディ?いやいや怖くないし笑いもしませんて。[インターネット(吹替)] 3点(2024-12-01 11:51:21)《改行有》 165. アルカディア 《ネタバレ》 私も、退屈で面白くないなと感じてしまった側の人間です。 まぁ雰囲気というか、境界線やら複数ある月やらテントの中でループし続けてる光景とか 映像的には摩訶不思議な世界観が出ていてよかったですけど、だから何なんだという感想が最後まで消えず。 人はある種の考えに囚われてたり、人間関係に絡め取られていたりでなかなか前に進めない、 その場その場をループし続けて生きてる人が多いのだろうけど、そういうものの比喩にしても まどろっこしいというか、大風呂敷だなぁと感じてしまった。[インターネット(吹替)] 5点(2024-11-30 16:16:44)《改行有》 166. 血の祝祭日 《ネタバレ》 クオリティはほとんど自主映画レベル、テンポも撮り方も音楽も 実にねっとりじっとりとしていて芸術的側面は皆無と言って良い。 ただのっけから女性の過多な肌露出に突然の殺しと解体に驚く。 1963年にこんなものが作られていただなんて。当時の人たちはこれを観てどう思ったのだろう。 血も臓物もこれまたねっとりじっとりした感じが出ていてそれなりに気持ち悪い。 古代エジプトの女神に取り憑かれた狂人のおっさんが凶行を重ねていくシンプルなストーリー。 最後の娘をやりそこねる展開はなんだか喜劇的だし、逃げてとりあえず入ったところがゴミ収集車という なんじゃそりゃなオチ。エログロナンセンスでかつコメディ要素もある。 なんやなんやと突っ込みながら楽しんで鑑賞するのが良い。[インターネット(字幕)] 5点(2024-11-29 14:33:23)《改行有》 167. ラザロ・エフェクト 《ネタバレ》 低予算ながらも映像はスタイリッシュで良いんでけけどねぇ。その表見方法は陳腐に尽きるなと。 死後の世界はあるのかどうかとか、そういう方向を期待してたんですけど、後半のエスパー使いになってからはついていけず。 目を真っ黒にして悪霊っぽく見せるとか実にありきたり。ラストの展開はちょっと笑っちゃった。まぁ見れなくはないので5点献上。[インターネット(吹替)] 5点(2024-11-29 11:50:23)《改行有》 168. NO EXIT/ノー・イグジット 《ネタバレ》 思いっきりB級映画なんですが、設定の妙と言いますか、ドタバタ喜劇みたいな感じでなぜか最後まで観れちゃいましたね。 コワモテの兄ちゃんは幽霊が苦手とか、ガールフレンドは恐怖心感じると笑いが出ちゃうとか そういう癖のある人間模様が本作に面白さを加えていたように思います。[インターネット(字幕)] 5点(2024-11-24 17:02:58)《改行有》 169. 先生!口裂け女です! 《ネタバレ》 コメディ映画としては正直イマイチだし口裂け女さんもメイク施した普通の女性の顔なんですけど、 クズたちを見事に殺陣していく終盤は前半の不足を補って余りあるものではありました。[インターネット(邦画)] 5点(2024-11-18 16:37:23)《改行有》 170. 3022 《ネタバレ》 低予算映画ではあると思うのですが、映像的にそこまで安っぽいわけでもなく、一定程度の雰囲気は保っているなと感じました。 祖国地球が爆発してなくなってしまう事態に、残されたクルーはどうしていくのかと思いきやどんちゃん騒ぎしてしまうので そこが残念だなと言いますか、米国映画の難しさだと思いました。 おそらく作り手は「惑星ソラリス」なんかを意識してると思うのですが、あそこまで深淵に行けるわけもなく かといってエンタメ的にも物足りなく中途半端な印象です。 いっそどんちゃん騒ぎもなくして主人公のおっちゃんの葛藤一人語りで全編占められるみたいなんでも良かったと思います。[インターネット(吹替)] 5点(2024-11-15 12:10:08)《改行有》 171. シー・フィーバー 深海の怪物 《ネタバレ》 一見するとモンスターパニック映画かと思ってしまいますが、怪物自体は本当チラ見せ程度で全体像は最後まで分かりません。 なのでそういうバケモンVS人類的な映画を期待すると肩透かしになります。 そういう怪物よりも船上での乗組員たちとの葛藤、人間ドラマが主軸になっていて、 目に寄生するタイプってのはやはり気持ち悪いもんですね。 蛍光色に光る長い触手がなんだか妖艶で神秘的で、ラストの展開も相まってこれはこれでありかなと思いました。[インターネット(字幕)] 5点(2024-11-04 17:53:33)《改行有》 172. ポルターガイスト(2015) 《ネタバレ》 これをゴースト側の視点で考えてみますと、ありとあらゆる小道具と手法で生きてる者を驚かせ、襲っていく。 ゴーストさんたちは娯楽性に対して実に律儀な奴らやなぁと(笑)。 特殊効果は抜かりなく良くできてますが、ポルターガイストというよりはモンスターハウスみたいな感じだなと思いました。[インターネット(吹替)] 5点(2024-11-04 12:06:24)《改行有》 173. リバー、流れないでよ 《ネタバレ》 ループものは今までいくつか観てきましたが、大体サスペンス系ですよね。 舞台は旅館で、なんでもない日常の2分間が延々ループされるという、 それでこんなほのぼのコメディに仕上げるなんて素晴らしいなと思いました。 どのネタもきちんと笑えるし、京都の貴船ってのがまたいいね。SF要素との掛け合わせの妙という感じ。 ループしてる時は常に長回し一本だけど、時間動き出したらカットを割り始めるのも粋だなと思った。 終わってみれば甘酸っぱい恋愛ものでほっこりしました。[インターネット(邦画)] 7点(2024-11-03 17:32:35)《改行有》 174. モルグ 死霊病棟 《ネタバレ》 パラグアイの映画って初めて観ましたね。 初めてなので、面白かったらいいなと思ったんですけど、残念ながら面白くはありませんでした。 実話を元にしたという触れ込みですがどの辺が実話なんでしょうか。 ハリウッドが映画化するというのも触れ込みですが、どこに惹かれたんだろうか。オチかな? 前半は至極退屈。後半はお化け屋敷。[インターネット(字幕)] 4点(2024-11-03 15:51:57)《改行有》 175. DOGMAN ドッグマン(2023) 《ネタバレ》 普通に面白かったです。ここにきてベッソン節炸裂。ベッソン版のジョーカーは、どこまでも優しく愛おしい。[インターネット(吹替)] 7点(2024-11-03 10:19:36) 176. パディントン 《ネタバレ》 パディントン好きですねぇ。続編もすごい良かったし、このクマさんは愛さずにはいられません。 老若男女みんな楽しめる、ファミリー映画としてはほぼ完璧なんじゃないかと思う。 ユーモアの数々もしっかり笑えるし、周囲の道具でいつもやらかしちゃうシーンが度々あるんですけど Mr.ビーンっぽくてそれもまた面白いです。それから、わかる人にはわかるいろんな映画のオマージュがあって、 そういうのも映画好きとしてはニヤリとしちゃいます。[インターネット(字幕)] 8点(2024-09-10 09:36:29)《改行有》 177. アラビアン・ナイト(1942) 《ネタバレ》 いま観るとセットの丸出し感とか背景のペインティングであるとかが目に付くんですけど、 1942年ですもんね。こんな異国滋養著溢れる作品をカラーで楽しめるのですから当時の観客はさぞ喜んだことでしょう。 髭を剃って女装して相手を次々気絶させるという典型的な喜劇やシェーラザードの妖艶かつ大胆な踊り、 終盤の一騎打ちなどが印象的でした。[インターネット(字幕)] 5点(2024-09-09 15:04:59)《改行有》 178. ヘレディタリー 継承 《ネタバレ》 前半はスロースタートでしたが後半から終盤にかけては加速していきましたね。 色々と病んでしまっている家族で観ていて少しずつ精神的にキツくなっていくようなそんな作品でした。 ただ悪魔崇拝というものが日本ではあまりにも馴染みがなく、 欧米の方達が見る感覚とはやはりだいぶ違ってくるんだろうなと思います。 一連の儀式の意味がわかっていればまただいぶ感想も変わるんだろうなぁ。[インターネット(字幕)] 6点(2024-09-09 14:08:00)《改行有》 179. BECKY ベッキー 《ネタバレ》 そうですね。少女版ランボーみたいな印象です。 悪人たちは普通にクソ野郎たちだしお父さんをあんなふうに殺されてしまったわけですから無理もありません。 犬好きの自分としてはわんこが一匹犠牲になったのも悲しいです。 心変わりして味方した巨人すらもあっさり始末するラストには吹いたけど。[インターネット(字幕)] 6点(2024-09-09 12:46:18)《改行有》 180. 美女缶 《ネタバレ》 自主映画だけど、よく出来てますね。特に編集が凝ってました。ユーモアのセンスも良い。 微笑ましいコメディで、青春時代の気持ちが蘇ってくるかのようです。 ラストの持っていき方も上手い。期限付きの缶詰は甘く切ない味がしますね。[インターネット(邦画)] 6点(2024-09-08 18:57:48)《改行有》
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