みんなのシネマレビュー |
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161. アリス・イン・ワンダーランド 最後まで、ティム&ジョニーワールドを息抜くことなく楽しめる。アリスの行動のドリフト&トランジションは、女性のキャリア論的視点でみても、よくできていると思う。アリス役の女優のルックスがイギリス的すぎるのと、3Dメガネがうざったくてしょうがなかったので(途中から頭痛がした)、マイナス1点。[映画館(字幕)] 7点(2010-04-27 09:05:34) 162. モンスターズ・インク 子どもに触られると死ぬっていう設定はどうなってるのかが、気になって、落ち着いて見られなかったが、最後の20分は、なかなか楽しませてもらいました。[DVD(字幕)] 7点(2010-01-08 19:19:15) 163. フロスト×ニクソン 舞台でやめときゃよい程度の話を、うまく映画にまでしたところを評価。ただ、メディアの恐怖を語るのが、中途半端。あれなら、しないほうが良いくらい。[DVD(字幕)] 7点(2010-01-06 00:28:46) 164. 欲望のあいまいな対象 二人一役は成功しているが、ちょっと安易な感じがする。ただ、二人一役と、このタイトルと、思わせぶりなテロの背景がなかったとすると、底の浅い作品でしかなくなる。ただ、あえて、底の浅い作品であるように作ったようにも思える。少なくとも、もう何回か見てからでないと決めかねるプレグナントな作品ではあることは間違いないようだ。小道具とか舞台回しはヒッチコックを思わせる。[DVD(字幕)] 7点(2010-01-04 22:25:06) 165. すべての些細な事柄 淡々とした日常に光をあて、沈んだように見える病者の一瞬の輝きをカメラは逃さない。しかし、それも些細な事柄でしかない、という撮影者の視線に、静かな感動を覚える。[DVD(字幕)] 7点(2009-09-25 08:57:25) 166. ルナ・パパ こういうのは嫌いじゃないんだけど、もうちょっと統一感があったほうがよいね。[DVD(字幕)] 7点(2009-09-19 14:05:06) 167. トゥルーマン・ショー デカルト的懐疑やフッサールの方法的懐疑的な世界観として理解するのは、一歩手前の理解だろう。むしろ、安全安心な世界であれば、パターナリスティックで人工的であっても是か否かを問われているのだろう。そう考えると、いまの世の中が、トゥルーマン的自律性に欠けた人間を再生産しているような心持になり、剣呑となった[DVD(字幕)] 7点(2009-09-01 00:03:59) 168. カノン よくできているとは思うが、心動かされることはなかった。同時に、この映画に心動かされない自分に対して、少々、残念に思った。[DVD(字幕)] 7点(2009-08-29 01:32:05) 169. トータル・リコール(1990) 映画そのもののでき、というよりも、デカルト的懐疑というか、フッサールの方法的懐疑の体感できる作品。そこが良い。[映画館(字幕)] 7点(2009-08-23 12:36:41) 170. エクソシスト 《ネタバレ》 想像以上にまじめな作品で、怖い、という感じは弱いものの、感心しました。ただ、聖水が水道水なのを見抜けないのは謎だし、日本語字幕が、相当いまいちなのが点数を下げる。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-18 09:14:40) 171. エリザベス 映像も美しいし、芝居も丁寧だし、観て得をした気になりました。[DVD(字幕)] 7点(2009-08-08 14:21:40) 172. スタンド・バイ・ミー 《ネタバレ》 23年前に映画館で観たときには、少年たちのこころの痛みに、痛いほど共感できた。23年たってDVDでみると、表現されていることはよく理解できたが、こころの痛みを思い出すことすら難しくなっていた。長く生きるということは、そういうことらしい、とこの映画に教わった。[映画館(字幕)] 7点(2009-07-24 12:21:14) 173. 刑事コロンボ/殺人処方箋<TVM> パイロット作品らしく、コロンボがきちんとしているのがおかしい。しかし、コロンボのコンセプトのすべてがこの作品にある。とはいえ、この作品だけ、ちょっと60年代の感じがするのはなぜだろうか。[DVD(吹替)] 7点(2009-05-03 20:58:35) 174. 告発 《ネタバレ》 ケビン・ベーコンの演技はさることながら、クリスチャン・スレーターやゲイリー・オールドマンのパーソナリティが変に前面に出てこないところに、かえって人間の内面を揺さぶる部分があるのかもしれない。ケビン・ベーコンも、これでもか、と演じすぎていないのがよい。それも、これも、監督の腕なのかもしれない。残酷な場面を冒頭にもってきて、見る側のスイッチを入れる演出も見事だと思う。[DVD(字幕)] 7点(2009-03-29 08:52:48) 175. グッバイ、レーニン! このテーマを表現するために、お母さんの病気の都合がよすぎるのに違和感を持つが、それを除くと、素直に楽しめる。[DVD(字幕)] 7点(2009-03-21 15:23:59) 176. 黒い十人の女 映画館の「吾輩は猫である」で、市川崑ファンデビューしながら、今の今まで、この伝説の作品を観る機会がなかった。予想通り、シンプルに市川先生の良さが生きている作品と思うが、もう少し、ヌーベルバーグっぽいストーリーだと、まだまだ今でも通用すると思う。[DVD(字幕)] 7点(2009-01-11 22:05:12) 177. マルコヴィッチの穴 映画館で観て、わけのわからなさ加減が、とても良かった記憶がある。また、マルコビッチって誰のことなんだ…と考えてよいのか、考えなくてよいのかと悩んだ記憶もある。 >>>>10年後見直しました。「わけがわからなかった」自分が不思議。しかも、10年前は、マルコヴィッチを知らなかったんですねえ。10年というのは、早いようで、ずいぶん人間は変化するものです。しかし、7点評価は変わりません。最初の展開の良さで、最後までひきつけてほしかった。[映画館(字幕)] 7点(2009-01-10 21:09:28) 178. 風の谷のナウシカ DVDで初めて見たのだが、25年前のアニメや音楽の稚拙さや、こうした世界観が使い古されていることを割り引かなくても、十分鑑賞に堪えうる作品。今のジブリの力でリメイクしてもらいたい気持ちもするが、きっと、そううまくはいかないのだろうな。[DVD(邦画)] 7点(2009-01-02 19:52:25) 179. 戦場のピアニスト 普通によくできた作品と思います。芸は身を助く。[映画館(字幕)] 7点(2009-01-01 10:39:19) 180. ハウルの動く城 ショタコンまで取り込もうとするジブリのあざとささえ感じなければ、まあまあ。風呂敷を広げ過ぎた上に無理にたたもうとするのは、千と千尋も同じだが、こちらのほうが、やや薄っぺらい。木村や賠償の下手具合は(木村の妙な訛りは、直したほうがよいにせよ)そう気にならなかったが、フランス語の吹き替えのほうが数段、深みのあるストーリーだと感じた…ていうことは、下手なんだろうな。ぜひ、まともな声優さんをつかって、もう一度撮り直してはどうだろうか。[DVD(字幕)] 7点(2008-12-31 23:22:36)
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