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プロフィール
コメント数 4928
性別 男性
年齢 42歳

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1921.  アーサーとふたつの世界の決戦 《ネタバレ》 フランス製の子供向けファンタジー。 ヨーロッパ製作のCGだそうですが、 このシリーズは実写とCGが違和感なく融合されていて、 映像的にはなかなか関心するものがあります。 終盤の、街を襲うバグの大群なんてなかなかのものですよ。 基本が子供向けなので、大人が観るには物足りないのですが、 このゆる~い笑いにハマる人なら楽しめると思う。 なんだかんだいって三部作きっちり作ったのだから、 リュック・ベッソンにとってこのリーズはかなり思い入れのあるものなんでしょう。 次回作がアウンサン・スーチーの生き様を描くという、その幅の振れっぷりにも驚き(笑)。[DVD(字幕)] 6点(2012-06-17 00:05:02)《改行有》

1922.  悪夢探偵2 《ネタバレ》 塚本監督がホラーを撮るとこうなりましたというような内容。 前作よりは良かったと思いますが、本作はより観念的であり、 京一のトラウマと雪絵の悪夢体験が絡み合い、異様な映像世界になっている。 相変わらず、みんなボソボソ喋るので台詞がよく聞き取れなかったりもしたのだが、 相当にシュールな世界が続くので途中からはもうどうでもよくなった。 京一は、やはり塚本監督自身で、彼の幼少期の体験がベースとしてあるのだろうか。 個人的には、雪絵がぱかっと拾い、中から京一がにゅるっと出てきて 脱皮するみたいなシーンが最高でした(笑)。[DVD(邦画)] 5点(2012-06-16 23:59:07)《改行有》

1923.  パーフェクト・センス 《ネタバレ》 制作者が伝えようとしているメッセージは一応わかる。 人間というのは、ものに溢れいろんなものが満たされる世の中で、 本当に大切なものをついつい忘れがちになる。 一つ一つの小さな出来事、日々の出会いにふれ合い、 どれも素晴らしいものなんだ。失って初めて気付くその大切さ。 それを気付かせるために「SOS」というシチュエーションを 設定したんだろう。 劇中、幾度となく見せられる世界中の人々や風景の映像と台詞で それらのメッセージが詩的に伝えられるのだが、 話の主軸である二人の恋愛そのものはどうにも感情移入しづらい。 ドラマを楽しむというよりは、観念から思いを巡らせるタイプの映画。[DVD(字幕)] 5点(2012-06-16 23:57:26)《改行有》

1924.  第7鉱区 《ネタバレ》 CGを全て韓国国内で作ったそうですが、映像的にはかなり頑張っていると思うんですよ。 深海底や石油基地の映像もきめ細やかに作ってるし、化け物はさすがにCG臭いけど それでも努力はちゃんと伝わってくる。それ故に、惜しいな~と思うんですよね。 そもそもこの化け物がなぜ人を襲うのか、そのへんがさっぱりわからんのですよ。 食べるわけでもなく、繁殖に使うわけでもないし。 そして馬鹿でかい図体なのに、口からほっそ~い舌みたいなのを出して、 チョィとつついたりして人を殺そうとするもんだから、グロさがなく地味なんですよね。 あの恐ろしい歯で人を食殺そうとするのならまだしも、なぜかその歯を使おうとしない。 そしてまた人間側の闘い方にも疑問がある。 例えばおっちゃんが、火炎放射器を化け物に喰らわしてダメージ与えたと思いきや、 なぜか武器を投げ捨てヤリを持って肉弾戦に挑む(笑)。 主人公も、銃持ってるのに撃たない。そんなわけで、化け物と人間双方の 行動が不可解なので、ハラハラドキドキしない。 だから惜しい。高いクオリティで作ってるのに、中身がそこに追いついてない。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-06-16 23:55:32)(良:2票) 《改行有》

1925.  まぼろしの邪馬台国 《ネタバレ》 歴史ロマン的なものを期待して観たのですが、予想とは少々違いましたね。邪馬台国がどこにあるかというより、その邪馬台国を追い求め奮闘した夫婦の生き様が主軸となってます。恥ずかしながら、宮崎康平さんという方をこの作品で初めて知りましたが、本当にこの作品のような怒りまくる性格の人だったんだとなると、周囲の人はなにかと大変だったんじゃないかしら。でも劇中観る限りでは、多くの人に親しまれ、そして和子夫人も楽しみながらお世話をしていたように見受けられます。しかしまぁ、和子役の吉永小百合は確かにお綺麗な女優さんではありますが、実年齢の半分くらいの年の人を演じるのは、さすがに違和感があります。また、役者でない様々な分野の有名人がカメオ出演してますが、この何とも言えないコント風味がどうにも上滑りしているような印象も。夫婦二人三脚で、九州を駆け回り邪馬台国を見つけ出そうとするシーンはなかなか良かったですが、作品の出来映えとしては佳作かなぁと。[DVD(邦画)] 5点(2012-06-11 17:54:49)

1926.  メン・イン・ブラック3 《ネタバレ》 今日観てまいりました。結論から言うと、まずまずといったところでしょうか。前作からはや10年。前作も映画館で観た自分としては、もう一昔経っちゃったんだな~なんて考え深げにもなりましたが、ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズもやはり年を召されたなと言う印象。特にトミー・リーは年齢的にアクションはキツいのでしょう。今回は出番も少なめで、変わって若い時のエージェントKをジョシュ・ブローリンが演じてるわけですが、これがまたびっくりするほどトミー・リー・ジョーンズにそっくりなんですよ。顔つきから喋り方に至るまで。このコピーっぷりもまた演技派として見せどころと言う感じがします。最も印象深いシーンは、やっぱりタイムジャンプする場面でしょうかね。観てるこっちも足がすくんじゃうぐらいの臨場感です。このシリーズは独特な笑いやユーモアが見どころの一つですが、個人的にはその笑いの要素がアメリカに限定しているような内輪なネタが多いので、その点がちょっと残念でしたねぇ。アメリカネタじゃなくて、宇宙人ネタでもっと笑わせてほしかった(アンディ・ウォーホルだけは面白かったけどね)。1作目ほどの楽しさはないけど、予想外のほろりとさせる展開があって良かったです。[DVD(字幕)] 6点(2012-06-09 23:27:35)(良:1票)

1927.  親愛なるきみへ 《ネタバレ》 この作品の「静かさ」が好きです。音楽やカメラワークでけたたましく感動させようとする手法とは対照的な、とてもナチュラルで繊細で、そして優しいタッチで描く。これぞラッセ・ハルストレムだなと思わせる作風です。序盤の二人の出会いから、もうすでになんとも言えない初々しさがあって共感。そして彼氏が軍隊へと派遣されて二人で文通を始める、その手紙の文章がこれまたぐっとくる。これぞ純愛。素敵な愛。手紙が待ち遠しく思う気持ち、来ないと不安になる気持ち、でも来るのがわかってるっていう気持ち、凄く良くわかる。自閉症のお父さんはコイン集めが趣味だけど、僕もコイン集めしていたことがあるから、その気持ちもよくわかる(笑)。お父さんと、コインという共通の趣味で会話があったのに、反抗期になって会話がなくなっちゃう。そのことを、自分が死にかけた時に思い出し、お父さんが弱ってる時に吐露するシーンは感動的。この「恋愛」での純粋な気持ちと、「親子」のある種の後悔の気持ちっていうのは、多かれ少なかれ誰でも共感するものがあるんじゃないかな。自分はそうだったから、すごく胸にくるものがありました。ただ、物語は後半になると途端に悲しい展開になっていきます。彼女は突然手紙で別れを告げ、自分は銃撃を受けて死にかけ、お父さんは他界してしまう。硬派な主人公があまりに不憫です。彼を捨てた彼女酷いよ~って思うけど、でも1年間会えなくて、久々に会ったらさらに2年延長って言われるんだから、寂しすぎる気持ちも仕方ないかも。主人公は自分のことをコインに例える下りがありましたが、父子が大切にした思い出のエラーコインがある意味象徴的であります。人は皆、完璧なコインを求めますが、むしろエラーコインの人生のほうが、より思い出深く中身の濃いものになるのでしょう。恋愛と親子愛は、酸いも甘いもあるからこそ特別な絆が出来るんだと思います。[DVD(字幕)] 7点(2012-06-08 00:57:21)

1928.  サイレントヒル 《ネタバレ》 大ヒットした同名ゲームの映画化。ゲームのほうは正直一度もプレイしたことありませんが、それでもこの作品の並々ならぬ映像へのこだわりは切に感じとる事が出来ました。ローズが、サイレントヒルに初めて足を踏み入れたときの、灰が降る神秘的な街の雰囲気や地下のおどろおどろしい雰囲気、気色悪く不気味なクリーチャーの数々、火刑のショッキングなシーン、そしてラストの自宅へ戻ったときの温かい日の光、色々と印象深いショットが多く、ある意味お化け屋敷的な面白さがあります。ただ、そういう素晴らしい映像とは裏腹に、ストーリーが圧倒的につまらない。このサイレントヒルとは一体なんなのか、というミスリアスな雰囲気が序盤はあったんですが、狂信的な集団による狂信的な行いというのが終盤になって台詞で語られ、そのアホな組織と対峙して終幕。なんというか、この世界設定をそのまま紹介しただけというようなお話で、ドラマ性に欠けるし、特に父親の存在がほとんど無意味でしたね。そんなわけで、映像最高!ストーリー最低!の両極端な映画というのが感想です。それにしても、婦警さんはなにも悪いことしてないのに、あまりにも不憫過ぎますね、、、、。[DVD(字幕)] 6点(2012-06-07 22:28:45)

1929.  エコーズ 《ネタバレ》 本当に、なんの捻りもない作品ですね。催眠術をかけられたら変なヴィビュアルを見るようになり、トムはお告げに従い家に穴を掘る。すると死体を発見し、その死体に触れると謎が明かされる。ていう簡単なストーリーなわけですが、なぜか穴掘ってるシーンだけが印象深く、見終わった感想は「ケビン・ベーコンが穴を掘る映画」の一言に尽きると言う感じ(笑)。まぁ、全く意外性がないわけでもなく、実は親のほうも事件もみ消しに関わっていたという小さいサプライズはあるのですが、いかんせん全体的に地味過ぎます。そうだよ、地味過ぎるから穴掘りしか印象に残らないんだよ。もう少しハラハラドキドキする展開があれば良かったんですけどね。[DVD(字幕)] 5点(2012-06-06 19:50:28)

1930.  アジョシ 《ネタバレ》 これは良かったですよ。「母なる照明」の時も思いましたが、ウォン・ビンは単にイケメンなだけじゃなく、演技の出来る素晴らしい役者だなと思います。この作品ではクールでタフな孤高の男を演じていますが、特筆すべきはやはりアクション。ちゃんと「痛さ」が伝わってくるし、カット割りも巧く見応えのある映像に仕上がっています。ストーリー自体は、悪い奴らを倒して少女を救い出すっていうただそれだけなんですが、ウォン・ビンだけじゃなくこの少女もいい演技をしているし、それに台詞が良いんですよね。助けてくれなかったテシクに対して、少女は「おじさんのこと嫌いにならないよ。おじさんを嫌いになったら、好きな人いなくなっちゃうから」なんてさ、泣きながらあんなこと言われたら、誰だって守ってあげたくなりますよ!ラストの抱擁&テシクの涙も良かった~。秀作です。7点献上。[DVD(字幕)] 7点(2012-06-05 19:40:25)(良:1票)

1931.  タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら 《ネタバレ》 これは掘り出し物でしたねぇ。TSUTAYAオンリーのレンタルというのがもったいないくらい。クセのある2人組のおっさんが、若者達に殺人鬼だと勘違いされ、ありえない展開へと突き進んでいくわけですが、若者たちがおっさんらを倒そうとして運悪く死んでしまうその様がありえなさすぎて笑えます。おっさんらも、なんの悪気もないのに素振りが変過ぎて殺人鬼だと間違われちゃう様が滑稽でこれまた笑えます。見ている側としては、「んなアホな!」「なんでそんなもの持ちながら挨拶するん!」「チェーンソーふりまわしすぎやで!」と、いちいちつっこみたくなるわけですが、そのアホらしさが上手い事笑いへと転嫁されていて作り手の妙を感じます。女性が苦手なタッカーが、一人の女の子を助けて心通わすことでだんだんとキャラが変わってラストのハッピーエンドになるまで、そのやりとりが微笑ましいんですよね。ただのコメディホラーなだけじゃなく、恋愛ものとしてもほっこりするいい作品になってます(笑)。[DVD(字幕)] 7点(2012-06-04 20:41:33)

1932.  ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬 《ネタバレ》 ジョニー・イングリッシュ8年ぶりの続編ということですが、いや~、ローワン・アトキンソンさん、久々に見たらすっかり白髪になっちゃって。年の流れを感じますねぇ。それは単に見た目だけじゃなく、笑いもこじんまりして老化しちゃってるような感じがして。前作やMrビーンは結構笑えたはずなのに。お金はかってると思うのに、笑いが薄味なので終盤は退屈するところもありました。個人的には股間蹴りが良かったんだけど(笑)、でもああいうのって女性も笑えるんだろうか。男にしかわからん痛みだし。[DVD(字幕)] 5点(2012-06-04 20:07:34)

1933.  一命 《ネタバレ》 三池監督はいつも彼なりのジョークを必ずといっていいほど入れるものですが、本作はそういうシーンもほとんどなく、相当な真面目路線で硬派に作った印象。これは最初から賞を狙っていたんでしょうねぇ。ライティングもすごく暗いので、人によっては見にくいという批判もあるかもしれませんが、個人的にはこの作品のテーマにこの黒を基調とした重々しい画が合っていたと思います。市川海老蔵の初主演時代劇ということですが、彼の歌舞伎的な言い回しのある演技もなかなか様になっていて格好よかったです。時代劇ではあるけれども、このテーマは現代にもそのまま通用するお話で、武士の面目と人の情けのぶつかり合いはなにかと考えさせられます。個人的には、そういう面目とやらの上っ面や空虚さを、もっと痛烈に描いても良かったかなと。一番印象深いシーンは、なんといっても序盤の千々岩求女の切腹ですね。見てるこっちもお腹痛くなるほどのリアリティ。直接かっ割いてるところを見せてる訳ではないんだけど、音がなかなかリアルで、観る者に「想像」させる巧さが光ります。そんなわけで、リアルな江戸時代を堪能出来たわけですが、それ故に終盤の竹刀を持っての100人切りみたいなリアリティのない展開はちょっと違和感を持っちゃう。この点は三池監督らしい展開なんだけど、前述したように彼の色を抑えながらやってるもんだから、それが中途半端に感じてしまう面も否めなかった。貧乏を描くトーンも、やや上品すぎるきらいがあったと思うし。しかしながら、良作である事は事実です。皆の演技も全体的に素晴らしかった。7点を献上。[DVD(邦画)] 7点(2012-06-03 19:32:49)

1934.  南極日誌 《ネタバレ》 全体的な雰囲気は悪くないんですけどね。真面目に作ってるし、演技も迫真だし。だけど、どうにもついていけない、、、。南極は太陽が昇ったままで、一面真っ白のいわば別の惑星のような世界。そこで過酷な冒険を続けていると、だんだんと精神が病んでいくというのもわからなくはないんだけど、例えば最初にイギリス探検隊の日誌を見つけて、その日誌がなにか意味を持っているかというとそうでもなく、単におかしくなる発端にすぎないわけです。アイテムとして全くの無意味なんですよ。「南極に潜む得体の知れないなにか」のような映像もあるんだけど、それもまた思わせぶりにすぎない。どれもこれも思わせぶりなだけで、そういう要素を一つ一つ剥がしていったら残ったのは独りよがりなおっさんの暴走。隊長の過去のトラウマが、南極と言う極限状態で増幅されて変になったんだと思うけど、正直見ているこっちとしては、こんな意志薄弱な奴らが到達不能点を目指そうとするなよ、て思っちゃった。[DVD(字幕)] 4点(2012-06-03 00:02:33)

1935.  ザ・ケイヴ 《ネタバレ》 洞窟という閉鎖空間で怪物に襲われるというシチュエーションは僕の好みなのでそれなりに期待して観たのですが、同じ洞窟ホラーものの「地獄の変異」なんかと比べると雲泥の差ですね。この洞窟、ほとんど狭苦しい洞穴という感じで、その一本道の洞穴をあっちいったりこっち行ったりしてるだけなんです。「暗闇の奥に潜む何か」がこういう閉鎖空間の怖さだと思うのに、その暗闇の奥を想像させる空間自体がないわけですよ。だから全然怖くない。そして全体的に画面が暗過ぎるし、怪物に襲われるシーンはどれもブレブレのガチャガチャでなにがなんだかわからない。怪物の正体は、実は人間でしたっていうオチなんだけど、てことはこの元少年があのでかい岩を動かしたり、銃に撃たれても死ななかったりと色々とありえないわけですよ。とにかく、画面のチカチカやら手ぶれでごまかすんじゃなく、もっと創意工夫して観やすい映画にしてほしかったです。[DVD(字幕)] 2点(2012-06-02 01:23:59)

1936.  ランゴ(2011) 《ネタバレ》 「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのゴア・ヴァービンスキー&ジョニー・デップコンビが放つフルCGアニメーション。個人的に「パイレーツ~」はあまりピンと来ないシリーズなんで、それほど期待はしていなかったのですが、予想外になかなかのものでして、ゴア監督のこれがアニメ初挑戦とは思えない、見事な映像演出と、ジョニー・デップのいい意味でラフにのびのびと声の演出を担当している感じが伝わってきてよかったです。全体的には西部劇へのオマージュといった作りで、途中「地獄の黙示録」のパロディなんかもやったりして。そしてストーリーは、自分が凄いやつなんだと偽って皆を騙して、途中それがバレて引き返すも再び戻ってみんなを助けるっていう、「自分を変える」という手垢のついた王道中の王道のストーリーで、それ事態に目新しさは全くといっていいほどないのですが、正体がばれて、蛇に蔑まされて一人でとぼとぼと歩き続けるその映像表現がかなりツボだったんですよ。これまでのCGアニメとはまたちょっと違うものを感じて、とても感情移入出来ましたね。あるいはまた、鷹に襲われたり追いかけられたりするアクションシーンも、これまたCGアニメの限界を一つ超えたような良さもありましたしね。出てくるキャラクターは、どれも実際に砂漠に住んでる生き物たちなんだそうですが、相当デフォルメされててなんの動物だかわからない奴も多かったです(笑)。エンディングの曲は、「OK牧場の決斗」のテーマ曲にちょっと似てましたね。[DVD(字幕)] 7点(2012-06-01 20:41:00)

1937.  ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON 《ネタバレ》 三谷幸喜監督は割と好きな監督さんです。前作「ザ・マジック・アワー」はめちゃめちゃ笑かしてもらったので、本作も期待していたのですが、、、、まぁこれはこれでそれなりに笑えたのですが、前作よりは少し劣るかなと。ちょっと間延びしてるところがあるので、20分くらいカットしても良かったかなと思います。でも、ストーリーの構成はさすがです。一つ一つのネタが素晴らしいし、積み上げ方も見事です。阿部ちゃんの唐突なタップダンス。中井貴一のワンコとのじゃれあい。市村正親の謎キャラ。目に焼き付くほど愛らしいユーモアの数々。ただ、終盤のお涙頂戴な展開はいらんかったです。お父さんが草彅君だというのが良くない。草彅君はお父さんに見えないですものね。[DVD(邦画)] 6点(2012-05-31 21:05:56)(良:1票)

1938.  ザ・スカルズ/髑髏の誓い 《ネタバレ》 う~ん、どうにもピンと来なかったですねぇ。序盤の露出過多&暖色系の映像やカメラワークに、なかなか凝ったものを感じて期待はしたのですが、サスペンスの要素が陳腐なんですよ。大統領を幾人も輩出した秘密結社ということですが、会員はみんな盗聴されているとか、そういう設定に現実感を感じないんですよねぇ。それに秘密結社なのに、周りの人間にバレバレだというのもどうなのかと。[DVD(字幕)] 4点(2012-05-30 13:08:17)

1939.  ダーティファイター(1978) 《ネタバレ》 ものすご~く緩くてラフな映画です。70年代らしいロードムービーで、色々とうまくいかなくてもアンハッピーじゃないよという、そういう大らかさはいいなとは思うんですが、しかしこの主人公、延々とケンカばかりしてるし、一目惚れした女をどこまでも追いかけてまるで恋人のように接して、なんというかとてつもない能天気野郎ですよ(笑)。んなアホな、みたいに感じてくるんだけど、そこにノレるかノレないかで評価が分かれそうですね。個人的には、ばあさんがショットガンぶっぱなしてチンピラ退治するシーンが好きです。[DVD(字幕)] 5点(2012-05-30 00:11:02)

1940.  レベル・サーティーン 《ネタバレ》 いや~、なかなかリアルなう○こでしたね~(笑)。よくよく考えれば、ああいったう○こ料理みたいなアイデアは子供が考えそうなものですよね。それをまさか本気で映像化しちゃう人が、微笑みの国タイにいただなんて(笑)。最初のハエ叩きのシーンから、すでにシュールな笑い感を感じてはいたものの、レベル5のシーンでそれが頂点に達しゲラゲラと笑ってしまいました。「あんた、一気にかき込み過ぎや~ん!」て。その後も、被害にあった住民達がああだこうだと言いあってる様や、病院で死体運びしてる人の驚いたときのリアクションなど、完全にコメディだと思いながら鑑賞していました。ところが、話が進むにつれてどんどんと暗くなっていき、頭がスパンと切れちゃうシーンとか、どうしてそこまでグロくしないといけないの?と唖然。ワンちゃんを日本刀で~のシーンもそうだし、ラストも救いようのない始末。これはなんなんでしょう。コメディならコメディで徹底してほしかったのに、終盤の胸糞悪さ、全体の中途半端感には辟易してしまった。どこかのガキンチョが「人生ゲーム」とやらをプレイして楽しんでいるというオチも、なんだか即視感あって独創性に欠ける。とんでもなく幼稚な映画ですが、タイ映画もなかなか侮れない(いろんな意味で)んだなぁと実感しました。[DVD(字幕)] 4点(2012-05-29 16:19:01)

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