みんなのシネマレビュー |
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1962. あの夏、いちばん静かな海。 音楽聴くだけでグッとくるものがあります。彼女がバスで立ち続けるシーンや、彼女の家に行った時、靴を投げるシーンが好き。彼女の方は文句も言わない世話好きタイプでかなり理想的過ぎるなという気もしますが。公開当時、真木蔵人死亡説がでて、タケシが「ホントに死なねーかなあ。頼むから死んでくれー!」って言ってたのを思い出す。(死ねば映画が流行るから。)今思えば死亡説はヤラセだったのかなあと思うケド。8点(2004-04-04 22:58:59) 1963. わかれ路 《ネタバレ》 くだらない不倫話で、リーチャードギアが優柔不断なヘナチョコ男を好演しているのですが、最後は双方に配慮して(偶然ですが)上手く処理したなあという感じ。ラストの女同士のシーンの2人表情を見比べてください。私は双方の思いやりは感じられません。(双方の情報を口にするとかえって無様なだけ。)妻の方は悲しみにくれているが、愛人の方はどこか満足気に見えます。愛人は奪った事に勝ち誇り、妻は何も知らない愛人に対し哀れみを感じているように見えましたが。5点(2004-04-04 19:16:22) 1964. メジャーリーグ2 登場人物皆個性的で皆存在感がある。最後のワンパターンの踏襲もよし。やっぱコレがなきゃ!7点(2004-04-04 17:49:57) 1965. リトル・ブッダ 「無常観」ってのは、我々にとっては理屈ではなく、体感としてわかるものだと思うが、この作品でどこまでそれが西洋人に伝わるのだろうか?という疑問が残る。が、別に伝わらなくとも、東洋には西洋には判らない独自の考えがあるという事が伝わるだけでも大きな意味があると思う。8点(2004-04-04 16:24:09) 1966. メジャーリーグ チャーリー・シーン好き。この映画のように這い上がってきてくれ。8点(2004-04-04 03:17:10) 1967. ハーパー探偵シリーズ/新・動く標的 前作から10年近く経過しての続編。ストーリーは相変わらずたいしたことなく、オチもムリヤリとという感じ。ニューマンの活躍も前作に比べると弱い。収穫は若きメラニー・グリフィスの出演ぐらい。4点(2004-04-04 00:35:16) 1968. アラスカ 小さな冒険者たち アラスカの自然は綺麗だし、子供の白熊はカワイイし(どうやって撮影したんだろうと思う。)、兄妹の冒険の旅には様々な困難が待ち受けており、手に汗握るし。かなり楽しめます。8点(2004-04-03 22:11:18) 1969. トーマス・クラウン・アフェアー ブロスナンなりの、ナンパでとぼけたコミカルな仕上げになっているところが好感もてる。主演男女の違いもあるが、オリジナルはカッコよすぎるので、それへの対抗意識はあまり感じられず、肩の力を抜いた娯楽作品になっていると思う。 ヒロインが不評のようですが、中年女の焦りや不安みたいなモノが感じられ、それをブロスナンが手玉にとっている様はなかなか良かったと思います。7点(2004-04-03 21:22:54) 1970. オスカー・ワイルド 映像的な衝撃は随所にあるが、内容が薄い。ジュード・ロウにスポット当てすぎで、肝心のオスカーについての描写がお粗末。ジュード・ロウは身勝手なお坊ちゃん役を頑張って演じていると思うが、ホモシーンは結構生々しく、別に美しいとは思えない。むしろ、汚れ役を好演していると言うべきか。3点(2004-04-03 17:30:14) 1971. ドアをノックするのは誰? 《ネタバレ》 映像は仏ぽいのだが、音楽は米なので、なんかみていてチグハグ。前半は結構退屈。レイプの告白から男女の気持ちの葛藤への展開となり、多少見応えが出てくる。「気にしてるけど許す」という男と「気にしているなら結婚できない」という女。自分への侮蔑を感じ取り「うまくいくわけない」と判断した女は正しい。でも、レイプの過去を話す必要があったのか?という疑問も残るが、レイプの話はでっち上げで、男の反応を試したのだろうか?とも思えた。5点(2004-04-03 16:10:46) 1972. 小説家を見つけたら 《ネタバレ》 中々良いんだけど、私は「顔のない天使」とダブったな。「顔のない天使」に比べて、S・コネリーの引きこもり理由が弱いのと、生徒の方がちょっと優等生すぎるので、盛り上がりに欠ける。最後も静に終わってしまってしまうし。でも、少年が約束を守り通そうとする姿はよかった。「レインメーカー」好きなので、Mデイモンの弁護士は嬉しかったな。やはり、フリースローはワザと外したんですかねえ。7点(2004-04-03 03:21:36) 1973. ノー・マーシイ/非情の愛 ストーリーは至って平凡。アクションもイマイチ。主演の男女がどれだけ粋でカッコイイか?がポイントになるのだが、これも期待ほどでもない。ギアがちょっとデブってて精悍さに欠けるんだよね。5点(2004-04-02 16:34:42) 1974. 趣味の問題 回想していくストーリーの展開はあまり好きではないが、「この2人に何故・どのようにトラブルが発生するんだろう?」という期待感を持って見ることができた。潔癖・完璧主義者の執拗な「完全なる調和・真の融合」を追求する姿と、それに引き込まれていく味見役の「あなた色に染まる」過程はみていて面白いのだが、回想シーンによる期待感が大きかったために、崩壊の描き方がちょっと弱い感じがした。 7点(2004-04-02 14:48:42)《改行有》 1975. WASABI TAXi的なテンポのあるコメディーと思えば楽しめる。レオンよりもこっちの方が好き。ヒロスエは頑張ってるし、バカっぽい演技が作品によくマッチしている。ジャン・レノのオトボケぶりもよい。難を言えば、お涙感動場面はいらなくて(これが安っぽい)、若干ハードボイルドの入った刑事コメディーで全編おし通して欲しかった。ヒロスエは大成できるチャンスあったのに、いろいろケチがついて残念だ。6点(2004-04-02 04:48:40) 1976. 橋の上の娘 何をやっても上手くいかない相手っている。逆に何をやっても上手くいく相手もいる。相性が運を左右するんだと思う。7点(2004-04-02 03:06:02) 1977. 僕たちのアナ・バナナ 神父に「人生って難しいようなあ」って言われた日にゃあどうすりゃいいんでしょう???しまいにはバリーマニロウ歌いだすし。ノートン良かった。6点(2004-04-01 23:52:54) 1978. es[エス](2001) まずコレを実話と勘違いしている人が多いのに驚き。実話の設定をヒントにしただけの完全なフィクションだ。ビジネス書等にたまに出てくる題材なので期待してみたがスタートはいいのだが、中盤からおかしくなり、後半はハズレだった。記者潜入→挑発行為で実験としては成り立たず、フィクションくさいなあと思ったが、ここまでひどくなるとは。まず、人間に狂気があるのは認めるが、状況証拠ありまくり、身元バレバレの状態で、残忍な犯罪行為をする事は普通ありえない。もしやるなら関係者全員殺して、証拠隠滅する覚悟でやる。看守達にその覚悟は感じられない。それに看守の方は通勤しており、いつでも辞められるし(通勤しなきゃいい)、極限状態でもなんでもなく、よく戦争なんかで言われる極限状態の狂気というのは全くあてはまらない。(ちなみに戦争は合法的殺人なのでこの実験とは別。戦争殺人は法の問題ではなく倫理の問題。)これは与えられた環境・役割・ルールを守る事による、心理変化の実験のはずだが、そもそも法を守るという社会的ルールの上に実験のルールが来る事は通常ありえない。仮に実験の最中に怨恨が生まれたとしても(人に接すれば気に入らないヤツの1人や2人はどこにでもいる)、犯罪行為が行われた時点で実験は破綻していて、もう普通の刑事事件の範疇。その辺の傷害・殺人事件と同じ。あとはヤクザの抗争以下の報復合戦でしかなく、単なる3流バイオレンスにしかなっていない。 展開が破綻しまくっている映画だ。2点(2004-04-01 21:39:48)(良:4票) 1979. ロビンソン・クルーソー(1996) 《ネタバレ》 原作は読んでないですが、とてもよかった。孤独に始まり、異文化コミュニケーションによる信頼の確立から友情への発展、宗教観の対立や差別、そして協調。たった2人の世界でも、そこには社会の縮図がある。アクションも程よく盛り込まれ(ボンドには負けるが)、終盤は不条理な展開に心を揺さぶられ、ブロスナンの悲痛な叫びに胸を打つが、ラストは「幸せの黄色いハンカチ」のようなハッピーエンド。1年の約束が、何年も行方不明なのによく待ってたよ。原作ファンに不評のようですが、原作を読んでなければ、かなり楽しめると思います。 TVの吹き替えで見たのですが、ブロスナンの声優がいつもと違ってメルギブソンの声優だったので、どうもロビンソン・クルーソーがメルギブソンに見えて仕方なかった。でも、メルギブソンの方が似合ってるかも。9点(2004-04-01 16:22:42) 1980. ゴシップ(2000年・スウェーデン) 製作サイドの自己満足的企画モノという感じ。フィクションのゴシップを見せられてもなあ。ステレオタイプな女優へのイメージや内幕を見せられても心に響くものは少ない。下記の方がコメントしているように感情移入は不可能であり、各々の登場人物を客観的に見れば楽しめない事もないのかも。4点(2004-04-01 14:37:36)
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