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プロフィール
コメント数 2257
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1961.  ハルフウェイ 《ネタバレ》 ストーリーはあってなきに等しい。リアリティはあるのではないでしょうか。「それ以上近付いたらストーカー」「ストーカーだぞー」いるいる、こういうやつ。イケメンにしか許されないイケメンジョーク。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-05 17:11:41)

1962.  Disney'sクリスマス・キャロル 《ネタバレ》 有名な原作なんですね。初めて観ました。スクルージさんが明るい人になる話でした。おそらく一番の見せ場であろう3人の妖精によるファンタジー部分は正直趣味が合いませんでした。ですが最後の15分くらい、スクルージさんのやたら明るい様子はとても愉快で楽しませてもらいました。最後の15分に5点。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-05 16:31:46)

1963.  ハンコック 《ネタバレ》 不思議な映画でした。この映画は、前半と後半で全くテイストが違いますよね?おそらく前半が好きな人は後半は好きになれないでしょうし、後半が好きな人は最初からこの映画はあまり観ようと思わないのでは・・・ぼくは前半のようなストーリーをイメージしていたので、最初から最後まで主人公の人気取りストーリーにしてくれたほうが楽しめました。本当は3点くらいにしようかと思ったのですが、奥さんもじつは超人という設定で、その力が発揮される最初のシーン(ウィルスミスがふっとばされる)があまりにも見事だったので、プラス2点します。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-05 16:23:46)

1964.  7つの贈り物 《ネタバレ》 映画としての完成度は高いと思うのですが、どうしても納得いかないことが・・・。奥さんも含めて、自分の不注意で亡くなった7人の方への贖罪の気持ちで、自分の命と財産をすべて使って7人の善人を助けていく。そして、亡くした奥さんへの愛情はとても深い。だとしたら、その自己犠牲を伴う善行の最中に、他の人を好きになり、恋愛に発展させていくということがあるのでしょうか。と、いうところだけがやや納得いきませんでした。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-05 16:15:38)(良:1票)

1965.  タイタンの戦い(2010) SFやアドベンチャーが大好きなので、期待しすぎてしまいました。サソリと戦うシーンが好きです。メドゥーサが何故メドゥーサになってしまったのかのエピソードが一番胸に響きました。キャラクターでは魔女3人組が良かったです。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-04 15:58:31)

1966.  ピーターラビット 《ネタバレ》  なんかどっちもどっちなんだよなぁ。  トーマス・マクレガーがそんなに悪人じゃないから。  むしろ、家と庭を荒らされた被害者に見えちゃう。これじゃあウサギたちが害獣って言われても仕方が無い。  終盤になると、ピーターラビットが反省して、今度は二人の仲をとりもとうと奮闘。今までいがみあっていた二人が和解し、ピーターは自分の罪をビアに告白。で、なんか丸く収まるハッピーエンド。  ま、ハッピーエンドは嫌いではないので、後味は悪くないんですけど・・・。やっぱそれまでがねぇ。  それにビアがそのままそこに住み続けるのであれば、ピーターが果たして反省したかどうかは、はなはだ疑問。  つまり、ピーターラビットに共感できないのが問題なんだと思います。  それにファミリー層を狙ったハートフルコメディにしては、やり口が少々過激すぎやしないかい。  まさにホームアローンを連想させるようなやり口ですが、そーゆーのは人間側をはっきり悪者に描いてこそ、ウサギたちの反撃にカタルシスを覚えるものでしょう。  正直、ずっと眉をひそめて見ていましたよ。とても教育上良い映画とは思えません。  ただ映像作品としては大変すばらしく、何の違和感もなくその世界に浸ることができました。  キャラもストーリーもいまいちですが、映像だけは一級品かと。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2024-03-24 16:25:31)《改行有》

1967.  アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング 《ネタバレ》  最初と最後は良かったんだけど・・・。  美女になった途端、(※実際美女になったわけではありません)性格が悪くなる主人公。  たとえ本当に美女に変身していたとしても、言動の数々が痛すぎて正視できないんですけど。  にもかかわらず、レネーのやることなすこと上手くいく。そんなバカな。  主人公レネーにちっとも共感できない。見ていて痛々しすぎます。  脇を固めるひとたちは良かったです。基本、悪い人間は出てこないのも、この作品には合っていたかなと。  特にエイヴリーと彼氏さんは良かったです。今作の良心と言っても過言ではありません。  エイヴリーと彼氏さんをはじめとして、魅力的な脇役のみなさまに心温まります。  レネーも悪いとこばかりではないんですけどね。  エイヴリーから新商品や宣伝に関する意見を求められて、庶民の立場から鋭い意見や的確な見解を、遠慮しながらも述べるシーンなんかお気に入りです。でもそれ以外がなぁ・・・。  レネーが上から目線で何か言葉を発するたびに、『恥ずかしいからもうやめてー』って、ずっといたたまれない気持ちでした。[DVD(字幕)] 4点(2024-01-21 17:27:07)《改行有》

1968.  女子ーズ 《ネタバレ》  桐谷美玲、高畑充希、有村架純が出ていなければ、決して手に取ることはなかったであろう作品です。  とにかくゆるい。  笑いもゆるい。  キャラもゆるい。  バトルは論外。  まあこれはゴリゴリの企画ものであって、笑いのツボが合わなければ結構ツライと思います。  個人的に桐谷美玲は好きでも嫌いでもなく・・・。ってゆーか、最近の邦画やTⅤドラマ見ていないので、この人のことよく知らないです。  だから興味本位もあって、この人のことをちゃんと見てみたかったってのも動機の一つ。  まあ、ファンの人には大変申し訳ないのですが、役者さんとして特に彼女に何か魅力を感じることは無かったです。  高畑充希と有村架純はすっごくかわいかったと思います。  ま、この映画自体、女の子たちのPVみたいなもんかもしれないですね。  今作にでている女優さんたちのファンであれば楽しいんじゃないでしょうか。  ちなみに、ラストは5人そろって終わるほうが良かったと思います。  [DVD(字幕)] 4点(2024-01-13 03:27:47)(良:1票) 《改行有》

1969.  エウロパ 《ネタバレ》  今この雰囲気で、何が起きているのか察してください。というタイプの映画。  親切な説明とか、わかりやすい映像とかはあまりないです。  クルー同士の会話。断片的な映像。それらをつなぎ合わせて、いろいろ想像しながら楽しむほかないです。  宇宙というなじみのない世界。だからなかなか想像力も働かない。  クルーが1人ずつ犠牲になっていくのは王道の展開と言っていいでしょう。  事故で犠牲になるクルーもいれば、未知の生物に襲われたであろうクルーも多数。その1つ1つの見せ方は丁寧。乗員が減っていくことで次第に追い詰められていく緊迫感がよく伝わってきました。  こーゆーサスペンステイストのSFって、乗組員が誰も助からないものばかり。  ハラハラドキドキは好きだし、犠牲者が出ちゃうのも構わない。でもたまには無事に生還するタイプの宇宙SFも見てみたいものです。[DVD(字幕)] 4点(2023-11-30 01:02:57)《改行有》

1970.  ブロークンシティ 《ネタバレ》  ミステリー仕立てになっているので興味は引かれるのですが、いかんせん退屈。リアルや重厚さを重視した結果、スピード感やテンポが犠牲になっている印象。俳優陣はそうそうたる顔ぶれ。にもかかわらず、この退屈さ加減はいかんともしがたい。  人物の印象付けが弱いので、顔と名前を一致させるのに集中力がいります。そんな努力を必要としちゃう時点で、映画としてはいまいち。会話の中だけでも、人物名や企業名が次から次へと出てくるので、置いていかれないように必死です。  『・・・ここはきっと驚くシーンなんだろうなぁ・・』ってのがわかるところでも、見せ方が上手くないので驚けない。  そこそこの尺にも関わらず、片付いていない問題がそのまま放置ってのもよくない。  結局恋人のナタリーとはあのまま別れてしまったのか。主人公のタガートは分別のある人物のようだが、なぜ黒人の若者を容疑が固まらないうちに射殺してしまったのか。警察署長は『射殺された黒人は犯人ではなかった』みたいなことをオープニングで言っていたが、そんなことを言われたらその事件の真相が気になって仕方が無い。にも関わらず、その事件の真相を全然教えてくれないのはなぜなのか。  そーいった気になるところがすべて放置。市長を失脚させてめでたしめでたしって空気出されても、全然すっきりしないんですけど。  助手役のケイティが魅力的だったのが、今作唯一の見どころかもしれないです。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2023-11-08 02:08:37)(良:1票) 《改行有》

1971.  マニアック(2012) 《ネタバレ》  うおお、つまんねー。頭がおかしい人の奇行凶行を延々と見せつけられるだけ。なにしろ頭がおかしくなっているから、犯行も無計画で行き当たりばったり。殺して、髪の毛むしりとって、マネキンにかぶせて、悦に入る。なぜそのような心理状態になったのか。  クールに無機質に犯行をするようなタイプなら説明は要らない。でもこの主人公のように、何かがトラウマになって、感情の起伏が激しいタイプなら、その背景の説明は必須でしょう。  母の幻や過去の思い出がちょこちょこ挿入されはしますが・・・足りない。決定的な何かが足りない。主人公が精神分裂ともとれる症状や強烈な片頭痛に悩まされるほどの説得力が足りないのです。  更には、一人称視点にも関わらず、そんな主人公に同情も共感もできない、何一つ感情移入できないままなのも辛い。辛いというか、退屈になっちゃう。ショッキングな映像を使っているにも関わらず退屈。  この映画で良かったのはアンナと過ごすひとときかな。いっそラブストーリーを主軸にしてもらって、2人の仲を親密にしてもらい、そのうえで「フランクが殺人鬼」と察してしまう流れにすれば、悲劇として盛り上がるのに。これだけの題材を扱いながら、まったく心を揺さぶられないのはある意味すごいよ。  つまりは、この映画そのものが、ものすごくマニアックな世界でした。ちゃんちゃん。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2023-10-04 01:57:47)(良:1票) 《改行有》

1972.  かぐや姫の物語 《ネタバレ》  絵があまり好きじゃないです。アニメを見たかったのであり、芸術作品を見たかったわけではないので。  そんでストーリーは、まんま竹取物語。まあ捨て丸のようなオリジナルの味付けがされてはいますが。まんが日本昔話とあまり変わらないなぁと。それでこの長尺はきつい。  キャラクターも良かったのはおばあさんと小太りの侍女くらい。あとはかぐや姫も含め、魅力的なキャラクターは皆無。帝は論外。かぐや姫も翁も自業自得なところがおおいにあって、まるで共感できません。しらけた気持ちとイライラした気分を行ったり来たりしていました。  捨て丸だけジブリのキャラクターっぽくて良かったのですが、最後の最後で裏切られた気分です。あーゆー持っていきかたにするのであれば、結婚しててほしくない。結婚しているという設定にするのならば、家族を大事にする姿をかぐや姫に見せてほしい。そうすれば、本当の幸福とは何かを考えるきっかけになるでしょう。  富や権力、名声を手に入れれば手に入れるほど、かぐや姫の表情は曇っていきます。まるで道徳の教科書を延々と見せられている気分です。普段はあまり感じないのですが、なんか今作は説教臭さが鼻につきます。  夢オチも多いし、ピーターパンみたいな描写まであるし。  なんか期待とはまるで違う代物でしたが、なぜだか最後まで目を離せない、独特の味わいがあることは確かです。  せっかくこのタイミングで古典をアニメにするのであれば、ラストくらい大改編して、思いっきりハッピーエンドにしてくれたほうがよほど爽快でした。このラストにするのなら、わざわざアニメにする必要なくない?[ブルーレイ(邦画)] 4点(2023-06-24 18:57:08)《改行有》

1973.  コンプライアンス 服従の心理 《ネタバレ》  これが実話だってんだからもうびっくり。こんなのに騙される人がいるとは。オレオレ詐欺よりレベル低いでしょう。正直、『これだから低学歴は・・・』って思っちゃうレベルです。  同じ中間管理職の立場ですから、サンドラの気苦労は身につまされる思い。店長という職が、その責任、重労働に対していかに薄給であるか。サンドラには共感できるし、その苦労はわかるんですけど、だとしてもこの対応はまずい。サンドラはいい歳した大人ですから。もっと冷静に対処しないと。頭悪すぎでしょう。  『ベッキー、あなたのことを名指しできているんだから』って、いやいや、あなたが最初にベッキーの名前を相手に伝えたせいですから!サンドラは承認欲求のかたまりなので、ちょっとおだてられるとすぐに懐柔されちゃう。でも、電話の相手の所属を確認したうえで、警察に連絡してウラをとるくらいのことはしてくださいよ。  被害者の方も全く身に覚えがないなら断固拒否しなさいよ。連行されたって怖くないでしょ。潔白なうえに物的証拠だってないんだから。もう終始イライラしながら見ていました。  よー考えたら、『本部長に代わってください。』と最初に言えば済んだ話では?  同様の事件が70件?アメリカ大丈夫か?[ブルーレイ(字幕)] 4点(2023-06-23 20:47:45)《改行有》

1974.  スノーホワイト(2012) 《ネタバレ》  最初は面白かったんです。  幸せな幼少時代。優しい両親。その優しい母が病気で他界。そして謎の軍勢。謎の捕虜。父の再婚。再婚相手は実は魔女。  テンポが良い。ストーリーが起伏に富んでいる。続きが気になる。期待感がある。  逃げ遅れ、囚われの身となるスノーホワイト。堕ちるとこまで堕ちたヒロイン。  ここからどう這い上がっていくのか。期待が高まります。  遂に脱出!さあ、どうなる?  ・・・と、良かったのはここまでで、ここから先本作は失速していきます。物語が佳境にはいればはいるほどどんどんつまらなくなっていく・・・。  普通はこーゆーテイストで攻めるならどんどん盛り上げていかないと!盛り下がる一方で、終盤の決戦が一番つまらないとはどーいうことか。  『策はある!』とか無責任なこと言って・・・  お前のいう策って、小人たちに内側から城門を開けさせることかい?  そんなもんは愚策というか無策もいいとこ。そんな出たとこ勝負なアイデアで、閉ざされた城門に突撃をかけるなよ。ほら、無責任な姫様のせいでみんな死んじゃうじゃーん。  劇中心が通じ合ったみたいなトロールはどうした?スノーホワイトを認めたシシ神はどーした?  思いつきをただ映像にして並べただけで、何一つ最後の決戦に役に立っていない。  あまりの実力差に、魔女に手も足もでないスノーホワイト。  ここからどー逆転すんのかと思いきや…隠し持ったナイフでひとつきして終わり。  え?それで終わり?[ブルーレイ(字幕)] 4点(2022-11-24 02:24:56)《改行有》

1975.  ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション 《ネタバレ》  遂に敵の本丸が目前に…!ここからクライマックスまで怒涛のファイナルバトル!  かと思いきや、なんか爆弾が降ってきて、妹もふっとばされて、目が覚めたら戦争は終わっていました。  ・・・は?まさに狐につままれた状態です。一番の見どころをまるまる削除。最後がこれで良いんだろうか・・・。  『敵は外にも内にもいた』っていうストーリー展開は嫌いではありませんが。  なんだかんだ言ってこのシリーズはエンターテイメントというフィルターを通した反戦映画なのでしょう。  カットニス達は自分たちの自由と安全のために武器を手に取って闘いましたが、目線を相手国の民衆に置き換えれば、当然自分達は侵略者でした。それは最も嫌悪すべきスノー大統領と同じ行為だったわけですね。どんな大儀を掲げていても、罪の無い人たちの命を不当に奪う戦争に正義は無いということでしょう。  官邸前広場で起きる惨劇を目の当たりにし、大いに戸惑うカットニス。『私が望んでいたのはこーゆーことじゃない。』と、彼女の心の声が聞こえてきそうです。  自らの過ちにカットニスが気付き始めた瞬間、その代償と呼ぶにはあまりに無慈悲な現実がカットニスを襲います。なかなか事態が好転しない理不尽なシリーズものをここまで見てきたからこそ、最後はもう少し爽快な結末を期待していたんですけどね。残念です。  このシリーズの1作目を見たとき、日本で不評の意味がよくわかったものです。  そしてこの最終作を見たとき、実は1作目が一番面白かったんじゃないだろーかと思えてしまう不思議。  [ブルーレイ(字幕)] 4点(2022-07-28 07:24:29)(良:1票) 《改行有》

1976.  ハンガー・ゲーム2 《ネタバレ》  これだったらまだ前作のほうが良かったかな。  バトルロワイアル的要素はほとんどなくなり、対トラップ戦ばかり。  キャラクターも、イケメンとおばあさん。地味な内職系コンビ。エレベーターで裸になるお姉さん。この人たち以外誰が誰やらさっぱりわかりません。  夜になると、ちゃららららーん、誰?ちゃららららーん、誰?ちゃららららーん、誰?知らない人の顔が次々と夜空に浮かび上がります。しかも2夜連続。  そして極めつけは終わり方。ザ・続く。  映画のシリーズもの自体に否定的な考え方を持っているわけではありません。例えばバックトゥ・ザ・フューチャーやマーベル作品。名作ぞろいだと思っています。前述の作品のように、シリーズ共通の登場人物、世界観であっても、1回1回を1つの作品として完結させるのであれば問題ありません。  ですがこの作品は完結せずに終わらせてしまいました。そんなのは連続テレビドラマであって映画とは言わない。映画作品として発信する以上は最低限のマナーは守ってほしいものです。  今作で良かったのはチーム感。前作では嫌なやつでしかなかったエフィーだって、なんだかしんみりしちゃってチームの一員という雰囲気に。  そして望んでいた現体制への革命の兆し。  今作だけで見れば不満のほうが大きいです。  ですが次作への期待感というそれ1点においてのみ、今作はそれなりに貢献できていると思います。  それから『次に何が起こるんだろう』と気になってそれなりに集中が途切れないのも今作の良いところかもしれません。  ただ『内容が無いよう』に対し、この長尺はちょっとかんべん。  どう見ても割愛できるシーンやテンポアップできるシーンがいくつもあります。  もう少し頑張りましょう。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2022-07-11 02:50:38)《改行有》

1977.  キラー・スナイパー 《ネタバレ》  もうはちゃめちゃ。出てくる人間がクズばっかり。誰にも共感できないのはもちろんのこと、終始イライラさせられる人物ばかり。その筆頭は兄クリス。  妹思い?いやいや、自分を慕ってくれるのが妹だけなので、ただ手放したくないだけでしょう。  アンセルとシャーラは社会の底辺の人間ではありますが、まあクリスに比べればマシかと。それなりにドティのことも考えているし。と、思っていたのですが、最後でどんでん返されました。  まず真相がわかったときに、シャーラもクズ決定。こいつはとんでもない女だ。こいつがジョーにぼこぼこにされたときはスカッとします。  まともなのはアンセルだけかと思っていたら、保身のためにジョーがクリスを殺そうとするのに加担する。よく殺されそうになっている自分の息子の足を押さえつけられるもんだ。アンセルは周りに流されるだけのダメ人間。撃たれて当然。  ってゆーかどこがスナイパーやねん。邦題に偽りありすぎでしょう。  更には何一つ解決せず、なんの救いも示されないまま映画は唐突に終わりを迎えます。  正直ドティのかわいさ以外見るべきところがありません。  マフィアのボスが一番まともな人間に見えるんだから、とてもまともな映画じゃねぇや。[DVD(字幕)] 4点(2022-04-15 00:44:02)《改行有》

1978.  アマルフィ 女神の報酬 《ネタバレ》  わくわくしないサスペンス。ハラハラしないサスペンス。この内容に対して時間がそもそも長すぎやしないかと。  『誘拐』と『G8会談テロ』の同時進行になるんだろうと早い段階で予測できちゃうわけですが、どちらかというと『誘拐』メイン。ですがやはりその『誘拐』は『テロ計画』の一部だったわけで。まあそれは物語としては全然好きなんですけど、だとしたら誘拐犯が黒田や母親を右往左往させる意味がまるでないですよね。ましてや警備会社のサーバーをダウンさせるなんていう大役を無関係な母親にさせるなんて論外でしょう。  黒田と母親は事情があったとはいえ、警備会社であれだけの騒ぎを起こし、地元警察に銃を向けた挙句テロ計画の片棒を担がされたわけです。無罪放免?そんなバカな。それはそれで罪に問われないとおかしいでしょう。  前半から中盤にかけてはテンポよく見せていますが、実は1時間もかけてストーリーがほとんど動いていません。だからなのか凄く退屈に感じます。  大塚寧々や伊藤淳史や福山雅治の無駄使い。好きな役者さんたちが出ているのでちょっと期待していたのですが、これじゃあ出ていないのと一緒です。正直時間の無駄と思える作品でした。[DVD(邦画)] 4点(2021-12-12 19:48:21)(良:1票) 《改行有》

1979.  ブルックリン 《ネタバレ》  ああ、もう言いたいことは「かたゆき」さんが全部言ってくれています。そーです。主人公の女性エイリシュ。この人に中盤以降全く共感できないのです。  エイリシュがブルックリンで出会ったイタリア人のトニー。そしてその家族。みんなとても良い人。エイリシュにとても親切で本当によくしてくれます。エイリシュはトニーと恋仲になり、その家族にも公認されます。籍を入れ、未来を誓い合う二人。それなのに、こんなによくしてくれたトニーとその家族を裏切ろうとします。  結局近くにいる人から好意を寄せられたらそっちにいっちゃう人なんです。居心地が良ければ簡単に流されちゃう人なんです。いや、こーゆー人は結構います。でも映画でそんなとこ見せられちゃあがっかりです。  逆なら良かったです。最初がそんな人だったんだけど、そこから成長していくという物語なら文句はありません。  こいつがもしトニーと結婚していなかったら、ブルックリン在中の人の密告がなかったら、きっとエイリシュはトニーを裏切って故郷に身を落ち着けたことでしょう。  つまり、エイリシュは最初から最後まで自分のことしか考えていない超自己チュー女。  結婚していたことがばれると、あろうことか故郷のことを悪く言い、ブルックリンに逃げ帰り、何事もなかったかのように何も知らないトニーとハグします。クソ女です。後味が良くないハッピーエンドはもはやハッピーじゃねーよ。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2021-12-12 16:00:24)(良:1票) 《改行有》

1980.  スポットライト 世紀のスクープ 《ネタバレ》  さすがに人が多すぎて状況、内容、人物関係をつかむだけで精一杯。  大筋はわかるのですが、細部ではわからないところがちょこちょこあって。  『実話を元に・・・』っていうのはわかるんですが、このわかりにくさは映画としてどーだろうかと思います。  被害者はいっぱい出てくるのですが加害者はほとんどでてきません。枢機卿と元神父が一人くらい?この元神父もあっさり『いたずらはしたよー。』って全然悪びれた感じがないのがリアル。むしろ『レイプはしていない。なぜかって?俺がレイプされたからさー』って新たな謎を提示し、加害者というより被害者然としている始末。更にはサーシャが『それは誰に?』っていう質問には答えないまま奥さん出てきてシャットダウン。この人物のこと掘り下げるのかと思いきや、これ以上は掘り下げないんですよねー。性的虐待を受けた者は性的虐待をするようになるという事実を提示するエピソードだっただけかもしれません。  ただこんな感じでエピソードの切り貼りをしただけのような映画の構成。ちょっと苦手です。  出版されるタイミングが遅らされた理由がピンとこなかったのは私だけでしょうか。  印象的だったのはラストのほうで、この記事が新聞に掲載される日、マイクが協力してくれた弁護士を訪ねるシーン。2週間前に教会で性的虐待を受けた子供たちが弁護士事務所に来ているんです。もし出版が早ければ、こーゆー新たな犠牲者は出なかったかもしれません。このときの子供たちを見るマイクのまなざしが、決してこの映画はめでたしめでたしで終わっていないことを教えてくれます。  はあ・・・疲れた・・。[DVD(字幕)] 4点(2021-11-21 16:51:55)《改行有》

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